JPH05272641A - 組合せオイルリングのサイドレール - Google Patents
組合せオイルリングのサイドレールInfo
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- JPH05272641A JPH05272641A JP10347992A JP10347992A JPH05272641A JP H05272641 A JPH05272641 A JP H05272641A JP 10347992 A JP10347992 A JP 10347992A JP 10347992 A JP10347992 A JP 10347992A JP H05272641 A JPH05272641 A JP H05272641A
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Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑油の還流用通路を確保することができる
組合せオイルリングのサイドレールの提供。 【構成】 上側面から下側面へと貫通する通油孔1aが
形成された組合せオイルリングのサイドレール1。
組合せオイルリングのサイドレールの提供。 【構成】 上側面から下側面へと貫通する通油孔1aが
形成された組合せオイルリングのサイドレール1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペーサーエキスパン
ダーと組合せ、組合せオイルリングとして使用される組
合せオイルリングのサイドレールに関し、更に詳しく
は、通油孔が穿設されている組合せオイルリングのサイ
ドレールに関する。
ダーと組合せ、組合せオイルリングとして使用される組
合せオイルリングのサイドレールに関し、更に詳しく
は、通油孔が穿設されている組合せオイルリングのサイ
ドレールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関のオイルリングとしては
スペーサーエキスパンダーにサイドレールを組み合わせ
た組合せオイルリングが主流となっている。この種のオ
イルリングはスペーサーエキスパンダーが1枚若しくは
2枚のサイドレールと組合せられることによって構成さ
れ、ピストンのリング溝に嵌装されることによりオイル
リングとしての機能を発揮している。
スペーサーエキスパンダーにサイドレールを組み合わせ
た組合せオイルリングが主流となっている。この種のオ
イルリングはスペーサーエキスパンダーが1枚若しくは
2枚のサイドレールと組合せられることによって構成さ
れ、ピストンのリング溝に嵌装されることによりオイル
リングとしての機能を発揮している。
【0003】即ち、サイドレールはスペーサーエキスパ
ンダーの弾性によりリング溝の上下面あるいはシリンダ
内周面に押圧される。この結果、組合せオイルリングの
サイドレールは、内燃機関の作動時には燃焼室側への潤
滑油の油上がりを防止しつつ、シリンダ内周壁に付着し
た潤滑油をクランク室側へ還流させるために掻き落とす
働きをすることとなる。
ンダーの弾性によりリング溝の上下面あるいはシリンダ
内周面に押圧される。この結果、組合せオイルリングの
サイドレールは、内燃機関の作動時には燃焼室側への潤
滑油の油上がりを防止しつつ、シリンダ内周壁に付着し
た潤滑油をクランク室側へ還流させるために掻き落とす
働きをすることとなる。
【0004】ここで組合せオイルリングはその逆止弁作
用により、ピストン上昇時にはリング溝のクランク室側
に移動し、ピストンの下降時にはリング溝の燃焼室側に
移動する。この逆止弁作用はサイドレール外周端とシリ
ンダ内周壁との間の摩擦力がピストンの動く方向と反対
方向への力としてサイドレール外周端に働くために生じ
る。このためこの逆止弁作用はサイドレール外周端とシ
リンダ内周壁との間の摩擦力が大きいほど、又、サイド
レールの重量が軽いほど顕著になる。
用により、ピストン上昇時にはリング溝のクランク室側
に移動し、ピストンの下降時にはリング溝の燃焼室側に
移動する。この逆止弁作用はサイドレール外周端とシリ
ンダ内周壁との間の摩擦力がピストンの動く方向と反対
方向への力としてサイドレール外周端に働くために生じ
る。このためこの逆止弁作用はサイドレール外周端とシ
リンダ内周壁との間の摩擦力が大きいほど、又、サイド
レールの重量が軽いほど顕著になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】組合せオイルリングは
ピストン上昇時にリング溝内のクランク室側に移動す
る。リング溝の高さ(ピストン軸方向の長さ)は組合せ
オイルリングの厚さ(ピストン軸方向の長さ)より若干
大きめであるため、リング溝の燃焼室側に間隙部分が形
成される。しかしながら、上側サイドレール40の内周
側が上方(燃焼室方向)に持ち上がると、該上側サイド
レール40の上側面の一部分がリング溝70aの上側面
と当接し、上部空間を密閉する(図8)。このためオイ
ルリングより燃焼室側に取り残された潤滑油が矢印に示
されるようにオイルリング方向に流れてきても、上側サ
イドレール40によってシールされクランク室側に還流
