JPH05262015A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH05262015A
JPH05262015A JP6542792A JP6542792A JPH05262015A JP H05262015 A JPH05262015 A JP H05262015A JP 6542792 A JP6542792 A JP 6542792A JP 6542792 A JP6542792 A JP 6542792A JP H05262015 A JPH05262015 A JP H05262015A
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JP
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recording
image
recording medium
cloudy
transparent
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Application number
JP6542792A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ono
忠義 大野
Shinichi Ito
進一 伊藤
Takashi Yamaguchi
隆 山口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】記録媒体の使用履歴にかかわらず、消去すべき
画像を消し残しなく確実に消去し、新しい可視画像の書
換え記録を確実に行える記録装置を提供する。 【構成】温度履歴により白濁と透明の両状態を繰り返し
示す低分子/高分子複合膜記録材料からなる記録媒体に
対して、サーマルヘッドを用いて可視画像の記録あるい
は消去を行なう記録装置において、書換え記録の際、画
像を形成するマークドットデータに対応して、1つのパ
ルスでサーマルヘッドを駆動して記録媒体の白濁化を行
ない、画像を形成しないスペースドットデータに対応し
て、第1番目のパルスでサーマルヘッドを駆動して記録
媒体の白濁化を行ない、第2番目のパルスでサーマルヘ
ッドを再駆動して記録媒体の透明化を行なうことによ
り、可視画像の書換え記録を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、熱エネルギ
の制御によって白濁化あるいは透明化することにより、
可視画像の記録あるいは消去が繰り返し可能な記録媒体
に対して可視画像の記録あるいは消去を行なう記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハードコピーは、紙などの記録媒
体に外部からインクあるいはトナーなどの顕像材により
画像形成を行なうか、あるいは、感熱記録紙のように、
紙などの基材上に記録層を設け、この記録層に可視画像
を形成するなど、永久画像を記録するものであった。
【0003】しかし、最近、各種のネットワーク網の構
築、ファクシミリ、複写機の普及に伴い、これらの記録
媒体の消費量の急激な増加は、森林破壊などの自然破壊
問題、ごみ処理などの社会問題を引き起こしている。こ
れらの問題に対応するために記録紙の再生など、記録媒
体の消費量の削減が強く要求されている。この課題に対
して、最近、記録、消去を繰返し行なえる記録媒体が注
目されている。
【0004】そこで、このような特性を持つ記録媒体と
して、記録材料に与えられる温度により透明と白濁の両
状態を可逆的に変化できる記録媒体が提案されている
(たとえば、特開昭55−154198号公報参照)。
【0005】この記録媒体は、透明状態において、その
温度をT1 からT3 に上昇させたとき、透明状態から白
濁状態になり、その温度がT1 に戻っても、そのまま白
濁状態を保持する。そして、記録媒体の温度をT1 から
T2 に上昇させ、再びT1 に戻すと、白濁状態から透明
状態となり、そのまま透明状態を保持する。この変化は
繰返し再現可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な温度履歴により白濁と透明の両状態を繰り返し示す低
分子/高分子複合膜記録材料からなる記録媒体では、記
録した可視画像を消去するとき、記録と消去との時間間
隔にしたがって、記録画像が消去しにくくなるという問
題がある。したがって、記録と消去との時間間隔が特定
できない通常の記録装置の使用状態では、消去したい画
