JPH05263027A - 有機性塗膜の剥離用洗浄剤 - Google Patents

有機性塗膜の剥離用洗浄剤

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JPH05263027A
JPH05263027A JP6621491A JP6621491A JPH05263027A JP H05263027 A JPH05263027 A JP H05263027A JP 6621491 A JP6621491 A JP 6621491A JP 6621491 A JP6621491 A JP 6621491A JP H05263027 A JPH05263027 A JP H05263027A
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JP
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cleaning agent
coating film
peeling
minutes
water
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JP6621491A
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Yasuo Hanzawa
康夫 半澤
Makoto Kumagai
信 熊谷
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Rasa Industries Ltd
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Rasa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塗料等の有機性塗膜や樹脂塗膜を基板から剥離
させるための剥離用洗浄剤を提供する。 【構成】洗浄剤全量に対して、苛性ソーダまたは苛性カ
リの1種または混合物1〜15重量%、非イオン性界面
活性剤0.01〜15重量%、有機溶剤2〜40重量
%、および残部が水からなる組成を有する。非イオン性
界面活性剤が溶解しにくいときには、さらに有機スルホ
ン酸塩0.1〜40重量%を添加する。この剥離用洗浄
剤に所定時間浸漬したのち水洗を施すことによって、塗
膜を容易に剥離させることができる。非ハロゲン系溶剤
を用いしかも引火性がないから、作業環境が良好でかつ
爆発の危険のない剥離作業が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塗料等の有機性塗膜
や樹脂塗膜を基板から効果的に剥がして除去する剥離用
洗浄剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板表面に塗布されて硬化した有機性塗
膜を剥離する作業は、塗布作業等の関係で塗膜に欠陥が
生じたために再塗装する場合や、古くなった塗布物を剥
離して再塗装する場合等の他に、塗布設備の洗浄や、塗
布物から基板を回収する場合等にも行われる。
【0003】このような剥離作業の方法としては、熱処
理、砂等のブラスト処理、ヘラ等で削り落とす方法や、
液体空気で冷却して体積変化を生じさせる方法(例えば
特開昭57-10370)等の機械的、物理的手段の他に、酸、
アルカリおよび溶剤等を用いた化学的手段や、さらには
機械的、物理的手段と化学的手段とを併用する方法等も
採用されてきた。
【0004】これらの方法のうち化学的手段としては、
剥離性能の優れた溶剤を用いる方法が最も広く検討され
ており、特に塩化メチレン等のハロゲン系溶剤を用いる
方法(例えば特開昭57-149367 、特公昭62-60431、特開
平1-40579 等)が広く提案されている。しかしハロゲン
系溶剤は、揮発性が大きいために使用時に加温できない
だけでなく、最近になって毒性の問題や、大気に放出さ
れた場合の地球環境問題も提起され、その使用が好まれ
なくなってきている。
【0005】このような状況から、ハロゲン系溶剤を使
用しない剥離用洗浄剤も検討されはじめてきた(例えば
特開昭58-101170 、特開昭63-258974 、特公平2-38146
等)。しかしながら非ハロゲン系溶剤はハロゲン系溶剤
と異なり引火性を有しているため、作業中の爆発等の危
険があり、現場でもなかなか使用に踏み切れないという
問題がある。
【0006】さらに、非ハロゲン系溶剤の引火性をなく
している例(特開昭59-179398 、特開昭63-273671 等)
もあるが、熱硬化塗料の塗膜の剥離には使用できず、必
ずしも十分な性能が得られないこともある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、上
述したごとき従来技術における問題点を解消し、作業環
境において問題のあるハロゲン系溶剤を使わず、しかも
引火性がなく、優れた剥離性能を有する有機性塗膜の剥
離用洗浄剤を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの発明による有機性塗膜の剥離用洗浄剤は、次の
ような組成を有している: 苛性ソーダまたは苛性カリの1種または混合物 1〜15重量%、 非イオン性界面活性剤 0.01〜15重量% 有機溶剤 2〜40重量%、 水 残部。
