JPH0526384Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0526384Y2 JPH0526384Y2 JP1990005751U JP575190U JPH0526384Y2 JP H0526384 Y2 JPH0526384 Y2 JP H0526384Y2 JP 1990005751 U JP1990005751 U JP 1990005751U JP 575190 U JP575190 U JP 575190U JP H0526384 Y2 JPH0526384 Y2 JP H0526384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- bolt hole
- reinforcing material
- tightening bolt
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は内燃機関などの高圧ガスシールおよ
び冷却水、潤滑油シール等に使用するガスケツト
に関するものである。
び冷却水、潤滑油シール等に使用するガスケツト
に関するものである。
従来の技術
従来この種ガスケツトは、例えば第4図に示す
様に内燃機関のシリンダヘツドに取り付けるため
のガスケツトシート本体Aにそれぞれシリンダ孔
B、水孔、油孔C、締め付けボルト孔D等を所定
の位置に設けている。
様に内燃機関のシリンダヘツドに取り付けるため
のガスケツトシート本体Aにそれぞれシリンダ孔
B、水孔、油孔C、締め付けボルト孔D等を所定
の位置に設けている。
そしてこの種ガスケツトにおいて、シート本体
を形成するのにポリフエニレンサルフアイド
(PPS)あるいはポリエチレンテレフタレート
(PET)等の強度、耐熱性、耐薬品性、寸法安定
性に優れている熱可塑性樹脂を用いることによつ
て、ガスケツトの各部厚さを変化させた形状を簡
易に形成加工し、シール機能を満足する面圧分布
を形成することが可能である。
を形成するのにポリフエニレンサルフアイド
(PPS)あるいはポリエチレンテレフタレート
(PET)等の強度、耐熱性、耐薬品性、寸法安定
性に優れている熱可塑性樹脂を用いることによつ
て、ガスケツトの各部厚さを変化させた形状を簡
易に形成加工し、シール機能を満足する面圧分布
を形成することが可能である。
しかし、ガスケツトシート本体Aに第5図の如
く単に締め付けボルト孔Dを穿設したものは、締
め付けボルト孔開口部D近傍等に局所的に加わる
締め付け荷重が、使用温度環境の条件により熱可
塑性樹脂自体の耐圧力限界を越え、クリープが増
大し、特にシール機能を著しく低下させる。
く単に締め付けボルト孔Dを穿設したものは、締
め付けボルト孔開口部D近傍等に局所的に加わる
締め付け荷重が、使用温度環境の条件により熱可
塑性樹脂自体の耐圧力限界を越え、クリープが増
大し、特にシール機能を著しく低下させる。
考案が解決しようとする課題
そこで第6図に示すように締め付けボルト孔D
の内周面にカラーEを嵌め込み、上記の問題を解
決することが試みられた。
の内周面にカラーEを嵌め込み、上記の問題を解
決することが試みられた。
しかし、樹脂本体の圧縮量が小さいため(例え
ば5/1000〜1/100mm)シール部位に十分な荷重を
確保するためには、樹脂の厚さと補強材の高さと
の段差を厳重に管理する必要が有る。
ば5/1000〜1/100mm)シール部位に十分な荷重を
確保するためには、樹脂の厚さと補強材の高さと
の段差を厳重に管理する必要が有る。
この段差は1/100〜5/100mm程度で、例えばこの
範囲からはづれると本体に荷重が分散しない場合
や反対に本体の荷重過多によりクリープが極端に
増大するおそれがあり、バランスが取りづらく管
理が難しいという課題がある。
範囲からはづれると本体に荷重が分散しない場合
や反対に本体の荷重過多によりクリープが極端に
増大するおそれがあり、バランスが取りづらく管
理が難しいという課題がある。
課題を解決するための手段
この考案は熱可塑性樹脂ガスケツトの過荷重部
において、全体の樹脂部の厚さを薄くするととも
にシール面に対して平行方向の拘束をもたせ、体
積変化を低減させ樹脂のフローを抑制し、クリー
プの低減を図ることを目的とするものである。
において、全体の樹脂部の厚さを薄くするととも
にシール面に対して平行方向の拘束をもたせ、体
積変化を低減させ樹脂のフローを抑制し、クリー
プの低減を図ることを目的とするものである。
この考案は上述の問題を解決するためポリフエ
ニレンサルフアイドあるいはポリエチレンテレフ
タレートの如き耐熱性に優れた熱可塑性樹脂で形
