JPH05258954A - ロール状マグネットの着磁方法及びその装置 - Google Patents

ロール状マグネットの着磁方法及びその装置

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JPH05258954A
JPH05258954A JP8638392A JP8638392A JPH05258954A JP H05258954 A JPH05258954 A JP H05258954A JP 8638392 A JP8638392 A JP 8638392A JP 8638392 A JP8638392 A JP 8638392A JP H05258954 A JPH05258954 A JP H05258954A
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JP
Japan
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magnet
roll
magnetizing
magnetized
parallel
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Pending
Application number
JP8638392A
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English (en)
Inventor
Haruo Nakamura
治雄 中村
Eiji Aoishi
英二 青石
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着磁マグネットを複数の永久磁石を平面状に
配して構成することにより、着磁電力を不要となし、安
価に装置を構成でき、しかもランニングコストが低いロ
ール状マグネットの着磁方法及びその装置を提供するこ
とにある。 【構成】 ロール状マグネット(1)を保持し、該マグネ
ットを所定周速で回転可能な回転保持手段(2)と、ロー
ル状マグネットの側面に沿って近接若しくは密着させて
設置し、複数の永久磁石(11)を所定間隔毎に平行且つ平
面状に配した着磁マグネット(3)と、着磁マグネットを
ロール状マグネットとの間隔を一定に保ちながら所定速
度で平行移動可能な移動手段(4)とよりなり、着磁マグ
ネットを所定速度で平行移動させると同時に、ロール状
マグネットを着磁マグネットの速度と同一周速で回転さ
せてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の永久磁石を平面
状に配した着磁マグネットにてロール状マグネットの全
周を連続着磁してなるロール状マグネットの着磁方法及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より採用されているロール状マグネ
ットの着磁装置を図4〜図6に示す。この装置による着
磁方法は、ロール状マグネット100の一方のシャフト
101をシャフト受け102で支え、他方のシャフト1
03をエアーチャック104の爪105に保持させてモ
ータ106を運転することによりロール状マグネット1
00を所定の角度分回転させることができるようになっ
ている。ここで、図中108はシャフト受け102、モ
ータ106及び着磁ヨーク107を取付ける固定ベース
を示している。
【0003】また、前記着磁ヨーク107は、図6に示
すように櫛歯状の歯芯109,…をその間に所定空間を
設けて円弧状に配するとともに、該空間内にコイル11
0を埋設して、個々の歯芯109とそれに巻回したコイ
ル110で電磁石を構成したものであり、各歯芯10
9,…の内面で円弧状着磁面111を形成している。そ
して、ロール状マグネット100をこの着磁装置に装着
した状態、即ち円弧状着磁面111にロール状マグネッ
ト100を近接した状態で、両シャフト101,103
をそれぞれシャフト受け102はエアーチャック104
に保持し、前記コイル110に瞬時通電し、それによっ
て発生する磁力でロール状マグネット100のある部分
を着磁する。次にモータ106を運転し一定角度(必要
角度)回転させた後、次の部分を同様に着磁する。この
操作を数回繰り返すことにより、ロール状マグネット1
00の表面には図7に示す如く全周にN極とS極が交互
に着磁形成される。
【0004】しかし、この着磁装置には、着磁ヨーク1
07のコイル110に通電するための着磁電源装置が必
ず必要であり、着磁をするために電力を必要とする。ま
た、この電源装置は、一般的に直流電源とコンデンサー
及び切替えスイッチから構成され、コンデンサーの充電
中は着磁操作が行えず、一定の待ち時間が生じるため生
産性は高くない。尚、コンデンサーを複数個用いて、充
電が完了したコンデンサーから順次放電して連続的に着
磁することも考慮されるが、着磁電源装置がコスト高と
なる傾向がある。
【0005】一方、図7に示す如くN極、S極の磁極配
置の精度(角度、平行度、直線性)を必要とする場合、
着磁ヨーク107の機械加工精度やコイル110の装着
位置精度、その他ロール状マグネット100の回転位置
決め精度(角度、偏心度)を厳重に管理して製作したも
のが要求されるが、特に着磁ヨーク107の歯芯109
は円弧の内面での加工であり、この内面が小径、換言す
ればの曲率が大きくなるにつれてその加工は困難にな
