JPH05256255A - 油圧システム - Google Patents
油圧システムInfo
- Publication number
- JPH05256255A JPH05256255A JP4058361A JP5836192A JPH05256255A JP H05256255 A JPH05256255 A JP H05256255A JP 4058361 A JP4058361 A JP 4058361A JP 5836192 A JP5836192 A JP 5836192A JP H05256255 A JPH05256255 A JP H05256255A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- pressure
- swash plate
- discharge
- cargo handling
- Prior art date
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- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ポンプを常に零に等しい最小容量から起動し
て、立上りトルクを抑制し、省動力を図り、クラッチ等
入力の遮断機構を省略するとともに、荷役動作開始時に
おいて容量を増大するための制御シリンダへ圧油を確実
に供給して最小容量から最大容量運転への移行を円滑に
行う。 【構成】可変容量型斜板式ピストンポンプ21の吐出通
路17に吐出管路22を介して荷役切換弁23及び荷役
用アクチュエータ24を接続する。又、前記吐出管路2
2から制御管路25を介して供給される圧油により制御
シリンダ19を動作して、復帰ばね18により最小容量
位置に付勢される斜板11を最大容量位置へ押動可能に
する。そして、前記吐出管路22の途中に荷役作業開始
時に前記制御管路25への制御油の圧力を速やかに上昇
させ、その後吐出通路22の通路を増大する可変絞り弁
39を設ける。
て、立上りトルクを抑制し、省動力を図り、クラッチ等
入力の遮断機構を省略するとともに、荷役動作開始時に
おいて容量を増大するための制御シリンダへ圧油を確実
に供給して最小容量から最大容量運転への移行を円滑に
行う。 【構成】可変容量型斜板式ピストンポンプ21の吐出通
路17に吐出管路22を介して荷役切換弁23及び荷役
用アクチュエータ24を接続する。又、前記吐出管路2
2から制御管路25を介して供給される圧油により制御
シリンダ19を動作して、復帰ばね18により最小容量
位置に付勢される斜板11を最大容量位置へ押動可能に
する。そして、前記吐出管路22の途中に荷役作業開始
時に前記制御管路25への制御油の圧力を速やかに上昇
させ、その後吐出通路22の通路を増大する可変絞り弁
39を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種産業機械や産業
車輌等に広く使用され、特に斜板傾角の調節機構を装備
した可変容量型斜板式ピストンポンプを含んで構成され
た油圧システムに関する。
車輌等に広く使用され、特に斜板傾角の調節機構を装備
した可変容量型斜板式ピストンポンプを含んで構成され
た油圧システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、斜板式可変容量ピストンポンプと
して実開昭60−19776号公報に示すものが提案さ
れている。このポンプは回転軸と一体的に回転するシリ
ンダブロック内のピストンが斜板の傾角に応じた距離の
往復動を行い、シリンダブロックに対して摺接関係にあ
るバルブプレート上の吸入ポート及び吐出ポートを介し
て作動油の吸入及び吐出を行うようになっている。又、
前記斜板の傾角は復帰ばねによって常には最大になる方
向に押圧付勢され、この斜板の傾角を変更するための制
御シリンダが吐出通路内の高圧の作動油によって動作さ
れると、斜板がその傾角を減少する方向に移動制御され
て、吐出容量を最小容量に調整することができるように
なっている。
して実開昭60−19776号公報に示すものが提案さ
れている。このポンプは回転軸と一体的に回転するシリ
ンダブロック内のピストンが斜板の傾角に応じた距離の
往復動を行い、シリンダブロックに対して摺接関係にあ
るバルブプレート上の吸入ポート及び吐出ポートを介し
て作動油の吸入及び吐出を行うようになっている。又、
前記斜板の傾角は復帰ばねによって常には最大になる方
向に押圧付勢され、この斜板の傾角を変更するための制
御シリンダが吐出通路内の高圧の作動油によって動作さ
れると、斜板がその傾角を減少する方向に移動制御され
て、吐出容量を最小容量に調整することができるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の構成に
なるポンプでは、上記復帰ばねが斜板傾角を増大方向に
付勢すべく配置されており、運転の停止時、シリンダブ
ロックの各摺動間隙を介して圧油の漏出によって吐出系
圧力が低下するため、制御シリンダによる対抗力は消失
して斜板は復帰ばねの弾性力により最大傾角を保って静
止する。従って、次期運転時のポンプは最大斜板傾角つ
まり最大容量で起動される結果、立上りトルクが極めて
大きくなるという避け難い不具合がある。しかも同ポン
プは制御シリンダの作動油圧が得られないので、斜板傾
角を0°近傍に保持したごく小容量の運転継続が不能で
あり、無負荷時にはクラッチ機構を設けてポンプへの入
力を遮断する必要がある。
なるポンプでは、上記復帰ばねが斜板傾角を増大方向に