像が消え残り、新たに記録した画像の障害になるという
問題を生じる。また、消え残りの程度も、記録と消去と
の時間間隔によって異なるという問題もある。
【0007】そこで、本発明は、記録媒体の使用履歴に
かかわらず、消去すべき画像を消し残しなく確実に消去
し、新しい可視画像の書換え記録を確実に行なえ、明瞭
な記録画像が得られる記録装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、熱
エネルギの制御によって白濁化あるいは透明化すること
により、可視画像の記録あるいは消去が可能な記録媒体
に対して、熱記録手段を用いて可視画像の記録あるいは
消去を行なう記録装置であって、前記記録媒体に対して
可視画像の記録あるいは消去を行なう際、記録画像の非
画点形成情報に対応して、第1番目のパルスあるいはパ
ルス列で前記熱記録手段を駆動することにより前記記録
媒体の白濁化を行ない、第2番目のパルスあるいはパル
ス列で前記熱記録手段を再駆動することにより前記記録
媒体の透明化を行なうよう制御する記録制御手段を具備
している。
【0009】また、本発明の記録装置は、熱エネルギの
制御によって白濁化あるいは透明化することにより、可
視画像の記録あるいは消去が可能な記録媒体に対して、
熱記録手段を用いて可視画像の記録あるいは消去を行な
う記録装置であって、前記記録媒体に対して可視画像の
記録あるいは消去を行なう際、記録画像の画点形成情報
に対応して、1つのパルスあるいはパルス列で前記熱記
録手段を駆動することにより前記記録媒体の白濁化を行
ない、非画点形成情報に対応して、第1番目のパルスあ
るいはパルス列で前記熱記録手段を駆動することにより
前記記録媒体の白濁化を行ない、第2番目のパルスある
いはパルス列で前記熱記録手段を再駆動することにより
前記記録媒体の透明化を行なうよう制御する記録制御手
段を具備している。
【0010】
【作用】記録媒体に対して可視画像の記録あるいは消去
を行なう際、記録画像の少なくとも非画点形成情報に対
応して、1画点形成周期内で記録媒体を白濁化して活性
化した後、透明化することにより、記録媒体の使用履歴
にかかわらず、消去すべき画像を消し残しなく確実に消
去し、新しい可視画像の書換え記録を確実に行なえる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図2は、本実施例に係る記録装置の構成を
概略的に示すものである。図において、11はCPU
(セントラル・プロセッシング・ユニット)で、本装置
全体の制御を司る。12は熱記録手段としてのサーマル
ヘッドで、後述する記録媒体に対して可視画像の記録あ
るいは消去を行なうための熱エネルギを与えるものであ
り、記録媒体の搬送方向と直交する方向に一列に並んだ
多数の発熱抵抗体を有している。13はサーマルヘッド
駆動回路で、サーマルヘッド12の発熱抵抗体への通電
を制御する。
【0013】14は通電時間演算回路で、記録画像デー
タの画点形成情報に対応したマークドットデータへの記
録エネルギ、および、記録画像データの非画点形成情報
に対応したスペースドットデータへの消去エネルギをそ
れぞれ演算する。
【0014】15は搬送モータで、記録媒体を搬送する
搬送ローラおよびプラテンなどの搬送手段を駆動する。
16は搬送モータ15を駆動するモータ駆動回路、17
は搬送モータ15を制御するモータ制御回路、18は搬
送される記録媒体の位置を検知する検知器、19はキャ
ラクタジェネレータ、20はRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)、21はROM(リード・オンリ・メモ
リ)である。
【0015】本実施例に用いる記録媒体は、温度履歴に
より白濁と透明の両状態を繰り返し示す低分子/高分子
複合膜記録材料からなり、可視画像の記録、消去を繰り
返し行うことの可能なもので、たとえば、図3に示すよ
うに構成されている。すなわち、記録媒体は、基材31
の一方の面に黒色などに着色された着色層32、透明と
白濁の2つの状態を可逆的に示す記録層33、および保
護層34を順次積層して構成されている。
【0016】記録層33は、たとえば、図4に示すよう
な温度−白濁/透明特性を持っている。すなわち、透明
状態において、その温度をT1 からT3 に上昇させたと
き、透明状態から白濁状態になり、その温度がT1 に戻
っても、そのまま白濁状態を保持する。そして、記録媒
体の温度をT1 からT2 に上昇させ、再びT1 に戻す
