JPH0525342A - 難帯電性塩素含有樹脂組成物 - Google Patents
難帯電性塩素含有樹脂組成物Info
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- JPH0525342A JPH0525342A JP17826091A JP17826091A JPH0525342A JP H0525342 A JPH0525342 A JP H0525342A JP 17826091 A JP17826091 A JP 17826091A JP 17826091 A JP17826091 A JP 17826091A JP H0525342 A JPH0525342 A JP H0525342A
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- chlorine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塩素含有樹脂の成形体の帯電防止性、透明性
を向上させる。 【構成】 下記一般式〔I〕で示されるエーテル結合含
有脂肪族二塩基酸エステルと、下記一般式〔II〕で示さ
れるN−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリアル
キルアンモニウム塩と、塩素含有樹脂とを含有する組成
物である。塩素含有樹脂100重量部に対してこのエー
テル結合含有脂肪族二塩基酸エステルは1〜120重量
部、このN−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリ
アルキルアンモニウム塩は1〜20重量部含有される。 【化1】 (式中、R1、R2は炭素数1〜13のアルキル基、
A1、A2は炭素数2〜4のアルキレン基、n1、n2は1
〜3の整数、mは4〜10の整数を示す)。 【化2】 (式中、R3、R4及びR5のうち1つは炭素数8〜18
のアルキル基で、かつ他は炭素数1〜5のアルキル基、
A3は炭素数2〜4のアルキレン基、n3は1〜5の整
数、X-は塩素イオン、塩素酸イオン、過塩素酸イオン
を示す)。
を向上させる。 【構成】 下記一般式〔I〕で示されるエーテル結合含
有脂肪族二塩基酸エステルと、下記一般式〔II〕で示さ
れるN−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリアル
キルアンモニウム塩と、塩素含有樹脂とを含有する組成
物である。塩素含有樹脂100重量部に対してこのエー
テル結合含有脂肪族二塩基酸エステルは1〜120重量
部、このN−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリ
アルキルアンモニウム塩は1〜20重量部含有される。 【化1】 (式中、R1、R2は炭素数1〜13のアルキル基、
A1、A2は炭素数2〜4のアルキレン基、n1、n2は1
〜3の整数、mは4〜10の整数を示す)。 【化2】 (式中、R3、R4及びR5のうち1つは炭素数8〜18
のアルキル基で、かつ他は炭素数1〜5のアルキル基、
A3は炭素数2〜4のアルキレン基、n3は1〜5の整
数、X-は塩素イオン、塩素酸イオン、過塩素酸イオン
を示す)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩素含有樹脂を含有す
る難帯電性樹脂組成物に関し、より詳しくは、帯電防止
性、透明性に優れた難帯電性塩素含有樹脂組成物に関す
る。
る難帯電性樹脂組成物に関し、より詳しくは、帯電防止
性、透明性に優れた難帯電性塩素含有樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種樹脂成形体、特に塩化ビニル系樹脂
成形体に帯電防止効果を付与するための帯電防止剤、も
しくは帯電防止性組成物が知られている。例えば、特公
昭40−7366号公報には下記式〔III〕で示される
第4アンモニウム塩が帯電防止剤として開示されてい
る。
成形体に帯電防止効果を付与するための帯電防止剤、も
しくは帯電防止性組成物が知られている。例えば、特公
昭40−7366号公報には下記式〔III〕で示される
第4アンモニウム塩が帯電防止剤として開示されてい
る。
【0003】
【化3】
【0004】ここで、R6は炭素数8〜22のアルキル
基、アルケニル基など;R7、R8およびR9は、それぞ
れ独立して炭素数1〜4のアルキル基またはヒドロキシ
アルキル基;そしてX-は, 過ハロゲン酸アニオン、ベ
ンゼンスルホン酸アニオンなどである。しかし、このよ