付勢すべく配置されており、運転の停止時、シリンダブ
ロックの各摺動間隙を介して圧油の漏出によって吐出系
圧力が低下するため、制御シリンダによる対抗力は消失
して斜板は復帰ばねの弾性力により最大傾角を保って静
止する。従って、次期運転時のポンプは最大斜板傾角つ
まり最大容量で起動される結果、立上りトルクが極めて
大きくなるという避け難い不具合がある。しかも同ポン
プは制御シリンダの作動油圧が得られないので、斜板傾
角を0°近傍に保持したごく小容量の運転継続が不能で
あり、無負荷時にはクラッチ機構を設けてポンプへの入
力を遮断する必要がある。
【0004】特に、ダンプトラック等特装車両の荷役装
置に用いられるポンプの伝動系では、自動変速機に付設
された動力取出装置(PTO)とポンプとの間に介装さ
れる伝動軸や電磁クラッチが、構成の複雑化と共にコス
トアップを招き、又、仮に電磁クラッチを省略し、動力
取出装置のオン、オフによって直接ポンプの駆動制御を
行うようにしたとすれば、動力取出装置の断接に伴って
シフトレバーのレンジ切換えを頻繁に繰り返さなければ
ならず、操作の煩雑化が避けられない。
置に用いられるポンプの伝動系では、自動変速機に付設
された動力取出装置(PTO)とポンプとの間に介装さ
れる伝動軸や電磁クラッチが、構成の複雑化と共にコス
トアップを招き、又、仮に電磁クラッチを省略し、動力
取出装置のオン、オフによって直接ポンプの駆動制御を
行うようにしたとすれば、動力取出装置の断接に伴って
シフトレバーのレンジ切換えを頻繁に繰り返さなければ
ならず、操作の煩雑化が避けられない。
【0005】この発明の目的は上記従来技術に存する問
題点を解消して、荷役指令等単なるスイッチのオン、オ
フ操作のみで、稼働状態にあるポンプの実質的な容量制
御が達成でき、しかも簡単な構成により非荷役状態から
荷役状態への切換操作時にポンプの容量を最小容量から
最大容量へ速やかに切換えることができる油圧システム
を提供することにある。
題点を解消して、荷役指令等単なるスイッチのオン、オ
フ操作のみで、稼働状態にあるポンプの実質的な容量制
御が達成でき、しかも簡単な構成により非荷役状態から
荷役状態への切換操作時にポンプの容量を最小容量から
最大容量へ速やかに切換えることができる油圧システム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、斜板の傾角を常に縮小して容量を減少させ
る向きに付勢する復帰ばねと、これに対向して該斜板の
傾角を増大して容量を増大させる向きに付勢する制御シ
リンダとを有して、動力供給源に直結された可変容量型
斜板式ピストンポンプと、該ポンプの吐出ポートとアク
チュエータとを結ぶ吐出管路と、該吐出管路の途中に設
けた荷役切換弁と、前記吐出管路と前記制御シリンダの
制御室とを連通して圧油を制御シリンダに供給する制御
管路と、前記吐出管路と制御管路の接続点よりも下流側
の吐出管路に設けられ、かつ常には付勢ばねにより該吐
出管路の通路面積を減少する方向に付勢され、吐出管路
を流れる油圧力の増大により通路面積を付勢ばねの弾性
力に抗して増大する方向に押圧される可変絞り弁とによ
り構成している。
成するため、斜板の傾角を常に縮小して容量を減少させ
る向きに付勢する復帰ばねと、これに対向して該斜板の
傾角を増大して容量を増大させる向きに付勢する制御シ
リンダとを有して、動力供給源に直結された可変容量型
斜板式ピストンポンプと、該ポンプの吐出ポートとアク
チュエータとを結ぶ吐出管路と、該吐出管路の途中に設
けた荷役切換弁と、前記吐出管路と前記制御シリンダの
制御室とを連通して圧油を制御シリンダに供給する制御
管路と、前記吐出管路と制御管路の接続点よりも下流側
の吐出管路に設けられ、かつ常には付勢ばねにより該吐
出管路の通路面積を減少する方向に付勢され、吐出管路
を流れる油圧力の増大により通路面積を付勢ばねの弾性
力に抗して増大する方向に押圧される可変絞り弁とによ
り構成している。
【0007】
【作用】この発明は上記手段をとったことにより、アク
チュエータの休止時には、ポンプが駆動されても油タン
クと直結する吐出管路内の圧力上昇は殆どなく、制御シ
リンダは実質的に機能せず斜板は零容量に等しい最小傾
角(約0.1〜4°)を保ってクラッチ(オフ)機能を
代替している。又、この状態においては可変絞り弁が吐
出管路の通路面積を絞りが最大となる位置に付勢ばねに
より保持された状態にある。
チュエータの休止時には、ポンプが駆動されても油タン
クと直結する吐出管路内の圧力上昇は殆どなく、制御シ
リンダは実質的に機能せず斜板は零容量に等しい最小傾
角(約0.1〜4°)を保ってクラッチ(オフ)機能を
代替している。又、この状態においては可変絞り弁が吐
出管路の通路面積を絞りが最大となる位置に付勢ばねに
より保持された状態にある。
【0008】この状態から荷役切換弁の操作によりアク
チュエータへの給油が開始されると、動作負荷に基づい
て吐出管路内の圧力が上昇し、制御管路を介して制御シ
リンダに圧油が供給され、制御ピストンの移動が促さ
れ、斜板の傾角が増大する方向に付勢される。この時、
可変絞り弁により吐出管路の通路面積が絞り状態にある
ため、可変絞り弁上流側の吐出管路の油圧が素早く増大
し、従って、制御管路から制御シリンダの制御室への制
御油圧が増大し、ポンプは零に等しい最小容量から迅速
かつ確実に立ち上がり、斜板が最大傾角に達するに至っ
て最大容量の定常運転に速やかに移行される。
チュエータへの給油が開始されると、動作負荷に基づい
て吐出管路内の圧力が上昇し、制御管路を介して制御シ
