JPH0526554U - 車両用スライドドア装置 - Google Patents

車両用スライドドア装置

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JPH0526554U
JPH0526554U JP9633391U JP9633391U JPH0526554U JP H0526554 U JPH0526554 U JP H0526554U JP 9633391 U JP9633391 U JP 9633391U JP 9633391 U JP9633391 U JP 9633391U JP H0526554 U JPH0526554 U JP H0526554U
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door
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vehicle body
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保彦 田口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワンボックス車等の車両が、前後方向に傾斜
した路面に停止している際のスライドドア開閉操作力を
低減すると共に、開閉時の騒音や衝撃を低減する。 【構成】 車体の側壁に沿って配置され前後方向に開閉
するドア本体12と、側壁に沿い前後方向に延在して上
記ドア本体を装架する少くとも2個のガイドレールと、
上記ドア本体内に上下方向に変位可能に収蔵されその前
後方向の両端部分に移動することができる第1転動部材
を具えた可動フレーム36と、上記ドア本体の内部に前
後方向に配設された基準レール84と、上記可動フレー
ム36に装架され車体の前後方向の傾斜に応じて上記基
準レール84とのなす角度が変化する可変角レール68
と、上記基準レール84に沿い装架され、上記可変角レ
ール68に沿って移動することができる第2転動部材を
具えたドア吊持部材90と、開閉時に上記ドア吊持部材
90を前後方向に駆動する駆動装置とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワンボックス型自動車等に広く採用されているスライドドア装置の 改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車体の側壁に沿って配置され車体前後方向に変位することによってドア開口を 開閉するスライドドアを具備したワンボックス車等の車両においては、車両が略 水平の姿勢で停止しているときに、ドアの開閉操作力が予め設定された操作力に なるように設計されており、車両が水平に対し傾斜した上り坂や下り坂で停止し ているときは、開閉の何れか一方で、ドア開閉操作力が設定値より大きくなり、 他方で開閉操作力が設定値より小さくなる。スライドドアの開閉操作力が設定値 より大きくなると、ドアが重く感じられるので、操作感が著しく悪化し、また開 閉操作力が設置値より小さくなると、開閉速度が早くなって開閉時の騒音が大き くなり、衝撃も大きくなる欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に鑑み創案されたもので、車両が傾斜地で停止している場 合のドア開閉操作力が、水平の姿勢で停止している場合の開閉操作力に実質的に 等しいか又は少くとも開閉操作力の変動が従来より著しく低減されるようにした スライドドア装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、車体の側壁に沿って配置され車体前後方 向に変位することによってドア開口を開閉するドア本体と、車体の側壁に沿い車 体前後方向に延在して配設され上記ドア本体を装架する少くとも2個のガイドレ ールと、上記ドア本体内に上下方向に相対変位可能に収蔵されその車体前後方向 の両端部分に上記ガイドレールに沿って移動することができるローラ等の第1転 動部材を具えた可動フレームと、上記ドア本体の内部に車体前後方向に延在して 固定的に配設された基準レールと、上記可動フレームに装架され車体の前後方向 の傾斜に応じて上記基準レールとのなす角度が変化する可変角レールと、上記基 準レールに沿い車体前後方向に変位し得るように装架され、上記可変角レールに 沿って移動することができるローラ等の第2転動部材を具えたドア吊持部材と、 ドア開閉時に上記ドア吊持部材を車体前後方向に駆動する駆動装置とを具備して なることを特徴とする車両用スライドドア装置を提案するものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面について具体的に説明する。先づ、本考案の基 本的考想を図1ないし図3について説明する。図中符号10はワンボックス型の 車両、12は同車両10の側壁に沿って配置され、車体前後方向に変位すること によって車体のドア開口を開閉するスライドドアである。図1は車両10が実質 的に水平の路面14に停止している状態を示し、スライドドア12は図中に実線 で示されている閉位置から一点鎖線で示されている開位置まで移動し、ドアの重 心Gは開閉時実質的に水平に変位する。スライドドア12の開閉操作力は、図1 の水平停止時において設定操作力となるように設計されている。