成したガスケツト本体の締め付けボルト孔の開口
部の下部にシール面に対して平行のフローを拘束
するためのつば付円筒体からなる補強材を嵌装し
たことである。
ニレンサルフアイドあるいはポリエチレンテレフ
タレートの如き耐熱性に優れた熱可塑性樹脂で形
成したガスケツト本体の締め付けボルト孔の開口
部の下部にシール面に対して平行のフローを拘束
するためのつば付円筒体からなる補強材を嵌装し
たことである。
作 用
熱可塑性樹脂で形成したガスケツトシート本体
の締め付けボルト孔開口部近傍にガスケツトの体
積変化を拘束し、樹脂自体の体積を削減する特殊
な形状の金属等の硬質材料からなる補強材を設け
ることによりシール面に対する平行方向のフロー
を拘束するので同部位の耐圧縮クリープ特性を大
幅に改善できる。
の締め付けボルト孔開口部近傍にガスケツトの体
積変化を拘束し、樹脂自体の体積を削減する特殊
な形状の金属等の硬質材料からなる補強材を設け
ることによりシール面に対する平行方向のフロー
を拘束するので同部位の耐圧縮クリープ特性を大
幅に改善できる。
実施例
この考案の一実施例を図面により説明する。第
1図は第4図に示すガスケツトの締め付けボルト
孔のA−A断面図に相当する部分の拡大縦断面図
を示し、熱可塑性樹脂(PPS)で形成したガスケ
ツトシート本体1の締め付けボルト孔2の内周面
2aに金属製の補強材3を付設する。この補強材
3は、つば付円筒体からなり、円筒体部3aを締
め付けボルト孔2の内周面2aに設け、つば部3
bをボルト孔の下端周縁部2bに同一平面を形成
するように埋設する。
1図は第4図に示すガスケツトの締め付けボルト
孔のA−A断面図に相当する部分の拡大縦断面図
を示し、熱可塑性樹脂(PPS)で形成したガスケ
ツトシート本体1の締め付けボルト孔2の内周面
2aに金属製の補強材3を付設する。この補強材
3は、つば付円筒体からなり、円筒体部3aを締
め付けボルト孔2の内周面2aに設け、つば部3
bをボルト孔の下端周縁部2bに同一平面を形成
するように埋設する。
第2図は他の実施例で、第1実施例の金属補強
部材と同一形状のつば付円筒体のつば部3bの端
縁3cを起立させ、その端縁3cをガスケツトシ
ート本体1内に内在させた形状に構成する。
部材と同一形状のつば付円筒体のつば部3bの端
縁3cを起立させ、その端縁3cをガスケツトシ
ート本体1内に内在させた形状に構成する。
第3図は他の実施例で、断面形状がZ字状の金
属補強材4の一端部4aをボルト孔2の下端縁よ
り突出させ、他端4bをガスケツトシート本体1
内に内在させた形状に構成する。
属補強材4の一端部4aをボルト孔2の下端縁よ
り突出させ、他端4bをガスケツトシート本体1
内に内在させた形状に構成する。
なお金属補強材およびシート本体を構成する熱
可塑性樹脂の弾性係数をE1、E2とした場合、
E2/E1=1/100〜1/1000とすれば、荷重分担率は
補強材の厚さが熱可塑性樹脂ガスケツトシート本
体厚さTに対して1/2T〜9/10Tで効果であり、
2/3T〜4/5Tが望ましい。
可塑性樹脂の弾性係数をE1、E2とした場合、
E2/E1=1/100〜1/1000とすれば、荷重分担率は
補強材の厚さが熱可塑性樹脂ガスケツトシート本
体厚さTに対して1/2T〜9/10Tで効果であり、
2/3T〜4/5Tが望ましい。
考案の効果
この考案は上述の様に締め付けボルト孔開口部
近傍にシール面に対して平行方向のフローを拘束
するように金属補強材を配設したので、開口内周
部、芯材間等への熱間における熱可塑性樹脂で形
成したガスケツトシート本体のフローが幾何学的
に拘束されると同時に、挿入部分は総締付荷重を
一定とすると熱可塑性樹脂単体の場合に比べてよ
り大きい割合の荷重を分担することにより樹脂自
体の荷重負担を軽減することができる。
近傍にシール面に対して平行方向のフローを拘束
するように金属補強材を配設したので、開口内周
部、芯材間等への熱間における熱可塑性樹脂で形
成したガスケツトシート本体のフローが幾何学的
に拘束されると同時に、挿入部分は総締付荷重を
一定とすると熱可塑性樹脂単体の場合に比べてよ
り大きい割合の荷重を分担することにより樹脂自
体の荷重負担を軽減することができる。
また、熱可塑性樹脂ガスケツトの過荷重部にお
いて全体の樹脂部の厚さを薄くすると共に、シー
ル面に対して平行方向の拘束をもたせ体積変化を
低減させ樹脂のフローを抑制しクリープの低減を
図ることができる。
いて全体の樹脂部の厚さを薄くすると共に、シー
ル面に対して平行方向の拘束をもたせ体積変化を
低減させ樹脂のフローを抑制しクリープの低減を
図ることができる。
なお熱可塑性樹脂を用いて形成したガスケツト
