JPH05270640A - ステップル供給装置 - Google Patents

ステップル供給装置

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JPH05270640A
JPH05270640A JP10227192A JP10227192A JPH05270640A JP H05270640 A JPH05270640 A JP H05270640A JP 10227192 A JP10227192 A JP 10227192A JP 10227192 A JP10227192 A JP 10227192A JP H05270640 A JPH05270640 A JP H05270640A
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staple
upper edge
scooping plate
hopper
coating liquid
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 掬い板によりステップルを掬い上げたときに
ステップルが絡まっていても、絡まったステップルを確
実に抜き取ることが出来て、ステップルの供給を滞るこ
と無く継続できるようにする。 【構成】 ステップル収容用のホッパ16に掬い板17
が上下動自在に備えてある。掬い板17の上縁に跨座し
たステップルの上に更に跨座するステップルを抜取る為
の抜取爪85が、掬い板17の上縁に対してステップル
の頭部一つが通る間隙を隔てて、上縁に沿って進退自在
に備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホッパ内に雑然と入れら
れた多数のコ字状のステップルを、一列に整列させた状
態で他の装置に供給するようにしたステップル供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のステップル供給装置としては、
多数のコ字状のステップルを収容する為のホッパに、該
ホッパの底部に設けたスリットを通して上下動するよう
にした掬い板を備えさせて、上記掬い板の上動によりホ
ッパ内のステップルを掬い板の上縁に跨座状に掬い上
げ、掬い上げたステップルを次段に向け供給するように
したものがある(例えば実公昭49−15113号公報
参照)。このようなステップル供給装置では、上記跨座
状に掬い上げられたステップルは上縁の上に整列状態と
なっている為、それらのステップルを整列状態で次段に
向け供給できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記掬い上げの
場合、上縁に跨座したステップルの上に更に他のステッ
プルが積み重なって跨座した状態となることがある。そ
こで上記掬い板に跨座したステップルを次段へ向けての
供給の為に滑り降ろすようにしたガイドの途中におい
て、上記積重なったステップルをガイドの上側に配置し
た選別片で除去しようとしたものがある(例えば実公昭
47−10678号公報参照)。しかし掬い板の上縁に
跨座して整列した多数のステップルと、その上に更に積
み重なったステップルとが混在していると、それらのス
テップルの脚部が上記上縁や上記ガイドを締め付ける状
態となってそこでの摩擦が大となり、上縁或いはガイド
に沿っての滑り降りが不能となってしまって、積重なっ
たステップルの除去はもとより次段へ向けての整列ステ
ップルの供給も滞らせてしまう問題点があった。
【0004】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、ホッパ内の雑然
とした状態のステップルを掬い板により整列状態に掬い
上げて、ステップルを整列状態で次段に向け供給でき、
その上、掬い板の上に整列状態で掬い上げられたステッ
プルの上に更に他のステップルが積重なって跨座してい
ても、それを掬い板の上縁に沿って移動する抜取爪によ
り積極的に除去することができて、整列ステップルの供
給を安定に継続できるようにしたステップル供給装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明におけるステップル供給装置は、多数のコ
