JPH05256365A - 2サイクルエンジンのピストン構造 - Google Patents
2サイクルエンジンのピストン構造Info
- Publication number
- JPH05256365A JPH05256365A JP8642392A JP8642392A JPH05256365A JP H05256365 A JPH05256365 A JP H05256365A JP 8642392 A JP8642392 A JP 8642392A JP 8642392 A JP8642392 A JP 8642392A JP H05256365 A JPH05256365 A JP H05256365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cycle engine
- silicon nitride
- ring groove
- cylinder liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】大出力を要する2サイクルエンジンのシリンダ
ライナやピストンにセラミックス素材を用いてエンジン
トラブルの発生を防止する。 【構成】ピストン1の頭部11に窒化珪素を使用して胴
部12のピストンリング溝122の部分とガスケット1
4により遮熱し、該ピストンリング溝122を含む胴部
の外周部121を耐摩耗性の優れた酸化イットリウムを
含有した酸化ジルコニウムにより構成する。そして高強
度の窒化珪素を用いたシリンダライナと組み合わせて摩
耗の軽減を図る。
ライナやピストンにセラミックス素材を用いてエンジン
トラブルの発生を防止する。 【構成】ピストン1の頭部11に窒化珪素を使用して胴
部12のピストンリング溝122の部分とガスケット1
4により遮熱し、該ピストンリング溝122を含む胴部
の外周部121を耐摩耗性の優れた酸化イットリウムを
含有した酸化ジルコニウムにより構成する。そして高強
度の窒化珪素を用いたシリンダライナと組み合わせて摩
耗の軽減を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高負荷を要する2サイク
ルエンジンのピストン構造に関する。
ルエンジンのピストン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料の燃焼を機関の内部で行い、発生す
る熱エネルギーによりピストンを往復させて駆動するエ
ンジンでは、ピストンの2行程、すなわちクランク軸1
回転にて吸入、圧縮、爆発、排気の過程を行う2サイク
ルエンジンと、ピストンの4行程、すなわちクランク軸
2回転の間に前記の4過程を行う4サイクルエンジンと
に大別されている。
る熱エネルギーによりピストンを往復させて駆動するエ
ンジンでは、ピストンの2行程、すなわちクランク軸1
回転にて吸入、圧縮、爆発、排気の過程を行う2サイク
ルエンジンと、ピストンの4行程、すなわちクランク軸
2回転の間に前記の4過程を行う4サイクルエンジンと
に大別されている。
【0003】そして、2サイクルエンジンではクランク
軸の1回転毎に爆発が行われるため、出力軸の回転変動
が少なく高トルクが発生できるという利点がある。
軸の1回転毎に爆発が行われるため、出力軸の回転変動
が少なく高トルクが発生できるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、このような2サ
イクルエンジンでは、エンジン出力を増大させるとピス
トンリング、シリンダライナ、ピストン−シリンダ間の
摩擦が大きくなり摩耗が増大してエンジントラブルの最
大原因となっている。
イクルエンジンでは、エンジン出力を増大させるとピス
トンリング、シリンダライナ、ピストン−シリンダ間の
摩擦が大きくなり摩耗が増大してエンジントラブルの最
大原因となっている。
【0005】特に4サイクルエンジンに比し2サイクル
エンジンでは、シリンダライナとピストンリング間の潤
滑が悪いという問題がある。
エンジンでは、シリンダライナとピストンリング間の潤
滑が悪いという問題がある。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は高出力を得ようとする2サイク
ルエンジンにおけるピストンとシリンダ間の摩擦を減
じ、摩耗によるトラブルを減少させようとする2サイク
ルエンジンのピストン構造を提供することにある。
ものであり、その目的は高出力を得ようとする2サイク
ルエンジンにおけるピストンとシリンダ間の摩擦を減
じ、摩耗によるトラブルを減少させようとする2サイク
ルエンジンのピストン構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、ピストンリング溝を含むピストン
の胴部の外周壁を、酸化イットリウムを含有させた酸化
ジルコニウムにて構成して内部を鋳鉄で補強したピスト
ンと、高強度の窒化珪素からなるシリンダライナとを備
えた2サイクルエンジンのピストン構造が提供される。
めに本発明によれば、ピストンリング溝を含むピストン
の胴部の外周壁を、酸化イットリウムを含有させた酸化
ジルコニウムにて構成して内部を鋳鉄で補強したピスト
ンと、高強度の窒化珪素からなるシリンダライナとを備
えた2サイクルエンジンのピストン構造が提供される。
【0008】
【作用】ピストンの頭部に窒化珪素を用いるとともに胴
部との間にはガスケットを介在させてピストンリング溝
の部分の遮熱を図り、胴部の外周部を耐摩耗性の優れた
セラミックス素材を配置する。そしてシリンダライナに
は高強度の窒化珪素を採用したので、高出力運転時でも
摩擦による摩耗が減じて、エンジントラブルが防止され
る。
部との間にはガスケットを介在させてピストンリング溝
の部分の遮熱を図り、胴部の外周部を耐摩耗性の優れた
セラミックス素材を配置する。そしてシリンダライナに
は高強度の窒化珪素を採用したので、高出力運転時でも
摩擦による摩耗が減じて、エンジントラブルが防止され
る。
【0009】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0010】図1は本発明にかかる2サイクルエンジン
のピストン構造の一実施例を示す断面図であり、同図に
おける1はピストンであり、2はそのシリンダライナで
ある。
のピストン構造の一実施例を示す断面図であり、同図に
おける1はピストンであり、2はそのシリンダライナで
ある。
【0011】ピストン1の頭部11は高温度に耐えると
ともに高強度を有する窒化珪素(Si3 N4 )が用いら