することができなかった。このため、この潤滑油が内燃
機関の爆発工程時に燃焼し、潤滑油消費量が増大してし
まうという問題が生じていた。
ピストン上昇時にリング溝内のクランク室側に移動す
る。リング溝の高さ(ピストン軸方向の長さ)は組合せ
オイルリングの厚さ(ピストン軸方向の長さ)より若干
大きめであるため、リング溝の燃焼室側に間隙部分が形
成される。しかしながら、上側サイドレール40の内周
側が上方(燃焼室方向)に持ち上がると、該上側サイド
レール40の上側面の一部分がリング溝70aの上側面
と当接し、上部空間を密閉する(図8)。このためオイ
ルリングより燃焼室側に取り残された潤滑油が矢印に示
されるようにオイルリング方向に流れてきても、上側サ
イドレール40によってシールされクランク室側に還流
することができなかった。このため、この潤滑油が内燃
機関の爆発工程時に燃焼し、潤滑油消費量が増大してし
まうという問題が生じていた。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、組合せオイルリングに使用されるサイドレール
に通油孔を穿設することによって、オイルリングより燃
焼室側部分、上部ランド部分等に残された潤滑油をクラ
ンク室側への回収することを可能とし、潤滑油消費量の
低減を達成することができる組合せオイルリングのサイ
ドレールを提供することを目的としている。
あって、組合せオイルリングに使用されるサイドレール
に通油孔を穿設することによって、オイルリングより燃
焼室側部分、上部ランド部分等に残された潤滑油をクラ
ンク室側への回収することを可能とし、潤滑油消費量の
低減を達成することができる組合せオイルリングのサイ
ドレールを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、スペーサーエキスパンダーと組み合わせる
ことによって組合せオイルリングを構成する組合せオイ
ルリングのサイドレールであって、その上側面から下側
面へと該サイドレールを貫通するように穿設された通油
孔が形成されている組合せオイルリングのサイドレール
を提供するものである。
に本発明は、スペーサーエキスパンダーと組み合わせる
ことによって組合せオイルリングを構成する組合せオイ
ルリングのサイドレールであって、その上側面から下側
面へと該サイドレールを貫通するように穿設された通油
孔が形成されている組合せオイルリングのサイドレール
を提供するものである。
【0008】又、本発明は、スペーサーエキスパンダー
に環状の上側サイドレール及び下側サイドレールを組み
合わせることによって構成される組合せオイルリングで
あって、上記上側サイドレールにその上側面から下側面
へと該サイドレールを貫通するように穿設された通油孔
が形成されている組合せオイルリングをも提供するもの
である。
に環状の上側サイドレール及び下側サイドレールを組み
合わせることによって構成される組合せオイルリングで
あって、上記上側サイドレールにその上側面から下側面
へと該サイドレールを貫通するように穿設された通油孔
が形成されている組合せオイルリングをも提供するもの
である。
【0009】更に、本発明は、スペーサーエキスパンダ
ーに環状のサイドレールを組み合わせることによって構
成される組合せオイルリングであって、上記サイドレー
ルにその上側面から下側面へと該サイドレールを貫通す
るように穿設された通油孔が形成されている組合せオイ
ルリングを提供するものである。
ーに環状のサイドレールを組み合わせることによって構
成される組合せオイルリングであって、上記サイドレー
ルにその上側面から下側面へと該サイドレールを貫通す
るように穿設された通油孔が形成されている組合せオイ
ルリングを提供するものである。
【0010】
【作用】上記構成を有する本発明の組合せオイルリング
のサイドレールでは、ピストンが上昇してサイドレール
の内周側が持ち上がり、リング溝上面と接触した際に
も、通油孔を通して潤滑油がクランク室側に還流する。
のサイドレールでは、ピストンが上昇してサイドレール
の内周側が持ち上がり、リング溝上面と接触した際に
も、通油孔を通して潤滑油がクランク室側に還流する。
【0011】
【実施例】以下、図面に従って本発明を詳細に説明す
る。図1は本実施例のサイドレール1を示す平面図であ
る。サイドレール1は従来のサイドレールと同様に矩形
の断面を有する環状の外形を有している。従来のサイド
レールと異なる点は、上側面から下側面へと、上下方向
(ピストン軸方向)に該サイドレール1を貫通する横断
面が円形の複数の通油孔1a、1a、1a・・・が形成
されている点である。
る。図1は本実施例のサイドレール1を示す平面図であ
る。サイドレール1は従来のサイドレールと同様に矩形
の断面を有する環状の外形を有している。従来のサイド
レールと異なる点は、上側面から下側面へと、上下方向
(ピストン軸方向)に該サイドレール1を貫通する横断
面が円形の複数の通油孔1a、1a、1a・・・が形成
されている点である。
【0012】この通油孔1aの大きさ(通油孔のサイド
レールの半径方向の差し渡し)はサイドレール1の半径
方向の幅(T寸法)の約半分もしくはそれ以下であるこ
とが好ましい。又、通油孔1aの大きさ・位置は、該サ