字状のステップルを収容する為のホッパには、該ホッパ
の底部に設けたスリットを通して上下動するようにした
掬い板を備えさせて、上記掬い板の上動によりホッパ内
のステップルを掬い板の上縁に跨座状に掬い上げ、掬い
上げたステップルを次段に向け供給するようにしてある
ステップル供給装置において、上記掬い板の上縁に跨座
したステップルの上に更に跨座するステップルを抜取る
為の抜取爪を、上記上縁に対してコ字状のステップルの
頭部一つが通る間隙を隔てて、上縁に沿って進退自在に
備えさせたものである。
【0006】
【作用】掬い板の上昇により、ホッパ内に雑然とした状
態で入っているステップルが掬い板の上に整列状態で掬
い上げられる。この場合、その整列状態のステップルの
上に他のステップルが積重なって跨座していると、その
積重なったステップルは掬い板の上縁に沿って移動する
抜取爪によって抜取られる。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。絶縁ステップル製造装置の全体を示す図1におい
て、1は基枠で、機台2の上に種々の支持枠3を設けて
形成されている。4はコンベアで、一例としてチェーン
コンベアが用いてある。5,6は該コンベアにおける一
対の駆動輪で、チェーンスプロケットであり、上記支持
枠3に回動自在に装着してある。一方の駆動輪は図示外
の原動機例えばモータによって回動されるようになって
いる。他方の駆動輪もそれと同期して駆動されるように
してもよい。7は上記駆動輪5,6に掛け渡された無端
チェーンである。該チェーン7は図2の(A)に示され
るように周知の構造のものである。7aはチェーン要素、
8はチェーンローラである。9は各チェーン要素7aに備
えさせた止着片で、止着孔10が穿設してある。再び図1
に戻って、11は係止体で、上記各チェーン要素7aにその
止着孔10を利用して取付けてある。12は係止体11に備え
られた装着部で、一例として溝状に形成され、ステップ
ルにおける脚部を差し込み得るように形成してある。又
この装着部12は多数の係止体11に夫々備えられたものが
一定の間隔で並ぶ位置関係で設けられている。尚上記装
着部12は溝に代えてステップルの脚部を差し込むように
した孔をもって構成したものであってもよい。
【0008】次に15は上記コンベア4における上側の水
平移動部に沿わせて設けたステップル供給装置である。
16は該装置におけるホッパで、その内部には多数のステ
ップルが収納されている。17はホッパ16内に備えた上下
動自在の掬い板、18は掬い板17を押し上げる為のシリン
ダ、19は掬い板17に連続する位置関係で設けられた案内
レールを夫々示す。20は打出装置で、上下動自在の打出
片21を備える。
【0009】次に24は上記コンベア4における下側の水
平移動部に沿わせて設けた被覆液付着装置を示す。以下
この被覆液付着装置24について説明する。25は液槽台
で、昇降手段26例えば油圧シリンダにより上下動自在に
支えられている。上記昇降手段としては空気その他の流
体を用いるシリンダを利用してもよい。或いはパンタグ
ラフ式の昇降台をモータによって上下動させるようにし
たものでもよい。27は被覆液槽で、液槽台25の上にコン
ベア4の移動方向と平行な方向に進退自在に乗載させて
ある。即ち図2に示されるように被覆液槽27の下部には
その左右に張出片28, 28が設けられ、それらが液槽台25
にコンベア4の移動方向と平行な方向に備えられたガイ
ド部材29, 29に嵌合されておって、そのガイド部材29に
案内されて被覆液槽27が上記方向に進退自在となるよう
になっている。30は液槽27に満たされた絶縁被覆用の被
覆液を示す。31は被覆液槽27に対してコンベアの移動方
向の前後側に設けたオーバフロー液受箱を示す。図2に
示されるように上記被覆液槽27及び受箱31の側壁27a,
31aは液槽27の前後壁27bよりも僅かに高く形成され
て、液槽27からオーバーフローする被覆液30が確実に受
箱31に入るようになっている。尚受箱31の底部に孔をあ
けると共にそこにはホースの一端を接続し、そのホース