り、高価な装置となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、着磁マグネットを複
数の永久磁石を平面状に配して構成することにより、着
磁電力を不要となし、安価に装置を構成でき、しかもラ
ンニングコストが低いロール状マグネットの着磁方法及
びその装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、複数の永久磁石を所定間隔毎に平行且つ平
面状に配した着磁マグネットを用い、該着磁マグネット
をロール状マグネットに近接若しくは密着させ、着磁マ
グネットをロール状マグネットとの間隔を一定に保ちな
がら所定速度で平行移動させると同時に、ロール状マグ
ネットを着磁マグネットの速度と同一周速で回転させ
て、その全周を連続着磁してなるロール状マグネットの
着磁方法を確立した。
【0008】また、具体的には、ロール状マグネットを
保持し、該マグネットを所定周速で回転可能な回転保持
手段と、前記ロール状マグネットの側面に沿って近接若
しくは密着させて設置し、複数の永久磁石を所定間隔毎
に平行且つ平面状に配した着磁マグネットと、前記着磁
マグネットをロール状マグネットとの間隔を一定に保ち
ながら所定速度で平行移動可能な移動手段とよりなり、
着磁マグネットを所定速度で平行移動させると同時に、
ロール状マグネットを着磁マグネットの速度と同一周速
で回転させてなるロール状マグネットの着磁装置を構成
した。
【0009】
【作用】以上の如き内容からなる本発明のロール状マグ
ネットの着磁方法及びその装置は、着磁マグネットを複
数の永久磁石を所定間隔毎に平行且つ平面状に配して構
成することで、着磁電力を不要としたものであり、該平
面状着磁マグネットの着磁面をロール状マグネットの表
面に近接若しくは密着させて、該着磁マグネットを所定
速度で平行移動させると同時に、ロール状マグネットを
着磁マグネットの速度と同一周速で回転させることによ
って、その全周を連続着磁するものである。また、着磁
強度は、着磁マグネットの着磁面とロール状マグネット
の表面との間隔を調節することによって変えることが可
能である。
【0010】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1〜図3は本発明の着磁装置
を示す簡略図であり、図中1はロール状マグネット、2
は回転保持手段、3は着磁マグネット、4は移動手段を
それぞれ示している。
【0011】ロール状マグネット1は、円筒状若しくは
円柱状の磁石体5の両端にシャフト6,7を突設したも
のである。磁石体5としては、磁性粉末を合成樹脂若し
くは低融点金属で結合したボンド磁石、磁性粉末を高温
下で成形した焼結磁石及び溶融磁性合金を鋳型に注入し
て成形した鋳造磁石が用いられ、また組成から大別した
場合、アルニコ、Sm−Co、Nd−Fe−B等の合金
磁石やフェライト等の酸化物磁石を用いることができ
る。このロール状マグネット1は、複写機やファクシミ
リ、更にはレーザープリンタ等の電子写真方式の現像装
置やクリーニング装置に用いられるものであるが、その
用途は特に限定されない。
【0012】回転保持手段2は、固定ベース8上に取付
けられ、ロール状マグネット1の一方のシャフト6を回
転支持するためのシャフト受け9と、他方のシャフト7
を回転支持するシャフト受け10とを有し、ロール状マ
グネット1を装着した状態で自由に回転可能となしてい
る。また、ロール状マグネット1を強制的に回転させる
こともあり、その場合には、一方のシャフト受け10
を、モータと、その回転軸に固定したエアーチャックで
置き換えるものとする。その場合には、ロール状マグネ
ット1のシャフト7をエアーチャックの爪で挾持し、モ
ータをパルス駆動することによって所定の周速で回転さ
せることが可能である。尚、シャフト7を常時モータに
関係づけて装着し、駆動信号が入力されていない時には
自由に回転可能なモータを用いることも可能である。
【0013】着磁マグネット3は、図1〜図3に示すよ
うに、複数の長尺永久磁石11,…を所定間隔毎に平行
且つ平面状に配して固定したものであり、ロール状マグ
ネット1の側面に沿って配置される。永久磁石11を固
定する非磁性体ベース12は、精密加工の容易なアルミ
ニウム製とすることが好ましく、更には合成樹脂製も採
用し得る。そして、前記永久磁石11は非磁性体ベース
12に埋設状態で固定されている。各永久磁石11,…
の端面で形成される包絡面は平面状着磁面13を形成し
ている。本実施例では、平面状着磁面13に位置する各
永久磁石11,…の磁極は、N極とS極が交互になるよ
うに設定している。しかし、この磁極の配列は、着磁対
象であるロール状マグネット1に形成する磁極パターン
に応じて設定すべきである。
【0014】移動手段4は、固定ベース8に取付けたレ
ール部材14と、該レール部材14に対してスライド移
動可能で前記着磁マグネット3を固定するスライドベー
ス15と、固定ベース8に取付けられて該スライドベー
ス15を駆動するエアーシリンダー16とより構成さ
れ、スライドベース15の移動方向はロール状マグネッ
ト1の軸芯に対して直交する方向に設定されている。そ
して、エアーシリンダー16に圧縮空気を送ることによ
ってピストンロッド17が出没し、該ピストンロッド1
7の先端に連結されたスライドベース15が移動し、着
磁マグネット3がその平面状着磁面13とロール状マグ
ネット1の表面との間隔を一定に保ちながら平行移動す
