JPH05255302A - 新規なクロマニルオキシアルキルアミン誘導体 - Google Patents
新規なクロマニルオキシアルキルアミン誘導体Info
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- JPH05255302A JPH05255302A JP4086016A JP8601692A JPH05255302A JP H05255302 A JPH05255302 A JP H05255302A JP 4086016 A JP4086016 A JP 4086016A JP 8601692 A JP8601692 A JP 8601692A JP H05255302 A JPH05255302 A JP H05255302A
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- compound
- acid
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 5HT1A受容体に親和性を有する新規なク
ロマニルオキシアルキルアミン誘導体を提供する。 【構成】 一般式(I)で示されるクロマニルオキシア
ルキルアミン誘導体又はその塩。 (式中の記号は,以下の意味を示す。 R1:水素原子又は低級アルキル基。 R2:低級アルコキシ基。 Y :低級アルキレン基。) 【効果】 式(I)の化合物は、5−HT神経系が関与
する種々の疾患、たとえば不安、緊張およびうつ、精神
分裂病等の精神疾患、性的機能障害、食餌摂取障害、睡
眠障害、等々の処置に用いることができる。
ロマニルオキシアルキルアミン誘導体を提供する。 【構成】 一般式(I)で示されるクロマニルオキシア
ルキルアミン誘導体又はその塩。 (式中の記号は,以下の意味を示す。 R1:水素原子又は低級アルキル基。 R2:低級アルコキシ基。 Y :低級アルキレン基。) 【効果】 式(I)の化合物は、5−HT神経系が関与
する種々の疾患、たとえば不安、緊張およびうつ、精神
分裂病等の精神疾患、性的機能障害、食餌摂取障害、睡
眠障害、等々の処置に用いることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,医薬,特に5−HT
1A受容体に対して選択的な親和性を有する新規なクロ
マニルオキシアルキルアミン誘導体又はその塩に関す
る。
1A受容体に対して選択的な親和性を有する新規なクロ
マニルオキシアルキルアミン誘導体又はその塩に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近,数年の間に,神経伝達物質セロト
ニン(5−ヒドロキシトリプタミン:以下5−HTと略
記する。)が,食欲,記憶,体温調節,睡眠,性的行
動,不安,うつ病および幻覚行動を含む多くの生理学的
現象と直接的または間接的に関連していることが明らか
にされてきた〔Glennon,R.A., J, Med. Chem. 30,1(19
87)〕。
ニン(5−ヒドロキシトリプタミン:以下5−HTと略
記する。)が,食欲,記憶,体温調節,睡眠,性的行
動,不安,うつ病および幻覚行動を含む多くの生理学的
現象と直接的または間接的に関連していることが明らか
にされてきた〔Glennon,R.A., J, Med. Chem. 30,1(19
87)〕。
【0003】5−HT受容体には,複数のタイプが存在
することが認識されている。これらの受容体は,5−H
T1,5−HT2および5−HT3受容体として分類さ
れており,最初の5−HT1はさらにサブクラスとして
5−HT1A,5−HT1B,5−HT1Cおよび5−
HT1Dに分類されている。上記5−HT1のサブクラ
スの中で,5−HT1A受容体は不安,うつなどの中枢
神経の疾病に関与していると考えられており,従って,
5HT1A受容体に対して親和性を有する化合物は,中
枢神経形が関与する種々の疾病の治療又は予防に有効で
あると考えられる。
することが認識されている。これらの受容体は,5−H
T1,5−HT2および5−HT3受容体として分類さ
れており,最初の5−HT1はさらにサブクラスとして
5−HT1A,5−HT1B,5−HT1Cおよび5−
HT1Dに分類されている。上記5−HT1のサブクラ
スの中で,5−HT1A受容体は不安,うつなどの中枢
神経の疾病に関与していると考えられており,従って,
5HT1A受容体に対して親和性を有する化合物は,中
枢神経形が関与する種々の疾病の治療又は予防に有効で
あると考えられる。
【0004】従来,5−HT1A受容体に対し選択的な
親和性を有する化合物の代表的なものとしては,ブスピ
ロン(Buspirone;メルクインデックス 11版 229頁に記
載の化合物)や,ビノスピロン (Br.J.Pharmacol,93,2
(1988) にMDL73005EFとして,及び特願昭6
1−246180号広報に実施例9として記載された化
合物)等が知られている。このような化合物は,不安,
うつ,精神分裂病,食餌摂取の障害,学習および認識の
障害,アルツハイマ−病,あるいは高血圧や偏頭痛など
の治療薬となる可能性があると考えられており,中でも
ブスピロンは既に抗不安薬として上市されている。
親和性を有する化合物の代表的なものとしては,ブスピ
ロン(Buspirone;メルクインデックス 11版 229頁に記
載の化合物)や,ビノスピロン (Br.J.Pharmacol,93,2
(1988) にMDL73005EFとして,及び特願昭6
1−246180号広報に実施例9として記載された化
合物)等が知られている。このような化合物は,不安,
うつ,精神分裂病,食餌摂取の障害,学習および認識の
障害,アルツハイマ−病,あるいは高血圧や偏頭痛など
の治療薬となる可能性があると考えられており,中でも
ブスピロンは既に抗不安薬として上市されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は,5−HT
1A受容体に関する研究を重ね,種々の化合物を創製し
てスクリ−ニングを進めてきた結果,新規なクロマニル
オキシアルキルアン誘導体が5−HT1A受容体に対し
て格段に優れた選択的親和性を有することを知見して,
本発明を完成させるに至った。
1A受容体に関する研究を重ね,種々の化合物を創製し
てスクリ−ニングを進めてきた結果,新規なクロマニル
オキシアルキルアン誘導体が5−HT1A受容体に対し
て格段に優れた選択的親和性を有することを知見して,
本発明を完成させるに至った。
【0006】なおアリールオキシアルキルアミン誘導体
に関しては,特表平1−501393号広報に報告され
ているが,本発明の化合物はアリ−ルオキシ基における
置換基の種類を異にする新規化合物である。また,同広
報は,殺真菌剤としての作用を説明しているだけで5−
HT受容体に対する親和性については全く記載していな
い。
に関しては,特表平1−501393号広報に報告され
ているが,本発明の化合物はアリ−ルオキシ基における
置換基の種類を異にする新規化合物である。また,同広
報は,殺真菌剤としての作用を説明しているだけで5−
HT受容体に対する親和性については全く記載していな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち,本発明は,下
記一般式(I)で示される新規なクロマニルオキシアル
キルアミン誘導体又はその製薬学的に許容される塩を提
供するものである。
記一般式(I)で示される新規なクロマニルオキシアル
キルアミン誘導体又はその製薬学的に許容される塩を提
供するものである。
【0008】
【化2】
【0009】(式中の記号は,以下の意味を示す。 R1:水素原子又は低級アルキル基。 R2:低級アルコキシ基。 Y :低級アルキレン基。)
【0010】本発明化合物(I)をさらに説明すると,