イドレール1が組合せオイルリングとしてピストンに嵌
装され、そのピストンがシリンダに装填された際、該通
油孔1aがピストンのリング溝からシリンダ内壁側方向
にはみ出さない程度のものであることが必要である。具
体的には、通油孔1aとサイドレール1との位置関係等
は以下のような条件に従うことが求められる。
レールの半径方向の差し渡し)はサイドレール1の半径
方向の幅(T寸法)の約半分もしくはそれ以下であるこ
とが好ましい。又、通油孔1aの大きさ・位置は、該サ
イドレール1が組合せオイルリングとしてピストンに嵌
装され、そのピストンがシリンダに装填された際、該通
油孔1aがピストンのリング溝からシリンダ内壁側方向
にはみ出さない程度のものであることが必要である。具
体的には、通油孔1aとサイドレール1との位置関係等
は以下のような条件に従うことが求められる。
【数1】d<T−2c ここで、dはサイドレールの内周側端部から通油孔1a
の外周側端部までの長さであり(図1)、Tは上記サイ
ドレールの半径方向の幅、即ちT寸法であり、、更にc
は該サイドレールが組合せオイルリングとしてピストン
に嵌装され、該ピストンがシリンダ内に装填された際の
ピストン外周面とシリンダ内周面との間隔(図2参照)
である。
の外周側端部までの長さであり(図1)、Tは上記サイ
ドレールの半径方向の幅、即ちT寸法であり、、更にc
は該サイドレールが組合せオイルリングとしてピストン
に嵌装され、該ピストンがシリンダ内に装填された際の
ピストン外周面とシリンダ内周面との間隔(図2参照)
である。
【0013】又、この通油孔1a、1a・・・の数・形
状はオイルリングの使用条件等の種々の要因によって決
定されるものであり、図1の実施例に限定されるもので
はない。例えば、通油孔1aの形状は図1に示された横
断面円形の他、横断面が卵型、又は菱型等であっても良
い。
状はオイルリングの使用条件等の種々の要因によって決
定されるものであり、図1の実施例に限定されるもので
はない。例えば、通油孔1aの形状は図1に示された横
断面円形の他、横断面が卵型、又は菱型等であっても良
い。
【0014】図2は本発明の第1実施例のサイドレール
1を上側サイドレールとして、下側サイドレール2及び
スペーサーエキスパンダー3と組合せて組合せオイルリ
ング10を構成した後、該組合せオイルリング10をピ
ストン4のリング溝4a内に嵌装した状態を示す断面図
である。リング溝4aの最奥部には潤滑油をリング溝4
aからクランク室方向にに還流させるための潤滑油通路
4bが形成されている。
1を上側サイドレールとして、下側サイドレール2及び
スペーサーエキスパンダー3と組合せて組合せオイルリ
ング10を構成した後、該組合せオイルリング10をピ
ストン4のリング溝4a内に嵌装した状態を示す断面図
である。リング溝4aの最奥部には潤滑油をリング溝4
aからクランク室方向にに還流させるための潤滑油通路
4bが形成されている。
【0015】本実施例のサイドレール1が組み合わせら
れるスペーサーエキスパンダー3は、内周側の上下には
内周方向に傾斜した上側耳部3a、下側耳部3cがそれ
ぞれ形成されている。更に、このスペーサーエキスパン
ダー3の外周側の上下には上記両耳部3a、3cより高
さの低い上側サイドレール支持用突起3b、下側サイド
レール支持用突起3dがそれぞれ形成されている。スペ
ーサーエキスパンダー3の形状としては例えば半径方向
の波型、軸方向波型、内周開放型等の形状が挙げられ
る。
れるスペーサーエキスパンダー3は、内周側の上下には
内周方向に傾斜した上側耳部3a、下側耳部3cがそれ
ぞれ形成されている。更に、このスペーサーエキスパン
ダー3の外周側の上下には上記両耳部3a、3cより高
さの低い上側サイドレール支持用突起3b、下側サイド
レール支持用突起3dがそれぞれ形成されている。スペ
ーサーエキスパンダー3の形状としては例えば半径方向
の波型、軸方向波型、内周開放型等の形状が挙げられ
る。
【0016】本実施例のサイドレール1はこのスペーサ
ーエキスパンダー3の上側耳部3aの外周面にその内周
縁が当接し、上側サイドレール支持用突起3bの端面に
その下側面が当接するようにして上側サイドレールとし
てスペーサーエキスパンダー3に組み合わされている。
更に、他方のサイドレール2はこのスペーサーエキスパ
ンダー3の下側耳部3cの外周面にその内周縁が当接
し、下側サイドレール支持用突起3dの端面にその上側
面が当接するようにして下側サイドレールとしてスペー
サーエキスパンダー3に組み合わされている。
ーエキスパンダー3の上側耳部3aの外周面にその内周
縁が当接し、上側サイドレール支持用突起3bの端面に
その下側面が当接するようにして上側サイドレールとし
てスペーサーエキスパンダー3に組み合わされている。
更に、他方のサイドレール2はこのスペーサーエキスパ
ンダー3の下側耳部3cの外周面にその内周縁が当接
し、下側サイドレール支持用突起3dの端面にその上側
面が当接するようにして下側サイドレールとしてスペー
サーエキスパンダー3に組み合わされている。
【0017】次に、図3A乃至図3Bに従って、上記の
ような構成を有する本発明のサイドレールを組み合わせ
た組合せオイルリング10がどのような挙動を示すかを