において、締め付けボルト孔に補強材を挿入しな
いガスケツトXおよび第6図に示すような補強材
を挿入したガスケツトY並びにこの考案のガスケ
ツトZのそれぞれのクリープ特性(YとZの補強
材の厚みは等しいと仮定)は第7図に示す通りで
あり、本考案のガスケツトZは、クリープ特性の
バラツキを従来のガスケツトYと比して少なくす
ることができる。
において、締め付けボルト孔に補強材を挿入しな
いガスケツトXおよび第6図に示すような補強材
を挿入したガスケツトY並びにこの考案のガスケ
ツトZのそれぞれのクリープ特性(YとZの補強
材の厚みは等しいと仮定)は第7図に示す通りで
あり、本考案のガスケツトZは、クリープ特性の
バラツキを従来のガスケツトYと比して少なくす
ることができる。
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は後述
の第4図のA−A線部の拡大縦断面図、第2図お
よび第3図はそれぞれ互いに異なる他の実施例の
第1図に相当する部分の断面図、第4図は従来の
ガスケツトの正面図、第5図は従来のガスケツト
の第4図のA−A線部の拡大縦断面図、第6図は
他の従来例の第4図のA−A線部の拡大断面図、
第7図はこの考案のガスケツトと従来例のガスケ
ツトのクリープ特性を表わす線図である。 1……ガスケツトシート、2……締め付けボル
ト孔、2a……内周面、2b……下端周縁部、3
……金属補強材、3a……円筒体部、3b……つ
ば部、3c……つば部端縁、4……金属補強材、
4a……一端部、4b……他端部。
の第4図のA−A線部の拡大縦断面図、第2図お
よび第3図はそれぞれ互いに異なる他の実施例の
第1図に相当する部分の断面図、第4図は従来の
ガスケツトの正面図、第5図は従来のガスケツト
の第4図のA−A線部の拡大縦断面図、第6図は
他の従来例の第4図のA−A線部の拡大断面図、
第7図はこの考案のガスケツトと従来例のガスケ
ツトのクリープ特性を表わす線図である。 1……ガスケツトシート、2……締め付けボル
ト孔、2a……内周面、2b……下端周縁部、3
……金属補強材、3a……円筒体部、3b……つ
ば部、3c……つば部端縁、4……金属補強材、
4a……一端部、4b……他端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ポリフエニレンサルフアイドあるいはポリエ
チレンテレフタレートの如き耐熱性に優れた熱
可塑性樹脂で形成したガスケツトシート本体の
締め付けボルト孔の下部に、つば付円筒体から
なる補強材を嵌装し、該補強材の円筒部を前記
締め付けボルト孔の下部内周面に当接させ、一
方つば部を該ボルト孔の下面周縁部に同一平面
を形成するように埋設したことを特徴とするガ
スケツト。 2 請求項1記載の補強材のつば部の端縁がガス
ケツトシート本体内に内在していることを特徴
とするガスケツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990005751U JPH0526384Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990005751U JPH0526384Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0398364U JPH0398364U (ja) | 1991-10-11 |
| JPH0526384Y2 true JPH0526384Y2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=31509442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990005751U Expired - Lifetime JPH0526384Y2 (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526384Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129110U (ja) * | 1974-08-24 | 1976-03-02 |
-
1990
- 1990-01-25 JP JP1990005751U patent/JPH0526384Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0398364U (ja) | 1991-10-11 |
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