の他端は被覆液を液槽27に供給するためのポンプに接続
して、受箱31に溜まった被覆液を自動的に再使用するよ
うにするとよい。
【0010】次に被覆液槽27を上記コンベア4の移動方
向にその移動速度と等しい速度で移動させる為の同期駆
動手段について説明する。33は被覆液槽27に付設した連
繋部材で、液槽27の底板と一体の延設片32から立設して
ある。34は該部材33の上端部に設けた係合部で、図2の
(A)に示すようにチェーン7の横設部材であるチェー
ンローラ8,8間に入り込んで、横設部材8に対して上
下方向には移動自在でかつチェーン7の移動方向には一
体に係合するようになっている。35は延設片32から下方
に垂設した被動片で、図1の如く液槽台25に設けた案内
溝36を介して下方に突出させてある。37は被覆液槽の復
帰手段で、前記昇降手段26と同様に油圧シリンダを用い
て構成してある。
【0011】次に41はコンベア4の下側の水平移動部に
おいて前記被覆液付着装置24の次段に設けた公知の拭取
装置で、ステップルにおける上部部材に付着された被覆
液の内ステップルの頭上面に付着している被覆液を拭い
取るようにしたものである。42は上記拭取装置41の次段
に設けた固化炉で、ステップルに付着された被覆液を乾
燥、固化させるものである。
【0012】次に43は離脱装置で、コンベア4の装着部
12から製品である絶縁ステップルを抜き取る為の装置で
ある。以下該装置について説明する。45は離脱片で、軸
体46を用いて支持枠3に枢着してある。47は離脱片45の
駆動装置を示す。48は該駆動装置におけるカムで、チェ
ーン49によってコンベア4の移動と同期して回動される
ようになっている。50は押上レバーで、軸体51を用いて
支持枠3に枢着してあり、自由端部に備えさせた従動子
(例えばローラ)52をカム48の周面に当接させてある。
53は伝動杆で、支持枠3に取付けたガイド54によって上
下動自在に支えられており、下端は上記押上レバー50に
当接している。55は離脱片45と一体に形成した連動レバ
ー、56は該レバー55と支持枠3に取付けたばね座57との
間に張設した戻しばねで、引張ばねが用いてある。連動
レバー55は該戻しばね56に引かれて伝動杆53の上端に当
接した状態にある。
【0013】次に上記構成の絶縁ステップル製造装置に
よる絶縁ステップルの製造について説明する。駆動輪
5,6の回動によりチェーン7は矢印方向に連続的に移
動する。又供給装置15においては後述する如き動作によ
り、ホッパ16内の多数のステップルが案内レール19を整
列した状態で滑り降りる。そしてコンベア4の移動と同
期した打出片21の作動により、案内レール19上のステッ
プルSがレール19の下端部から一つずつ装着部12に向け
て打ち出され、各装着部12には夫々ステップルSがそれ
らの頭部の高さが揃う状態で次々と装着される。装着部
12に装着されたステップルSはコンベア4の移動に伴い
コンベア4の下側の水平移動部に至り、そこではステッ
プルSの頭部が下向きの状態となる。
【0014】ステップルSが被覆液付着装置24の箇所に
至ると、被覆液付着装置24においては昇降手段26による
液槽台25の上動によって被覆液槽27が上動される。その
上動過程において連繋部材33の係合部34が図2に示す如
くチェーンローラ8と係合する。その係合が達成される
と被覆液槽27はコンベア4と同方向に同速で液槽台25上
を移動する。この状態で被覆液槽27の上動がなおも継続
され、装着部12に装着されているステップルの頭部は被
覆液槽27内の被覆液30に対して真直ぐに下向きに入り込
む。そしてステップルSの頭部が被覆液30中に所定の深
さに浸漬する位置まで被覆液槽27が上動すると、昇降手
段26による被覆液槽27の上動が停止される。この位置で
被覆液槽27は一定時間保持され、ステップルの被覆肉厚
が所定の肉厚となる。その後昇降手段26により被覆液槽
27が下動される。その下動によりステップルSは被覆液
30から真直ぐ上方に向けて引き揚げられる。そしてステ
ップルSが被覆液30から出てしまった後、連繋部材33に
おける係合部34とチェーンローラ8との係合が離れ、被