説明する。ここで図3Aはピストン上昇時のリング溝内
での組合せオイルリング10の状態を示し、図3Bはピ
ストン下降時の組合せオイルリング10の状態を示す。
ような構成を有する本発明のサイドレールを組み合わせ
た組合せオイルリング10がどのような挙動を示すかを
説明する。ここで図3Aはピストン上昇時のリング溝内
での組合せオイルリング10の状態を示し、図3Bはピ
ストン下降時の組合せオイルリング10の状態を示す。
【0018】ピストンの上昇時には前述のように組合せ
オイルリング10は、ピストン4のリング溝4aのクラ
ンク室側に位置する。この時、上側サイドレール1の内
周側が上方(燃焼室方向)に持ち上がり、該上側サイド
レール1の上側面の内周側の一部分がリング溝4aの上
側面と当接する(図3A)。しかしながら、上記の先行
技術(図8参照)の場合と異なり、上側サイドレール1
に複数の通油孔1aが形成されているため、該リング溝
4aの上側面と上側サイドレール1の上側面とによって
規定された上部空間は、この通油孔1aを通して上側サ
イドレール1の下側面と上側耳部3aと上側サイドレー
ル支持用突起3bとによって規定された空間部に接続さ
れることとなる。ここでスペーサーエキスパンダー3の
上側耳部3aには不図示の切込部が形成されているの
で、この上側サイドレール1の下側面と上側耳部3aと
上側サイドレール支持用突起3bとの間の空間部はリン
グ溝4aの裏側の空間部と、更には潤滑油通路4bと連
通していることとなる。
オイルリング10は、ピストン4のリング溝4aのクラ
ンク室側に位置する。この時、上側サイドレール1の内
周側が上方(燃焼室方向)に持ち上がり、該上側サイド
レール1の上側面の内周側の一部分がリング溝4aの上
側面と当接する(図3A)。しかしながら、上記の先行
技術(図8参照)の場合と異なり、上側サイドレール1
に複数の通油孔1aが形成されているため、該リング溝
4aの上側面と上側サイドレール1の上側面とによって
規定された上部空間は、この通油孔1aを通して上側サ
イドレール1の下側面と上側耳部3aと上側サイドレー
ル支持用突起3bとによって規定された空間部に接続さ
れることとなる。ここでスペーサーエキスパンダー3の
上側耳部3aには不図示の切込部が形成されているの
で、この上側サイドレール1の下側面と上側耳部3aと
上側サイドレール支持用突起3bとの間の空間部はリン
グ溝4aの裏側の空間部と、更には潤滑油通路4bと連
通していることとなる。
【0019】この結果、ピストン上昇時においては、組
合せオイルリング10より上部側(燃焼室側)に取り残
され、上側サイドレール1によって掻き落とされた潤滑
油は図3Aの矢印に示された経路をたどり、上側サイド
レール1の通油孔1aを通りクランク室側へと還流する
ことが可能となる。
合せオイルリング10より上部側(燃焼室側)に取り残
され、上側サイドレール1によって掻き落とされた潤滑
油は図3Aの矢印に示された経路をたどり、上側サイド
レール1の通油孔1aを通りクランク室側へと還流する
ことが可能となる。
【0020】一方、ピストン下降時には前述のように組
合せオイルリング10は、ピストン4のリング溝4aの
燃焼室側に位置している(図3B)。この時、下側サイ
ドレール2の外周端部はシリンダ内周壁5aとの摩擦に
より上側(燃焼室側)方向に持ち上がり、サイドレール
3に押し付けられることとなる。この結果、下側サイド
レール2とリング溝4aの下側面との間に下部空間部が
規定される。この下部空間部の一端はピストン4の外周
面とシリンダ5の内周壁5aとによって規定される空間
と連通しており、他端はリング溝4aの裏側の空間部、
更には潤滑油通路4bと連通している。
合せオイルリング10は、ピストン4のリング溝4aの
燃焼室側に位置している(図3B)。この時、下側サイ
ドレール2の外周端部はシリンダ内周壁5aとの摩擦に
より上側(燃焼室側)方向に持ち上がり、サイドレール
3に押し付けられることとなる。この結果、下側サイド
レール2とリング溝4aの下側面との間に下部空間部が
規定される。この下部空間部の一端はピストン4の外周
面とシリンダ5の内周壁5aとによって規定される空間
と連通しており、他端はリング溝4aの裏側の空間部、
更には潤滑油通路4bと連通している。
【0021】この結果、ピストン下降時においては、下
側サイドレール2より下部側(クランク室側)のシリン
ダ内周壁5aに付着し、下側サイドレール2によって掻
き落とされた潤滑油は図3Bの矢印に示され経路をたど
り、下側サイドレール2とリング溝4aの下面に規定さ
れた下部空間、更には潤滑油通路4bを通りクランク室
側へと還流することが可能となる。この時、上側サイド
レール1はリング溝4aの上側面に押圧されている。上
側サイドレール1に穿設されている通油孔1aはリング
溝4aの外側にはみ出さない大きさ及び位置を有してい
るので、上側サイドレール1はオイルリング10の下側
(クランク室側)から上側(燃焼室側)への油上がりを
効果的にシールすることとなる。
側サイドレール2より下部側(クランク室側)のシリン
ダ内周壁5aに付着し、下側サイドレール2によって掻
き落とされた潤滑油は図3Bの矢印に示され経路をたど
り、下側サイドレール2とリング溝4aの下面に規定さ