【0006】 次に、図2は、車両10が水平に対し角度θをなす下り坂の路面14′に停 止している状態を示す。スライドドア12を図中に実線で示されている閉位置か ら車体後方の開位置に移動させる場合、従来は、ドアの重心Gが傾斜路面14′ に平行に移動してG′に変位し、従ってドア12の重量 Wに、重心GとG′と の高さの差hを乗じた仕事量だけ、ドア12の開放に要する仕事が多くなり、 相応して所要操作力が増大することとなる。また逆に閉位置にあるドア12を閉 じる場合、もし水平状態のときと同じ操作力を加えると、ドア12の閉動速度が 傾斜角θに応じて大きくなり、閉扉時の騒音及び衝撃が大きくなるだけでなく 、動作が遅い小児や老人等がドアに挟まれる危険性が増大する。 そこで、図中に一点鎖線で示されているように、ドア12の開閉時にその重心 Gが略水平に移動するように構成すること、即ちドアの開動時に同ドアを車体に 対して高さhだけ次第に下降させるように構成することによって、傾斜路面1 4′に停止している車両10のドア開閉操作力を、図1の水平路面14に停止し ている場合のドア開閉操作力と略等しくすることができ、上記欠点を解消するこ とができる。
【0007】 また図3は、図2とは逆に車両10が水平に対し角度θをなす上り坂の傾斜 路面14″に停止している場合を示す。通常の車両では、スライドドア12の開 動時に、同ドア12が傾斜路面14″に平行に移動し、水平より高さhだけ下 降するので、図2とは逆にドア12の開動速度が増大する一方、閉動時の所要操 作力が増大し重く感じて操作フィーリングが悪化する。従って、この場合、図中 に一点鎖線で示されているように、ドア12の開閉時にその重心Gが略水平に移 動するように構成すること、換言すればドア12の開動時に同ドアを高さhだ け次第に上昇させるように構成することによって、傾斜路面14″に停止してい る車両10のドア開閉操作力を、図1の水平路面14に停止している場合のドア 開閉操作力と略等しくすることができる。 従って、本考案は、車両10が下り坂の傾斜路面14′に停止している場合は 、ドア12の開動時に同ドアを傾斜角度に応じて下降させ、また上り坂の傾斜路 面14″に停止している場合は、ドア12の開動時に同ドアを傾斜角度に応じ上 昇させて、ドア12の開閉時にその重心Gが略水平に変位するように構成するこ とによって、ドア開閉操作力を略一定ならしめることを基本的考想とするもので ある。
【0008】 図4は、上記考想を実現するためのスライドドア12を車体内方から視た斜視 図である。図中符号16はドア本体12′の後端中央付近に上下方向に延在して 固定された断面形状がC字状をなす後方縦レール18に昇降自在に装架された後 方ローラ支持台であって、同支持台16に固着されたアーム20上に回転自在に 支持された後方ローラ22が、図中に二点鎖線で示されている車体側の車体前後 方向に延在した後方ガイドレール24に装架されている。またドア12の前方下 端部分に上下方向に延在して断面形状がC字状をなす前方縦レール26が固着さ れ、同縦レール26に昇降自在に前方ローラ支持台28が装架されている。同前 方ローラ支持台28に固着されたアーム30に回転自在に支持された前方ローラ 32が、図中に二点鎖線で示されている車体側の車体前後方向に延在した前方ガ イドレール34に装架されている。上記前方及び後方のローラ支持台28及び1 6は、ドア本体12′の内部空所内に上下方向に昇降し得るように収蔵された可 動フレーム36の前後両端部分に固着され、上記前方及び後方のローラ32及び 22は、可動フレーム36を介し協働してドア本体12′を本体側の前方及び後 方ガイドレール34及び24に装架する第1の転動部材を構成している。 上記前方及び後方の縦レール26及び18と、前方及び後方ローラ支持台28 及び16の詳細な構造は、図5及び図6に示されているとおりであって、断面形 状が夫々C字状をなす前方及び後方の縦レール26及び18の両側の溝状部分に 、前方及び後方ローラ支持台28及び16の両側に突設された上下各2個のロー ラ又は車輪38が自在に転動できるように挿入されている。