うなタイプの化合物は、各種樹脂に配合して成形体を調
製した場合の帯電防止効果が充分であるとはいえない。
充分な帯電防止性を付与するために大量に配合すると該
配合物の熱安定性が低下し、成形時に変色を起こした
り、成形後にも経時的に変色・劣化しやすい。
基、アルケニル基など;R7、R8およびR9は、それぞ
れ独立して炭素数1〜4のアルキル基またはヒドロキシ
アルキル基;そしてX-は, 過ハロゲン酸アニオン、ベ
ンゼンスルホン酸アニオンなどである。しかし、このよ
うなタイプの化合物は、各種樹脂に配合して成形体を調
製した場合の帯電防止効果が充分であるとはいえない。
充分な帯電防止性を付与するために大量に配合すると該
配合物の熱安定性が低下し、成形時に変色を起こした
り、成形後にも経時的に変色・劣化しやすい。
【0005】この他に帯電防止効果を付与し得る化合物
としては、芳香族、脂肪族あるいは脂環式のモノあるい
はジカルボン酸、エーテル結合含有アルキルアルコール
とのエステルが特開昭59−105037号公報に開示
されている。上記化合物は塩化ビニル系樹脂に配合する
可塑剤として開示され、可塑効果と同時に帯電防止効果
を付与し得ることが記載されている。上記公報に開示さ
れた化合物のうち分子量の比較的小さな化合物は帯電防
止性に優れ、同時に樹脂の可塑化効果および樹脂との相
溶性にも優れる。しかし、分子量が小さいため、配合さ
れた樹脂成形体から揮発したり、成形体表面に移行して
ブリードが生じて透明性が低下する。分子量の大きな化
合物は、上記成形体からの揮発、ブリードは起こらず、
可塑剤としての特性は優れているが、帯電防止性が不充
分である。
としては、芳香族、脂肪族あるいは脂環式のモノあるい
はジカルボン酸、エーテル結合含有アルキルアルコール
とのエステルが特開昭59−105037号公報に開示
されている。上記化合物は塩化ビニル系樹脂に配合する
可塑剤として開示され、可塑効果と同時に帯電防止効果
を付与し得ることが記載されている。上記公報に開示さ
れた化合物のうち分子量の比較的小さな化合物は帯電防
止性に優れ、同時に樹脂の可塑化効果および樹脂との相
溶性にも優れる。しかし、分子量が小さいため、配合さ
れた樹脂成形体から揮発したり、成形体表面に移行して
ブリードが生じて透明性が低下する。分子量の大きな化
合物は、上記成形体からの揮発、ブリードは起こらず、
可塑剤としての特性は優れているが、帯電防止性が不充
分である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
欠点を解決するものであり、その目的は、帯電防止性及
び透明性に優れた難帯電性組成物を提供することにあ
る。
欠点を解決するものであり、その目的は、帯電防止性及
び透明性に優れた難帯電性組成物を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の難帯電性塩素含
有組成物は、下記一般式〔I〕で示されるエーテル結合
含有脂肪族二塩基酸エステルと、下記一般式〔II〕で示
されるN−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリア
ルキルアンモニウム塩と、塩素含有樹脂とを含有する難
帯電性塩素含有樹脂組成物であり、該塩素含有樹脂10
0重量部に対して該エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エ
ステルが1〜120重量部、かつ該N−ポリオキシアル
キレン−N, N, N−トリアルキルアンモニウム塩が1
〜20重量部含有されていることを特徴とし、そのこと
により上記目的が達成される。
有組成物は、下記一般式〔I〕で示されるエーテル結合
含有脂肪族二塩基酸エステルと、下記一般式〔II〕で示
されるN−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリア
ルキルアンモニウム塩と、塩素含有樹脂とを含有する難
帯電性塩素含有樹脂組成物であり、該塩素含有樹脂10
0重量部に対して該エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エ
ステルが1〜120重量部、かつ該N−ポリオキシアル
キレン−N, N, N−トリアルキルアンモニウム塩が1
〜20重量部含有されていることを特徴とし、そのこと
により上記目的が達成される。
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R1、R2はそれぞれ炭素数1〜1