れた下部空間、更には潤滑油通路4bを通りクランク室
側へと還流することが可能となる。この時、上側サイド
レール1はリング溝4aの上側面に押圧されている。上
側サイドレール1に穿設されている通油孔1aはリング
溝4aの外側にはみ出さない大きさ及び位置を有してい
るので、上側サイドレール1はオイルリング10の下側
(クランク室側)から上側(燃焼室側)への油上がりを
効果的にシールすることとなる。
【0022】上記の例では本願の通油孔を有するサイド
レール1を3ピース構造の組合せオイルリング(サイド
レールの上下にそれぞれ上側及び下側サイドレールを配
置した組合せオイルリング)の上側サイドレールにのみ
使用したものであるが、上側及び下側の両サイドレール
に本願の通油孔1aが穿設されたサイドレールを使用し
ても良い。この種の構成はリング溝の下側面に潤滑油通
路が形成されていないタイプのピストンと組合せて使用
する組合せオイルリングに適用すると特に効果的であ
る。
レール1を3ピース構造の組合せオイルリング(サイド
レールの上下にそれぞれ上側及び下側サイドレールを配
置した組合せオイルリング)の上側サイドレールにのみ
使用したものであるが、上側及び下側の両サイドレール
に本願の通油孔1aが穿設されたサイドレールを使用し
ても良い。この種の構成はリング溝の下側面に潤滑油通
路が形成されていないタイプのピストンと組合せて使用
する組合せオイルリングに適用すると特に効果的であ
る。
【0023】又、本発明は上側サイドレールの逆止弁作
用を利用したものであるので、逆止弁作用の効果を大き
くするため、サイドレールは可能な限り軽く、サイドレ
ールの外周摺動面とシリンダ内周壁面との摩擦力は大き
めに設計する方が良い。
用を利用したものであるので、逆止弁作用の効果を大き
くするため、サイドレールは可能な限り軽く、サイドレ
ールの外周摺動面とシリンダ内周壁面との摩擦力は大き
めに設計する方が良い。
【0024】次に、図4に従って第2実施例を説明す
る。図4はスペーサーエキスパンダー3’に通油孔1a
が形成されたサイドレール1を上側サイドレールとし
て、通油孔が形成されていないサイドレール2を下側サ
イドレールとして組合せた組合せオイルリング10’を
ピストン4のリング溝4a内に嵌装し、該ピストン4を
シリンダ5に装着した状態の断面図である。組合せオイ
ルリング10’の基本的な構成は上記第1の実施例と同
様である。又、本実施例に使用される通油孔1aが穿設
されたサイドレール1においても、上記第1の実施例の
サイドレール1の場合と同様の通油孔1aとサイドレー
ル1の位置及び大きさの関係が充足される必要がある。
る。図4はスペーサーエキスパンダー3’に通油孔1a
が形成されたサイドレール1を上側サイドレールとし
て、通油孔が形成されていないサイドレール2を下側サ
イドレールとして組合せた組合せオイルリング10’を
ピストン4のリング溝4a内に嵌装し、該ピストン4を
シリンダ5に装着した状態の断面図である。組合せオイ
ルリング10’の基本的な構成は上記第1の実施例と同
様である。又、本実施例に使用される通油孔1aが穿設
されたサイドレール1においても、上記第1の実施例の
サイドレール1の場合と同様の通油孔1aとサイドレー
ル1の位置及び大きさの関係が充足される必要がある。
【0025】第1の実施例と本実施例との相違点はスペ
ーサーエキスパンダー3’の形状である。上記第1の実
施例のスペーサーエキスパンダー3の上側耳部3a及び
下側耳部3cは同じイヤーアングル(耳部のピストン内
周方向への傾き角)を有している。しかし、この第2の
実施例に使用されているスペーサーエキスパンダー3’
は、上側耳部3a’のイヤーアングルθ1と下側耳部3
C’のイヤーアングルθ2とが異なっている(θ1<θ
2)。
ーサーエキスパンダー3’の形状である。上記第1の実
施例のスペーサーエキスパンダー3の上側耳部3a及び
下側耳部3cは同じイヤーアングル(耳部のピストン内
周方向への傾き角)を有している。しかし、この第2の
実施例に使用されているスペーサーエキスパンダー3’
は、上側耳部3a’のイヤーアングルθ1と下側耳部3
C’のイヤーアングルθ2とが異なっている(θ1<θ
2)。
【0026】図5は上記図4に示された第2の実施例の
変形例である。この変形例は基本的には上記第2の実施
例と同一の構造を有する。この変形例では、スペーサー
エキスパンダー3”の上側耳部3a”イヤーアングルが
0゜、即ち該上側耳部3a”が内周方向に傾斜していな
い状態となっている。この構成によると、上側サイドレ
ール1がシリンダ内周壁面に対して垂直に支持されてい
るので逆止弁的効果が顕著に発生し、大きな効果が得ら
れる。
変形例である。この変形例は基本的には上記第2の実施
例と同一の構造を有する。この変形例では、スペーサー
エキスパンダー3”の上側耳部3a”イヤーアングルが
0゜、即ち該上側耳部3a”が内周方向に傾斜していな
い状態となっている。この構成によると、上側サイドレ
ール1がシリンダ内周壁面に対して垂直に支持されてい
るので逆止弁的効果が顕著に発生し、大きな効果が得ら
れる。
【0027】次に図6に従って第3実施例を説明する。
上記の第1及び第2実施例等はスペーサーエキスパンダ