次の通りである。本明細書中,『低級』なる語は,炭素
数1乃至6個の直鎖状または分枝状の炭化水素鎖を意味
する。従って,『低級アルキル基』としては,具体的に
は例えばメチル基,エチル基,プロピル基,イソプロピ
ル基,ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,t
ert−ブチル基,ペンチル基,イソペンチル基,ネオ
ペンチル基,tert−ペンチル基,1−メチルブチル
基,2−メチルブチル基,1,2−ジメチルプロピル
基,ヘキシル基,イソヘキシル基,1−メチルペンチル
基,2−メチルペンチル基,3−メチルペンチル基,
1,1−ジメチルブチル基,1,2−ジメチルブチル
基,2,2−ジメチルブチル基,1,3−ジメチルブチ
ル基,2,3−ジメチルブチル基,3,3−ジメチルブ
チル基,1−エチルブチル基,2−エチルブチル基,
1,1,2−トリメチルプロピル基,1,2,2−トリ
メチルプロピル基,1−エチル−1−メチルプロピル
基,1−エチル−2−メチルプロピル基等が挙げられ
る。
次の通りである。本明細書中,『低級』なる語は,炭素
数1乃至6個の直鎖状または分枝状の炭化水素鎖を意味
する。従って,『低級アルキル基』としては,具体的に
は例えばメチル基,エチル基,プロピル基,イソプロピ
ル基,ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,t
ert−ブチル基,ペンチル基,イソペンチル基,ネオ
ペンチル基,tert−ペンチル基,1−メチルブチル
基,2−メチルブチル基,1,2−ジメチルプロピル
基,ヘキシル基,イソヘキシル基,1−メチルペンチル
基,2−メチルペンチル基,3−メチルペンチル基,
1,1−ジメチルブチル基,1,2−ジメチルブチル
基,2,2−ジメチルブチル基,1,3−ジメチルブチ
ル基,2,3−ジメチルブチル基,3,3−ジメチルブ
チル基,1−エチルブチル基,2−エチルブチル基,
1,1,2−トリメチルプロピル基,1,2,2−トリ
メチルプロピル基,1−エチル−1−メチルプロピル
基,1−エチル−2−メチルプロピル基等が挙げられ
る。
【0011】又,『低級アルコキシ基』としては,メト
キシ基,エトキシ基,プロポキシ基,イソプロポキシ
基,ブトキシ基,イソブトキシ基,sec−ブトキシ
基,tert−ブトキシ基,ペンチルオキシ(アミルオ
キシ)基,イソペンチルオキシ基,tert−ペンチル
オキシ基,ネオペンチルオキシ基,2−メチルブトキシ
基,1,2−ジメチルプロポキシ基,1−エチルプロポ
キシ基,ヘキシルオキシ基等が挙げられる。
キシ基,エトキシ基,プロポキシ基,イソプロポキシ
基,ブトキシ基,イソブトキシ基,sec−ブトキシ
基,tert−ブトキシ基,ペンチルオキシ(アミルオ
キシ)基,イソペンチルオキシ基,tert−ペンチル
オキシ基,ネオペンチルオキシ基,2−メチルブトキシ
基,1,2−ジメチルプロポキシ基,1−エチルプロポ
キシ基,ヘキシルオキシ基等が挙げられる。
【0012】『低級アルキレン基』としては,メチレン
基,エチレン基,プロピレン基,ブチレン基,ペンチレ
ン基,ヘキシレン基,メチルメチレン基,メチルエチレ
ン基,メチルプロピレン基,1,1−ジメチルブチレン
基,1,2−ジメチルブチレン基等が挙げられる。
基,エチレン基,プロピレン基,ブチレン基,ペンチレ
ン基,ヘキシレン基,メチルメチレン基,メチルエチレ
ン基,メチルプロピレン基,1,1−ジメチルブチレン
基,1,2−ジメチルブチレン基等が挙げられる。
【0013】本発明化合物は,不斉炭素原子を有するこ
とがあり,該不斉炭素原子に基づく異性体が存在する。
本発明目的化合物には,光学異性体の混合物や単離され
たものが含まれる。
とがあり,該不斉炭素原子に基づく異性体が存在する。
本発明目的化合物には,光学異性体の混合物や単離され
たものが含まれる。
【0014】さらに,本発明化合物は,酸付加塩を形成
する場合がある。塩としては,具体的に塩酸臭化水素
酸,ヨウ化水素酸,硫酸,硝酸,リン酸等の鉱酸,ギ
酸,酢酸,プロピオン酸,シュウ酸,マロン酸,コハク
酸,フマ−ル酸,マレイン酸,乳酸,リンゴ酸,酒石
酸,クエン酸,メタンスルホン酸,エタンスルホン酸等
の有機酸,アスパラギン酸,グルタミン酸等の酸性アミ
ノ酸との酸付加塩等が挙げられる。
する場合がある。塩としては,具体的に塩酸臭化水素
酸,ヨウ化水素酸,硫酸,硝酸,リン酸等の鉱酸,ギ
酸,酢酸,プロピオン酸,シュウ酸,マロン酸,コハク
酸,フマ−ル酸,マレイン酸,乳酸,リンゴ酸,酒石
酸,クエン酸,メタンスルホン酸,エタンスルホン酸等
の有機酸,アスパラギン酸,グルタミン酸等の酸性アミ
ノ酸との酸付加塩等が挙げられる。
【0015】(製造法)本発明化合物及びその塩は,そ
の基本骨格あるいは置換基の種類に基づく特徴を利用
し,種々の合成を適用して製造することができる。以下
にその代表的な製造法を例示する。 第1製法
の基本骨格あるいは置換基の種類に基づく特徴を利用
し,種々の合成を適用して製造することができる。以下
にその代表的な製造法を例示する。 第1製法
【0016】
【化3】
【0017】(式中,R1,R2及びYは前記の意味を
有し,Xはハロゲン原子,またはメチルスルホニルオキ
シ基,トリフルオロメチルスルホニルオキシ基,パラト
ルエンスルホニルオキシ基等のアルキル基の活性化基を
意味し,Zは水素原子,またはベンジル基,アシル基な
どのアミノ基の保護基を意味する。)本製法は,上式中
(II)及び(III) で示される化合物を適当な溶媒中
で反応させ(N−アルキル化工程),Zがアミノ基の保
護基であるときは,これを除去して(脱保護工程),上
式中の(I)で示される本発明化合物を得る方法であ
る。
有し,Xはハロゲン原子,またはメチルスルホニルオキ
シ基,トリフルオロメチルスルホニルオキシ基,パラト
ルエンスルホニルオキシ基等のアルキル基の活性化基を
意味し,Zは水素原子,またはベンジル基,アシル基な
どのアミノ基の保護基を意味する。)本製法は,上式中
(II)及び(III) で示される化合物を適当な溶媒中
で反応させ(N−アルキル化工程),Zがアミノ基の保
護基であるときは,これを除去して(脱保護工程),上
式中の(I)で示される本発明化合物を得る方法であ
る。
【0018】N−アルキル化工程は化合物(II)とその
反応対応量ないし過剰量の(III)とを使用し,適当な
溶媒中で冷却下ないし加熱下,好ましくは室温ないし加
熱下(還流下)に行われる。この際反応対応量ないし過
剰量の塩基を添加することが反応を円滑に進行させる上
で有利な場合がある。溶媒としてはメタノ−ル,エタノ
−ル等のアルコ−ル類,ベンゼン,トルエン等の炭化水
素類,あるいはテトラヒドロフラン,ジオキサン,アセ
トニトリル,ジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキ
シド等,この反応に不活性な溶媒が適宜用いられるほ
か,無溶媒で反応を行うこともある。
反応対応量ないし過剰量の(III)とを使用し,適当な
溶媒中で冷却下ないし加熱下,好ましくは室温ないし加
熱下(還流下)に行われる。この際反応対応量ないし過
剰量の塩基を添加することが反応を円滑に進行させる上
で有利な場合がある。溶媒としてはメタノ−ル,エタノ
−ル等のアルコ−ル類,ベンゼン,トルエン等の炭化水
素類,あるいはテトラヒドロフラン,ジオキサン,アセ
トニトリル,ジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキ
シド等,この反応に不活性な溶媒が適宜用いられるほ
か,無溶媒で反応を行うこともある。
【0019】また,この反応に用いる塩基としては,ト
リエチルアミン,ピリジン等の有機塩基類,炭酸ナトリ
ウム,炭酸カリウム,水酸化ナトリウム等の無機塩基
類,水素化ナトリウム等が挙げられる。さらに塩基が液