と、白濁状態から透明状態となり、そのまま透明状態を
保持する。この変化は繰返し再現可能である。
【0017】このような記録媒体に対する可視画像の記
録は、記録層33を透明化し、着色層32を下地色とし
た状態で、記録層33を選択的に白濁化することによっ
て行なわれ、消去は、白濁画像を透明化することによっ
てなされる。なお、ここで使用した記録層33は、約7
0℃〜約110℃で透明化し、約110℃以上で白濁が
飽和する。また、加熱温度の上限は、保護層34あるい
は記録層33の耐熱性によって決まる。この記録媒体で
は約180℃であった。
【0018】しかして、記録媒体が搬送されて、その先
端が検知器18で検知され、所定の位置がサーマルヘッ
ド12の発熱抵抗体位置にくると記録が開始される。ま
ず、CPU11の制御により、記録すべき記録画像に応
じた記録画像データが発生する。この記録画像データは
コードデータであり、このコードデータは、キャラクタ
ジェネレータ19でビットデータに変換されてRAM2
0に格納される。
【0019】コードデータがビットデータに変換された
後、CPU11からの記録命令により、RAM20から
ビットデータが順次読出される。読出されたビットデー
タは、通電時間演算回路14によって通電時間が決定さ
れる。サーマルヘッド駆動回路13は、この決定された
通電時間にしたがって、サーマルヘッド12の発熱抵抗
体を選択的に駆動して発熱させることにより、記録媒体
への可視画像の記録、および、不要な可視画像の消去を
行なうようになっている。次に、このような構成におい
て、図1および図5を用いて可視画像の記録動作につい
て説明する。
【0020】図5は、サーマルヘッド12による記録媒
体に対する記録動作状態を示しており、41は図3に示
した記録媒体、42はサーマルヘッド12の発熱抵抗体
列、43は既に記録されている画像、44は現在記録し
ている画像である。発熱抵抗体列42は、画像の1画点
(ドット)と1対1に対応して設けられ、記録媒体41
の進行方向(矢印で示す)に対して直交する方向に1列
に配列された多数の発熱抵抗体からなり、この発熱抵抗
体は、記録媒体41の幅(先に述べた直交方向)を記録
するのに充分な数が設けられている。
【0021】画像が記録されている記録媒体41を固定
されたサーマルヘッド12の発熱抵抗体列42の下を矢
印方向に搬送し、発熱抵抗体列42の各発熱抵抗体を以
下に述べる記録方式で選択的に駆動して発熱させること
により、新しい画像44を記録するのと同時に、既に記
録されている画像43を消去する、いわゆるオーバライ
ト記録(書換え記録)が行なわれる。なお、実線の丸印
はマークドットを、破線の丸印は消去されたマークドッ
トを示している。
【0022】図1は、発熱抵抗体列42内にある1つの
発熱抵抗体(注目発熱抵抗体と称する)に時系列に与え
られる記録画像データ、この記録画像データに基づいて
発熱抵抗体を駆動する通電パルス、発熱抵抗体の発熱に
より昇温した記録媒体41の記録層33の温度、新たに
記録された記録画点を模式的に示している。なお、記録
画像データ、通電パルス、記録層温度、記録画点は、そ
れぞれ時系列に対応させて示している。また、1画点形
成周期t0 は、たとえば20msである。
【0023】まず、記録画像データの始めはスペースド
ットデータである。従来では、スペースドットデータの
場合には発熱抵抗体は駆動されないが、本実施例では、
スペースドットデータの場合にも発熱抵抗体を駆動して
発熱させる。スペースドットデータでは1画点形成周期
内に2回通電する。すなわち、発熱抵抗体には、第1番
目の通電パルスとして、あらかじめ求められている記録
層33を白濁化温度にする熱エネルギを発生する通電パ
ルスt1 が印加され、発熱抵抗体に対応する位置の記録
層33の温度は白濁化を生じる温度T1 に達する。
【0024】その後、通電オフとなり、記録層33の温
度が透明化温度以下になった時点では、第2番目の通電
パルスとして、あらかじめ求められている記録層33を
透明化温度にする熱エネルギを発生する通電パルスt2
が印加され、記録層33の温度は再び昇温して透明化を
生じる温度T2 に達する。その後、通電オフとなり、記
録層33の温度は常温となり、記録媒体41に透明画点
が形成される。なお、書換えられる画点が白濁画点の場
合には透明画点に書換えられ、透明画点の場合は再生さ
れる。
【0025】そして、記録媒体41が1ライン分送られ
(矢印方向)、次のラインの記録を行なう。次の記録画
像データはマークドットデータである。マークドットデ
