JPH05254163A - 画像記録装置および画像記録方法 - Google Patents
画像記録装置および画像記録方法Info
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- JPH05254163A JPH05254163A JP4053895A JP5389592A JPH05254163A JP H05254163 A JPH05254163 A JP H05254163A JP 4053895 A JP4053895 A JP 4053895A JP 5389592 A JP5389592 A JP 5389592A JP H05254163 A JPH05254163 A JP H05254163A
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- Japan
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- recording
- sheet
- thermal
- heat
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 より少ない熱エネルギーで、高画質な画像を
形成することができる画像記録装置および画像記録方
法。 【構成】 感熱転写記録用インクシート2と被記録シー
ト6とを挟んで、対向するサーマルヘッドに装備された
発熱素子列12と発熱素子列13との位相が異なる画像
記録装置で、感熱転写記録用インクシート2のインク層
と被記録シート6の受像層とを圧着し、感熱転写記録用
インクシート2の支持体側から、サーマルヘッドにより
イメージワイズに熱エネルギーを付与すると同時に、被
記録シート6の支持部材側から、サーマルヘッドとは異
なるサーマルヘッドによりイメージワイズに熱エネルギ
ーを付与する。
形成することができる画像記録装置および画像記録方
法。 【構成】 感熱転写記録用インクシート2と被記録シー
ト6とを挟んで、対向するサーマルヘッドに装備された
発熱素子列12と発熱素子列13との位相が異なる画像
記録装置で、感熱転写記録用インクシート2のインク層
と被記録シート6の受像層とを圧着し、感熱転写記録用
インクシート2の支持体側から、サーマルヘッドにより
イメージワイズに熱エネルギーを付与すると同時に、被
記録シート6の支持部材側から、サーマルヘッドとは異
なるサーマルヘッドによりイメージワイズに熱エネルギ
ーを付与する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置および画像
記録方法に関し、さらに詳しくは、サーマルヘッドの解
像度よりも優れた解像度を有する画像を、高速度、かつ
少ない熱エネルギーで形成することができる画像記録装
置および画像記録方法に関する。
記録方法に関し、さらに詳しくは、サーマルヘッドの解
像度よりも優れた解像度を有する画像を、高速度、かつ
少ない熱エネルギーで形成することができる画像記録装
置および画像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に感
熱転写記録方式によって表現できる階調数は銀塩写真法
に比べて少なく、解像度や階調の優れた画像を再現する
ことは困難である。階調を表現する方法として、ディザ
法、濃度パターン法、画素分配法等の2値化手法が用い
られているが、加熱手段としてサーマルヘッドを使用し
ているので、解像度はサーマルヘッドに装着されている
発熱素子の大きさとドット密度とに依存する。
熱転写記録方式によって表現できる階調数は銀塩写真法
に比べて少なく、解像度や階調の優れた画像を再現する
ことは困難である。階調を表現する方法として、ディザ
法、濃度パターン法、画素分配法等の2値化手法が用い
られているが、加熱手段としてサーマルヘッドを使用し
ているので、解像度はサーマルヘッドに装着されている
発熱素子の大きさとドット密度とに依存する。
【0003】通常、実用レベルで使用されているシリア
ルプリンタ用サーマルヘッドは、一つの発熱素子の大き
さが150μm×40μm程度であり、ラインプリンタ
用サーマルヘッドは、400dpi(ドット/インチ:
mm単位系で規定すると16ドット/mm)である。し
かし、より優れた階調表現を目的として、発熱素子を小
さくすると画像が形成できるまで長時間に渡っての印加
が必要になり、ついには画像形成に必要な熱エネルギー
を供給することができない状態になる。更に、ドット数
(発熱素子数)を増加させることによって、各発熱素子
に不良状態の発生する可能性が高くなり、歩留まりの悪
化が生じる。
ルプリンタ用サーマルヘッドは、一つの発熱素子の大き
さが150μm×40μm程度であり、ラインプリンタ
用サーマルヘッドは、400dpi(ドット/インチ:
mm単位系で規定すると16ドット/mm)である。し
かし、より優れた階調表現を目的として、発熱素子を小
さくすると画像が形成できるまで長時間に渡っての印加
が必要になり、ついには画像形成に必要な熱エネルギー
を供給することができない状態になる。更に、ドット数
(発熱素子数)を増加させることによって、各発熱素子
に不良状態の発生する可能性が高くなり、歩留まりの悪
化が生じる。
【0004】また、サーマルヘッドによる加熱を感熱転
写記録用インクシート側もしくは被記録シート側のどち
らか一方から行なうと、反対側から熱エネルギーが放熱
拡散してしまい、熱効率がきわめて悪く、加熱時間を長
く必要とする。本発明は前記の事情に基づいてなされた
ものである。すなわち、本発明の目的は、より少ない熱
エネルギーで、高画質な画像を形成することができる画
像記録装置および画像記録方法を提供することにある。
写記録用インクシート側もしくは被記録シート側のどち
らか一方から行なうと、反対側から熱エネルギーが放熱
拡散してしまい、熱効率がきわめて悪く、加熱時間を長
く必要とする。本発明は前記の事情に基づいてなされた
ものである。すなわち、本発明の目的は、より少ない熱
エネルギーで、高画質な画像を形成することができる画
像記録装置および画像記録方法を提供することにある。
【0005】
【前記課題を解決するための手段】前記目的を達成する
ための請求項1に記載の本発明は、感熱転写記録用イン
クシートと、被記録シートと、少なくとも2基のサーマ
ルヘッドとを有し、前記サーマルヘッドが前記感熱転写
記録用インクシートの支持体側および前記被記録シート
の支持部材側から熱エネルギーを供給するように配備さ
れるとともに、対向するサーマルヘッドに装着された発
熱素子の配列が実質的に位相を異にすることを特徴とす
る画像記録装置であり、請求項2に記載の本発明は、感
熱転写記録用インクシートと、被記録シートと、少なく
とも2基のサーマルヘッドとを有し、前記サーマルヘッ
ドが前記感熱転写記録用インクシートの支持体側および
前記被記録シートの支持部材側から熱エネルギーを供給
するように配備されるとともに、対向するサーマルヘッ
ドの解像度が実質的に異なることを特徴とする画像記録
装置であり、請求項3に記載の本発明は、感熱転写記録
用インクシートのインク層と被記録シートの受像層とを
圧着し、前記感熱転写記録用インクシートの支持体側お
よび前記被記録シートの支持部材側から、同期させた複
数本のサーマルヘッドによって加熱を行なうことで、前
記受像層表面に前記サーマルヘッドの解像度よりも高い
解像度を有する画像を形成することを特徴とする画像記
録方法であり、請求項4に記載の本発明は、感熱転写記
録用インクシートのインク層と被記録シートの受像層と
を圧着し、前記感熱転写記録用インクシートの支持体側
および前記被記録シートの支持部材側から、同期させた
複数のサーマルヘッドによって加熱を行なうことで形成
した、前記受像層が有する画像を、前記被記録シートと
は異なる被記録シートに再度熱転写する前記請求項3に
記載の画像記録方法であり、請求項5に記載の本発明
は、前記インク層と圧着させる前記受像層が剥離転写可
能である前記請求項3および前記請求項4のいずれかに
記載の画像記録方法であり、請求項6に記載の本発明
は、前記インク層が、熱溶融性インク層である前記請求
項3〜5のいずれかに記載の画像記録方法であり、請求
項7に記載の本発明は、前記インク層が、熱拡散性色素
含有インク層である前記請求項3〜5のいずれかに記載
の画像記録方法である。
ための請求項1に記載の本発明は、感熱転写記録用イン
クシートと、被記録シートと、少なくとも2基のサーマ
ルヘッドとを有し、前記サーマルヘッドが前記感熱転写
記録用インクシートの支持体側および前記被記録シート
の支持部材側から熱エネルギーを供給するように配備さ
れるとともに、対向するサーマルヘッドに装着された発
熱素子の配列が実質的に位相を異にすることを特徴とす
る画像記録装置であり、請求項2に記載の本発明は、感
熱転写記録用インクシートと、被記録シートと、少なく
とも2基のサーマルヘッドとを有し、前記サーマルヘッ
ドが前記感熱転写記録用インクシートの支持体側および
前記被記録シートの支持部材側から熱エネルギーを供給
するように配備されるとともに、対向するサーマルヘッ
ドの解像度が実質的に異なることを特徴とする画像記録
装置であり、請求項3に記載の本発明は、感熱転写記録
用インクシートのインク層と被記録シートの受像層とを
圧着し、前記感熱転写記録用インクシートの支持体側お
よび前記被記録シートの支持部材側から、同期させた複
数本のサーマルヘッドによって加熱を行なうことで、前
記受像層表面に前記サーマルヘッドの解像度よりも高い
解像度を有する画像を形成することを特徴とする画像記
録方法であり、請求項4に記載の本発明は、感熱転写記
録用インクシートのインク層と被記録シートの受像層と
を圧着し、前記感熱転写記録用インクシートの支持体側
および前記被記録シートの支持部材側から、同期させた
複数のサーマルヘッドによって加熱を行なうことで形成
した、前記受像層が有する画像を、前記被記録シートと
は異なる被記録シートに再度熱転写する前記請求項3に
記載の画像記録方法であり、請求項5に記載の本発明
は、前記インク層と圧着させる前記受像層が剥離転写可
能である前記請求項3および前記請求項4のいずれかに
記載の画像記録方法であり、請求項6に記載の本発明
は、前記インク層が、熱溶融性インク層である前記請求
項3〜5のいずれかに記載の画像記録方法であり、請求
項7に記載の本発明は、前記インク層が、熱拡散性色素
含有インク層である前記請求項3〜5のいずれかに記載
の画像記録方法である。
【0006】
【作用】複数の同期をとったサーマルヘッドを、感熱転