【0009】上記組成中の非イオン性界面活性剤は、ア
ルカリ性溶液で溶解性が低下する場合もある。このよう
な場合に、非イオン性界面活性剤の溶解性を高めるため
に要すれば上記組成にさらにスルホン酸塩を洗浄剤全量
に対して0.1〜15重量%添加する。
【0010】以下にこの発明の剥離用洗浄剤に用いられ
る各成分について詳述する。苛性ソーダまたは苛性カリ
に代表される水酸化アルカリは、水溶性で水に対する溶
解性が高く、従来から無機系の剥離用洗浄剤においても
使用されていた。しかしこれらの水酸化アルカリは単独
では塗膜への浸透力が弱いため、剥離効果が十分に発揮
できないきらいがあった。そこで本発明者等は、これら
のアルカリを塗膜中に効果的に浸透させる方法を研究
し、アルカリの塗膜中への浸透を促進させる成分を見出
だしたことによりこの発明を完成させるに至ったもので
ある。
【0011】この発明において非イオン性界面活性剤
は、有機性塗膜中へのアルカリ液の浸透作用を促進させ
るために用いる。非イオン性界面活性剤の種類は、目的
に応じて種々のものを適宜選択して使用することができ
る。例えば耐アルカリ性の高いエーテルタイプのもの
は、処理温度が比較的高く、長時間使用する場合に好ま
しく使用できる。かようなエーテルタイプの非イオン性
界面活性剤としてはアルキルフェノールのエチレンオキ
サイド付加物や高級アルコールのエチレンオキサイド付
加物等がある。一方、耐アルカリ性の低いエステルタイ
プのものは、処理温度が比較的低温で短時間の使用でよ
い場合に使用でき、脂肪酸エチレンオキサイド付加物等
がある。
【0012】有機溶剤は、非イオン性界面活性剤のアル
カリ液への溶解作用を促進するとともに、アルカリ液の
有機性塗膜への浸透作用を助けるために使用する。ここ
で使用できる有機溶剤としては、水溶性の高いものであ
れば特に限定されない。例えば、エタノール、イソプロ
パノール等のアルコール類、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール等のグリコール類、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチル
エーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等
のグリコールエーテル類、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル等のジエチレングリコールエーテル類、ジプロピレン
グリコールモノエチルエーテル等のジプロピレングリコ
ールエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等の水
溶性ケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環
状エーテル類、エチルアミン、ブチルアミン、エタノー
ルアミン等のアミン類、ジメチルホルムアミド等のアミ
ド類、モルホリン、N−メチルピロリドン、ピリジン、
1,3-ジメチル -2-イミダゾリジノン等の環状含窒素化合
物、ジメチルスルホキシド等の含イオウ化合物等が挙げ
られ、これらの中から使用目的に応じて適切なものを適
宜選択することができる。なお、有機溶剤が非水溶性の
場合には単独での使用は困難であるが、水溶性有機溶剤
と混合することにより水に溶解するものであれば使用可
能である。
【0013】有機スルホン酸塩は、アルカリ性の溶液中
で溶解性が低下する性質をもつ非イオン性界面活性剤の
溶解性を高めるために使用する。従って、アルカリ、非
イオン性界面活性剤、有機溶剤および水で調製した剥離
用洗浄剤が、使用温度で透明に溶解している場合には、
スルホン酸塩を添加しなくてもよい。使用できるスルホ
ン酸塩としては、例えばベンゼンスルホン酸塩、トルエ
ンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アル
キルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、α−オレフィ
ンスルホン酸塩等があり、これらの1種または2種以上
の混合物として使用できる。
【0014】上記した各成分の添加量について述べる
と、苛性ソーダまたは苛性カリは1〜15%(重量%、
以下同じ)、好ましくは3〜10%とする。1%より少
ないと剥離効果がほとんど認められなくなり、15%よ
り多いと有機溶剤との混合が困難になる。
【0015】非イオン性界面活性剤は0.01〜15
%、好ましくは0.1〜5%とする。0.01%より少
ないと洗浄剤の塗膜への浸透速度が遅くなり、15%よ
り多いと洗浄剤への溶解が困難になる。
【0016】有機溶剤は2〜40%、好ましくは10〜
20%とする。2%より少ないと剥離速度が遅くなり、
40%より多いとアルカリ液との混合が困難になる。
【0017】この発明の剥離用洗浄剤を調製するに際し
ては、各成分の所定量を水に溶解させればよい。前述し
たように使用温度にて非イオン性界面活性剤が十分に溶
解しない場合には、有機スルホン酸塩を添加して完全に
溶解させ、透明な洗浄剤とする。
【0018】かくして調製した剥離用洗浄剤を使用する
に際しては、有機性塗膜をもつ被処理物を洗浄剤中に浸
