JPH0527371B2 - - Google Patents

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JPH0527371B2
JPH0527371B2 JP59239780A JP23978084A JPH0527371B2 JP H0527371 B2 JPH0527371 B2 JP H0527371B2 JP 59239780 A JP59239780 A JP 59239780A JP 23978084 A JP23978084 A JP 23978084A JP H0527371 B2 JPH0527371 B2 JP H0527371B2
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JP
Japan
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margarine
roll
fatty acid
acid ester
polyglycerin
Prior art date
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JP59239780A
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English (en)
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JPS61119137A (ja
Inventor
Hiroshi Edo
Yasushi Shishido
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロールイン作業性が良く、優れた浮
き、比容積内層状組織を与えるロールイン用マー
ガリンの製造法に関するものである。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点〕 一般に、デニツシユペーストリー、クロワツサ
ンなどの製造は次のようにして行われる。まず、
練り上げた生地を、第一次醗酵させた後リターダ
ーと称する冷蔵庫に入れ、マーガリンをロールイ
ンしやすいように適当な硬さにする。その後、生
地を薄く伸ばし、その上にシート状にしたマーガ
リンを乗せて包み込み通常それを三つ折りにして
薄くのばし、再び三つ折りにして薄くのばすとい
う手順を3回繰り返す。そして、成型し、ホイロ
中にて第2次醗酵させ、オーブンで焼成する。 ロールイン用マーガリンは、上記のロールイン
作業に耐え、しかもホイロの温度によつて融出す
るものであつてはならない。また、リターダーに
入れて低温にした生地を使用するため、低温生地
に抵触しても生地とともに展延する柔軟さが必要
である。同時にロールイン作業は、三つ折り3回
というように相当な手間と時間をかける。その間
に生地の温度が上がつてくる。夏期は、特に温度
が上がりやすい。従つて、ロールイン用マーガリ
ンは、この高温側の温度(普通20℃)にも耐えら
れるものでなければならない。 以上を要約すれば、ロールイン用マーガリン
は、次の特性を有していることが必要である。 数回のロールイン作業においても、ロールイ
ン用マーガリンが切断することなく、生地とと
もに展延し、しかも折り込み作業に伴う、生地
温度の上昇によつてロールイン用マーガリンが
溶解して生地に溶け込まないこと。 リターダーの温度(0〜2℃)から20℃程度
までの広い温度範囲で可塑性があること。 ホイロ温度(25〜36℃)においても溶けて、
生地の層間から流れ出さないこと。 風味、口溶けが良いこと。 上記の要求特性を満足させるために、ロールイ
ン用マーガリンの油脂成分については、従来か
ら、多くの検討が行われてきたが、ロールイン用
マーガリンに用いる乳化剤についての検討は殆ど
なされておらず、特開昭58−155043号公報に開示
されている配合乳化剤にしてもなお充分に満足す
べき性能は得られない。 また、従来よりマーガリン類の水分含有率は日
本農林規格にも定められているように、22%以下
のものが通常であつたが、特定の目的例えば栄養
