JPH05277920A - レンズ研削装置及びレンズ研削方法 - Google Patents
レンズ研削装置及びレンズ研削方法Info
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- JPH05277920A JPH05277920A JP7499692A JP7499692A JPH05277920A JP H05277920 A JPH05277920 A JP H05277920A JP 7499692 A JP7499692 A JP 7499692A JP 7499692 A JP7499692 A JP 7499692A JP H05277920 A JPH05277920 A JP H05277920A
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価な方法で加工レンズの研削能率を高め、
かつ研削時間を短縮させるレンズ研削装置及びレンズ研
削方法を提供する。 【構成】 レンズ研削装置は、形状データ計測手段10
0、レンズ研削手段200、演算制御回路300及びデ
ータ入力手段400から構成されている。演算制御回路
300はマイクロプロセッサ構成になっており、データ
修正手段310、演算手段320、上記レンズ研削手段
200を制御するための研削データ330、レンズ軸回
転速度データ340、及び動径距離変位量演算手段35
0を含んでいる。動径距離変位量演算手段350では、
形状データに基づいてレンズ枠の所定回転角度毎に変化
する基準点からの動径距離の変位量を演算する。演算さ
れた変位量に反比例する大きさで、加工前レンズを保持
したレンズ軸の回転速度を制御して、研削加工を制御す
る。
かつ研削時間を短縮させるレンズ研削装置及びレンズ研
削方法を提供する。 【構成】 レンズ研削装置は、形状データ計測手段10
0、レンズ研削手段200、演算制御回路300及びデ
ータ入力手段400から構成されている。演算制御回路
300はマイクロプロセッサ構成になっており、データ
修正手段310、演算手段320、上記レンズ研削手段
200を制御するための研削データ330、レンズ軸回
転速度データ340、及び動径距離変位量演算手段35
0を含んでいる。動径距離変位量演算手段350では、
形状データに基づいてレンズ枠の所定回転角度毎に変化
する基準点からの動径距離の変位量を演算する。演算さ
れた変位量に反比例する大きさで、加工前レンズを保持
したレンズ軸の回転速度を制御して、研削加工を制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレームのレンズ枠の形
状データに基づいて、加工前レンズを前記レンズ枠に一
致する形状に研削加工するレンズ研削装置およびレンズ
研削方法に関する。
状データに基づいて、加工前レンズを前記レンズ枠に一
致する形状に研削加工するレンズ研削装置およびレンズ
研削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】円形レンズの外周形状を眼鏡フレームに
合致するように研削する場合は、一般に眼鏡フレームの
レンズ枠形状データに基づいて、円柱状砥石により加工
前レンズの周縁を研削するレンズ研削装置が使用されて
いる。例えば国際公開公報WO88/04974号に
は、レンズを前後面から押えてレンズ軸で保持し、この
レンズ軸をACモータで一定速度に回転させるととも
に、レンズ軸の回転状態をエンコーダにて読み取り、エ
ンコーダの回転角度情報に基づいて砥石とレンズ軸との
間をY軸モータで制御しながら、加工前レンズをレンズ
枠に一致する形状に研削加工するレンズ研削装置が開示
されている。
合致するように研削する場合は、一般に眼鏡フレームの
レンズ枠形状データに基づいて、円柱状砥石により加工
前レンズの周縁を研削するレンズ研削装置が使用されて
いる。例えば国際公開公報WO88/04974号に
は、レンズを前後面から押えてレンズ軸で保持し、この
レンズ軸をACモータで一定速度に回転させるととも
に、レンズ軸の回転状態をエンコーダにて読み取り、エ
ンコーダの回転角度情報に基づいて砥石とレンズ軸との
間をY軸モータで制御しながら、加工前レンズをレンズ
枠に一致する形状に研削加工するレンズ研削装置が開示
されている。
【0003】こうしたレンズ研削装置は、眼鏡フレーム
のレンズ枠の形状測定データに基づいて眼鏡レンズの周
縁加工を直接に行なうことができるという利点がある。
しかし、他方で研削加工の能率の面では、次のような不
都合がある。ここで、従来方法による研削加工の不具合
について、図8を参照しながら説明する。
のレンズ枠の形状測定データに基づいて眼鏡レンズの周
縁加工を直接に行なうことができるという利点がある。
しかし、他方で研削加工の能率の面では、次のような不
都合がある。ここで、従来方法による研削加工の不具合
について、図8を参照しながら説明する。
【0004】従来から、眼鏡レンズ201の研削のため
には、円柱形状の砥石261が用いられている。図8で
は、砥石261の回転中心Odと眼鏡レンズ201の回
転中心Osの間の距離H、及び砥石261の半径Rを示
している。この砥石261の側面に、眼鏡レンズ201
の端面を所定の圧力で当接させて砥石261と眼鏡レン
ズ201とを互いに回転させる。このとき眼鏡レンズ2
01(レンズ軸)を回転させると同時に、レンズ枠形状
データ(θj,rj)に基づいてY軸モータを駆動して
レンズ軸を上下に動かしながら、砥石261に眼鏡レン
ズ201を押し当てることによって、眼鏡レンズ201
がフレームのレンズ枠形状に研削加工される。
には、円柱形状の砥石261が用いられている。図8で
は、砥石261の回転中心Odと眼鏡レンズ201の回
転中心Osの間の距離H、及び砥石261の半径Rを示
している。この砥石261の側面に、眼鏡レンズ201
の端面を所定の圧力で当接させて砥石261と眼鏡レン
ズ201とを互いに回転させる。このとき眼鏡レンズ2
01(レンズ軸)を回転させると同時に、レンズ枠形状
データ(θj,rj)に基づいてY軸モータを駆動して
レンズ軸を上下に動かしながら、砥石261に眼鏡レン
ズ201を押し当てることによって、眼鏡レンズ201
がフレームのレンズ枠形状に研削加工される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、眼鏡レ
ンズ201の動径距離rの変位量Δr/Δθが大きいと
ころでは、Y軸モータの駆動量、すなわち眼鏡レンズ2
01を上下方向に移動する距離Hの変化も大きくなる。
何となれば、砥石261の回転中心Odも,その半径R
も固定だからである。そして、レンズ軸の回転とレンズ
軸の上下方向への移動を同時に制御しているために、眼
