JPH0528011U - 磁 芯 - Google Patents
磁 芯Info
- Publication number
- JPH0528011U JPH0528011U JP8220191U JP8220191U JPH0528011U JP H0528011 U JPH0528011 U JP H0528011U JP 8220191 U JP8220191 U JP 8220191U JP 8220191 U JP8220191 U JP 8220191U JP H0528011 U JPH0528011 U JP H0528011U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radius
- leg portion
- curvature
- center
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 37
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 36
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 5
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000191 radiation effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻線部を磁芯に挿入する際に、外側脚部端縁
乃至外側脚部内壁面の一部に巻線部が接触したり引っ掛
かったりする不都合を防止する。 【構成】 中央脚部12と外側脚部13とこれら両脚部
を接続する底面部14とからなり、前記外側脚部の設け
られていない開口部16を有する構造であり、前記中央
脚部中心と前記外側脚部の内壁面との間の距離R2より
も大きな曲率半径R3を持ちかつ前記中央脚部中心を通
り長手方向に平行な直線上に当該曲率半径R3の中心が
位置する円弧面15又は当該円弧面に近似した面で前記
外側脚部内壁面を構成している。
乃至外側脚部内壁面の一部に巻線部が接触したり引っ掛
かったりする不都合を防止する。 【構成】 中央脚部12と外側脚部13とこれら両脚部
を接続する底面部14とからなり、前記外側脚部の設け
られていない開口部16を有する構造であり、前記中央
脚部中心と前記外側脚部の内壁面との間の距離R2より
も大きな曲率半径R3を持ちかつ前記中央脚部中心を通
り長手方向に平行な直線上に当該曲率半径R3の中心が
位置する円弧面15又は当該円弧面に近似した面で前記
外側脚部内壁面を構成している。
Description
【0001】
本考案は、トランスやインダクタンス素子に用いるフェライト等で構成された 磁芯に関する。
【0002】
従来、中央脚部と外側脚部とこれら両脚部を接続する底面部とからなる磁芯の 代表例としては、ポットコアと称呼される磁芯が知られており、さらに、ポット コアの外側脚部や底面部の一部を切り欠いて開口部を形成した形状として図28 に示されるERコア、図29に示されるPQコア、図30に示されるRMコア、 図31に示されるLPコア、図32に示されるEPCコア等と称呼される種々の 磁芯が知られている。
【0003】 さて、図27は従来のERコアの平断面図であり、この図において、ERコア 1は外周面が円周面となった円柱形状の中央脚部2と外側脚部3とこれら両脚部 を接続する方形状の底面部4とから成っており、外側脚部3の内壁面5は前記中 央脚部2の外周面と同心の円弧面となっている。すなわち、前記中央脚部2の外 周面は半径R1の円周面であり、前記内壁面5の円弧面は中央脚部2の中心と内 壁面5との間の距離R2を曲率半径とする円弧面である。また、当該ERコアの 長手側面には、前記外側脚部3の設けられていない部分があり、これが開口部6 となっている。
【0004】
ところで、図27のごとく外側脚部3の内壁面5を中央脚部2と同心の円弧面 で形成した場合、次のような問題が生じていた。すなわち、中央脚部2が円柱形 状であり、これに装着されるボビン巻胴部分も円周面、さらにボビン巻胴部分に 巻装される巻線部も円環状となるが、トランス等においては、引出線や中間タッ プを外側脚部3の設けられていない両側の開口部6から引出す関係上ボビンに巻 装された巻線部は仮想線Jのように真円とはならず、仮想線Kのように開口部6 のある側方に膨らんだ楕円状の形状になりがちである。このため外側脚部3の端 縁a乃至外側脚部の内壁面の一部において巻線部と接触しやすくなり、巻線した ボビンを無理にERコア1に組み込んだ場合には線材に傷が生じ、絶縁破壊を起 こす危険があった。