体である場合には,その塩基が溶媒を兼ねてもよい。脱
保護工程は,保護基の種類に応じて適宜に方法が採用さ
れる。保護基がベンジル基である場合には通常パラジウ
ム炭素等の貴金属触媒を用いて加水素分解を行えばよ
く,また保護基がアセチル基である場合には酸又はアル
カリによる加水分解等の処理が用いられる。
リエチルアミン,ピリジン等の有機塩基類,炭酸ナトリ
ウム,炭酸カリウム,水酸化ナトリウム等の無機塩基
類,水素化ナトリウム等が挙げられる。さらに塩基が液
体である場合には,その塩基が溶媒を兼ねてもよい。脱
保護工程は,保護基の種類に応じて適宜に方法が採用さ
れる。保護基がベンジル基である場合には通常パラジウ
ム炭素等の貴金属触媒を用いて加水素分解を行えばよ
く,また保護基がアセチル基である場合には酸又はアル
カリによる加水分解等の処理が用いられる。
【0020】
【化4】
【0021】(式中,R1,R2,Y,XおよびZは前
記の意味を有する。)本製法は,上式中(IV)および
(V)で示される化合物を適当な溶媒中で反応させ(N
−アルキル化工程),Zがアミノ基の保護基であるとき
はこれを除去して(脱保護工程),上式中の(I)で示
される本発明化合物を得る方法である。本製法における
N−アルキル化工程及び脱保護工程は前記(1)と同様
に行うことができる。 第2製法
記の意味を有する。)本製法は,上式中(IV)および
(V)で示される化合物を適当な溶媒中で反応させ(N
−アルキル化工程),Zがアミノ基の保護基であるとき
はこれを除去して(脱保護工程),上式中の(I)で示
される本発明化合物を得る方法である。本製法における
N−アルキル化工程及び脱保護工程は前記(1)と同様
に行うことができる。 第2製法
【0022】
【化5】
【0023】(式中,R1,R2およびYは前記の意味
を有する。),本製法は 上式中(VI)で示されるアル
デヒド化合物と(VII)で示されるアミン化合物を脱水
縮合させ(縮合工程),次いで還元する(還元工程),
いわゆる還元的アミノ化として知られる反応にて処理す
ることにより,上式中の(I)で示される本発明化合物
を得る方法である。
を有する。),本製法は 上式中(VI)で示されるアル
デヒド化合物と(VII)で示されるアミン化合物を脱水
縮合させ(縮合工程),次いで還元する(還元工程),
いわゆる還元的アミノ化として知られる反応にて処理す
ることにより,上式中の(I)で示される本発明化合物
を得る方法である。
【0024】縮合工程は化合物(VI)とその反応対応量
の(VII)とを利用して適当な溶媒中で冷却下ないし加
熱下,好ましくは室温ないし加熱下(還流下)に行わ
れ,その際共沸脱水装置あるいは分子ふるい等の脱水剤
を用いて脱水しながら反応を行ってもよい。また溶媒と
して酢酸,p−トルエンスルホン酸等を加えることが好
ましい。溶媒としてメタノ−ル,エタノ−ル等のアルコ
−ル類,ベンゼン,トルエン等の炭化水素類,クロロホ
ルム,1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素
類,あるいはテトラヒドロフラン,ジオキサン,アセト
ニトリル等,この反応に不活性な溶媒が適宜用いられ
る。
の(VII)とを利用して適当な溶媒中で冷却下ないし加
熱下,好ましくは室温ないし加熱下(還流下)に行わ
れ,その際共沸脱水装置あるいは分子ふるい等の脱水剤
を用いて脱水しながら反応を行ってもよい。また溶媒と
して酢酸,p−トルエンスルホン酸等を加えることが好
ましい。溶媒としてメタノ−ル,エタノ−ル等のアルコ
−ル類,ベンゼン,トルエン等の炭化水素類,クロロホ
ルム,1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素
類,あるいはテトラヒドロフラン,ジオキサン,アセト
ニトリル等,この反応に不活性な溶媒が適宜用いられ
る。
【0025】還元工程は適当な溶媒中金属水素化物等の
還元剤を用いるか,あるいは貴金属触媒の存在下接触還
元により行うことができる。還元剤としては水素化ホウ
素ナトリウム,シアノ水素化ホウ素ナトリウム等が適宜
用いられ,冷却下ないし加熱下に縮合工程と同様の溶媒
を用いて行なわれる。接触還元の場合はパラジウム炭
素,酸化白金などの貴金属触媒の存在下,メタノ−ル,
エタノ−ル,酢酸エチル等,通常接触還元に使用される
溶媒中で常圧ないし加圧下に行われる。なお本製法にお
いては,縮合工程後脱水縮合体を単離してから還元工程
を行なってもよいし,脱水縮合と還元の二つの反応を連
続的もしくは同時に行なってもよい。
還元剤を用いるか,あるいは貴金属触媒の存在下接触還
元により行うことができる。還元剤としては水素化ホウ
素ナトリウム,シアノ水素化ホウ素ナトリウム等が適宜
用いられ,冷却下ないし加熱下に縮合工程と同様の溶媒
を用いて行なわれる。接触還元の場合はパラジウム炭
素,酸化白金などの貴金属触媒の存在下,メタノ−ル,
エタノ−ル,酢酸エチル等,通常接触還元に使用される
溶媒中で常圧ないし加圧下に行われる。なお本製法にお
いては,縮合工程後脱水縮合体を単離してから還元工程
を行なってもよいし,脱水縮合と還元の二つの反応を連
続的もしくは同時に行なってもよい。
【0026】
【化6】
【0027】(式中,R1およびR2は前記の意味を有
し,Aは水素原子または低級アルキル基を示し,Y′は
低級アルキレン基を示し,ここにA−CH−Y′は前記
Yに等しい。)本発明化合物(I)中,上式中(Ia)
で示される化合物は,上式中(VIII)で示されるアミン
化合物と(IX)で示されるアルデヒド(またはケトン)
化合物を脱水縮合させ(縮合工程),次いで還元する
(還元工程),いわゆる還元的アミノ化として知られる
反応にて処理することにより得られる。本製法における
縮合工程と還元工程は前記(1)と同様に行なうことが
できる。 第3製法
し,Aは水素原子または低級アルキル基を示し,Y′は
低級アルキレン基を示し,ここにA−CH−Y′は前記
Yに等しい。)本発明化合物(I)中,上式中(Ia)
で示される化合物は,上式中(VIII)で示されるアミン
化合物と(IX)で示されるアルデヒド(またはケトン)
化合物を脱水縮合させ(縮合工程),次いで還元する
(還元工程),いわゆる還元的アミノ化として知られる
反応にて処理することにより得られる。本製法における
縮合工程と還元工程は前記(1)と同様に行なうことが
できる。 第3製法
【0028】
【化7】
【0029】(式中,R1,R2及びYは前記の意味を
有する。)本製法は,上式中(X)で示されるカルボン
酸またはその反応性誘導体と(XI)で示されるアミン化
合物をカップリングさせ(アシル化工程),次いで生成
した酸アミド(XII)を還元する(還元工程)ことによ
り,上式中の(I)で示される本発明化合物を得る方法
である。
有する。)本製法は,上式中(X)で示されるカルボン
酸またはその反応性誘導体と(XI)で示されるアミン化
合物をカップリングさせ(アシル化工程),次いで生成
した酸アミド(XII)を還元する(還元工程)ことによ
り,上式中の(I)で示される本発明化合物を得る方法
である。
【0030】アシル化工程は,化合物(X)またはその
反応性誘導体と化合物(XI)とを反応対応量,あるいは
一方を過剰量として用い,ベンゼン,トルエン等の炭化
水素類,ジクロロメタン,クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素類,あるいはエ−テル,テトラヒドロフラン,
ジオキサン,アセトニトリル,ジメチルホルムアミド,
水等,この反応に不活性な溶媒中に行われる。反応性誘
導体の種類によっては塩基の存在下に反応を行うのが有
利な場合が有り,そのような塩基としては,トリエチル
アミン,ピリジン,4−ジメチルアミノピリジン等の有
機塩基類,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,水酸化ナト