覆液槽27は横移動を停止する。この状態となった後被覆
液槽27は復帰手段37による被動片35の押動によりコンベ
アの移動方向とは反対方向に元の位置まで復帰する。
【0015】上記の如き被覆液付着装置24の動作が繰り
返され、コンベア4の移動に伴って次々と被覆液付着装
置24の位置に到来するステップルに対して上記と同様の
作用による被覆液の付着が行われる。その場合の被覆液
槽27の上動と下動及びコンベアの移動方向への進行と反
対方向への復帰は、コンベアによって次々と搬送されて
いく多数のステップルが1度ずつ(2度ずつ以上でも
可)被覆液中に浸漬されるように、コンベアの移動に対
応させて行う。その手段としては、被覆液槽27の昇降機
構及び復帰機構をコンベアと機械的に連動させたり、或
いは昇降機構及び復帰機構をタイマによって制御する。
上記繰り返しの場合、被覆液槽27には被覆液30が一定量
保持されてその液面が一定に保たれ、又昇降手段26によ
る被覆液槽27の上昇高さが一定である為、ステップルは
常に一定の深さまで被覆液30中に浸漬される。尚上記被
覆液30を一定量保持する手段としては、被覆液槽27に例
えば電気的な液面センサを取付け、そのセンサにより液
面の高さを検知すると共にその検知信号により被覆液槽
27に被覆液を供給するポンプを自動制御して、上記液面
の高さを一定に保つようにする。
【0016】上記のようにして被覆液が付着されたステ
ップルはコンベア4の水平移動に伴い拭取装置41の箇所
に至り、そこで頭上面の被覆液が拭い取られ、更に固化
炉42に至り被覆液の乾燥並びに固化が行われる。
【0017】このようにして製品となった絶縁ステップ
ルS2は更にコンベア4の移動に伴い離脱装置43の箇所
に至る。離脱装置43においては、図1に示される如く従
動子52がカム48の低段部に当接している状態では離脱片
45は戻しばね56の付勢力により係止体11に沿った位置に
保持されている。この状態においてコンベア4の移動に
より製品である絶縁ステップルS2が図1或いは図3の
(B)に示すように離脱片45を跨ぐと、コンベア4の移
動と同期して回動するカム48により図3の(A)に示す
如く離脱片45がコンベア4から離反する矢印60方向に急
速に揺動される。即ちカム48により押上レバー50が図示
の如く急速に押し上げられ、伝動杆53を介して連動レバ
ー55が押し上げられ、その結果離脱片45が矢印60方向に
急速に揺動する。このような離脱片45の急動により装着
部12に装着されていた絶縁ステップルS2は瞬間的に、
即ちステップルS2における絶縁被覆が離脱片45に対し
て横滑りすることなく装着部12から抜き取られる。離脱
片45が上記のように矢印60方向に急動した直後、押上レ
バー50の従動子52が再びカム48の低段部に当接する状態
に至ることにより、離脱片45は戻しばね56の付勢力によ
り矢印61方向に急速に揺動され、次の絶縁ステップルS
2が離脱片45の先端部の箇所に到達する以前に係止体11
に沿う位置まで復帰される。
【0018】以上のような動作がコンベア4の無端的移
動に伴い夫々符号15, 20, 24, 41,42, 43で示される装
置において次々と同様に繰り返され、連続的に絶縁ステ
ップルが製造される。
【0019】次に図4乃至図8に基づきステップル供給
装置15について説明する。図7、8の如く、ホッパ16は
複数のホッパ要素65, 66, 66・・・を相互間にスペーサ
67,68を介在させた状態で複数のボルト69により連結一
体化して構成されており、底壁70とステップル送出側の
壁71には相互に連続するスリット72, 73が備わってい
る。これらのスリット72, 73の幅は掬い板17の厚みより
も僅かに大きく形成され、掬い板17がスムーズに上下動
できるようになっている。上記掬い板17は枢着用の軸体
例えばピン74を用いてホッパ16に枢着してある。75は掬
い板17の上縁を示す。該上縁75において掬い板17の自由
端側の約半分の部分76は、ホッパ16内に雑然とした状態
で入っているコの字状のステップルを確実性高く掬い上
げることができるよう図6に示す如き細幅に形成されて
おり、一方上縁75において掬い板17の元部側の約半分の
部分77は掬い上げたステップルをそこに跨座させた状態
で安定に案内できるようコ字状ステップルにおける両脚
部の間隔よりも僅かに狭い幅に形成してある。
【0020】次に80は上記上縁77と平行状態に設けられ
た案内杆で、その一端及び他端は掬い板17に取付けた支
え片81, 82によって支持されている。84は案内杆80に進
退自在に装着した進退部材、85は進退部材84に備えさせ
た抜取爪で、図5の如く上記上縁77に対してコ字状のス
テップルにおける頭部一つが通過可能な間隙Gを隔てて
対峙させてある。次に86は上記抜取爪85の進退機構を示
す。87は該機構における受片で、ホッパ16に取付けてあ
る。88は進退部材84に備えさせた当部材で、図4の如く
受部材87に当接した時の摩擦が小さくなるようローラを
もって構成してある。次に90は押上用シリンダ18におけ
るピストンロッドの先端部に取付けた当具で、保持体91
とそれによって回動自在に保持されたローラ92とから成
り、そのローラ92が掬い板17の下縁に当接するようにな
っている。次に図8に示される93はホッパ16内において
底壁70に取付けた誘導部材、94, 95は該部材におけるス
テップル案内用の傾斜壁を夫々示す。
【0021】次に上記ステップル供給装置15の動作を説
明する。ホッパ16内には多数のコの字状の絶縁ステップ
ルが雑然と収容されている。シリンダ18の伸長により当
具90を介して掬い板17が図5の状態から図4の如く上昇
される。この上昇の過程においてホッパ16内のステップ
ルは掬い板17の上縁75、主として上縁76によってそこを
跨ぐ状態に掬い上げられ、掬い板17の上昇に伴い上縁77
に向けて滑って移行する。上縁77に移行したステップル
Sはその上縁77を更に滑り降りて案内レール19へと移
り、案内レール19を跨座状のまま滑り降りて前記打出装
置に向けて供給される。
【0022】上記のように掬い板17がステップルを掬い
上げる場合、図6の如く上縁76の上に跨座したステップ
ルSの上に更に別のステップルS'が跨座した状態となる
場合がある。このような状態のステップルS,S'が上縁76
の部分から上縁77の部分に至ると、それらのステップル
において掬い板17における上縁77の部分の両側に位置し
ている脚部Saが掬い板17を両側面から挟む状態となり、
そこでの摩擦抵抗が増してステップルが上縁に跨ったま
ま止まってしまうこととなる場合がある。しかしそのよ
うなステップルS'は抜取爪85によって以下に述べる如く
除去される。即ち図5の状態から掬い板17が上昇すると
やがて当部材88が受部材87に当接する。そして掬い板17
がなおも上昇すると、当部材88は受部材87によって押動
される状態となる為、進退部材84が案内杆80に沿って図
4の矢印方向に前進する。この前進により抜取爪85は図
4の如くステップルS'を上縁77から抜き取る。その結果
上縁77には正しく整列したステップルSのみが残り、そ
れが案内レール19へと送られる。次にシリンダ18が収縮
して掬い板17が図5の如く下降するに伴い抜取爪85は戻
しばね89の付勢力により再び図の如き元の位置に戻る。
この場合抜取爪85はその先端部が下向きの状態となる
為、上記抜き取られたステップルS'は抜取爪85から外れ
落ち、ホッパ16内において再び掬い上げ可能な状態とな
る。
【0023】掬い板17が上記のように下降した場合、ホ
ッパ16内の多数のステップルは傾斜壁94, 95に案内され
て矢印96方向に滑り降り、上記掬い板17が下降した後の
スリット72の上方空間を埋める。従って再び掬い板17が
上昇するときにはステップルによって埋められた空間を
上昇することとなる為、多数のステップルの掬い上げを
確実に行なうことができる。尚ホッパ要素65の傾斜した
側壁65aも同様の機能を果たす。
【0024】次に図9、10にはステップル供給装置の
異なる実施例が示される。この例は抜取爪をホッパの側
に供えさせた例である。図において、案内杆80eはホッ
パ16eに取付けてある。進退機構86eとしてはホッパ16
eに取付けたシリンダ97が用いてある。抜取爪85eは進
退部材84eにピン98をもって枢着してあり、ソレノイド