鏡レンズ201の動径距離rjの変位量が小さい箇所に
比較して、その変位量Δr/Δθが大きいところでは、
眼鏡レンズ201への切削の圧力が低下して、切削能率
も低下する。
ンズ201の動径距離rの変位量Δr/Δθが大きいと
ころでは、Y軸モータの駆動量、すなわち眼鏡レンズ2
01を上下方向に移動する距離Hの変化も大きくなる。
何となれば、砥石261の回転中心Odも,その半径R
も固定だからである。そして、レンズ軸の回転とレンズ
軸の上下方向への移動を同時に制御しているために、眼
鏡レンズ201の動径距離rjの変位量が小さい箇所に
比較して、その変位量Δr/Δθが大きいところでは、
眼鏡レンズ201への切削の圧力が低下して、切削能率
も低下する。
【0006】すなわち、眼鏡レンズ201の動径距離r
の変位量が小さい箇所を基準にして、一律にレンズ軸の
回転速度を大きくすれば、動径距離rjの変位量が大き
い箇所ではどうしても切削残りが生じてしまう。このよ
うに、研削加工においては、レンズ軸の回転とレンズ軸
の上下方向の移動とのバランスを考えなくてはならず、
レンズ軸の回転速度がレンズ軸の上下方向への移動速度
より大きければ、眼鏡レンズ201の端面の研削精度が
低くなる。
の変位量が小さい箇所を基準にして、一律にレンズ軸の
回転速度を大きくすれば、動径距離rjの変位量が大き
い箇所ではどうしても切削残りが生じてしまう。このよ
うに、研削加工においては、レンズ軸の回転とレンズ軸
の上下方向の移動とのバランスを考えなくてはならず、
レンズ軸の回転速度がレンズ軸の上下方向への移動速度
より大きければ、眼鏡レンズ201の端面の研削精度が
低くなる。
【0007】したがって、研削されたレンズ形状の修正
が必要となるから、レンズ軸の回転速度を一定に決めた
場合には、結果的に、眼鏡レンズ201の研削時間は長
くなる。また反対に、動径距離の変位量の大きい箇所を
基準としてレンズ軸の回転速度を定めると、切削残りは
生じにくくなるが眼鏡レンズ201を最終形状に仕上げ
るまでの研削時間が長くなるという不都合があった。
が必要となるから、レンズ軸の回転速度を一定に決めた
場合には、結果的に、眼鏡レンズ201の研削時間は長
くなる。また反対に、動径距離の変位量の大きい箇所を
基準としてレンズ軸の回転速度を定めると、切削残りは
生じにくくなるが眼鏡レンズ201を最終形状に仕上げ
るまでの研削時間が長くなるという不都合があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、安価な方法で加工レンズの研削能率を高めた
レンズ研削装置を提供することを目的とする。また、本
発明の他の目的は、研削時間を短縮させることができる
レンズ研削方法を提供することである。
のであり、安価な方法で加工レンズの研削能率を高めた
レンズ研削装置を提供することを目的とする。また、本
発明の他の目的は、研削時間を短縮させることができる
レンズ研削方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、フレームのレンズ枠の形状データに基づ
いて、加工前レンズを前記レンズ枠に一致する形状に研
削加工するレンズ研削装置において、前記レンズ枠に設
定された基準線及び基準点からの回転角度毎の動径距離
を含んだ形状データを設定する形状データ設定手段と、
前記形状データに基づいて前記レンズ枠の所定回転角度
毎に変化する前記基準点からの動径距離の変位量を演算
する演算手段と、前記加工前レンズを保持して回転させ
るレンズ軸の回転速度を前記変位量の大きさに反比例す
る大きさで決定する速度決定手段と、前記速度決定手段
で決定された回転速度データに応じてレンズ軸を速度制
御して回転する砥石による研削加工を制御するレンズ研
削制御手段と、を有することを特徴とするレンズ研削装
置が提供される。
決するために、フレームのレンズ枠の形状データに基づ
いて、加工前レンズを前記レンズ枠に一致する形状に研
削加工するレンズ研削装置において、前記レンズ枠に設
定された基準線及び基準点からの回転角度毎の動径距離
を含んだ形状データを設定する形状データ設定手段と、
前記形状データに基づいて前記レンズ枠の所定回転角度
毎に変化する前記基準点からの動径距離の変位量を演算
する演算手段と、前記加工前レンズを保持して回転させ
るレンズ軸の回転速度を前記変位量の大きさに反比例す
る大きさで決定する速度決定手段と、前記速度決定手段
で決定された回転速度データに応じてレンズ軸を速度制
御して回転する砥石による研削加工を制御するレンズ研
削制御手段と、を有することを特徴とするレンズ研削装
置が提供される。
【0010】また、本発明では研削時間を短縮させるた
めに、フレームのレンズ枠の形状データに基づいて、加
工前レンズを前記レンズ枠に一致する形状に研削加工す
るレンズ研削方法において、前記レンズ枠に設定した基
準線及び基準点からの回転角度毎の動径距離を含んだ形
状データを設定し、前記レンズ枠の所定回転角度毎に前
記基準点からの動径距離の変位量を演算し、前記演算さ
れた変位量に反比例する大きさで、前記加工前レンズを
保持したレンズ軸の回転速度を制御して、回転する砥石
による研削加工を制御することを特徴とするレンズ研削
方法が提供される。
めに、フレームのレンズ枠の形状データに基づいて、加
工前レンズを前記レンズ枠に一致する形状に研削加工す
るレンズ研削方法において、前記レンズ枠に設定した基
準線及び基準点からの回転角度毎の動径距離を含んだ形
状データを設定し、前記レンズ枠の所定回転角度毎に前
記基準点からの動径距離の変位量を演算し、前記演算さ
れた変位量に反比例する大きさで、前記加工前レンズを
保持したレンズ軸の回転速度を制御して、回転する砥石
による研削加工を制御することを特徴とするレンズ研削
方法が提供される。
【0011】
【作用】本発明の作用の特徴は、レンズ軸の上下の移動
量に応じてレンズ軸の回転速度を制御したことである。
これによって眼鏡レンズをレンズ枠形状に研削する時間
の短縮を図ることができる。すなわち変位量が小であれ
ば回転速度を速くし、変位量が大であれば、回転速度を
遅くする。こうしてレンズ研削における研削精度を高
め,かつ研削時間を短縮できる。
量に応じてレンズ軸の回転速度を制御したことである。
これによって眼鏡レンズをレンズ枠形状に研削する時間
の短縮を図ることができる。すなわち変位量が小であれ
ば回転速度を速くし、変位量が大であれば、回転速度を
遅くする。こうしてレンズ研削における研削精度を高
め,かつ研削時間を短縮できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、レンズ研削装置の一例を示すブロック
図である。