リウム等の無機塩基類等が挙げられる。さらにピリジン
等液体の塩基の場合,その塩基を溶媒として用いてもよ
い。
反応性誘導体と化合物(XI)とを反応対応量,あるいは
一方を過剰量として用い,ベンゼン,トルエン等の炭化
水素類,ジクロロメタン,クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素類,あるいはエ−テル,テトラヒドロフラン,
ジオキサン,アセトニトリル,ジメチルホルムアミド,
水等,この反応に不活性な溶媒中に行われる。反応性誘
導体の種類によっては塩基の存在下に反応を行うのが有
利な場合が有り,そのような塩基としては,トリエチル
アミン,ピリジン,4−ジメチルアミノピリジン等の有
機塩基類,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,水酸化ナト
リウム等の無機塩基類等が挙げられる。さらにピリジン
等液体の塩基の場合,その塩基を溶媒として用いてもよ
い。
【0031】反応温度は反応性誘導体の種類によって異
なり,特に限定されない。還元工程エーテル,テトラヒ
ドロフラン,ジメトキシエタン,あるいはヘキサン,ベ
ンゼン,トルエン等,反応に不活性な溶媒中で,冷却下
ないし加熱下,好ましくは0℃ないし加熱下(還流下)
に適当な還元利用を用いて行われる。還元剤としてはボ
ラン,水素化アルミニウム,水素化リチウムアルミニウ
ム,水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウム
ナトリウム等が適宜用いられる。なお還元工程は,アシ
ル工程に続けて行ってもよいし,アシル化工程で得た酸
アミドを単離してから行ってもよい。
なり,特に限定されない。還元工程エーテル,テトラヒ
ドロフラン,ジメトキシエタン,あるいはヘキサン,ベ
ンゼン,トルエン等,反応に不活性な溶媒中で,冷却下
ないし加熱下,好ましくは0℃ないし加熱下(還流下)
に適当な還元利用を用いて行われる。還元剤としてはボ
ラン,水素化アルミニウム,水素化リチウムアルミニウ
ム,水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウム
ナトリウム等が適宜用いられる。なお還元工程は,アシ
ル工程に続けて行ってもよいし,アシル化工程で得た酸
アミドを単離してから行ってもよい。
【0032】
【化8】
【0033】(式中,R1およびR2は前記の意味を有
し,Y″は低級アルキレン基を示し,このCH2−Y″
は前記Yに等しい。)本発明化合物(I)中,上式中
(Ib)で示される化合物は,上式中(XIII)示されるア
ミン化合物と(XIV)で示されるカルボン酸またはその
反応性誘導体とをカップリング(アシル化工程),次い
で生成した酸アミド(XV)を還元する(還元工程)こと
により得られる。本製法におけるアシル化工程と還元工
程は前記(1)と同様に行うことができる。
し,Y″は低級アルキレン基を示し,このCH2−Y″
は前記Yに等しい。)本発明化合物(I)中,上式中
(Ib)で示される化合物は,上式中(XIII)示されるア
ミン化合物と(XIV)で示されるカルボン酸またはその
反応性誘導体とをカップリング(アシル化工程),次い
で生成した酸アミド(XV)を還元する(還元工程)こと
により得られる。本製法におけるアシル化工程と還元工
程は前記(1)と同様に行うことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の化合物は5−HT受容体に対し
て親和性を有し,とりわけ,5−HT受容体のサブタイ
プである5−HT1A受容体に対して非常に高い親和性
を示す。このため本発明の化合物は5−HT神経系が関
与する種々の疾患の処置に用いることができる。このよ
うな疾患としては例えば不安,緊張およびうつ,精神分
裂病などの精神神経疾患,性的機能障害,食餌摂取の障
害,睡眠障害,動揺病および薬物依存等があげられる。
さらにこれらは脳卒中,脳虚血,認識障害,学習・記憶
障害,アルツハイマ−病などの処置のために用いること
ができる。さらにまた,これらは偏頭痛や高血圧などの
循環器系の障害に対して用いることができる。さらに本
発明の包含する化合物の一部はアドレナリンα受容体に
親和性を持つことから,当該化合物は排尿障害,高血圧
症の治療剤および脳循環改善剤として用いることができ
る。
て親和性を有し,とりわけ,5−HT受容体のサブタイ
プである5−HT1A受容体に対して非常に高い親和性
を示す。このため本発明の化合物は5−HT神経系が関
与する種々の疾患の処置に用いることができる。このよ
うな疾患としては例えば不安,緊張およびうつ,精神分
裂病などの精神神経疾患,性的機能障害,食餌摂取の障
害,睡眠障害,動揺病および薬物依存等があげられる。
さらにこれらは脳卒中,脳虚血,認識障害,学習・記憶
障害,アルツハイマ−病などの処置のために用いること
ができる。さらにまた,これらは偏頭痛や高血圧などの
循環器系の障害に対して用いることができる。さらに本
発明の包含する化合物の一部はアドレナリンα受容体に
親和性を持つことから,当該化合物は排尿障害,高血圧
症の治療剤および脳循環改善剤として用いることができ
る。
【0035】以下に本発明化合物の5−HT1A受容体
に対する親和性および不安寛解作用について,実験例を
掲記して説明する。 5−HT1Aに受容体に対する親和性試験 1)実験方法 5−HT1Aに対する親和性は,Peroutka の方法 (J.
Neurochem. 47, 529(1986)) に従い,ラット海馬の標本
を用いてトリチウム標識した8−OH−DPATの置換
を測定することにより求め,Ki値として表わした。本
発明化合物及び5−HT1A受容体に対し,選択的な親
和性を有するブスピロン(本試験の対照化合物)のKi
値を下記表に示す。
に対する親和性および不安寛解作用について,実験例を
掲記して説明する。 5−HT1Aに受容体に対する親和性試験 1)実験方法 5−HT1Aに対する親和性は,Peroutka の方法 (J.
Neurochem. 47, 529(1986)) に従い,ラット海馬の標本
を用いてトリチウム標識した8−OH−DPATの置換
を測定することにより求め,Ki値として表わした。本
発明化合物及び5−HT1A受容体に対し,選択的な親
和性を有するブスピロン(本試験の対照化合物)のKi
値を下記表に示す。
【0036】
【表1】
【0037】この結果,本発明化合物は,対照化合物で
あるブスピロンと比較して,5−HT1A受容体に対す
る親和性が著しく強力であることが知見された。このた
め本発明化合物は,5−HT神経系に関与する種々の疾
患の予防又は治療において,より優れた効果を有するこ
とが期待できる。
あるブスピロンと比較して,5−HT1A受容体に対す
る親和性が著しく強力であることが知見された。このた
め本発明化合物は,5−HT神経系に関与する種々の疾
患の予防又は治療において,より優れた効果を有するこ
とが期待できる。
【0038】不安寛解作用試験 1)実験方法 本発明化合物の不安寛解作用を,マウスの明暗箱での実
験により調べた (CRAWLEY et al,Pharmacol. Biochem.
Behav., 13, 167(1980))。不安寛解作用は明暗箱の明領
域におけるマウスの滞在時間率の増加として示される。
試験に先立ち3週間以上昼夜逆転飼育した雄性ICRマ
ウス(8−10週齢)に薬物を腹腔内投与し,30分後
マウスを明暗箱に入れ,5分間の行動を観察した。その
間,マウスが明領域に滞在した時間の合計を求め,明領
域と暗領域の滞在時間の合計に対する百分率%として表
した。本発明化合物の投与群では対照群に対して明領域
での滞在時間率の有意な増加が認められた。
験により調べた (CRAWLEY et al,Pharmacol. Biochem.