3のアルキル基、A1、A2はそれぞれ炭素数2〜4のア
ルキレン基、n1、n2はそれぞれ1〜3の整数、mは4
〜10の整数を示す)。
3のアルキル基、A1、A2はそれぞれ炭素数2〜4のア
ルキレン基、n1、n2はそれぞれ1〜3の整数、mは4
〜10の整数を示す)。
【0010】
【化5】
【0011】(式中、R3、R4及びR5のうち1つは炭
素数8〜18のアルキル基で、かつ他はそれぞれ炭素数
1〜5のアルキル基、A3は炭素数2〜4のアルキレン
基、n3は1〜5の整数、X-は塩素イオン、塩素酸イオ
ン、過塩素酸イオンを示す)。
素数8〜18のアルキル基で、かつ他はそれぞれ炭素数
1〜5のアルキル基、A3は炭素数2〜4のアルキレン
基、n3は1〜5の整数、X-は塩素イオン、塩素酸イオ
ン、過塩素酸イオンを示す)。
【0012】次に本発明を詳しく説明する。
【0013】本発明に使用される塩素含有樹脂として
は、特に塩化ビニル系樹脂(塩化ビニルホモポリマーま
たはコポリマー)が好適である。
は、特に塩化ビニル系樹脂(塩化ビニルホモポリマーま
たはコポリマー)が好適である。
【0014】本発明に使用されるエーテル結合含有脂肪
族二塩基酸エステルは、可塑剤であり、前記一般式
〔I〕で示されるものである。このエーテル結合含有脂
肪族二塩基酸エステル〔I〕が樹脂中に含有されること
により、本発明の難帯電性組成物の帯電防止性が向上す
る。上記エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エステル
〔I〕は、脂肪族二塩基酸と、エチレンまたはプロピレ
ングリコールのモノアルキルエーテルとのエステル化反
応によって得られる。上記脂肪族二塩基酸としては、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸などがある。上記
エチレンまたはプロピレングリコールのモノアルキルエ
ーテルとしては、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、ジエ
チレングリコールn−ヘキシルエーテル、エチレングリ
コールn−ヘキシルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルエーテルなどがある。
族二塩基酸エステルは、可塑剤であり、前記一般式
〔I〕で示されるものである。このエーテル結合含有脂
肪族二塩基酸エステル〔I〕が樹脂中に含有されること
により、本発明の難帯電性組成物の帯電防止性が向上す
る。上記エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エステル
〔I〕は、脂肪族二塩基酸と、エチレンまたはプロピレ
ングリコールのモノアルキルエーテルとのエステル化反
応によって得られる。上記脂肪族二塩基酸としては、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸などがある。上記
エチレンまたはプロピレングリコールのモノアルキルエ
ーテルとしては、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、ジエ
チレングリコールn−ヘキシルエーテル、エチレングリ
コールn−ヘキシルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルエーテルなどがある。
【0015】上記エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エス
テルは、塩素含有樹脂100重量部に対して1〜120
重量部含有される。エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エ
ステルの含有量が1重量部未満の場合には、塩素含有樹
脂の成形体の柔軟性がなくなり、帯電防止効果もなくな
る。一方、120重量部を超える場合には、このエステ
ルがブリードし、得られる成形体表面を汚染する。
テルは、塩素含有樹脂100重量部に対して1〜120
重量部含有される。エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エ
ステルの含有量が1重量部未満の場合には、塩素含有樹
脂の成形体の柔軟性がなくなり、帯電防止効果もなくな
る。一方、120重量部を超える場合には、このエステ
ルがブリードし、得られる成形体表面を汚染する。
【0016】上記エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エス
テルは、塩素含有樹脂に要求される柔軟性、強度などに