写記録用インクシートの支持体側および被記録シートの
支持部材側に配備し、対向するサーマルヘッドの発熱素
子の位相を一致させないことで、前記サーマルヘッドが
単独で有する解像度よりも高い解像度で画像を形成する
ことができる。また、感熱転写記録用インクシートの支
持体側と被記録シートの支持部材側との両側からイメー
ジワイズに加熱するので、熱エネルギーの逃げがなく、
少ない熱エネルギーおよび短い加熱時間で画像を形成す
ることができる。
写記録用インクシートの支持体側および被記録シートの
支持部材側に配備し、対向するサーマルヘッドの発熱素
子の位相を一致させないことで、前記サーマルヘッドが
単独で有する解像度よりも高い解像度で画像を形成する
ことができる。また、感熱転写記録用インクシートの支
持体側と被記録シートの支持部材側との両側からイメー
ジワイズに加熱するので、熱エネルギーの逃げがなく、
少ない熱エネルギーおよび短い加熱時間で画像を形成す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図を参照しながら本発明を詳細に説明
する。 A.画像記録装置 図1は本発明の画像記録装置の一態様を概念的に示した
図であり、図2〜図4はサーマルヘッドに装備された発
熱素子の配列例を概念的に示した図である。図1〜4
は、本発明をより分かり易く説明するために掲げるので
あって、本発明に係る画像記録装置は図に示す態様に限
定されるものではない。
する。 A.画像記録装置 図1は本発明の画像記録装置の一態様を概念的に示した
図であり、図2〜図4はサーマルヘッドに装備された発
熱素子の配列例を概念的に示した図である。図1〜4
は、本発明をより分かり易く説明するために掲げるので
あって、本発明に係る画像記録装置は図に示す態様に限
定されるものではない。
【0008】本発明の画像記録装置1は、例えば図1に
示すように、感熱転写記録用インクシート2と、被記録
シート6と、前記感熱転写記録用インクシート2の支持
体3側から熱エネルギーを供給するサーマルヘッド8
と、前記被記録シート6の支持部材7側から熱エネルギ
ーを供給するサーマルヘッド9とを具備している。感熱
転写記録用インクシート2のインク層4と被記録シート
6の受像層5とを圧着し、前記感熱転写記録用インクシ
ート2の支持体3側から、サーマルヘッド8によりイメ
ージワイズに熱エネルギーを付与すると同時に、被記録
シート6の支持部材7側から、サーマルヘッド9により
イメージワイズに熱エネルギーを付与することで画像を
形成することができる。
示すように、感熱転写記録用インクシート2と、被記録
シート6と、前記感熱転写記録用インクシート2の支持
体3側から熱エネルギーを供給するサーマルヘッド8
と、前記被記録シート6の支持部材7側から熱エネルギ
ーを供給するサーマルヘッド9とを具備している。感熱
転写記録用インクシート2のインク層4と被記録シート
6の受像層5とを圧着し、前記感熱転写記録用インクシ
ート2の支持体3側から、サーマルヘッド8によりイメ
ージワイズに熱エネルギーを付与すると同時に、被記録
シート6の支持部材7側から、サーマルヘッド9により
イメージワイズに熱エネルギーを付与することで画像を
形成することができる。
【0009】サーマルヘッドに装備された発熱素子の配
列は、例えば図2に示すように、感熱転写記録用インク
シート2と被記録シート6とを挟んで、対向する発熱素
子列12と発熱素子列13との位相が異なる。画像を形
成する際に、印加する発熱素子の選択、印加エネルギー
の強弱、印加タイミングの時間差等を制御することで、
サーマルヘッドが本来有している解像度よりも高い解像
度で画像が形成できる。例えば、図2に示す発熱素子配
列を採用した場合、発熱素子12aと発熱素子13aと
を少ない熱エネルギーで発熱させると、発熱素子12a
と発熱素子13aとの両方で共通に加熱された範囲(半
ドット:発熱素子の半分の領域)に限り感熱転写され
る。
列は、例えば図2に示すように、感熱転写記録用インク
シート2と被記録シート6とを挟んで、対向する発熱素
子列12と発熱素子列13との位相が異なる。画像を形
成する際に、印加する発熱素子の選択、印加エネルギー
の強弱、印加タイミングの時間差等を制御することで、
サーマルヘッドが本来有している解像度よりも高い解像
度で画像が形成できる。例えば、図2に示す発熱素子配
列を採用した場合、発熱素子12aと発熱素子13aと
を少ない熱エネルギーで発熱させると、発熱素子12a
と発熱素子13aとの両方で共通に加熱された範囲(半
ドット:発熱素子の半分の領域)に限り感熱転写され
る。
【0010】同一の解像度を有するサーマルヘッドを使
用する場合、対向する発熱素子同士のずれの度合いは、
特に制限されるものではないが、半ドットずれているこ
とが好ましい。位相を半ドットずらすことで、例えば4
00dpiの解像度を有するサーマルヘッドであれば、
800dpiの解像度で画像形成を行なうことができ
る。また、例えば、図3および図4に示すように、解像
度の異なる複数のサーマルヘッドを使用しても、高解像
度の画像を形成することができる。
用する場合、対向する発熱素子同士のずれの度合いは、
特に制限されるものではないが、半ドットずれているこ
とが好ましい。位相を半ドットずらすことで、例えば4
00dpiの解像度を有するサーマルヘッドであれば、
800dpiの解像度で画像形成を行なうことができ
る。また、例えば、図3および図4に示すように、解像
度の異なる複数のサーマルヘッドを使用しても、高解像
度の画像を形成することができる。
【0011】解像度の異なるサーマルヘッドを使用した
場合、1ドット中に濃度差を設けることができるので、
ドットのエッジ部分を低濃度にして、ドットの形状をぼ
かしたり、反対にエッジ部分を高濃度にして、明確な点
画や線画を形成することができる。本発明の画像記録装
置に配備するサーマルヘッドの数は、2基に限定される
必要はなく、4本もしくはそれ以上であっても良い。
場合、1ドット中に濃度差を設けることができるので、
ドットのエッジ部分を低濃度にして、ドットの形状をぼ
かしたり、反対にエッジ部分を高濃度にして、明確な点
画や線画を形成することができる。本発明の画像記録装
置に配備するサーマルヘッドの数は、2基に限定される
必要はなく、4本もしくはそれ以上であっても良い。
【0012】B.画像記録方法 階調情報含有画像は、熱拡散性色素を有する昇華型感熱
転写記録用インクシートを用いて昇華型熱転写方式によ
り受像層に形成することができる。また、文字情報含有
画像は、受像層における階調情報含有画像の形成されて
いない領域に、熱溶融型感熱転写記録用インクシートま
たは昇華型感熱転写記録用インクシートを使用すること
により形成することができる。本発明の画像記録方法で
は、感熱転写記録用インクシートの支持体側と被記録シ
ートの支持部材側との両側から熱エネルギーを付与し、
対向するサーマルヘッドに装着された発熱素子の位相が
異なるので、前記サーマルヘッドの密度よりも高い解像
度を有する画像の形成を行なうことができる。さらに、
対向するサーマルヘッドの解像度に差異を設けること
で、1ドットの内部に濃淡を表現することができる。
転写記録用インクシートを用いて昇華型熱転写方式によ
り受像層に形成することができる。また、文字情報含有
画像は、受像層における階調情報含有画像の形成されて
いない領域に、熱溶融型感熱転写記録用インクシートま
たは昇華型感熱転写記録用インクシートを使用すること
により形成することができる。本発明の画像記録方法で
は、感熱転写記録用インクシートの支持体側と被記録シ
ートの支持部材側との両側から熱エネルギーを付与し、
対向するサーマルヘッドに装着された発熱素子の位相が
異なるので、前記サーマルヘッドの密度よりも高い解像
度を有する画像の形成を行なうことができる。さらに、
対向するサーマルヘッドの解像度に差異を設けること
で、1ドットの内部に濃淡を表現することができる。
【0013】また、本発明の画像記録方法では、被記録
シートの受像層を剥離転写可能にすることで、感熱転写
記録用インクシートにより、前記受像層に形成した画像
を、前記被記録シートとは異なる被記録シートの受像層
に再転写できる。以下、本発明の画像記録方法を図を参
照しながら、さらに詳細に説明する。図5および図6
は、本発明における画像記録方法の態様例を概念的に示
したものであり、本発明の画像記録方法をより分かり易
く説明するために掲げるのであって、本発明に係る画像
記録方法は図に示す態様に限定されるものではない。な
お、図5および図6に示す記録領域(16a〜16cお
よび17a〜17d)は、被記録シートの受像層面を便
宜上ドット単位に分割して表現したものである。
シートの受像層を剥離転写可能にすることで、感熱転写
記録用インクシートにより、前記受像層に形成した画像
を、前記被記録シートとは異なる被記録シートの受像層
に再転写できる。以下、本発明の画像記録方法を図を参
照しながら、さらに詳細に説明する。図5および図6
は、本発明における画像記録方法の態様例を概念的に示
したものであり、本発明の画像記録方法をより分かり易
く説明するために掲げるのであって、本発明に係る画像
記録方法は図に示す態様に限定されるものではない。な
お、図5および図6に示す記録領域(16a〜16cお
よび17a〜17d)は、被記録シートの受像層面を便
宜上ドット単位に分割して表現したものである。
【0014】図5において、例えば記録領域16bに記
録を行なう場合、発熱素子12aと発熱素子13bとを
少ないエネルギーで印加する。印加により記録領域16
a、記録領域16b、および記録領域16cが加熱され
るが、印加エネルギーが少ないので、両側から加熱され
た記録領域16bだけが、畜熱により実際に記録され
る。例えば記録領域16bと記録領域16cとに記録を
行なう場合、発熱素子13bをフルパワーで印加する。
これは、従来からの単一サーマルヘッドによる記録方法
と同じである。あるいは、発熱素子12a、発熱素子1
2b、および発熱素子13bを少ないエネルギーで印加
しても良い。
録を行なう場合、発熱素子12aと発熱素子13bとを
少ないエネルギーで印加する。印加により記録領域16
a、記録領域16b、および記録領域16cが加熱され
るが、印加エネルギーが少ないので、両側から加熱され
た記録領域16bだけが、畜熱により実際に記録され
る。例えば記録領域16bと記録領域16cとに記録を
行なう場合、発熱素子13bをフルパワーで印加する。
これは、従来からの単一サーマルヘッドによる記録方法