ー1の上下に上側及び下側サイドレールを配した構成の
所謂3ピース構造の組合せオイルリングに通油孔が穿設
されたサイドレールを使用したものであったが、本実施
例ではスペーサーエキスパンダー30と1枚のサイドレ
ールとから構成される所謂2ピース構成の組合せオイル
リング20に通油孔1aが穿設されたサイドレール1が
組合わされたものである。又、本実施例に使用される通
油孔1aが穿設されたサイドレール1は上記第1の実施
例のサイドレール1と同様の形状を有するものである。
又、本実施例においても、上記第1の実施例のサイドレ
ール1の場合と同様の通油孔1aとサイドレール1とシ
リンダ内周壁5aとの位置及び大きさの関係が充足され
る必要がある。
上記の第1及び第2実施例等はスペーサーエキスパンダ
ー1の上下に上側及び下側サイドレールを配した構成の
所謂3ピース構造の組合せオイルリングに通油孔が穿設
されたサイドレールを使用したものであったが、本実施
例ではスペーサーエキスパンダー30と1枚のサイドレ
ールとから構成される所謂2ピース構成の組合せオイル
リング20に通油孔1aが穿設されたサイドレール1が
組合わされたものである。又、本実施例に使用される通
油孔1aが穿設されたサイドレール1は上記第1の実施
例のサイドレール1と同様の形状を有するものである。
又、本実施例においても、上記第1の実施例のサイドレ
ール1の場合と同様の通油孔1aとサイドレール1とシ
リンダ内周壁5aとの位置及び大きさの関係が充足され
る必要がある。
【0028】この第3実施例で使用されているスペーサ
ーエキスパンダー30は図7に示されるような横断面が
略L字状の環状形状を有している。このスペーサーエキ
スパンダー30の内周側には複数の内周山部30a、3
0a・・・が、外周側には複数の外周山部30b、30
b・・・が形成されている。又、複数の切込部30c、
30c・・・が内周と外周とから交互に形成されてい
る。尚、このスペーサーエキスパンダー30については
特開平1−163446号公報で詳細に開示されてい
る。
ーエキスパンダー30は図7に示されるような横断面が
略L字状の環状形状を有している。このスペーサーエキ
スパンダー30の内周側には複数の内周山部30a、3
0a・・・が、外周側には複数の外周山部30b、30
b・・・が形成されている。又、複数の切込部30c、
30c・・・が内周と外周とから交互に形成されてい
る。尚、このスペーサーエキスパンダー30については
特開平1−163446号公報で詳細に開示されてい
る。
【0029】サイドレール1はその内周端がスペーサー
エキスパンダー30の内周山部30aの外周面に当接
し、その下側面がスペーサーエキスパンダー30の外周
山部30bに当接するようにして、スペーサーエキスパ
ンダー30上に載置されている。上記第1の実施例の場
合同様、サイドレール1に穿設された通油孔1aはリン
グ溝から外側(シリンダ5の内周壁5a側)にはみ出さ
ないことが必要である。
エキスパンダー30の内周山部30aの外周面に当接
し、その下側面がスペーサーエキスパンダー30の外周
山部30bに当接するようにして、スペーサーエキスパ
ンダー30上に載置されている。上記第1の実施例の場
合同様、サイドレール1に穿設された通油孔1aはリン
グ溝から外側(シリンダ5の内周壁5a側)にはみ出さ
ないことが必要である。
【0030】次に、上記のような構成を有する本発明の
サイドレールを組み合わせた組合せオイルリング20が
どのように挙動するかを説明する。
サイドレールを組み合わせた組合せオイルリング20が
どのように挙動するかを説明する。
【0031】ピストンの上昇時には前述のように組合せ
オイルリング20は、ピストン4のリング溝4aのクラ
ンク室側に位置する。この時、サイドレール1の内周側
が上方(燃焼室方向)に持ち上がり、該上側サイドレー
ル1の上側面の内周側の一部分がリング溝4aの上側面
と当接する(図6)。しかしながら、上記の先行技術
(図8参照)の場合と異なりサイドレール1に複数の通
油孔1aが形成されているため、該リング溝4aの上側
面とサイドレール1の上側面とによって規定された上部
空間は、この通油孔1aを通してサイドレール1の下側
面と内周山部30aの外周面と外周山部30bの内周面
とによって規定された空間部に接続されることとなる。
ここでサイドレール30には切込部30cが形成されて
いるので、このサイドレール1の下側面と内周山部30
aの外周面と外周山部30bの内周面とによって規定さ
れた空間部は、潤滑油通路4bと連通している。
オイルリング20は、ピストン4のリング溝4aのクラ
ンク室側に位置する。この時、サイドレール1の内周側
が上方(燃焼室方向)に持ち上がり、該上側サイドレー
ル1の上側面の内周側の一部分がリング溝4aの上側面
と当接する(図6)。しかしながら、上記の先行技術
(図8参照)の場合と異なりサイドレール1に複数の通
油孔1aが形成されているため、該リング溝4aの上側
面とサイドレール1の上側面とによって規定された上部
空間は、この通油孔1aを通してサイドレール1の下側
面と内周山部30aの外周面と外周山部30bの内周面
とによって規定された空間部に接続されることとなる。
ここでサイドレール30には切込部30cが形成されて