【0009】 更に、ドア本体12′の前方上端部分に総括的に符号40で示されている上方 ローラ支持台が取付けられ、同支持台40には、車体のドア開口上側縁に沿い前 後方向に延在して固着されている上方ガイドレール(図示せず)に挿入されて転 動するローラ42が取付けられている。 上記上方ローラ支持台40の詳細な構造及びその作動態様が図7ないし図10 に示されている。特に図7に良く示されているように、ローラ支持台40は、ド ア本体12′に固定されるベースプレート44と、その一端を枢軸46及び長孔 48を介して上記ベースプレート44に枢着された第1レバー50と、その一端 を上記ベースプレート44に枢軸52を介して枢着され他端を枢軸54を介して 上記第1レバー50に枢着された第2レバー56と、枢軸58を介し上記第1レ バー50の他端に枢支されて上記ローラ42を支持するローラ支持部材60とか ら構成されている。
【0010】 図8は、上記ドア本体12′が通常の閉扉位置にある状態を示し、ローラ42 を支持するローラ支持部材60を第1レバー50に枢支する枢軸58の中心と、 ベースプレート44に固定された枢軸46の中心との間の距離はLである。 次に図9は、図2に示されているようにスライドドア12が車体に対して下降 した場合におけるローラ支持台40の作動態様を示すものである。この場合のロ ーラ42を揺動可能に支持する枢軸58の中心とベースプレート44に固定され た枢軸46の中心との間の車巾方向の距離はLである。また図10は、図3に 示されているようにスライドドア12が車体に対して上昇した場合のローラ支持 台40の作動態様を示すものである。この場合ローラ42を揺動可能に支持する 枢軸58の中心と、ベースプレート44に固定された枢軸46の中心との間の車 巾方向の距離はLである。 図8ないし図10から明らかなように、上記距離LとL及びLとの差は 僅少であり、このことは、スライドドア12を図1の閉扉状態から図2及び図3 に夫々一点鎖線で示されている開扉位置に変位させた場合のドア上端部分の車巾 方向の変位量が極めて小さく、従って上記第1及び第2レバー50及び56を含 む上方ローラ支持台40を採用することによって、スライドドア12の開閉が円 滑に行なわれることを示すものである。
【0011】 図11の分解斜視図に、図2及び図3を参照して説明したドア12の昇降機構 が示されている。ドア本体12′の内部に収蔵されている前記可動フレーム36 に、断面形状が溝型をなす短い端部レール62が固着され、同端部レール62の 後端部分に、枢軸64を介して断面形状が溝型をなす長い揺動レール66の前端 が枢支され、上記端部レール62と揺動レール66とによって可変角レール68 が形成されている。(なお、上記端部レール62は、ドア12の閉扉時に図示し ないドアロック装置を車体側のストライカに対し正しく位置決めするために設け られたものである。)上記揺動レール66の後端には扇形歯部材70が固着され 、同扇形歯部材70の後方には、エアシリンダや電磁式アクチュエータ等適宜の アクチュエータ72により駆動されて扇形歯部材70に係合し、揺動レール66 を固定するストッパ又はラッチ74が配設されている。 また、上記可動フレーム36には、枢軸76を介してレバー78が枢支され、 同レバー78の一端には重錘80が固着されている。またレバー78の他端には 連結ロッド81を介して従動レバー82が連結され、同従動レバー82は、上記 揺動レール66の枢軸64に固着されている。この実施例の場合、上記レバー7 8と従動レバー82とのレバー比は2対1に設定されている。
【0012】 一方、上記可動フレーム36に隣接するドア本体12′の内部に、断面形状が C字状をなす基準レール84が車体前後方向に延在して取付金具86により固着 されている。基準レール84には、複数個のローラ88を介してドア吊持部材9 0が装架され、同ドア吊持部材90に回転自在に装着されたローラ又は車輪から なる第2の転動部材92が上記可変角レール68に装架されている。また上記ド ア吊持部材90に第1の動滑車94が取付けられると共に、ドア本体12′に第 2の動滑車96が取付けられ、一方車体側に固定滑車98が設けられている。そ して、一端を車体に固着されたワイヤ又はケーブル100が、上記固定滑車98 、第2動滑車96、第1動滑車94を経由してドア本体12′内の止金具102 に他端を係止されている。更に、上記ドア吊持部材90とドア本体12′内のス プリング取付金具104との間にリターンスプリング106が張装されている。 上記ストッパ74は、一例としてスライドドア12のドアロック(図示せず)の 操作に連動してアクチュエータ72により扇形歯部材70から離脱せしめられ、 設定時間の経過後、再びアクチュエータ72によって自動的に扇形歯部材70に 係合される。