合わせて一般的に使用される他の可塑剤と混合しても良
いが、可塑剤配合量5〜40重量%、特に5〜30重量
%の塩素含有樹脂の成形体の製造を目的とする場合に
は、上記エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エステルを単
独で配合する方が好ましい。
テルは、塩素含有樹脂に要求される柔軟性、強度などに
合わせて一般的に使用される他の可塑剤と混合しても良
いが、可塑剤配合量5〜40重量%、特に5〜30重量
%の塩素含有樹脂の成形体の製造を目的とする場合に
は、上記エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エステルを単
独で配合する方が好ましい。
【0017】本発明に使用されるN−ポリオキシアルキ
レン−N, N,N−トリアルキルアンモニウム塩は、前
記一般式〔II〕で示されるものであり、帯電防止剤であ
るが、エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エステルと併用
することによりその帯電防止能が飛躍的に向上する。
レン−N, N,N−トリアルキルアンモニウム塩は、前
記一般式〔II〕で示されるものであり、帯電防止剤であ
るが、エーテル結合含有脂肪族二塩基酸エステルと併用
することによりその帯電防止能が飛躍的に向上する。
【0018】上記N−ポリオキシアルキレン−N, N,
N−トリアルキルアンモニウム塩の含有量は、塩素含有
樹脂100重量部に対して1〜20重量部である。N−
ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリアルキルアン
モニウム塩の含有量が1重量部未満の場合には、帯電防
止効果が小さく、一方、20重量部を超える場合には、
帯電防止効果は大きいが、樹脂との相溶性が不十分であ
る。
N−トリアルキルアンモニウム塩の含有量は、塩素含有
樹脂100重量部に対して1〜20重量部である。N−
ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリアルキルアン
モニウム塩の含有量が1重量部未満の場合には、帯電防
止効果が小さく、一方、20重量部を超える場合には、
帯電防止効果は大きいが、樹脂との相溶性が不十分であ
る。
【0019】軟質の塩素含有樹脂の成形品の製造を目的
とする場合には、例えば、軟質塩化ビニル樹脂(可塑剤
配合量30〜120重量部)に添加する場合、この塩化
ビニル樹脂100重量部に対して上記N−ポリオキシア
ルキレン−N,N, N−トリアルキルアンモニウム塩の
添加量は1〜4重量部が好ましい。この添加量が5重量
部を超えると得られる成形体にブリードが生じ、また帯
電防止効果が添加量の割には低くならない。
とする場合には、例えば、軟質塩化ビニル樹脂(可塑剤
配合量30〜120重量部)に添加する場合、この塩化
ビニル樹脂100重量部に対して上記N−ポリオキシア
ルキレン−N,N, N−トリアルキルアンモニウム塩の
添加量は1〜4重量部が好ましい。この添加量が5重量
部を超えると得られる成形体にブリードが生じ、また帯
電防止効果が添加量の割には低くならない。
【0020】一方、半硬質の塩素含有樹脂の成形品の製
造を目的とする場合には、例えば、上記エーテル結合含
有脂肪族二塩基酸エステルの添加量が塩素樹脂100重
量部に対して1〜30重量部、特に10〜20重量部の
場合、上記N−ポリオキシアルキレン−N, N, N−ト
リアルキルアンモニウム塩の添加量を多くしても、得ら
れる成形体にブリードが見られず、透明性が良好であ
り、かつ帯電防止性が向上する。
造を目的とする場合には、例えば、上記エーテル結合含
有脂肪族二塩基酸エステルの添加量が塩素樹脂100重
量部に対して1〜30重量部、特に10〜20重量部の
場合、上記N−ポリオキシアルキレン−N, N, N−ト
リアルキルアンモニウム塩の添加量を多くしても、得ら
れる成形体にブリードが見られず、透明性が良好であ
り、かつ帯電防止性が向上する。
【0021】本発明の難帯電性塩素含有樹脂組成物は、
通常使用される充填剤、顔料、安定剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤などを添加しても良い。
通常使用される充填剤、顔料、安定剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤などを添加しても良い。
【0022】
【実施例】本発明を実施例を挙げて説明する。