リンダに圧油が供給され、制御ピストンの移動が促さ
れ、斜板の傾角が増大する方向に付勢される。この時、
可変絞り弁により吐出管路の通路面積が絞り状態にある
ため、可変絞り弁上流側の吐出管路の油圧が素早く増大
し、従って、制御管路から制御シリンダの制御室への制
御油圧が増大し、ポンプは零に等しい最小容量から迅速
かつ確実に立ち上がり、斜板が最大傾角に達するに至っ
て最大容量の定常運転に速やかに移行される。
【0009】そして、この定常運転状態においては吐出
管路内を流れる作動油の圧力が荷役負荷に応じて上昇し
ており、又、流量の増大による運動量も作用するので、
可変絞り弁が吐出管路の面積を増大する方向に付勢ばね
の弾性力に抗して移動され、定常運転状態における作動
油の供給に支障を来すことはない。
管路内を流れる作動油の圧力が荷役負荷に応じて上昇し
ており、又、流量の増大による運動量も作用するので、
可変絞り弁が吐出管路の面積を増大する方向に付勢ばね
の弾性力に抗して移動され、定常運転状態における作動
油の供給に支障を来すことはない。
【0010】又、荷役等の作業が終了し実質的にアクチ
ュエータへの給油が停止されると、吐出管路内の圧力が
低下して、制御シリンダ内周面と制御ピストン外周面と
の摺動間隙を介した圧油の漏出や制御シリンダに設けら
れた還流オリフィス等からの圧油の漏出と相まって、斜
板傾角を増大する向きに付勢していた制御シリンダ内の
制御圧は低下し、これにより復帰ばねの弾性力に屈した
斜板は徐々に傾角縮小側へと変位して、ポンプは運転を
継続したまま零に等しい最小容量に移行される。これと
同時に、付勢ばねにより可変絞り弁が絞り量を増大する
方向に移動される。
ュエータへの給油が停止されると、吐出管路内の圧力が
低下して、制御シリンダ内周面と制御ピストン外周面と
の摺動間隙を介した圧油の漏出や制御シリンダに設けら
れた還流オリフィス等からの圧油の漏出と相まって、斜
板傾角を増大する向きに付勢していた制御シリンダ内の
制御圧は低下し、これにより復帰ばねの弾性力に屈した
斜板は徐々に傾角縮小側へと変位して、ポンプは運転を
継続したまま零に等しい最小容量に移行される。これと
同時に、付勢ばねにより可変絞り弁が絞り量を増大する
方向に移動される。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体的した油圧システムの
一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
【0012】図1はこの発明を産業車両に適用した油圧
システムの構成を示すもので、エンジンEによって駆動
される可変容量型油圧ポンプ21としては、斜板式ピス
トンポンプが用いられている。このピストンポンプを図
5に基づいて説明すると、センターハウジング1の前
(左)端面にはフロントハウジング2が接合固定され、
センターハウジング1の後(右)端面にはリヤエンドカ
バー3が接合固定され、それらの内部には作動空間4が
形成されている。前記フロントハウジング2とエンドカ
バー3の対向端壁間には回転軸5がベアリング6により
支持されており、その外端部に連結された図示しない動
力取出装置(PTO)によってエンジンE等により直接
回転されるようになっている。
システムの構成を示すもので、エンジンEによって駆動
される可変容量型油圧ポンプ21としては、斜板式ピス
トンポンプが用いられている。このピストンポンプを図
5に基づいて説明すると、センターハウジング1の前
(左)端面にはフロントハウジング2が接合固定され、
センターハウジング1の後(右)端面にはリヤエンドカ
バー3が接合固定され、それらの内部には作動空間4が
形成されている。前記フロントハウジング2とエンドカ
バー3の対向端壁間には回転軸5がベアリング6により
支持されており、その外端部に連結された図示しない動
力取出装置(PTO)によってエンジンE等により直接
回転されるようになっている。
【0013】又、前記回転軸5にはシリンダブロック8
がスプラインによって同期回転可能に結合されており、
該シリンダブロック8内には複数のシリンダボア9が回
転軸5と平行に形成されている。これらのシリンダボア
9内にはそれぞれシュー10を介して斜板11に係留さ
れるピストン12が往復動可能に収容されている。又、
回転軸5と一体的に回転するシリンダブロック8内のシ
リンダボア9がバルブプレート13に透設した円弧状を
なす吸入ポート14及び吐出ポート15と交互に連通さ
れる。これにより作動油が吸入ポート14からシリンダ
ボア10内に吸入され、シリンダボア10内の作動油は
吐出ポート15から吐出される。なお、前記リヤエンド
カバー3には前記吸入ポート14及び吐出ポート15と
連通する吸入通路16及び吐出通路17が形成されてい
る。
がスプラインによって同期回転可能に結合されており、
該シリンダブロック8内には複数のシリンダボア9が回
転軸5と平行に形成されている。これらのシリンダボア
9内にはそれぞれシュー10を介して斜板11に係留さ
れるピストン12が往復動可能に収容されている。又、
回転軸5と一体的に回転するシリンダブロック8内のシ
リンダボア9がバルブプレート13に透設した円弧状を
なす吸入ポート14及び吐出ポート15と交互に連通さ
れる。これにより作動油が吸入ポート14からシリンダ
ボア10内に吸入され、シリンダボア10内の作動油は
吐出ポート15から吐出される。なお、前記リヤエンド
カバー3には前記吸入ポート14及び吐出ポート15と
連通する吸入通路16及び吐出通路17が形成されてい
る。
【0014】前記斜板11は復帰ばね18により常には