ータでは、1画点形成周期内に1回通電する。すなわ
ち、発熱抵抗体には、あらかじめ求められている記録層
33のを白濁化温度にする熱エネルギを発生する通電パ
ルスt1 が印加され、発熱抵抗体に対応する位置の記録
層33の温度は白濁化を生じる温度T1 に達する。
【0026】その後、通電オフとなり、記録層33の温
度は常温となり、記録媒体41に白濁画点が形成され
る。なお、書換えられる画点が白濁画点の場合には再生
され、透明画点の場合には白濁画点に書換えられる。
【0027】以上のように、本実施例では、画像を形成
しないスペースドットデータでは透明化動作を行なうの
で、既に記録されている白濁画像を消去することがで
き、画像を形成するマークドットデータでは白濁化動作
により再白濁を行ない、画像を形成する。このようにし
て、消し残しなく明瞭な可視画像が形成される。
【0028】本実施例の記録装置の特徴は、可視画像の
書換え記録において、スペースドットデータの場合に
は、1画点形成周期内で記録層33を白濁化温度に昇温
して活性化した後、透明化するところにあり、以下、こ
の記録動作の有用性について説明する。
【0029】記録媒体41への可視画像の記録、消去の
繰り返しが、記録媒体41の使用履歴にかかわらず常に
同じ記録および消去条件で行なうことができることが望
ましいのはいうまでもない。しかし、低分子/高分子複
合膜記録材料では、以下に示すような現象がしばしば生
じることを本発明者らは見出だした。
【0030】すなわち、白濁化させた画像を所定時間後
に同じ消去条件で透明化(消去動作)したとき、図6に
特性Aで示すように、白濁化(画像記録)からの放置時
間に依存して透明濃度が低下し、半透明状態にしか変化
しない現象がしばしば生じることがわかった。
【0031】図6において、透明画像の反射濃度は高
く、白濁画像の反射濃度は低く示される。この変化は、
白濁画像の放置時間が長くなるにしたがい、透明化(消
去)に必要なエネルギが高エネルギ側にシフトし、透明
化濃度の極大値も低下するためであることがわかった。
このような状態では、同じ条件で消去のための透明化記
録を行なった場合、消去すべき画像を確実に消去するこ
とができず、新しく記録された画像とともにゴースト画
像として残ってしまう不都合を生じる。
【0032】本発明者らは、白濁画像の記録後の放置時
間にかかわらず、同じ条件で透明化記録が可能な条件に
ついて研究した結果、再透明化の前に記録層を白濁状態
にし、その後、透明化記録を行なえば、同じ透明化条件
でも、図6に特性Bで示すように、白濁画像の形成後の
放置時間の長さに関係なく、白濁画像を透明化(消去)
できることを見出だし、本発明に至ったものである。
【0033】なお、書換え記録前に白濁化することによ
り、消去条件の経時依存性が解消する理由については、
推測するに、白濁、透明の状態を経時的に安定化するの
に寄与している弱い力が白濁化のエネルギによって弱め
られ、状態が初期化されるのではないかと考えられる。
【0034】このように、温度履歴により白濁と透明の
両状態を繰り返し示す低分子/高分子複合膜記録材料か
らなる記録媒体に対して、サーマルヘッドを用いて可視
画像の記録あるいは消去を行なう際、画像を形成するマ
ークドットデータに対応して、1つのパルスでサーマル
ヘッドを駆動して記録媒体の白濁化を行ない、画像を形
成しないスペースドットデータに対応して、第1番目の
パルスでサーマルヘッドを駆動して記録媒体の白濁化を
行ない、第2番目のパルスでサーマルヘッドを再駆動し
て記録媒体の透明化を行なうことにより、可視画像の書
換え記録を行なうよって、記録媒体の使用履歴にかかわ
らず、消去すべき画像を消し残しなく確実に消去し、新
しい可視画像の書換え記録を確実に行なえる。次に、本
発明の記録装置を適用したカード処理装置について説明
する。
【0035】図7は、たとえば、金額減算式カード(プ
リペイドカード)を用いて、使用ごとに使用日付および
残額などの使用履歴データをカードの表示部に記録する
カード処理装置の構成を概略的に示したものである。
【0036】図において、51は例えば磁気カードで、
温度履歴により白濁と透明の両状態を繰り返し示す低分
子/高分子複合膜記録材料からなり、可視画像の記録、
消去を繰り返し行なうことが可能な表示部を有し、たと
えば、図8に示すように構成されている。
【0037】すなわち、プラスチックスなどで構成され
る基材71の一方の面に磁気記録層72、金属薄膜ある
いは黒色などに着色された着色層などからなる遮蔽層7