【0023】実施例1 重合度1300のポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に
アジピン酸ジ−ヘキソキシエチル(DHGA)15重量
部、N−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリオク
チルアンモニウム過塩素酸塩15重量部、エポキシ化大
豆油3重量部、及びバリウム−亜鉛系液状安定剤2重量
部を加え、ミキシングロールで混練、ゲル化して0.6
mmのシートを取り出し、このシートを2枚合わせて1
70℃で7分間プレスし、厚み1mmのシートを得た。
得られたシートは透明であり、20℃、65%RHの条
件で24時間養成し、表面状態を観察した結果、ブリー
ドが見られず、透明性も良好であった。このシートの電
気特性をJISK−6911に従って測定した結果、表
面固有抵抗3.5×109Ω/□、体積固有抵抗7.0
×109Ω・cmであり、帯電防止性が良好であった。
アジピン酸ジ−ヘキソキシエチル(DHGA)15重量
部、N−ポリオキシアルキレン−N, N, N−トリオク
チルアンモニウム過塩素酸塩15重量部、エポキシ化大
豆油3重量部、及びバリウム−亜鉛系液状安定剤2重量
部を加え、ミキシングロールで混練、ゲル化して0.6
mmのシートを取り出し、このシートを2枚合わせて1
70℃で7分間プレスし、厚み1mmのシートを得た。
得られたシートは透明であり、20℃、65%RHの条
件で24時間養成し、表面状態を観察した結果、ブリー
ドが見られず、透明性も良好であった。このシートの電
気特性をJISK−6911に従って測定した結果、表
面固有抵抗3.5×109Ω/□、体積固有抵抗7.0
×109Ω・cmであり、帯電防止性が良好であった。
【0024】実施例2 実施例1において、DHGAの代わりにセバチル酸ジ−
ブトシキエチル10重量部、N−ポリオキシアルキレン
−N, N, N−トリオクチルアンモニウム過塩素酸塩の
代わりにN−ジエチレン−N,N,N−ラウリル−ジプ
ロピルアンモニウム過塩素酸塩10重量部を用いる以外
は、実施例1と同様にしてシートを得た。実施例1と同
様にして電気特性を測定した結果、表面固有抵抗1.0
×1010Ω/□、体積固有抵抗5.0×1010Ω・cm
であり、帯電防止性が良好であった。
ブトシキエチル10重量部、N−ポリオキシアルキレン
−N, N, N−トリオクチルアンモニウム過塩素酸塩の
代わりにN−ジエチレン−N,N,N−ラウリル−ジプ
ロピルアンモニウム過塩素酸塩10重量部を用いる以外
は、実施例1と同様にしてシートを得た。実施例1と同
様にして電気特性を測定した結果、表面固有抵抗1.0
×1010Ω/□、体積固有抵抗5.0×1010Ω・cm
であり、帯電防止性が良好であった。
【0025】実施例3 実施例1において、DHGAの代わりにデカンジ−カル
ボン酸ジ−ブトシキエチル30重量部、N−ポリオキシ
アルキレン−N, N, N−トリオクチルアンモニウム過
塩素酸塩の代わりにN−テトラエチレン−N,N,N−
ラウリル−ジメチルアンモニウム過塩素酸塩20重量部
を用いる以外は、実施例1と同様にしてシートを得た。
実施例1と同様にして電気特性を測定した結果、表面固
有抵抗1.5×109Ω/□、体積固有抵抗4.5×1
09Ω・cmであり、帯電防止性が良好であった。
ボン酸ジ−ブトシキエチル30重量部、N−ポリオキシ
アルキレン−N, N, N−トリオクチルアンモニウム過
塩素酸塩の代わりにN−テトラエチレン−N,N,N−
ラウリル−ジメチルアンモニウム過塩素酸塩20重量部
を用いる以外は、実施例1と同様にしてシートを得た。
実施例1と同様にして電気特性を測定した結果、表面固
有抵抗1.5×109Ω/□、体積固有抵抗4.5×1
09Ω・cmであり、帯電防止性が良好であった。
【0026】実施例4 実施例1において、DHGA80重量部、N−ポリオキ
シアルキレン−N, N, N−トリオクチルアンモニウム
過塩素酸塩の代わりにN−トリエチレン−N,N,N−
オクチル−ジメチルアンモニウム過塩素酸塩4重量部を
用いる以外は、実施例1と同様にしてシートを得た。こ
のシートは、実施例1と同様にして表面状態を観察した
結果、ブリードが見られず、透明性も良好であった。ま
た実施例1と同様にして電気特性を測定した結果、表面
固有抵抗8.5×106Ω/□、体積固有抵抗1.5×
107Ω・cmであり、帯電防止性が良好であった。
シアルキレン−N, N, N−トリオクチルアンモニウム
過塩素酸塩の代わりにN−トリエチレン−N,N,N−
オクチル−ジメチルアンモニウム過塩素酸塩4重量部を