明する。図1は、レンズ研削装置の一例を示すブロック
図である。
【0013】レンズ研削装置は、形状データ計測手段1
00、レンズ研削手段200、演算制御回路300及び
データ入力手段400を主要な要素として構成されてい
る。形状データ計測手段100はレンズ枠の形状を測定
するフレーム形状測定部110とフレーム形状測定部1
10と演算制御回路300を接続するフレーム形状測定
回路120からなる。形状データ計測手段100は加工
済レンズが枠入れされるフレームの形状データを計測す
る。
00、レンズ研削手段200、演算制御回路300及び
データ入力手段400を主要な要素として構成されてい
る。形状データ計測手段100はレンズ枠の形状を測定
するフレーム形状測定部110とフレーム形状測定部1
10と演算制御回路300を接続するフレーム形状測定
回路120からなる。形状データ計測手段100は加工
済レンズが枠入れされるフレームの形状データを計測す
る。
【0014】レンズ研削手段200はレンズ研削部、モ
ータ駆動回路等を有しており、後に詳述するように、研
削データに基づいて被加工レンズをレンズ光心と一致す
る回転軸に保持して研削するためのレンズ軸モータ23
2及びY軸モータ252、これらモータを駆動する駆動
回路232a,252aなどを含んで構成される。
ータ駆動回路等を有しており、後に詳述するように、研
削データに基づいて被加工レンズをレンズ光心と一致す
る回転軸に保持して研削するためのレンズ軸モータ23
2及びY軸モータ252、これらモータを駆動する駆動
回路232a,252aなどを含んで構成される。
【0015】演算制御回路300はマイクロプロセッサ
構成になっており、データ修正手段310、演算手段3
20、上記レンズ研削手段200を制御するための研削
データ330、レンズ軸回転速度データ340、及び動
径距離変位量演算手段350を含んでいる。データ修正
手段310では、フレームの左右レンズ枠の対称軸に関
してレンズ枠の幾何学中心を原点とする一方のレンズ枠
の形状データを反転することによって、フレームの一対
のレンズ枠形状データを演算し、寄せ量データに基づく
レンズ枠におけるレンズ光心を原点とする一対の研削デ
ータ330に修正する。演算手段320では一方のレン
ズ枠の形状データを反転して他方の形状データに変換
し、更に動径距離変位量演算手段350では、この形状
データに基づいて前記レンズ枠の所定回転角度毎に変化
する前記基準点からの動径距離の変位量を演算する。
構成になっており、データ修正手段310、演算手段3
20、上記レンズ研削手段200を制御するための研削
データ330、レンズ軸回転速度データ340、及び動
径距離変位量演算手段350を含んでいる。データ修正
手段310では、フレームの左右レンズ枠の対称軸に関
してレンズ枠の幾何学中心を原点とする一方のレンズ枠
の形状データを反転することによって、フレームの一対
のレンズ枠形状データを演算し、寄せ量データに基づく
レンズ枠におけるレンズ光心を原点とする一対の研削デ
ータ330に修正する。演算手段320では一方のレン
ズ枠の形状データを反転して他方の形状データに変換
し、更に動径距離変位量演算手段350では、この形状
データに基づいて前記レンズ枠の所定回転角度毎に変化
する前記基準点からの動径距離の変位量を演算する。
【0016】データ入力手段400は寄せ量を入力する
数値キー(寄せ量入力手段)401、レンズが右か左か
を選択する選択キー402と、フレーム枠の形状データ
をICカード等に保存し、このICカードから形状デー
タを読み込むICカード読取装置(形状データ読取手
段)403からなる。すなわち、形状データは、形状デ
ータ計測手段100で測定する場合と、予め測定してI
Cカードに格納しておいて、ICカード読取装置403
で読み取る場合がある。
数値キー(寄せ量入力手段)401、レンズが右か左か
を選択する選択キー402と、フレーム枠の形状データ
をICカード等に保存し、このICカードから形状デー
タを読み込むICカード読取装置(形状データ読取手
段)403からなる。すなわち、形状データは、形状デ
ータ計測手段100で測定する場合と、予め測定してI
Cカードに格納しておいて、ICカード読取装置403
で読み取る場合がある。
【0017】図2は、フレーム形状測定部110を示す
詳細図である。加工済レンズが枠入れされるレンズ枠の
形状データを設定するため、眼鏡フレーム111は図示
しないフレームテーブル上の所定位置に、フレーム保持
部材によって固定して保持される。この位置で眼鏡フレ
ーム111のレンズ枠の内周溝には、測定子112が当
接する。この測定子112は、回転軸113を中心にし
て回転する回転板114に固定して設けられて、スライ
ド機構を構成するスライド板115に拘束されながら、
眼鏡フレーム111のレンズ枠の内周溝に沿って移動す
ることができる。測定子112が移動するときの回転角
度は、測定子用モータ116が回転軸113を回転させ
る角度によって規定され、その時点における測定子11
2の基準位置からの変位量は、スライド板115が図の
左右方向にスライドした量を更に回転角度に変換して、
ポテンショメータ117に伝達されて計測できる。ロー
タリエンコーダ118によって、回転板114の基準位
置からの回転角度が計測され、またフォトインタラプタ
で構成された原点位置検出回路119によって、測定子
用モータ116の原点位置が検出できる。
詳細図である。加工済レンズが枠入れされるレンズ枠の
形状データを設定するため、眼鏡フレーム111は図示
しないフレームテーブル上の所定位置に、フレーム保持
部材によって固定して保持される。この位置で眼鏡フレ
ーム111のレンズ枠の内周溝には、測定子112が当
接する。この測定子112は、回転軸113を中心にし
て回転する回転板114に固定して設けられて、スライ
ド機構を構成するスライド板115に拘束されながら、
眼鏡フレーム111のレンズ枠の内周溝に沿って移動す
ることができる。測定子112が移動するときの回転角
度は、測定子用モータ116が回転軸113を回転させ
る角度によって規定され、その時点における測定子11
2の基準位置からの変位量は、スライド板115が図の
左右方向にスライドした量を更に回転角度に変換して、
ポテンショメータ117に伝達されて計測できる。ロー
タリエンコーダ118によって、回転板114の基準位
置からの回転角度が計測され、またフォトインタラプタ
で構成された原点位置検出回路119によって、測定子
用モータ116の原点位置が検出できる。
【0018】図3は、フレーム形状測定回路120を示
すブロック図である。測定子112を眼鏡フレーム11
1のレンズ枠の内周に当てた状態でモータ駆動回路11
6aに回転指令を与えて、測定子用モータ116を駆動
