JPH052659B2 - - Google Patents

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JPH052659B2
JPH052659B2 JP1027884A JP1027884A JPH052659B2 JP H052659 B2 JPH052659 B2 JP H052659B2 JP 1027884 A JP1027884 A JP 1027884A JP 1027884 A JP1027884 A JP 1027884A JP H052659 B2 JPH052659 B2 JP H052659B2
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JP
Japan
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trans
cis
acid
crystals
isomer
Prior art date
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Application number
JP1027884A
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English (en)
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JPS60156639A (ja
Inventor
Toshio Suguro
Masahiro Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種有機薬品製造の際にしばしば合成
原料として用いられる桂皮酸およびその誘導体の
それぞれの幾何異性体を高純度でその混合物から
採取する方法に関する。
本発明によれば、桂皮酸およびその誘導体のシ
ス−トランス混合物を金属塩として水溶液中に溶
解せしめる。溶解しにくい場合には加熱すること
により溶解が促進される。この場合使用される金
属塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、苛性ソーダなどのナトリウム塩、炭酸カリ
ウム、水酸化カリウムなどのカリウム塩、水酸化
バリウム、炭酸バリウムなどのバリウム塩などが
通常である。次にこの溶液中にトランス体含量に
対応したグラム当量の鉱酸を加えて30分間から数
時間0°〜室温で攪拌し、そして析出するトランス
−桂皮酸およびその誘導体を取する。液には
さらに酸を加えてPH1.0付近とすることによりシ
ス体の結晶が析出する。これを過することによ
りシス−桂皮酸およびその誘導体を得ることがで
きる。得られたシス体およびトランス体の純度は
95%以上である。上記の操作をくり返して行なう
ことによりほとんど純粋なシス体およびトランス
体を得ることができる。
従来桂皮酸誘導体ばかりでなく、1対の幾何異
性体では一般に各幾何異性体相互の間に融点、溶
解度などの物理的性質の差があることが知られて
いた。このなかでも特に精製の面では溶解度の差
を利用した分別結晶法を用いることが行なわれて
いた。
本発明の特徴は溶解度差を利用する方法と異な
り、シス体とトランス体のpKaの違いを利用した
精製方法である。すなわち、シス体がトランス体
よりもpKaが小さいことからその金属塩が酸と反
応する際に酸の量を規制することにより選択的に
トランス体のみを遊離させ、シス体と分離するこ
とを特徴としている。以下に実施例を示す。
実施例 1 3,4−ジメトキシ桂皮酸(シス:トランス=
70:30)20g(0.0962モル)と炭酸ナトリウム10g
(0.0943モル)とを水1000mlに加熱溶解する。室
温下に濃塩酸(12N)10.1mlを加えて30分間攪拌
し、析出した結晶を過しそしてこの結晶を乾燥
するとトランス−3,4−ジメトキシ桂皮酸5.0g
(シス:トランス=2:98)が得られる。液に
濃塩酸を加えてPH1.0とし析出結晶を過する。
結晶は乾燥することによりシス−3,4−ジメト
キシ桂皮酸12.8g(シス:トランス=96:4)を得
る。シス体はm.p.98.2〜100℃、そしてトランス
体はm.p.180〜180.5℃である。
実施例 2 3,4−ジメトキシ桂皮酸(シス:トランス=
64:36)15.85g(0.0762モル)と炭酸カリウム
20.2g(0.145モル)とを水500mlに加熱溶解する。
室温下に6N塩酸40.2mlを加えて30分間攪拌し、
析出した結晶を過しそして乾燥するとトランス
−3,4−ジメトキシ桂皮酸5.2g(シス:トラン
ス=4:96)が得られる。このときの溶液のPHは
約4.1である。液に6N塩酸を加えてPH1.0にし、
析出した結晶を過しそして乾燥することにより
シス−3,4−ジメトキシ桂皮酸7.4g(シス:ト
ランス=95:5)を得る。最後の母液を酢酸エチ
ルで抽出し、酢酸エチル層を水および飽和食塩水
で順次洗浄した後、乾燥濃縮して粗結晶3.0gを得
た。この結晶もトランス体を多く含む(シス:ト
ランス=88.9:11.1)。
実施例 3 3,4−ジメトキシ桂皮酸(シス:トランス=
75:25)10.0g(0.048モル)と水酸化バリウム8
水和物20.0g(0.063モル)を水500mlに溶解し、こ
の中に6N硫酸15.1mlを加えて室温下に30分間攪
拌した。析出した結晶を過乾燥するとトランス
−3,4−ジメトキシ桂皮酸2.7g(シス:トラン
ス=2:98)が得られる。このときの溶液のPHは
約4.1である。液にさらに6N硫酸を加えてPH1.0
とする。析出する結晶を取乾燥してシス−3,
4−ジメトキシ桂皮酸4.2g(シス:トランス=
96:4)を得る。母液を酢酸エチルで抽出した
後、濃縮して粗結晶3.0g(シス:トランス=90:
10)を得る。
実施例 4 桂皮酸(シス:トランス=78:22)10g(0.0676
モル)と炭酸ナトリウム10g(0.0943モル)とを水
1000mlに溶解する。室温下に塩酸11.3ml(0.1358
モル)を加えて5分間攪拌し、析出した結晶を
過し、そしてこの結晶を乾燥するとトランス−桂
皮酸1.7g(シス:トランス=4:96)が得られる。
液に濃塩酸を加えてPH2.0に調整する。この溶
液を酢酸エチル各100mlを使用して2回抽出する。
酢酸エチル層を水洗し、さらに飽和食塩水で洗浄
した後硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮して油状の
シス−桂皮酸8.0g(シス:トランス=91:9)を
得る。
実施例 5 P−メトキシ桂皮酸(シス:トランス=79:
21)10g(0.0562モル)と炭酸ナトリウム10g
(0.0943モル)とを水1000mlに溶解する。室温下
に塩酸11.0ml(0.1324モル)を加えて析出する結
晶を過しそしてこの結晶を乾燥するとトランス
−p−メトキシ桂皮酸2.8g(シス:トランス=
13:87)が得られる。液に塩酸8.3ml(0.100モ
ル)を加えて約PH2.0に調整し析出する結晶を
過し、この結晶を乾燥するとシス−p−メトキシ
桂皮酸4.6g(シス:トランス=99:1)を得る。
さらに液を減圧濃縮して50ml程度にした後静置
すると結晶が析出する。この結晶を過して乾燥
しシス−p−メトキシ桂皮酸2.0g(シス:トラン
ス=95:5)を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(1) (式中R1およびR2は水素原子または低級アル
    コキシ基を示す)で表わされる桂皮酸およびその
    誘導体のシス体およびトランス体の混合物を水溶
    液中でアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩
    とした後、この溶液中にトランス体含量に対応し
    た酸を加えることによりトランス体のみを水溶液
    中から析出させて回収し、そして分離された液
    を酸性にすることによりシス体の結晶を析出させ
    て回収することを特徴とする、シス−およびトラ
    ンス−桂皮酸およびその誘導体の採取方法。
JP1027884A 1984-01-25 1984-01-25 桂皮酸化合物の幾何異性体の採取方法 Granted JPS60156639A (ja)

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JPS60156639A JPS60156639A (ja) 1985-08-16
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JPS60156639A (ja) 1985-08-16

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