用いる以外は、実施例1と同様にしてシートを得た。こ
のシートは、実施例1と同様にして表面状態を観察した
結果、ブリードが見られず、透明性も良好であった。ま
た実施例1と同様にして電気特性を測定した結果、表面
固有抵抗8.5×106Ω/□、体積固有抵抗1.5×
107Ω・cmであり、帯電防止性が良好であった。
【0027】
【発明の効果】本発明の難帯電性塩素含有組成物によれ
ば、このように、帯電防止性及び透明性に半硬質の成形
体を提供することができ、さらに、軟質の成形体におい
ても帯電防止性を向上させることができる。
ば、このように、帯電防止性及び透明性に半硬質の成形
体を提供することができ、さらに、軟質の成形体におい
ても帯電防止性を向上させることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】下記一般式〔I〕で示されるエーテル結合
含有脂肪族二塩基酸エステルと、下記一般式〔II〕で示
されるN−ポリオキシアルキレン−N, N,N−トリア
ルキルアンモニウム塩と、塩素含有樹脂とを含有する難
帯電性塩素含有樹脂組成物であって、該塩素含有樹脂1
00重量部に対して該エーテル結合含有脂肪族二塩基酸
エステルが1〜120重量部、かつ該N−ポリオキシア
ルキレン−N, N, N−トリアルキルアンモニウム塩が
1〜20重量部含有されていることを特徴とする難帯電
性塩素含有樹脂組成物。 【化1】 (式中、R1、R2はそれぞれ炭素数1〜13のアルキル
基、A1、A2はそれぞれ炭素数2〜4のアルキレン基、
n1、n2はそれぞれ1〜3の整数、mは4〜10の整数
を示す)。 【化2】 (式中、R3、R4及びR5のうち1つは炭素数8〜18
のアルキル基で、かつ他はそれぞれ炭素数1〜5のアル
キル基、A3は炭素数2〜4のアルキレン基、n3は1〜
5の整数、X-は塩素イオン、塩素酸イオン、過塩素酸
イオンを示す)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17826091A JPH0525342A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 難帯電性塩素含有樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17826091A JPH0525342A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 難帯電性塩素含有樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525342A true JPH0525342A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16045386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17826091A Pending JPH0525342A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 難帯電性塩素含有樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525342A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015141181A1 (ja) * | 2014-03-19 | 2015-09-24 | 日本ゼオン株式会社 | 塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体及び積層体 |
| CN106068304A (zh) * | 2014-03-18 | 2016-11-02 | 日本瑞翁株式会社 | 氯乙烯树脂组合物、氯乙烯树脂成型体和层叠体 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS6490242A (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-06 | Sekisui Chemical Co Ltd | Antistatic chlorinated resin composition |
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1991
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