する。測定子112は、回転軸113、回転板114、
及びスライド板115とともに移動し、眼鏡フレーム1
11のリムの内周溝に沿って移動する。この時の回転板
114の回転角度θがロータリエンコーダ118から出
力され、カウンタ118aによって計数される。また、
測定子112の測定基準位置からの変位量rがポテンシ
ョメータ117から出力され、A/D変換回路117a
によってディジタル値に変換される。測定子112が眼
鏡フレーム111のリムの内周溝を一回転すると、カウ
ンタ118aから1回転信号が出力され、演算制御手段
300からモータ駆動回路116aに停止指令が与えら
れる。
すブロック図である。測定子112を眼鏡フレーム11
1のレンズ枠の内周に当てた状態でモータ駆動回路11
6aに回転指令を与えて、測定子用モータ116を駆動
する。測定子112は、回転軸113、回転板114、
及びスライド板115とともに移動し、眼鏡フレーム1
11のリムの内周溝に沿って移動する。この時の回転板
114の回転角度θがロータリエンコーダ118から出
力され、カウンタ118aによって計数される。また、
測定子112の測定基準位置からの変位量rがポテンシ
ョメータ117から出力され、A/D変換回路117a
によってディジタル値に変換される。測定子112が眼
鏡フレーム111のリムの内周溝を一回転すると、カウ
ンタ118aから1回転信号が出力され、演算制御手段
300からモータ駆動回路116aに停止指令が与えら
れる。
【0019】なお、眼鏡フレーム左右眼判定回路119
aは、測定子112が眼鏡フレーム111の左右眼いず
れのリムに接触しているかを判定して、これら回転角度
θの計数値や変位量rのディジタル値を後述する演算制
御回路300の所定の記憶領域に格納する。
aは、測定子112が眼鏡フレーム111の左右眼いず
れのリムに接触しているかを判定して、これら回転角度
θの計数値や変位量rのディジタル値を後述する演算制
御回路300の所定の記憶領域に格納する。
【0020】このフレーム形状測定部110では、測定
子がレンズ枠の内周溝に沿って所定の接触圧を保持しつ
つ移動して、レンズ枠の形状データが読み取られる。測
定子112の変位量rは眼鏡フレーム111のレンズ枠
の動径の長さ(以下、単に動径という。)に相当し、回
転板114の回転角度θは眼鏡フレーム111の枠の回
転角度に相当する。
子がレンズ枠の内周溝に沿って所定の接触圧を保持しつ
つ移動して、レンズ枠の形状データが読み取られる。測
定子112の変位量rは眼鏡フレーム111のレンズ枠
の動径の長さ(以下、単に動径という。)に相当し、回
転板114の回転角度θは眼鏡フレーム111の枠の回
転角度に相当する。
【0021】図4は、図1のレンズ研削装置を構成する
レンズ研削部を示す詳細図である。また、図5はレンズ
研削回路を示すブロック図である。図4のレンズ研削部
は横方向をZ軸、縦方向をY軸としている。レンズ研削
部は被加工レンズ201を支持しつつ、Z軸方向に移動
可能な収納ボックス202を備えている。この収納ボッ
クス202は、レンズ研削部の基台203上でZ軸方向
に移動され、さらに基台203がY軸方向に移動される
ことにより、当初は円形の加工前レンズ201に対する
所定量の加工を可能にする。研削圧調整機構210は加
工前レンズ201の研削圧を調整するもので、収納ボッ
クス202を載せた基台203のY軸方向に位置決めし
ている。Z軸方向駆動機構220は、収納ボックス20
2とともに加工前レンズ201を図4の左右方向(Z
軸)に位置決めする。被加工レンズ回転機構230は、
加工前レンズ201を回転させるレンズ軸231を備
え、このレンズ軸231は被加工レンズチャック機構2
40によって加工前レンズ201を保持した状態で回転
させる。Y軸方向駆動機構250は、加工前レンズ20
1のY軸方向の位置を基台203に固定されたセンサバ
ー251によって調整しつつ所定量づつ移動させる。ダ
イヤモンドホイール261は、加工前レンズ201を研
削するためにダイヤモンドホイール回転機構260によ
って所定速度で回転可能に設けられている。
レンズ研削部を示す詳細図である。また、図5はレンズ
研削回路を示すブロック図である。図4のレンズ研削部
は横方向をZ軸、縦方向をY軸としている。レンズ研削
部は被加工レンズ201を支持しつつ、Z軸方向に移動
可能な収納ボックス202を備えている。この収納ボッ
クス202は、レンズ研削部の基台203上でZ軸方向
に移動され、さらに基台203がY軸方向に移動される
ことにより、当初は円形の加工前レンズ201に対する
所定量の加工を可能にする。研削圧調整機構210は加
工前レンズ201の研削圧を調整するもので、収納ボッ
クス202を載せた基台203のY軸方向に位置決めし
ている。Z軸方向駆動機構220は、収納ボックス20
2とともに加工前レンズ201を図4の左右方向(Z
軸)に位置決めする。被加工レンズ回転機構230は、
加工前レンズ201を回転させるレンズ軸231を備
え、このレンズ軸231は被加工レンズチャック機構2
40によって加工前レンズ201を保持した状態で回転
させる。Y軸方向駆動機構250は、加工前レンズ20
1のY軸方向の位置を基台203に固定されたセンサバ
ー251によって調整しつつ所定量づつ移動させる。ダ
イヤモンドホイール261は、加工前レンズ201を研
削するためにダイヤモンドホイール回転機構260によ
って所定速度で回転可能に設けられている。
【0022】基台203は研削圧調整機構210のワイ
ヤロープ211a、211bにより繋がれ、常時それを
上方に吊り上げていて、被加工レンズ201がダイヤモ
ンドホイール261に対して所定の研削圧で接触するよ
うに制御している。そのために、研削圧調整モータ21
2が設けられ、更に原点位置検出センサ213がワイヤ
ロープ211a、211bの原点位置を検出しており、
研削圧調整モータ212によるワイヤロープ211aの
巻き出し長さは、巻取量検出センサ214で検出するよ
うにしている。ワイヤロープ211a、211bの途中
にはスリーブ215の中に挿入された切削圧調整バネ2
16が設けられている。
ヤロープ211a、211bにより繋がれ、常時それを
上方に吊り上げていて、被加工レンズ201がダイヤモ
ンドホイール261に対して所定の研削圧で接触するよ
うに制御している。そのために、研削圧調整モータ21
2が設けられ、更に原点位置検出センサ213がワイヤ
ロープ211a、211bの原点位置を検出しており、
研削圧調整モータ212によるワイヤロープ211aの
巻き出し長さは、巻取量検出センサ214で検出するよ
うにしている。ワイヤロープ211a、211bの途中
にはスリーブ215の中に挿入された切削圧調整バネ2
16が設けられている。