漬する方法が一般的であるが、スプレー法や超音波法等
を併用すれば剥離速度はさらに向上する。剥離温度、す
なわち洗浄剤温度は60℃〜80℃が好ましい。有機性
塗膜の種類や処理条件等により処理時間は変化するが、
一般的には5分〜1時間程度浸漬すれば、浸漬後に表面
を水洗することによって容易に塗膜を基板から容易に剥
離することができる。
【0019】
【実施例】以下に試験例、実施例および比較例を示して
この発明をさらに説明する。なお、剥離テストに使用し
たテストピースの作製、および剥離テスト終了後の性能
評価方法は次の通りである。すなわち、鉄板に塗料“デ
ュラクロンCW”(大日本塗料(株)製商品名)を塗布
し、180℃で30分間熱硬化させたものをテストピー
スとした。このものの膜厚は約50ミクロンであった。
このテストピースを所定温度の剥離用洗浄剤中に所定時
間浸漬して剥離テストを行った後、水洗のみで容易に塗
膜が剥離できる状態を剥離終了とした。
【0020】試 験 例 水酸化アルカリ、非イオン性界面活性剤および有機スル
ホン酸塩を水に溶解した洗浄剤を調製し、この洗浄剤に
テストピースを30分間浸漬して剥離テストを行った。
このときの洗浄剤温度は60℃とした。結果を表1に示
す。
【0021】 表 1 洗 浄 剤 組 成 (%) 剥離状況 No. NaOH KOH PN-12 TS-Na (60℃) A 98 2 剥離せず B 94 6 剥離せず C 94 6 剥離せず D 90 10 剥離せず E 89 6 1 4 爪で傷つく F 89 6 1 4 爪で傷つく 註)PN-12 :非イオン性界面活性剤“ノニオライト PN-
12”(共栄社油脂化学工業(株)製商品名) TS-Na :トルエンスルホン酸ソーダ(協和発酵工業
(株)製)。
【0022】表1からわかるように、アルカリ溶液のみ
の場合は剥離効果はほとんどないが(No. A〜D)、非
イオン性界面活性剤を添加すると(No. EとF)、定性
的ではあるが剥離効果がみとめられ、爪で傷がつく程度
になる。これは、界面活性剤によるアルカリ液の浸透促
進作用がある程度認められたためと考えられるが、十分
にアルカリ液が塗膜中に浸透していないため、未だ満足
すべき剥離性能は得られていない。
【0023】実施例 1 アルカリ液の塗膜中への浸透作用を促進させるために、
各種の有機溶剤を添加した洗浄剤を調製して、剥離テス
トを行った。結果を表2に示す。なお表中の“剥離可能
時間”とは、洗浄剤に所定時間浸漬した後に機械的な作
用を加えずに水洗のみで塗膜を容易に剥離することが可
能となるのに必要な洗浄剤浸漬時間を意味する。
【0024】 表 2 洗 浄 剤 組 成 (%) 剥離可能時間 No. NaOH KOH PN-12 TS-Na 溶 剤 (60 ℃) 1-1 78 15 1 4 2 (IPA) 1 時間 1-2 75 8 1 6 10 (IPA) 1 時間 1-3 57 1 1 1 40 (IPA) 3 時間 1-4 67 6 1 6 20 (EGE) 15 分 1-5 67 6 1 6 20 (EGE) 15 分 1-6 67 3 3 1 6 20 (EGE) 15 分 1-7 74 4 1 6 15 (PGM) 30 分 1-8 65 6 1 8 20 (DEGE) 15 分 1-9 65 6 1 8 20 (DPGM) 15 分 1-10 75 4 1 0 20 (NMP) 30 分 1-11 88 2 1 4 5 (MEK) 1 時間 1-12 66 1 1 2 30 (DMSO) 3 時間 1-13 70 4 1 10 10 (DEGE) 30 分 5 (EGH) 1-14 70 4 1 10 12 (DPGM) 30 分 3 (MIBK) 註)IPA :イソプロパノール EGE :エチレングリコールモノエチルエーテル PGM :プロピレングリコールモノメチルエーテル DEGE:ジエチレングリコールモノエチルエーテル DPGM:ジプロピレングリコールモノメチルエーテル NMP :N−メチルピロリドン MEK :メチルエチルケトン DMSO:ジメチルスルホキシド EGH :エチレングリコールモノヘキシルエーテル MIBK:メチルイソブチルケトン。
【0025】表2からわかるように、有機溶剤の添加に
よって剥離促進効果が大きく、約10〜20%の添加量
で剥離可能時間が短くなり最適条件となると考えられ
る。なお、N−メチルピロリドンのような溶剤を用いた
場合には、有機スルホン酸塩(TS-Na )を添加しなくと
も非イオン性界面活性剤の溶解性は十分であり、満足す
べき剥離性能を発揮した。ただし、このものは耐アルカ
リ性が比較的低いため長時間使用する場合には適してい
ない。なお、非水溶性有機溶剤であるエチレングリコー
ルモノヘキシルエーテルやメチルイソブチルケトンを用
いた場合(No.1-13 と1-14)でも、水溶性有機溶剤であ
るジエチレングリコールモノエチルエーテルやジプロピ
レングリコールモノメチルエーテルと併用することによ
り良好な結果が得られた。
【0026】実施例 2 アルカリ溶液中での非イオン性界面活性剤の溶解を促進
させる物質として、TS-Na 以外の各種の有機スルホン酸
塩を添加した洗浄剤を調製して、剥離テストを行った。
結果を表3に示す。