その傾角を零容量に等しい最小傾角(約0.1〜4°)
に変位する方向、つまり最小容量位置に付勢されてい
る。又、前記リヤエンドカバー3には制御シリンダ19
が片持ち支持され、該シリンダ19内には制御ピストン
20が回転軸5と平行に、かつ同方向に往復動可能に収
容され、その先端面が斜板11の一部に係留した球体を
押動して斜板11の傾角を該復帰ばね18の弾性力に抗
して増大させる向きに押動することにより、ピストン1
2のストロークを変更し、吐出容量を調整することがで
きるようになっている。従って、油圧回路の停止時にお
いては前記制御シリンダ19内の制御室19aが大気圧
となっているので、前記復帰ばね18の弾性力により斜
板11が図5において傾角が最小となる最小容量位置に
付勢保持される。
その傾角を零容量に等しい最小傾角(約0.1〜4°)
に変位する方向、つまり最小容量位置に付勢されてい
る。又、前記リヤエンドカバー3には制御シリンダ19
が片持ち支持され、該シリンダ19内には制御ピストン
20が回転軸5と平行に、かつ同方向に往復動可能に収
容され、その先端面が斜板11の一部に係留した球体を
押動して斜板11の傾角を該復帰ばね18の弾性力に抗
して増大させる向きに押動することにより、ピストン1
2のストロークを変更し、吐出容量を調整することがで
きるようになっている。従って、油圧回路の停止時にお
いては前記制御シリンダ19内の制御室19aが大気圧
となっているので、前記復帰ばね18の弾性力により斜
板11が図5において傾角が最小となる最小容量位置に
付勢保持される。
【0015】又、以上のように構成された可変容量型斜
板式ピストンポンプ21の吐出通路17には、図1に示
すように、吐出管路22を介して荷役切換弁23が接続
され、該荷役切換弁23には荷役用アクチュエータ24
が接続されている。又、前記吸入通路16及び荷役切換
弁23は油タンクTに接続されている。
板式ピストンポンプ21の吐出通路17には、図1に示
すように、吐出管路22を介して荷役切換弁23が接続
され、該荷役切換弁23には荷役用アクチュエータ24
が接続されている。又、前記吸入通路16及び荷役切換
弁23は油タンクTに接続されている。
【0016】さらに、前記吐出通路17と制御シリンダ
19の制御室19aはエンドカバー3に設けた制御管路
25により連通され、その途中には圧力制御弁26が介
在され、吐出管路22から制御室19aへの制御油の供
給油量を制御するようにしている。この圧力制御弁26
は図2に示すようにエンドカバー3に設けたスプール室
3a内に往復動可能に収容したスプール27を有し、該
スプール27の外周に形成した環状溝28によって前記
制御管路25を開路可能となっている。又、スプール2
7の外周に形成した大径部29により、制御管路25を
連続的に閉路可能となっている。さらに、前記スプール
27の右端面とスプール室3aにより形成された背圧室
30は、連通路31によりスプール27下流側の制御管
路25と連通されている。
19の制御室19aはエンドカバー3に設けた制御管路
25により連通され、その途中には圧力制御弁26が介
在され、吐出管路22から制御室19aへの制御油の供
給油量を制御するようにしている。この圧力制御弁26
は図2に示すようにエンドカバー3に設けたスプール室
3a内に往復動可能に収容したスプール27を有し、該
スプール27の外周に形成した環状溝28によって前記
制御管路25を開路可能となっている。又、スプール2
7の外周に形成した大径部29により、制御管路25を
連続的に閉路可能となっている。さらに、前記スプール
27の右端面とスプール室3aにより形成された背圧室
30は、連通路31によりスプール27下流側の制御管
路25と連通されている。
【0017】又、リヤエンドカバー3にはスプール室3
aを密閉する蓋32が螺合され、該蓋32と前記スプー
ル27の一端面に連結したばね受板34との間にはばね
33が介在され、スプール27を常には開路位置へ付勢
している。そして、スプール27は前記制御管路25か
ら連通路31を介して前記背圧室30に導入された制御
圧PC と対抗ばね33の弾性力とによって操作され、該
制御圧PC が設定値を越えた際、スプール27により制
御管路25が連続的に開度を縮小、閉鎖され、制御圧P
C の上限を規制するものである。なお、図1,5におい
て2aは斜板11の最大傾角を規制するストッパであ
る。
aを密閉する蓋32が螺合され、該蓋32と前記スプー
ル27の一端面に連結したばね受板34との間にはばね
33が介在され、スプール27を常には開路位置へ付勢
している。そして、スプール27は前記制御管路25か
ら連通路31を介して前記背圧室30に導入された制御
圧PC と対抗ばね33の弾性力とによって操作され、該
制御圧PC が設定値を越えた際、スプール27により制
御管路25が連続的に開度を縮小、閉鎖され、制御圧P
C の上限を規制するものである。なお、図1,5におい
て2aは斜板11の最大傾角を規制するストッパであ
る。
【0018】図1に示すように、前記吐出管路22には
非荷役状態から荷役状態への切換えの際、吐出管路22
内の初期圧力を効率的に上昇させて制御管路25から制
御シリンダ19の制御室19aへ高油圧を作用させるた
めの可変絞り弁39が介在されている。この可変絞り弁
39の一例を図3により説明すると、前記リヤエンドカ
バー3の側面には、吐出通路17と対応してケーシング
40が接合固定され、その吐出通路40aには吐出管路
22の端部が接続されている。前記ケーシング40の下
部に形成した収容室40bにはスプール42が前記吐出
通路40aの通路面積を増減する上下方向への往復動可
能に収容され、付勢ばね43により常には絞り量が最大
(通路面積が最小)となる上方へ付勢されている。さら
に、前記スプール42の外周面には上下方向へ延びるス
プライン突条42aが形成され、前記収容室40bに形
成したスプライン溝40cに沿って上下方向のみ移動可
能に収容されている。又、このスプライン嵌合されたス
プール42の先端部には、吐出通路17側に指向する受
圧用の傾斜面42bが形成されている。
非荷役状態から荷役状態への切換えの際、吐出管路22
内の初期圧力を効率的に上昇させて制御管路25から制
御シリンダ19の制御室19aへ高油圧を作用させるた
めの可変絞り弁39が介在されている。この可変絞り弁
39の一例を図3により説明すると、前記リヤエンドカ
バー3の側面には、吐出通路17と対応してケーシング
40が接合固定され、その吐出通路40aには吐出管路
22の端部が接続されている。前記ケーシング40の下
部に形成した収容室40bにはスプール42が前記吐出
通路40aの通路面積を増減する上下方向への往復動可
能に収容され、付勢ばね43により常には絞り量が最大
(通路面積が最小)となる上方へ付勢されている。さら
に、前記スプール42の外周面には上下方向へ延びるス
プライン突条42aが形成され、前記収容室40bに形
成したスプライン溝40cに沿って上下方向のみ移動可
能に収容されている。又、このスプライン嵌合されたス
プール42の先端部には、吐出通路17側に指向する受
圧用の傾斜面42bが形成されている。
【0019】次に、前記のように構成した車両用油圧シ
ステムについて、その作用を説明する。図1に示すよう
に、荷役切換弁23が非荷役位置に切換られたアクチュ
エータ24の休止(非荷役)時には、エンジンEと共に
ポンプ21が駆動されても油タンクTと直結する吐出管
路22の吐出圧Pd の上昇は低い。この圧力は図6に示
す非荷役時の設定圧P1 、つまり吐出管路22に設けた
荷役切換弁23を作動させるため、非荷役時においても
数気圧に保持される。又、この非荷役状態では、圧力制
御弁26のスプール27がばね33の弾性力によりノー
マル位置(開位置)を保持してはいるものの、図6に示
す非荷役時の設定圧P1 よりも高い非荷役から荷役状態
への切換に必要な制御圧PC の設定圧P2 よりも低いの
で、制御シリンダ19は実質的に機能せず、斜板11は
復帰ばね18の弾性力により零容量に等しい最小傾角
(0.1〜4°)を保ってクラッチ(オフ)機能を代替
している。従って、ポンプ21の起動トルクは小さく、
動力の消費も少ない。
ステムについて、その作用を説明する。図1に示すよう
に、荷役切換弁23が非荷役位置に切換られたアクチュ
エータ24の休止(非荷役)時には、エンジンEと共に
ポンプ21が駆動されても油タンクTと直結する吐出管
路22の吐出圧Pd の上昇は低い。この圧力は図6に示
す非荷役時の設定圧P1 、つまり吐出管路22に設けた
荷役切換弁23を作動させるため、非荷役時においても
数気圧に保持される。又、この非荷役状態では、圧力制
御弁26のスプール27がばね33の弾性力によりノー
マル位置(開位置)を保持してはいるものの、図6に示
す非荷役時の設定圧P1 よりも高い非荷役から荷役状態
への切換に必要な制御圧PC の設定圧P2 よりも低いの
で、制御シリンダ19は実質的に機能せず、斜板11は
復帰ばね18の弾性力により零容量に等しい最小傾角
(0.1〜4°)を保ってクラッチ(オフ)機能を代替
している。従って、ポンプ21の起動トルクは小さく、
動力の消費も少ない。
【0020】この状態から荷役切換弁23の操作により
アクチュエータ24への給油が開始されると、動作負荷
に基づいて吐出管路22内の吐出圧Pd は上昇し、同時
に制御管路25を経て制御シリンダ19に供給される制
御圧PC も増大するので、復帰ばね18の弾性力に抗し
た制御ピストン20の進動により斜板傾角を増大すべく
付勢する。すなわちポンプ21は零に等しい最小容量か
ら立上り、制御圧PC(=Pd )が切換設定値P2 に達
するに至って斜板11は最大傾角つまり最大容量の定常
運転に移行し、荷役作業が行われる。
アクチュエータ24への給油が開始されると、動作負荷
に基づいて吐出管路22内の吐出圧Pd は上昇し、同時
に制御管路25を経て制御シリンダ19に供給される制
御圧PC も増大するので、復帰ばね18の弾性力に抗し
た制御ピストン20の進動により斜板傾角を増大すべく
付勢する。すなわちポンプ21は零に等しい最小容量か
ら立上り、制御圧PC(=Pd )が切換設定値P2 に達
するに至って斜板11は最大傾角つまり最大容量の定常
運転に移行し、荷役作業が行われる。
【0021】この実施例では図3に示すように制御管路
25の下流側付近の吐出通路40aに非荷役状態におい
て該吐出通路40aの通路面積を小さくする可変絞り弁
39を設けたので、非荷役状態から荷役状態への切換え
時に、吐出通路17内の油圧Pd が図6に示すように急
上昇する。このため、制御シリンダ19に作用する制御
圧PC も切換設定圧P2 に速やかに到達することにな
り、斜板11は最小容量位置(非荷役状態)から最大容
量位置(荷役状態)へ迅速かつ確実に切換えられる。
25の下流側付近の吐出通路40aに非荷役状態におい
て該吐出通路40aの通路面積を小さくする可変絞り弁
39を設けたので、非荷役状態から荷役状態への切換え
時に、吐出通路17内の油圧Pd が図6に示すように急
上昇する。このため、制御シリンダ19に作用する制御
圧PC も切換設定圧P2 に速やかに到達することにな
り、斜板11は最小容量位置(非荷役状態)から最大容
量位置(荷役状態)へ迅速かつ確実に切換えられる。
【0022】図3に示す非荷役状態で吐出管路22を流
れる油量Qは、次式のようにポンプ21の最小容量V
min にそのアイドル回転数nを乗じて、1000で除算
することにより求められる。
れる油量Qは、次式のようにポンプ21の最小容量V
min にそのアイドル回転数nを乗じて、1000で除算
することにより求められる。
【0023】
【数1】Q=(Vmin ×n)/1000 上式の油量Qが決まれば、吐出通路17の内容積から吐
出圧力Pd が求められ、この吐出圧力Pd が制御管路2
5を通して制御シリンダ19の制御室19a内へ供給さ
れ、制御油圧PC として制御ピストン20に作用する。
従って、この制御ピストン20を進動するのに必要な制
御圧PC を設定圧P2 として設定することができ、この
設定圧P2 を短時間に得るためにスプール42を付勢す
るばね43の弾性力が設定されている。
出圧力Pd が求められ、この吐出圧力Pd が制御管路2
5を通して制御シリンダ19の制御室19a内へ供給さ
れ、制御油圧PC として制御ピストン20に作用する。
従って、この制御ピストン20を進動するのに必要な制
御圧PC を設定圧P2 として設定することができ、この
設定圧P2 を短時間に得るためにスプール42を付勢す
るばね43の弾性力が設定されている。
【0024】さらに、斜板11が図5に示すように最大
容量位置へ切換えられると、その吐出量が図4に示すよ
うに大流量Q´となり、この大流量Q´が可変絞り弁3
9のスプール42に作用するので、該スプール42はば
ね43に抗して収容室40b内へ没入され、吐出通路面
積が充分確保される。
容量位置へ切換えられると、その吐出量が図4に示すよ
うに大流量Q´となり、この大流量Q´が可変絞り弁3
9のスプール42に作用するので、該スプール42はば
ね43に抗して収容室40b内へ没入され、吐出通路面
積が充分確保される。
【0025】次に、前記スプール42に作用する圧油の
作用について、詳細に説明すると、図3においては、油
の質量流量(Q×γ、但しγは油の比重)が単位時間に
スプール42の傾斜面42bに当たる力が荷重Fとして
作用する。すなわち、前記スプール42の傾斜面42b
には油の流れる方向の投影面積Sに前記圧力Pd を乗じ
た荷重F(=S×Pd )が作用する。この荷重Fは前記
傾斜面42bと同方向及び法線方向の分力fa ,fb と
なり、そのうちの分力fb に関するスプール42の軸方
向への分力fC がばね43の弾性力に抗してスプール4
2を押動する力となる。この分力fC は非荷役状態にお
いてはスプール42を没入方向へ押動する力とはなら
ず、ポンプ21が最大容量の荷役状態に移行した後、図
4に示すように吐出圧力がPd からPd ´に増大して、
荷重FがF´に増大し、それによりスプール42を軸方
向へ押し込む分力fC もfC ´に増大した場合に、スプ
ール42がばね43を圧縮しつつ没入を開始する。
作用について、詳細に説明すると、図3においては、油
の質量流量(Q×γ、但しγは油の比重)が単位時間に
スプール42の傾斜面42bに当たる力が荷重Fとして
作用する。すなわち、前記スプール42の傾斜面42b
には油の流れる方向の投影面積Sに前記圧力Pd を乗じ
た荷重F(=S×Pd )が作用する。この荷重Fは前記
傾斜面42bと同方向及び法線方向の分力fa ,fb と
なり、そのうちの分力fb に関するスプール42の軸方
向への分力fC がばね43の弾性力に抗してスプール4
2を押動する力となる。この分力fC は非荷役状態にお
いてはスプール42を没入方向へ押動する力とはなら
ず、ポンプ21が最大容量の荷役状態に移行した後、図
4に示すように吐出圧力がPd からPd ´に増大して、
荷重FがF´に増大し、それによりスプール42を軸方
向へ押し込む分力fC もfC ´に増大した場合に、スプ
ール42がばね43を圧縮しつつ没入を開始する。
【0026】ところで、前述した油圧システムにおいて
は、吐出管路22の配管容積がポンプ最小容量状態にお
ける吐出量に比べ膨大であるため、もし、前記可変絞り
弁39を使用しない場合には、図6の二点鎖線で示すよ
うに制御圧PC が数気圧の設定圧P2 に達するまでの時
間が長くなるか、場合によっては制御圧不足あるいは制
御ピストン20の作動が行われてもそれを維持すること
ができず、この結果斜板11の傾角を最大容量状態に移
動保持できないという問題がある。しかし、この実施例
では上記問題を簡単な構成により解消することができ
る。
は、吐出管路22の配管容積がポンプ最小容量状態にお
ける吐出量に比べ膨大であるため、もし、前記可変絞り
弁39を使用しない場合には、図6の二点鎖線で示すよ
うに制御圧PC が数気圧の設定圧P2 に達するまでの時
間が長くなるか、場合によっては制御圧不足あるいは制
御ピストン20の作動が行われてもそれを維持すること
ができず、この結果斜板11の傾角を最大容量状態に移
動保持できないという問題がある。しかし、この実施例
では上記問題を簡単な構成により解消することができ
る。
【0027】又、前記荷役状態において、エンジンEの
回転数に左右されるポンプ21の吐出流量の増加やアク
チュエータ24の動作負荷の増大により、図6に示すよ
うに吐出圧Pd がさらに上昇して、制御シリンダ19へ
の制御圧PC が設定値P3 を越えると、連通路31を介
して付加されている該制御圧PC と対抗ばね33の弾性
力との均衡がくずれて、それまでノーマル位置(開位
置)に保持されていた圧力制御弁26のスプール27は
連続的に開度を絞り、果ては制御管路25を経由した制
御シリンダ19への給油を完全に断つべく動作する。従
って、制御シリンダ19内の制御圧PC の上限は確実に
規制され、斜板11等に加わる無用な過負荷は巧みに回
避される。
回転数に左右されるポンプ21の吐出流量の増加やアク
チュエータ24の動作負荷の増大により、図6に示すよ
うに吐出圧Pd がさらに上昇して、制御シリンダ19へ
の制御圧PC が設定値P3 を越えると、連通路31を介
して付加されている該制御圧PC と対抗ばね33の弾性
力との均衡がくずれて、それまでノーマル位置(開位
置)に保持されていた圧力制御弁26のスプール27は
連続的に開度を絞り、果ては制御管路25を経由した制
御シリンダ19への給油を完全に断つべく動作する。従
って、制御シリンダ19内の制御圧PC の上限は確実に
規制され、斜板11等に加わる無用な過負荷は巧みに回
避される。
【0028】荷役等の作業を終え、荷役切換弁23の操
作によりアクチュエータ24への給油が停止されると、
動作負荷の解除に基づいた吐出圧Pd の降下とともに、
ばね33により圧力制御弁26が元の開位置に保持さ
れ、吐出圧Pd 及び斜板傾角を増大する向きに付勢して
いた制御室19a内の制御圧PC は図6に示すように切
換設定圧P2 を越えて非荷役設定圧P1 まで急降下し、
復帰ばね18の弾性力に屈した斜板11は傾角縮小側へ
と変位され、ポンプ21は運転を継続したまま零に等し
い最小容量に移行する。
作によりアクチュエータ24への給油が停止されると、
動作負荷の解除に基づいた吐出圧Pd の降下とともに、
ばね33により圧力制御弁26が元の開位置に保持さ
れ、吐出圧Pd 及び斜板傾角を増大する向きに付勢して
いた制御室19a内の制御圧PC は図6に示すように切
換設定圧P2 を越えて非荷役設定圧P1 まで急降下し、
復帰ばね18の弾性力に屈した斜板11は傾角縮小側へ
と変位され、ポンプ21は運転を継続したまま零に等し
い最小容量に移行する。
【0029】ところで、上述した荷役状態においては、
圧力制御弁26により制御シリンダ19内の制御圧PC
の上限値が設定圧P3 となっているので、荷役から非荷
役状態への切換動作時に制御圧PC の降下が迅速に行わ
れ、容量切換の応答性が向上する。なお、前記圧力制御
弁26を省略した場合には、吐出圧Pd と同様に制御圧
PC も高圧となるので、この高圧を漏出により設定圧P
2 以下に低下するまでの時間が長くなる。
圧力制御弁26により制御シリンダ19内の制御圧PC
の上限値が設定圧P3 となっているので、荷役から非荷
役状態への切換動作時に制御圧PC の降下が迅速に行わ
れ、容量切換の応答性が向上する。なお、前記圧力制御
弁26を省略した場合には、吐出圧Pd と同様に制御圧
PC も高圧となるので、この高圧を漏出により設定圧P
2 以下に低下するまでの時間が長くなる。
【0030】又、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図7に示すように、ケーシング40の内部に絞り
通路44aを有するスプール44を収容するとともに、
該スプールを常には絞り量が最大となる方向にばね43
により付勢し、さらにスプール44の上流側の吐出通路
40aとスプール44の下部に設けた圧力室46とを連
通路45により連通すること。この実施例の場合にも非
荷役から荷役状態への切換えの際、制御管路35へ供給
する制御油の圧力PC を速やかに上昇して切換え動作を
迅速かつ確実に行うことができる他、荷役時に絞り通路
44aが吐出通路40aと対応する状態では油が自由流
となるため、圧力損失を抑制することができる。
のではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図7に示すように、ケーシング40の内部に絞り
通路44aを有するスプール44を収容するとともに、
該スプールを常には絞り量が最大となる方向にばね43
により付勢し、さらにスプール44の上流側の吐出通路
40aとスプール44の下部に設けた圧力室46とを連
通路45により連通すること。この実施例の場合にも非
荷役から荷役状態への切換えの際、制御管路35へ供給
する制御油の圧力PC を速やかに上昇して切換え動作を
迅速かつ確実に行うことができる他、荷役時に絞り通路
44aが吐出通路40aと対応する状態では油が自由流
となるため、圧力損失を抑制することができる。
【0031】(2)図8に示すように、板状の絞り弁4
7をばね48により常には絞り量が最大となる位置に付
勢すること。 (3)前記実施例では前記圧力制御弁26をポンプ21
のリヤエンドカバー3に組み込んだが、これをポンプ2
1と別体に構成すること。
7をばね48により常には絞り量が最大となる位置に付
勢すること。 (3)前記実施例では前記圧力制御弁26をポンプ21
のリヤエンドカバー3に組み込んだが、これをポンプ2
1と別体に構成すること。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明は、実質的
なポンプの作動(吐出)が常に零に等しい最小容量から
開始されるので、立上りトルクが小さく、省動力に加え
て過激な負荷変動を抑制できるとともに、無負荷時の容
量を零に等しい最小容量に保持し得るため、クラッチ等
入力の遮断機構を省略でき、さらに非荷役状態から荷役
状態への切換え作業を迅速かつ確実に行うことができ
る。
なポンプの作動(吐出)が常に零に等しい最小容量から
開始されるので、立上りトルクが小さく、省動力に加え