いるので、このサイドレール1の下側面と内周山部30
aの外周面と外周山部30bの内周面とによって規定さ
れた空間部は、潤滑油通路4bと連通している。
【0032】この結果、ピストン上昇時においては、組
合せオイルリング20のサイドレール1の上部側(燃焼
室側)に取り残され、サイドレール1によって掻き落と
された潤滑油は、サイドレール1の通油孔1aを通りク
ランク室側へと還流することが可能となる。
合せオイルリング20のサイドレール1の上部側(燃焼
室側)に取り残され、サイドレール1によって掻き落と
された潤滑油は、サイドレール1の通油孔1aを通りク
ランク室側へと還流することが可能となる。
【0033】一方、ピストン下降時には前述のように組
合せオイルリング20は、ピストン4のリング溝4aの
燃焼室側に位置している(不図示)。この時、サイドレ
ール1はリング溝4aの上側面に押圧されている。サイ
ドレール1に穿設されている通油孔1aはリング溝4a
の外側にはみ出さない大きさ及び位置を有しているの
で、上側サイドレール1はオイルリング10の下側(ク
ランク室側)から上側(燃焼室側)への油上がりを効果
的にシールすることとなる。
合せオイルリング20は、ピストン4のリング溝4aの
燃焼室側に位置している(不図示)。この時、サイドレ
ール1はリング溝4aの上側面に押圧されている。サイ
ドレール1に穿設されている通油孔1aはリング溝4a
の外側にはみ出さない大きさ及び位置を有しているの
で、上側サイドレール1はオイルリング10の下側(ク
ランク室側)から上側(燃焼室側)への油上がりを効果
的にシールすることとなる。
【0034】尚、本発明は上記実施例に何等限定される
ものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項
の範囲で種々の変更・改良が可能である。また、通油孔
の数・形状はオイルリングの使用状況に応じて適宜選択
することが可能である。例えば、通油孔1aの形状は図
1に示された横断面円形の他、横断面が卵型、又は菱型
等であっても良い。
ものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項
の範囲で種々の変更・改良が可能である。また、通油孔
の数・形状はオイルリングの使用状況に応じて適宜選択
することが可能である。例えば、通油孔1aの形状は図
1に示された横断面円形の他、横断面が卵型、又は菱型
等であっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
組合せオイルリングに使用されるるサイドレールに通油
孔が穿設されているので、この通油孔を通して潤滑油を
クランク側に還流させることが可能となり、内燃機関に
おける潤滑油消費量低減を達成することができる。
組合せオイルリングに使用されるるサイドレールに通油
孔が穿設されているので、この通油孔を通して潤滑油を
クランク側に還流させることが可能となり、内燃機関に
おける潤滑油消費量低減を達成することができる。
【0036】更に、通油孔はサイドレールが組合せオイ
ルリングとしてピストンに嵌装され、該ピストンがシリ
ンダに装着された際、リング溝からシリンダ内周壁側に
突出しない大きさ及びサイドレール上における位置を有
しているので、該サイドレールのシール性が悪化するこ
とがない。
ルリングとしてピストンに嵌装され、該ピストンがシリ
ンダに装着された際、リング溝からシリンダ内周壁側に
突出しない大きさ及びサイドレール上における位置を有
しているので、該サイドレールのシール性が悪化するこ
とがない。
【図1】 本発明の1実施例の組合せオイルリングのサ
イドレールの平面図及びその一部分の拡大図。
イドレールの平面図及びその一部分の拡大図。
【図2】 図1のサイドレールを3ピース構成の組合せ
オイルリングの上側サイドレールとして使用した場合の
断面図。
オイルリングの上側サイドレールとして使用した場合の
断面図。
【図3A】 図2の組合せオイルリングの挙動及び潤滑
油の流れを説明するための説明図。
油の流れを説明するための説明図。
【図3B】 図2の組合せオイルリングの挙動及び潤滑
油の流れを説明するための説明図。
油の流れを説明するための説明図。
【図4】 図1のサイドレールを図2とは異なった形式
のスペーサーエキスパンダーと組合せ、組合せオイルリ
ングを構成した場合の断面図。
のスペーサーエキスパンダーと組合せ、組合せオイルリ
ングを構成した場合の断面図。
【図5】 図4の組合せオイルリングの変形例の断面
図。
図。
【図6】 図1のサイドレールを2ピース構成の組合せ
オイルリングのサイドレールとして使用した状態の断面
図。
オイルリングのサイドレールとして使用した状態の断面
図。
【図7】 図6の組合せオイルリングに使用されるスペ
ーサーエキスパンダーの一部分の斜視図。
ーサーエキスパンダーの一部分の斜視図。
【図8】 従来例のサイドレールを使用した組合せオイ
ルリングの断面図。
ルリングの断面図。
1 サイドレール 1a 通油孔 3 スペーサーエキスパンダー 4 ピストン 4a リング溝 5 シリンダ 5a シリンダ内周壁
Claims (6)
- 【請求項1】 スペーサーエキスパンダーと組み合わせ