学的見地からローカロリーマーガリンとして高い
水分含有率のマーガリンも造られてきていた。 一般にマーガリンは連続相すなわち油相の稠度
がある程度以上高くないと急速に分散相である水
のエマルジヨン粒子が合体し、結果的には水相、
油相の液分離が起こつてしまうが、分散相である
水相の比率が相対的に高い高水分マーガリンはこ
の傾向が特に強く、その製造時においても不都合
な現象を招きやすい。例えば、通常、マーガリン
は急冷可塑化を行つて製造するが、その前段階の
水相油相の混合タンクにおける予備乳化段階での
水相、油相の分離とか、急冷可塑化機の冷却シリ
ンダー内部での分離した水の結晶化によるものと
推定されるが、マーガリン組織のザラツキ、更に
はそれによる掻取り羽根の磨耗、破損が起こりや
すい等の問題がある。更には、極く低温で使用す
る目的の場合には常温ではかなり稠度の低いマー
ガリンとせざるを得ず、このマーガリンの乳化の
安定化も難しいものであつた。 このような欠点を解消するものとして、最近、
乳化剤としてポリグリセリン縮合リシノレイン酸
エステルを使用することによつて撹拌を加えなく
ても分離しないマーガリンが得られることが報告
されている。 しかしながら、この方法は常温で液状の油脂に
のみ有効で若干とも固形脂を含んだ場合は、その
製造時に油中水型乳化が破壊され、水相と油相が
分離してしまい、更に常温で液状の油脂でも、低
温で固形脂が析出することが原因と思われるが、
通常のマーガリンを製造するのに用いる急冷可塑
化装置を使用することによつて油中水型乳化が破
壊されてしまい実用に供せないものであつた。 また、乳化剤としてポリグリセリン縮合リシノ
レイン酸エステルと重合度7以上のポリグリセリ
ン脂肪酸エステルを用いる高水分型W/O型乳化
脂の製造法が提案されているが(特開昭58−
198243号公報)、このW/O型乳化脂も、通常一
般に用いられる場合は優れた性能を発揮するもの
の、ロールイン用マーガリンとして用いる場合
は、前述の如きロールイン用マーガリンに求めら
れる厳格な制約条件(特性)を満足させることは
困難であつた。 さらに、乳化剤としてポリグリセリン縮合リシ
ノレイン酸エステル又は該ポリグリセリン縮合リ
シノレイン酸エステルに重合度7以上のポリグリ
セリン脂肪酸エステル、ソルビタン不飽和脂肪酸
エスレル及びHLB10以上の蔗糖脂肪酸エステル
からなる群から選ばれた1種以上の乳化剤を併用
して得W/O型乳化脂を得ることをその一部とす
る流動状W/O型乳化脂の製造法も提案されてい
るが(特開昭59−130527号公報)、この流動状
W/O型乳化脂もロールイン用マーガリンとして
用いる場合は、先に述べたような問題点があつ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、かかる問題点を解決し、ロール
イン用マーガリンの特性を著しく改善するととも
に、高水分含有率のロールイン用マーガリンにお
いても物性、組織の良好なマーガリンを得ること
を目的として鋭意検討した結果、ロールイン用マ
ーガリンを製造する際に、3種の特定の乳化剤を
併用することによつて、上記目的を達成するロー
ルイン用マーガリンが得られることを見出し、本
発明に到達した。 即ち、本発明は、油脂、水及び乳化剤を含むロ
ールイン用マーガリンを製造する際に、乳化剤と
して、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エス
テルと、脂肪酸モノグリセリドと、蔗糖脂肪
酸エステル及び/又は重合度3以上のポリグリセ
リン脂肪酸エステルとを用いることを特徴とする
ロールイン用マーガリンの製造法を提供するもの
である。 以下に本発明のロールイン用マーガリンの製造
法について詳述する。 本発明に用いられる油脂としては、天然の動植
物油脂の他に、それらにエステル交換、水素添
加、分別等を施した加工油脂が挙げられる。 油脂及び水の含有量は、通常水に対する油脂の
重量比率を2以上にすることが好ましく、また高
水分含有率のマーガリンでは上記比率は0.8〜2
にすることが好ましい。 本発明に用いられるポリグリセリン縮合リシノ
レイン酸エステルは、ポリグリセリンと縮合リシ
