JPH05279636A - 発泡剥離性シート - Google Patents
発泡剥離性シートInfo
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- JPH05279636A JPH05279636A JP10884692A JP10884692A JPH05279636A JP H05279636 A JPH05279636 A JP H05279636A JP 10884692 A JP10884692 A JP 10884692A JP 10884692 A JP10884692 A JP 10884692A JP H05279636 A JPH05279636 A JP H05279636A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一枚の接着性シートを例えば加工時と搬送時
等の多工程で使用できて物品と接着層との分離・接着の
繰返し作業を省略できる発泡剥離性シートを得ること。 【構成】 支持基材(1)の少なくとも片側に、処理温
度が異なる2種以上の発泡剤を含有して異なる温度によ
る加熱処理で2段階以上の接着力低減状態を形成する発
泡剤含有接着層(2)を有する発泡剥離性シート。 【効果】 物品の接着保持力を有する中間状態を含む少
なくとも3段階の接着力状態を安定して形成でき、接着
保持した物品を剥がす必要なく複数の措置に供せて最終
的には接着力を充分に低減化できて物品に損傷を与える
ことなく容易に分離でき、前記の中間状態では発泡膨脹
による緩衝機能で接着保持物品を衝撃力より保護する。
等の多工程で使用できて物品と接着層との分離・接着の
繰返し作業を省略できる発泡剥離性シートを得ること。 【構成】 支持基材(1)の少なくとも片側に、処理温
度が異なる2種以上の発泡剤を含有して異なる温度によ
る加熱処理で2段階以上の接着力低減状態を形成する発
泡剤含有接着層(2)を有する発泡剥離性シート。 【効果】 物品の接着保持力を有する中間状態を含む少
なくとも3段階の接着力状態を安定して形成でき、接着
保持した物品を剥がす必要なく複数の措置に供せて最終
的には接着力を充分に低減化できて物品に損傷を与える
ことなく容易に分離でき、前記の中間状態では発泡膨脹
による緩衝機能で接着保持物品を衝撃力より保護する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の搬送用や加工時
における固定用などとして好適な、2段階以上の接着力
低減状態を形成できる発泡剥離性シートに関する。
における固定用などとして好適な、2段階以上の接着力
低減状態を形成できる発泡剥離性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、支持基材に発泡剤含有の感圧接着
層を設けてなる発泡剥離性シートが知られていた(特開
昭56−61468号公報)。これは、物品の接着目的
を達成したのち発泡剤含有の感圧接着層を加熱して接着
力低減処理し、物品を容易に分離できるようにしたもの
であり、FPCの如き電子物品やその材料等の加工時に
おける固定や、搬送等の物流など、多種多様な目的に用
いられている。
層を設けてなる発泡剥離性シートが知られていた(特開
昭56−61468号公報)。これは、物品の接着目的
を達成したのち発泡剤含有の感圧接着層を加熱して接着
力低減処理し、物品を容易に分離できるようにしたもの
であり、FPCの如き電子物品やその材料等の加工時に
おける固定や、搬送等の物流など、多種多様な目的に用
いられている。
【0003】しかしながら、使用できる範囲が狭く通
常、使用目的ごとに組成の異なる発泡剤含有感圧接着層
を形成して物品の接着、分離を繰り返す必要がある問題
点などがあった。すなわち例えば物品を加工したのち他
の場所へ搬送する場合などに、加工時と搬送時では発泡
剥離性シートに要求される性能が相違するため、加工用
と搬送用の異なる発泡剥離性シートを準備し、加工から
搬送に移行する際に改めて物品の分離・接着を繰り返す
必要があり、能率的でない問題点があった。
常、使用目的ごとに組成の異なる発泡剤含有感圧接着層
を形成して物品の接着、分離を繰り返す必要がある問題
点などがあった。すなわち例えば物品を加工したのち他
の場所へ搬送する場合などに、加工時と搬送時では発泡
剥離性シートに要求される性能が相違するため、加工用
と搬送用の異なる発泡剥離性シートを準備し、加工から
搬送に移行する際に改めて物品の分離・接着を繰り返す
必要があり、能率的でない問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一枚の接着
性シートを例えば加工時と搬送時等の多工程で使用でき