ることによって組合せオイルリングを構成する組合せオ
イルリングのサイドレールであって、 その上側面から下側面へと該サイドレールを貫通するよ
うに穿設された通油孔が形成されていることを特徴とす
る組合せオイルリングのサイドレール。 - 【請求項2】 上記通油孔と上記サイドレールとが、 d<T−2c なる条件、(但し、dは該サイドレールの内周側端部か
ら該通油孔の外周側端部までの長さであり、Tは該サイ
ドレールの半径方向の幅、即ちT寸法であり、cは該サ
イドレールが組合せオイルリングとしてピストンに嵌装
され、該ピストンがシリンダ内に装填された際のピスト
ン外周面とシリンダ内周面との間隔とする。)を充足す
ることを特徴とする請求項1記載の組合せオイルリング
のサイドレール。 - 【請求項3】 スペーサーエキスパンダーに環状の上側
サイドレール及び下側サイドレールを組み合わせること
によって構成される組合せオイルリングであって、 上記上側サイドレールにその上側面から下側面へと該サ
イドレールを貫通するように穿設された通油孔が形成さ
れていることを特徴とする組合せオイルリング。 - 【請求項4】 上記下側サイドレールにもその上側面か
ら下側面へと該サイドレールを貫通するように穿設され
た通油孔が形成されていることを特徴とする請求項3記
載の組合せオイルリング。 - 【請求項5】 上記スペーサーエキスパンダーがそれぞ
れ上側サイドレール及び下側サイドレールの内周端に当
接し、所定のイヤーアングルを有する上側及び下側耳部
を有しており、かつ上側耳部のイヤーアングルが0゜で
あることを特徴とする請求項3記載の組合せオイルリン
グ。 - 【請求項6】 スペーサーエキスパンダーに環状のサイ
ドレールを組み合わせることによって構成される組合せ
オイルリングであって、 上記サイドレールにその上側面から下側面へと該サイド
レールを貫通するように穿設された通油孔が形成されて
いることを特徴とする組合せオイルリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10347992A JPH05272641A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 組合せオイルリングのサイドレール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10347992A JPH05272641A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 組合せオイルリングのサイドレール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05272641A true JPH05272641A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14355151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10347992A Pending JPH05272641A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 組合せオイルリングのサイドレール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05272641A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06174094A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-21 | Mitsubishi Motors Corp | 3ピースオイルリング |
| JP2007271071A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nippon Piston Ring Co Ltd | 内燃機関用オイルリング |
| CN113366212A (zh) * | 2019-02-01 | 2021-09-07 | 日本活塞环株式会社 | 组合油环 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP10347992A patent/JPH05272641A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06174094A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-21 | Mitsubishi Motors Corp | 3ピースオイルリング |
| JP2007271071A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nippon Piston Ring Co Ltd | 内燃機関用オイルリング |
| CN113366212A (zh) * | 2019-02-01 | 2021-09-07 | 日本活塞环株式会社 | 组合油环 |
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