て過激な負荷変動を抑制できるとともに、無負荷時の容
量を零に等しい最小容量に保持し得るため、クラッチ等
入力の遮断機構を省略でき、さらに非荷役状態から荷役
状態への切換え作業を迅速かつ確実に行うことができ
る。
【図1】この発明に係る油圧システムの一実施例を一部
模式的に表した非荷役状態の油圧回路図である。
模式的に表した非荷役状態の油圧回路図である。
【図2】圧力制御弁の一例を示す断面図である。
【図3】可変絞り弁の一例を示す最大絞り状態の断面図
である。
である。
【図4】可変絞り弁の一例を示す最小絞り状態の断面図
である。
である。
【図5】斜板式可変容量型ピストンポンプの縦断面図で
ある。
ある。
【図6】非荷役及び荷役動作時間と吐出圧及び制御圧と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図7】可変絞り弁の別例を示す断面図である。
【図8】可変絞り弁の別例を示す断面図である。
11 斜板、18 復帰ばね、19 制御シリンダ、1
9a 制御室、21可変容量型斜板式ピストンポンプ、
22 吐出管路、23 荷役切換弁、24アクチュエー
タ、25 制御管路、26 圧力制御弁、27 スプー
ル、30背圧室、31 連通路、33 ばね、39 可
変絞り弁、42,44 スプール、43,48 付勢ば
ね、PC 制御圧、P1 非荷役時の設定圧、P2 非
荷役と荷役との切換設定圧、E エンジン。
9a 制御室、21可変容量型斜板式ピストンポンプ、
22 吐出管路、23 荷役切換弁、24アクチュエー
タ、25 制御管路、26 圧力制御弁、27 スプー
ル、30背圧室、31 連通路、33 ばね、39 可
変絞り弁、42,44 スプール、43,48 付勢ば
ね、PC 制御圧、P1 非荷役時の設定圧、P2 非
荷役と荷役との切換設定圧、E エンジン。
Claims (1)
- 【請求項1】 斜板の傾角を常に縮小して容量を減少さ
せる向きに付勢する復帰ばねと、これに対向して該斜板
の傾角を増大して容量を増大させる向きに付勢する制御
シリンダとを有して、動力供給源に直結された可変容量
型斜板式ピストンポンプと、該ポンプの吐出ポートとア
クチュエータとを結ぶ吐出管路と、該吐出管路の途中に
設けた荷役切換弁と、前記吐出管路と前記制御シリンダ
の制御室とを連通して圧油を制御シリンダに供給する制
御管路と、前記吐出管路と制御管路の接続点よりも下流
側の吐出管路に設けられ、かつ常には付勢ばねにより該
吐出管路の通路面積を減少する方向に付勢され、吐出管
路を流れる油圧力の増大により通路面積を付勢ばねの弾
性力に抗して増大する方向に押圧される可変絞り弁とか
らなる油圧システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058361A JPH05256255A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 油圧システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058361A JPH05256255A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 油圧システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05256255A true JPH05256255A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13082183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4058361A Pending JPH05256255A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 油圧システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05256255A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4813692A (en) * | 1987-01-22 | 1989-03-21 | Eg&G Pressure Science, Inc. | Pressure balanced S-seal |
| US4854600A (en) * | 1987-01-22 | 1989-08-08 | Eg&G Pressure Science, Inc. | Pressure balanced metallic S-seal |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP4058361A patent/JPH05256255A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4813692A (en) * | 1987-01-22 | 1989-03-21 | Eg&G Pressure Science, Inc. | Pressure balanced S-seal |
| US4854600A (en) * | 1987-01-22 | 1989-08-08 | Eg&G Pressure Science, Inc. | Pressure balanced metallic S-seal |
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