【0013】 上記装置の作動を図12及び図13の概略正面図について説明する。各図の左 側に閉扉状態のスライドドア12が示され、右側に開扉状態の同スライドドアが 示されている。実際には、閉扉時スライドドア12は図中に点線で示す位置にあ るが、開扉位置と一部重なって図面が混雑するため、閉扉時の状態が左側に移動 して示されている。スライドドア12は、その内部に収蔵された可動フレーム3 6の前後端部に取付けられた第1転動部材即ち前方及び後方のローラ32及び2 2を介して車体側のガイドレール34及び24に支持され、同可動フレーム36 は上記可変角レール68内に装架された第2転動部材92を介してドア吊持部材 90によって支持される。更に、同ドア吊持部材90はドア本体12′に固着さ れた基準レール84によって支持されるので、結局ドア12の全重量は、基準レ ール84→ドア吊持部材90→可変角レール68→可動フレーム36→第1転動 部材22及び32を経て車体側に支持されることとなる。
【0014】 先づ、図12は車両が実質的に水平な路面に停止した状態でスライドドア12 を開閉した場合を示している。車両が水平であるので、重錘80が実質的に垂直 位置にあり、可変角レール68と基準レール84は互に平行でかつ実質的に水平 である。スライドドア12が図中点線で示した閉位置から右動して開位置までス トロークSだけ変位し、この間にワイヤ100及び滑車群94,96,98から なる動滑車駆動装置によって、ドア吊持部材90はストロークS/2だけ基準レ ール84に沿って図の右方即ち車体後方に変位する。ドア本体12′側に固着さ れた基準レール84と可動フレーム36側に固定されている可変角レール68と が上記のように実質的に平行であるので、上記ドア吊持部材90の車体後方への 変位によって、ドア本体12′と可動フレーム36との間に上下方向の相対変位 が生起されず、図示のように、スライドドア12は実質的に水平の姿勢で開動さ れ、逆に閉扉の場合も全く同様である。
【0015】 次に図13は、先に図2に示したような下り坂の傾斜路面に停止してスライド ドア12を開閉する場合を示している。車両を停止してスライドドア12を開く ためにドアのインサイドハンドル又はアウトサイドハンドルを解錠操作すると、 ドアロック装置に連動してアクチュエータ72が作動し、ストッパ74が扇形歯 部材70から後退して同扇形歯部材が釈放される。車両が水平に対して角度θ をなす下り坂傾斜路面に停止しているので、重錘80の作用によりレバー78が 図において時計方向に角度θだけ廻動する。レバー78の廻動により連結ロッ ド81を介して従動レバー82が同方向に廻動し、同縦動レバー82に連結され た揺動レール66が図示のように時計方向に廻動する。レバー78と従動レバー 82のレバー比が2対1に設定されているので、上記揺動レール66の上記廻動 角度は2θとなる。予め設定された短時間の経過後、アクチュエータ72が再 びストッパ74を駆動して扇形歯部材70が固定され、揺動レール66を含む可 変角レール68が固定される。
【0016】 続いてスライドドア12を図の右方、即ち車体後方に開動させると、ドア本体 12がストロークSだけ移動すると共に、上記ワイヤ100及び滑車群からなる 駆動装置によってドア吊持部材90がストロークS/2だけ強制駆動される。ド ア吊持部材90の右動に伴い2θの角度で傾斜している可変角レール68に沿 って第2転動部材92が右動するので、ドア吊持部材90がS/2×sin2θ 即ち高さhだけ下降し、同ドア吊持部材90を支持している基準レール84 及びドア本体12′が可動フレーム36に対して下降し、従って同可動フレーム 36を支持している車体に対して下降する。 この結果、既に図2について説明したように、ドア12の開動に要する操作力 が、従来より低減され楽にドアを開くことができる。また逆に開いているドア1 2を閉動する場合、ドア本体12′を高さhだけ上昇させる必要があるので、 ドアの閉動速度が過大になることがなく、ドア閉時の騒音及び衝撃が低減され、 また老人や小児がドアに挟まれる危険性が有効に緩和される。
【0017】 また、図3に示されているように、車両が上り坂の傾斜路面に停止した状態で スライドドア12を開閉する場合は、図13とは逆に可変角レール68が水平よ り上方に廻動し、上記と逆の作動で開動時にドア12が上昇し、閉動時には下降 するので、既に説明したとおりドア開閉時の最大操作力が低減され、かつ開閉速 度の過度の増大が防止され、騒音及び衝撃の低減が達成される。
【0018】 なお、上記実施例では、車体の前後方向の傾斜にも拘わらずスライドドア12 の重心が実質的に水平に変位するように構成されているが、ドア内部空間にスペ ース的制約がある場合は、レバー78と従動レバー82とのレバー比を変更し、 或いはドアの開閉ストロークに対するドア吊持部材90の駆動ストロークを変化 させることによって、ドア12の重心を水平に近い適宜の軌跡に沿って移動させ ることもできる。また、車体の前後方向の傾斜を検知して可変角レール68を廻 動させる手段として、重錘80とレバー装置とが例示されているが、適宜の傾斜 計と電動式或いは流体式アクチュエータを代替採用することができる。更に、ド ア吊持部材90をドアの開閉方向に駆動する手段として、ワイヤ100と滑車群 とからなる駆動装置に代え、他の駆動装置を適宜採用することができる。