【0023】図5に示すように、原点位置検出回路21
3aと巻取量検出回路214aの検出信号を演算制御回
路300に出力しており、演算制御回路300ではそれ
に応じて研削圧調整信号が演算される。研削圧調整モー
タ212は、モータ駆動回路212aに入力される調整
信号に応じて回転量が調整される。
3aと巻取量検出回路214aの検出信号を演算制御回
路300に出力しており、演算制御回路300ではそれ
に応じて研削圧調整信号が演算される。研削圧調整モー
タ212は、モータ駆動回路212aに入力される調整
信号に応じて回転量が調整される。
【0024】Z軸方向駆動機構220のパルスモータ2
21によって、加工前レンズ201はダイヤモンドホイ
ール261の外周面に形成された複数の研削部(砥
石)、例えば加工前レンズ201を荒研削するための荒
研削部、ヤゲン研削(V溝の加工)するためのヤゲン砥
石部のそれぞれの位置まで移動される。このZ軸方向駆
動機構220のパルスモータ221はプーリ223a,
ベルト222及びプーリ223bを介してクラッチ22
4と連結され、更にクラッチ224の反対側のプーリ2
25に掛け渡されたベルト226によって、移動板22
7を介して収納ボックス202をZ軸方向に位置決めす
る。プーリ228を介してベルト226の移動量は遮光
板229aの回転角度に変換されて、Z軸方向の原点位
置をフォトインタラプタ229によって検知するように
している。
21によって、加工前レンズ201はダイヤモンドホイ
ール261の外周面に形成された複数の研削部(砥
石)、例えば加工前レンズ201を荒研削するための荒
研削部、ヤゲン研削(V溝の加工)するためのヤゲン砥
石部のそれぞれの位置まで移動される。このZ軸方向駆
動機構220のパルスモータ221はプーリ223a,
ベルト222及びプーリ223bを介してクラッチ22
4と連結され、更にクラッチ224の反対側のプーリ2
25に掛け渡されたベルト226によって、移動板22
7を介して収納ボックス202をZ軸方向に位置決めす
る。プーリ228を介してベルト226の移動量は遮光
板229aの回転角度に変換されて、Z軸方向の原点位
置をフォトインタラプタ229によって検知するように
している。
【0025】図5に示すように、フォトインタラプタ2
29が検知した原点位置は、原点位置検出回路229a
から演算制御回路300に出力され、また、演算制御回
路300では研削データに応じてZ軸位置指令信号が演
算される。そしてZ軸パルスモータ221は、モータ駆
動回路221aに入力される指令信号に応じて回転す
る。
29が検知した原点位置は、原点位置検出回路229a
から演算制御回路300に出力され、また、演算制御回
路300では研削データに応じてZ軸位置指令信号が演
算される。そしてZ軸パルスモータ221は、モータ駆
動回路221aに入力される指令信号に応じて回転す
る。
【0026】被加工レンズ回転機構230のレンズ軸パ
ルスモータ232によって、被加工レンズ201はその
レンズ軸231を中心にして回転される。レンズ軸パル
スモータ232の回転は、4つのプーリ233a〜23
3dと2本のベルト234a、234bによりレンズ軸
231に伝達されている。ダイヤモンドホイール261
に対して加工前レンズ201の回転角度がレンズ軸回転
速度データ340に基づいて指令される。すなわち、本
発明ではレンズ軸231にエンコーダが取りつけられて
ない点、およびレンズ軸231を従来のACモータに代
えて、パルスモータ232により制御している点で、先
行技術(国際公開公報WO88/04974号)と異な
る。
ルスモータ232によって、被加工レンズ201はその
レンズ軸231を中心にして回転される。レンズ軸パル
スモータ232の回転は、4つのプーリ233a〜23
3dと2本のベルト234a、234bによりレンズ軸
231に伝達されている。ダイヤモンドホイール261
に対して加工前レンズ201の回転角度がレンズ軸回転
速度データ340に基づいて指令される。すなわち、本
発明ではレンズ軸231にエンコーダが取りつけられて
ない点、およびレンズ軸231を従来のACモータに代
えて、パルスモータ232により制御している点で、先
行技術(国際公開公報WO88/04974号)と異な
る。
【0027】被加工レンズチャック機構240のレンズ
押えモータ241は、レンズ軸231に加工前レンズ2
01を保持し、或いは加工済レンズを取り外すように回
転するモータであって、プーリ243a、ベルト242
及びプーリ243bを介してレンズ軸231と接続され
ている。
押えモータ241は、レンズ軸231に加工前レンズ2
01を保持し、或いは加工済レンズを取り外すように回
転するモータであって、プーリ243a、ベルト242
及びプーリ243bを介してレンズ軸231と接続され
ている。
【0028】図5に示すように、モータ駆動回路241
aに対して演算制御回路300から加工前レンズ201
の交換指令に基づく指令信号が所定のタイミングでモー
タ駆動回路241aに対して供給され、加工前レンズ2
01の交換が可能になる。
aに対して演算制御回路300から加工前レンズ201
の交換指令に基づく指令信号が所定のタイミングでモー
タ駆動回路241aに対して供給され、加工前レンズ2
01の交換が可能になる。
【0029】Y軸方向駆動機構250のY軸サーボモー
タ252は、プーリ253a、253bを介してY軸に
平行なねじ軸254の一端とベルト255で連結され、
このねじ軸254を所定の速度で回転させる。そして、
このねじ軸254に螺合するスイッチングバー256は
Y軸サーボモータ252が回転することによりY軸方向
に移動し、スイッチングボタン257を図4の下方から
適当な圧力で押圧するように構成されている。スイッチ
ングボタン257は遮蔽棒257aの一端側に設けら
れ、また遮蔽棒257aの他端側には研削終了検出用の
フォトインタラプタ257bが設けられている。この遮
蔽棒257aはセンサバー251の先端部分でY軸方向
に移動可能に、かつ所定の弾性の圧縮ばねを介して取り
付けられていて、スイッチングバー256と当接してセ
ンサバー251をY軸方向に押し上げる力として作用
し、収納ボックス202及び基台203のY軸方向位置
を規制する。フォトインタラプタ257bは遮蔽棒25
7aがスイッチングバー256によって押された状態で
作動し、この遮蔽棒257aが移動すると、その移動量
に対応して加工前レンズ201の押え中心位置が図4の
下方に移動する。ねじ軸254の他端は、ベルト258
によってY軸方向位置を検出するためのエンコーダ25
9が設けられている。
タ252は、プーリ253a、253bを介してY軸に
平行なねじ軸254の一端とベルト255で連結され、