るのである。この着磁マグネット3の移動速度と、ロー
ル状マグネット1の回転周速とは同期的である。また、
該移動手段4に装着された着磁マグネット3は、その平
面状着磁面13を上方に向けて水平に配設され、前記ロ
ール状マグネット1は該平面状着磁面13の上方に位置
し、その着磁面13上に重量のみ又は所定荷重を加えて
密着載置若しくは所定間隔をおいて近接装着可能となし
ている。本実施例では、エアーシリンダーによって駆動
力を得ているが、同様な駆動力が得られるものであれ
ば、例えばモータ駆動のラック、ピニオン機構等を採用
することも可能である。
【0015】しかして、本発明の着磁装置を用いて、ロ
ール状マグネット1を着磁する場合には、先ずロール状
マグネット1の両シャフト6,7をシャフト受け9,1
0に装着するとともに、着磁マグネット3の平面状着磁
面13上にその軸芯と永久磁石11の方向とを一致させ
て密着載置する。そして、移動手段4としてのエアーシ
リンダー16を駆動して着磁マグネット3を一方向に所
定速度で移動させると、その平面状着磁面13とロール
状マグネット1の表面との接触面の摩擦力によって該ロ
ール状マグネット1は従動回転し、ロール状マグネット
1を1回転させてその全周を連続着磁する。この着磁マ
グネット3は永久磁石11より構成されているので、自
動的にロール状マグネット1は着磁される。着磁マグネ
ット3の平面状着磁面13とロール状マグネット1の表
面が接触した接触面において最も磁気回路が強固とな
り、永久磁石11の反対極性がロール状マグネット1に
誘起され、残留磁気としてロール状マグネット1の表面
が磁化される。
【0016】上記の如くロール状マグネット1を平面状
着磁マグネット3に平行密着ないしは必要により着磁マ
グネット3の平面状着磁面13とロール状マグネット1
の表面との間にある間隔を持たすようにしておけば、そ
の間隔の大小によってロール状マグネット1の着磁強度
を変えることもできるのである。着磁マグネット3の平
面状着磁面13とロール状マグネット1の表面との間に
所定間隔を設けた場合には、着磁マグネット3の移動速
度と、ロール状マグネット1の周速を同一となしてモー
タによって強制的に同期回転させることによって、密着
した場合と同様に着磁することができる。
【0017】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のロール状マグネ
ットの着磁方法及びその装置によれば、着磁マグネット
には永久磁石を用いているため、従来の着磁ヨークと異
なり着磁電力を必要とせず、半永久的に使用できるとと
もに、省エネルギー化を図れ、しかもロール状マグネッ
トの全周を連続着磁することができるので、生産性の向
上に寄与するのである。また、ロール状マグネットの着
磁強度は、着磁マグネットの平面状着磁面とロール状マ
グネットの表面との間隔を調整することによって容易に
設定(調整)することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の着磁装置の簡略平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明に用いた着磁マグネットの一部省略断面
図である。
【図4】従来の着磁装置の簡略平面図である。
【図5】図4のY−Y線断面図である。
【図6】従来の着磁ヨークの一部省略斜視図である。
【図7】従来の着磁装置又は本発明の着磁装置によって
着磁したロール状マグネットの一部省略斜視図である。
【符号の説明】
1 ロール状マグネット 2 回転保持手段 3 着磁マグネット 4 移動手段 5 磁石体 6 シャフト 7 シャフト 8 固定ベース 9 シャフト受け 10 シャフト受け 11 永久磁石 12 非磁性体ベース 13 平面状着磁面 14 レール部材 15 スライドベース 16 エアーシリンダー 17 ピストンロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の永久磁石を所定間隔毎に平行且つ
    平面状に配した着磁マグネットを用い、該着磁マグネッ
    トをロール状マグネットに近接若しくは密着させ、着磁
    マグネットをロール状マグネットとの間隔を一定に保ち
    ながら所定速度で平行移動させると同時に、ロール状マ
    グネットを着磁マグネットの速度と同一周速で回転させ
    て、その全周を連続着磁してなることを特徴とするロー
    ル状マグネットの着磁方法。
  2. 【請求項2】 ロール状マグネットを保持し、該マグネ
    ットを所定周速で回転可能な回転保持手段と、 前記ロール状マグネットの側面に沿って近接若しくは密
    着させて設置し、複数の永久磁石を所定間隔毎に平行且
    つ平面状に配した着磁マグネットと、 前記着磁マグネットをロール状マグネットとの間隔を一
    定に保ちながら所定速度で平行移動可能な移動手段と、 よりなり、着磁マグネットを所定速度で平行移動させる
    と同時に、ロール状マグネットを着磁マグネットの速度
    と同一周速で回転させてなることを特徴とするロール状
    マグネットの着磁装置。
JP8638392A 1992-03-09 1992-03-09 ロール状マグネットの着磁方法及びその装置 Pending JPH05258954A (ja)

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