【0005】 また、図27のERコアにおいて、コアの欠け防止のために端縁a部分にのみ それぞれ面取りを設けたものもあるが、単なる面取りだけでは巻線部と外側脚部 内壁面の一部と接触する場合があり、上記不都合を防止するには不十分である。
【0006】 なお、ERコア以外のPQコア、RMコア、LPコア、EPCコア等でも外側 脚部の内壁面の全て又はその一部が中央脚部の全て又はその一部をなす円周面と 同心の円弧面で形成されるため同様の不都合を生じていた。
【0007】 本考案は、上記の点に鑑み、外側脚部の断面積を殆ど減少させることなくかつ 外形寸法を増大させないで、開口部での外側脚部内壁面と中央脚部の間隔を広げ ることができ、巻線部を外側脚部の端縁乃至外側脚部の内壁面の一部に接触させ ることなく容易に組み込むことが可能な磁芯を提供することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本考案に係る第1の磁芯は、中央脚部と外側脚部 とこれら両脚部を接続する底面部とからなり、かつ前記外側脚部の設けられてい ない開口部を有する構造を持ち、さらに前記中央脚部中心と前記外側脚部の内壁 面との間の距離よりも大きな曲率半径を持ちかつ前記中央脚部中心を通り長手方 向に平行な直線上に当該曲率半径の中心が位置する円弧面又は当該円弧面に近似 した面で前記外側脚部内壁面を構成している。
【0009】 また、本考案に係る第2の磁芯は、中央脚部と外側脚部とこれら両脚部を接続 する底面部とからなり、前記中央脚部の外周面のうち前記外側脚部に対向する少 なくとも一部分が円弧面となっており、かつ前記外側脚部の設けられていない開 口部を有する構造を持ち、さらに前記中央脚部の前記円弧面についての第1の曲 率半径中心と前記外側脚部の内壁面との間の距離よりも大きな第2の曲率半径を 持ちかつ前記第1の曲率半径中心を通り長手方向に平行な直線上に当該第2の曲 率半径の中心が位置する円弧面又は当該円弧面に近似した面で前記外側脚部内壁 面を構成している。
【0010】
本考案の磁芯においては、従来よりも大きな曲率半径又はこれに近似した面で 外側脚部の内壁面を構成しており、外形寸法を増大させず、しかも外側脚部の断 面積を殆ど減少させることなく相互に対向する外側脚部内壁面の端縁間の距離又 は該端縁と中央脚部間距離を大きくすることができる。この結果、巻線部が引出 線等で楕円状に膨らんだ場合であっても巻線部の装着が容易となり、線材を傷付 ける危険を解消でき、ひいては絶縁破壊の問題を解消することができる。また、 外形寸法、中央脚部の形状寸法を同一にし、使用するボビンの形状寸法を同じに することが可能であるから従来の磁芯に置き換えてそのまま使用することができ 、外側脚部内壁面の端縁と巻線部との間に従来の磁芯よりも開口部側に増大した 間隙が設けられることにより、磁芯乃至巻線の発熱に対する放熱性も良好となる 。
【0011】
以下、本考案に係る磁芯の実施例を図面に従って説明する。
【0012】 図1乃至図3は本考案の第1実施例であって、本考案をERコアに適用した場 合を示す。これらの図において、ERコア11は外周面が円周面となった円柱形 状の中央脚部12と外側脚部13とこれらを接続する方形状の底面部14とから 成り、フェライト等の磁性材で一体に形成されるものである。ここで、前記中央 脚部12の外周面は半径R1の円周面であり、さらに中央脚部12の中心と外側 脚部13の内壁面15との間の距離R2よりも大きな曲率半径R3の円弧面で内壁 面15を構成している。曲率半径R3の中心f3は前記中央脚部12の中心を通り 開口部16を有する長手側面に平行な直線上に位置している。なお、参考に中央 脚部12の外周面と同心の曲率半径R2を有する従来の場合の円弧面を仮想線L で示す。また、図示は省略したが、図1において右側の内壁面15の曲率半径 R3の中心f3は中央脚部中心に対して対称位置にある。
【0013】 この第1実施例では、従来の仮想線Lの場合に比べ、内壁面15の端縁aは間 隔Δbだけ後退することになり、対向する内壁面15の端縁間距離(開口部16 の開口寸法)bは従来に比べ増大することになる。このため、巻線部の外形が図 27で説明したように、開口部側に楕円状に膨らんでも内壁面端縁aと巻線部と が接触する危険性は無くなり、巻線部の装着を容易に行うことができる。また、 外形寸法は従来のERコアと同一に定めることが可能であり、外側脚部13の断 面積の低下もごく僅かである。また、内壁面15の端縁と巻線部との間に従来の ERコアよりも開口部側に増大した間隙が設けられることにより、ERコア自体 乃至巻線部の発熱に対する放熱性も良好となる。