て物品と接着層との分離・接着の繰返し作業を省略でき
る発泡剥離性シートを得ることを課題とする。
性シートを例えば加工時と搬送時等の多工程で使用でき
て物品と接着層との分離・接着の繰返し作業を省略でき
る発泡剥離性シートを得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持基材の少
なくとも片側に、処理温度が異なる2種以上の発泡剤を
含有して異なる温度による加熱処理で2段階以上の接着
力低減状態を形成する発泡剤含有接着層を有することを
特徴とする発泡剥離性シートを提供するものである。
なくとも片側に、処理温度が異なる2種以上の発泡剤を
含有して異なる温度による加熱処理で2段階以上の接着
力低減状態を形成する発泡剤含有接着層を有することを
特徴とする発泡剥離性シートを提供するものである。
【0006】
【作用】処理温度が異なる2種以上の発泡剤を含有する
接着層とすることにより、異なる温度による加熱処理で
2段階以上の接着力低減状態を形成することができ、接
着力の強い初期状態と接着力を実質的に示さない最終状
態の間に接着力がそれらの中間にあり、かつ発泡剤の加
熱処理による膨脹で緩衝機能が向上した状態の少なくと
も3段階の接着力状態をもたせうる発泡剥離性シートが
得られる。その結果、例えば接着保持物品を加工したの
ち接着保持状態の維持下に中間状態として搬送などに供
することができ、物品の分離・接着処理を省略できる。
その場合、中間状態では緩衝機能が向上しているので搬
送等の耐衝撃性が要求される工程で好都合に機能する。
接着層とすることにより、異なる温度による加熱処理で
2段階以上の接着力低減状態を形成することができ、接
着力の強い初期状態と接着力を実質的に示さない最終状
態の間に接着力がそれらの中間にあり、かつ発泡剤の加
熱処理による膨脹で緩衝機能が向上した状態の少なくと
も3段階の接着力状態をもたせうる発泡剥離性シートが
得られる。その結果、例えば接着保持物品を加工したの
ち接着保持状態の維持下に中間状態として搬送などに供
することができ、物品の分離・接着処理を省略できる。
その場合、中間状態では緩衝機能が向上しているので搬
送等の耐衝撃性が要求される工程で好都合に機能する。
【0007】
【実施例】図1に本発明の発泡剥離性シートを例示し
た。1が支持基材、2が発泡剤含有接着層であり、3は
接着保持された物品である。本発明において、処理温度
が異なる2種以上の発泡剤を含有する発泡剤含有接着層
は、支持基材の両側にあってもよい。
た。1が支持基材、2が発泡剤含有接着層であり、3は
接着保持された物品である。本発明において、処理温度
が異なる2種以上の発泡剤を含有する発泡剤含有接着層
は、支持基材の両側にあってもよい。
【0008】支持基材としては、プラスチックフィル
ム、紙、織布、不織布ないしフェルト、金属箔、発泡
体、それらのラミネート体などからなる適宜なものを用
いうる。厚さは10μm〜5mmが一般的であるが、これ
に限定されない。剥離剤で処理した薄葉体などからなる
セパレータを支持基材に用いて接着層を適宜に移着しう
るようにした発泡剥離性シートとしてもよい。
ム、紙、織布、不織布ないしフェルト、金属箔、発泡
体、それらのラミネート体などからなる適宜なものを用
いうる。厚さは10μm〜5mmが一般的であるが、これ
に限定されない。剥離剤で処理した薄葉体などからなる
セパレータを支持基材に用いて接着層を適宜に移着しう
るようにした発泡剥離性シートとしてもよい。
【0009】発泡剤含有接着層の形成には、適宜な接着
剤を用いることができ、一般には感圧接着剤などが用い
られる。感圧接着剤としては、ゴム系感圧接着剤、アク
リル系感圧接着剤、スチレン・共役ジエンブロック共重
合体系感圧接着剤などの適宜なものを用いることがで
き、紫外線硬化型のものなども用いうる(特開昭56−
61468号公報、特開昭61−174857号公報、
特開昭63−17981号公報)。
剤を用いることができ、一般には感圧接着剤などが用い
られる。感圧接着剤としては、ゴム系感圧接着剤、アク
リル系感圧接着剤、スチレン・共役ジエンブロック共重
合体系感圧接着剤などの適宜なものを用いることがで
き、紫外線硬化型のものなども用いうる(特開昭56−
61468号公報、特開昭61−174857号公報、
特開昭63−17981号公報)。
【0010】また、融点が約200℃以下等の熱溶融性
樹脂を含有してクリープ性を改善したものや、常温では
接着力が小さくて加熱により充分な接着力が発現するよ
うにした熱時感圧接着剤なども用いうる(特公昭56−
13040号公報)。なお感圧接着剤は、必要に応じて
架橋剤、粘着付与樹脂、可塑剤、充填剤、老化防止剤な
どの適宜な添加剤を配合したものであってもよい。
樹脂を含有してクリープ性を改善したものや、常温では
接着力が小さくて加熱により充分な接着力が発現するよ
うにした熱時感圧接着剤なども用いうる(特公昭56−
13040号公報)。なお感圧接着剤は、必要に応じて
架橋剤、粘着付与樹脂、可塑剤、充填剤、老化防止剤な
どの適宜な添加剤を配合したものであってもよい。
【0011】より具体的には例えば、天然ゴムや合成ゴ
ムをベースポリマーとするゴム系感圧接着剤、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、2−エチルヘキ
シル基、イソオクチル基、イソノニル基、イソデシル
基、ドデシル基、ラウリル基、トリデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基、ノナデシル基、エイコシル基の如き通例、炭素数
が20以下のアルキル基を有するアクリル酸ないしメタ
クリル酸等のアクリル酸系アルキルエステル、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、アクリル酸ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、
N−メチロールアクリルアミド、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリル酸グリシジル、メタクリル
酸グリシジル、酢酸ビニル、スチレン、イソプレン、ブ
タジエン、イソブチレン、ビニルエーテルなどを成分と
するアクリル系ポリマーをベースポリマーとするアクリ
ル系感圧接着剤などがあげられる。
ムをベースポリマーとするゴム系感圧接着剤、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、2−エチルヘキ
シル基、イソオクチル基、イソノニル基、イソデシル
基、ドデシル基、ラウリル基、トリデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基、ノナデシル基、エイコシル基の如き通例、炭素数
が20以下のアルキル基を有するアクリル酸ないしメタ
クリル酸等のアクリル酸系アルキルエステル、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、アクリル酸ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、
N−メチロールアクリルアミド、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリル酸グリシジル、メタクリル
酸グリシジル、酢酸ビニル、スチレン、イソプレン、ブ
タジエン、イソブチレン、ビニルエーテルなどを成分と
するアクリル系ポリマーをベースポリマーとするアクリ
ル系感圧接着剤などがあげられる。
【0012】発泡剤含有接着層の加熱による接着力低減
処理前における接着力(物品の初期保持力)と接着力低
減処理による接着力の低下性(中間状態、最終状態での
物品の分離性)のバランスなどの点より好ましく用いう
る感圧接着剤は、動的弾性率が常温から150℃におい
て50万〜1000万dyne/cm2、好ましくは50万〜
800万dyne/cm2の範囲にある高弾性ポリマーをベー
スポリマーとするものである。ベースポリマーとしてよ
り好ましい高弾性ポリマーは、常温から150℃におけ
る動的弾性率の変化率が小さいもの、就中その変化程度
が5倍以内のものである。
処理前における接着力(物品の初期保持力)と接着力低
減処理による接着力の低下性(中間状態、最終状態での
物品の分離性)のバランスなどの点より好ましく用いう
る感圧接着剤は、動的弾性率が常温から150℃におい
て50万〜1000万dyne/cm2、好ましくは50万〜
800万dyne/cm2の範囲にある高弾性ポリマーをベー
スポリマーとするものである。ベースポリマーとしてよ
り好ましい高弾性ポリマーは、常温から150℃におけ
る動的弾性率の変化率が小さいもの、就中その変化程度
が5倍以内のものである。
【0013】発泡剤含有接着層は、接着剤に処理温度が
異なる2種以上の発泡剤を配合することにより形成する
ことができる。これにより、異なる温度による加熱処理
で異種発泡剤に基づく2段階以上の接着力低減状態を形
成することができる。熱時感圧接着剤などを用いた場合
には、その接着剤の接着処理温度よりも高温で膨脹ない
し発泡する発泡剤が用いられる。
異なる2種以上の発泡剤を配合することにより形成する
ことができる。これにより、異なる温度による加熱処理
で異種発泡剤に基づく2段階以上の接着力低減状態を形
成することができる。熱時感圧接着剤などを用いた場合
には、その接着剤の接着処理温度よりも高温で膨脹ない
し発泡する発泡剤が用いられる。
【0014】発泡剤の配合量は、接着層を中間状態とし
て膨脹(発泡)させる程度や、接着力を低下させる程度
に応じて適宜に決定してよい。一般には、使用発泡剤の
各種についてベースポリマー100重量部あたり1〜1
00重量部、好ましくは5〜40重量部、就中10〜2
0重量部配合される。
て膨脹(発泡)させる程度や、接着力を低下させる程度
に応じて適宜に決定してよい。一般には、使用発泡剤の
各種についてベースポリマー100重量部あたり1〜1
00重量部、好ましくは5〜40重量部、就中10〜2
0重量部配合される。
【0015】用いる発泡剤については特に限定はなく、
低温処理用と高温処理用の少なくとも2種類の処理温度
の組合せとなるように種々の無機系や有機系の発泡剤を
選択使用することができる。処理温度にもたせる温度差
は、発泡剤の感温特性等の処理精度に応じて適宜に決定
されるが、一般には20〜100℃、就中30〜70℃
の処理温度差とされる。
低温処理用と高温処理用の少なくとも2種類の処理温度
の組合せとなるように種々の無機系や有機系の発泡剤を
選択使用することができる。処理温度にもたせる温度差
は、発泡剤の感温特性等の処理精度に応じて適宜に決定
されるが、一般には20〜100℃、就中30〜70℃
の処理温度差とされる。
【0016】一般に用いられる無機系発泡剤の例として
は、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水
素ナトリウム、亜硝酸アンモニウム、水素化ホウ素ナト
リウム、アジド類などがあげられる。
は、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水
素ナトリウム、亜硝酸アンモニウム、水素化ホウ素ナト
リウム、アジド類などがあげられる。
【0017】一般に用いられる有機系発泡剤の例として
は、水、トリクロロモノフルオロメタンやジクロロモノ
フルオロメタンの如き塩フッ化アルカン、アゾビスイソ
ブチロニトリルやアゾジカルボンアミド、バリウムアゾ
ジカルボキシレートの如きアゾ系化合物、パラトルエン
スルホニルヒドラジドやジフェニルスルホン−3,3'
−ジスルホニルヒドラジド、4,4'−オキシビス(ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド)、アリルビス(スルホニ
ルヒドラジド)の如きヒドラジン系化合物、ρ−トルイ
レンスルホニルセミカルバジドや4,4'−オキシビス
(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)の如きセミカル
バジド系化合物、5−モルホリル−1,2,3,4−チ
アトリアゾールの如きトリアゾール系化合物、N,N'
−ジニトロソペンタメチレンテトラミンやN,N'−ジ
メチル−N,N'−ジニトロソテレフタルアミドの如き
N−ニトロソ系化合物などがあげられる。
は、水、トリクロロモノフルオロメタンやジクロロモノ
フルオロメタンの如き塩フッ化アルカン、アゾビスイソ
ブチロニトリルやアゾジカルボンアミド、バリウムアゾ
ジカルボキシレートの如きアゾ系化合物、パラトルエン
スルホニルヒドラジドやジフェニルスルホン−3,3'
−ジスルホニルヒドラジド、4,4'−オキシビス(ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド)、アリルビス(スルホニ
ルヒドラジド)の如きヒドラジン系化合物、ρ−トルイ
レンスルホニルセミカルバジドや4,4'−オキシビス
(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)の如きセミカル
バジド系化合物、5−モルホリル−1,2,3,4−チ
アトリアゾールの如きトリアゾール系化合物、N,N'
−ジニトロソペンタメチレンテトラミンやN,N'−ジ
メチル−N,N'−ジニトロソテレフタルアミドの如き
N−ニトロソ系化合物などがあげられる。
【0018】発泡剤をマイクロカプセル化してなる熱膨
脹性微粒子は、混合操作が容易であるなどの点より好ま
しく用いられる。熱膨脹性微粒子には、マイクロスフェ
ア(商品名、松本油脂社製)などの市販物もある。なお
本発明においては、必要に応じて発泡助剤を添加しても
よい。
脹性微粒子は、混合操作が容易であるなどの点より好ま
しく用いられる。熱膨脹性微粒子には、マイクロスフェ
ア(商品名、松本油脂社製)などの市販物もある。なお
本発明においては、必要に応じて発泡助剤を添加しても
よい。
【0019】発泡剥離性シートの形成は、例えば支持基
材に異種発泡剤含有の接着層を塗工形成する方式、セパ
レータ上に塗工形成した異種発泡剤含有の発泡剤含有接
着層を移着する方式など、適宜な方式で行ってよい。設
ける発泡剤含有接着層の厚さは、適宜に決定してよい。
一般には500μm以下、就中5〜200μmとされる。
なお支持基材の片側に異種発泡剤含有の発泡剤含有接着
層を設ける場合、その反対側には、1種類の発泡剤を含
有する、又は発泡剤を含有しない感圧性等の接着層を設
けてもよい。
材に異種発泡剤含有の接着層を塗工形成する方式、セパ
レータ上に塗工形成した異種発泡剤含有の発泡剤含有接
着層を移着する方式など、適宜な方式で行ってよい。設
ける発泡剤含有接着層の厚さは、適宜に決定してよい。
一般には500μm以下、就中5〜200μmとされる。
なお支持基材の片側に異種発泡剤含有の発泡剤含有接着
層を設ける場合、その反対側には、1種類の発泡剤を含
有する、又は発泡剤を含有しない感圧性等の接着層を設
けてもよい。
【0020】本発明の発泡剥離性シートは、低温処理用
と高温処理用の少なくとも2種類の発泡剤を含有する接
着層を支持基材に設けたものであるが、その適用は例え
ば図1、図2、図3に例示した如く、未処理状態の発泡
剤含有接着層2に物品3を接着保持させて目的とするカ
ット加工等を施したのち(図1)、カット物品31等を
接着保持する発泡剤含有接着層2を加熱処理して低温処
理用の発泡剤を膨脹(発泡)させて物品を保持させたま
ま中間処理層21とし(図2)、搬送等の次の目的とす
る措置を施す。ついで、含有発泡剤の種類数に応じ所定
の加熱温度で中間処理状態として順次目的とする措置を
施した後、残る高温(最高温度)処理用の発泡剤を加熱
処理して膨脹ないし発泡させて接着力が分離用に低減し
た処理層22とし(図3)、目的とする物品31を分離
(回収)する方法などとして行うことができる。
と高温処理用の少なくとも2種類の発泡剤を含有する接
着層を支持基材に設けたものであるが、その適用は例え
ば図1、図2、図3に例示した如く、未処理状態の発泡
剤含有接着層2に物品3を接着保持させて目的とするカ
ット加工等を施したのち(図1)、カット物品31等を
接着保持する発泡剤含有接着層2を加熱処理して低温処
理用の発泡剤を膨脹(発泡)させて物品を保持させたま
ま中間処理層21とし(図2)、搬送等の次の目的とす
る措置を施す。ついで、含有発泡剤の種類数に応じ所定
の加熱温度で中間処理状態として順次目的とする措置を
施した後、残る高温(最高温度)処理用の発泡剤を加熱
処理して膨脹ないし発泡させて接着力が分離用に低減し
た処理層22とし(図3)、目的とする物品31を分離
(回収)する方法などとして行うことができる。
【0021】前記において処理温度が異なる発泡剤を含
有する接着層の加熱条件は、支持基材の耐熱性などに応
じて各発泡剤の発泡温度等により適宜に決定してよい。
複数の中間状態を形成しうる場合、高温側の加熱温度で
処理するなどしてその一部を省略することもできる。な
お加熱処理等は、使用目的に応じた適宜な段階で行うこ
とができる。
有する接着層の加熱条件は、支持基材の耐熱性などに応
じて各発泡剤の発泡温度等により適宜に決定してよい。
複数の中間状態を形成しうる場合、高温側の加熱温度で
処理するなどしてその一部を省略することもできる。な
お加熱処理等は、使用目的に応じた適宜な段階で行うこ
とができる。
【0022】本発明の発泡剥離性シートは、発泡剤含有
接着層に物品を接着保持させたまま複数の措置を施し、
目的達成後は保持物品を容易に分離(剥離回収)できる
ことが要求される種々の用途に好ましく用いることがで
きる。特に、緩衝機能が有利に作用する措置を後続措置
として含む場合に有利である。その例としては、カット
加工等の強い保持力が要求される措置の後に、他の場所
への搬送や、圧着組立て等の耐衝撃性が要求される措置
が後続する場合などがあげられる。
接着層に物品を接着保持させたまま複数の措置を施し、
目的達成後は保持物品を容易に分離(剥離回収)できる
ことが要求される種々の用途に好ましく用いることがで
きる。特に、緩衝機能が有利に作用する措置を後続措置
として含む場合に有利である。その例としては、カット
加工等の強い保持力が要求される措置の後に、他の場所
への搬送や、圧着組立て等の耐衝撃性が要求される措置
が後続する場合などがあげられる。
【0023】本発明の発泡剥離性シートは、適宜な形態
で用いることができ、例えばキャリヤテープを介し定間
隔に配置するなどして自動加工ライン等に連続的に導入
しうる形態なども採ることができる。なお、初期状態時
における物品の接着保持処理は、単なる圧着処理や加熱
圧着処理など発泡剤含有接着層の接着特性に応じて適宜
な方式で行うことができる。
で用いることができ、例えばキャリヤテープを介し定間
隔に配置するなどして自動加工ライン等に連続的に導入
しうる形態なども採ることができる。なお、初期状態時
における物品の接着保持処理は、単なる圧着処理や加熱
圧着処理など発泡剤含有接着層の接着特性に応じて適宜
な方式で行うことができる。
【0024】本発明において接着保持する物品について
は任意である。その例としは、半導体ウエハやチップの
如き電子物品、セラミックコンデンサや発振子の如き電
気物品、液晶セルの如き表示デバイス、その他サーマル
ヘッドや太陽電池、プリント基板などの種々の物品があ
げられる。また施す複数の措置も、例えば研磨処理、ダ
イシング、パターン形成、組立て等の加工や搬送など任
意である。
は任意である。その例としは、半導体ウエハやチップの
如き電子物品、セラミックコンデンサや発振子の如き電
気物品、液晶セルの如き表示デバイス、その他サーマル
ヘッドや太陽電池、プリント基板などの種々の物品があ
げられる。また施す複数の措置も、例えば研磨処理、ダ
イシング、パターン形成、組立て等の加工や搬送など任
意である。
【0025】実施例1 アクリル酸ブチル100部(重量部、以下同じ)、アク
リル酸5部、アクリロニトリル10部からなる共重合体
系感圧接着剤100部を含むトルエン溶液に、熱膨脹性
微粒子A(マイクロスフェアF−F50D:120℃加
熱発泡用、以下同じ)10部、及び熱膨脹性微粒子B
(マイクロスフェアF−80SD:150℃加熱発泡
用、以下同じ)30部を配合してなる接着剤を調製し、
厚さ25μmのポリエステルフィルムに乾燥後の厚さが
30μmとなるように塗布し、加熱乾燥処理して発泡剥
離性シートを得た。
リル酸5部、アクリロニトリル10部からなる共重合体
系感圧接着剤100部を含むトルエン溶液に、熱膨脹性
微粒子A(マイクロスフェアF−F50D:120℃加
熱発泡用、以下同じ)10部、及び熱膨脹性微粒子B
(マイクロスフェアF−80SD:150℃加熱発泡
用、以下同じ)30部を配合してなる接着剤を調製し、
厚さ25μmのポリエステルフィルムに乾燥後の厚さが
30μmとなるように塗布し、加熱乾燥処理して発泡剥
離性シートを得た。
【0026】実施例2 アクリルグラフトゴム(アクリル20部:MMA)から
なるベースポリマー100部に、テルペン系粘着付与樹
脂10部、Tgが180℃の高軟化点樹脂60部、架硫
剤2部を含むトルエン溶液に熱膨脹性微粒子Aと熱膨脹
性微粒子Bを配合してなる接着剤を用いたほかは、実施
例1に準じて発泡剥離性シートを得た。
なるベースポリマー100部に、テルペン系粘着付与樹
脂10部、Tgが180℃の高軟化点樹脂60部、架硫
剤2部を含むトルエン溶液に熱膨脹性微粒子Aと熱膨脹
性微粒子Bを配合してなる接着剤を用いたほかは、実施
例1に準じて発泡剥離性シートを得た。
【0027】比較例1 熱膨脹性微粒子Bを配合しないほかは実施例1に準じて
発泡剥離性シートを得た。
発泡剥離性シートを得た。
【0028】比較例2 熱膨脹性微粒子Aを配合しないほかは実施例1に準じて
発泡剥離性シートを得た。
発泡剥離性シートを得た。
【0029】評価試験 接着力 実施例、比較例で得た発泡剥離性シートにおける発泡剤
含有接着層につき、ステンレス板(SUS 304 B
A仕上げ面)に対する常温(接着処理)、及び120℃
又は150℃で1分間の加熱処理後における接着力(1
80度ピール)をJIS Z 0237に準拠して測定
した。
含有接着層につき、ステンレス板(SUS 304 B
A仕上げ面)に対する常温(接着処理)、及び120℃
又は150℃で1分間の加熱処理後における接着力(1
80度ピール)をJIS Z 0237に準拠して測定
した。
【0030】上記の結果を表1に示した。なお表には、
発泡剤含有接着層の各加熱膨脹後の層厚を併記した。
発泡剤含有接着層の各加熱膨脹後の層厚を併記した。
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明の発泡剥離性シートによれば2種
以上の発泡剤を含有する接着層により、物品の接着保持
力を有する中間状態を含む少なくとも3段階の接着力状
態を安定して形成でき、接着保持した物品を剥がす必要
なく加工と搬送等の複数の措置に供することができ、物
品と接着層との分離・接着工程を省略でき、最終的には
接着力を充分に低減化できて物品に損傷を与えることな
く容易に分離することができる。しかも、前記の中間状
態が発泡剤による膨脹で緩衝機能を有し、接着保持物品
を衝撃力より保護する。
以上の発泡剤を含有する接着層により、物品の接着保持
力を有する中間状態を含む少なくとも3段階の接着力状
態を安定して形成でき、接着保持した物品を剥がす必要
なく加工と搬送等の複数の措置に供することができ、物
品と接着層との分離・接着工程を省略でき、最終的には
接着力を充分に低減化できて物品に損傷を与えることな
く容易に分離することができる。しかも、前記の中間状
態が発泡剤による膨脹で緩衝機能を有し、接着保持物品
を衝撃力より保護する。
【図1】実施例の断面図。
【図2】実施例の適用工程を例示した断面図。
【図3】実施例の他の適用工程を例示した断面図。
1:支持基材 2:発泡剤含有接着層 21:中間処理状態の発泡剤含有接着層 22:最終処理状態の発泡剤含有接着層 3:接着保持された物品 31:カット加工された物品
Claims (1)
- 【請求項1】 支持基材の少なくとも片側に、処理温度
が異なる2種以上の発泡剤を含有して異なる温度による
加熱処理で2段階以上の接着力低減状態を形成する発泡
剤含有接着層を有することを特徴とする発泡剥離性シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108846A JP3035068B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 発泡剥離性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108846A JP3035068B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 発泡剥離性シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05279636A true JPH05279636A (ja) | 1993-10-26 |
| JP3035068B2 JP3035068B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=14495072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4108846A Expired - Lifetime JP3035068B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 発泡剥離性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3035068B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005097386A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Somar Corp | 粘着剤組成物及びそれを用いた再剥離性粘着シート |
| WO2009054106A1 (ja) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Nitto Denko Corporation | 加熱発泡型再剥離性アクリル系粘着テープ又はシート |
| CN113416497A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-09-21 | 江苏斯迪克新材料科技股份有限公司 | 一种分段热减粘保护膜及其制备方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4108846A patent/JP3035068B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005097386A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Somar Corp | 粘着剤組成物及びそれを用いた再剥離性粘着シート |
| WO2009054106A1 (ja) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Nitto Denko Corporation | 加熱発泡型再剥離性アクリル系粘着テープ又はシート |
| JP2009120807A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-06-04 | Nitto Denko Corp | 加熱発泡型再剥離性アクリル系粘着テープ又はシート |
| CN101835863A (zh) * | 2007-10-22 | 2010-09-15 | 日东电工株式会社 | 加热发泡型再剥离性丙烯酸类粘合带或粘合片 |
| CN113416497A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-09-21 | 江苏斯迪克新材料科技股份有限公司 | 一种分段热减粘保护膜及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3035068B2 (ja) | 2000-04-17 |
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