このねじ軸254を所定の速度で回転させる。そして、
このねじ軸254に螺合するスイッチングバー256は
Y軸サーボモータ252が回転することによりY軸方向
に移動し、スイッチングボタン257を図4の下方から
適当な圧力で押圧するように構成されている。スイッチ
ングボタン257は遮蔽棒257aの一端側に設けら
れ、また遮蔽棒257aの他端側には研削終了検出用の
フォトインタラプタ257bが設けられている。この遮
蔽棒257aはセンサバー251の先端部分でY軸方向
に移動可能に、かつ所定の弾性の圧縮ばねを介して取り
付けられていて、スイッチングバー256と当接してセ
ンサバー251をY軸方向に押し上げる力として作用
し、収納ボックス202及び基台203のY軸方向位置
を規制する。フォトインタラプタ257bは遮蔽棒25
7aがスイッチングバー256によって押された状態で
作動し、この遮蔽棒257aが移動すると、その移動量
に対応して加工前レンズ201の押え中心位置が図4の
下方に移動する。ねじ軸254の他端は、ベルト258
によってY軸方向位置を検出するためのエンコーダ25
9が設けられている。
【0030】図5に示すように、エンコーダ259で検
出される移動量は、移動量検出回路259aからカウン
タ回路259bに出力されて、このカウンタ回路259
bにおける計数値が演算制御回路300に送られる。こ
れにより、遮蔽棒257aの移動量が求まって、加工前
レンズ201の回転中心とダイヤモンドホイール261
の回転中心までの距離が計測可能になる。Y軸サーボモ
ータ252はモータ駆動回路252aに対して指令され
るレンズ枠の研削データによって駆動され、加工前レン
ズ201の回転角度θに関連して制御される。そして、
加工前レンズ201が360°にわたって研削された場
合に、研削終了検出用のフォトインタラプタ257bで
遮蔽棒257aがスイッチングバー256によって押さ
れなくなり、研削終了検出回路257cから信号が出力
される。この信号を受けて演算制御回路300では加工
前レンズ201の回転方向を反転させ、更には研削を終
了するタイミングが指令される。
出される移動量は、移動量検出回路259aからカウン
タ回路259bに出力されて、このカウンタ回路259
bにおける計数値が演算制御回路300に送られる。こ
れにより、遮蔽棒257aの移動量が求まって、加工前
レンズ201の回転中心とダイヤモンドホイール261
の回転中心までの距離が計測可能になる。Y軸サーボモ
ータ252はモータ駆動回路252aに対して指令され
るレンズ枠の研削データによって駆動され、加工前レン
ズ201の回転角度θに関連して制御される。そして、
加工前レンズ201が360°にわたって研削された場
合に、研削終了検出用のフォトインタラプタ257bで
遮蔽棒257aがスイッチングバー256によって押さ
れなくなり、研削終了検出回路257cから信号が出力
される。この信号を受けて演算制御回路300では加工
前レンズ201の回転方向を反転させ、更には研削を終
了するタイミングが指令される。
【0031】ダイヤモンドホイール回転機構260で
は、砥石回転軸モータ262が駆動するとプーリ264
a、ベルト263、プーリ264bを介してダイヤモン
ドホイール261を回転させ、更に加工前レンズ201
を挟持しているレンズ軸231が同時に回転される。図
5に示すように、砥石回転軸モータ262はモータ駆動
回路262aに対する演算制御回路300からの指令に
従って所定速度で回転制御される。こうして加工前レン
ズ201の周縁部分に砥石が接触して互いに回転しなが
ら研削が実行される。
は、砥石回転軸モータ262が駆動するとプーリ264
a、ベルト263、プーリ264bを介してダイヤモン
ドホイール261を回転させ、更に加工前レンズ201
を挟持しているレンズ軸231が同時に回転される。図
5に示すように、砥石回転軸モータ262はモータ駆動
回路262aに対する演算制御回路300からの指令に
従って所定速度で回転制御される。こうして加工前レン
ズ201の周縁部分に砥石が接触して互いに回転しなが
ら研削が実行される。
【0032】図6は、フレーム形状測定部110及びレ
ンズ研削手段200を制御する演算制御回路300を示
すブロック図である。CPU301では入力されたフレ
ーム形状の測定データ等によりレンズ枠の所定回転角度
毎に変化する基準点からの動径距離の変位量などの、所
定の演算処理が施され、その処理結果はRAM302に
格納される。ROM303には、次に説明するレンズ軸
231の回転速度を決定するための演算プログラム、レ
ンズ枠の形状データを反転するための演算プログラム、
寄せ量データに基づいてレンズ枠における左右のレンズ
光心を求めるための演算プログラム、形状データからダ
イヤモンドホイール261の半径値に応じた包絡線を求
めるための演算プログラム、レンズ軸の中心軸線が砥石
回転軸の中心軸線に対して包絡線上に位置するように、
レンズ枠の形状データを研削データに変換するための演
算プログラムなどが格納されている。
ンズ研削手段200を制御する演算制御回路300を示
すブロック図である。CPU301では入力されたフレ
ーム形状の測定データ等によりレンズ枠の所定回転角度
毎に変化する基準点からの動径距離の変位量などの、所
定の演算処理が施され、その処理結果はRAM302に
格納される。ROM303には、次に説明するレンズ軸
231の回転速度を決定するための演算プログラム、レ
ンズ枠の形状データを反転するための演算プログラム、
寄せ量データに基づいてレンズ枠における左右のレンズ
光心を求めるための演算プログラム、形状データからダ
イヤモンドホイール261の半径値に応じた包絡線を求
めるための演算プログラム、レンズ軸の中心軸線が砥石
回転軸の中心軸線に対して包絡線上に位置するように、
レンズ枠の形状データを研削データに変換するための演
算プログラムなどが格納されている。
【0033】次に、図1から図6までに示された本発明
のレンズ研削装置による研削の手順について説明する。
図7は、レンズ研削方法の一実施例を示すフローチャー
ト図である。図において、Sに続く数値はステップ番号
を示す。これらの処理は、図4のダイヤモンドホイール
261を所定の速度で回転させておき、レンズ軸231
の回転速度と上下方向での位置が同時制御される。
のレンズ研削装置による研削の手順について説明する。
図7は、レンズ研削方法の一実施例を示すフローチャー
ト図である。図において、Sに続く数値はステップ番号
を示す。これらの処理は、図4のダイヤモンドホイール
261を所定の速度で回転させておき、レンズ軸231
の回転速度と上下方向での位置が同時制御される。
【0034】〔S1〕レンズ枠に設定された基準線及び
基準点からの所定角度ごとに動径距離を求めて、形状デ
