JPH05278507A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JPH05278507A
JPH05278507A JP7958092A JP7958092A JPH05278507A JP H05278507 A JPH05278507 A JP H05278507A JP 7958092 A JP7958092 A JP 7958092A JP 7958092 A JP7958092 A JP 7958092A JP H05278507 A JPH05278507 A JP H05278507A
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JP
Japan
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occupant
seat cushion
vehicle
seating position
seat
Prior art date
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JP7958092A
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Akira Yamamoto
晃 山本
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗員がシートクッション上の正規着座位置に
着座している場合のみリフト装置が作動可能となる車両
用シートを得る。 【構成】 車両用シート10のシートクッション12の
乗員着座面12Bには、シートクッション上の乗員の着
座位置を検出する圧力センサ15が配置されている。圧
力センサ15は横軸A、B、C、D、Eと縦軸1、2、
3、4、と、の交点A1、A2、・・・E4、E5にそ
れぞれ配置されている。圧力センサ15は制御回路21
に接続されており、制御回路21は各圧力センサ15か
らの検出結果に基づき乗員が正規着座位置に着座してい
る否かを判断するようになっている。また、制御回路2
1はロックソレノイド17に接続されており、乗員が正
規着座位置に着座していると判断した場合に、ロックソ
レノイド17を通電し、リフト装置の減速度センサとし
ての振子の揺動を可能とするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートに係り、
特に、車両急減速時にシートクッションの前端部を上昇
させる車両用シートに関する。
【0002】
【従来技術】従来、車両が急減速した場合に、慣性によ
り乗員が前方へ移動して、ウエビングによって乗員の腰
部を的確に拘束できない場合があり、これを防止するた
めに、車両が急減速した場合には、瞬時にシートクッシ
ョンの前端部を上昇させ、乗員の前方への変位量を低減
する車両用シートが知られている。
【0003】この車両用シートの一例としては、特開昭
62−20736号公報が有る。図11に示される如
く、この車両用シート70にあっては、車両が急減速し
た場合に、シートクッション72の前端部72Aを上昇
させるリフト機構74を備えている。
【0004】図12に示される如く、このリフト機構7
4のリフト部材76は、後端部76Aが支持板80上に
立設されたブラケット82の上端部に設けられた軸84
に軸支されており、この軸84を中心にして上方へ約6
0〜70度揺動可能とされている。
【0005】また、リフト部材76の軸支部よりも前方
には、リフト部材76の天板76Bの前部かつ幅方向中
央部に前後方向に細長い貫通孔85が穿設されており、
この貫通孔85の後部の直下において、支持板80のブ
ラケット86にばね受けロッド88が揺動可能に取付け
られている。
【0006】ばね受けロッド88の貫通孔85の下方近
傍部には、ばね受け部88Aが形成されており、このば
ね受け部88Aには、前方から挿抜自在とされたばね受
け板90が上方へ外れないように係止されている。ま
た、ばね受けロッド88には、圧縮コイルばね92が外
装されており、この圧縮コイルばね92の下端部は、支
持板80で、またその上端部はばね受け板90で受止め
られている。
【0007】ばね受け板90の前方にはソレノイド94
が配設され、このソレノイド94の作動軸94Aがばね
受け板90に連結されており、ソレノイド94が通電さ
れると、作動軸94Aと一体的にばね受け板90が前方
に移動して、圧縮コイルばね92のばね力がリフト部材
76に作用して、シートクッション72の前端部72A
を上昇させるようになっている。
【0008】なお、ソレノイド94を通電させるための
センサは、例えば、バンパーの背部に組み込んだリミッ
トスイッチ96を使用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用シート70にあっては、乗員がシートクッション7
2の正規着座位置に着座していない場合、例えば、シー
トクッション72の前端部72Aに着座している場合
に、リフト機構74が作動し、シートクッション72の