と同じである。あるいは、発熱素子12a、発熱素子1
2b、および発熱素子13bを少ないエネルギーで印加
しても良い。
【0015】記録領域16aと記録領域16cとに記録
を行なう場合、発熱素子12aと発熱素子13aとを少
ないエネルギーで印加し、記録領域16aに記録を行な
った後、適当な時差を設けて発熱素子12bと発熱素子
13bとを少ないエネルギーで印加し、記録領域16c
に記録を行なう。あるいは、上記の方法で記録領域16
aに記録を行なった後、図示しないさらに別のサーマル
ヘッドで記録領域16cに記録を行なうこともできる。
以上のような方法で、サーマルヘッドのドット密度より
も高い解像度を有する画像を受像層に形成することがで
きる。
を行なう場合、発熱素子12aと発熱素子13aとを少
ないエネルギーで印加し、記録領域16aに記録を行な
った後、適当な時差を設けて発熱素子12bと発熱素子
13bとを少ないエネルギーで印加し、記録領域16c
に記録を行なう。あるいは、上記の方法で記録領域16
aに記録を行なった後、図示しないさらに別のサーマル
ヘッドで記録領域16cに記録を行なうこともできる。
以上のような方法で、サーマルヘッドのドット密度より
も高い解像度を有する画像を受像層に形成することがで
きる。
【0016】図6において、発熱素子列14を装備した
サーマルヘッドと発熱素子列13を装備した前記サーマ
ルヘッドよりも解像度の高いサーマルヘッドとを対向さ
せて画像記録を行なった場合、例えば発熱素子14aと
発熱素子13bとを印加することで、ドット中央部(記
録領域17b、記録領域17c)が両側から加熱される
ので濃い記録濃度であるのに対し、ドットのエッジ部分
(記録領域17a、記録領域17d)は淡い濃度で記録
される。
サーマルヘッドと発熱素子列13を装備した前記サーマ
ルヘッドよりも解像度の高いサーマルヘッドとを対向さ
せて画像記録を行なった場合、例えば発熱素子14aと
発熱素子13bとを印加することで、ドット中央部(記
録領域17b、記録領域17c)が両側から加熱される
ので濃い記録濃度であるのに対し、ドットのエッジ部分
(記録領域17a、記録領域17d)は淡い濃度で記録
される。
【0017】反対にドットのエッジ部分(記録領域17
a、記録領域17d)を濃い記録濃度にして強調したい
場合は、目的に応じて発熱素子14aおよび発熱素子1
3a、発熱素子14aおよび発熱素子13c、あるいは
発熱素子14a、発熱素子13a、発熱素子13cの3
種類の組み合わせから適当な組み合わせを選択して印加
を行なう。以上のような方法で、ドットの内部に更に濃
淡を設けた画像形成を行なうことができる。
a、記録領域17d)を濃い記録濃度にして強調したい
場合は、目的に応じて発熱素子14aおよび発熱素子1
3a、発熱素子14aおよび発熱素子13c、あるいは
発熱素子14a、発熱素子13a、発熱素子13cの3
種類の組み合わせから適当な組み合わせを選択して印加
を行なう。以上のような方法で、ドットの内部に更に濃
淡を設けた画像形成を行なうことができる。
【0018】(1) 画像の形成 画像を形成するには、昇華型感熱転写記録用インクシー
トの熱拡散性色素含有インク層と被記録シートにおける
受像層とを重ねあわせ、熱拡散性色素含有インク層と受
像層とにイメージワイズに熱エネルギーを与える。する
と、熱拡散性色素含有インク層中の熱拡散性色素は、こ
の画像形成時に加えられた熱エネルギーに応じた量だけ
気化あるいは昇華し、受像層側に移行し、受容される結
果、受像層に画像が形成される。
トの熱拡散性色素含有インク層と被記録シートにおける
受像層とを重ねあわせ、熱拡散性色素含有インク層と受
像層とにイメージワイズに熱エネルギーを与える。する
と、熱拡散性色素含有インク層中の熱拡散性色素は、こ
の画像形成時に加えられた熱エネルギーに応じた量だけ
気化あるいは昇華し、受像層側に移行し、受容される結
果、受像層に画像が形成される。
【0019】被記録シートにおける受像層中に金属イオ
ン含有化合物が存在するときには、熱拡散性色素と金属
イオン含有化合物とがキレートを形成することにより定
着性の良好な画像が形成される。サーマルヘッドに印加
する電圧あるいはパルス巾を変調することにより、与え
る熱エネルギーを連続的にあるいは多段階に変化させる
ことができる。本発明の画像記録方法は、前述したよう
に高解像度、高階調の画像が形成できるとともに、熱エ
ネルギーを感熱転写記録用インクシート側と被記録シー
ト側との両側から付与するので、熱エネルギーの逃げが
なく、少ない熱エネルギーで画像が形成できる。また、
個々のサーマルヘッドによる印加エネルギーを低減でき
るので、印加周期が短縮化され、画像形成の高速化を図
ることができる。
ン含有化合物が存在するときには、熱拡散性色素と金属
イオン含有化合物とがキレートを形成することにより定
着性の良好な画像が形成される。サーマルヘッドに印加
する電圧あるいはパルス巾を変調することにより、与え
る熱エネルギーを連続的にあるいは多段階に変化させる
ことができる。本発明の画像記録方法は、前述したよう
に高解像度、高階調の画像が形成できるとともに、熱エ
ネルギーを感熱転写記録用インクシート側と被記録シー
ト側との両側から付与するので、熱エネルギーの逃げが
なく、少ない熱エネルギーで画像が形成できる。また、
個々のサーマルヘッドによる印加エネルギーを低減でき
るので、印加周期が短縮化され、画像形成の高速化を図
ることができる。
【0020】以上の熱転写記録により、被記録シートの
受像層に一色の画像を記録することができるが、下記の
方法によると、各色の掛け合せからなるカラー写真調の
カラー画像を得ることもできる。たとえばイエロー、マ
ゼンタ、シアンおよび必要に応じて黒色の感熱転写記録
用インクシートを順次取り換えて、各色に応じた熱転写
を行なうと、各色のかけあわせからなるカラー写真調の
カラー画像を得ることもできる。
受像層に一色の画像を記録することができるが、下記の
方法によると、各色の掛け合せからなるカラー写真調の
カラー画像を得ることもできる。たとえばイエロー、マ
ゼンタ、シアンおよび必要に応じて黒色の感熱転写記録
用インクシートを順次取り換えて、各色に応じた熱転写
を行なうと、各色のかけあわせからなるカラー写真調の
カラー画像を得ることもできる。
【0021】それから、次の方法も有効である。すなわ
ち、上記のように各色の昇華型感熱転写記録用インクシ
ートを用いるかわりに、予め各色に塗り分けて形成した
区域を有する昇華型感熱転写記録用インクシートを用い
るのである。そして、まずイエローの区域を用いてイエ
ローの分色画像を熱転写し、次にマゼンタの区域を用い
てマゼンタの分色画像を熱転写し、以下、順次に繰り返
すことによりイエロー、マゼンタ、シアン、および必要
により黒色の分色画像と順に熱転写する方法を採用す
る。
ち、上記のように各色の昇華型感熱転写記録用インクシ
ートを用いるかわりに、予め各色に塗り分けて形成した
区域を有する昇華型感熱転写記録用インクシートを用い
るのである。そして、まずイエローの区域を用いてイエ
ローの分色画像を熱転写し、次にマゼンタの区域を用い
てマゼンタの分色画像を熱転写し、以下、順次に繰り返
すことによりイエロー、マゼンタ、シアン、および必要
により黒色の分色画像と順に熱転写する方法を採用す
る。
【0022】更に上記記載の方法で画像を形成した後
に、画像保存性の向上の目的で、加熱処理を施してもよ
い。たとえば、画像形成面全面にわたって、サーマルヘ
ッドで昇華型感熱転写記録用インクシートの熱拡散性色
素含有インク層を設けていない部分を用いて、加熱処理
したり、あるいは新たにヒートロール等の加熱処理を行
ってもよい。また、近赤外線吸収剤を含有している場合
には、赤外線フラッシュランプを用いて画像形成面を露
光させてもよい。
に、画像保存性の向上の目的で、加熱処理を施してもよ
い。たとえば、画像形成面全面にわたって、サーマルヘ
ッドで昇華型感熱転写記録用インクシートの熱拡散性色
素含有インク層を設けていない部分を用いて、加熱処理
したり、あるいは新たにヒートロール等の加熱処理を行
ってもよい。また、近赤外線吸収剤を含有している場合
には、赤外線フラッシュランプを用いて画像形成面を露
光させてもよい。
【0023】(2) 被記録シート 本発明における好適な被記録シートとしては、画像記録
体を製造するに際して、少なくとも昇華型熱転写方式に
よる階調情報含有画像と溶融型熱転写方式または昇華型
熱転写方式による文字情報含有画像とのいずれをも形成
することができる限り、特に制限はない。もっとも、本
発明においては、被記録シートの裏面側からも熱を印加
するのでできるだけ薄いほうが好ましい。受像層を支持
部材上に設ける場合には、支持部材の片面あるいは両面
に設けてもよく、また、支持部材の全面に設けてもよ
く、あるいは、所望の部分のみに設けてもよい。また、
前記受像層は、たとえば階調情報含有画像および文字情
報含有画像を形成する場合に、昇華性色素を良好に受容
することができるように調製された第1の受像層と、熱
溶融性インクを良好に接着することのできるように平面
上で区画された領域に形成された第2の受像層とを、支
持部材の所定の面上にそれぞれ区別して設けてもよい。
もっとも、通常は、製造工程を簡略化したり、応用性を
高めるためにする階調情報含有画像および文字情報含有
画像の双方を良好に形成することができるように調製さ
れた受像層が好ましい。
体を製造するに際して、少なくとも昇華型熱転写方式に
よる階調情報含有画像と溶融型熱転写方式または昇華型
熱転写方式による文字情報含有画像とのいずれをも形成
することができる限り、特に制限はない。もっとも、本
発明においては、被記録シートの裏面側からも熱を印加
するのでできるだけ薄いほうが好ましい。受像層を支持
部材上に設ける場合には、支持部材の片面あるいは両面
に設けてもよく、また、支持部材の全面に設けてもよ
く、あるいは、所望の部分のみに設けてもよい。また、
前記受像層は、たとえば階調情報含有画像および文字情
報含有画像を形成する場合に、昇華性色素を良好に受容
することができるように調製された第1の受像層と、熱
溶融性インクを良好に接着することのできるように平面
上で区画された領域に形成された第2の受像層とを、支
持部材の所定の面上にそれぞれ区別して設けてもよい。
もっとも、通常は、製造工程を簡略化したり、応用性を
高めるためにする階調情報含有画像および文字情報含有
画像の双方を良好に形成することができるように調製さ
れた受像層が好ましい。
【0024】また、階調情報含有画像または文字情報含