ータを設定する。形状データはフレーム形状測定回路1
20からRAM302に読み込むか、あるいはデータ入
力手段400からICカードを利用して設定する。ここ
では、基準線及び基準点は任意に設定できる。
基準点からの所定角度ごとに動径距離を求めて、形状デ
ータを設定する。形状データはフレーム形状測定回路1
20からRAM302に読み込むか、あるいはデータ入
力手段400からICカードを利用して設定する。ここ
では、基準線及び基準点は任意に設定できる。
【0035】〔S2〕設定された形状データを、データ
修正手段310によって、レンズ枠に設定されたレンズ
の光学中心を原点にする形状データに修正する。この修
正データは、極座標データとして与えられた形状データ
から演算されるが、直交座標データに変換された形状デ
ータを使用しても良い。
修正手段310によって、レンズ枠に設定されたレンズ
の光学中心を原点にする形状データに修正する。この修
正データは、極座標データとして与えられた形状データ
から演算されるが、直交座標データに変換された形状デ
ータを使用しても良い。
【0036】〔S3〕上記ステップS2の形状データに
基づいて、レンズ軸231の所定回転角度ごとに変化す
る動径距離の変位量を演算する。この変位量の演算で
は、ステップS1の形状データを使用することも可能で
あるが、レンズ研削時に使用する形状データはレンズの
光学中心を原点にする修正データであるから、計算処理
を容易にするためには、修正された形状データを使用す
ることが望ましい。
基づいて、レンズ軸231の所定回転角度ごとに変化す
る動径距離の変位量を演算する。この変位量の演算で
は、ステップS1の形状データを使用することも可能で
あるが、レンズ研削時に使用する形状データはレンズの
光学中心を原点にする修正データであるから、計算処理
を容易にするためには、修正された形状データを使用す
ることが望ましい。
【0037】〔S4〕ステップS3で求めた動径距離の
変位量に基づいて、所定回転角度ごとのレンズ軸231
の回転速度を決定する。この回転速度の決定に際して
は、回転速度テーブルを使用することができる。
変位量に基づいて、所定回転角度ごとのレンズ軸231
の回転速度を決定する。この回転速度の決定に際して
は、回転速度テーブルを使用することができる。
【0038】すなわち、眼鏡の加工前レンズ201の動
径距離rの変位量Δr/Δθに対応する回転速度ωを設
定しておいて、基準線からの回転角度θ毎の速度データ
(ωi,θi)をレンズ軸回転速度データ340として
上記RAM302に格納する。この場合に動径距離の変
位量は、長さデータの代わりにパルス数で読み込むこと
も可能である。
径距離rの変位量Δr/Δθに対応する回転速度ωを設
定しておいて、基準線からの回転角度θ毎の速度データ
(ωi,θi)をレンズ軸回転速度データ340として
上記RAM302に格納する。この場合に動径距離の変
位量は、長さデータの代わりにパルス数で読み込むこと
も可能である。
【0039】〔S5〕加工前レンズ201の光学中心を
レンズ軸231に一致するように取り付けて、ステップ
S4で決定された速度データによってレンズ軸231の
速度を制御すると同時に、レンズ軸231の上下方向で
の位置をステップS2で修正された形状データに基づい
て制御しながらレンズ研削を実行する。
レンズ軸231に一致するように取り付けて、ステップ
S4で決定された速度データによってレンズ軸231の
速度を制御すると同時に、レンズ軸231の上下方向で
の位置をステップS2で修正された形状データに基づい
て制御しながらレンズ研削を実行する。
【0040】こうして、図8に示すようなレンズ枠形状
に加工前レンズ201を研削していけば、動径距離の変
位量Δr/Δθが大きい箇所でレンズ軸231の上下方
向の移動量が大きくなっても、レンズ軸231がそれに
比例してゆっくりと回転するように制御できるから、研
削残りが少なくなる。反対に動径距離の変位量Δr/Δ
θが小さい箇所では、レンズ軸231を高速で回転させ
ることができ、研削能率が高められる。
に加工前レンズ201を研削していけば、動径距離の変
位量Δr/Δθが大きい箇所でレンズ軸231の上下方
向の移動量が大きくなっても、レンズ軸231がそれに
比例してゆっくりと回転するように制御できるから、研
削残りが少なくなる。反対に動径距離の変位量Δr/Δ
θが小さい箇所では、レンズ軸231を高速で回転させ
ることができ、研削能率が高められる。
【0041】なお本実施例のように、設定された形状デ
ータを修正(ステップS2)しなくても、ステップS1
の形状データに基づいて直接に研削することも可能であ
る。但し、このときは加工前レンズをステップS1で設
定する基準点に一致させてレンズ軸231に取りつける
必要がある。そして、ステップS5にてレンズ軸231
へのレンズ取り付け位置も、この基準点によって定ま
る。
ータを修正(ステップS2)しなくても、ステップS1
の形状データに基づいて直接に研削することも可能であ
る。但し、このときは加工前レンズをステップS1で設
定する基準点に一致させてレンズ軸231に取りつける
必要がある。そして、ステップS5にてレンズ軸231
へのレンズ取り付け位置も、この基準点によって定ま
る。
【0042】また本発明は、型板データをあらかじめ記
憶させておくことによって、例えば実開平2−1585
9号公報などで開示されている倣い加工によるレンズ研
削装置にも適用できる。ただし、レンズ軸回転モータに
パルスモータを使用する必要がある。
憶させておくことによって、例えば実開平2−1585
9号公報などで開示されている倣い加工によるレンズ研
削装置にも適用できる。ただし、レンズ軸回転モータに
パルスモータを使用する必要がある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、レンズ
軸の上下の移動量に応じてレンズ軸の回転速度を制御す
ることにより、Y軸モータやレンズ軸回転モータを高性
能にすることなく、安価な方法で、レンズ研削時間が短
縮できるレンズ研削装置を提供できる。
軸の上下の移動量に応じてレンズ軸の回転速度を制御す
ることにより、Y軸モータやレンズ軸回転モータを高性
能にすることなく、安価な方法で、レンズ研削時間が短
縮できるレンズ研削装置を提供できる。
【0044】また本発明のレンズ研削方法では研削残り
が少なくできるから、加工した眼鏡レンズが修正なしに
フレームに枠入れできる。
が少なくできるから、加工した眼鏡レンズが修正なしに
フレームに枠入れできる。
【図1】レンズ研削装置の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】フレーム形状測定部を示す詳細図である。