前端部72Aが上昇することが考えられ、この場合に
は、乗員の着座姿勢が不安定となる。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、乗員がシート
クッション上の正規着座位置に着座している場合のみリ
フト装置が作動可能となる車両用シートを得ることが目
的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
車両用シートは、車両急減速時にシートクッションの前
端部を上昇させるリフト装置を備えた車両用シートであ
って、シートクッションの乗員着座面に配置されシート
クッション上の乗員の着座位置を検出する着座位置検出
手段と、この着座位置検出手段からの検出結果に基づき
乗員が正規着座位置に着座している場合のみ前記リフト
装置を作動可能とするリフト装置ロック手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の請求項1記載の車両用シートでは、乗
員がシートクッションに着座すると、その着座位置が着
座位置検出手段によって検出される。リフト装置ロック
手段は、この着座位置検出手段からの検出結果に基づき
乗員が正規着座位置に着座している場合のみリフト装置
を作動可能とする。
【0013】従って、乗員がシートクッションの正規着
座位置に着座していない場合、例えば、シートクッショ
ンの前端部に着座している場合には、車両急減速時にリ
フト装置は作動せず、シートクッションの前端部は上昇
しない。このため、乗員の着座姿勢が不安定となること
はない。
【0014】また、乗員がシートクッションの正規着座
位置に着座している場合には、車両急減速時にリフト装
置が作動し、シートクッションの前端部が上昇して乗員
の前方への変位量を低減することができる。
【0015】
【実施例】本発明の車両用シートの第1実施例について
図1〜図8に従って説明する。
【0016】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を示す。図1に示される如く、本
実施例の車両用シート10は、シートクッション12と
シートバック14とを備えており、シートクッション1
2は後端部近傍を回転中心として上下方向へ揺動可能と
されている。シートクッション12の乗員着座面12B
には、シートクッション上の乗員の着座位置を検出する
着座位置検出手段としての圧力センサ15が配置されて
いる。
【0017】図2に示される如く、これらの圧力センサ
15はシートクッション12の乗員着座面12Bを前後
方向(図2の上下方向)に所定の間隔で、左右方向(図
2の左右方向)に横切る複数の横軸、例えば、横軸A、
B、C、D、Eと、乗員着座面12Bを左右方向(図2
の左右方向)に所定の間隔で、前後方向(図2の上下方
向)に横切る複数の縦軸、例えば、縦軸1、2、3、
4、との交点A1、A2、・・・E4、E5となる位置
のシートクッション表皮に埋め込まれている。
【0018】これらの圧力センサ15は、リフト装置ロ
ック手段の一部を構成する制御回路21に接続されてい
る。この制御回路21はマイクロコンピユータを備えて
おり、各圧力センサ15からの検出結果に基づき乗員が
正規着座位置に着座している否かを判断するようになっ
ている。例えば、各横軸A、B、C、D、E上に並ぶそ
れぞれ5個の圧力センサ15の電圧値から各横軸A、
B、C、D、E毎の平均圧力値を算出し、これらを比較
して、横軸D、Eの平均圧力値が、横軸A、B、Cの平
均圧力値に比べて高い場合に、乗員が正規着座位置に着
座していると判断するようになっている。
【0019】また、制御回路21は、リフト装置ロック
手段の他の一部を構成するロックソレノイド17に接続
されており、乗員が正規着座位置に着座していると判断
した場合に、ロックソレノイド17を通電するようにな
っている。
【0020】図3に示される如く、非通電状態でロック
ソレノイド17のプランジャ17Aは、リフト装置の減
速度センサを構成する振子44に当接しており、振子4
4の車体前方(図3の矢印H方向)への揺動を阻止して
いる。
【0021】一方、図4に示される如く、ロックソレノ
イド17が通電状態となった場合には、プランジャ17
Aがコイルばね19の付勢力に抗してソレノイド本体内
に引き込まれ、振子44の車体前方(図4の矢印H方
向)への揺動が可能となるようになっている。
【0022】次に、本実施例の車両用シート10のリフ
ト装置19に付いて説明する。図5に示される如く、シ
ートクッション12の骨格部を構成するクッションパネ
ル13の側壁13Aの車体前後方向前端下部には、ブラ
ケット16が設けられている。このブラケット16は車
体前後方向から見た断面形状がL字状とされており、一
方の屈曲片である水平片16Aがクッションパネル13
の下面13Bに固定されている。また、ブラケット16
の他方の屈曲片である垂直片16Bには車幅方向外側へ
向けてピン18が立設されている。
【0023】このピン18には、アーム20の一方の端
部20Aが図6の時計回転方向(図6の矢印A方向)と
図6の反時計回転方向(図6の矢印B方向)とへ揺動可