【0014】 図4は本考案の第2実施例であって、本考案をERコアに適用した場合を示す 。この図において、ERコア21は、外側脚部13Aの内壁面15Aを、曲率半 径R3の円弧面22と、該円弧面22の両端部分の面取部23とで形成したもの である。その他の構成は、前述の第1実施例と同様である。この場合、従来の中 央脚部12の外周面と同心の曲率半径R2の円弧面を示す仮想線Lと内壁面15 Aの端縁aとの差Δbはさらに大きな量となる。
【0015】 図5は本考案の第3実施例であって、本考案をERコアに適用した場合を示す 。この図において、ERコア31は、外側脚部13Bの内壁面15Bを、中央脚 部12の外周面(半径R1)と同心の曲率半径R2を有する従来の場合の円弧面( 仮想線L)に接しかつ当該ERコアの長手側面に垂直な平面32と、該平面32 の両側に連続する曲率半径R4の円弧面33とで形成したものである(但し、R4 >R2)。該曲率半径R4の中心f4は前記中央脚部12の中心を通り前記開口部 16を有する長手側面に平行な直線上に位置している。その他の構成は、前述の 第1実施例と同様である。この場合も、従来の中央脚部12の外周面と同心の曲 率半径R2の円弧面を示す仮想線Lと内壁面15Bの端縁aとの差Δbを充分確 保できる。
【0016】 図6は本考案の第4実施例であって、本考案をERコアに適用した場合を示す 。この図において、ERコア41は、外側脚部13Cの内壁面15Cを、中央脚 部12の外周面(半径R1)と同心の曲率半径R2を有する従来の場合の円弧面( 仮想線L)に接しかつ当該ERコアの長手側面に垂直な平面42と、該平面42 の両側に連続していて仮想線Lの円弧面の外側に位置する平面43とで形成した ものである。これらの連続平面42,43は前記曲率半径R2よりも大きな曲率 半径R5の円弧Uに接しており、該曲率半径R5の中心f5は前記中央脚部12の 中心を通り前記開口部16を有する長手側面に平行な直線上に位置している。換 言すれば、平面42,43は第1実施例の曲率半径R3の円弧面に近似した内壁 面を構成している。その他の構成は、前述の第1実施例と同様である。この場合 も、従来の中央脚部12の外周面と同心の曲率半径R2の円弧面を示す仮想線L と内壁面15Cの端縁aとの差Δbを充分確保できる。
【0017】 図7乃至図9は本考案の第5実施例であって、本考案をPQコアに適用した場 合を示す。これらの図において、PQコア51は、外周面が円周面となった円柱 形状の中央脚部52と、これよりも幅の広い外側脚部53と、底面部54とから 成り、フェライト等の磁性材で一体に形成されるものである。また、当該PQコ ア長手側面には、外側脚部53の設けられていない部分があり、ここが開口部5 6となっている。前記中央脚部52の外周面は半径R11の円周面であり、さらに 中央脚部52の中心と外側脚部53の内壁面55との間の距離R12よりも大きな 曲率半径R13の円弧面で内壁面55を構成している。該曲率半径R13の中心f13 は前記中央脚部52の中心を通り前記開口部56を有する長手側面に平行な直線 上に位置している。なお、参考に中央脚部52の外周面と同心の曲率半径R12を 有する従来の場合の円弧面を仮想線Mで示す。また、図示は省略したが、図7に おいて右側の内壁面55の曲率半径R13の中心f13は中央脚部中心に対して対称 位置にある。
【0018】 この第5実施例では、従来の仮想線Mの場合に比べ、内壁面55の端縁aは間 隔Δeだけ後退することになり、対向する内壁面55の端縁間距離(開口部56 の開口寸法)eは従来に比べ増大することになる。このため、巻線部の外形が、 開口部側に楕円状に膨らんでも内壁面端縁aと巻線部とが接触する危険性は無く なり、巻線部の装着を容易に行うことができる。また、外形寸法は従来のPQコ アと同一に定めることが可能であり、外側脚部53の断面積の低下もごく僅かで ある。また、放熱性は内壁面55の端縁aと巻線部との間に間隙を設けることが できるから向上する。
【0019】 図10は本考案の第6実施例であって、本考案をPQコアに適用した場合を示 す。この図において、PQコア61は、外側脚部53Aの内壁面55Aを、曲率 半径R13の円弧面62と、該円弧面62の両端部分の面取部63とで形成したも のである。その他の構成は、前述の第5実施例と同様である。この場合、従来の 中央脚部52の外周面と同心の曲率半径R12の円弧面を示す仮想線Mと内壁面5 5Aの端縁aとの差Δeはさらに大きな量となる。