有画像を形成する場合、白抜け防止、感度向上を目的と
して、例えば特開昭60−236794号公報、特開昭
61−258793号公報に記載されたように、支持部
材の表面にクッション層あるいは断熱材層が設けられて
いても良い。画像を形成した受像層を、さらに他の被記
録シートへ再転写する場合、支持部材と前記受像層との
間に剥離剤(シリコン樹脂、変性シリコン樹脂、シリコ
ンオイル膜またはその硬化体)を含有する剥離層を有し
ていることが好ましい。次に、支持部材および受像層に
ついて詳述する。
有画像を形成する場合、白抜け防止、感度向上を目的と
して、例えば特開昭60−236794号公報、特開昭
61−258793号公報に記載されたように、支持部
材の表面にクッション層あるいは断熱材層が設けられて
いても良い。画像を形成した受像層を、さらに他の被記
録シートへ再転写する場合、支持部材と前記受像層との
間に剥離剤(シリコン樹脂、変性シリコン樹脂、シリコ
ンオイル膜またはその硬化体)を含有する剥離層を有し
ていることが好ましい。次に、支持部材および受像層に
ついて詳述する。
【0025】支持部材 支持部材としては、例えば紙、コート紙、および合成紙
(ポリプロピレン、ポリスチレンもしくは、それらを紙
とはり合せた複合材料)等の各種紙類、白色の塩化ビニ
ル系樹脂シート、白色のポリエチレンテレフタレートベ
ースフィルム、透明のポリエチレンテレフタレートベー
スフィルム、ポリエチレンナフタレートベースフィルム
等の各種プラスチックフィルムないしシート、各種の金
属で形成されたフィルムないしシート、各種のセラミッ
クス類で形成されたフィルムないしシート等を挙げるこ
とができる。
(ポリプロピレン、ポリスチレンもしくは、それらを紙
とはり合せた複合材料)等の各種紙類、白色の塩化ビニ
ル系樹脂シート、白色のポリエチレンテレフタレートベ
ースフィルム、透明のポリエチレンテレフタレートベー
スフィルム、ポリエチレンナフタレートベースフィルム
等の各種プラスチックフィルムないしシート、各種の金
属で形成されたフィルムないしシート、各種のセラミッ
クス類で形成されたフィルムないしシート等を挙げるこ
とができる。
【0026】支持部材中には、後の工程で形成される画
像の鮮明性を高める目的で、白色顔料、例えばチタンホ
ワイト、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、
シリカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム等が添加され
ているのが好ましい。被記録シートを支持部材と受像層
との積層体として形成するときには、支持部材の厚みは
通常1〜100μm、好ましくは2〜20μmである。
被記録シートを支持部材のみで形成することもできる。
像の鮮明性を高める目的で、白色顔料、例えばチタンホ
ワイト、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、
シリカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム等が添加され
ているのが好ましい。被記録シートを支持部材と受像層
との積層体として形成するときには、支持部材の厚みは
通常1〜100μm、好ましくは2〜20μmである。
被記録シートを支持部材のみで形成することもできる。
【0027】受像層 支持部材の表面に受像層を形成する場合、受像層は、受
像層用バインダーと各種の添加剤とで形成することがで
きる。場合によっては受像層用バインダーのみから形成
することもできる。本発明における受像層は、昇華型熱
転写方式で熱拡散性色素による画像を形成すると共に、
溶融型熱転写方式により画像を形成することもある。そ
のような場合には、熱拡散性色素の染着性が良好である
と共に熱溶融性インクの接着性も良好でなければならな
い。かかる特別な性質を有する受像層にするには、後述
するように、受像層用バインダーおよび各種の添加剤の
種類およびそれらの配合量を適宜に調整することを要す
る。以下に受像層を構成する成分について詳述する。
像層用バインダーと各種の添加剤とで形成することがで
きる。場合によっては受像層用バインダーのみから形成
することもできる。本発明における受像層は、昇華型熱
転写方式で熱拡散性色素による画像を形成すると共に、
溶融型熱転写方式により画像を形成することもある。そ
のような場合には、熱拡散性色素の染着性が良好である
と共に熱溶融性インクの接着性も良好でなければならな
い。かかる特別な性質を有する受像層にするには、後述
するように、受像層用バインダーおよび各種の添加剤の
種類およびそれらの配合量を適宜に調整することを要す
る。以下に受像層を構成する成分について詳述する。
【0028】−受像層用バインダー− 受像層用バインダーは、通常に知られている昇華型感熱
転写記録用の受像層を適宜に用いることができる。主な
受像層用バインダーとしては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
カーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、各種の耐熱性樹
脂等さまざまのバインダーを使用することができる。た
だし、本発明によって形成される画像につき、実際的要
求(例えば発行されるIDカードに所定の耐熱性が要求
されるなど)が存在するのであれば、そのような要求項
目を満たすようにバインダーの種類あるいは組み合わせ
を考慮することが必要になる。
転写記録用の受像層を適宜に用いることができる。主な
受像層用バインダーとしては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
カーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、各種の耐熱性樹
脂等さまざまのバインダーを使用することができる。た
だし、本発明によって形成される画像につき、実際的要
求(例えば発行されるIDカードに所定の耐熱性が要求
されるなど)が存在するのであれば、そのような要求項
目を満たすようにバインダーの種類あるいは組み合わせ
を考慮することが必要になる。
【0029】−添加剤− 受像層には、剥離剤、酸化防止剤、UV吸収剤、光安定
剤、フィラー(無機微粒子、有機樹脂粒子)、顔料を添
加しても良い。また増感剤として可塑剤、熱溶剤等を添
加しても良い。剥離剤は、被記録シートの支持部材と受
像層、あるいは昇華型感熱転写用インクシートと受像層
との剥離性を向上させることができる。このような剥離
剤としては、シリコーンオイル(シリコーン樹脂と称さ
れるものも含む。);ポリエチレンワックス、アミドワ
ックス、テフロンパウダー等の固型ワックス類;弗素
系、燐酸エステル系の界面活性剤等が挙げられ、中でも
シリコーンオイルが好ましい。
剤、フィラー(無機微粒子、有機樹脂粒子)、顔料を添
加しても良い。また増感剤として可塑剤、熱溶剤等を添
加しても良い。剥離剤は、被記録シートの支持部材と受
像層、あるいは昇華型感熱転写用インクシートと受像層
との剥離性を向上させることができる。このような剥離
剤としては、シリコーンオイル(シリコーン樹脂と称さ
れるものも含む。);ポリエチレンワックス、アミドワ
ックス、テフロンパウダー等の固型ワックス類;弗素
系、燐酸エステル系の界面活性剤等が挙げられ、中でも
シリコーンオイルが好ましい。
【0030】前記シリコーンオイルは、単に添加するタ
イプ(単純添加型)と、硬化もしくは反応させるタイプ
(硬化反応型)とがある。単純添加型の場合には、受像
層用バインダーとの相溶性を向上させるために、変性シ
リコーンオイルを使用するのが好ましい。変性シリコー
ンオイルとしては、ポリエステル変性シリコン樹脂(も
しくは、シリコン変性ポリエステル樹脂)、アクリル変
性シリコン樹脂(もしくは、シリコン変性アクリル樹
脂)、ウレタン変性シリコン樹脂(もしくは、シリコン
変性ウレタン樹脂)、セルロース変性シリコン樹脂(も
しくは、シリコン変性セルロース樹脂)、アルキッド変
性シリコン樹脂(もしくは、シリコン変性アルキッド樹
脂)、エポキシ変性シリコン樹脂(もしくは、シリコン
変性エポキシ樹脂)等を挙げることができる。
イプ(単純添加型)と、硬化もしくは反応させるタイプ
(硬化反応型)とがある。単純添加型の場合には、受像
層用バインダーとの相溶性を向上させるために、変性シ
リコーンオイルを使用するのが好ましい。変性シリコー
ンオイルとしては、ポリエステル変性シリコン樹脂(も
しくは、シリコン変性ポリエステル樹脂)、アクリル変
性シリコン樹脂(もしくは、シリコン変性アクリル樹
脂)、ウレタン変性シリコン樹脂(もしくは、シリコン
変性ウレタン樹脂)、セルロース変性シリコン樹脂(も
しくは、シリコン変性セルロース樹脂)、アルキッド変
性シリコン樹脂(もしくは、シリコン変性アルキッド樹
脂)、エポキシ変性シリコン樹脂(もしくは、シリコン
変性エポキシ樹脂)等を挙げることができる。
【0031】すなわち、主鎖中にポリシロキサン樹脂を
含有し、ブロック状にポリエステルを共重合せしめてな
るポリエステル変性シリコン樹脂、ポリエステル主鎖に
結合する側鎖としてジメチルポリシロキサン部分を有す
るシリコン変性ポリエステル樹脂、ジメチルポリシロキ
サンとポリエステルとのブロック共重合体、交互共重合
体、グラフト共重合体、ランダム共重合体等も、変性シ
リコーンオイルまたは樹脂として使用することができ
る。単純添加型のシリコーンオイルの添加量は、その種
類に応じて様々に変化することがあるから一律に決定す
ることができないが、一般的にいうと、通常、受像層用
バインダーに対して0.5〜50重量%であり、好まし
くは1〜20重量%である。硬化反応型のシリコーンオ
イルとしては、反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が
挙げられる。反応硬化型シリコーンオイルとしては、ア
ミノ変性シリコーンオイルとエポキシ変性シリコーンオ
イルとを反応硬化させたものがある。
含有し、ブロック状にポリエステルを共重合せしめてな
るポリエステル変性シリコン樹脂、ポリエステル主鎖に
結合する側鎖としてジメチルポリシロキサン部分を有す
るシリコン変性ポリエステル樹脂、ジメチルポリシロキ
サンとポリエステルとのブロック共重合体、交互共重合
体、グラフト共重合体、ランダム共重合体等も、変性シ
リコーンオイルまたは樹脂として使用することができ
る。単純添加型のシリコーンオイルの添加量は、その種
類に応じて様々に変化することがあるから一律に決定す
ることができないが、一般的にいうと、通常、受像層用
バインダーに対して0.5〜50重量%であり、好まし
くは1〜20重量%である。硬化反応型のシリコーンオ
イルとしては、反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が
挙げられる。反応硬化型シリコーンオイルとしては、ア
ミノ変性シリコーンオイルとエポキシ変性シリコーンオ
イルとを反応硬化させたものがある。
【0032】また、触媒硬化型あるいは光硬化型シリコ
ーンオイルとしてはKS−705F−PS、KS−70
5F−PS−1、KS−770−PL−3[いずれも触
媒硬化型シリコーンオイル:信越化学工業(株)製]、
KS−720、KS−774−PL−3[いずれも光硬
化型シリコーンオイル:信越化学工業(株)製]等が挙
げられる。これら硬化型シリコーンオイルの添加量は受
像層用バインダーの0.5〜30重量%が好ましい。
ーンオイルとしてはKS−705F−PS、KS−70
5F−PS−1、KS−770−PL−3[いずれも触
媒硬化型シリコーンオイル:信越化学工業(株)製]、
KS−720、KS−774−PL−3[いずれも光硬
化型シリコーンオイル:信越化学工業(株)製]等が挙
げられる。これら硬化型シリコーンオイルの添加量は受
像層用バインダーの0.5〜30重量%が好ましい。
【0033】なお、受像層の表面の一部に、上記剥離剤
を適当な溶媒に溶解あるいは分散させて塗布した後、乾
燥させる等によって剥離剤層を設けることもできる。次
に前記酸化防止剤としては、特開昭59−182785
号、同60−130735号、特開平1−127387
号公報等に記載の酸化防止剤、および写真その他の画像
記録材料における画像耐久性を改善するものとして公知
の化合物を挙げることができる。前記UV吸収剤および
光安定剤としては、特開昭59−158287号、同6
3−74686号、同63−145089号、同59−
196292号、同62−229594号、63−12
2596号、同61−283595号、特開平1−20
4788号等の公報に記載の化合物、および写真その他
の画像記録材料における画像耐久性を改善するものとし
て公知の化合物を挙げることができる。
を適当な溶媒に溶解あるいは分散させて塗布した後、乾
燥させる等によって剥離剤層を設けることもできる。次
に前記酸化防止剤としては、特開昭59−182785
号、同60−130735号、特開平1−127387
号公報等に記載の酸化防止剤、および写真その他の画像
記録材料における画像耐久性を改善するものとして公知
の化合物を挙げることができる。前記UV吸収剤および
光安定剤としては、特開昭59−158287号、同6
3−74686号、同63−145089号、同59−
196292号、同62−229594号、63−12
2596号、同61−283595号、特開平1−20
4788号等の公報に記載の化合物、および写真その他
の画像記録材料における画像耐久性を改善するものとし
て公知の化合物を挙げることができる。
【0034】前記フィラーとしては、無機微粒子や有機
樹脂粒子を挙げることができる。この無機微粒子として
はシリカゲル、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸性白
土、活性白土、アルミナ等を挙げることができ、有機微
粒子としてはフッ素樹脂粒子、グアナミン樹脂粒子、ア
クリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒子等の樹脂粒子を挙げ
ることができる。これらの無機・有機樹脂粒子は比重に
より異なるが、0.1〜70重量%の添加が好ましい。
前記顔料としては、代表例としてチタンホワイト、炭酸
カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、タル
ク、クレー、カオリン、活性白土、酸性白土などを挙げ
ることができる。
樹脂粒子を挙げることができる。この無機微粒子として
はシリカゲル、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸性白
土、活性白土、アルミナ等を挙げることができ、有機微
粒子としてはフッ素樹脂粒子、グアナミン樹脂粒子、ア
クリル樹脂粒子、シリコン樹脂粒子等の樹脂粒子を挙げ
ることができる。これらの無機・有機樹脂粒子は比重に
より異なるが、0.1〜70重量%の添加が好ましい。
前記顔料としては、代表例としてチタンホワイト、炭酸
カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、タル
ク、クレー、カオリン、活性白土、酸性白土などを挙げ
ることができる。
【0035】(3) 被記録シートの製造 被記録シートは、受像層を形成する成分を溶媒に分散あ
るいは溶解してなる受像層用塗工液を調製し、その受像
層用塗工液を支持部材の表面に塗布し、乾燥する塗工法
によって製造することができる。また、前記受像層を形
成する成分を有する混合物を溶融押出し、支持部材の表
面にラミネートするラミネート法等によっても製造する
ことができる。前記塗工法に用いる溶媒としては、水、
アルコール、メチルエチルケトン、トルエン、ジオキサ
ン、シクロヘキサノン等、従来から公知の溶媒を挙げる
ことができる。前記ラミネート法を採用するときには、
共押出法を採用することもできる。
るいは溶解してなる受像層用塗工液を調製し、その受像
層用塗工液を支持部材の表面に塗布し、乾燥する塗工法
によって製造することができる。また、前記受像層を形
成する成分を有する混合物を溶融押出し、支持部材の表
面にラミネートするラミネート法等によっても製造する
ことができる。前記塗工法に用いる溶媒としては、水、
アルコール、メチルエチルケトン、トルエン、ジオキサ
ン、シクロヘキサノン等、従来から公知の溶媒を挙げる
ことができる。前記ラミネート法を採用するときには、
共押出法を採用することもできる。
【0036】受像層は、支持部材の表面全面に渡って形
成されていても良いし、また支持部材の表面の一部に形
成されていても良い。支持部材の表面に形成される受像
層の厚みは、一般に0.5〜10μm、好ましくは1〜
10μm程度である。なお、被記録シートは、形成した
画像を有する受像層を、さらに他の被記録シートへ再転
写することを可能にする目的で、支持部材と前記受像層
との間に剥離剤(シリコン樹脂、変性シリコン樹脂、シ
リコンオイル膜またはその硬化体)を含有する剥離層を
有していることが好ましい。また、受像層表面に剥離層
を積層することで、熱溶融型感熱転写記録用インクシー
トの熱溶融性インク層との融着防止をより効果的にす
る。前記剥離層の厚みは、通常0.03〜2.0μmで
ある。
成されていても良いし、また支持部材の表面の一部に形
成されていても良い。支持部材の表面に形成される受像
層の厚みは、一般に0.5〜10μm、好ましくは1〜
10μm程度である。なお、被記録シートは、形成した
画像を有する受像層を、さらに他の被記録シートへ再転
写することを可能にする目的で、支持部材と前記受像層
との間に剥離剤(シリコン樹脂、変性シリコン樹脂、シ
リコンオイル膜またはその硬化体)を含有する剥離層を
有していることが好ましい。また、受像層表面に剥離層
を積層することで、熱溶融型感熱転写記録用インクシー
トの熱溶融性インク層との融着防止をより効果的にす
る。前記剥離層の厚みは、通常0.03〜2.0μmで
ある。
【0037】被記録シートは、支持部材と受像層との間
にクッション層あるいはバリヤー層を設けることもでき
る。クッション層を設けると、ノイズが少なくて、画像
情報に対応した画像を再現性良く転写記録することがで
きる。クッション層を構成する材質としては例えばウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、エチレン系樹脂、ブタジエン
ラバー、エポキシ樹脂等が挙げられ、クッション層の厚
さは0.3〜10μmが好適である。
にクッション層あるいはバリヤー層を設けることもでき
る。クッション層を設けると、ノイズが少なくて、画像
情報に対応した画像を再現性良く転写記録することがで
きる。クッション層を構成する材質としては例えばウレ
タン樹脂、アクリル樹脂、エチレン系樹脂、ブタジエン
ラバー、エポキシ樹脂等が挙げられ、クッション層の厚
さは0.3〜10μmが好適である。
【0038】バリヤー層を設けると色素の支持部材への
拡散が防げ、支持部材内での色素の滲み等を防止するこ
とができる。バリヤー層を構成する材質としては例えば
ゼラチン、カゼイン等の親水性バインダー、Tgの高い
ポリマー等が挙げられる。
拡散が防げ、支持部材内での色素の滲み等を防止するこ
とができる。バリヤー層を構成する材質としては例えば
ゼラチン、カゼイン等の親水性バインダー、Tgの高い
ポリマー等が挙げられる。
【0039】(4) 昇華型感熱転写記録用インクシート 昇華型感熱転写記録用インクシートは、公知の構成によ
り形成することができる。すなわち、昇華型感熱転写記
録用インクシートは、通常、支持体上に熱拡散性色素含
有インク層を形成してなる。 熱拡散性色素含有インク層 上記熱拡散性色素含有インク層は、基本的に熱拡散性色
素とバインダーとを含有する。
り形成することができる。すなわち、昇華型感熱転写記
録用インクシートは、通常、支持体上に熱拡散性色素含
有インク層を形成してなる。 熱拡散性色素含有インク層 上記熱拡散性色素含有インク層は、基本的に熱拡散性色
素とバインダーとを含有する。
【0040】−熱拡散性色素− 熱拡散性色素としては、従来から公知の熱拡散性色素を
用いることができる。この熱拡散性色素としては、たと
えばシアン色素、マゼンタ色素、イエロー色素を挙げる
ことができる。前記シアン色素としては、特開昭59−
78896号、同59−227948号、同60−24
966号、同60−53563号、同60−13073
5号、同60−131292号、同60−239289
号、同61−19396号、同61−22993号、同
61−31292号、同61−31467号、同61−
35994号、同61−49893号、同61−148
269号、同62−191191号、同63−9128
8号、同63−91287号、同63−290793号
等の各公報に記載されているナフトキノン系色素、アン
トラキノン系色素、アゾメチン系色素等が挙げられる。
用いることができる。この熱拡散性色素としては、たと
えばシアン色素、マゼンタ色素、イエロー色素を挙げる
ことができる。前記シアン色素としては、特開昭59−
78896号、同59−227948号、同60−24
966号、同60−53563号、同60−13073
5号、同60−131292号、同60−239289
号、同61−19396号、同61−22993号、同
61−31292号、同61−31467号、同61−
35994号、同61−49893号、同61−148
269号、同62−191191号、同63−9128
8号、同63−91287号、同63−290793号
等の各公報に記載されているナフトキノン系色素、アン
トラキノン系色素、アゾメチン系色素等が挙げられる。
【0041】前記マゼンタ色素としては、特開昭59−
78896号、特開昭60−30392号、特開昭60
−30394号、特開昭60−253595号、特開昭
61−262190号、特開昭63−5992号、特開
昭63−205288号、特開昭64−159号、特開
昭64−63194号等の各公報に記載されているアン
トラキノン系色素、アゾ色素、アゾメチン系色素等が挙
げられる。イエロー色素としては、特開昭59−788
96号、特開昭60−27594号、特開昭60−31
560号、特開昭60−53565号、特開昭61−1
2394号、特開昭63−122594号等の各公報に
記載されているメチン系色素、アゾ系色素、キノフタロ
ン系色素、アントライソチアゾール系色素が挙げられ
る。
78896号、特開昭60−30392号、特開昭60
−30394号、特開昭60−253595号、特開昭
61−262190号、特開昭63−5992号、特開
昭63−205288号、特開昭64−159号、特開
昭64−63194号等の各公報に記載されているアン
トラキノン系色素、アゾ色素、アゾメチン系色素等が挙
げられる。イエロー色素としては、特開昭59−788
96号、特開昭60−27594号、特開昭60−31
560号、特開昭60−53565号、特開昭61−1
2394号、特開昭63−122594号等の各公報に
記載されているメチン系色素、アゾ系色素、キノフタロ
ン系色素、アントライソチアゾール系色素が挙げられ
る。
【0042】また、熱拡散性色素として特に好ましいの
は、開鎖型または閉鎖型の活性メチレン基を有する化合
物とp−フェニレンジアミン誘導体の酸化体またはp−
アミノフェノール誘導体の酸化体とのカップリング反応
により得られるアゾメチン色素、およびフェノールまた
はナフトール誘導体またはp−フェニレンジアミン誘導
体の酸化体またはp−アミノフェノール誘導体の酸化体
のとのカップリング反応により得られるインドアニリン
色素である。
は、開鎖型または閉鎖型の活性メチレン基を有する化合
物とp−フェニレンジアミン誘導体の酸化体またはp−
アミノフェノール誘導体の酸化体とのカップリング反応
により得られるアゾメチン色素、およびフェノールまた
はナフトール誘導体またはp−フェニレンジアミン誘導
体の酸化体またはp−アミノフェノール誘導体の酸化体
のとのカップリング反応により得られるインドアニリン
色素である。
【0043】インク層に含有される熱拡散性色素は、形
成しようとする画像が単色であるならば、イエロー色
素、マゼンタ色素、およびシアン色素の何れであっても
良い。また、形成しようとする画像の色調によっては、
前記三種の色素のいずれか二種以上もしくは他の熱拡散
性色素を含んでいても良い。 −バインダー− 熱拡散性色素含有インク層用のバインダーとしてはエチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セル
ロース等のセルロース系樹脂;ポリビニルアルコール、
ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルアセトアセタール、スチレ
ン樹脂、スチレン共重合体樹脂、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリアクリル酸、アクリル酸共重合体等のビニル系
樹脂、ゴム系樹脂、アイオノマー樹脂、オレフィン系樹
脂等が挙げられる。
成しようとする画像が単色であるならば、イエロー色
素、マゼンタ色素、およびシアン色素の何れであっても
良い。また、形成しようとする画像の色調によっては、
前記三種の色素のいずれか二種以上もしくは他の熱拡散
性色素を含んでいても良い。 −バインダー− 熱拡散性色素含有インク層用のバインダーとしてはエチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セル
ロース等のセルロース系樹脂;ポリビニルアルコール、
ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルアセトアセタール、スチレ
ン樹脂、スチレン共重合体樹脂、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリアクリル酸、アクリル酸共重合体等のビニル系
樹脂、ゴム系樹脂、アイオノマー樹脂、オレフィン系樹
脂等が挙げられる。
【0044】これらの樹脂のうちでも耐酸性の優れたポ
リビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタールある
いはセルロース系樹脂が好ましい。前記各種のバインダ
ーは、その一種を単独で使用することもできるし、また
その二種以上を併用することもできる。バインダーと前
記熱拡散性色素との重量比は、1:10〜10:1が好
ましく、2:8〜8:2の範囲が特に好ましい。
リビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタールある
いはセルロース系樹脂が好ましい。前記各種のバインダ
ーは、その一種を単独で使用することもできるし、また
その二種以上を併用することもできる。バインダーと前
記熱拡散性色素との重量比は、1:10〜10:1が好
ましく、2:8〜8:2の範囲が特に好ましい。
【0045】−その他の任意成分− さらに前記熱拡散性色素含有インク層には、本発明の目
的を阻害しない範囲で、各種の添加剤を添加することが
できる。添加剤としては、シリコン樹脂、シリコンオイ
ル(反応硬化タイプも可)、シリコン変性樹脂、フッ素
樹脂、界面活性剤、およびワックス類等の剥離性化合
物、金属微粉末、シリカゲル、金属酸化物、カーボンブ
ラック、および樹脂微粉末等のフィラー、バインダー成
分と反応可能な硬化剤(例えばイソシアネート類やアク
リル類やエポキシ類等の放射線活性化合物)等を挙げる
ことができる。さらにまた、添加剤として転写を促進す
るための熱溶融性物質、例えばワックスや高級脂肪酸エ
ステル等の、特開昭59−106997号公報に記載の
化合物を挙げることができる。
的を阻害しない範囲で、各種の添加剤を添加することが
できる。添加剤としては、シリコン樹脂、シリコンオイ
ル(反応硬化タイプも可)、シリコン変性樹脂、フッ素
樹脂、界面活性剤、およびワックス類等の剥離性化合
物、金属微粉末、シリカゲル、金属酸化物、カーボンブ
ラック、および樹脂微粉末等のフィラー、バインダー成
分と反応可能な硬化剤(例えばイソシアネート類やアク
リル類やエポキシ類等の放射線活性化合物)等を挙げる
ことができる。さらにまた、添加剤として転写を促進す
るための熱溶融性物質、例えばワックスや高級脂肪酸エ
ステル等の、特開昭59−106997号公報に記載の
化合物を挙げることができる。
【0046】支持体 昇華型熱転写記録用インクシートの支持体としては、寸
法安定性がよく、感熱ヘッドでの記録の際の熱に耐える
ものならば、何でもよく、具体的には、特開昭63−1
93886号公報の第2頁左下欄第12行から18行に
記載のフィルムないしシートを使用することができる。
支持体の厚さは、1〜10μmが好ましく、また支持体
にはバインダーとの接着性の改良や、色素の支持体側へ
の転写、染着を防止する目的で下引層を有していてもよ
い。更に支持体の裏面(熱拡散性色素含有インク層と反
対側の面)には、ヘッドが支持体に融着やスティッキン
グ、シワの発生するのを防止する目的でスティッキング
防止層を設けてもよい。前記スティッキング防止層の厚
みは通常、0.1〜1μmである。
法安定性がよく、感熱ヘッドでの記録の際の熱に耐える
ものならば、何でもよく、具体的には、特開昭63−1
93886号公報の第2頁左下欄第12行から18行に
記載のフィルムないしシートを使用することができる。
支持体の厚さは、1〜10μmが好ましく、また支持体
にはバインダーとの接着性の改良や、色素の支持体側へ
の転写、染着を防止する目的で下引層を有していてもよ
い。更に支持体の裏面(熱拡散性色素含有インク層と反
対側の面)には、ヘッドが支持体に融着やスティッキン
グ、シワの発生するのを防止する目的でスティッキング
防止層を設けてもよい。前記スティッキング防止層の厚
みは通常、0.1〜1μmである。
【0047】(5) 昇華型熱転写記録用インクシートの製
造 昇華型熱転写記録用インクシートは、熱拡散性色素含有
インク層を形成する前記各種の成分を溶媒に分散ないし
溶解して熱拡散性色素含有インク層形成用塗工液を調製
し、これを支持体の表面に塗工し、乾燥することにより
製造することができる。
造 昇華型熱転写記録用インクシートは、熱拡散性色素含有
インク層を形成する前記各種の成分を溶媒に分散ないし
溶解して熱拡散性色素含有インク層形成用塗工液を調製
し、これを支持体の表面に塗工し、乾燥することにより
製造することができる。
【0048】(6) 熱溶融型感熱転写記録用インクシート 熱溶融型感熱転写記録用インクシートは、支持体上に熱
溶融性インク層を積層することにより形成することがで
きる。なお、この熱溶融型感熱転写記録用インクシート
は、その特性を損なわない範囲内で他の層を有していて
も良い。例えば、前記熱溶融性インク層と支持体との間
に剥離層が設けられていても良く、またこの剥離層と支
持体との間に中間層などが積層されていてもよく、ま
た、最外層にインク保護層を設けるなど前記熱溶融性イ
ンク層の上に他の層が積層されていても良い。さらに、
前記剥離層や熱溶融性インク層は、必要に応じて、多層
構造にされていてもよい。
溶融性インク層を積層することにより形成することがで
きる。なお、この熱溶融型感熱転写記録用インクシート
は、その特性を損なわない範囲内で他の層を有していて
も良い。例えば、前記熱溶融性インク層と支持体との間
に剥離層が設けられていても良く、またこの剥離層と支
持体との間に中間層などが積層されていてもよく、ま
た、最外層にインク保護層を設けるなど前記熱溶融性イ
ンク層の上に他の層が積層されていても良い。さらに、
前記剥離層や熱溶融性インク層は、必要に応じて、多層
構造にされていてもよい。
【0049】支持体 熱溶融型感熱転写記録用インクシートの支持体は、良好
な耐熱強度を有するとともに寸法安定性の高いことが望
ましい。材料としては、例えば、特開昭63−1938
86号公報の第2頁左下欄第12行から18行に記載の
フィルムないしシートを使用することができる。支持体
の厚みは、通常、30μm以下、好ましくは1〜30μ
mの範囲内である。支持体の厚みが30μmを超える
と、熱伝導性が劣化して、印字品質の低下を招くことが
ある。なお、熱溶融型感熱転写記録用インクシートにお
いて、支持体の裏面側の構成については任意であり、た
とえば走行安定性、帯電防止、耐熱性等の目的のために
のバッキング層を設けても良い。
な耐熱強度を有するとともに寸法安定性の高いことが望
ましい。材料としては、例えば、特開昭63−1938
86号公報の第2頁左下欄第12行から18行に記載の
フィルムないしシートを使用することができる。支持体
の厚みは、通常、30μm以下、好ましくは1〜30μ
mの範囲内である。支持体の厚みが30μmを超える
と、熱伝導性が劣化して、印字品質の低下を招くことが
ある。なお、熱溶融型感熱転写記録用インクシートにお
いて、支持体の裏面側の構成については任意であり、た
とえば走行安定性、帯電防止、耐熱性等の目的のために
のバッキング層を設けても良い。
【0050】熱溶融性インク層 熱溶融性インク層は、熱溶融性化合物、熱可塑性樹脂お
よび着色剤等から構成される。 −熱溶融性化合物− 前記熱溶融性化合物としては、通常この種の熱溶融型感
熱転写記録用インクシートの熱溶融性インク層に使用さ
れるものを任意に使用することができ、具体的には、例
えばポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱
可塑性樹脂の低分子量物、特開昭63−193886号
公報の第4頁左上欄第8行から同頁右上欄第12行まで
に例示の物質を挙げることができ、さらにこれらの他
に、ロジン、水添ロジン、重合ロジン、ロジン変性グリ
セリン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性ポリエ
ステル樹脂、ロジン変性フェノ−ル樹脂およびエステル
ガム等のロジン誘導体、ならびにフェノ−ル樹脂、テル
ペン樹脂、ケトン樹脂、シクロペンタジエン樹脂および
芳香族炭化水素樹脂等を挙げることができる。
よび着色剤等から構成される。 −熱溶融性化合物− 前記熱溶融性化合物としては、通常この種の熱溶融型感
熱転写記録用インクシートの熱溶融性インク層に使用さ
れるものを任意に使用することができ、具体的には、例
えばポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱
可塑性樹脂の低分子量物、特開昭63−193886号
公報の第4頁左上欄第8行から同頁右上欄第12行まで
に例示の物質を挙げることができ、さらにこれらの他
に、ロジン、水添ロジン、重合ロジン、ロジン変性グリ
セリン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性ポリエ
ステル樹脂、ロジン変性フェノ−ル樹脂およびエステル
ガム等のロジン誘導体、ならびにフェノ−ル樹脂、テル
ペン樹脂、ケトン樹脂、シクロペンタジエン樹脂および
芳香族炭化水素樹脂等を挙げることができる。
【0051】なお、上記の熱溶融性化合物は、分子量が
通常、10,000以下、特に、5,000以下で、融
点もしくは軟化点が50〜150℃の範囲にあるものが
好ましい。前記熱溶融性化合物は、一種単独で使用して
もよいし、二種以上を組合せて用いてもよい。
通常、10,000以下、特に、5,000以下で、融
点もしくは軟化点が50〜150℃の範囲にあるものが
好ましい。前記熱溶融性化合物は、一種単独で使用して
もよいし、二種以上を組合せて用いてもよい。
【0052】−熱可塑性樹脂− 前記熱溶融性インク層の成分として使用される前記熱可
塑性樹脂としては、通常この種の熱溶融型感熱転写記録
用インクシートの熱溶融性インク層に使用されるものな
ど各種のものが使用可能であり、例えば特開昭63−1
93886号公報の第4頁右上欄第5頁左上欄第18行
に例示の物質を挙げることができる。
塑性樹脂としては、通常この種の熱溶融型感熱転写記録
用インクシートの熱溶融性インク層に使用されるものな
ど各種のものが使用可能であり、例えば特開昭63−1
93886号公報の第4頁右上欄第5頁左上欄第18行
に例示の物質を挙げることができる。
【0053】−着色剤− 前記熱溶融性インク層の成分として使用される前記着色
剤としては、通常この種の熱溶融型感熱転写記録用イン
クシートの熱溶融性インク層に使用されるものを制限な
く使用することができ、例えば特開昭63−19388
6号公報第5頁右上欄第3行から第15行に記載の無機
顔料、有機顔料等の顔料、ならびに有機染料等の染料を
挙げることができる。これら各種の着色剤は、一種単独
で使用してもよいし、必要に応じて、二種以上を併用し
てもよい。
剤としては、通常この種の熱溶融型感熱転写記録用イン
クシートの熱溶融性インク層に使用されるものを制限な
く使用することができ、例えば特開昭63−19388
6号公報第5頁右上欄第3行から第15行に記載の無機
顔料、有機顔料等の顔料、ならびに有機染料等の染料を
挙げることができる。これら各種の着色剤は、一種単独
で使用してもよいし、必要に応じて、二種以上を併用し
てもよい。
【0054】−添加成分− 前記熱溶融性インク層には、必要に応じてこの発明の目
的を阻害しない範囲で、上記以外の他の添加成分を適宜
添加することができる。例えば熱溶融性インク層には、
フッ素系界面活性剤を含有させても良い。フッ素系界面
活性剤の含有により、前記熱溶融性インク層のブロッキ
ング現象を防止することができる。また、転写した文字
情報含有画像の先鋭性すなわち、文字境界部の切れを良
くするために有機微粒子、無機微粒子、非相溶性樹脂を
添加するのも効果的である。
的を阻害しない範囲で、上記以外の他の添加成分を適宜
添加することができる。例えば熱溶融性インク層には、
フッ素系界面活性剤を含有させても良い。フッ素系界面
活性剤の含有により、前記熱溶融性インク層のブロッキ
ング現象を防止することができる。また、転写した文字
情報含有画像の先鋭性すなわち、文字境界部の切れを良
くするために有機微粒子、無機微粒子、非相溶性樹脂を
添加するのも効果的である。
【0055】−熱溶融性インク層の厚みおよびその形成
法− 前記熱溶融性インク層の膜厚は、通常、0.2〜5.0
μmであり、特に1.0〜4.0μmであるのが好まし
い。この熱溶融性インク層は、形成成分を有機溶媒に分
散あるいは溶解して塗布する方法(有機溶剤法)、加熱
により熱可塑性樹脂などを軟化あるいは溶融状態にして
塗布する方法(ホットメルト塗布法)などを採用して塗
設されていても良いが、形成成分を水や有機溶媒に分散
もしくは溶解させたエマルジョン、もしくは溶液などを
用いて塗工されてなるのが好ましい。
法− 前記熱溶融性インク層の膜厚は、通常、0.2〜5.0
μmであり、特に1.0〜4.0μmであるのが好まし
い。この熱溶融性インク層は、形成成分を有機溶媒に分
散あるいは溶解して塗布する方法(有機溶剤法)、加熱
により熱可塑性樹脂などを軟化あるいは溶融状態にして
塗布する方法(ホットメルト塗布法)などを採用して塗
設されていても良いが、形成成分を水や有機溶媒に分散
もしくは溶解させたエマルジョン、もしくは溶液などを
用いて塗工されてなるのが好ましい。
【0056】前記熱溶融性インク層の塗設に用いる塗工
液中の層形成成分の合計の含有率は、通常は、5〜50
重量%の範囲内に設定される。塗布方法は、通常の方法
を利用して行なうことができる。塗布方法の例として
は、ワイヤーバーを用いた方法、スクイズコート法およ
びグラビアコート法などを挙げることができる。また、
熱溶融性インク層は、少なくとも一層で設けられている
ことが必要であるが、たとえば着色剤の種類および含有
率、あるいは熱可塑性樹脂と熱溶融性化合物との配合比
率などの異なる二層以上の熱溶融性インク層を積層して
構成してもよい。
液中の層形成成分の合計の含有率は、通常は、5〜50
重量%の範囲内に設定される。塗布方法は、通常の方法
を利用して行なうことができる。塗布方法の例として
は、ワイヤーバーを用いた方法、スクイズコート法およ
びグラビアコート法などを挙げることができる。また、
熱溶融性インク層は、少なくとも一層で設けられている
ことが必要であるが、たとえば着色剤の種類および含有
率、あるいは熱可塑性樹脂と熱溶融性化合物との配合比
率などの異なる二層以上の熱溶融性インク層を積層して
構成してもよい。
【0057】剥離層 前記剥離層は、画像形成時にサーマルヘッド等の画像転
写のための加熱機構によって加熱された際に、少なくと
も該剥離層の上に設けられている層(この層のうち少な
くとも1層には着色剤が含有されている。)を十分に速
やかに剥離・転写することを主たる目的として設けられ
ているものであり、この目的の達成にふさわしい熱溶融
性化合物を含有させて熱溶融性化合物の属性が支配的な
層、特に剥離性に優れた層として構成される。前記剥離
層は、前記熱溶融性化合物それ自体で構成することもで
きるが、通常は、その熱溶融性化合物および/または熱
可塑性樹脂等のバインダー樹脂などから構成することが
好ましい。前記剥離層の主成分として使用する前記熱溶
融性化合物は、公知のものなど各種のものを適宜に選択
して使用すればよく、例えば特開昭63−193886
号公報の第4頁左上欄第8行から同頁右上欄第12行ま
でに例示の物質を使用することができる。
写のための加熱機構によって加熱された際に、少なくと
も該剥離層の上に設けられている層(この層のうち少な
くとも1層には着色剤が含有されている。)を十分に速
やかに剥離・転写することを主たる目的として設けられ
ているものであり、この目的の達成にふさわしい熱溶融
性化合物を含有させて熱溶融性化合物の属性が支配的な
層、特に剥離性に優れた層として構成される。前記剥離
層は、前記熱溶融性化合物それ自体で構成することもで
きるが、通常は、その熱溶融性化合物および/または熱
可塑性樹脂等のバインダー樹脂などから構成することが
好ましい。前記剥離層の主成分として使用する前記熱溶
融性化合物は、公知のものなど各種のものを適宜に選択
して使用すればよく、例えば特開昭63−193886
号公報の第4頁左上欄第8行から同頁右上欄第12行ま
でに例示の物質を使用することができる。
【0058】前記熱可塑性樹脂としては、例えばエチレ
ン−酢酸ビニル系樹脂等のエチレン系共重合体、ポリア
ミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂およびセル
ロース系樹脂等を挙げることができる。このほか、例え
ば塩化ビニル系樹脂、ロジン系樹脂、石油系樹脂および
アイオノマー樹脂等の樹脂、天然ゴム、スチレンブタジ
エンゴム、イソプレンゴムおよびクロロプレンゴム等の
エラストマー類、エステルガム、ロジンマレイン酸樹
脂、ロジンフェノール樹脂および水添ロジン等のロジン
誘導体、ならびにフェノール樹脂、テルペン樹脂、シク
ロペンタジエン樹脂および芳香族系樹脂等も場合に応じ
て使用可能である。
ン−酢酸ビニル系樹脂等のエチレン系共重合体、ポリア
ミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂およびセル
ロース系樹脂等を挙げることができる。このほか、例え
ば塩化ビニル系樹脂、ロジン系樹脂、石油系樹脂および
アイオノマー樹脂等の樹脂、天然ゴム、スチレンブタジ
エンゴム、イソプレンゴムおよびクロロプレンゴム等の
エラストマー類、エステルガム、ロジンマレイン酸樹
脂、ロジンフェノール樹脂および水添ロジン等のロジン
誘導体、ならびにフェノール樹脂、テルペン樹脂、シク
ロペンタジエン樹脂および芳香族系樹脂等も場合に応じ
て使用可能である。
【0059】本発明において、前記剥離層の成分として
使用する熱可塑性樹脂は、前記例示の各種の熱可塑性樹
脂の中でも、その融点もしくは軟化点が、通常、50〜
150℃、特に60〜120℃の範囲にあるもの、ある
いは二種以上の混合によってその範囲になるものが好適
に使用される。前記剥離層には、場合により適宜、着色
剤を含有させてもよい。前記剥離層に着色剤を含有させ
る場合、その含量は、その剥離層を構成する全成分に対
して、通常、30重量%以下、好ましくは、20重量%
以下の割合に設定するのが適当である。
使用する熱可塑性樹脂は、前記例示の各種の熱可塑性樹
脂の中でも、その融点もしくは軟化点が、通常、50〜
150℃、特に60〜120℃の範囲にあるもの、ある
いは二種以上の混合によってその範囲になるものが好適
に使用される。前記剥離層には、場合により適宜、着色
剤を含有させてもよい。前記剥離層に着色剤を含有させ
る場合、その含量は、その剥離層を構成する全成分に対
して、通常、30重量%以下、好ましくは、20重量%
以下の割合に設定するのが適当である。
【0060】前記剥離層の層厚は、通常は、0.2〜4
μmの範囲、好ましくは0.5〜2.5μmの範囲にす
るのが適当である。 (7) 熱溶融型感熱転写記録用インクシートの製造 熱溶融型感熱転写記録用インクシートは基本的には支持
体の表面に、熱溶融性インク層を形成する各成分を分散
ないし溶解した熱溶融性インク層形成用塗工液を塗布
し、乾燥することにより形成することができる。
μmの範囲、好ましくは0.5〜2.5μmの範囲にす
るのが適当である。 (7) 熱溶融型感熱転写記録用インクシートの製造 熱溶融型感熱転写記録用インクシートは基本的には支持
体の表面に、熱溶融性インク層を形成する各成分を分散
ないし溶解した熱溶融性インク層形成用塗工液を塗布
し、乾燥することにより形成することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明の画像記録装置および画像記録方
法によると、位相の異なる複数のサーマルヘッドによ
り、感熱転写記録用インクシートの支持体側と被記録シ
ートの支持部材側との両側から熱エネルギーを付与する
ことで、サーマルヘッドのドット密度よりも高い解像度
を有する画像や、ドット内部にさらに濃淡を有する高画
質画像を形成することができる。また、少ない熱エネル
ギーおよび短い印加周期で画像形成を行なうことができ
るので、画像形成の高速化ができるとともに、サーマル
ヘッドの使用寿命を延ばすことができる。
法によると、位相の異なる複数のサーマルヘッドによ
り、感熱転写記録用インクシートの支持体側と被記録シ
ートの支持部材側との両側から熱エネルギーを付与する
ことで、サーマルヘッドのドット密度よりも高い解像度
を有する画像や、ドット内部にさらに濃淡を有する高画
質画像を形成することができる。また、少ない熱エネル
ギーおよび短い印加周期で画像形成を行なうことができ
るので、画像形成の高速化ができるとともに、サーマル
ヘッドの使用寿命を延ばすことができる。
【図1】本発明の画像記録装置の一例を示す概念図であ
る。
る。
【図2】本発明の画像記録装置に係る発熱素子の一配列
例を示す概念図である。
例を示す概念図である。
【図3】本発明の画像記録装置に係る発熱素子の一配列
例を示す概念図である。
例を示す概念図である。
【図4】本発明の画像記録装置に係る発熱素子の一配列
例を示す概念図である。
例を示す概念図である。
【図5】本発明の画像記録方法の一例を示す概念図であ
る。
る。
【図6】本発明の画像記録方法の一例を示す概念図であ
る。
る。
1 画像記録装置 2 感熱転写記録用インクシート 3 支持体 4 インク層 5 受像層 6 被記録シート 7 支持部材 8 サーマルヘッド 9 サーマルヘッド 10 プラテンローラ 11 プラテンローラ 12 発熱素子列 12a 発熱素子 12b 発熱素子 13 発熱素子列 13a 発熱素子 13b 発熱素子 13c 発熱素子 14 発熱素子列 14a 発熱素子 14b 発熱素子 15 発熱素子列 16a 記録領域 16b 記録領域 16c 記録領域 17a 記録領域 17b 記録領域 17c 記録領域 17d 記録領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前島 勝己 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 感熱転写記録用インクシートと、被記録
シートと、少なくとも2基のサーマルヘッドとを有し、
一方のサーマルヘッドが前記感熱転写記録用インクシー
トの支持体側から熱エネルギーを供給するように、また
他方のサーマルヘッドは前記感熱転写記録用インクシー
トに重ねられた前記被記録シートの支持部材側から熱エ
ネルギーを供給するように配備されるとともに、対向す
る2基のサーマルヘッドに装着された発熱素子の配列が
互いに位相を異にすることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 感熱転写記録用インクシートと、被記録
シートと、少なくとも2基のサーマルヘッドとを有し、
前記サーマルヘッドが前記感熱転写記録用インクシート
の支持体側および前記被記録シートの支持部材側から熱
エネルギーを供給するように配備されるとともに、対向
するサーマルヘッドの解像度が実質的に異なることを特
徴とする画像記録装置。 - 【請求項3】 感熱転写記録用インクシートのインク層
と被記録シートの受像層とを圧着し、前記感熱転写記録
用インクシートの支持体側および前記被記録シートの支
持部材側から、同期させた複数本のサーマルヘッドによ
って加熱を行なうことで、前記受像層表面に前記サーマ
ルヘッドの解像度よりも高い解像度を有する画像を形成
することを特徴とする画像記録方法。 - 【請求項4】 感熱転写記録用インクシートのインク層
と被記録シートの受像層とを圧着し、前記感熱転写記録
用インクシートの支持体側および前記被記録シートの支
持部材側から、同期させた複数のサーマルヘッドによっ
て加熱を行なうことで形成した、前記受像層が有する画
像を、前記被記録シートとは異なる被記録シートに再度
熱転写する前記請求項3に記載の画像記録方法。 - 【請求項5】 前記インク層と圧着させる前記受像層が
剥離転写可能である前記請求項3および前記請求項4の
いずれかに記載の画像記録方法。 - 【請求項6】 前記インク層が、熱溶融性インク層であ
る前記請求項3〜5のいずれかに記載の画像記録方法。 - 【請求項7】 前記インク層が、熱拡散性色素含有イン
ク層である前記請求項3〜5のいずれかに記載の画像記
録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4053895A JPH05254163A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 画像記録装置および画像記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4053895A JPH05254163A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 画像記録装置および画像記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05254163A true JPH05254163A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12955461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4053895A Withdrawn JPH05254163A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 画像記録装置および画像記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05254163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003154718A (ja) * | 1994-08-01 | 2003-05-27 | Lasermaster Corp | 高解像度のドナー/ダイレクト組み合わせ型サーマルプリンタ |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP4053895A patent/JPH05254163A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003154718A (ja) * | 1994-08-01 | 2003-05-27 | Lasermaster Corp | 高解像度のドナー/ダイレクト組み合わせ型サーマルプリンタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |