JPH0525603B2 - - Google Patents
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- JPH0525603B2 JPH0525603B2 JP60087693A JP8769385A JPH0525603B2 JP H0525603 B2 JPH0525603 B2 JP H0525603B2 JP 60087693 A JP60087693 A JP 60087693A JP 8769385 A JP8769385 A JP 8769385A JP H0525603 B2 JPH0525603 B2 JP H0525603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting tool
- cutting
- tool
- moved
- machining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C3/00—Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、工作物の素材表面と平行な方向に切
削工具を移動させながら前記素材表面と直交する
方向の工具位置を変化させる創成運動を、前記素
材表面からの切込み深さを順次深くして複数回行
うことにより、前記素材表面と斜交する傾斜面を
有する凸部を形成するようにした切削加工方法に
関するものである。
削工具を移動させながら前記素材表面と直交する
方向の工具位置を変化させる創成運動を、前記素
材表面からの切込み深さを順次深くして複数回行
うことにより、前記素材表面と斜交する傾斜面を
有する凸部を形成するようにした切削加工方法に
関するものである。
<従来の技術>
第7図に示すように、工作物Wの素材表面Ws
と平行な平面部A1,A2と、この平面部A1,
A2から突出し素材表面Wsと斜交する傾斜面B
1,B2を両側に有する凸部Bをボールエンドミ
ル等の切削工具Tによつて切削加工する場合、従
来においては、切削工具Tを平面部A1と対向す
る端部において、加工表面Wsから一定量DZ切込
んで、加工原位置から切込み位置H1まで移動さ
せる。その後、切削工具Tを切込み位置H1から
位置H11まで平面部A1と平行な方向に移動さ
せ、切削工具Tが凸部Bと対応する部分では、凸
部Bの仕上げ面に沿つて切削工具Tを位置H11〜
H14の経路に沿つて移動させて両傾斜面B1,B
2の上部を荒仕上げ形状に切削加工する。次いで
切削工具TをH14から位置H15まで平面部A2と
平行な方向に移動させ、このような創成加工を、
切削工具Tを紙面と直角な方向に一定量ずつピツ
クフイードさせながら繰返し行う。
と平行な平面部A1,A2と、この平面部A1,
A2から突出し素材表面Wsと斜交する傾斜面B
1,B2を両側に有する凸部Bをボールエンドミ
ル等の切削工具Tによつて切削加工する場合、従
来においては、切削工具Tを平面部A1と対向す
る端部において、加工表面Wsから一定量DZ切込
んで、加工原位置から切込み位置H1まで移動さ
せる。その後、切削工具Tを切込み位置H1から
位置H11まで平面部A1と平行な方向に移動さ
せ、切削工具Tが凸部Bと対応する部分では、凸
部Bの仕上げ面に沿つて切削工具Tを位置H11〜
H14の経路に沿つて移動させて両傾斜面B1,B
2の上部を荒仕上げ形状に切削加工する。次いで
切削工具TをH14から位置H15まで平面部A2と
平行な方向に移動させ、このような創成加工を、
切削工具Tを紙面と直角な方向に一定量ずつピツ
クフイードさせながら繰返し行う。
そして1回目の切込みによる創成加工が完了す
ると、前記切削工具TをさらにH2まで一定量DZ
切込んで、上記したと同様な創成化加工(H2−
H21−H22−H11−H12−H13−H14−H22−H23)
を繰返し、この切込みを複数回行つて平面部A
1,A2と凸部Bを定められた荒仕上げ形状に加
工するようにしていた。
ると、前記切削工具TをさらにH2まで一定量DZ
切込んで、上記したと同様な創成化加工(H2−
H21−H22−H11−H12−H13−H14−H22−H23)
を繰返し、この切込みを複数回行つて平面部A
1,A2と凸部Bを定められた荒仕上げ形状に加
工するようにしていた。
<発明が解決しようとする問題点>
かかる従来の加工方法では、複数回の切込み毎
に行われる創成加工の度に、切削工具Tが凸部B
の仕上げ面に沿つて移動されるため、例えば1回
目の切込みによる創成加工によつて仕上げ加工さ
れた凸部Bの両傾斜面B1,B2の上部(H11と
H12間およびH13とH14間に対応する部分)が、2
回目の切込みによる創成加工によつても仕上げ加
工されるようになるため、各切込み毎に凸部Bが
何度も加工されることになり、この重複加工のた
めに工具の摩耗が増大するだけでなく、加工時間
も長くなる問題があつた。
に行われる創成加工の度に、切削工具Tが凸部B
の仕上げ面に沿つて移動されるため、例えば1回
目の切込みによる創成加工によつて仕上げ加工さ
れた凸部Bの両傾斜面B1,B2の上部(H11と
H12間およびH13とH14間に対応する部分)が、2
回目の切込みによる創成加工によつても仕上げ加
工されるようになるため、各切込み毎に凸部Bが
何度も加工されることになり、この重複加工のた
めに工具の摩耗が増大するだけでなく、加工時間
も長くなる問題があつた。
<問題点を解決するための手段>
本発明は、上記した問題点を解消するためにな
されたもので、切削工具を凸部の仕上げ形状に沿
つて移動させる際に、前回の切込みによつて加工
された一方の傾斜面の加工位置まで切削工具が移
動されたときに、切削工具が平面部と直交するZ
軸方向に逃がして前回の切込みによつて加工され
た他方の傾斜面の加工位置まで早送りで移動させ
るようにしたものである。
されたもので、切削工具を凸部の仕上げ形状に沿
つて移動させる際に、前回の切込みによつて加工
された一方の傾斜面の加工位置まで切削工具が移
動されたときに、切削工具が平面部と直交するZ
軸方向に逃がして前回の切込みによつて加工され
た他方の傾斜面の加工位置まで早送りで移動させ
るようにしたものである。
<作用>
上記構成により、切削工具を一定量切込んで、
切削工具を平面部と平行なX軸方向に移動させる
とともに、凸部を仕上げ形状に沿つて移動させ、
この動作を切削工具をX軸方向と直交するY軸方
向に所定量ずつピツクフイードさせながら行い、
1回目の創成加工を完了する。
切削工具を平面部と平行なX軸方向に移動させる
とともに、凸部を仕上げ形状に沿つて移動させ、
この動作を切削工具をX軸方向と直交するY軸方
向に所定量ずつピツクフイードさせながら行い、
1回目の創成加工を完了する。
次いで切削工具をさらに一定量切込んで、上記
と同様な創成加工が行うが、この創成加工におい
ては、切削工具が凸部の一方の傾斜面の既に加工
されている位置まで移動されたときに、切削工具
を平面部と直交するZ軸方向に逃がして他方の傾
斜面の既に加工されている位置まで早送り移動さ
せ、凸部の既加工部分の重複加工を防止する。
と同様な創成加工が行うが、この創成加工におい
ては、切削工具が凸部の一方の傾斜面の既に加工
されている位置まで移動されたときに、切削工具
を平面部と直交するZ軸方向に逃がして他方の傾
斜面の既に加工されている位置まで早送り移動さ
せ、凸部の既加工部分の重複加工を防止する。
<実施例>
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明による加工方法を示すもの
で、Wsは工作物Wの素材表面、Sは荒加工の仕
上げ面を示し、仕上げ面Sには、素材表面Wsと
平行な平面部A1,A2と、この平面部A1,A
2からの突出する凸部Bとがあり、この凸部Bは
両側に傾斜面B1,B2を有している。Tは工作
物Wを仕上げ面S形状に切削加工する切削工具を
示し、この切削工具Tはボールエンドミルからな
つている。
る。第1図は本発明による加工方法を示すもの
で、Wsは工作物Wの素材表面、Sは荒加工の仕
上げ面を示し、仕上げ面Sには、素材表面Wsと
平行な平面部A1,A2と、この平面部A1,A
2からの突出する凸部Bとがあり、この凸部Bは
両側に傾斜面B1,B2を有している。Tは工作
物Wを仕上げ面S形状に切削加工する切削工具を
示し、この切削工具Tはボールエンドミルからな
つている。
まず、最初は切削工具Tを平面部A1と対向す
る端部において、素材表面Wsから一定量DZだけ
素材表面Wsと直交する方向へ切込んで、切削工
具Tを1回目の切込み位置H1に移動させ、その
後、切削工具Tを切込み位置H1から位置H11まで
平面部A1と平行なX軸方向に移動させる。続い
て、切削工具Tを凸部Bの仕上げ面に沿つて位置
H11−H12−H13−H14の経路に沿つて移動させ、
凸部Bの両傾斜面B1,B2を切削加工する。そ
して、他方の傾斜面B2を加工する切削工具Tの
高さ位置が1回目の切込み位置H1に一致する位
置H14まで下がると、切削工具Tを位置H14から
位置15まで平面部A2と平行なX軸方向に移動さ
せて1回目の創成加工を行う。
る端部において、素材表面Wsから一定量DZだけ
素材表面Wsと直交する方向へ切込んで、切削工
具Tを1回目の切込み位置H1に移動させ、その
後、切削工具Tを切込み位置H1から位置H11まで
平面部A1と平行なX軸方向に移動させる。続い
て、切削工具Tを凸部Bの仕上げ面に沿つて位置
H11−H12−H13−H14の経路に沿つて移動させ、
凸部Bの両傾斜面B1,B2を切削加工する。そ
して、他方の傾斜面B2を加工する切削工具Tの
高さ位置が1回目の切込み位置H1に一致する位
置H14まで下がると、切削工具Tを位置H14から
位置15まで平面部A2と平行なX軸方向に移動さ
せて1回目の創成加工を行う。
この創上成工を第1図において紙面と直交する
Y軸方向に所定量ずつピツクフイードしながら繰
返し、凸部Bの最上部の荒加工を行う。
Y軸方向に所定量ずつピツクフイードしながら繰
返し、凸部Bの最上部の荒加工を行う。
このようにして、凸部Bの最上部が切削加工さ
れると、切削工具Tを1回目の切込み位置H1に
対してさらにDZだけ切込んだ位置H2まで切込
み、この後、切削工具Tが凸部Bに対応する位置
H21まで移動すると、切削工具Tを凸部Bの一方
の傾斜部B1の仕上げ面に沿つて上昇させる。そ
して切削工具Tの高さが1回目の切込み位置H1
に一致する位置H11まで移動されると、切削工具
Tを平面部A1と直交するZ軸方向に移動させて
逃げ高さ位置H0まで早送りで移動させ、しかる
後、切削工具Tを素材表面Wsと平行なX軸方向
に移動させて凸部Bの最上部との干渉を回避す
る。そして、他方の傾斜面B2での切削工具Tの
移動軌跡と1回目の切込み位置H1を通る平面と
の交点H14の上方まで切削工具Tが移動すると、
切削工具Tを前記の交点H14まで早送りで下降さ
せ、その後、切削工具Tの高さが2回目の切込み
位置H2に一致する高さ位置H22になるまで、切削
工具Tを凸部Bの他方の傾斜面B2の仕上げ面に
沿つて下降させる。
れると、切削工具Tを1回目の切込み位置H1に
対してさらにDZだけ切込んだ位置H2まで切込
み、この後、切削工具Tが凸部Bに対応する位置
H21まで移動すると、切削工具Tを凸部Bの一方
の傾斜部B1の仕上げ面に沿つて上昇させる。そ
して切削工具Tの高さが1回目の切込み位置H1
に一致する位置H11まで移動されると、切削工具
Tを平面部A1と直交するZ軸方向に移動させて
逃げ高さ位置H0まで早送りで移動させ、しかる
後、切削工具Tを素材表面Wsと平行なX軸方向
に移動させて凸部Bの最上部との干渉を回避す
る。そして、他方の傾斜面B2での切削工具Tの
移動軌跡と1回目の切込み位置H1を通る平面と
の交点H14の上方まで切削工具Tが移動すると、
切削工具Tを前記の交点H14まで早送りで下降さ
せ、その後、切削工具Tの高さが2回目の切込み
位置H2に一致する高さ位置H22になるまで、切削
工具Tを凸部Bの他方の傾斜面B2の仕上げ面に
沿つて下降させる。
その後、際び切削工具Tを平面部A2と平行な
X軸方向に移動させる。そしてこの動作を紙面と
垂直なら軸方向に所定量ずつピツクフイードさせ
ながら行う。
X軸方向に移動させる。そしてこの動作を紙面と
垂直なら軸方向に所定量ずつピツクフイードさせ
ながら行う。
以下同様の動作により、凸部Bを高さDZずつ
荒仕上げ形状に下降し、最後の切込みによつて、
平坦部A1,A2と凸部Bの最下部を荒仕上げ形
状に加工する。
荒仕上げ形状に下降し、最後の切込みによつて、
平坦部A1,A2と凸部Bの最下部を荒仕上げ形
状に加工する。
このように、凸部Bを重複して加工することが
できないので工具の不用な摩耗を減少できるだけ
でなく、切削工具Tが逃げている区間の送り速度
を速めることによつて加工時間を短縮できる。
できないので工具の不用な摩耗を減少できるだけ
でなく、切削工具Tが逃げている区間の送り速度
を速めることによつて加工時間を短縮できる。
次に上記した方法によつて工作物の加工を行う
ようにした加工システムの具体例について説明す
る。
ようにした加工システムの具体例について説明す
る。
第2図において、10は、テーブル12上に載
置された工作物W上に3次元の曲面を刻設する工
作機械を示し、工作物Wを載置するテーブル12
が固定ベース11上においてX軸方向およびY軸
方向へ移動可能に案内支持され、切削工具Tを下
端部に装着しその軸線が上下方向に向く主軸15
を軸承する主軸頭16が、固定ベース11上に立
設されたコラム17に上下動可能に案内されてい
る。そして、数値制御装置18の指令によつて回
転するサーボモータSMX,SMY,SMZと図略
の送りねじ機構とにより、テーブル12と主軸頭
16との間の相対位置が制御されるようになつて
いる。
置された工作物W上に3次元の曲面を刻設する工
作機械を示し、工作物Wを載置するテーブル12
が固定ベース11上においてX軸方向およびY軸
方向へ移動可能に案内支持され、切削工具Tを下
端部に装着しその軸線が上下方向に向く主軸15
を軸承する主軸頭16が、固定ベース11上に立
設されたコラム17に上下動可能に案内されてい
る。そして、数値制御装置18の指令によつて回
転するサーボモータSMX,SMY,SMZと図略
の送りねじ機構とにより、テーブル12と主軸頭
16との間の相対位置が制御されるようになつて
いる。
一方、20はミニコンピユータ等によつて構成
される演算処理装置で、この演算処理装置20に
は、磁気デイスク装置21、CRT表示部とデー
タ入力キーとを有する操作卓22がそれぞれイン
タフエイス23,24を介して接続され、また数
値制御装置18に対してNCデータを転送するデ
ータ転送装置25も接続されている。
される演算処理装置で、この演算処理装置20に
は、磁気デイスク装置21、CRT表示部とデー
タ入力キーとを有する操作卓22がそれぞれイン
タフエイス23,24を介して接続され、また数
値制御装置18に対してNCデータを転送するデ
ータ転送装置25も接続されている。
次に上記装置の動作について説明する。まず、
加工に必要な数値制御データを作るため、作業者
は、操作卓22を用いて第4図に示すパートプロ
グラムを入力する。このパートプログラムの第1
行目は工作物Wの取付位置の定義、第2行〜第3
行目は、工作物Wの両側面の位置定義、第4行目
と第11行目は、第5図に示されるように工作物W
の両側面を通る一対の平面V1,V2の定義であ
り、第5行〜第10行目と第12行〜第17行目は、仕
上げ面Sと一対の平面V1,V2との交点に形成
される曲線の各角部P11〜P16およびP21
〜P26のX軸座標値とZ軸座標値である。ま
た、18行目は荒仕上げ面Sの定義である。
加工に必要な数値制御データを作るため、作業者
は、操作卓22を用いて第4図に示すパートプロ
グラムを入力する。このパートプログラムの第1
行目は工作物Wの取付位置の定義、第2行〜第3
行目は、工作物Wの両側面の位置定義、第4行目
と第11行目は、第5図に示されるように工作物W
の両側面を通る一対の平面V1,V2の定義であ
り、第5行〜第10行目と第12行〜第17行目は、仕
上げ面Sと一対の平面V1,V2との交点に形成
される曲線の各角部P11〜P16およびP21
〜P26のX軸座標値とZ軸座標値である。ま
た、18行目は荒仕上げ面Sの定義である。
第19行目は、逃げ高さH0と早送り速度の定義
であり、第20行は第6図に示すように、平面部A
1,A2の初期高さSZ、仕上時の高さEZ、1回
の切込深さDZを定義するデータである。また、
第22行目は、切削工具の径、長さ、半径を定義す
るとともに、トラバース速度、ピツクフイード
量、許容誤差等を定義するデータである。
であり、第20行は第6図に示すように、平面部A
1,A2の初期高さSZ、仕上時の高さEZ、1回
の切込深さDZを定義するデータである。また、
第22行目は、切削工具の径、長さ、半径を定義す
るとともに、トラバース速度、ピツクフイード
量、許容誤差等を定義するデータである。
このようなパートプログラムが入力されると、
演算処理装置20は、第3図のプログラムを実行
し、数値制御データを自動創成する。
演算処理装置20は、第3図のプログラムを実行
し、数値制御データを自動創成する。
まず、最初のステツプ(50)において、創成加
工開始位置を一方の側面V1上の点P11に設定
するとともに、上限値HHを素材表面WSの高さに
設定し、下限値HLを素材表面WSから1回の切込
み深さDZだけ下方の高さに設定する。
工開始位置を一方の側面V1上の点P11に設定
するとともに、上限値HHを素材表面WSの高さに
設定し、下限値HLを素材表面WSから1回の切込
み深さDZだけ下方の高さに設定する。
このようにして、初期設定が完了すると、点P
11に切削工具Tの先端を位置決めするためのZ
軸座標値を演算し(51)、この後、計算されたZ
軸座標値がHH、HLの範囲にあるか否かを判定す
る(52)、(53)。この場合には、点P11に対応
した位置決め点のZ軸座標値がHLよりも小さい
ため、ステツプ(52)からステツプ(55)へ移行
し、Z軸座標値をHLに修正する。そして、この
後、計算されたX、Y座標値と修正されたZ軸座
標値とに基づいて切削工具T移動用の数値制御デ
ータを作成し(58)、ステツプ(60)において、
反対側の端部の点P16に対応する数値制御デー
タまでの作成が完了したか否かを判定し、完了し
ていない場合には、ステツプ(63)でX軸座標値
を更新した後、ステツプ(51)へ戻つて前記した
処理を繰返す。
11に切削工具Tの先端を位置決めするためのZ
軸座標値を演算し(51)、この後、計算されたZ
軸座標値がHH、HLの範囲にあるか否かを判定す
る(52)、(53)。この場合には、点P11に対応
した位置決め点のZ軸座標値がHLよりも小さい
ため、ステツプ(52)からステツプ(55)へ移行
し、Z軸座標値をHLに修正する。そして、この
後、計算されたX、Y座標値と修正されたZ軸座
標値とに基づいて切削工具T移動用の数値制御デ
ータを作成し(58)、ステツプ(60)において、
反対側の端部の点P16に対応する数値制御デー
タまでの作成が完了したか否かを判定し、完了し
ていない場合には、ステツプ(63)でX軸座標値
を更新した後、ステツプ(51)へ戻つて前記した
処理を繰返す。
これにより、点P11から一定距離だけ点P1
2側に近い点のX、Y、Z座標値が計算され、こ
の後Z軸座標値が補正される。仕上げ面SのA1
に対応する部分では各位置決め点のZ軸座標値が
HHよりも低いため、各位置決め点のZ軸座標値
はHLとなる。
2側に近い点のX、Y、Z座標値が計算され、こ
の後Z軸座標値が補正される。仕上げ面SのA1
に対応する部分では各位置決め点のZ軸座標値が
HHよりも低いため、各位置決め点のZ軸座標値
はHLとなる。
一方、凸部Bの内、HLよりも高い箇所に対応
する範囲では、計算されたZ軸座標値がHHとHL
との間に入るため、座標値の補正は行われず、凸
部Bの仕上げ形状から一定量オフセツトした位置
が切削工具Tの位置決め点として順次演算され
る。
する範囲では、計算されたZ軸座標値がHHとHL
との間に入るため、座標値の補正は行われず、凸
部Bの仕上げ形状から一定量オフセツトした位置
が切削工具Tの位置決め点として順次演算され
る。
そして、平面部A2に対応した位置になると、
Z軸座標値がHLを下回るため、Z軸座標値がHL
に修正される。
Z軸座標値がHLを下回るため、Z軸座標値がHL
に修正される。
このようにして、平面部A2の端部の点P16
に対応する位置決めデータまでの演算が完了する
と、これがステツプ(60)で判別されてステツプ
(61)を介してステツプ(65)へ移行し、X軸座
標値を初期値に戻した後、ステツプ(66)へ移行
し、ステツプ(66)で、創成運動の開始点のY軸
座標値を点P11から設定されたピツクフイード
量だけ変更して、ステツプ(51)へ戻る。
に対応する位置決めデータまでの演算が完了する
と、これがステツプ(60)で判別されてステツプ
(61)を介してステツプ(65)へ移行し、X軸座
標値を初期値に戻した後、ステツプ(66)へ移行
し、ステツプ(66)で、創成運動の開始点のY軸
座標値を点P11から設定されたピツクフイード
量だけ変更して、ステツプ(51)へ戻る。
このような動作の繰返しにより、切削工具Tを
素材表面WSから一定量DZだけ切込んだ状態で工
作物Wの上面全体を切削加工する数値制御データ
が創成される。そして、上面全体の加工を行う数
値制御データの創成が完了すると、これがステツ
プ(61)にて判定されてステツプ(62)へ移行
し、ステツプ(67)、(68)を介してステツプ
(51)へ戻る。
素材表面WSから一定量DZだけ切込んだ状態で工
作物Wの上面全体を切削加工する数値制御データ
が創成される。そして、上面全体の加工を行う数
値制御データの創成が完了すると、これがステツ
プ(61)にて判定されてステツプ(62)へ移行
し、ステツプ(67)、(68)を介してステツプ
(51)へ戻る。
ステツプ(68)を通過すると、先回のHLをHH
に更新し、先回のHLからDZだけ低い位置をHLと
する処理が行われる。これにより、Z軸座標値が
SZ−2DZよりも小さくなる部分で先回と同様の
補正が行われ、Z軸座標値がSZ−2DZに補正さ
れる。また、Z軸座標値が先回のHLであるSZ−
DZよりも大きくなる位置では、Z軸座標値がHH
よりも大きくなるため、ステツプ(53)からステ
ツプ(56)へ移行し、Z軸座標値を逃げ高さH0
に修正する処理が行われる。
に更新し、先回のHLからDZだけ低い位置をHLと
する処理が行われる。これにより、Z軸座標値が
SZ−2DZよりも小さくなる部分で先回と同様の
補正が行われ、Z軸座標値がSZ−2DZに補正さ
れる。また、Z軸座標値が先回のHLであるSZ−
DZよりも大きくなる位置では、Z軸座標値がHH
よりも大きくなるため、ステツプ(53)からステ
ツプ(56)へ移行し、Z軸座標値を逃げ高さH0
に修正する処理が行われる。
この結果、凸部Bの最上部に対応する範囲の位
置決め点のZ軸座標値はH0となる。
置決め点のZ軸座標値はH0となる。
また、計算上のZ軸座標値が再びHHよりも小
さくなる位置決め点になると、上記の補正は行わ
れなくなり、各位置決め点は凸部Bの仕上げ面か
ら一定量だけオフセツトした位置になる。さら
に、計算上のZ軸座標値がHLを下回る部分では、
Z軸座標値がHL、すなわち、SZ−2DZの値に補
正される。なお、切削工具Tを逃げ高さH0に逃
がして移動させる部分では切削工具Tの送り速度
が早送りとなるように数値制御データが創成され
るようになつている。以上のような動作の繰返し
により、工作物Wの不要な部分を一定深さずつ切
削する数値制御データが創成されるが、計算上の
Z軸座標値が先回の切込み端の高さに対応した上
限値HHよりも大きくなる部分では、切削工具T
を逃げ高さH0まで逃がして移動するように数値
制御データが創成される。
さくなる位置決め点になると、上記の補正は行わ
れなくなり、各位置決め点は凸部Bの仕上げ面か
ら一定量だけオフセツトした位置になる。さら
に、計算上のZ軸座標値がHLを下回る部分では、
Z軸座標値がHL、すなわち、SZ−2DZの値に補
正される。なお、切削工具Tを逃げ高さH0に逃
がして移動させる部分では切削工具Tの送り速度
が早送りとなるように数値制御データが創成され
るようになつている。以上のような動作の繰返し
により、工作物Wの不要な部分を一定深さずつ切
削する数値制御データが創成されるが、計算上の
Z軸座標値が先回の切込み端の高さに対応した上
限値HHよりも大きくなる部分では、切削工具T
を逃げ高さH0まで逃がして移動するように数値
制御データが創成される。
このようにして、数値制御データの創成が完了
すると、これが磁気デイスク装置21内に記憶さ
れ、工作物Wの加工時に数値制御装置18側に順
次転送される。
すると、これが磁気デイスク装置21内に記憶さ
れ、工作物Wの加工時に数値制御装置18側に順
次転送される。
これにより、切削工具Tは創成された数値制御
データに従つて移動され、工作物Wにプログラム
で指定された仕上げ面Sが形成されるが、2回
目、3回目、4回目の切込みを行つた後における
創成運動においては、切削工具Tの高さ方向位置
が前回の切込み端の高さを越える部分で切削工具
Tを逃げ高さH0まで上方に逃がして加工が行わ
れる。したがつて、凸部Bの両傾斜面は、切削深
さDZで区切られた範囲毎に分割して切削され、
同一部分が重複して加工されることを防止でき
る。
データに従つて移動され、工作物Wにプログラム
で指定された仕上げ面Sが形成されるが、2回
目、3回目、4回目の切込みを行つた後における
創成運動においては、切削工具Tの高さ方向位置
が前回の切込み端の高さを越える部分で切削工具
Tを逃げ高さH0まで上方に逃がして加工が行わ
れる。したがつて、凸部Bの両傾斜面は、切削深
さDZで区切られた範囲毎に分割して切削され、
同一部分が重複して加工されることを防止でき
る。
なお、上記実施例は、本発明にかかる方法で切
削でするため工具移動補正を数値制御データの作
成段階で行うようにしていたが、数値制御プログ
ラムの実行時に、各切込工程での切込み端のZ軸
座標値を記憶し、工具のZ軸方向位置が先回の切
込み端の位置よりも大きくなつたことを検出し
て、工具を逃げ高さまで逃がすようにしてもよ
い。
削でするため工具移動補正を数値制御データの作
成段階で行うようにしていたが、数値制御プログ
ラムの実行時に、各切込工程での切込み端のZ軸
座標値を記憶し、工具のZ軸方向位置が先回の切
込み端の位置よりも大きくなつたことを検出し
て、工具を逃げ高さまで逃がすようにしてもよ
い。
また、本発明による加工方法は数値制御工作機
械だけでなく、倣い加工を行う工作機械にも適用
できるものである。
械だけでなく、倣い加工を行う工作機械にも適用
できるものである。
<発明の効果>
以上述べたように本発明においては、傾斜面の
加工の途中で、工具の工作物素材表面と直交する
方向の位置が先回の切込み端に対応する位置より
も素材表面に近づいた所で工具を逃げ位置まで逃
がして工具の移動を行うようにしたので、傾斜面
を有する凸部の重複加工を避けることが可能とな
り、工具の不用な摩耗を防止できるだけでなく、
逃げ区間の送り速度を早くして加工時間を短縮で
きる利点がある。
加工の途中で、工具の工作物素材表面と直交する
方向の位置が先回の切込み端に対応する位置より
も素材表面に近づいた所で工具を逃げ位置まで逃
がして工具の移動を行うようにしたので、傾斜面
を有する凸部の重複加工を避けることが可能とな
り、工具の不用な摩耗を防止できるだけでなく、
逃げ区間の送り速度を早くして加工時間を短縮で
きる利点がある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明の加工方法を用いた場合の工具の移動軌跡
を示す図、第2図は本発明の加工方法によつて工
作物加工を行うようにした加工システムのブロツ
ク図、第3図は第2図における演算処理装置20
の動作を示すフローチヤート、第4図は工作物形
状を指定するパートプログラムを示す図、第5図
は工作物の形状定義を説明するための斜視図、第