能に軸支されている。
【0024】図5に示される如く、ブラケット16の前
方下側には、軸22が車幅方向に沿って配置されてい
る。この軸22の両端部22Aは、クッションパネル1
3の車幅方向外側に若干離間して配設されたブラケット
24の前端下部に上方へ向けて形成された内側壁部24
Aに回転可能に軸支されている。また、軸22の端部2
2A近傍には、略扇状とされた大歯車26が固定されて
おり、この大歯車26は軸22と一体的に軸22を中心
として、図6の時計回転方向(図6の矢印C方向)と図
6の反時計回転方向(図6の矢印D方向)とへ揺動可能
とされている。
【0025】図6に示される如く、大歯車26の時計回
転方向側縁部26Aの外周側部には、車幅方向内側へ向
けてピン28が立設されている。このピン28には、ア
ーム20の他方の端部20Bが図6の時計回転方向(図
6の矢印E方向)と図6の反時計回転方向(図6の矢印
F方向)とへ揺動可能に軸支されている。
【0026】従って、大歯車26が軸22と一体的に軸
22を中心として、図6の矢印D方向へ揺動した場合に
は、アーム20はピン28を中心として図6の矢印E方
向へ揺動するとともに上昇する。これによって、アーム
20の端部20Aに揺動可能に軸支されたブラケット1
6が略車体上方(図6の矢印G方向)へ移動して、図1
に示されるシートクッション12の前端部12Aを上昇
させるようになっている。
【0027】図5に示される如く、ブラケット24の外
側壁部24Bの前端下部には、車幅方向内側へ向けてピ
ン30が立設されており、このピン30には、捩じりば
ね32が巻着されている。捩じりばね32の内側端部3
2Aは、ピン30に固定されており、捩じりばね32の
外側端部32Bは、大歯車26の時計回転方向側縁部2
6Aの外周側部に、車幅方向外側へ向けて立設されたつ
ば部34に係合されている。従って、大歯車26は捩じ
りばね32によって、略上方(図6の矢印D方向)へ付
勢されている。
【0028】大歯車26の外周部に設けられた歯部26
Bと対向する部位には、車幅方向に沿って回転軸36が
配設されている。
【0029】図7に示される如く、ブラケット24の上
部は開口部を下方へ向けた断面コ字状とされており、外
壁部24Bと内壁部24Cとに回転軸36が支持されて
いる。回転軸36の略中央部には、小歯車38がスプラ
イン結合されており、小歯車38は大歯車26の歯部2
6Bと係合した位置と、大歯車26の歯部26Bとの係
合が解除される位置とに移動可能とされている。回転軸
36の一方の端部36Aは、ブラケット24の外壁部2
4Bから車幅方向外側へ延設されており、先端部にはダ
イヤル40が固定されている。
【0030】ブラケット24の外壁部24Bのダイヤル
40側の面には、回転軸36と同軸的に抵抗42が固定
されており、この抵抗42によって、回転軸36の回転
が抑制されている。即ち、小歯車38が大歯車26の歯
部26Bと係合している状態では、抵抗42の負荷によ
って、捩じりばね32の付勢力で大歯車26が上方へ揺
動しないようになっている。
【0031】図3に示される如く、回転軸36の小歯車
38の車幅方向内側部には、振子44が設けられてい
る。この振子44は、長手方向略中央部がピン46によ
って、ブラケット24の内壁部24Cに支持されてお
り、図3の矢印H方向と車体後方(図4の矢印J方向)
とへ揺動可能とされている。振子44の上端部はフック
部44Aとされており、回転軸36に係合するととも
に、小歯車38の車幅方向内側面に当接している。
【0032】また、回転軸36の小歯車38の車幅方向
外側部には、係合解除バー48が設けられている。この
係合解除バー48の下端部48Aは二股に分岐され回転
軸36に係合しており、小歯車38の車幅方向外側部に
当接している。
【0033】図5に示される如く、係合解除バー48
は、長手方向略中央部がピン50によって、ブラケット
24の内壁部24Cに固定されたコ字状ブラケット52
に揺動可能に支持されており、係合解除バー48の下端
部48Aが、回転軸36に沿って移動し、小歯車38を
車幅方向内方(図3の矢印K方向)へ移動させるように
なっている。
【0034】また、係合解除バー48の上端部48Bと
ブラケット24の内壁部24Cとの間には、圧縮コイル
ばね54が挿入されており、この圧縮コイルばね54
は、係合解除バー48の上端部48Bを車幅方向内方
(図3の矢印L方向)へ付勢している。
【0035】従って、圧縮コイルばね54の付勢力によ
って、係合解除バー48の下端部48Aは、小歯車38
を図3の矢印K方向へ押圧しており、振子44のフック
部44Aが小歯車38の図3の矢印K方向への移動を阻
止している。
【0036】図5に示される如く、回転軸36には、逆
回転防止ストッパ56が車体前方(図4の矢印H方向)
と車体後方(図3の矢印4方向)とへ揺動可能に支持さ
れている。逆回転防止ストッパ56の下端部はフック部
56Aとされている。この逆回転防止ストッパ56のフ
ック部56Aの前方近傍には、鋸歯状の係合爪58が設
けられている。この係合爪58は、大歯車26の歯部2
6Bの車幅方向外側に、歯部26Bと一体的に形成され
ており、逆回転防止ストッパ56に所定値以上の減速度
が作用した場合には、逆回転防止ストッパ56が車体前
方に揺動し、逆回転防止ストッパ56のフック部56A
と係合爪58とが係合して大歯車26の下方への揺動を
阻止するようになっている。
【0037】次に本実施例の作用を図8のフローチャー
トに従って説明する。本実施例の車両用シート10で
は、乗員がシートクッション12の乗員着座面12B上
に着座すると、乗員の尻部及び大腿部によって、各圧力
センサ15が押圧され、各圧力センサ15の圧力値(電
圧値)が制御回路21に読み込まれる(ステップ10
0)。
【0038】制御回路21は、読み込んだ各横軸A、
B、C、D、E上に並ぶそれぞれ5個の圧力センサ15
の電圧値から各横軸A、B、C、D、E毎の平均圧力値
を算出し(ステップ102)、これらを比較する(ステ
ップ104)。
【0039】この結果、横軸D、Eの平均圧力値が、横
軸A、B、Cの平均圧力値に比べて高くない場合には、
制御回路21は、乗員が正規着座位置に着座していない
と判断し、ロックソレノイド17を通電しない(ステッ
プ106)。これによって、図3に示される如く、ロッ
クソレノイド17のプランジャ17Aが、リフト装置1
9の振子44に当接しており、リフト装置19は作動し
ない。
【0040】従って、乗員がシートクッション12の正
規着座位置に着座していない場合、例えば、シートクッ
ション12の前端部12Aに着座している場合には、車
両急減速時にリフト装置19は作動せず、シートクッシ
ョン12の前端部12Aは上昇しない。このため、乗員
の着座姿勢が不安定となることはない。
【0041】一方、横軸D、Eの平均圧力値が、横軸
A、B、Cの平均圧力値に比べて高い場合には、制御回
路21は、乗員が正規着座位置に着座していると判断
し、ロックソレノイド17を通電する(ステップ10
8)。これによって、図4に示される如く、ロックソレ
ノイド17のプランジャ17Aがコイルばね19の付勢
力に抗してソレノイド本体内に引き込まれ、振子44の
図3の矢印H方向の揺動が可能となる。
【0042】このため、車両が急減速し、振子44に所
定値以上の減速度が作用した場合には、振子44が図4
の矢印H方向へ揺動し、振子44のフック部44Aが回
転軸36から外れる。これによって、圧縮コイルばね5
4の付勢力によって、係合解除バー48の下端部48A
が、小歯車38を図4の矢印K方向へ移動し、小歯車3
8と大歯車26の歯部26Bとの係合が解除される。大
歯車26は、小歯車38との係合が解除されると、捩じ
りばね32の付勢力によって、瞬時に図6の矢印D方向
へ揺動される。これによって、アーム20はピン28を
中心として図6の矢印E方向へ揺動するとともに上昇し
て、アーム20の端部20Aに揺動可能に軸支されたブ
ラケット16が略車体上方(図6の矢印G方向)へ移動
して、シートクッション12の前端部12Aが上昇す
る。このため、乗員の前方への変位量を低減することが
できる。
【0043】一方、乗員が運転姿勢を調整する場合に
は、ダイヤル40を回転操作することによって、回転軸
36が回転し、一体的に小歯車38が回転して、大歯車
26が図6の矢印D方向又は図6の矢印C方向へ揺動す
る。
【0044】例えば、大歯車26が図6の矢印D方向へ
揺動した場合には、アーム20はピン28を中心として
図6の矢印E方向へ揺動するとともに上昇する。これに
よって、アーム20の端部20Aに揺動可能に軸支され
たブラケット16が略車体上方(図5の矢印6方向)へ
移動して、シートクッション12の前端部12Aが上昇
する。
【0045】また、大歯車26が図6の矢印C方向へ揺
動した場合には、アーム20はピン28を中心として図
6の矢印F方向へ揺動するとともに下降する。これによ
って、アーム20の端部20Aに揺動可能に軸支された
ブラケット16が略車体下方へ移動して、シートクッシ
ョン12の前端部12Aが下降する。
【0046】次に、本発明の車両用シートの第2実施例
について図9及び図10に従って説明する。
【0047】なお、第1実施例と同一部材については、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0048】図9に示される如く、本実施例の車両用シ
ート10は、シートクッション12の乗員着座面12B
に、乗員の着座位置を検出する着座位置検出手段の一部
を構成するワイヤ60が配置されている。これらのワイ
ヤ60はシートクッション12の乗員着座面12Bを前
後方向に所定の間隔で、左右方向に横切って配設されて
おり、例えば、ワイヤ60A、60B、60C、60
D、60Eとされている。
【0049】図10に示される如く、各ワイヤ60A、
60B、60C、60D、60Eは、シートクッション
表皮に埋め込まれており、一方の端部はクッションパネ
ル13の側壁13Aの上端部に固定されており、他方の
端部が着座位置検出手段の他の一部を構成するポテンシ
ョンメータ62にそれぞれ接続されている。このため、
乗員が乗員着座面12Bに着座した場合に、乗員着座面
12Bの撓みによって、各ワイヤ60A、60B、60