3、図4に示したような特性を持つ記録材料からなる白
濁と透明の2つの状態を可逆的に示す記録層74、およ
び保護層75を順次積層してなり、これら遮蔽層73、
記録層74、および保護層75によって表示部(記録媒
体)76が構成されている。
【0038】このようなカード51に対する可視画像の
記録は、記録層74を透明化し、遮蔽層73を下地色と
した状態で、記録層74を選択的に白濁化することによ
って行なわれ、消去は、白濁画像を透明化することによ
って行なわれる。なお、ここで使用した記録層74は、
約70℃〜100℃で透明化し、約110℃以上で白濁
が飽和する。また、加熱温度の上限は、保護層75ある
いは記録層74の耐熱性によって決まり、このカード5
1では約180℃であった。
【0039】52は搬送モータで、カード51を搬送す
る搬送機構を駆動する。53は読取り磁気ヘッドで、カ
ード51の磁気記録層72に磁気情報として記録されて
いるカード51の真偽、有効期間などのセキュリティ関
係データ、残額などの使用履歴データを読出す。54は
書込み磁気ヘッドで、カード51の磁気記録層72に対
して磁気情報の更新・書込みを行なう。
【0040】55は熱記録手段としてのサーマルヘッド
で、カード51の表示部76に対して使用日付、残高な
どのデータを可視画像として記録する。56は読取り磁
気ヘッドで、カード51の磁気記録層72に書込み更新
されたデータを確認のために読出す。
【0041】57は搬送機構制御部で、搬送モータ52
を駆動制御する。58は読取り制御部で、読取り磁気ヘ
ッド53による磁気情報の読取りを制御する。59は書
込み制御部で、書込み磁気ヘッド54による磁気情報の
書込みを制御する。60は記録制御部で、サーマルヘッ
ド55を駆動制御する。61は読取り制御部で、読取り
磁気ヘッド56による磁気情報の読取りを制御する。
【0042】62は判定部で、セキュリティ関係データ
の照合によるカード51の有効性の判定などを行なう。
63は残額演算部で、カード51の利用可能な残額など
を演算する。
【0043】これら各部57〜63は、データバス64
を介して装置全体の制御を司る主制御部65に接続され
ている。なお、主制御部65は、たとえばCPUなどか
らなり、必要に応じて外部機器(電話機、券売機など、
図示しない)に接続され、必要なデータの表示および入
出力が行なえるようになっている。
【0044】次に、このような構成においてカード処理
動作について説明する。利用者がカード51を図示しな
いカード挿入口に挿入すると、その挿入されたカード5
1は図示しないカード搬送路によって取込み搬送され、
読取り磁気ヘッド53により、カード51の磁気記録層
72からカード51の真偽、有効期間などのセキュリテ
ィ関係データ、利用金額、残額などの使用履歴データ、
表示部76の可視画像に関する表示部データなどが読出
される。
【0045】読出された使用履歴データは、主制御部6
5を介して残額演算部63に送られ、ここで利用金額に
基づいて利用可能な残額が演算される。この演算結果の
データ、および、他の読出されたデータは、主制御部6
5を介して判定部62に送られ、カード51の有効性、
あるいは、残額不足などの判定処理に用いられる。
【0046】判定部62の判定処理において、カード5
1の有効性、あるいは、残額不足など、カード51に問
題がある場合には、カード51を搬送機構制御部57の
制御によりカード搬送路を逆転させ、図示しないトレイ
に排出する。
【0047】判定部62の判定処理において、カード5
1が有効であった場合、カード51はサーマルヘッド5
5へ搬送される。そして、図示しない検知器がサーマル
ヘッド55に搬送されてくるカード51の先端を検知す
ると、その検知信号が記録制御部60に入力され、記録
開始タイミングの基準となる。サーマルヘッド55は、
主制御部65から記録制御部60に与えられた制御によ
り、カード51の表示部76に可視画像の記録を行な
う。
【0048】その後、書込み磁気ヘッド54により、カ
ード51の磁気記録層72の使用履歴データが更新・書
込まれる。そして、読取り磁気ヘッド56により、カー
ド51の磁気記録層72から更新されたデータが読取ら
れ、更新されたデータの確認が行なわれる。最後に、カ
ード51は図示しないカード排出口から排出され、利用
者に返却される。
【0049】なお、カード51の表示部76に対する可
視画像の記録動作は、前記実施例の記録媒体41に対す
る可視画像の記録動作と同様であるので、その説明は省
略する。