【0027】 表 3 洗 浄 剤 組 成 (%) 剥離可能時間 No. NaOH PN-12 スルホン酸塩 DEGE (60 ℃) 2-1 58 6 1 5 (BS) 30 15 分 2-2 63 6 1 10 (BS) 20 15 分 2-3 64 15 1 15 (BS) 5 30 分 2-4 76.5 2 1 0.5 (F-65) 20 30 分 2-5 84 2 1 3 (F-65) 10 60 分 2-6 66.9 2 1 0.1 (BL) 30 60 分 2-7 74 3 1 2 (BL) 20 30 分 2-8 71 8 1 10 (BL) 10 15 分 2-9 69 10 1 15 (BL) 5 30 分 2-10 76.5 2 1 0.5 (AO) 20 60 分 註)BS :ベンセンスルホン酸ソーダ(和光純薬(株)
製試薬) F-65:ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ“ネオペレッ
クス F-65 ”(花王(株)製商品名) BL :アルキルジフェニルジスルホン酸ソーダ“サンデ
ット BL ”(三洋化成(株)製商品名) AO :α−オレフィンスルホン酸塩“リボラン AO ”
(ライオン(株)製商品名)。
【0028】実施例 3 各種の非イオン性界面活性剤を添加して洗浄剤を調製
し、剥離テストを行った。結果を表4に示す。
【0029】 表 4 洗 浄 剤 組 成 (%) 剥離可能時間 No. NaOH 界面活性剤 TS-Na DEGE (60 ℃) 3-1 73 4 2 (PN-4) 6 15 30 分 3-2 73 4 2 (PN-7H) 6 15 30 分 3-3 74.99 4 0.01(PN-12) 6 15 2 時間 3-4 74.9 4 0.1 (PN-12) 6 15 30 分 3-5 74 4 1 (PN-12) 6 15 15 分 3-6 65 4 10 (PN-12) 6 15 30 分 3-7 70 4 5 (PN-20) 6 15 30 分 3-8 60 4 15 (PN-20) 6 15 30 分 3-9 74 4 1 (AK-13) 6 15 30 分 3-10 65 4 10 (AK-13) 6 15 30 分 3-11 74 4 1 (O-60) 6 15 30 分 註)PN-4 :ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテ
ル HLB= 8.9 PN-7H:ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル
HLB=12.0 PN-12:ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル
HLB=14.1 PN-20:ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル
HLB=16.0 AK-13:ポリオキシエチレンオレイルセチルエーテル
HLB=13.0 O-60 :ポリオキシエチレングリコールオレエート
HLB=13.6 (いずれも共栄社油脂化学工業(株)製)。
【0030】表3および表4の結果から、この発明の剥
離用洗浄剤を用いれば、機械的な作用を加えずに水洗の
みで効果的な剥離ができることがわかる。
【0031】比 較 例 ハロゲン系溶剤を用いた市販洗浄剤と、この発明の洗浄
剤(実施例1のNo.1-8の洗浄剤)を用いて、使用状況や
作業性等を比較した。結果を表5に示す。なお、剥離方
法としては、所定温度の洗浄剤にテストピースを所定時
間浸漬した後、表面を水洗し、塗膜の剥離状態を観察し
た。
【0032】 表 5 比較項目 市販ハロゲン系洗浄剤 本発明洗浄剤 剥離温度 25℃(15分) 60℃(15分) 剥離状態 良好だが水洗のみでは剥が 良好(軽い水洗で剥がれた) れにくく、水圧を強くする 必要があった。 液の揮発 すぐに揮発してしまい、 揮発性が低い 固形物が析出した。 作業環境 悪い 良好
【0033】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、この発明
による有機性塗膜の剥離用洗浄剤は優れた剥離性能を有
しており、従来のハロゲン系溶剤を用いた洗浄剤に十分
代替し得る非ハロゲン系でかつ引火性のない洗浄剤とし
て利用できるものである。
【0034】従って、この発明の洗浄剤を使用すること
によって、良好な作業環境で、爆発等の危険もなく、安
全かつ効果的な塗膜剥離作業を行うことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄剤全量に対して 苛性ソーダまたは苛性カリの1種または混合物 1〜15重量%、 非イオン性界面活性剤 0.01〜15重量% 有機溶剤 2〜40重量%、 水 残部 の組成を有することを特徴とする有機性塗膜の剥離用洗
    浄剤。
  2. 【請求項2】前記組成にさらにスルホン酸塩を洗浄剤全
    量に対して0.1〜15重量%添加したことを特徴とす
    る請求項1記載の剥離用洗浄剤。
JP6621491A 1991-03-29 1991-03-29 有機性塗膜の剥離用洗浄剤 Pending JPH05263027A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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