C、60D、60Eが図10の想像線で示される如く撓
み、ワイヤ60A、60B、60C、60D、60Eが
図10の矢印S方向へ引っ張られ、この引っ張り量がポ
テンションメータ62によって電圧値に変換されて検出
されるようになっている。
【0050】各ポテンションメータ62は、リフト装置
ロック手段の一部を構成する制御回路64に接続されて
いる。この制御回路64はマイクロコンピユータを備え
ており、各ポテンションメータ62からの検出結果に基
づき、乗員が正規着座位置に着座している否かを判断す
るようになっている。例えば、各ポテンションメータ6
2の電圧値を比較して、ワイヤ60D、60Eに接続さ
れたポテンションメータ62の電圧値が、ワイヤ60
A、60B、60Cに接続されたポテンションメータ6
2の電圧値に比べて高い場合には、乗員が正規着座位置
に着座していると判断するようになっている。
【0051】制御回路64は、リフト装置ロック手段の
他の一部を構成するロックソレノイド17に接続されて
おり、乗員が正規着座位置に着座していると判断した場
合に、ロックソレノイド17を通電するようになってい
る。従って、本実施例においても第1実施例と同等な効
果が得られる。
【0052】
【発明の効果】本発明の車両用シートは、シートクッシ
ョンの乗員着座面に配置されシートクッション上の乗員
の着座位置を検出する着座位置検出手段と、この着座位
置検出手段からの検出結果に基づき乗員が正規着座位置
に着座している場合のみリフト装置を作動可能とするリ
フト装置ロック手段と、を備えた構成としたため、乗員
がシートクッション上の正規着座位置に着座している場
合のみリフト装置を作動することができ、乗員がシート
クッション上の正規着座位置に着座していない場合にリ
フト装置が作動して、乗員の着座姿勢が不安定となるこ
とを防止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車両用シートを示す車体
斜め前方から見た斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の車両用シートのシートク
ッションを示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例の車両用シートのリフト装
置の振子近傍を示す車体後方内側から見た斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例の車両用シートのリフト装
置の振子近傍を示す作動説明図である。
【図5】本発明の第1実施例の車両用シートのリフト装
置を示す車体斜め前方外側から見た斜視図である。
【図6】本発明の第1実施例の車両用シートのリフト装
置の大歯車近傍を示す作動説明図である。
【図7】本発明の第1実施例の車両用シートのリフト装
置を示す車体前方から見た正面図である。
【図8】本発明の第1実施例の車両用シートのロックソ
レノイドの制御を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例の車両用シートを示す車体
斜め前方から見た斜視図である。
【図10】本発明の第2実施例の車両用シートのシート
クッションを示す車体前方から見た断面図である。
【図11】従来例の車両用シートを示す側面図である。
【図12】従来例の車両用シートのリフト装置を示す側
面図である。
【符号の説明】
10 車両用シート 12 シートクッション 12A 前端部 12B 乗員着座面 15 圧力センサ(着座位置検出手段) 17 ロックソレノイド(リフト装置ロック手段) 19 リフト装置 21 制御回路(リフト装置ロック手段) 60 ワイヤ(着座位置検出手段) 62 ポテンションメータ(着座位置検出手段) 64 制御回路(リフト装置ロック手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両急減速時にシートクッションの前端
    部を上昇させるリフト装置を備えた車両用シートであっ
    て、シートクッションの乗員着座面に配置されシートク
    ッション上の乗員の着座位置を検出する着座位置検出手
    段と、この着座位置検出手段からの検出結果に基づき乗
    員が正規着座位置に着座している場合のみ前記リフト装
    置を作動可能とするリフト装置ロック手段と、を備えた
    ことを特徴とする車両用シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7823972B2 (en) * 2006-11-01 2010-11-02 Gm Global Technology Operations, Inc. Recliner adjustment utilizing active material sensors
JP2018034760A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 本田技研工業株式会社 乗員検出装置

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