Behav., 13, 167(1980))。不安寛解作用は明暗箱の明領
域におけるマウスの滞在時間率の増加として示される。
試験に先立ち3週間以上昼夜逆転飼育した雄性ICRマ
ウス(8−10週齢)に薬物を腹腔内投与し,30分後
マウスを明暗箱に入れ,5分間の行動を観察した。その
間,マウスが明領域に滞在した時間の合計を求め,明領
域と暗領域の滞在時間の合計に対する百分率%として表
した。本発明化合物の投与群では対照群に対して明領域
での滞在時間率の有意な増加が認められた。
【0039】一般式(I)で示された化合物又はその塩
の1種又は2種以上を有効成分として含有する製薬組成
物は,通常製剤化に用いられる担体や賦形剤,その他添
加剤を用いて調製される。製剤用の担体や賦形剤として
は,固体又は液体状の非毒性医薬用物質が挙げられる。
これらの例としては,たとえば乳糖,ステアリン酸マグ
ネシウム,スタ−チ,タルク,ゼラチン,寒天,ペクチ
ン,アラビアゴム,オリ−ブ油,ゴマ油,カカオバタ
−,エチレングリコ−ル等やその他常用のものが例示さ
れる。
の1種又は2種以上を有効成分として含有する製薬組成
物は,通常製剤化に用いられる担体や賦形剤,その他添
加剤を用いて調製される。製剤用の担体や賦形剤として
は,固体又は液体状の非毒性医薬用物質が挙げられる。
これらの例としては,たとえば乳糖,ステアリン酸マグ
ネシウム,スタ−チ,タルク,ゼラチン,寒天,ペクチ
ン,アラビアゴム,オリ−ブ油,ゴマ油,カカオバタ
−,エチレングリコ−ル等やその他常用のものが例示さ
れる。
【0040】投与は錠剤,丸剤,カプセル剤,顆粒剤,
散剤,液剤等による経口投与,あるいは静注,筋注等の
注射剤,坐剤,経皮等による非経口投与のいずれの形態
であってもよい。投与量は症状,投与対象の年令,性別
等を考慮して個々の場合に応じて適宜決定されるが,通
常経口投与の場合成人1日当たり0.1〜1000m
g,好ましくは1〜500mg程度であり,これを1回
で,あるいは2〜4回に分けて投与する。
散剤,液剤等による経口投与,あるいは静注,筋注等の
注射剤,坐剤,経皮等による非経口投与のいずれの形態
であってもよい。投与量は症状,投与対象の年令,性別
等を考慮して個々の場合に応じて適宜決定されるが,通
常経口投与の場合成人1日当たり0.1〜1000m
g,好ましくは1〜500mg程度であり,これを1回
で,あるいは2〜4回に分けて投与する。
【0041】
【実施例】以下に実施例を掲記して本発明を更に詳細に
説明する。なお,本発明原料化合物には新規な物質も含
まれており実施例で使用した原料化合物は新規であるか
ら,その製法を参考例に示す。 参考例 1
説明する。なお,本発明原料化合物には新規な物質も含
まれており実施例で使用した原料化合物は新規であるか
ら,その製法を参考例に示す。 参考例 1
【0042】
【化9】
【0043】(1)6−フルオロ−2−メチル−4−ク
ロマノン5.0gを氷酢酸25mlに溶解し,10%パ
ラジウム炭素0.5gを加え,常圧水素下一夜撹拌し
た。パラジウム炭素を濾去し,濾液を濃縮後残渣にエ−
テルを加え,炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後
溶媒を留去し,6−フルオロ−2−メチルクロマン4.
3gを得た。
ロマノン5.0gを氷酢酸25mlに溶解し,10%パ
ラジウム炭素0.5gを加え,常圧水素下一夜撹拌し
た。パラジウム炭素を濾去し,濾液を濃縮後残渣にエ−
テルを加え,炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後
溶媒を留去し,6−フルオロ−2−メチルクロマン4.
3gを得た。
【0044】理化学的性状 質量分析値(EI,m/z):166(M+) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3 ,TMS内部標
準) δ:1.37(3H,d,2−CH3),1.5−2.
1(2H,m,C3−H2),2.7−3.0(2H,
m,C4−H2),3.9−4.3(1H,m,C2−
H),6.6−6.9(3H,m)
準) δ:1.37(3H,d,2−CH3),1.5−2.
1(2H,m,C3−H2),2.7−3.0(2H,
m,C4−H2),3.9−4.3(1H,m,C2−
H),6.6−6.9(3H,m)
【0045】(2)塩化アルミニウム1.56gを1,
2−ジクロロエタン15mlに溶解し,−5℃に冷却し
た。ここに塩化アセチル1.84gの1,2−ジクロロ
エタン溶液(3ml)を滴下し,次いで,(1)の6−
フルオロ−2−メチルクロマン3.24gの1,2−ジ
クロロエタン溶液(5ml)を滴下した。−10〜−5
℃を保って2時間撹拌した後,反応混合物を氷水に注
ぎ,エ−テルで抽出した。有機層を濃縮後残渣をカラム
クロマトグラフィ−に付し,ヘキサン−酢酸エチル(9
7:3)の混合溶媒で溶出することにより,第一分画と
して未反応の原料1.13gを回収し,第二分画として
目的の8−アセチル−6−フルオロ−2−メチルクロマ
ン2.22gを白色結晶として得た。
2−ジクロロエタン15mlに溶解し,−5℃に冷却し
た。ここに塩化アセチル1.84gの1,2−ジクロロ
エタン溶液(3ml)を滴下し,次いで,(1)の6−
フルオロ−2−メチルクロマン3.24gの1,2−ジ
クロロエタン溶液(5ml)を滴下した。−10〜−5
℃を保って2時間撹拌した後,反応混合物を氷水に注
ぎ,エ−テルで抽出した。有機層を濃縮後残渣をカラム
クロマトグラフィ−に付し,ヘキサン−酢酸エチル(9
7:3)の混合溶媒で溶出することにより,第一分画と
して未反応の原料1.13gを回収し,第二分画として
目的の8−アセチル−6−フルオロ−2−メチルクロマ
ン2.22gを白色結晶として得た。
【0046】理化学的性状 質量分析値(EI,m/z):208(M+) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3 ,TMS内部標
準) δ:1.45(3H,d,2−CH3),1.5−2.
2(2H,m,C3−H2),2.61(3H,s,C
OCH3),2.7−3.0(2H,m,C4−
H2),4.0−4.5(1H,m,C2−H),6.
90(1H,dd),7.23(1H,dd)
準) δ:1.45(3H,d,2−CH3),1.5−2.
2(2H,m,C3−H2),2.61(3H,s,C
OCH3),2.7−3.0(2H,m,C4−
H2),4.0−4.5(1H,m,C2−H),6.
90(1H,dd),7.23(1H,dd)
【0047】(3)8−アセチル−6−フルオロ−2−
メチルクロマン2.15gをトルエン25mlに溶解
し,氷冷下トリフルオロ酢酸3.54g,続いてm−ク
ロロ過安息香酸3.34gを徐々に加えた。5℃で18
時間撹拌後希アンモニア水を加え,エ−テルで抽出し
た。溶媒を留去後,残渣にメタノ−ル25mlおよび1
規定水酸化ナトリウム23mlを加え,室温で1時間撹
拌した。反応混合物からメタノ−ルの大半を留去後,氷
冷下に希塩酸を加えて中和し,析出する結晶を濾取し
た。減圧乾燥し,6−フルオロ−2−メチル−8−クロ
マノ−ル1.0gを得た
メチルクロマン2.15gをトルエン25mlに溶解
し,氷冷下トリフルオロ酢酸3.54g,続いてm−ク
ロロ過安息香酸3.34gを徐々に加えた。5℃で18
時間撹拌後希アンモニア水を加え,エ−テルで抽出し
た。溶媒を留去後,残渣にメタノ−ル25mlおよび1
規定水酸化ナトリウム23mlを加え,室温で1時間撹
拌した。反応混合物からメタノ−ルの大半を留去後,氷
冷下に希塩酸を加えて中和し,析出する結晶を濾取し
た。減圧乾燥し,6−フルオロ−2−メチル−8−クロ
マノ−ル1.0gを得た
【0048】理化学的性状 質量分析値(EI,m/z):182(M+) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3 ,TMS内部標
準) δ:1.40(3H,d,2−CH3),1.6−2.
2(2H,m,C3−H2),2.6−2.9(2H,
m,C4−H2),4.0−4.3(1H,m,C2−
H),4.9(1H,br s,OH),6.31(1
H,dd),6.48(1H,dd)
準) δ:1.40(3H,d,2−CH3),1.6−2.
2(2H,m,C3−H2),2.6−2.9(2H,
m,C4−H2),4.0−4.3(1H,m,C2−
H),4.9(1H,br s,OH),6.31(1
H,dd),6.48(1H,dd)
【0049】(4)(3)で得た6−フルオロ−2−メ
チル−8−クロマノール1.58gを1,2−ジブロム
エタン7.5mlに溶解し,3規定水酸化ナトリウム水
溶液10mlおよび硫酸水素テトラブチルアンモニウム
(TBAHS)150mgを加え,70℃で2時間撹拌
した。冷後反応混合物をジクロロメタンで抽出し,有機
層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去後残渣をカラムクロマトグラフィーに付
し,ヘキサン−酢酸エチル(95:5)の混合溶媒で溶
出することにより,8−(ブロモエトキシ)−6−フル
オロ−2−メチルクロマンの白色結晶2.29gを得
た。
チル−8−クロマノール1.58gを1,2−ジブロム
エタン7.5mlに溶解し,3規定水酸化ナトリウム水
溶液10mlおよび硫酸水素テトラブチルアンモニウム
(TBAHS)150mgを加え,70℃で2時間撹拌
した。冷後反応混合物をジクロロメタンで抽出し,有機
層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去後残渣をカラムクロマトグラフィーに付
し,ヘキサン−酢酸エチル(95:5)の混合溶媒で溶
出することにより,8−(ブロモエトキシ)−6−フル
オロ−2−メチルクロマンの白色結晶2.29gを得
た。
【0050】理化学的性状 質料分析値(EI,m/z):288(M+),290
(M++2) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3,TMS内部標準) δ:1.43(3H,d,2−CH3),1.6−2.
2(2H,m,C3−H2),2.7−3.0(2H,
m,C4−H2),3.63(2H,t,CH2B
r),4.0−4.3(1H,m,C2−H),4.2
9(2H,t,OCH2),6.42(1H,dd),
6.52(1H,dd) 参考例2
(M++2) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3,TMS内部標準) δ:1.43(3H,d,2−CH3),1.6−2.
2(2H,m,C3−H2),2.7−3.0(2H,
m,C4−H2),3.63(2H,t,CH2B
r),4.0−4.3(1H,m,C2−H),4.2
9(2H,t,OCH2),6.42(1H,dd),
6.52(1H,dd) 参考例2
【0051】
【化10】
【0052】参考例1で得た8−(2−ブロモエトキ
シ)−6−フルオロ−2−メチルクロマン0.60g,
ベンジルアミン1.07gをアセトニトリル6mlに溶
解し,炭酸カリウム0.29gを加え,3時間加熱還流
した。冷後エーテルを加えて不溶物を濾去し,濾液を減
圧濃縮して粗製のN−[2−(6−フルオロ−2−メチ
ル−8−クロマニルオキシ)エチル]ベンジルアミン
0.78gを得た。次にこの粗製のアミンをメタノール
10mlに溶解し,10%パラジウム炭素0.4g,ギ
酸1.5mlを加え,室温で2日間放置した。パラジウ
ム炭素を濾去し,溶媒を留去後残渣に水酸化ナトリウム
水溶液を加え,ジクロロメタンで抽出した。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後溶媒を留去し,2−(6−フルオロ
−2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチルアミンの
固体 0.43gを得た。理化学的性状 質量分析値(EI,m/z):225(M+) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS内部標
準) δ:1.42(3H,d,2’−CH3),1.55
(2H,br s,NH2),1.6−2.2(2H,
m,C3’−H2),2.7−3.0(2H,m,C
4’−H2),3.07(2H,t,CH2N),4.
00(2H,t,OCH2),4.0−4.3(1H,
m,C2−H),6.3−6.6(2H,m) 実施例1
シ)−6−フルオロ−2−メチルクロマン0.60g,
ベンジルアミン1.07gをアセトニトリル6mlに溶
解し,炭酸カリウム0.29gを加え,3時間加熱還流
した。冷後エーテルを加えて不溶物を濾去し,濾液を減
圧濃縮して粗製のN−[2−(6−フルオロ−2−メチ
ル−8−クロマニルオキシ)エチル]ベンジルアミン
0.78gを得た。次にこの粗製のアミンをメタノール
10mlに溶解し,10%パラジウム炭素0.4g,ギ
酸1.5mlを加え,室温で2日間放置した。パラジウ
ム炭素を濾去し,溶媒を留去後残渣に水酸化ナトリウム
水溶液を加え,ジクロロメタンで抽出した。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後溶媒を留去し,2−(6−フルオロ
−2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチルアミンの
固体 0.43gを得た。理化学的性状 質量分析値(EI,m/z):225(M+) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS内部標
準) δ:1.42(3H,d,2’−CH3),1.55
(2H,br s,NH2),1.6−2.2(2H,
m,C3’−H2),2.7−3.0(2H,m,C
4’−H2),3.07(2H,t,CH2N),4.
00(2H,t,OCH2),4.0−4.3(1H,
m,C2−H),6.3−6.6(2H,m) 実施例1
【0053】
【化11】
【0054】8−(2−ブロモエトキシ)−6−フルオ
ロ−2−メチルクロマン(参考例1の化合物)350m
g,p−メトキシフェネチルアミン370mgをアセト
ニトリル5mlに溶解し,炭酸カリウム190mgを加
え,2時間加熱還流した。溶媒を留去し,残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し,クロロホルム−
メタノール(99:1)の混合溶媒で溶出することによ
り,無色油状の遊離塩基370mgを得た。これを酢酸
エチル中塩化水素で処理することにより粗製の結晶を
得,さらに酢酸エチル−エーテルより再結晶して,N−
[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオ
キシ)エチル]−p−メチルフェネチルアミン 塩酸塩
0.25水和物 370mgを得た。
ロ−2−メチルクロマン(参考例1の化合物)350m
g,p−メトキシフェネチルアミン370mgをアセト
ニトリル5mlに溶解し,炭酸カリウム190mgを加
え,2時間加熱還流した。溶媒を留去し,残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し,クロロホルム−
メタノール(99:1)の混合溶媒で溶出することによ
り,無色油状の遊離塩基370mgを得た。これを酢酸
エチル中塩化水素で処理することにより粗製の結晶を
得,さらに酢酸エチル−エーテルより再結晶して,N−
[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオ
キシ)エチル]−p−メチルフェネチルアミン 塩酸塩
0.25水和物 370mgを得た。
【0055】理化学的性状 融点 138−140℃ 元素分析値 (C21H26NO3F・HCl・0.2
5H2Oとして) C(%) H(%) N(%) Cl(%) F(%) 理論値 62.99 6.92 3.50 8.85 4.75 実験値 63.05 6.81 3.55 8.75 4.49
5H2Oとして) C(%) H(%) N(%) Cl(%) F(%) 理論値 62.99 6.92 3.50 8.85 4.75 実験値 63.05 6.81 3.55 8.75 4.49
【0056】理化学的性状 質量分析値(EI,m/z):360(M++1)(遊
離塩基基準) 核磁気共鳴スペクトル(CD3OD,TMS内部標準) δ:1.34(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.2(2H,m,C3’−H2),2.7−3.0
(2H,m,C4’−H2),2.99(2H,t,N
CH2CH 2Ar),3.37(2H,t,NCH 2C
H2Ar),3.37(2H,t,OCH2CH
2N),4.0−4.2(1H,m,C2’−H),
4.27(2H,t,OCH 2CH2N),6.51
(1H,dd),6.65(1H,dd),6.90
(2H,d),7.22(2H,d) 実施例2
離塩基基準) 核磁気共鳴スペクトル(CD3OD,TMS内部標準) δ:1.34(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.2(2H,m,C3’−H2),2.7−3.0
(2H,m,C4’−H2),2.99(2H,t,N
CH2CH 2Ar),3.37(2H,t,NCH 2C
H2Ar),3.37(2H,t,OCH2CH
2N),4.0−4.2(1H,m,C2’−H),
4.27(2H,t,OCH 2CH2N),6.51
(1H,dd),6.65(1H,dd),6.90
(2H,d),7.22(2H,d) 実施例2
【0057】
【化12】
【0058】(1)3−(p−メトキシフェニル)プロ
ピオン酸190mgをジクロロメタン2.5mlに溶解
し,オキザリルクロリド150mgおよびジメチルホル
ムアミド1滴を加え,室温で1時間撹拌した後,反応液
を濃縮して,対応する酸クロリドを得た。別に,2−
(6−フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオキシ)
エチルアミン(参考例2の化合物)200mgおよびト
リエチルアミン130mgをジクロロメタン3mlに溶
解し,さきに調製した酸クロリドの塩化メチレン溶液
(2ml)を滴下後,室温で2時間撹拌した。
ピオン酸190mgをジクロロメタン2.5mlに溶解
し,オキザリルクロリド150mgおよびジメチルホル
ムアミド1滴を加え,室温で1時間撹拌した後,反応液
を濃縮して,対応する酸クロリドを得た。別に,2−
(6−フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオキシ)
エチルアミン(参考例2の化合物)200mgおよびト
リエチルアミン130mgをジクロロメタン3mlに溶
解し,さきに調製した酸クロリドの塩化メチレン溶液
(2ml)を滴下後,室温で2時間撹拌した。
【0059】反応液を希塩酸,炭酸水素ナトリウム水溶
液,飽和食塩水の順で洗い,無水硫酸マグネシウムで乾
燥後溶媒を留去し,得られた固体をエーテルで洗浄し
て,N−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロ
マニルオキシ)エチル]−3−(p−メトキトフェニ
ル)プロピオンアミド280mgを得た。
液,飽和食塩水の順で洗い,無水硫酸マグネシウムで乾
燥後溶媒を留去し,得られた固体をエーテルで洗浄し
て,N−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロ
マニルオキシ)エチル]−3−(p−メトキトフェニ
ル)プロピオンアミド280mgを得た。
【0060】理化学的性状 質量分析値(FAB,m/z):388(M++1) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS内部標
準) δ:1.41(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.2(2H,m,C3’−H2),2.47(2H,
t,COCH 2CH2Ar),2.7−3.0(2H,
m,C4’−H2),2.91(2H,t,COCH2
CH 2Ar),3.62(2H,q,OCH2CH
2N),3.74(3H,s,OCH3),3.99
(2H,t,OCH 2CH2N),4.0−4.2(1
H,m,C2’−H),6.17(1H,br s,N
HCO),6.4−6.6(2H,m),6.79(2
H,d),7.11(2H,d)
準) δ:1.41(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.2(2H,m,C3’−H2),2.47(2H,
t,COCH 2CH2Ar),2.7−3.0(2H,
m,C4’−H2),2.91(2H,t,COCH2
CH 2Ar),3.62(2H,q,OCH2CH
2N),3.74(3H,s,OCH3),3.99
(2H,t,OCH 2CH2N),4.0−4.2(1
H,m,C2’−H),6.17(1H,br s,N
HCO),6.4−6.6(2H,m),6.79(2
H,d),7.11(2H,d)
【0061】(2)上記(1)で得たN−[2−(6−
フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチ
ル]−3−(p−メトキシフェニル)プロピオンアミド
270mgにボラン−テトラヒドロフラン錯体(1Mテ
トラヒドロフラン溶液)2.1mlを加え,2時間加熱
還流した後,メタノール0.2mlおよび濃塩酸0.4
mlを加え,更に1時間加熱還流した。反応混合物に水
酸化ナトリウム水溶液を加え,ジクロロメタンで抽出し
た。
フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチ
ル]−3−(p−メトキシフェニル)プロピオンアミド
270mgにボラン−テトラヒドロフラン錯体(1Mテ
トラヒドロフラン溶液)2.1mlを加え,2時間加熱
還流した後,メタノール0.2mlおよび濃塩酸0.4
mlを加え,更に1時間加熱還流した。反応混合物に水
酸化ナトリウム水溶液を加え,ジクロロメタンで抽出し
た。
【0062】溶媒を留去してシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し,クロロホルム−メタノール(99:
1)の混合溶媒で溶出することにより,油状の遊離塩基
200mgを得た。これをフマル酸29mgで処理して
フマル酸塩とし,エタノールから再結晶することによ
り,N−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロ
マニルオキシ)エチル]−3−(p−メトキトフェニ
ル)プロピルアミン ヘミフマレート 0.25水和物
202mgを得た。
グラフィーに付し,クロロホルム−メタノール(99:
1)の混合溶媒で溶出することにより,油状の遊離塩基
200mgを得た。これをフマル酸29mgで処理して
フマル酸塩とし,エタノールから再結晶することによ
り,N−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロ
マニルオキシ)エチル]−3−(p−メトキトフェニ
ル)プロピルアミン ヘミフマレート 0.25水和物
202mgを得た。
【0063】理化学的性状 融点 124−127℃ 元素分析値(C22H28NO3F・0.5C4H4O
4・0.25H2Oとして) C(%) H(%) N(%) 理論値 66.11 7.05 3.21 実験値 66.28 7.25 3.11
4・0.25H2Oとして) C(%) H(%) N(%) 理論値 66.11 7.05 3.21 実験値 66.28 7.25 3.11
【0064】理化学的性状 質量分析値(FAB,m/z):374(M++1)
(遊離塩基基準) 核磁気共鳴スペクトル(CD3OD, TMS内部標
準) δ:1.39(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.2(4H,m,C3’−H2,CH2CH 2CH2
Ar),2.66(2H,t,CH2CH2CH 2A
r),2.7−2.9(2H,m,C4’−H2),
3.04(2H,t,CH 2CH2CH2Ar),3.
34(2H,t,OCH2CH 2N),3.75(3
H,s,OCH3),4.0−4.2(1H,m,C
2’−H),4.19(2H,t,OCH 2CH
2N),6.49(1H,dd),6.62(1H,d
d),6.66(1H,s,CH=CH),6.83
(2H,d),7.12(2H,d) 実施例3
(遊離塩基基準) 核磁気共鳴スペクトル(CD3OD, TMS内部標
準) δ:1.39(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.2(4H,m,C3’−H2,CH2CH 2CH2
Ar),2.66(2H,t,CH2CH2CH 2A
r),2.7−2.9(2H,m,C4’−H2),
3.04(2H,t,CH 2CH2CH2Ar),3.
34(2H,t,OCH2CH 2N),3.75(3
H,s,OCH3),4.0−4.2(1H,m,C
2’−H),4.19(2H,t,OCH 2CH
2N),6.49(1H,dd),6.62(1H,d
d),6.66(1H,s,CH=CH),6.83
(2H,d),7.12(2H,d) 実施例3
【0065】
【化13】
【0066】(1)実施例2と同様の方法により,4−
(p−メトキシフェニル)酪酸と2−(6−フルオロ−
2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチルアミンとか
らN−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロマ
ニルオキシ)エチル]−4−(p−メトキシフェニル)
酪酸アミドを得た。
(p−メトキシフェニル)酪酸と2−(6−フルオロ−
2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチルアミンとか
らN−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−クロマ
ニルオキシ)エチル]−4−(p−メトキシフェニル)
酪酸アミドを得た。
【0067】理化学的性状 質量分析値(FAB,m/z):402(M++1) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS内部標
準) δ:1.39(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.1(4H,m,C3’−H2,COCH2CH 2C
H2Ar),2.20(2H,t,COCH 2CH2A
r),2.59(2H,t,COCH2CH2CH 2A
r),2.6−3.0(2H,m,C4’−H2),
3.63(2H,q,OCH2CH 2N),3.78
(3H,s,OCH3),4.01(2H,t,OCH
2CH2N),4.0−4.2(1H,m,C2’−
H),6.19(1H,br s,NHCO),6.4
2(1H,dd),6.49(1H,dd),6.82
(2H,d),7.07(2H,d)
準) δ:1.39(3H,d,2’−CH3),1.6−
2.1(4H,m,C3’−H2,COCH2CH 2C
H2Ar),2.20(2H,t,COCH 2CH2A
r),2.59(2H,t,COCH2CH2CH 2A
r),2.6−3.0(2H,m,C4’−H2),
3.63(2H,q,OCH2CH 2N),3.78
(3H,s,OCH3),4.01(2H,t,OCH
2CH2N),4.0−4.2(1H,m,C2’−
H),6.19(1H,br s,NHCO),6.4
2(1H,dd),6.49(1H,dd),6.82
(2H,d),7.07(2H,d)
【0068】(2)上記(1)で得たN−[2−(6−
フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチ
ル]−4−(p−メトキトフェニル)酪酸アミドを実施
例2と同様に処理し,エタノール−エーテルから再結晶
して,N−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−ク
ロマニルオキシ)エチル]−4−(p−メトキシフェニ
ル)ブチルアミン ヘミフマレート 0.25水和物を
得た。
フルオロ−2−メチル−8−クロマニルオキシ)エチ
ル]−4−(p−メトキトフェニル)酪酸アミドを実施
例2と同様に処理し,エタノール−エーテルから再結晶
して,N−[2−(6−フルオロ−2−メチル−8−ク
ロマニルオキシ)エチル]−4−(p−メトキシフェニ
ル)ブチルアミン ヘミフマレート 0.25水和物を
得た。
【0069】理化学的性状 融点 103−104℃ 元素分析値(C23H30NO3F・0.5C4H4O
4・0.25H2Oとして) C(%) H(%) N(%) F(%) 理論値 66.72 7.28 3.11 4.22 実験値 66.56 7.52 3.12 4.15
4・0.25H2Oとして) C(%) H(%) N(%) F(%) 理論値 66.72 7.28 3.11 4.22 実験値 66.56 7.52 3.12 4.15
【0070】理化学的性状 質量分析値(FAB,m/z):388(M++1)
(遊離塩基基準) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS内部標
準) δ:1.38(3H,d,2’−CH3),1.5−
2.1(6H,m,C3’−H2,CH2CH 2CH 2
CH2Ar),2.55(2H,t,CH2CH2CH
2CH 2Ar),2.6−2.9(2H,m,C4’−
H2),2.97(2H,t,CH 2CH2CH2CH
2Ar),3.27(2H,t,OCH2CH 2N),
3.76(3H,s,OCH3),4.0−4.2(1
H,m,C2’−H),4.18(2H,t,OCH 2
CH2N),6.40(1H,dd),6.46(1
H,dd),6.71(1H,s,CH=CH),6.
82(2H,d),7.05(2H,d)
(遊離塩基基準) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS内部標
準) δ:1.38(3H,d,2’−CH3),1.5−
2.1(6H,m,C3’−H2,CH2CH 2CH 2
CH2Ar),2.55(2H,t,CH2CH2CH
2CH 2Ar),2.6−2.9(2H,m,C4’−
H2),2.97(2H,t,CH 2CH2CH2CH
2Ar),3.27(2H,t,OCH2CH 2N),
3.76(3H,s,OCH3),4.0−4.2(1
H,m,C2’−H),4.18(2H,t,OCH 2
CH2N),6.40(1H,dd),6.46(1
H,dd),6.71(1H,s,CH=CH),6.
82(2H,d),7.05(2H,d)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/35 AEN 7252−4C (72)発明者 山口 時男 埼玉県浦和市領家6−16−3 シティコア 402 (72)発明者 鰐淵 文一 茨城県つくば市春日2−35−2 エトワ− ル春日303
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で示されるクロマニル
オキシアルキルアミン誘導体又はその塩。 【化1】 (式中の記号は,以下の意味を示す。 R1:水素原子または低級アルキル基。 R2:低級アルコキシ基。 Y :低級アルキレン基。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4086016A JPH05255302A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 新規なクロマニルオキシアルキルアミン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4086016A JPH05255302A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 新規なクロマニルオキシアルキルアミン誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05255302A true JPH05255302A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13874880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4086016A Pending JPH05255302A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 新規なクロマニルオキシアルキルアミン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05255302A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994029293A1 (en) * | 1993-06-10 | 1994-12-22 | Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. | Novel 8-(2-aminoalkoxy)fluorochroman derivative |
| EP0707007A1 (en) * | 1994-10-14 | 1996-04-17 | MERCK PATENT GmbH | Amino(thio)ether derivatives as CNS active agents |
| WO1999051576A1 (en) * | 1998-04-08 | 1999-10-14 | American Home Products Corporation | N-aryloxyethylamine derivatives for the treatment of depression |
| WO1999051591A3 (en) * | 1998-04-08 | 1999-12-09 | American Home Prod | N-aryloxyethyl-indoly-alkylamines for the treatment of depression |
| US6110956A (en) * | 1998-04-08 | 2000-08-29 | American Home Products Corp. | N-aryloxyethylamine derivatives for the treatment of depression |
| US6121307A (en) * | 1998-04-08 | 2000-09-19 | American Home Products Corp. | N-aryloxyethyl-indoly-alkylamines for the treatment of depression |
| US6150533A (en) * | 1998-04-08 | 2000-11-21 | American Home Products Corp. | N-aryloxyethyl-indoly-alkylamines for the treatment of depression |
| JP2004501148A (ja) * | 2000-06-20 | 2004-01-15 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 向精神薬としての複素環式アミノアルキルピリジン誘導体 |
| JP2006508080A (ja) * | 2002-10-16 | 2006-03-09 | ピエール、ファーブル、メディカマン | 3−(シクロペンテン−1−イル)−ベンジル−または3−(シクロペンテン−1−イル)−ヘテロアリールメチルアミン誘導体および統合失調症を治療するための医薬としてのそれらの使用 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP4086016A patent/JPH05255302A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994029293A1 (en) * | 1993-06-10 | 1994-12-22 | Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. | Novel 8-(2-aminoalkoxy)fluorochroman derivative |
| EP0707007A1 (en) * | 1994-10-14 | 1996-04-17 | MERCK PATENT GmbH | Amino(thio)ether derivatives as CNS active agents |
| WO1999051576A1 (en) * | 1998-04-08 | 1999-10-14 | American Home Products Corporation | N-aryloxyethylamine derivatives for the treatment of depression |
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| US6291683B1 (en) | 1998-04-08 | 2001-09-18 | American Home Products Corp | N-arloxyethyl-alkylamines for the treatment of depression |
| JP2002510676A (ja) * | 1998-04-08 | 2002-04-09 | アメリカン・ホーム・プロダクツ・コーポレイション | うつ病治療用のn−アリールオキシエチルアミン誘導体 |
| JP2004501148A (ja) * | 2000-06-20 | 2004-01-15 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング | 向精神薬としての複素環式アミノアルキルピリジン誘導体 |
| JP2006508080A (ja) * | 2002-10-16 | 2006-03-09 | ピエール、ファーブル、メディカマン | 3−(シクロペンテン−1−イル)−ベンジル−または3−(シクロペンテン−1−イル)−ヘテロアリールメチルアミン誘導体および統合失調症を治療するための医薬としてのそれらの使用 |
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