6図は切込深さを示す工作物の側面図、第7図は
従来の加工方法における工具の移動軌跡を示す図
である。 10……工作機械、18……数値制御装置、2
0……演算処理装置、21……磁気デイスク装
置、22……操作卓、25……データ転送装置、
T……切削工具、W……工作物。
本発明の加工方法を用いた場合の工具の移動軌跡
を示す図、第2図は本発明の加工方法によつて工
作物加工を行うようにした加工システムのブロツ
ク図、第3図は第2図における演算処理装置20
の動作を示すフローチヤート、第4図は工作物形
状を指定するパートプログラムを示す図、第5図
は工作物の形状定義を説明するための斜視図、第
6図は切込深さを示す工作物の側面図、第7図は
従来の加工方法における工具の移動軌跡を示す図
である。 10……工作機械、18……数値制御装置、2
0……演算処理装置、21……磁気デイスク装
置、22……操作卓、25……データ転送装置、
T……切削工具、W……工作物。
Claims (1)
- 1 工作物の素材表面と平行な平面部と、この平
面部から突出し素材表面と斜交する傾斜面を両側
に有する凸部をボールエンドミル等の工具によつ
て切削加工する方法であつて、前記平面部を複数
回に分けて切込んで切削工具を平面部と平行なX
軸方向に移動させるとともに、前記凸部部分では
各切込み毎に切削工具を凸部の仕上げ形状に沿つ
て移動させ、これらの動作を前記X軸方向と直交
するY軸方向に所定量ずつピツクフイードさせな
がら繰返して工作物を仕上げ形状に切削する切削
加工方法において、前記切削工具を前記凸部の仕
上げ形状に沿つて移動させる際に、前回の切込み
によつて加工された一方の傾斜面の加工位置まで
切削工具が移動されたときに、前記切削工具を前
記平面部と直交するZ軸方向に逃がして前回の切
込みによつて加工された他方の傾斜面の加工位置
まで移動させるようにしたことを特徴とする切削
加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8769385A JPS61249207A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 切削加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8769385A JPS61249207A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 切削加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249207A JPS61249207A (ja) | 1986-11-06 |
| JPH0525603B2 true JPH0525603B2 (ja) | 1993-04-13 |
Family
ID=13922005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8769385A Granted JPS61249207A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 切削加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61249207A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848284A (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テ−プ残量測定装置 |
-
1985
- 1985-04-24 JP JP8769385A patent/JPS61249207A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61249207A (ja) | 1986-11-06 |
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