れ、線膨張係数が窒化珪素と同等の金属からなる止金具
13によって胴部12と連結されている。そして、高温
度になる頭部11からの熱を遮断するため、遮熱材から
なるガスケット14が両者の間に配置されている。
ともに高強度を有する窒化珪素(Si3 N4 )が用いら
れ、線膨張係数が窒化珪素と同等の金属からなる止金具
13によって胴部12と連結されている。そして、高温
度になる頭部11からの熱を遮断するため、遮熱材から
なるガスケット14が両者の間に配置されている。
【0012】胴部12はピストンリング溝122の部分
を含む外周部121が酸化イットリウム(Y2 O3 )を
含有した酸化ジルコニウム(ZrO2 )により形成さ
れ、その内側は鋳鉄が用いられて補強されたものであ
り、シリンダとの摺動部分が上記素材により耐摩耗性に
優れるとともに、酸化ジルコニウムの線膨張係数が鋳鉄
のそれと同等のために温度変化に対して安定したものが
用いられている。
を含む外周部121が酸化イットリウム(Y2 O3 )を
含有した酸化ジルコニウム(ZrO2 )により形成さ
れ、その内側は鋳鉄が用いられて補強されたものであ
り、シリンダとの摺動部分が上記素材により耐摩耗性に
優れるとともに、酸化ジルコニウムの線膨張係数が鋳鉄
のそれと同等のために温度変化に対して安定したものが
用いられている。
【0013】そして、シリンダライナ2は高強度を備え
た窒化珪素が使用され、ピストン1との間の摩擦による
摩耗を防止するように構成されている。
た窒化珪素が使用され、ピストン1との間の摩擦による
摩耗を防止するように構成されている。
【0014】このように構成された本実施例において
は、ピストン1の胴部12の外周部121はピストンリ
ング溝122の部分とともに耐摩耗性の良好な酸化イッ
トリウムを含む酸化ジルコニウムを用いて形成され、ま
たピストンリング溝122の上方には遮熱材のガスケッ
トを用いてピストン頭部11からの高熱を遮断するとと
もに、対応するシリンダライナには高強度の窒化珪素が
使用されているので、大出力運転時にもピストンとシリ
ンダ間の摩擦による摩耗が減少することになり、また、
ガスケット14により遮熱されているピストンリング溝
122の部分は過大な温度上昇が抑えられることにな
る。
は、ピストン1の胴部12の外周部121はピストンリ
ング溝122の部分とともに耐摩耗性の良好な酸化イッ
トリウムを含む酸化ジルコニウムを用いて形成され、ま
たピストンリング溝122の上方には遮熱材のガスケッ
トを用いてピストン頭部11からの高熱を遮断するとと
もに、対応するシリンダライナには高強度の窒化珪素が
使用されているので、大出力運転時にもピストンとシリ
ンダ間の摩擦による摩耗が減少することになり、また、
ガスケット14により遮熱されているピストンリング溝
122の部分は過大な温度上昇が抑えられることにな
る。
【0015】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であ
り、これらの変形を本発明の範囲から排除するものでは
ない。
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であ
り、これらの変形を本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【0016】
【発明の効果】上述の実施例のように本発明によれば、
ピストンの外周部に耐摩耗性の良好なセラミックス素材
を用いるとともにピストンリング溝の部分の遮熱を行
い、対応するシリンダライナには高強度のセラミックス
を用いたので、往復運動するピストンの摩擦による素材
の摩耗が減じてエンジントラブルが防止される効果が生
ずる。
ピストンの外周部に耐摩耗性の良好なセラミックス素材
を用いるとともにピストンリング溝の部分の遮熱を行
い、対応するシリンダライナには高強度のセラミックス
を用いたので、往復運動するピストンの摩擦による素材
の摩耗が減じてエンジントラブルが防止される効果が生
ずる。
【図1】本発明にかかる2サイクルエンジンのピストン
構造の一実施例を示す断面図である。
構造の一実施例を示す断面図である。
1…ピストン 2…シリンダライナ 11…頭部 12…胴部 14…ガスケット 121…外周部 122…ピストンリング溝
Claims (2)
- 【請求項1】ピストンリング溝を含むピストンの胴部の
外周壁を、酸化イットリウムを含有させた酸化ジルコニ
ウムにて構成して内部を鋳鉄で補強したピストンと、高
強度の窒化珪素からなるシリンダライナとを備えたこと
を特徴とする2サイクルエンジンのピストン構造。 - 【請求項2】前記のピストンリング溝の上方に遮熱材か
らなるガスケットを介し、高強度の窒化珪素からなるピ
ストン頭部を連結したことを特徴とする請求項1記載の
2サイクルエンジンのピストン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8642392A JPH05256365A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 2サイクルエンジンのピストン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8642392A JPH05256365A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 2サイクルエンジンのピストン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05256365A true JPH05256365A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13886487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8642392A Pending JPH05256365A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 2サイクルエンジンのピストン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05256365A (ja) |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP8642392A patent/JPH05256365A/ja active Pending
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