【0050】なお、前記実施例では、記録層の温度を白
濁化温度に昇温させることにより活性化したが、活性化
はこの温度に限定されない。しかし、活性化には記録層
を透明化温度以上にする必要がある。活性化の効果は、
透明化温度よりも白濁化温度のほうが高い。
【0051】また、白濁化、透明化のエネルギはパルス
列の形で与えてもよい。この場合には、サーマルヘッド
の発熱抵抗体の昇温が最高到達温度付近で緩やかになる
ため、より安定した白濁化、透明化が実現できる。この
場合、スペースドットデータにおける第2番目の通電パ
ルスの通電開始タイミングは、第1番目の通電パルスに
より昇温した記録層の温度が降温し、記録層が白濁状態
を示す温度(約30℃〜50℃)以下になった時点が望
ましい。具体的には、スペースドットデータに対応した
熱印加では、1画点形成周期を1/2周期ずつに2分割
し、前半の1/2周期に活性化の通電パルスを、後半の
1/2周期に透明化の通電パルスを発生させるのが望ま
しい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、記
録媒体の使用履歴にかかわらず、消去すべき画像を消し
残しなく確実に消去し、新しい可視画像の書換え記録を
確実に行なえ、明瞭な記録画像が得られる記録装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る記録装置の記録動作を
説明するための図。
【図2】記録装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】記録媒体の構成を示す縦断側面図。
【図4】履歴温度により白濁と透明の両状態に変化可能
な記録材料の状態を説明するための図。
【図5】サーマルヘッドによる記録媒体に対する記録動
作状態を示す図。
【図6】記録動作の利点を説明するための図。
【図7】本発明の記録装置を適用したカード処理装置の
構成を概略的に示すブロック図。
【図8】カードの構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】
11……CPU、12……サーマルヘッド(熱記録手
段)、13……サーマルヘッド駆動回路、14……通電
時間演算回路、15……搬送モータ、16……モータ駆
動回路、17……モータ制御回路、19……キャラクタ
ジェネレータ、20……RAM、31……基材、32…
…着色層、33……記録層、34……保護層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/36 8305−2H B41M 5/26 102

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱エネルギの制御によって白濁化あるい
    は透明化することにより、可視画像の記録あるいは消去
    が可能な記録媒体に対して、熱記録手段を用いて可視画
    像の記録あるいは消去を行なう記録装置であって、 前記記録媒体に対して可視画像の記録あるいは消去を行
    なう際、記録画像の非画点形成情報に対応して、第1番
    目のパルスあるいはパルス列で前記熱記録手段を駆動す
    ることにより前記記録媒体の白濁化を行ない、第2番目
    のパルスあるいはパルス列で前記熱記録手段を再駆動す
    ることにより前記記録媒体の透明化を行なうよう制御す
    る記録制御手段を具備したことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 熱エネルギの制御によって白濁化あるい
    は透明化することにより、可視画像の記録あるいは消去
    が可能な記録媒体に対して、熱記録手段を用いて可視画
    像の記録あるいは消去を行なう記録装置であって、 前記記録媒体に対して可視画像の記録あるいは消去を行
    なう際、記録画像の画点形成情報に対応して、1つのパ
    ルスあるいはパルス列で前記熱記録手段を駆動すること
    により前記記録媒体の白濁化を行ない、非画点形成情報
    に対応して、第1番目のパルスあるいはパルス列で前記
    熱記録手段を駆動することにより前記記録媒体の白濁化
    を行ない、第2番目のパルスあるいはパルス列で前記熱
    記録手段を再駆動することにより前記記録媒体の透明化
    を行なうよう制御する記録制御手段を具備したことを特
    徴とする記録装置。
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