【0020】 図11は本考案の第7実施例であって、本考案をPQコアに適用した場合を示 す。この図において、PQコア71は、外側脚部53Bの内壁面55Bを、中央 脚部52の外周面(半径R11)と同心の曲率半径R12を有する従来の場合の円弧 面(仮想線M)に接しかつ当該PQコアの長手側面に垂直な平面72と、該平面 72の両側に連続する曲率半径R14の円弧面73とで形成したものである(但し 、R14>R12)。該曲率半径R14の中心f14は前記中央脚部52の中心を通り前 記開口部56を有する長手側面に平行な直線上に位置している。その他の構成は 、前述の第5実施例と同様である。この場合も、従来の中央脚部52の外周面と 同心の曲率半径R12の円弧面を示す仮想線Mと内壁面55Bの端縁aとの差Δe を充分確保できる。
【0021】 図12は本考案の第8実施例であって、本考案をPQコアに適用した場合を示 す。この図において、PQコア81は、外側脚部53Cの内壁面55Cを、中央 脚部52の外周面(半径R11)と同心の曲率半径R12を有する従来の場合の円弧 面(仮想線M)に接しかつ当該PQコアの長手側面に垂直な平面82と、該平面 82の両側に連続していて仮想線Mの円弧面の外側に位置する平面83とで形成 したものである。これらの連続平面82,83は前記曲率半径R12よりも大きな 曲率半径R15の円弧Vに接しており、該曲率半径R15の中心f15は前記中央脚部 52の中心を通り前記開口部56を有する長手側面に平行な直線上に位置してい る。換言すれば、平面82,83は第5実施例の曲率半径R13の円弧面に近似し た内壁面を構成している。その他の構成は、前述の第5実施例と同様である。こ の場合も、従来の中央脚部52の外周面と同心の曲率半径R12の円弧面を示す仮 想線Mと内壁面55Cの端縁aとの差Δeを充分確保できる。
【0022】 図13乃至図15は本考案の第9実施例であって、本考案をRMコアに適用し た場合を示す。これらの図において、RMコア91は、外周面が円周面となった 円柱形状の中央脚部92と、これよりも幅が広く外壁面が多角面状の外側脚部9 3と、底面部94とから成り、フェライト等の磁性材で一体に形成されるもので ある。また、底面部94にはくぼみ97が形成され、さらに、当該RMコア長手 側面には、外側脚部93の設けられていない部分があり、ここが開口部96とな っている。前記中央脚部92の外周面は半径R21の円周面であり、さらに中央脚 部92の中心と外側脚部93の内壁面95との間の距離R22よりも大きな曲率半 径R23の円弧面で内壁面95を構成している。該曲率半径R23の中心f23は前記 中央脚部92の中心を通り前記開口部96を有する長手側面に平行な直線上に位 置している。なお、参考に中央脚部92の外周面と同心の曲率半径R22を有する 従来の場合の円弧面を仮想線Nで示す。また、図示は省略したが、図13におい て右側の内壁面95の曲率半径R23の中心f23は中央脚部中心に対して対称位置 にある。
【0023】 この第9実施例では、従来の仮想線Nの場合に比べ、内壁面95の端縁aは間 隔Δgだけ後退することになり、対向する内壁面95の端縁間距離(開口部96 の開口寸法)gは従来に比べ増大することになる。このため、巻線部の外形が、 開口部側に楕円状に膨らんでも内壁面端縁aと巻線部とが接触する危険性は無く なり、巻線部の装着を容易に行うことができる。また、外形寸法は従来のRMコ アと同一に定めることが可能であり、外側脚部93の断面積の低下もごく僅かで ある。また、放熱性は内壁面95の端縁aと巻線部との間に間隙を設けることが できるから向上する。
【0024】 図16は本考案の第10実施例であって、本考案をRMコアに適用した場合を 示す。この図において、RMコア101は、外側脚部93Aの内壁面95Aを、 曲率半径R23の円弧面102と、該円弧面102の両端部分の面取部103とで 形成したものである。その他の構成は、前述の第9実施例と同様である。この場 合、従来の中央脚部92の外周面と同心の曲率半径R22の円弧面を示す仮想線N と内壁面95Aの端縁aとの差Δgはさらに大きな量となる。