ノレイン酸とのエステルであり、通常、グリセリ
ン重合度2〜3のポリグリセリンとリシノレイン
酸の縮合度3〜5の縮合リシノレイン酸とのモノ
若しくはジエステルの混合物が用いられる。 上記ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ル添加量は、通常、0.5〜10.0重量%、好ましく
は1.0〜5.0重量%である。 また、本発明に用いられる脂肪酸モノグリセリ
ドは、グリセリンと脂肪酸とのモノエステルであ
り、結合脂肪酸は限定されないが、通常、炭素数
12〜22個の飽和及び/又は不飽和の脂肪酸である
ことが好ましい。 上記脂肪酸モノグリセリドの添加量は、通常、
0.01〜5.0重量%、好ましくは、0.1〜2.0重量%で
ある。 また、本発明に用いられる蔗糖脂肪酸エステル
は、好ましくは炭素数12〜22個の飽和及び/又は
不飽和の脂肪酸と蔗糖とのエステルである。 上記蔗糖脂肪酸エステルの添加量は、通常、
0.01〜5.0重量%、好ましく0.05〜3.0重量%であ
る。 さらに、本発明に用いられる重合度3以上のポ
リグリセリン脂肪酸エステルは、グリセリン重合
度3以上のポリグリセリンと脂肪酸(但し、重合
脂肪酸を含まず)とのエステルであり、結合脂肪
酸は特に限定されないが、通常、炭素数12〜22の
飽和及び/又は不飽和の脂肪酸であることが好ま
しい。 上記ポリグリセリン脂肪酸エステルの添加量
は、通常、0.01〜10.0重量%、好ましくは0.05〜
3.0重量%である。 本発明に用いられる乳化剤は前記ポリグリセリ
ン縮合リシノレイン酸エステルと、前記脂肪酸モ
ノグリセリドと、前記蔗糖脂肪酸エステル及び/
又は重合度3以上のポリグリセリン脂肪酸エステ
ルとを必須成分とするものであり、何れか1つを
欠いても得られる効果は著しく減少する。 〔実施例〕 以下に実施例及び比較例をあげ、本発明をさら
に詳細に説明する。 実施例1〜4及び比較例1〜5 下記の第1表及び第2表に示す配合組成によ
り、それぞれ次の如くしてマーガリンを得た。 先ず、油脂と乳化剤を混和槽に入れ、60℃前後
に加熱し均一に溶解若しくは分散して油相を調製
した。次に、この油相に水を添加し、均一に撹拌
を油中水型に乳化した。これを急冷可塑化機を通
して、急冷可塑化し、マーガリンを得た。 上記の実施例1〜4及び比較例1〜5でそれぞ
れ得られたマーガリンを用いて以下の方法により
パイの製造試験を行つた。 即ち、下記第3表に示す配合の生地組成物を充
分練り上げリターダーに保管した後、薄くのば
し、その上に前記マーガリン800gをのせて、三
つ折り3回の折り込みを行つた後、整形し焼成
し、パイを得た。 パイを製造する際のロールイン状態(展延性、
油膜の切断など)及び焼成後のパイについて、浮
き、内層の状態を調べ、その結果を下記第4表に
示した。内層の状態は目視ににより判定し、浮き
は次式により計算した。 浮き(倍)=(焼成後のパイの厚さ)/(焼成前の整
形生地の厚さ)
【表】
【表】
【表】
【表】
〔発明の効果〕
本発明の製造法によれば、ロールイン用マーガ
リンの特性が著しく改善されるとともに、高水分
含有率のロールイン用マーガリンにおいても物
性、組織の良好なロールイン用マーガリンが得ら
れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油脂、水及び乳化剤を含むロールイン用マー
    ガリンを製造する際に、乳化剤として、ポリグ
    リセリン縮合リシノレイン酸エステルと、脂肪
    酸モノグリセリドと、蔗糖脂肪酸エステル及
    び/又は重合度3以上のポリグリセリン脂肪酸エ
    ステルとを用いることを特徴とするロールイン用
    マーガリンの製造法。 2 脂肪酸モノグリセリドの量が0.01〜5.0重量
    %である特許請求の範囲第1項記載のロールイン
    用マーガリンの製造法。
JP59239780A 1984-11-14 1984-11-14 ロ−ルイン用マ−ガリンの製造法 Granted JPS61119137A (ja)

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