【0019】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る車両用スライドドア装置は、車体の側壁に沿って 配置され車体前後方向に変位することによってドア開口を開閉するドア本体と、 車体の側壁に沿い車体前後方向に延在して配設され上記ドア本体を装架する少く とも2個のガイドレールと、上記ドア本体内に上下方向に相対変位可能に収蔵さ れその車体前後方向の両端部分に上記ガイドレールに沿って移動することができ るローラ等の第1転動部材を具えた可動フレームと、上記ドア本体の内部に車体 前後方向に延在して固定的に配設された基準レールと、上記可動フレームに装架 され車体の前後方向の傾斜に応じて上記基準レールとのなす角度が変化する可変 角レールと、上記基準レールに沿い車体前後方向に変位し得るように装架され、 上記可変角レールに沿って移動することができるローラ等の第2転動部材を具え たドア吊持部材と、ドア開閉時に上記ドア吊持部材を車体前後方向に駆動する駆 動装置とを具備してなることを特徴とし、車両が前後方向に傾斜して停止してい る状態でのドア開閉操作力を低減すると共に、ドア開閉時の騒音及び衝撃を低減 することができるので、実用上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドドアを具えたワンボックス車の水平停
止時におけるスライドドア開閉態様を示す概略側面図で
ある。
【図2】図1に示した車両の下り坂傾斜路面停止時にお
けるスライドドア開閉態様を示す概略側面図である。
【図3】図1に示した車両の上り坂傾斜路面停止時にお
けるスライドドア開閉態様を示す概略側面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す車体内方から視たスラ
イドドアの斜視図である。
【図5】図4に示したドアの前方及び後方ローラ支持機
構を示す拡大正面図である。
【図6】図5に示したローラ支持機構の平面図である。
【図7】図4に示したドアの上方ローラ支持機構を示す
拡大平面図である。
【図8】図7に示した上方ローラ支持機構のドア閉時に
おける態様を示した概略側面図である。
【図9】スライドドアが車体に対して下降した場合の図
7に示されている上方ローラ支持機構の作動態様を示し
た概略側面図である。
【図10】スライドドアが車体に対して上昇した場合の
図7に示されている上方ローラ支持機構の作動態様を示
した概略側面図である。
【図11】図5に示したスライドドアの内部構造を示し
た分解斜視図である。
【図12】車両が水平の姿勢で停止している際の図5に
示したスライドドアの開閉状態を説明する正面図であ
る。
【図13】車両が下り坂傾斜路面で停止している際の図
5に示したスライドドアの開閉状態を説明する正面図で
ある。
【符号の説明】
10 ワンボックス型車両 12 スライドドア 20及び32 第1転動部材 24及び34 車体側ガイドレール 36 可動フレーム 68 可変角レール 84 基準レール 90 ドア吊持部材 92 第2転動部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の側壁に沿って配置され車体前後方
    向に変位することによってドア開口を開閉するドア本体
    と、車体の側壁に沿い車体前後方向に延在して配設され
    上記ドア本体を装架する少くとも2個のガイドレール
    と、上記ドア本体内に上下方向に相対変位可能に収蔵さ
    れその車体前後方向の両端部分に上記ガイドレールに沿
    って移動することができるローラ等の第1転動部材を具
    えた可動フレームと、上記ドア本体の内部に車体前後方
    向に延在して固定的に配設された基準レールと、上記可
    動フレームに装架され車体の前後方向の傾斜に応じて上
    記基準レールとのなす角度が変化する可変角レールと、
    上記基準レールに沿い車体前後方向に変位し得るように
    装架され、上記可変角レールに沿って移動することがで
    きるローラ等の第2転動部材を具えたドア吊持部材と、
    ドア開閉時に上記ドア吊持部材を車体前後方向に駆動す
    る駆動装置とを具備してなることを特徴とする車両用ス
    ライドドア装置。
JP9633391U 1991-09-11 1991-09-11 車両用スライドドア装置 Withdrawn JPH0526554U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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