【0025】 図17は本考案の第11実施例であって、本考案をRMコアに適用した場合を 示す。この図において、RMコア111は、外側脚部93Bの内壁面95Bを、 中央脚部92の外周面(半径R21)と同心の曲率半径R22を有する従来の場合の 円弧面(仮想線N)に接しかつ当該RMコアの長手側面に垂直な平面112と、 該平面112の両側に連続する曲率半径R24の円弧面113とで形成したもので ある(但し、R24>R22)。該曲率半径R24の中心f24は前記中央脚部92の中 心を通り開口部96を有する長手側面に平行な直線上に位置している。その他の 構成は、前述の第9実施例と同様である。この場合も、従来の中央脚部92の外 周面と同心の曲率半径R22の円弧面を示す仮想線Nと内壁面95Bの端縁aとの 差Δgを充分確保できる。
【0026】 図18は本考案の第12実施例であって、本考案をRMコアに適用した場合を 示す。この図において、RMコア121は、外側脚部93Cの内壁面95Cを、 中央脚部92の外周面(半径R21)と同心の曲率半径R22を有する従来の場合の 円弧面(仮想線N)に接しかつ当該RMコアの長手側面に垂直な平面122と、 該平面122の両側に連続していて仮想線Nの円弧面の外側に位置する平面12 3,124とで形成したものである。これらの連続平面122,123,124 は前記曲率半径R22よりも大きな曲率半径R25の円弧Wに接しており、該曲率半 径R25の中心f25は前記中央脚部92の中心を通り開口部96を有する長手側面 に平行な直線上に位置している。換言すれば、平面122,123,124は第 9実施例の曲率半径R23の円弧面に近似した内壁面を構成している。その他の構 成は、前述の第9実施例と同様である。この場合も、従来の中央脚部92の外周 面と同心の曲率半径R22の円弧面を示す仮想線Nと内壁面95Cの端縁aとの差 Δgを充分確保できる。
【0027】 図19乃至図21は本考案の第13実施例であって、本考案をLPコアに適用 した場合を示す。これらの図において、LPコア131は、外周面が円周面とな った円柱形状の中央脚部132と、これよりも幅の広い外側脚部133と、底面 部134とから成り、フェライト等の磁性材で一体に形成されるものである。ま た、当該LPコア長手側面には、外側脚部133の設けられていない部分があり 、ここが開口部136,137となっている。但し、LPコアの場合、使用時に は、開口寸法の大きな開口部137が基板等に対向する如く配置して用いる。前 記中央脚部132の外周面は半径R31の円周面であり、外側脚部133の内壁面 135は当該LPコアの長手側面に垂直な平面138と、該平面138に連続す る曲率半径R33の円弧面139とで形成したものである。前記平面138の長さ は中央脚部132の半径R31に等しく設定されており、該円弧面139は、中央 脚部132の中心と外側脚部133の内壁面135との間の距離R32よりも大き な曲率半径R33を有するものである。該曲率半径R33の中心f33は前記中央脚部 132の中心を通り前記開口部137を有する長手側面に平行な直線上に位置し ている。なお、参考に中央脚部132の外周面と同心の曲率半径R32を有する従 来の場合の円弧面を仮想線Sで示す。また、図示は省略したが、図19において 右側の内壁面135の曲率半径R33の中心f33は中央脚部中心に対して対称位置 にある。
【0028】 この第13実施例では、従来の仮想線Sの場合に比べ、内壁面135の端縁a は間隔Δhだけ後退することになり、端縁aと中央脚部132間の距離は従来に 比べ増大することになる。このため、巻線部の外形が、開口部側に楕円状に膨ら んでも内壁面端縁aと巻線部とが接触する危険性は無くなり、巻線部の装着を容 易に行うことができる。また、外形寸法は従来のLPコアと同一に定めることが 可能であり、外側脚部133の断面積の低下もごく僅かである。また、放熱性は 内壁面135の端縁aと巻線部との間に間隙を設けることができるから向上する 。
【0029】 図22は本考案の第14実施例であって、本考案をLPコアに適用した場合を 示す。この図において、LPコア141は、外側脚部133Aの内壁面135A を、中央脚部132の外周面半径R31より長い長さの平面138Aと、該平面1 38Aに連続していて曲率半径R32の仮想線Sの円弧面の外側に位置する平面1 42,143とで形成したものである。これらの連続平面138A,142,1 43は前記曲率半径R32よりも大きな曲率半径R34の円弧Xに接しており、該曲 率半径R34の中心f34は前記中央脚部132の中心を通り開口部137を有する 長手側面に平行な直線上に位置している。換言すれば、平面138A,142, 143は第13実施例の曲率半径R33の円弧面に近似した内壁面を構成する。) 。その他の構成は、前述の第13実施例と同様である。この場合も、従来の中央 脚部132の外周面と同心の曲率半径R32の円弧面を示す仮想線Sと内壁面13 5Aの端縁aとの差Δhを充分確保できる。