【図3】フレーム形状測定回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】レンズ研削装置を構成するレンズ研削部を示す
詳細図である。
詳細図である。
【図5】レンズ研削回路を示すブロック図である。
【図6】演算制御回路を示すブロック図である。
【図7】レンズ研削方法の一実施例を示すフローチャー
ト図である。
ト図である。
【図8】加工前レンズに設定される動径距離の変位量が
ある場合の加工レンズを示す図である。
ある場合の加工レンズを示す図である。
100 形状データ計測手段 200 レンズ研削手段 300 演算制御手段 340 レンズ軸回転速度データ 350 動径距離変位量演算手段 400 データ入力手段
Claims (4)
- 【請求項1】 フレームのレンズ枠の形状データに基づ
いて、加工前レンズを前記レンズ枠に一致する形状に研
削加工するレンズ研削装置において、 前記レンズ枠に設定された基準線及び基準点からの回転
角度毎の動径距離を含んだ形状データを設定する形状デ
ータ設定手段と、 前記形状データに基づいて前記レンズ枠の所定回転角度
毎に変化する前記基準点からの動径距離の変位量を演算
する演算手段と、 前記加工前レンズを保持して回転させるレンズ軸の回転
速度を前記変位量の大きさに反比例する大きさで決定す
る速度決定手段と、 前記速度決定手段で決定された回転速度データに応じて
レンズ軸を速度制御して回転する砥石による研削加工を
制御するレンズ研削制御手段と、 を有することを特徴とするレンズ研削装置。 - 【請求項2】 フレームのレンズ枠の形状データに基づ
いて、加工前レンズを前記レンズ枠に一致する形状に研
削加工するレンズ研削装置において、 前記レンズ枠に設定される基準線及び基準点からの回転
角度毎の動径距離を含んだ形状データを設定する形状デ
ータ設定手段と、 前記形状データから前記レンズ枠に設定されたレンズの
光学中心を原点とする研削データに修正する形状データ
修正手段と、 前記形状データ、或いは前記修正データに基づいて前記
レンズ枠の所定回転角度毎に変化する前記基準点、或い
は前記原点からの動径距離の変位量を演算する演算手段
と、 前記加工前レンズを保持して回転させるレンズ軸の回転
速度を前記変位量の大きさに反比例する大きさで決定す
る速度決定手段と、 前記速度決定手段で決定された回転速度データに応じて
レンズ軸を速度制御して回転する砥石による研削加工を
制御するレンズ研削制御手段と、 を有することを特徴とするレンズ研削装置。 - 【請求項3】 前記形状データ設定手段では、回転角度
θi毎の動径距離riに基づく極座標データ(θi,r
i)を設定し(iは0,1,…n)、 前記演算手段では、隣接する動径距離ri ,ri+1 の差
Δriを演算し、 前記速度決定手段では、前記差Δriに反比例する回転
速度ωを決定することを特徴とする請求項1又は2記載
のレンズ研削装置。 - 【請求項4】 フレームのレンズ枠の形状データに基づ
いて、加工前レンズを前記レンズ枠に一致する形状に研
削加工するレンズ研削方法において、 前記レンズ枠に設定した基準線及び基準点からの回転角
度毎の動径距離を含んだ形状データを設定し、 前記レンズ枠の所定回転角度毎に前記基準点からの動径
距離の変位量を演算し、 前記演算された変位量に反比例する大きさで、前記加工
前レンズを保持したレンズ軸の回転速度を制御して、 回転する砥石による研削加工を制御することを特徴とす
るレンズ研削方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04074996A JP3142362B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | レンズ研削装置及びレンズ研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04074996A JP3142362B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | レンズ研削装置及びレンズ研削方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277920A true JPH05277920A (ja) | 1993-10-26 |
| JP3142362B2 JP3142362B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=13563396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04074996A Expired - Fee Related JP3142362B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | レンズ研削装置及びレンズ研削方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142362B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6050877A (en) * | 1996-10-31 | 2000-04-18 | Nidek Co., Ltd. | Apparatus and method for grinding eyeglass lenses |
| JP2008254076A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Nidek Co Ltd | 眼鏡レンズ加工装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP04074996A patent/JP3142362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6050877A (en) * | 1996-10-31 | 2000-04-18 | Nidek Co., Ltd. | Apparatus and method for grinding eyeglass lenses |
| JP2008254076A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Nidek Co Ltd | 眼鏡レンズ加工装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3142362B2 (ja) | 2001-03-07 |
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