99によって傾動されるようにしてある。このような構成
のもにあっては、掬い板17eが上限まで上昇した状態に
おいて上縁77eと案内杆80eとが平行となり、上縁77e
と抜取爪85eとの間隔がステップルの頭部一つが通る間
隔となる。この状態でシリンダ97の伸縮により爪85eが
上縁77eに沿って進退する。又ソレノイド99による抜取
爪85eの図10の如き傾動によって、爪85eに掛かった
ステップルが爪85eから外される。なお、機能上前図の
ものと同一又は均等構成と考えられる部分には、前図と
同一の符号にアルファベットのeを付して重複する説明
を省略した。
【0025】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、ステ
ップルSの供給を行なう場合、掬い板17の上昇によっ
て、ホッパ16内に雑然と入れられている多数のステップ
ルのいくつかが掬い上げられて、それらは掬い板17の上
縁に跨座状に並ぶ為、それらの掬い上げたステップルを
整列状態で次段に向け供給できる効果があるは勿論のこ
と、
【0026】上記掬い上げの場合、図6の如く掬い板17
の上縁に跨座したステップルSの上に更に他のステップ
ルS'が積み重なって跨座する状態となっても、抜取爪85
の前進により上記積み重なった状態のステップルS'を該
抜取爪85により図4の如く抜取って、掬い板17の上縁の
上には、その上に直接に跨座する一層分のステップルの
みが存在する状態にできる特長がある。その結果、掬い
上げられたステップルを次段に向け供給する場合のステ
ップルの移行を、前記従来技術の如く途中で滞らせたり
することなくスムーズに行なわせることができて、整列
ステップルの供給を安定に継続させられる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】絶縁ステップル製造装置の正面図。
【図2】(A)は被覆液槽及びそれとチェーンとの関係
を示す斜視図、(B)は(A)におけるB−B線断面
図。
【図3】(A)は製品の抜き取り状態を示す正面図(部
分図)、(B)は離脱片を製品が跨いだ状態を示す斜視
図。
【図4】掬い板が上昇した状態におけるステップル供給
装置の縦断面図。
【図5】掬い板が下降した状態におけるステップル供給
装置の縦断面図。
【図6】掬い板の上縁にコ字状のステップルが跨座する
と共に更にその上に別のステップルが跨座した状態を示
す斜視図。
【図7】ホッパの縦断面図(図8におけるVII−VII線断
面図)。
【図8】ホッパの異なる方向の縦断面部分図(図7にお
けるVIII−VIII線断面図)。
【図9】ステップル供給装置の異なる実施例を示す縦断
面図(掬い板が上昇した状態を示す)。
【図10】図9のステップル供給装置において、掬い板
が下降した状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
16 ホッパ 17 掬い板 85 抜取爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のコ字状のステップルを収容する為
    のホッパには、該ホッパの底部に設けたスリットを通し
    て上下動するようにした掬い板を備えさせて、上記掬い
    板の上動によりホッパ内のステップルを掬い板の上縁に
    跨座状に掬い上げ、掬い上げたステップルを次段に向け
    供給するようにしてあるステップル供給装置において、
    上記掬い板の上縁に跨座したステップルの上に更に跨座
    するステップルを抜取る為の抜取爪を、上記上縁に対し
    てコ字状のステップルの頭部一つが通る間隙を隔てて、
    上縁に沿って進退自在に備えさせたことを特徴とするス
    テップル供給装置。
  2. 【請求項2】 ホッパ内には、スリットの上方空間の側
    方位置に、ステップルをスリットの上方空間に向けて案
    内するための傾斜壁を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のステップル供給装置。
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