【0030】 図23乃至図25は本考案の第15実施例であって、本考案をEPCコアに適 用した場合を示す。これらの図において、EPCコア151は、外周面が長円周 面(半円周面同士を平面で接続したもの)となった長円柱形状(断面が長円形) の中央脚部152と、これよりも幅の広い外側脚部153と、底面部154とか ら成り、フェライト等の磁性材で一体に形成されるものである。また、当該EP Cコア長手側面には、外側脚部153の設けられていない部分があり、ここが開 口部156,157となっている。但し、EPCコアの場合、使用時には、開口 寸法の大きな開口部157が基板等に対向する如く立てて用いる。前記中央脚部 152の前記外側脚部153に対向する外周面部分は半径R41の円周面であり、 外側脚部153の内壁面155は当該EPCコアの長手側面に垂直な平面158 と、該平面158に連続する曲率半径R43の円弧面159とで形成したものであ る。前記平面158の長さは中央脚部152の半円周面の半径R41に等しく設定 されている。前記円弧面159は、中央脚部152の半円周面中心と外側脚部1 53の内壁面155との間の距離R42よりも大きな曲率半径R43を有するもので ある。該曲率半径R43の中心f43は前記中央脚部152の半径R41の中心を通り 前記開口部157を有する長手側面に平行な直線上に位置している。なお、参考 に中央脚部152の半円周面と同心の曲率半径R42を有する従来の場合の円弧面 を仮想線Tで示す。また、図示は省略したが、図23において内壁面155の曲 率半径R43の中心f43は対称位置に2箇所ある。
【0031】 この第15実施例では、従来の仮想線Tの場合に比べ、内壁面155の端縁a は間隔Δjだけ後退することになり、端縁aと中央脚部152間の距離は従来に 比べ増大することになる。このため、巻線部の外形が、開口部側に膨らんでも内 壁面端縁aと巻線部とが接触する危険性は無くなり、巻線部の装着を容易に行う ことができる。また、外形寸法は従来のEPCコアと同一に定めることが可能で あり、外側脚部153の断面積の低下もごく僅かである。また、放熱性は内壁面 155の端縁aと巻線部との間に間隙を設けることができるから向上する。
【0032】 図26は本考案の第16実施例であって、本考案をEPCコアに適用した場合 を示す。この図において、EPCコア161は、外側脚部153Aの内壁面15 5Aを、中央脚部152の半円周面半径R41よりも長い平面158Aと、該平面 158Aに連続していて仮想線T(曲率半径R42)の円弧面の外側に位置する平 面162,163とで形成したものである。これらの連続平面158A,162 ,163は前記曲率半径R42よりも大きな曲率半径R44の円弧Yに接しており、 該曲率半径R44の中心f44は前記中央脚部152の半径R41の中心を通り開口部 157を有する長手側面に平行な直線上に位置している。換言すれば、平面15 8A,162,163は第15実施例の曲率半径R43の円弧面に近似した内壁面 を構成している。その他の構成は、前述の第15実施例と同様である。この場合 も、従来の中央脚部152の半円周面と同心の曲率半径R42の円弧面を示す仮想 線Tと内壁面155Aの端縁aとの差Δjを充分確保できる。
【0033】 なお、上記各実施例では、ERコア、PQコア、RMコア、LPコア及びEP Cコアの場合について説明したが、本考案は、これらの実施例に限定されるもの ではなく、これらのコアに類似した形状のものにも適用可能であることはあきら かである。また、中央脚部は正多角柱状であってもよく、外側脚部の内壁面は3 面以上の連続平面であってもよい。
【0034】
以上説明したように、本考案の磁芯によれば、従来の場合よりも大きな曲率半 径の円弧面又は当該円弧面に近似した面で外側脚部内壁面の少なくとも一部を構 成するようにしたので、巻線部が引出線等で楕円状に変形したような場合であっ ても内壁面端縁と巻線部とが接触する危険がなくなり、巻線部の挿入が容易とな るとともに絶縁破壊事故を防止することができ、製造時の歩留り向上も図ること ができる。また、外形寸法を従来品と同じに設定し、しかも、外側脚部の断面積 の減少をごく僅かにすることが可能であるから、従来品にそのまま置き換えて使 用することも可能である。さらに、外側脚部内壁面の端縁と巻線部との間に間隙 を設けることにより、放熱効果の改善も図ることが可能である。
【図1】本考案の第1実施例を示す平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同底面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す要部拡大平面図であ
る。
る。
【図5】本考案の第3実施例を示す要部拡大平面図であ
る。
る。
【図6】本考案の第4実施例を示す要部拡大平面図であ
る。
る。
【図7】本考案の第5実施例を示す平面図である。
【図8】同正面図である。
【図9】同底面図である。
【図10】本考案の第6実施例を示す要部拡大平面図で
ある。
ある。
【図11】本考案の第7実施例を示す要部拡大平面図で
ある。
ある。
【図12】本考案の第8実施例を示す要部拡大平面図で
ある。
ある。
【図13】本考案の第9実施例を示す平面図である。
【図14】同正断面図である。
【図15】同底面図である。
【図16】本考案の第10実施例を示す要部拡大平面図
である。
である。
【図17】本考案の第11実施例を示す要部拡大平面図
である。
である。
【図18】本考案の第12実施例を示す要部拡大平面図
である。
である。
【図19】本考案の第13実施例を示す正面図である。
【図20】同側面図である。
【図21】同平面図である。
【図22】本考案の第14実施例を示す要部拡大正面図
である。
である。
【図23】本考案の第15実施例を示す正面図である。
【図24】同側面図である。
【図25】同平面図である。
【図26】本考案の第16実施例を示す要部拡大正面図
である。
である。
【図27】従来例を示す平断面図である。
【図28】従来のERコアを示す斜視図である。
【図29】従来のPQコアを示す斜視図である。
【図30】従来のRMコアを示す斜視図である。
【図31】従来のLPコアを示す斜視図である。
【図32】従来のEPCコアを示す斜視図である。
1,11,21,31,41 ERコア 2,12,52,92,132,152 中央脚部 3,13,13A,13B,13C,53,53A,5
3B,53C,93,93A,93B,93C,13
3,133A,153,153A 外側脚部 4,14,54,94,134,154 底面部 5,15,15A,15B,15C,55,55A,5
5B,55C,95,95A,95B,95C,13
5,135A,155,155A 内壁面 22,33,62,73,102,113,139,1
59 円弧面 23,63,103 面取部 32,42,43,72,82,83,112,12
2,123,124,138,138A,142,14
3,158,158A,162,163 平面 51,61,71,81 PQコア 91,101,111,121 RMコア 131,141 LPコア 151,161 EPCコア
3B,53C,93,93A,93B,93C,13
3,133A,153,153A 外側脚部 4,14,54,94,134,154 底面部 5,15,15A,15B,15C,55,55A,5
5B,55C,95,95A,95B,95C,13
5,135A,155,155A 内壁面 22,33,62,73,102,113,139,1
59 円弧面 23,63,103 面取部 32,42,43,72,82,83,112,12
2,123,124,138,138A,142,14
3,158,158A,162,163 平面 51,61,71,81 PQコア 91,101,111,121 RMコア 131,141 LPコア 151,161 EPCコア
Claims (3)
- 【請求項1】 中央脚部と外側脚部とこれら両脚部を接
続する底面部とからなり、前記外側脚部の設けられてい
ない開口部を有する磁芯において、前記中央脚部中心と
前記外側脚部の内壁面との間の距離よりも大きな曲率半
径を持ちかつ前記中央脚部中心を通り長手方向に平行な
直線上に当該曲率半径の中心が位置する円弧面又は当該
円弧面に近似した面で前記外側脚部内壁面を構成したこ
とを特徴とする磁芯。 - 【請求項2】 中央脚部と外側脚部とこれら両脚部を接
続する底面部とからなり、前記中央脚部の外周面のうち
前記外側脚部に対向する少なくとも一部分が円弧面とな
っており、かつ前記外側脚部の設けられていない開口部
を有する磁芯において、前記中央脚部の前記円弧面につ
いての第1の曲率半径中心と前記外側脚部の内壁面との
間の距離よりも大きな第2の曲率半径を持ちかつ前記第
1の曲率半径中心を通り長手方向に平行な直線上に当該
第2の曲率半径の中心が位置する円弧面又は当該円弧面
に近似した面で前記外側脚部内壁面を構成したことを特
徴とする磁芯。 - 【請求項3】 前記円弧面に近似した面が、連続多平面
又は平面と曲面とからなる連続面である請求項1又は2
記載の磁芯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991082201U JP2596830Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 磁 芯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991082201U JP2596830Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 磁 芯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528011U true JPH0528011U (ja) | 1993-04-09 |
| JP2596830Y2 JP2596830Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=13767817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991082201U Expired - Fee Related JP2596830Y2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 磁 芯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596830Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02146407U (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-12 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP1991082201U patent/JP2596830Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02146407U (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2596830Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6583697B2 (en) | Transformer | |
| JPH0528011U (ja) | 磁 芯 | |
| JPH0130282B2 (ja) | ||
| JPH05258940A (ja) | コイル | |
| JPS6242505Y2 (ja) | ||
| JPH04329606A (ja) | 巻線型コイル | |
| JPS5919375Y2 (ja) | コイルボビン | |
| JPH02127013U (ja) | ||
| JP2607158Y2 (ja) | 磁心構造 | |
| JPS5934100Y2 (ja) | 変圧器巻線 | |
| JPS6144404Y2 (ja) | ||
| JPH02192703A (ja) | フェライトコア | |
| JPH073623Y2 (ja) | コイルボビンの構造 | |
| JP2013045937A (ja) | ボビン及びチョークコイル | |
| JPS5998626U (ja) | 変圧器巻線 | |
| JP3142724B2 (ja) | 変流器 | |
| JP2639898B2 (ja) | 小形トランス用コア | |
| JP3605449B2 (ja) | Mri用頭部コイル | |
| JPH0810169Y2 (ja) | コイルボビンの構造 | |
| JP2538999Y2 (ja) | スイッチング電源用トランスのコイルボビン | |
| JPH0520306U (ja) | インターフエイス変成器用磁心 | |
| JPS6317230Y2 (ja) | ||
| JP2605296Y2 (ja) | インバータ用トランス | |
| JPS614408U (ja) | フライバツクトランス | |
| JPH0736421U (ja) | 空心リアクトル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980217 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |