JPH05286674A - エレベータドアの制御装置 - Google Patents
エレベータドアの制御装置Info
- Publication number
- JPH05286674A JPH05286674A JP9534092A JP9534092A JPH05286674A JP H05286674 A JPH05286674 A JP H05286674A JP 9534092 A JP9534092 A JP 9534092A JP 9534092 A JP9534092 A JP 9534092A JP H05286674 A JPH05286674 A JP H05286674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- motor
- elevator
- overload
- limit value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過負荷検出の感度を適宜調整して、乗客の安
全性を確保するとともに、エレベータの運転効率を高め
ることができる。 【構成】 モータ速度指令10がモータ実速度20に追
従するようなモータトルク指令30を発生し、このモー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエ
レベータドアを反転または停止させるとともに、エレベ
ータドアに乗客が近接しているときはモータトルク制限
値40を所定の値よりも小さくし、過負荷異常検出感度
を高める。
全性を確保するとともに、エレベータの運転効率を高め
ることができる。 【構成】 モータ速度指令10がモータ実速度20に追
従するようなモータトルク指令30を発生し、このモー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエ
レベータドアを反転または停止させるとともに、エレベ
ータドアに乗客が近接しているときはモータトルク制限
値40を所定の値よりも小さくし、過負荷異常検出感度
を高める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータドアの制御
装置に関するものであり、特に、エレベータドアの開閉
動作中に人体が扉に挾まれたり塵芥詰りの場合にエレベ
ータドアを速やかに停止または反転するエレベータドア
の制御装置に関するものである。
装置に関するものであり、特に、エレベータドアの開閉
動作中に人体が扉に挾まれたり塵芥詰りの場合にエレベ
ータドアを速やかに停止または反転するエレベータドア
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のエレベータドアの制御装置
を示すブロック構成図である。図において、1はエレベ
ータドアの開閉動作の駆動源であるドアモータ、2はエ
レベータドアを駆動するための電源、3はドアモータ1
駆動用のパワー回路、4はドアモータ1の速度を検出す
るパルスエンコーダであり、このパルスエンコーダ4は
ドアモータ1の回転軸に直結され、ドアモータ1の回転
に応じたパルス信号を発生する。5はマイクロコンピュ
ータが組込まれエレベータドアの駆動動作全般を制御す
る制御回路であり、5aはパルスエンコーダ4からの信
号によりパルス数をカウントするパルスカウントユニッ
ト、5bはこの制御回路5をプログラム制御するプログ
ラム及び各種のデータ等を格納したROM、5cは外部
との信号の授受を行なう入出力ポート、5dは中央演算
処理装置として機能するCPU、5eはCPU5dによ
ってデータが書込まれるRAMで、各種の動特性の実測
値及び所定の定数が格納される。5fはPWM(パルス
幅変調)ユニットで、モータドライブ信号を発生するパ
ルス幅変調信号発生回路である。6はエレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全装置、7は
PWM信号によりパワー回路3のパワートランジスタ等
をドライブするドライブ用ゲート信号を発生するゲート
信号発生回路、8はエレベータの各種の動作を制御する
エレベータ制御盤である。
を示すブロック構成図である。図において、1はエレベ
ータドアの開閉動作の駆動源であるドアモータ、2はエ
レベータドアを駆動するための電源、3はドアモータ1
駆動用のパワー回路、4はドアモータ1の速度を検出す
るパルスエンコーダであり、このパルスエンコーダ4は
ドアモータ1の回転軸に直結され、ドアモータ1の回転
に応じたパルス信号を発生する。5はマイクロコンピュ
ータが組込まれエレベータドアの駆動動作全般を制御す
る制御回路であり、5aはパルスエンコーダ4からの信
号によりパルス数をカウントするパルスカウントユニッ
ト、5bはこの制御回路5をプログラム制御するプログ
ラム及び各種のデータ等を格納したROM、5cは外部
との信号の授受を行なう入出力ポート、5dは中央演算
処理装置として機能するCPU、5eはCPU5dによ
ってデータが書込まれるRAMで、各種の動特性の実測
値及び所定の定数が格納される。5fはPWM(パルス
幅変調)ユニットで、モータドライブ信号を発生するパ
ルス幅変調信号発生回路である。6はエレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全装置、7は
PWM信号によりパワー回路3のパワートランジスタ等
をドライブするドライブ用ゲート信号を発生するゲート
信号発生回路、8はエレベータの各種の動作を制御する
エレベータ制御盤である。
【0003】図4は従来のエレベータドアの制御装置に
よる戸閉動作時の正常状態の各波形を示す波形図であ
り、(a)はドアモータの速度指令パターン、(b)は
ドアモータの実速度パターン、(c)はドアモータのト
ルク指令とトルク制限値との関係を各々示す。
よる戸閉動作時の正常状態の各波形を示す波形図であ
り、(a)はドアモータの速度指令パターン、(b)は
ドアモータの実速度パターン、(c)はドアモータのト
ルク指令とトルク制限値との関係を各々示す。
【0004】図において、10はドア位置に応じたドア
モータの速度であるモータ速度指令、20は制御回路5
で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ実
速度、30は速度指令にモータ実速度20を追従させる
ために制御回路5から発せられるモータトルク指令、4
0はモータトルク制限値であり、このモータトルク制限
値40を越えないようにモータトルク指令30の大きさ
は規制される。
モータの速度であるモータ速度指令、20は制御回路5
で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ実
速度、30は速度指令にモータ実速度20を追従させる
ために制御回路5から発せられるモータトルク指令、4
0はモータトルク制限値であり、このモータトルク制限
値40を越えないようにモータトルク指令30の大きさ
は規制される。
【0005】次に、この構成のエレベータドアの制御装
置によるドア駆動制御動作を図3及び図4を用いて説明
する。ここでは、戸閉動作を例にして説明する。
置によるドア駆動制御動作を図3及び図4を用いて説明
する。ここでは、戸閉動作を例にして説明する。
【0006】エレベータ制御盤8から戸閉指令が発生す
ると、入出力ポート5cに読込まれ、この指令に対応し
てROM5bから図4の(a)に示す速度パターンがC
PU5dへ読込まれる。なお、この速度パターンは、ド
アモータ1に取付けられているパルスエンコーダ4から
の出力パルスをパルスカウントユニット5aでカウント
し、そのカウント値がCPU5dに送られ、CPU5d
はこのパルスカウント値から扉の位置点を演算すること
により、ROM5bから読出される。また、同様にし
て、図4の(c)に示すモータトルク制限値も合わせて
読出し、必要以上のモータトルク指令が発生しないよう
にトルク制限を行なっている。パルスエンコーダ4から
の出力は、扉の位置点を求めるだけでなく、そのカウン
ト値を基にドアモータ1の回転速度の演算にも利用され
る。エレベータドアの位置点やドアモータ1の回転速度
等はROM5bに記憶される。CPU5dは読出した速
度パターンとドアモータ1の回転速度から、速度パター
ンに追従させるようなトルク指令をPWMユニット5f
に送る。そして、PWMユニット5fでPWM信号に変
換し、その出力によってゲート信号発生回路7がゲート
信号を発生し、パワー回路3を駆動してドアモータ1を
回転させる。こうして、エレベータドアの開閉制御を行
なっている。
ると、入出力ポート5cに読込まれ、この指令に対応し
てROM5bから図4の(a)に示す速度パターンがC
PU5dへ読込まれる。なお、この速度パターンは、ド
アモータ1に取付けられているパルスエンコーダ4から
の出力パルスをパルスカウントユニット5aでカウント
し、そのカウント値がCPU5dに送られ、CPU5d
はこのパルスカウント値から扉の位置点を演算すること
により、ROM5bから読出される。また、同様にし
て、図4の(c)に示すモータトルク制限値も合わせて
読出し、必要以上のモータトルク指令が発生しないよう
にトルク制限を行なっている。パルスエンコーダ4から
の出力は、扉の位置点を求めるだけでなく、そのカウン
ト値を基にドアモータ1の回転速度の演算にも利用され
る。エレベータドアの位置点やドアモータ1の回転速度
等はROM5bに記憶される。CPU5dは読出した速
度パターンとドアモータ1の回転速度から、速度パター
ンに追従させるようなトルク指令をPWMユニット5f
に送る。そして、PWMユニット5fでPWM信号に変
換し、その出力によってゲート信号発生回路7がゲート
信号を発生し、パワー回路3を駆動してドアモータ1を
回転させる。こうして、エレベータドアの開閉制御を行
なっている。
【0007】ここで、エレベータドアの開閉動作の妨げ
となる力が働くと、速度指令に対して実際のモータ回転
が追従できなくなるので、トルク制限値に制限されるま
でトルク指令を徐々に大きくし、通常の開閉動作のとき
よりも大きなトルクによって開閉動作を行なう。
となる力が働くと、速度指令に対して実際のモータ回転
が追従できなくなるので、トルク制限値に制限されるま
でトルク指令を徐々に大きくし、通常の開閉動作のとき
よりも大きなトルクによって開閉動作を行なう。
【0008】ドア安全装置6はエレベータ出入口のかご
上部に設けられており、利用者を非接触で検出し、戸閉
しようとする扉に利用者が接触して怪我等をしないよう
に、エレベータドアを反転させる。つまり、このドア安
全装置6の動作信号は入出力ポート5cを通してエレベ
ータ制御盤8に送られ、エレベータ制御盤8が戸閉から
戸開へ開閉指令を切換えることにより、エレベータドア
は戸反転動作を行なう。
上部に設けられており、利用者を非接触で検出し、戸閉
しようとする扉に利用者が接触して怪我等をしないよう
に、エレベータドアを反転させる。つまり、このドア安
全装置6の動作信号は入出力ポート5cを通してエレベ
ータ制御盤8に送られ、エレベータ制御盤8が戸閉から
戸開へ開閉指令を切換えることにより、エレベータドア
は戸反転動作を行なう。
【0009】エレベータドアの開閉においては、ドア走
行レールへの塵芥詰りや壁とドアとの隙間に乗客の手等
が引込まれたりすると、通常の開閉動作ができなくなる
ことがある。このような場合、乗客にとっては危険が伴
ない、塵芥詰りにおいてはドアが拘束状態となりエレベ
ータが使用不能になる。このため、特開平2−1100
96号、特開平3−238286号公報に掲載されてい
るように、トルク指令やドアモータへの通電電流の状態
により、過負荷を検出し、戸反転動作を行なうドア制御
が行なわれている。更に、従来のこの種のエレベータド
アの制御装置に関連するものとして、特開平2−163
282号公報に掲載の技術を挙げることができる。
行レールへの塵芥詰りや壁とドアとの隙間に乗客の手等
が引込まれたりすると、通常の開閉動作ができなくなる
ことがある。このような場合、乗客にとっては危険が伴
ない、塵芥詰りにおいてはドアが拘束状態となりエレベ
ータが使用不能になる。このため、特開平2−1100
96号、特開平3−238286号公報に掲載されてい
るように、トルク指令やドアモータへの通電電流の状態
により、過負荷を検出し、戸反転動作を行なうドア制御
が行なわれている。更に、従来のこの種のエレベータド
アの制御装置に関連するものとして、特開平2−163
282号公報に掲載の技術を挙げることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のエレベータドアの制御装置では、壁とドアとの隙
間に乗客の手等が引込まれることによる過負荷を検出す
る場合は、乗客の安全性を重視する必要から、検出レベ
ルを下げて、過負荷検出の感度を高める必要があった。
一方、塵芥詰りによる過負荷を検出する場合は、過負荷
検出の感度が余り高いと多少の塵芥によっても過負荷を
検出し、戸反転動作を行なうので、エレベータの起動頻
度が下がり、エレベータの運転効率が悪くなっていた。
このため、検出レベルを上げて、過負荷検出の感度を鈍
くする必要があった。
従来のエレベータドアの制御装置では、壁とドアとの隙
間に乗客の手等が引込まれることによる過負荷を検出す
る場合は、乗客の安全性を重視する必要から、検出レベ
ルを下げて、過負荷検出の感度を高める必要があった。
一方、塵芥詰りによる過負荷を検出する場合は、過負荷
検出の感度が余り高いと多少の塵芥によっても過負荷を
検出し、戸反転動作を行なうので、エレベータの起動頻
度が下がり、エレベータの運転効率が悪くなっていた。
このため、検出レベルを上げて、過負荷検出の感度を鈍
くする必要があった。
【0011】また、引込まれによる過負荷検出の場合
は、殆ど人が引込まれる場合であり、通常、引込まれか
ら抜出そうとする力が働くので、一度、戸反転動作を行
なえば、再度、同じ過負荷異常を繰返すことはなかっ
た。一方、塵芥詰りによる過負荷検出の場合は、小さな
塵芥であれば、戸反転動作を数回繰返すことにより徐々
に塵芥が移動するので、過負荷を検出しなくなるが、大
きな塵芥が詰まっている場合は、検出レベルを変化させ
ない限り、その場所において何度も同じ過負荷を検出
し、戸反転動作を繰返すので、エレベータが使用不能に
なっていた。
は、殆ど人が引込まれる場合であり、通常、引込まれか
ら抜出そうとする力が働くので、一度、戸反転動作を行
なえば、再度、同じ過負荷異常を繰返すことはなかっ
た。一方、塵芥詰りによる過負荷検出の場合は、小さな
塵芥であれば、戸反転動作を数回繰返すことにより徐々
に塵芥が移動するので、過負荷を検出しなくなるが、大
きな塵芥が詰まっている場合は、検出レベルを変化させ
ない限り、その場所において何度も同じ過負荷を検出
し、戸反転動作を繰返すので、エレベータが使用不能に
なっていた。
【0012】そこで、この発明は、過負荷検出の感度を
適宜調整して、乗客の安全性を確保するとともに、エレ
ベータの運転効率を高めることができるエレベータドア
の制御装置の提供を課題とするものである。
適宜調整して、乗客の安全性を確保するとともに、エレ
ベータの運転効率を高めることができるエレベータドア
の制御装置の提供を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
エレベータドアの制御装置は、エレベータドアを開閉駆
動するドアモータの速度指令が実際のモータの回転速度
に追従するようにトルク指令を発生するトルク指令発生
手段と、前記トルク指令を所定のトルク制限値と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出手段
と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反転ま
たは停止させるドア制御手段と、前記エレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全手段と、前
記ドア安全手段が動作しているとき、過負荷異常を検出
するためのトルク制限値を所定の値よりも小さくするト
ルク制限値変更手段とを具備するものである。
エレベータドアの制御装置は、エレベータドアを開閉駆
動するドアモータの速度指令が実際のモータの回転速度
に追従するようにトルク指令を発生するトルク指令発生
手段と、前記トルク指令を所定のトルク制限値と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出手段
と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反転ま
たは停止させるドア制御手段と、前記エレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全手段と、前
記ドア安全手段が動作しているとき、過負荷異常を検出
するためのトルク制限値を所定の値よりも小さくするト
ルク制限値変更手段とを具備するものである。
【0014】請求項2の発明にかかるエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転または停止させるド
ア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が近接してい
ることを検出するドア安全手段と、前記ドア安全手段が
動作しているとき、前記負荷異常検出手段による過負荷
異常検出時間を短縮する負荷異常検出時間変更手段とを
具備するものである。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転または停止させるド
ア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が近接してい
ることを検出するドア安全手段と、前記ドア安全手段が
動作しているとき、前記負荷異常検出手段による過負荷
異常検出時間を短縮する負荷異常検出時間変更手段とを
具備するものである。
【0015】請求項3の発明にかかるエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転させるドア制御手段
と、同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作
を繰返すとき、前記戸反転動作を繰返す毎にトルク制限
値を次第に大きくするトルク制限値変更手段とを具備す
るものである。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転させるドア制御手段
と、同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作
を繰返すとき、前記戸反転動作を繰返す毎にトルク制限
値を次第に大きくするトルク制限値変更手段とを具備す
るものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明のエレベータドアの制御装置に
おいては、ドアモータの速度指令が実際のモータの回転
速度に追従するようなトルク指令を発生し、このトルク
指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過負
荷異常を検出することによりエレベータドアを反転また
は停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近接し
ているときはトルク制限値を所定の値よりも小さくする
ものであるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合
は、トルク制限値を下げ検出レベルを下げて、過負荷検
出の感度を高めることができる。
おいては、ドアモータの速度指令が実際のモータの回転
速度に追従するようなトルク指令を発生し、このトルク
指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過負
荷異常を検出することによりエレベータドアを反転また
は停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近接し
ているときはトルク制限値を所定の値よりも小さくする
ものであるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合
は、トルク制限値を下げ検出レベルを下げて、過負荷検
出の感度を高めることができる。
【0017】請求項2の発明のエレベータドアの制御装
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮するもので
あるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く
過負荷を検出して戸反転動作等を行なう。
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮するもので
あるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く
過負荷を検出して戸反転動作等を行なう。
【0018】請求項3の発明のエレベータドアの制御装
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
させるとともに、同一階床で連続して過負荷異常を検出
し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作を繰返す毎にト
ルク制限値を次第に大きくするものであるから、塵芥詰
りにより何度も同じ過負荷を検出して戸反転動作を繰返
すのを防止できる。
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
させるとともに、同一階床で連続して過負荷異常を検出
し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作を繰返す毎にト
ルク制限値を次第に大きくするものであるから、塵芥詰
りにより何度も同じ過負荷を検出して戸反転動作を繰返
すのを防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。 〈第一実施例〉図1は本発明の一実施例であるエレベー
タドアの制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各
波形を示す波形図、図2は本発明の一実施例であるエレ
ベータドアの制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常
状態の各波形を示す波形図であり、(a)はドアモータ
の速度指令パターン、(b)はドアモータの実速度パタ
ーン、(c)はドアモータのトルク指令とトルク制限値
との関係を各々示す。図3は本発明の一実施例であるエ
レベータドアの制御装置のハードウェア構成を示すブロ
ック図であり、図3は従来例と共通である。図中、上記
従来例と同一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
る。 〈第一実施例〉図1は本発明の一実施例であるエレベー
タドアの制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各
波形を示す波形図、図2は本発明の一実施例であるエレ
ベータドアの制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常
状態の各波形を示す波形図であり、(a)はドアモータ
の速度指令パターン、(b)はドアモータの実速度パタ
ーン、(c)はドアモータのトルク指令とトルク制限値
との関係を各々示す。図3は本発明の一実施例であるエ
レベータドアの制御装置のハードウェア構成を示すブロ
ック図であり、図3は従来例と共通である。図中、上記
従来例と同一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
【0020】図において、11a〜11d,12a〜1
2dはドア位置に応じたドアモータの速度であるモータ
速度指令、21a〜21d,22a〜22dは制御回路
5で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ
実速度、31a〜31d,32a〜32dは速度指令に
モータ実速度21a〜21d,22a〜22dを追従さ
せるために制御回路5から発せられるモータトルク指
令、41a〜41d,42はモータトルク制限値であ
り、このモータトルク制限値41a〜41d,42を越
えないようにモータトルク指令31a〜31d,32a
〜32dの大きさは規制される。
2dはドア位置に応じたドアモータの速度であるモータ
速度指令、21a〜21d,22a〜22dは制御回路
5で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ
実速度、31a〜31d,32a〜32dは速度指令に
モータ実速度21a〜21d,22a〜22dを追従さ
せるために制御回路5から発せられるモータトルク指
令、41a〜41d,42はモータトルク制限値であ
り、このモータトルク制限値41a〜41d,42を越
えないようにモータトルク指令31a〜31d,32a
〜32dの大きさは規制される。
【0021】ここでは、上記の各図を用いてエレベータ
ドアの制御装置による戸閉動作について説明する。はじ
めに、過負荷を検出し戸反転動作を行なうまでの動作を
戸閉中の過負荷を想定して説明する。なお、この動作は
従来例と同一である。エレベータ制御盤8から戸閉指令
が発生すると、入出力ポート5cに読込まれ、ドア位置
点に対応するモータ速度指令10及び戸開閉力が必要以
上に発生しないように、所定のモータトルク制限値41
aがROM5bから読込まれる。また、ドアモータ1に
装着されているパルスエンコーダ4からの出力パルスを
パルスカウントユニット5aでカウントし、そのカウン
ト値による回転速度もCPU5dに送られる。そして、
これらの結果を基にして、CPU5dからモータトルク
指令30がPWMユニット5fに出力される。PWMユ
ニット5fからのPWM信号出力によってゲート信号発
生回路7がゲート信号を発生し、パワー回路3を駆動す
ることにより、ドアモータ1はモータ実速度20のよう
に回転し、エレベータドア(図示せず)は戸閉を開始す
る。
ドアの制御装置による戸閉動作について説明する。はじ
めに、過負荷を検出し戸反転動作を行なうまでの動作を
戸閉中の過負荷を想定して説明する。なお、この動作は
従来例と同一である。エレベータ制御盤8から戸閉指令
が発生すると、入出力ポート5cに読込まれ、ドア位置
点に対応するモータ速度指令10及び戸開閉力が必要以
上に発生しないように、所定のモータトルク制限値41
aがROM5bから読込まれる。また、ドアモータ1に
装着されているパルスエンコーダ4からの出力パルスを
パルスカウントユニット5aでカウントし、そのカウン
ト値による回転速度もCPU5dに送られる。そして、
これらの結果を基にして、CPU5dからモータトルク
指令30がPWMユニット5fに出力される。PWMユ
ニット5fからのPWM信号出力によってゲート信号発
生回路7がゲート信号を発生し、パワー回路3を駆動す
ることにより、ドアモータ1はモータ実速度20のよう
に回転し、エレベータドア(図示せず)は戸閉を開始す
る。
【0022】戸閉を続ける途中に、乗客の手等が引込ま
れたり、塵芥詰りによりエレベータドアの開閉の妨げと
なる負荷が発生すると、速度指令が発生しているにも拘
らずモータ実速度20が減速し始める。このため、速度
指令に対する実速度の追従性が悪化するので、速度指令
への追従性を改善するためにトルク指令が徐々に大きく
なりモータトルク指令31aのようになる(図1参
照)。
れたり、塵芥詰りによりエレベータドアの開閉の妨げと
なる負荷が発生すると、速度指令が発生しているにも拘
らずモータ実速度20が減速し始める。このため、速度
指令に対する実速度の追従性が悪化するので、速度指令
への追従性を改善するためにトルク指令が徐々に大きく
なりモータトルク指令31aのようになる(図1参
照)。
【0023】この過負荷状態が続くと、モータトルク指
令31aがモータトルク制限値41aに達し(図1参
照)、必要以上にトルク指令が出力され過負荷が存在す
ると判断し、この過負荷異常がCPU5dから入出力ポ
ート5cを通してエレベータ制御盤8に入力される。こ
の結果、戸閉指令から戸開指令に切換わり、モータ速度
指令11aは反転し、ドアモータ1はモータ実速度21
aのように戸開方向に回転し、エレベータドアは開放を
始める。
令31aがモータトルク制限値41aに達し(図1参
照)、必要以上にトルク指令が出力され過負荷が存在す
ると判断し、この過負荷異常がCPU5dから入出力ポ
ート5cを通してエレベータ制御盤8に入力される。こ
の結果、戸閉指令から戸開指令に切換わり、モータ速度
指令11aは反転し、ドアモータ1はモータ実速度21
aのように戸開方向に回転し、エレベータドアは開放を
始める。
【0024】しかし、本実施例では、過負荷状態を検出
する前に、ドア安全装置6の動作状態を確認する。この
ドア安全装置6はエレベータのドア出入口付近に取付け
られており、エレベータドアに乗客が近接していること
を検出すると動作し所定の出力を出す。ドア安全装置6
から出力がない場合は、上述の如く従来と同様の過負荷
検出を行なう。一方、ドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、大きなトルクでエレ
ベータドアを開閉することは乗客にとって極めて危険な
状態となる。そこで、過負荷検出の感度を高めるため
に、通常のモータトルク制限値41aから更にトルク制
限を行なったモータトルク制限値41bに変更して(図
1参照)、戸閉動作を行なう。
する前に、ドア安全装置6の動作状態を確認する。この
ドア安全装置6はエレベータのドア出入口付近に取付け
られており、エレベータドアに乗客が近接していること
を検出すると動作し所定の出力を出す。ドア安全装置6
から出力がない場合は、上述の如く従来と同様の過負荷
検出を行なう。一方、ドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、大きなトルクでエレ
ベータドアを開閉することは乗客にとって極めて危険な
状態となる。そこで、過負荷検出の感度を高めるため
に、通常のモータトルク制限値41aから更にトルク制
限を行なったモータトルク制限値41bに変更して(図
1参照)、戸閉動作を行なう。
【0025】つまり、戸閉動作中に乗客が引込まれて過
負荷を検出した場合は、モータトルク指令30はモータ
トルク制限値41bと比較され、従来よりも低いモータ
トルク制限値41bで過負荷が検出される。したがっ
て、従来のモータ速度指令11aからモータ速度指令1
1bに早く切換えられ、モータ実速度21aも変化して
モータ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転
動作を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止
でき安全性が向上する。
負荷を検出した場合は、モータトルク指令30はモータ
トルク制限値41bと比較され、従来よりも低いモータ
トルク制限値41bで過負荷が検出される。したがっ
て、従来のモータ速度指令11aからモータ速度指令1
1bに早く切換えられ、モータ実速度21aも変化して
モータ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転
動作を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止
でき安全性が向上する。
【0026】このように、本実施例のエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が
近接していることを検出するドア安全手段であるドア安
全装置6と、前記ドア安全装置6(ドア安全手段)が動
作しているとき、過負荷異常を検出するためのモータト
ルク制限値40を所定の値よりも小さくするトルク制限
値変更手段とを備えている。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が
近接していることを検出するドア安全手段であるドア安
全装置6と、前記ドア安全装置6(ドア安全手段)が動
作しているとき、過負荷異常を検出するためのモータト
ルク制限値40を所定の値よりも小さくするトルク制限
値変更手段とを備えている。
【0027】即ち、本実施例のエレベータドアの制御装
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転または停止させるとともに、エレベータ
ドアに乗客が近接しているときはモータトルク制限値4
0を所定の値よりも小さくするものである。
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転または停止させるとともに、エレベータ
ドアに乗客が近接しているときはモータトルク制限値4
0を所定の値よりも小さくするものである。
【0028】したがって、乗客が引込まれる可能性が高
い場合は、モータトルク制限値40を下げ検出レベルを
下げて、過負荷検出の感度を高めることができるので、
乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向上す
る。
い場合は、モータトルク制限値40を下げ検出レベルを
下げて、過負荷検出の感度を高めることができるので、
乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向上す
る。
【0029】こうして、乗客の安全性を重視するため
に、モータトルク制限値40を下げて、戸閉動作中に乗
客が引込まれたとしてもモータトルク指令30を弱め、
そのときの負担を軽くし、怪我をさせないような方法が
考えられている。しかし、逆にモータトルク指令30を
小さくしているために、多少の塵芥詰りでも過負荷と判
断してしまい、誤動作が多くなるという弊害もある。こ
のため、モータトルク指令30とモータトルク制限値4
2との比較による検出時間t1 を長くして対処すること
も考えられていたが、この場合には、乗客がエレベータ
ドアに引込まれている時間が長くなる虞れもあり、必ず
しも検出感度が良いとはいえない。
に、モータトルク制限値40を下げて、戸閉動作中に乗
客が引込まれたとしてもモータトルク指令30を弱め、
そのときの負担を軽くし、怪我をさせないような方法が
考えられている。しかし、逆にモータトルク指令30を
小さくしているために、多少の塵芥詰りでも過負荷と判
断してしまい、誤動作が多くなるという弊害もある。こ
のため、モータトルク指令30とモータトルク制限値4
2との比較による検出時間t1 を長くして対処すること
も考えられていたが、この場合には、乗客がエレベータ
ドアに引込まれている時間が長くなる虞れもあり、必ず
しも検出感度が良いとはいえない。
【0030】そこで、この実施例では上述の如く、過負
荷状態を検出する前に、ドア安全装置6の動作状態を確
認する。そして、このドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、過負荷の検出時間を
通常の検出時間t1 から更に短い検出時間t2 にし(図
2参照)、戸閉動作を行なうようにする。
荷状態を検出する前に、ドア安全装置6の動作状態を確
認する。そして、このドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、過負荷の検出時間を
通常の検出時間t1 から更に短い検出時間t2 にし(図
2参照)、戸閉動作を行なうようにする。
【0031】この結果、戸閉動作中に乗客の引込まれに
よる過負荷を検出した場合、この過負荷の検出時間は従
来の検出時間t1 から検出時間t2 になり、モータトル
ク指令32aも変化してモータトルク指令32bになる
ので早く過負荷が検出できる(図2参照)。このため、
従来のモータ速度指令12aからモータ速度指令12b
に早く切換えられ、モータ実速度21aも変化してモー
タ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転動作
を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき
安全性が向上する。
よる過負荷を検出した場合、この過負荷の検出時間は従
来の検出時間t1 から検出時間t2 になり、モータトル
ク指令32aも変化してモータトルク指令32bになる
ので早く過負荷が検出できる(図2参照)。このため、
従来のモータ速度指令12aからモータ速度指令12b
に早く切換えられ、モータ実速度21aも変化してモー
タ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転動作
を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき
安全性が向上する。
【0032】このように、上述のトルク指令発生手段
と、負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手
段とを備えるとともに、ドア安全手段が動作していると
き、前記負荷異常検出手段による過負荷異常検出時間を
短縮する負荷異常検出時間変更手段を備えれば、モータ
速度指令10が実際のモータ実速度20に追従するよう
なモータトルク指令30を発生し、このモータトルク指
令30を所定のモータトルク制限値40と比較してドア
開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベータド
アを反転または停止させるとともに、エレベータドアに
乗客が近接しているときは過負荷異常検出時間を短縮す
ることができる。したがって、乗客が引込まれる可能性
が高い場合は、早く過負荷を検出して戸反転動作を行な
うので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性
が向上する。
と、負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手
段とを備えるとともに、ドア安全手段が動作していると
き、前記負荷異常検出手段による過負荷異常検出時間を
短縮する負荷異常検出時間変更手段を備えれば、モータ
速度指令10が実際のモータ実速度20に追従するよう
なモータトルク指令30を発生し、このモータトルク指
令30を所定のモータトルク制限値40と比較してドア
開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベータド
アを反転または停止させるとともに、エレベータドアに
乗客が近接しているときは過負荷異常検出時間を短縮す
ることができる。したがって、乗客が引込まれる可能性
が高い場合は、早く過負荷を検出して戸反転動作を行な
うので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性
が向上する。
【0033】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を、上記第一実施例と同様に図1及び図2を用いて説明
する。なお、本実施例ではドア安全装置6は必しも必要
ではない。
を、上記第一実施例と同様に図1及び図2を用いて説明
する。なお、本実施例ではドア安全装置6は必しも必要
ではない。
【0034】戸閉動作時に塵芥詰りや乗客が引込まれる
と、従来例及び第一実施例で述べたように、その過負荷
を検出し、戸反転動作を行なう。特に、乗客が引込まれ
た場合は、引込まれから抜出そうとする力が働くので、
一度、戸反転動作を行なえば、引込まれは解除でき、本
来の目的を達成することができる。
と、従来例及び第一実施例で述べたように、その過負荷
を検出し、戸反転動作を行なう。特に、乗客が引込まれ
た場合は、引込まれから抜出そうとする力が働くので、
一度、戸反転動作を行なえば、引込まれは解除でき、本
来の目的を達成することができる。
【0035】ところが、塵芥詰りの場合は、戸反転動作
を繰返す。つまり、小さな塵芥であれば、戸反転動作を
数回繰返すことにより徐々に塵芥が移動するが、大きな
塵芥の場合は、ある位置(負荷となる塵芥)以上に戸閉
することができず、その場所において何度も戸反転動作
を繰返す。このエレベータドアの位置情報及び戸開/戸
閉指令がCPU5dに入力されることにより、塵芥によ
る過負荷で戸反転動作を繰返していることは判断でき
る。そこで、斯かる塵芥詰りの場合は、それを取除き戸
閉動作を促進させ、通常の開閉ができるようにする必要
があるので、通常よりも大きいモータトルク指令により
戸閉動作を行ない、塵芥を除去する。
を繰返す。つまり、小さな塵芥であれば、戸反転動作を
数回繰返すことにより徐々に塵芥が移動するが、大きな
塵芥の場合は、ある位置(負荷となる塵芥)以上に戸閉
することができず、その場所において何度も戸反転動作
を繰返す。このエレベータドアの位置情報及び戸開/戸
閉指令がCPU5dに入力されることにより、塵芥によ
る過負荷で戸反転動作を繰返していることは判断でき
る。そこで、斯かる塵芥詰りの場合は、それを取除き戸
閉動作を促進させ、通常の開閉ができるようにする必要
があるので、通常よりも大きいモータトルク指令により
戸閉動作を行ない、塵芥を除去する。
【0036】しかし、大きなモータトルク指令で戸閉動
作を行なうにしても、どの程度の塵芥詰りであるか不明
であるし、どの程度のトルクが必要かを予め判断するこ
ともできない。また、過負荷によって戸開閉動作を繰返
すといっても、乗客の悪戯によって動作している可能性
もあり、必しも塵芥詰りによる場合であると断定できな
い。
作を行なうにしても、どの程度の塵芥詰りであるか不明
であるし、どの程度のトルクが必要かを予め判断するこ
ともできない。また、過負荷によって戸開閉動作を繰返
すといっても、乗客の悪戯によって動作している可能性
もあり、必しも塵芥詰りによる場合であると断定できな
い。
【0037】そこで、同一階床で連続して過負荷異常を
検出し戸反転動作を繰返す場合は、通常のモータトルク
制限値41aから大きな値のモータトルク制限値41c
へと制限値を大きくし、通常よりも大きなトルクで過負
荷を検出する(図1参照)。これにより、通常のモータ
トルク指令31aから大きなモータトルク指令31cに
変わり過負荷を検出するので、モータ速度指令11aが
モータ速度指令11cにやや遅れて切換わり、ドアモー
タ1の実際の回転速度であるモータ実速度21aからモ
ータ実速度21cになる。
検出し戸反転動作を繰返す場合は、通常のモータトルク
制限値41aから大きな値のモータトルク制限値41c
へと制限値を大きくし、通常よりも大きなトルクで過負
荷を検出する(図1参照)。これにより、通常のモータ
トルク指令31aから大きなモータトルク指令31cに
変わり過負荷を検出するので、モータ速度指令11aが
モータ速度指令11cにやや遅れて切換わり、ドアモー
タ1の実際の回転速度であるモータ実速度21aからモ
ータ実速度21cになる。
【0038】また、モータトルク指令31cをやや大き
くしたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の
戸閉動作時のモータトルク制限値41cを更に大きな値
のモータトルク制限値41dにし、更に大きなトルクで
過負荷を検出する(図1参照)。これにより、上記と同
様にモータトルク指令31cも更に大きなモータトルク
指令31dに変わり、モータ速度指令11cもモータ速
度指令11dに切換わるので、ドアモータ1の実際の回
転速度であるモータ実速度21cもモータ実速度21d
になる。こうして、過負荷の検出を繰返す毎に徐々にモ
ータトルク制限値40を大きくしていく。
くしたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の
戸閉動作時のモータトルク制限値41cを更に大きな値
のモータトルク制限値41dにし、更に大きなトルクで
過負荷を検出する(図1参照)。これにより、上記と同
様にモータトルク指令31cも更に大きなモータトルク
指令31dに変わり、モータ速度指令11cもモータ速
度指令11dに切換わるので、ドアモータ1の実際の回
転速度であるモータ実速度21cもモータ実速度21d
になる。こうして、過負荷の検出を繰返す毎に徐々にモ
ータトルク制限値40を大きくしていく。
【0039】この戸開閉動作の繰返しによって、塵芥の
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪戯等に
より戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性を考慮
しつつ対策を施すことができる。
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪戯等に
より戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性を考慮
しつつ対策を施すことができる。
【0040】このように、本実施例のエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、同一階床で連続して過負荷異
常を検出し戸反転動作を繰返すとき、前記戸反転動作を
繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくする
トルク制限値変更手段とを備えている。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、同一階床で連続して過負荷異
常を検出し戸反転動作を繰返すとき、前記戸反転動作を
繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくする
トルク制限値変更手段とを備えている。
【0041】即ち、本実施例のエレベータドアの制御装
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転させるとともに、同一階床で連続して過
負荷異常を検出し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作
を繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくす
るものである。
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転させるとともに、同一階床で連続して過
負荷異常を検出し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作
を繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくす
るものである。
【0042】したがって、塵芥の大小に拘らず、やがて
塵芥を除去することができ、塵芥詰りにより何度も同じ
過負荷を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるの
で、エレベータが使用不能にならず、エレベータの使用
頻度が高まり運転効率が向上する。しかも、徐々にモー
タトルク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪
戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性
も考慮できる。
塵芥を除去することができ、塵芥詰りにより何度も同じ
過負荷を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるの
で、エレベータが使用不能にならず、エレベータの使用
頻度が高まり運転効率が向上する。しかも、徐々にモー
タトルク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪
戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性
も考慮できる。
【0043】また、第一実施例で説明したように、乗客
の安全性を重視するために、モータトルク制限値を下げ
て、戸閉動作中に乗客が引込まれたとしてもモータトル
ク指令を弱め、そのときの負担を軽くし、怪我をさせな
いような方法が考えられている。しかし、逆にモータト
ルク指令を小さくしているために、誤動作が多くなると
いう弊害もある。このため、モータトルク指令とモータ
トルク制限値との比較による検出時間t1 を長くして対
処しているが、塵芥詰りの場合はモータトルク制限値を
変化させない限り、同じ過負荷を何度も検出し、戸反転
動作を繰返すことになる。
の安全性を重視するために、モータトルク制限値を下げ
て、戸閉動作中に乗客が引込まれたとしてもモータトル
ク指令を弱め、そのときの負担を軽くし、怪我をさせな
いような方法が考えられている。しかし、逆にモータト
ルク指令を小さくしているために、誤動作が多くなると
いう弊害もある。このため、モータトルク指令とモータ
トルク制限値との比較による検出時間t1 を長くして対
処しているが、塵芥詰りの場合はモータトルク制限値を
変化させない限り、同じ過負荷を何度も検出し、戸反転
動作を繰返すことになる。
【0044】そこで、本実施例においては、上述のよう
に同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を
繰返す場合は、塵芥詰りによる過負荷であり、過負荷の
検出時間を通常の検出時間t1 から更に長い検出時間t
3 にし、通常よりもやや長い時間負荷にトルクを与え、
過負荷を検出する(図2参照)。この場合、モータトル
ク指令32aはモータトルク指令32cへと検出時間が
長くなったところで過負荷を検出し、モータ速度指令1
2aもやや遅れてモータ速度指令12cに切換わり、モ
ータ実速度22aもモータ実速度22cになる。
に同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を
繰返す場合は、塵芥詰りによる過負荷であり、過負荷の
検出時間を通常の検出時間t1 から更に長い検出時間t
3 にし、通常よりもやや長い時間負荷にトルクを与え、
過負荷を検出する(図2参照)。この場合、モータトル
ク指令32aはモータトルク指令32cへと検出時間が
長くなったところで過負荷を検出し、モータ速度指令1
2aもやや遅れてモータ速度指令12cに切換わり、モ
ータ実速度22aもモータ実速度22cになる。
【0045】こうして、負荷にやや長い時間トルクを与
えたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の戸
閉動作時の検出時間t3 を更に長い検出時間t4 にし、
更に長い時間負荷にトルクを与え過負荷を検出する(図
2参照)。これにより、上記と同様にモータトルク指令
32cから更に大きなモータトルク指令32dに変わ
り、モータ速度指令12cもモータ速度指令12dに切
換わるので、ドアモータ1の実際の回転速度もモータ実
速度22cからモータ実速度22dになる。こうして、
過負荷の検出を繰返す毎に徐々に戸閉動作時のモータト
ルク制限値42との比較時間を長くしていく。
えたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の戸
閉動作時の検出時間t3 を更に長い検出時間t4 にし、
更に長い時間負荷にトルクを与え過負荷を検出する(図
2参照)。これにより、上記と同様にモータトルク指令
32cから更に大きなモータトルク指令32dに変わ
り、モータ速度指令12cもモータ速度指令12dに切
換わるので、ドアモータ1の実際の回転速度もモータ実
速度22cからモータ実速度22dになる。こうして、
過負荷の検出を繰返す毎に徐々に戸閉動作時のモータト
ルク制限値42との比較時間を長くしていく。
【0046】この戸開閉動作の繰返しによって、塵芥の
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値42との比較時間をを長くしていくことで、乗
客の悪戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の
安全性も確保できる。
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値42との比較時間をを長くしていくことで、乗
客の悪戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の
安全性も確保できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータドアの制御装置は、トルク指令発生手段と、
負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手段
と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモータの速度
指令が実際のモータの回転速度に追従するようなトルク
指令を発生し、このトルク指令を所定のトルク制限値と
比較してドア開閉中の過負荷異常を検出することにより
エレベータドアを反転または停止させるとともに、エレ
ベータドアに乗客が近接しているときはトルク制限値を
所定の値よりも小さくすることにより、乗客が引込まれ
る可能性が高い場合は、トルク制限値を下げ検出レベル
を下げて、過負荷検出の感度を高めることができるの
で、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向
上する。
エレベータドアの制御装置は、トルク指令発生手段と、
負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手段
と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモータの速度
指令が実際のモータの回転速度に追従するようなトルク
指令を発生し、このトルク指令を所定のトルク制限値と
比較してドア開閉中の過負荷異常を検出することにより
エレベータドアを反転または停止させるとともに、エレ
ベータドアに乗客が近接しているときはトルク制限値を
所定の値よりも小さくすることにより、乗客が引込まれ
る可能性が高い場合は、トルク制限値を下げ検出レベル
を下げて、過負荷検出の感度を高めることができるの
で、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向
上する。
【0048】請求項2の発明のエレベータドアの制御装
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、ドア安全手段と、負荷異常検出時間変更
手段とを備え、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮することに
より、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く過負
荷を検出して戸反転動作を行なうので、乗客の引込まれ
による怪我等を防止でき安全性が向上する。
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、ドア安全手段と、負荷異常検出時間変更
手段とを備え、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮することに
より、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く過負
荷を検出して戸反転動作を行なうので、乗客の引込まれ
による怪我等を防止でき安全性が向上する。
【0049】請求項3の発明のエレベータドアの制御装
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモ
ータの速度指令が実際のモータの回転速度に追従するよ
うなトルク指令を発生し、このトルク指令を所定のトル
ク制限値と比較してドア開閉中の過負荷異常を検出する
ことによりエレベータドアを反転させるとともに、同一
階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を繰返す
ときは戸反転動作を繰返す毎にトルク制限値を次第に大
きくすることにより、塵芥詰りにより何度も同じ過負荷
を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるので、エ
レベータが使用不能にならず、エレベータの使用頻度が
高まり運転効率が向上する。また、乗客の悪戯等により
戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性も確保でき
る。
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモ
ータの速度指令が実際のモータの回転速度に追従するよ
うなトルク指令を発生し、このトルク指令を所定のトル
ク制限値と比較してドア開閉中の過負荷異常を検出する
ことによりエレベータドアを反転させるとともに、同一
階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を繰返す
ときは戸反転動作を繰返す毎にトルク制限値を次第に大
きくすることにより、塵芥詰りにより何度も同じ過負荷
を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるので、エ
レベータが使用不能にならず、エレベータの使用頻度が
高まり運転効率が向上する。また、乗客の悪戯等により
戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性も確保でき
る。
【図1】図1は本発明の一実施例であるエレベータドア
の制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各波形を
示す波形図である。
の制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各波形を
示す波形図である。
【図2】図2は本発明の一実施例であるエレベータドア
の制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常状態の各波
形を示す波形図である。
の制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常状態の各波
形を示す波形図である。
【図3】図3は従来及び本発明の一実施例であるエレベ
ータドアの制御装置を示すブロック構成図である。
ータドアの制御装置を示すブロック構成図である。
【図4】図4は従来及び本発明の一実施例であるエレベ
ータドアの制御装置による戸閉動作時の正常状態の各波
形を示す波形図である。
ータドアの制御装置による戸閉動作時の正常状態の各波
形を示す波形図である。
1 ドアモータ 2 電源 3 パワー回路 4 パルスエンコーダ 5 制御回路 6 ドア安全装置 7 ゲート信号発生回路 8 エレベータ制御盤 10,11a〜11d,12a〜12d モータ速度
指令 20,21a〜21d,22a〜22d モータ実速
度 30,31a〜31d,32a〜32d モータトル
ク指令 40,41a〜41d,42 モータトル
ク制限値
指令 20,21a〜21d,22a〜22d モータ実速
度 30,31a〜31d,32a〜32d モータトル
ク指令 40,41a〜41d,42 モータトル
ク制限値
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 エレベータドアの制御装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータドアの制御
装置に関するものであり、特に、エレベータドアの開閉
動作中に人体が扉に挾まれたり塵芥詰りの場合にエレベ
ータドアを速やかに停止または反転するエレベータドア
の制御装置に関するものである。
装置に関するものであり、特に、エレベータドアの開閉
動作中に人体が扉に挾まれたり塵芥詰りの場合にエレベ
ータドアを速やかに停止または反転するエレベータドア
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のエレベータドアの制御装置
を示すブロック構成図である。図において、1はエレベ
ータドアの開閉動作の駆動源であるドアモータ、2はエ
レベータドアを駆動するための電源、3はドアモータ1
駆動用のパワー回路、4はドアモータ1の速度を検出す
るパルスエンコーダであり、このパルスエンコーダ4は
ドアモータ1の回転軸に直結され、ドアモータ1の回転
に応じたパルス信号を発生する。5はマイクロコンピュ
ータが組込まれエレベータドアの駆動動作全般を制御す
る制御回路であり、5aはパルスエンコーダ4からの信
号によりパルス数をカウントするパルスカウントユニッ
ト、5bはこの制御回路5をプログラム制御するプログ
ラム及び各種のデータ等を格納したROM、5cは外部
との信号の授受を行なう入出力ポート、5dは中央演算
処理装置として機能するCPU、5eはCPU5dによ
ってデータが書込まれるRAMで、各種の動特性の実測
値及び所定の定数が格納される。5fはPWM(パルス
幅変調)ユニットで、モータドライブ信号を発生するパ
ルス幅変調信号発生回路である。6はエレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全装置、7は
PWM信号によりパワー回路3のパワートランジスタ等
をドライブするドライブ用ゲート信号を発生するゲート
信号発生回路、8はエレベータの各種の動作を制御する
エレベータ制御盤である。
を示すブロック構成図である。図において、1はエレベ
ータドアの開閉動作の駆動源であるドアモータ、2はエ
レベータドアを駆動するための電源、3はドアモータ1
駆動用のパワー回路、4はドアモータ1の速度を検出す
るパルスエンコーダであり、このパルスエンコーダ4は
ドアモータ1の回転軸に直結され、ドアモータ1の回転
に応じたパルス信号を発生する。5はマイクロコンピュ
ータが組込まれエレベータドアの駆動動作全般を制御す
る制御回路であり、5aはパルスエンコーダ4からの信
号によりパルス数をカウントするパルスカウントユニッ
ト、5bはこの制御回路5をプログラム制御するプログ
ラム及び各種のデータ等を格納したROM、5cは外部
との信号の授受を行なう入出力ポート、5dは中央演算
処理装置として機能するCPU、5eはCPU5dによ
ってデータが書込まれるRAMで、各種の動特性の実測
値及び所定の定数が格納される。5fはPWM(パルス
幅変調)ユニットで、モータドライブ信号を発生するパ
ルス幅変調信号発生回路である。6はエレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全装置、7は
PWM信号によりパワー回路3のパワートランジスタ等
をドライブするドライブ用ゲート信号を発生するゲート
信号発生回路、8はエレベータの各種の動作を制御する
エレベータ制御盤である。
【0003】図4は従来のエレベータドアの制御装置に
よる戸閉動作時の正常状態の各波形を示す波形図であ
り、(a)はドアモータの速度指令パターン、(b)は
ドアモータの実速度パターン、(c)はドアモータのト
ルク指令とトルク制限値との関係を各々示す。
よる戸閉動作時の正常状態の各波形を示す波形図であ
り、(a)はドアモータの速度指令パターン、(b)は
ドアモータの実速度パターン、(c)はドアモータのト
ルク指令とトルク制限値との関係を各々示す。
【0004】図において、10はドア位置に応じたドア
モータの速度であるモータ速度指令、20は制御回路5
で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ実
速度、30は速度指令にモータ実速度20を追従させる
ために制御回路5から発せられるモータトルク指令、4
0はモータトルク制限値であり、このモータトルク制限
値40を越えないようにモータトルク指令30の大きさ
は規制される。
モータの速度であるモータ速度指令、20は制御回路5
で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ実
速度、30は速度指令にモータ実速度20を追従させる
ために制御回路5から発せられるモータトルク指令、4
0はモータトルク制限値であり、このモータトルク制限
値40を越えないようにモータトルク指令30の大きさ
は規制される。
【0005】次に、この構成のエレベータドアの制御装
置によるドア駆動制御動作を図3及び図4を用いて説明
する。ここでは、戸閉動作を例にして説明する。
置によるドア駆動制御動作を図3及び図4を用いて説明
する。ここでは、戸閉動作を例にして説明する。
【0006】エレベータ制御盤8から戸閉指令が発生す
ると、入出力ポート5cに読込まれ、この指令に対応し
てROM5bから図4の(a)に示す速度パターンがC
PU5dへ読込まれる。なお、この速度パターンは、ド
アモータ1に取付けられているパルスエンコーダ4から
の出力パルスをパルスカウントユニット5aでカウント
し、そのカウント値がCPU5dに送られ、CPU5d
はこのパルスカウント値から扉の位置点を演算すること
により、ROM5bから読出される。また、同様にし
て、図4の(c)に示すモータトルク制限値も合わせて
読出し、必要以上のモータトルク指令が発生しないよう
にトルク制限を行なっている。パルスエンコーダ4から
の出力は、扉の位置点を求めるだけでなく、そのカウン
ト値を基にドアモータ1の回転速度の演算にも利用され
る。エレベータドアの位置点やドアモータ1の回転速度
等はRAM5eに記憶される。CPU5dは読出した速
度パターンとドアモータ1の回転速度から、速度パター
ンに追従させるようなトルク指令をPWMユニット5f
に送る。そして、PWMユニット5fでPWM信号に変
換し、その出力によってゲート信号発生回路7がゲート
信号を発生し、パワー回路3を駆動してドアモータ1を
回転させる。こうして、エレベータドアの開閉制御を行
なっている。
ると、入出力ポート5cに読込まれ、この指令に対応し
てROM5bから図4の(a)に示す速度パターンがC
PU5dへ読込まれる。なお、この速度パターンは、ド
アモータ1に取付けられているパルスエンコーダ4から
の出力パルスをパルスカウントユニット5aでカウント
し、そのカウント値がCPU5dに送られ、CPU5d
はこのパルスカウント値から扉の位置点を演算すること
により、ROM5bから読出される。また、同様にし
て、図4の(c)に示すモータトルク制限値も合わせて
読出し、必要以上のモータトルク指令が発生しないよう
にトルク制限を行なっている。パルスエンコーダ4から
の出力は、扉の位置点を求めるだけでなく、そのカウン
ト値を基にドアモータ1の回転速度の演算にも利用され
る。エレベータドアの位置点やドアモータ1の回転速度
等はRAM5eに記憶される。CPU5dは読出した速
度パターンとドアモータ1の回転速度から、速度パター
ンに追従させるようなトルク指令をPWMユニット5f
に送る。そして、PWMユニット5fでPWM信号に変
換し、その出力によってゲート信号発生回路7がゲート
信号を発生し、パワー回路3を駆動してドアモータ1を
回転させる。こうして、エレベータドアの開閉制御を行
なっている。
【0007】ここで、エレベータドアの開閉動作の妨げ
となる力が働くと、速度指令に対して実際のモータ回転
が追従できなくなるので、トルク制限値に制限されるま
でトルク指令を徐々に大きくし、通常の開閉動作のとき
よりも大きなトルクによって開閉動作を行なう。
となる力が働くと、速度指令に対して実際のモータ回転
が追従できなくなるので、トルク制限値に制限されるま
でトルク指令を徐々に大きくし、通常の開閉動作のとき
よりも大きなトルクによって開閉動作を行なう。
【0008】ドア安全装置6はエレベータ出入口のかご
上部に設けられており、利用者を非接触で検出し、戸閉
しようとする扉に利用者が接触して怪我等をしないよう
に、エレベータドアを反転させる。つまり、このドア安
全装置6の動作信号は入出力ポート5cを通してエレベ
ータ制御盤8に送られ、エレベータ制御盤8が戸閉から
戸開へ開閉指令を切換えることにより、エレベータドア
は戸反転動作を行なう。
上部に設けられており、利用者を非接触で検出し、戸閉
しようとする扉に利用者が接触して怪我等をしないよう
に、エレベータドアを反転させる。つまり、このドア安
全装置6の動作信号は入出力ポート5cを通してエレベ
ータ制御盤8に送られ、エレベータ制御盤8が戸閉から
戸開へ開閉指令を切換えることにより、エレベータドア
は戸反転動作を行なう。
【0009】エレベータドアの開閉においては、ドア走
行レールへの塵芥詰りや壁とドアとの隙間に乗客の手等
が引込まれたりすると、通常の開閉動作ができなくなる
ことがある。このような場合、乗客にとっては危険が伴
ない、塵芥詰りにおいてはドアが拘束状態となりエレベ
ータが使用不能になる。このため、特開平2−1100
96号、特開平3−238286号公報に掲載されてい
るように、トルク指令やドアモータへの通電電流の状態
により、過負荷を検出し、戸反転動作を行なうドア制御
が行なわれている。更に、従来のこの種のエレベータド
アの制御装置に関連するものとして、特開平2−163
282号公報に掲載の技術を挙げることができる。
行レールへの塵芥詰りや壁とドアとの隙間に乗客の手等
が引込まれたりすると、通常の開閉動作ができなくなる
ことがある。このような場合、乗客にとっては危険が伴
ない、塵芥詰りにおいてはドアが拘束状態となりエレベ
ータが使用不能になる。このため、特開平2−1100
96号、特開平3−238286号公報に掲載されてい
るように、トルク指令やドアモータへの通電電流の状態
により、過負荷を検出し、戸反転動作を行なうドア制御
が行なわれている。更に、従来のこの種のエレベータド
アの制御装置に関連するものとして、特開平2−163
282号公報に掲載の技術を挙げることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のエレベータドアの制御装置では、壁とドアとの隙
間に乗客の手等が引込まれることによる過負荷を検出す
る場合は、乗客の安全性を重視する必要から、検出レベ
ルを下げて、過負荷検出の感度を高める必要があった。
一方、塵芥詰りによる過負荷を検出する場合は、過負荷
検出の感度が余り高いと多少の塵芥によっても過負荷を
検出し、戸反転動作を行なうので、エレベータの起動頻
度が下がり、エレベータの運転効率が悪くなっていた。
このため、検出レベルを上げて、過負荷検出の感度を鈍
くする必要があった。
従来のエレベータドアの制御装置では、壁とドアとの隙
間に乗客の手等が引込まれることによる過負荷を検出す
る場合は、乗客の安全性を重視する必要から、検出レベ
ルを下げて、過負荷検出の感度を高める必要があった。
一方、塵芥詰りによる過負荷を検出する場合は、過負荷
検出の感度が余り高いと多少の塵芥によっても過負荷を
検出し、戸反転動作を行なうので、エレベータの起動頻
度が下がり、エレベータの運転効率が悪くなっていた。
このため、検出レベルを上げて、過負荷検出の感度を鈍
くする必要があった。
【0011】また、引込まれによる過負荷検出の場合
は、殆ど人が引込まれる場合であり、通常、引込まれか
ら抜出そうとする力が働くので、一度、戸反転動作を行
なえば、再度、同じ過負荷異常を繰返すことはなかっ
た。一方、塵芥詰りによる過負荷検出の場合は、小さな
塵芥であれば、戸反転動作を数回繰返すことにより徐々
に塵芥が移動するので、過負荷を検出しなくなるが、大
きな塵芥が詰まっている場合は、検出レベルを変化させ
ない限り、その場所において何度も同じ過負荷を検出
し、戸反転動作を繰返すので、エレベータが使用不能に
なっていた。
は、殆ど人が引込まれる場合であり、通常、引込まれか
ら抜出そうとする力が働くので、一度、戸反転動作を行
なえば、再度、同じ過負荷異常を繰返すことはなかっ
た。一方、塵芥詰りによる過負荷検出の場合は、小さな
塵芥であれば、戸反転動作を数回繰返すことにより徐々
に塵芥が移動するので、過負荷を検出しなくなるが、大
きな塵芥が詰まっている場合は、検出レベルを変化させ
ない限り、その場所において何度も同じ過負荷を検出
し、戸反転動作を繰返すので、エレベータが使用不能に
なっていた。
【0012】そこで、この発明は、過負荷検出の感度を
適宜調整して、乗客の安全性を確保するとともに、エレ
ベータの運転効率を高めることができるエレベータドア
の制御装置の提供を課題とするものである。
適宜調整して、乗客の安全性を確保するとともに、エレ
ベータの運転効率を高めることができるエレベータドア
の制御装置の提供を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
エレベータドアの制御装置は、エレベータドアを開閉駆
動するドアモータの速度指令が実際のモータの回転速度
に追従するようにトルク指令を発生するトルク指令発生
手段と、前記トルク指令を所定のトルク制限値と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出手段
と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反転ま
たは停止させるドア制御手段と、前記エレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全手段と、前
記ドア安全手段が動作しているとき、過負荷異常を検出
するためのトルク制限値を所定の値よりも小さくするト
ルク制限値変更手段とを具備するものである。
エレベータドアの制御装置は、エレベータドアを開閉駆
動するドアモータの速度指令が実際のモータの回転速度
に追従するようにトルク指令を発生するトルク指令発生
手段と、前記トルク指令を所定のトルク制限値と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出手段
と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反転ま
たは停止させるドア制御手段と、前記エレベータドアに
乗客が近接していることを検出するドア安全手段と、前
記ドア安全手段が動作しているとき、過負荷異常を検出
するためのトルク制限値を所定の値よりも小さくするト
ルク制限値変更手段とを具備するものである。
【0014】請求項2の発明にかかるエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転または停止させるド
ア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が近接してい
ることを検出するドア安全手段と、前記ドア安全手段が
動作しているとき、前記負荷異常検出手段による過負荷
異常検出時間を短縮する負荷異常検出時間変更手段とを
具備するものである。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転または停止させるド
ア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が近接してい
ることを検出するドア安全手段と、前記ドア安全手段が
動作しているとき、前記負荷異常検出手段による過負荷
異常検出時間を短縮する負荷異常検出時間変更手段とを
具備するものである。
【0015】請求項3の発明にかかるエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転させるドア制御手段
と、同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作
を繰返すとき、前記戸反転動作を繰返す毎にトルク制限
値を次第に大きくするトルク制限値変更手段とを具備す
るものである。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転させるドア制御手段
と、同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作
を繰返すとき、前記戸反転動作を繰返す毎にトルク制限
値を次第に大きくするトルク制限値変更手段とを具備す
るものである。
【0016】請求項4の発明にかかるエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転させるドア制御手段
と、同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作
を繰返すとき、前記戸反転動作を繰返す毎に過負荷異常
検出時間を次第に延長する負荷異常検出時間変更手段と
を具備するものである。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
の速度指令が実際のモータの回転速度に追従するように
トルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トル
ク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過
負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、前記異常検出
に応じて前記エレベータドアを反転させるドア制御手段
と、同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作
を繰返すとき、前記戸反転動作を繰返す毎に過負荷異常
検出時間を次第に延長する負荷異常検出時間変更手段と
を具備するものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明のエレベータドアの制御装置に
おいては、ドアモータの速度指令が実際のモータの回転
速度に追従するようなトルク指令を発生し、このトルク
指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過負
荷異常を検出することによりエレベータドアを反転また
は停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近接し
ているときはトルク制限値を所定の値よりも小さくする
ものであるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合
は、トルク制限値を下げ検出レベルを下げて、過負荷検
出の感度を高めることができる。
おいては、ドアモータの速度指令が実際のモータの回転
速度に追従するようなトルク指令を発生し、このトルク
指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の過負
荷異常を検出することによりエレベータドアを反転また
は停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近接し
ているときはトルク制限値を所定の値よりも小さくする
ものであるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合
は、トルク制限値を下げ検出レベルを下げて、過負荷検
出の感度を高めることができる。
【0018】請求項2の発明のエレベータドアの制御装
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮するもので
あるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く
過負荷を検出して戸反転動作等を行なう。
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮するもので
あるから、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く
過負荷を検出して戸反転動作等を行なう。
【0019】請求項3の発明のエレベータドアの制御装
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
させるとともに、同一階床で連続して過負荷異常を検出
し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作を繰返す毎にト
ルク制限値を次第に大きくするものであるから、塵芥詰
りにより何度も同じ過負荷を検出して戸反転動作を繰返
すのを防止できる。
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
させるとともに、同一階床で連続して過負荷異常を検出
し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作を繰返す毎にト
ルク制限値を次第に大きくするものであるから、塵芥詰
りにより何度も同じ過負荷を検出して戸反転動作を繰返
すのを防止できる。
【0020】請求項4の発明のエレベータドアの制御装
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
させるとともに、同一階床で連続して過負荷異常を検出
し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作を繰返す毎に過
負荷異常検出時間を次第に延長するものであるから、ゴ
ミ詰りにより何度も同じ過負荷を検出して戸反転動作を
繰返すのを防止できる。
置においては、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
させるとともに、同一階床で連続して過負荷異常を検出
し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作を繰返す毎に過
負荷異常検出時間を次第に延長するものであるから、ゴ
ミ詰りにより何度も同じ過負荷を検出して戸反転動作を
繰返すのを防止できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。 〈第一実施例〉図1は本発明の一実施例であるエレベー
タドアの制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各
波形を示す波形図、図2は本発明の一実施例であるエレ
ベータドアの制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常
状態の各波形を示す波形図であり、(a)はドアモータ
の速度指令パターン、(b)はドアモータの実速度パタ
ーン、(c)はドアモータのトルク指令とトルク制限値
との関係を各々示す。図3は本発明の一実施例であるエ
レベータドアの制御装置のハードウェア構成を示すブロ
ック図であり、図3は従来例と共通である。図中、上記
従来例と同一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
る。 〈第一実施例〉図1は本発明の一実施例であるエレベー
タドアの制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各
波形を示す波形図、図2は本発明の一実施例であるエレ
ベータドアの制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常
状態の各波形を示す波形図であり、(a)はドアモータ
の速度指令パターン、(b)はドアモータの実速度パタ
ーン、(c)はドアモータのトルク指令とトルク制限値
との関係を各々示す。図3は本発明の一実施例であるエ
レベータドアの制御装置のハードウェア構成を示すブロ
ック図であり、図3は従来例と共通である。図中、上記
従来例と同一符号及び記号は上記従来例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
【0022】図において、11a〜11d,12a〜1
2dはドア位置に応じたドアモータの速度であるモータ
速度指令、21a〜21d,22a〜22dは制御回路
5で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ
実速度、31a〜31d,32a〜32dは速度指令に
モータ実速度21a〜21d,22a〜22dを追従さ
せるために制御回路5から発せられるモータトルク指
令、41a〜41d,42はモータトルク制限値であ
り、このモータトルク制限値41a〜41d,42を越
えないようにモータトルク指令31a〜31d,32a
〜32dの大きさは規制される。
2dはドア位置に応じたドアモータの速度であるモータ
速度指令、21a〜21d,22a〜22dは制御回路
5で測定されるドアモータ1の実際の速度であるモータ
実速度、31a〜31d,32a〜32dは速度指令に
モータ実速度21a〜21d,22a〜22dを追従さ
せるために制御回路5から発せられるモータトルク指
令、41a〜41d,42はモータトルク制限値であ
り、このモータトルク制限値41a〜41d,42を越
えないようにモータトルク指令31a〜31d,32a
〜32dの大きさは規制される。
【0023】ここでは、上記の各図を用いてエレベータ
ドアの制御装置による戸閉動作について説明する。はじ
めに、過負荷を検出し戸反転動作を行なうまでの動作を
戸閉中の過負荷を想定して説明する。なお、この動作は
従来例と同一である。エレベータ制御盤8から戸閉指令
が発生すると、入出力ポート5cに読込まれ、ドア位置
点に対応するモータ速度指令10及び戸開閉力が必要以
上に発生しないように、所定のモータトルク制限値41
aがROM5bから読込まれる。また、ドアモータ1に
装着されているパルスエンコーダ4からの出力パルスを
パルスカウントユニット5aでカウントし、そのカウン
ト値による回転速度もCPU5dに送られる。そして、
これらの結果を基にして、CPU5dからモータトルク
指令30がPWMユニット5fに出力される。PWMユ
ニット5fからのPWM信号出力によってゲート信号発
生回路7がゲート信号を発生し、パワー回路3を駆動す
ることにより、ドアモータ1はモータ実速度20のよう
に回転し、エレベータドア(図示せず)は戸閉を開始す
る。
ドアの制御装置による戸閉動作について説明する。はじ
めに、過負荷を検出し戸反転動作を行なうまでの動作を
戸閉中の過負荷を想定して説明する。なお、この動作は
従来例と同一である。エレベータ制御盤8から戸閉指令
が発生すると、入出力ポート5cに読込まれ、ドア位置
点に対応するモータ速度指令10及び戸開閉力が必要以
上に発生しないように、所定のモータトルク制限値41
aがROM5bから読込まれる。また、ドアモータ1に
装着されているパルスエンコーダ4からの出力パルスを
パルスカウントユニット5aでカウントし、そのカウン
ト値による回転速度もCPU5dに送られる。そして、
これらの結果を基にして、CPU5dからモータトルク
指令30がPWMユニット5fに出力される。PWMユ
ニット5fからのPWM信号出力によってゲート信号発
生回路7がゲート信号を発生し、パワー回路3を駆動す
ることにより、ドアモータ1はモータ実速度20のよう
に回転し、エレベータドア(図示せず)は戸閉を開始す
る。
【0024】戸閉を続ける途中に、乗客の手等が引込ま
れたり、塵芥詰りによりエレベータドアの開閉の妨げと
なる負荷が発生すると、速度指令が発生しているにも拘
らずモータ実速度20が減速し始める。このため、速度
指令に対する実速度の追従性が悪化するので、速度指令
への追従性を改善するためにトルク指令が徐々に大きく
なりモータトルク指令31aのようになる(図1参
照)。
れたり、塵芥詰りによりエレベータドアの開閉の妨げと
なる負荷が発生すると、速度指令が発生しているにも拘
らずモータ実速度20が減速し始める。このため、速度
指令に対する実速度の追従性が悪化するので、速度指令
への追従性を改善するためにトルク指令が徐々に大きく
なりモータトルク指令31aのようになる(図1参
照)。
【0025】この過負荷状態が続くと、モータトルク指
令31aがモータトルク制限値41aに達し(図1参
照)、必要以上にトルク指令が出力され過負荷が存在す
ると判断し、この過負荷異常がCPU5dから入出力ポ
ート5cを通してエレベータ制御盤8に入力される。こ
の結果、戸閉指令から戸開指令に切換わり、モータ速度
指令11aは反転し、ドアモータ1はモータ実速度21
aのように戸開方向に回転し、エレベータドアは開放を
始める。
令31aがモータトルク制限値41aに達し(図1参
照)、必要以上にトルク指令が出力され過負荷が存在す
ると判断し、この過負荷異常がCPU5dから入出力ポ
ート5cを通してエレベータ制御盤8に入力される。こ
の結果、戸閉指令から戸開指令に切換わり、モータ速度
指令11aは反転し、ドアモータ1はモータ実速度21
aのように戸開方向に回転し、エレベータドアは開放を
始める。
【0026】しかし、本実施例では、過負荷状態を検出
する前に、ドア安全装置6の動作状態を確認する。この
ドア安全装置6はエレベータのドア出入口付近に取付け
られており、エレベータドアに乗客が近接していること
を検出すると動作し所定の出力を出す。ドア安全装置6
から出力がない場合は、上述の如く従来と同様の過負荷
検出を行なう。一方、ドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、大きなトルクでエレ
ベータドアを開閉することは乗客にとって極めて危険な
状態となる。そこで、過負荷検出の感度を高めるため
に、通常のモータトルク制限値41aから更にトルク制
限を行なったモータトルク制限値41bに変更して(図
1参照)、戸閉動作を行なう。
する前に、ドア安全装置6の動作状態を確認する。この
ドア安全装置6はエレベータのドア出入口付近に取付け
られており、エレベータドアに乗客が近接していること
を検出すると動作し所定の出力を出す。ドア安全装置6
から出力がない場合は、上述の如く従来と同様の過負荷
検出を行なう。一方、ドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、大きなトルクでエレ
ベータドアを開閉することは乗客にとって極めて危険な
状態となる。そこで、過負荷検出の感度を高めるため
に、通常のモータトルク制限値41aから更にトルク制
限を行なったモータトルク制限値41bに変更して(図
1参照)、戸閉動作を行なう。
【0027】つまり、戸閉動作中に乗客が引込まれて過
負荷を検出した場合は、モータトルク指令30はモータ
トルク制限値41bと比較され、従来よりも低いモータ
トルク制限値41bで過負荷が検出される。したがっ
て、従来のモータ速度指令11aからモータ速度指令1
1bに早く切換えられ、モータ実速度21aも変化して
モータ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転
動作を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止
でき安全性が向上する。
負荷を検出した場合は、モータトルク指令30はモータ
トルク制限値41bと比較され、従来よりも低いモータ
トルク制限値41bで過負荷が検出される。したがっ
て、従来のモータ速度指令11aからモータ速度指令1
1bに早く切換えられ、モータ実速度21aも変化して
モータ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転
動作を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止
でき安全性が向上する。
【0028】このように、本実施例のエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が
近接していることを検出するドア安全手段であるドア安
全装置6と、前記ドア安全装置6(ドア安全手段)が動
作しているとき、過負荷異常を検出するためのモータト
ルク制限値40を所定の値よりも小さくするトルク制限
値変更手段とを備えている。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、前記エレベータドアに乗客が
近接していることを検出するドア安全手段であるドア安
全装置6と、前記ドア安全装置6(ドア安全手段)が動
作しているとき、過負荷異常を検出するためのモータト
ルク制限値40を所定の値よりも小さくするトルク制限
値変更手段とを備えている。
【0029】即ち、本実施例のエレベータドアの制御装
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転または停止させるとともに、エレベータ
ドアに乗客が近接しているときはモータトルク制限値4
0を所定の値よりも小さくするものである。
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転または停止させるとともに、エレベータ
ドアに乗客が近接しているときはモータトルク制限値4
0を所定の値よりも小さくするものである。
【0030】したがって、乗客が引込まれる可能性が高
い場合は、モータトルク制限値40を下げ検出レベルを
下げて、過負荷検出の感度を高めることができるので、
乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向上す
る。
い場合は、モータトルク制限値40を下げ検出レベルを
下げて、過負荷検出の感度を高めることができるので、
乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向上す
る。
【0031】こうして、乗客の安全性を重視するため
に、モータトルク制限値40を下げて、戸閉動作中に乗
客が引込まれたとしてもモータトルク指令30を弱め、
そのときの負担を軽くし、怪我をさせないような方法が
考えられている。しかし、逆にモータトルク指令30を
小さくしているために、多少の塵芥詰りでも過負荷と判
断してしまい、誤動作が多くなるという弊害もある。こ
のため、モータトルク指令30とモータトルク制限値4
2との比較による検出時間t1 を長くして対処すること
も考えられていたが、この場合には、乗客がエレベータ
ドアに引込まれている時間が長くなる虞れもあり、必ず
しも検出感度が良いとはいえない。
に、モータトルク制限値40を下げて、戸閉動作中に乗
客が引込まれたとしてもモータトルク指令30を弱め、
そのときの負担を軽くし、怪我をさせないような方法が
考えられている。しかし、逆にモータトルク指令30を
小さくしているために、多少の塵芥詰りでも過負荷と判
断してしまい、誤動作が多くなるという弊害もある。こ
のため、モータトルク指令30とモータトルク制限値4
2との比較による検出時間t1 を長くして対処すること
も考えられていたが、この場合には、乗客がエレベータ
ドアに引込まれている時間が長くなる虞れもあり、必ず
しも検出感度が良いとはいえない。
【0032】そこで、この実施例では上述の如く、過負
荷状態を検出する前に、ドア安全装置6の動作状態を確
認する。そして、このドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、過負荷の検出時間を
通常の検出時間t1 から更に短い検出時間t2 にし(図
2参照)、戸閉動作を行なうようにする。
荷状態を検出する前に、ドア安全装置6の動作状態を確
認する。そして、このドア安全装置6から出力がある場
合は、エレベータドアの周辺に乗客がいる場合であり、
ドア開閉動作時にエレベータドアに引込まれたり、挟ま
れることが十分に想定できるので、過負荷の検出時間を
通常の検出時間t1 から更に短い検出時間t2 にし(図
2参照)、戸閉動作を行なうようにする。
【0033】この結果、戸閉動作中に乗客の引込まれに
よる過負荷を検出した場合、この過負荷の検出時間は従
来の検出時間t1 から検出時間t2 になり、モータトル
ク指令32aも変化してモータトルク指令32bになる
ので早く過負荷が検出できる(図2参照)。このため、
従来のモータ速度指令12aからモータ速度指令12b
に早く切換えられ、モータ実速度21aも変化してモー
タ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転動作
を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき
安全性が向上する。
よる過負荷を検出した場合、この過負荷の検出時間は従
来の検出時間t1 から検出時間t2 になり、モータトル
ク指令32aも変化してモータトルク指令32bになる
ので早く過負荷が検出できる(図2参照)。このため、
従来のモータ速度指令12aからモータ速度指令12b
に早く切換えられ、モータ実速度21aも変化してモー
タ実速度21bになり、エレベータドアは早く反転動作
を行なうので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき
安全性が向上する。
【0034】このように、上述のトルク指令発生手段
と、負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手
段とを備えるとともに、ドア安全手段が動作していると
き、前記負荷異常検出手段による過負荷異常検出時間を
短縮する負荷異常検出時間変更手段を備えれば、モータ
速度指令10が実際のモータ実速度20に追従するよう
なモータトルク指令30を発生し、このモータトルク指
令30を所定のモータトルク制限値40と比較してドア
開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベータド
アを反転または停止させるとともに、エレベータドアに
乗客が近接しているときは過負荷異常検出時間を短縮す
ることができる。したがって、乗客が引込まれる可能性
が高い場合は、早く過負荷を検出して戸反転動作を行な
うので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性
が向上する。
と、負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手
段とを備えるとともに、ドア安全手段が動作していると
き、前記負荷異常検出手段による過負荷異常検出時間を
短縮する負荷異常検出時間変更手段を備えれば、モータ
速度指令10が実際のモータ実速度20に追従するよう
なモータトルク指令30を発生し、このモータトルク指
令30を所定のモータトルク制限値40と比較してドア
開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベータド
アを反転または停止させるとともに、エレベータドアに
乗客が近接しているときは過負荷異常検出時間を短縮す
ることができる。したがって、乗客が引込まれる可能性
が高い場合は、早く過負荷を検出して戸反転動作を行な
うので、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性
が向上する。
【0035】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を、上記第一実施例と同様に図1及び図2を用いて説明
する。なお、本実施例ではドア安全装置6は必しも必要
ではない。
を、上記第一実施例と同様に図1及び図2を用いて説明
する。なお、本実施例ではドア安全装置6は必しも必要
ではない。
【0036】戸閉動作時に塵芥詰りや乗客が引込まれる
と、従来例及び第一実施例で述べたように、その過負荷
を検出し、戸反転動作を行なう。特に、乗客が引込まれ
た場合は、引込まれから抜出そうとする力が働くので、
一度、戸反転動作を行なえば、引込まれは解除でき、本
来の目的を達成することができる。
と、従来例及び第一実施例で述べたように、その過負荷
を検出し、戸反転動作を行なう。特に、乗客が引込まれ
た場合は、引込まれから抜出そうとする力が働くので、
一度、戸反転動作を行なえば、引込まれは解除でき、本
来の目的を達成することができる。
【0037】ところが、塵芥詰りの場合は、戸反転動作
を繰返す。つまり、小さな塵芥であれば、戸反転動作を
数回繰返すことにより徐々に塵芥が移動するが、大きな
塵芥の場合は、ある位置(負荷となる塵芥)以上に戸閉
することができず、その場所において何度も戸反転動作
を繰返す。このエレベータドアの位置情報及び戸開/戸
閉指令がCPU5dに入力されることにより、塵芥によ
る過負荷で戸反転動作を繰返していることは判断でき
る。そこで、斯かる塵芥詰りの場合は、それを取除き戸
閉動作を促進させ、通常の開閉ができるようにする必要
があるので、通常よりも大きいモータトルク指令により
戸閉動作を行ない、塵芥を除去する。
を繰返す。つまり、小さな塵芥であれば、戸反転動作を
数回繰返すことにより徐々に塵芥が移動するが、大きな
塵芥の場合は、ある位置(負荷となる塵芥)以上に戸閉
することができず、その場所において何度も戸反転動作
を繰返す。このエレベータドアの位置情報及び戸開/戸
閉指令がCPU5dに入力されることにより、塵芥によ
る過負荷で戸反転動作を繰返していることは判断でき
る。そこで、斯かる塵芥詰りの場合は、それを取除き戸
閉動作を促進させ、通常の開閉ができるようにする必要
があるので、通常よりも大きいモータトルク指令により
戸閉動作を行ない、塵芥を除去する。
【0038】しかし、大きなモータトルク指令で戸閉動
作を行なうにしても、どの程度の塵芥詰りであるか不明
であるし、どの程度のトルクが必要かを予め判断するこ
ともできない。また、過負荷によって戸開閉動作を繰返
すといっても、乗客の悪戯によって動作している可能性
もあり、必しも塵芥詰りによる場合であると断定できな
い。
作を行なうにしても、どの程度の塵芥詰りであるか不明
であるし、どの程度のトルクが必要かを予め判断するこ
ともできない。また、過負荷によって戸開閉動作を繰返
すといっても、乗客の悪戯によって動作している可能性
もあり、必しも塵芥詰りによる場合であると断定できな
い。
【0039】そこで、同一階床で連続して過負荷異常を
検出し戸反転動作を繰返す場合は、通常のモータトルク
制限値41aから大きな値のモータトルク制限値41c
へと制限値を大きくし、通常よりも大きなトルクで過負
荷を検出する(図1参照)。これにより、通常のモータ
トルク指令31aから大きなモータトルク指令31cに
変わり過負荷を検出するので、モータ速度指令11aが
モータ速度指令11cにやや遅れて切換わり、ドアモー
タ1の実際の回転速度であるモータ実速度21aからモ
ータ実速度21cになる。
検出し戸反転動作を繰返す場合は、通常のモータトルク
制限値41aから大きな値のモータトルク制限値41c
へと制限値を大きくし、通常よりも大きなトルクで過負
荷を検出する(図1参照)。これにより、通常のモータ
トルク指令31aから大きなモータトルク指令31cに
変わり過負荷を検出するので、モータ速度指令11aが
モータ速度指令11cにやや遅れて切換わり、ドアモー
タ1の実際の回転速度であるモータ実速度21aからモ
ータ実速度21cになる。
【0040】また、モータトルク指令31cをやや大き
くしたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の
戸閉動作時のモータトルク制限値41cを更に大きな値
のモータトルク制限値41dにし、更に大きなトルクで
過負荷を検出する(図1参照)。これにより、上記と同
様にモータトルク指令31cも更に大きなモータトルク
指令31dに変わり、モータ速度指令11cもモータ速
度指令11dに切換わるので、ドアモータ1の実際の回
転速度であるモータ実速度21cもモータ実速度21d
になる。こうして、過負荷の検出を繰返す毎に徐々にモ
ータトルク制限値40を大きくしていく。
くしたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の
戸閉動作時のモータトルク制限値41cを更に大きな値
のモータトルク制限値41dにし、更に大きなトルクで
過負荷を検出する(図1参照)。これにより、上記と同
様にモータトルク指令31cも更に大きなモータトルク
指令31dに変わり、モータ速度指令11cもモータ速
度指令11dに切換わるので、ドアモータ1の実際の回
転速度であるモータ実速度21cもモータ実速度21d
になる。こうして、過負荷の検出を繰返す毎に徐々にモ
ータトルク制限値40を大きくしていく。
【0041】この戸開閉動作の繰返しによって、塵芥の
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪戯等に
より戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性を考慮
しつつ対策を施すことができる。
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪戯等に
より戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性を考慮
しつつ対策を施すことができる。
【0042】このように、本実施例のエレベータドアの
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、同一階床で連続して過負荷異
常を検出し戸反転動作を繰返すとき、前記戸反転動作を
繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくする
トルク制限値変更手段とを備えている。
制御装置は、エレベータドアを開閉駆動するドアモータ
1のモータ速度指令10がドアモータ1の実際の回転速
度であるモータ実速度20に追従するようにモータトル
ク指令30を発生するトルク指令発生手段と、前記モー
タトルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比
較してドア開閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出
手段と、前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反
転または停止させる制御回路5及びエレベータ制御盤8
からなるドア制御手段と、同一階床で連続して過負荷異
常を検出し戸反転動作を繰返すとき、前記戸反転動作を
繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくする
トルク制限値変更手段とを備えている。
【0043】即ち、本実施例のエレベータドアの制御装
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転させるとともに、同一階床で連続して過
負荷異常を検出し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作
を繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくす
るものである。
置は、モータ速度指令10がモータ実速度20に追従す
るようなモータトルク指令30を発生し、このモータト
ルク指令30を所定のモータトルク制限値40と比較し
てドア開閉中の過負荷異常を検出することによりエレベ
ータドアを反転させるとともに、同一階床で連続して過
負荷異常を検出し戸反転動作を繰返すときは戸反転動作
を繰返す毎にモータトルク制限値40を次第に大きくす
るものである。
【0044】したがって、塵芥の大小に拘らず、やがて
塵芥を除去することができ、塵芥詰りにより何度も同じ
過負荷を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるの
で、エレベータが使用不能にならず、エレベータの使用
頻度が高まり運転効率が向上する。しかも、徐々にモー
タトルク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪
戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性
も考慮できる。
塵芥を除去することができ、塵芥詰りにより何度も同じ
過負荷を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるの
で、エレベータが使用不能にならず、エレベータの使用
頻度が高まり運転効率が向上する。しかも、徐々にモー
タトルク制限値40を大きくしていくことで、乗客の悪
戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性
も考慮できる。
【0045】また、第一実施例で説明したように、乗客
の安全性を重視するために、モータトルク制限値を下げ
て、戸閉動作中に乗客が引込まれたとしてもモータトル
ク指令を弱め、そのときの負担を軽くし、怪我をさせな
いような方法が考えられている。しかし、逆にモータト
ルク指令を小さくしているために、誤動作が多くなると
いう弊害もある。このため、モータトルク指令とモータ
トルク制限値との比較による検出時間t1 を長くして対
処しているが、塵芥詰りの場合はモータトルク制限値を
変化させない限り、同じ過負荷を何度も検出し、戸反転
動作を繰返すことになる。
の安全性を重視するために、モータトルク制限値を下げ
て、戸閉動作中に乗客が引込まれたとしてもモータトル
ク指令を弱め、そのときの負担を軽くし、怪我をさせな
いような方法が考えられている。しかし、逆にモータト
ルク指令を小さくしているために、誤動作が多くなると
いう弊害もある。このため、モータトルク指令とモータ
トルク制限値との比較による検出時間t1 を長くして対
処しているが、塵芥詰りの場合はモータトルク制限値を
変化させない限り、同じ過負荷を何度も検出し、戸反転
動作を繰返すことになる。
【0046】そこで、本実施例においては、上述のよう
に同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を
繰返す場合は、塵芥詰りによる過負荷であり、過負荷の
検出時間を通常の検出時間t1 から更に長い検出時間t
3 にし、通常よりもやや長い時間負荷にトルクを与え、
過負荷を検出する(図2参照)。この場合、モータトル
ク指令32aはモータトルク指令32cへと検出時間が
長くなったところで過負荷を検出し、モータ速度指令1
2aもやや遅れてモータ速度指令12cに切換わり、モ
ータ実速度22aもモータ実速度22cになる。
に同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を
繰返す場合は、塵芥詰りによる過負荷であり、過負荷の
検出時間を通常の検出時間t1 から更に長い検出時間t
3 にし、通常よりもやや長い時間負荷にトルクを与え、
過負荷を検出する(図2参照)。この場合、モータトル
ク指令32aはモータトルク指令32cへと検出時間が
長くなったところで過負荷を検出し、モータ速度指令1
2aもやや遅れてモータ速度指令12cに切換わり、モ
ータ実速度22aもモータ実速度22cになる。
【0047】こうして、負荷にやや長い時間トルクを与
えたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の戸
閉動作時の検出時間t3 を更に長い検出時間t4 にし、
更に長い時間負荷にトルクを与え過負荷を検出する(図
2参照)。これにより、上記と同様にモータトルク指令
32cから更に大きなモータトルク指令32dに変わ
り、モータ速度指令12cもモータ速度指令12dに切
換わるので、ドアモータ1の実際の回転速度もモータ実
速度22cからモータ実速度22dになる。こうして、
過負荷の検出を繰返す毎に徐々に戸閉動作時のモータト
ルク制限値42との比較時間を長くしていく。
えたにも拘らず、未だ過負荷を検出する場合は、次の戸
閉動作時の検出時間t3 を更に長い検出時間t4 にし、
更に長い時間負荷にトルクを与え過負荷を検出する(図
2参照)。これにより、上記と同様にモータトルク指令
32cから更に大きなモータトルク指令32dに変わ
り、モータ速度指令12cもモータ速度指令12dに切
換わるので、ドアモータ1の実際の回転速度もモータ実
速度22cからモータ実速度22dになる。こうして、
過負荷の検出を繰返す毎に徐々に戸閉動作時のモータト
ルク制限値42との比較時間を長くしていく。
【0048】この戸開閉動作の繰返しによって、塵芥の
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値42との比較時間をを長くしていくことで、乗
客の悪戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の
安全性も確保できる。
大小に拘らず、やがて塵芥を除去することができ、同一
の階床で何度と戸開閉動作を繰返すことはなくなり、エ
レベータの使用頻度が高まる。また、徐々にモータトル
ク制限値42との比較時間をを長くしていくことで、乗
客の悪戯等により戸反転を繰返しを行なっている場合の
安全性も確保できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベータドアの制御装置は、トルク指令発生手段と、
負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手段
と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモータの速度
指令が実際のモータの回転速度に追従するようなトルク
指令を発生し、このトルク指令を所定のトルク制限値と
比較してドア開閉中の過負荷異常を検出することにより
エレベータドアを反転または停止させるとともに、エレ
ベータドアに乗客が近接しているときはトルク制限値を
所定の値よりも小さくすることにより、乗客が引込まれ
る可能性が高い場合は、トルク制限値を下げ検出レベル
を下げて、過負荷検出の感度を高めることができるの
で、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向
上する。
エレベータドアの制御装置は、トルク指令発生手段と、
負荷異常検出手段と、ドア制御手段と、ドア安全手段
と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモータの速度
指令が実際のモータの回転速度に追従するようなトルク
指令を発生し、このトルク指令を所定のトルク制限値と
比較してドア開閉中の過負荷異常を検出することにより
エレベータドアを反転または停止させるとともに、エレ
ベータドアに乗客が近接しているときはトルク制限値を
所定の値よりも小さくすることにより、乗客が引込まれ
る可能性が高い場合は、トルク制限値を下げ検出レベル
を下げて、過負荷検出の感度を高めることができるの
で、乗客の引込まれによる怪我等を防止でき安全性が向
上する。
【0050】請求項2の発明のエレベータドアの制御装
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、ドア安全手段と、負荷異常検出時間変更
手段とを備え、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮することに
より、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く過負
荷を検出して戸反転動作を行なうので、乗客の引込まれ
による怪我等を防止でき安全性が向上する。
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、ドア安全手段と、負荷異常検出時間変更
手段とを備え、ドアモータの速度指令が実際のモータの
回転速度に追従するようなトルク指令を発生し、このト
ルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開閉中の
過負荷異常を検出することによりエレベータドアを反転
または停止させるとともに、エレベータドアに乗客が近
接しているときは過負荷異常検出時間を短縮することに
より、乗客が引込まれる可能性が高い場合は、早く過負
荷を検出して戸反転動作を行なうので、乗客の引込まれ
による怪我等を防止でき安全性が向上する。
【0051】請求項3の発明のエレベータドアの制御装
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモ
ータの速度指令が実際のモータの回転速度に追従するよ
うなトルク指令を発生し、このトルク指令を所定のトル
ク制限値と比較してドア開閉中の過負荷異常を検出する
ことによりエレベータドアを反転させるとともに、同一
階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を繰返す
ときは戸反転動作を繰返す毎にトルク制限値を次第に大
きくすることにより、塵芥詰りにより何度も同じ過負荷
を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるので、エ
レベータが使用不能にならず、エレベータの使用頻度が
高まり運転効率が向上する。また、乗客の悪戯等により
戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性も確保でき
る。
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、トルク制限値変更手段とを備え、ドアモ
ータの速度指令が実際のモータの回転速度に追従するよ
うなトルク指令を発生し、このトルク指令を所定のトル
ク制限値と比較してドア開閉中の過負荷異常を検出する
ことによりエレベータドアを反転させるとともに、同一
階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を繰返す
ときは戸反転動作を繰返す毎にトルク制限値を次第に大
きくすることにより、塵芥詰りにより何度も同じ過負荷
を検出して戸反転動作を繰返すのを防止できるので、エ
レベータが使用不能にならず、エレベータの使用頻度が
高まり運転効率が向上する。また、乗客の悪戯等により
戸反転を繰返しを行なっている場合の安全性も確保でき
る。
【0052】請求項4の発明のエレベータドアの制御装
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、負荷異常検出時間変更手段とを備え、ド
アモータの速度指令が実際のモータの回転速度に追従す
るようなトルク指令を発生し、このトルク指令を所定の
トルク制限値と比較してドア開閉中の過負荷異常を検出
することによりエレベータドアを反転させるとともに、
同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を繰
返すときは戸反転動作を繰返す毎に過負荷異常検出時間
を次第に延長することにより、ゴミ詰りにより何度も同
じ過負荷を検出して戸反転を繰返すのを防止できるの
で、エレベータが使用不能にならず、エレベータの使用
頻度が高まり運転効率が向上する。また、乗客の悪儀に
より戸反転動作を繰返しを行っている場合の安全性も確
保できる。
置は、トルク指令発生手段と、負荷異常検出手段と、ド
ア制御手段と、負荷異常検出時間変更手段とを備え、ド
アモータの速度指令が実際のモータの回転速度に追従す
るようなトルク指令を発生し、このトルク指令を所定の
トルク制限値と比較してドア開閉中の過負荷異常を検出
することによりエレベータドアを反転させるとともに、
同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を繰
返すときは戸反転動作を繰返す毎に過負荷異常検出時間
を次第に延長することにより、ゴミ詰りにより何度も同
じ過負荷を検出して戸反転を繰返すのを防止できるの
で、エレベータが使用不能にならず、エレベータの使用
頻度が高まり運転効率が向上する。また、乗客の悪儀に
より戸反転動作を繰返しを行っている場合の安全性も確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例であるエレベータドア
の制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各波形を
示す波形図である。
の制御装置による戸閉動作時の負荷異常状態の各波形を
示す波形図である。
【図2】図2は本発明の一実施例であるエレベータドア
の制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常状態の各波
形を示す波形図である。
の制御装置による他の戸閉動作時の負荷異常状態の各波
形を示す波形図である。
【図3】図3は従来及び本発明の一実施例であるエレベ
ータドアの制御装置を示すブロック構成図である。
ータドアの制御装置を示すブロック構成図である。
【図4】図4は従来及び本発明の一実施例であるエレベ
ータドアの制御装置による戸閉動作時の正常状態の各波
形を示す波形図である。
ータドアの制御装置による戸閉動作時の正常状態の各波
形を示す波形図である。
【符号の説明】 1 ドアモータ 2 電源 3 パワー回路 4 パルスエンコーダ 5 制御回路 6 ドア安全装置 7 ゲート信号発生回路 8 エレベータ制御盤 10,11a〜11d,12a〜12d モータ速度
指令 20,21a〜21d,22a〜22d モータ実速
度 30,31a〜31d,32a〜32d モータトル
ク指令 40,41a〜41d,42 モータトル
ク制限値
指令 20,21a〜21d,22a〜22d モータ実速
度 30,31a〜31d,32a〜32d モータトル
ク指令 40,41a〜41d,42 モータトル
ク制限値
Claims (3)
- 【請求項1】 エレベータドアを開閉駆動するドアモー
タの速度指令が実際のモータの回転速度に追従するよう
にトルク指令を発生するトルク指令発生手段と、 前記トルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開
閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、 前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反転または
停止させるドア制御手段と、 前記エレベータドアに乗客が近接していることを検出す
るドア安全手段と、 前記ドア安全手段が動作しているとき、過負荷異常を検
出するためのトルク制限値を所定の値よりも小さくする
トルク制限値変更手段とを具備することを特徴とするエ
レベータドアの制御装置。 - 【請求項2】 エレベータドアを開閉駆動するドアモー
タの速度指令が実際のモータの回転速度に追従するよう
にトルク指令を発生するトルク指令発生手段と、 前記トルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開
閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、 前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反転または
停止させるドア制御手段と、 前記エレベータドアに乗客が近接していることを検出す
るドア安全手段と、 前記ドア安全手段が動作しているとき、前記負荷異常検
出手段による過負荷異常検出時間を短縮する負荷異常検
出時間変更手段とを具備することを特徴とするエレベー
タドアの制御装置。 - 【請求項3】 エレベータドアを開閉駆動するドアモー
タの速度指令が実際のモータの回転速度に追従するよう
にトルク指令を発生するトルク指令発生手段と、 前記トルク指令を所定のトルク制限値と比較してドア開
閉中の過負荷異常を検出する負荷異常検出手段と、 前記異常検出に応じて前記エレベータドアを反転させる
ドア制御手段と、 同一階床で連続して過負荷異常を検出し戸反転動作を繰
返すとき、前記戸反転動作を繰返す毎にトルク制限値を
次第に大きくするトルク制限値変更手段とを具備するこ
とを特徴とするエレベータドアの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09534092A JP3200947B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | エレベータドアの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09534092A JP3200947B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | エレベータドアの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286674A true JPH05286674A (ja) | 1993-11-02 |
| JP3200947B2 JP3200947B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=14134972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09534092A Expired - Fee Related JP3200947B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | エレベータドアの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3200947B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005170652A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータードアの制御装置 |
| JP2007254070A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Hitachi Ltd | エレベータのドア安全制御装置 |
| JP2011140363A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータドアの制御装置 |
| JP2013035625A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Hitachi Ltd | エレベータドア制御装置およびエレベータドア制御方法 |
| CN107215757A (zh) * | 2016-03-22 | 2017-09-29 | 株式会社日立大厦系统 | 电梯控制装置及电梯控制方法 |
| CN115973884A (zh) * | 2022-11-23 | 2023-04-18 | 菱王电梯有限公司 | 电梯门机的故障监测方法、装置及电子设备 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3339234A1 (de) * | 2016-12-20 | 2018-06-27 | Inventio AG | Verfahren zum steuern eines schliessvorgangs einer aufzugtüre und entsprechend betreibbare aufzugtürschliessanlage |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP09534092A patent/JP3200947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005170652A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータードアの制御装置 |
| JP2007254070A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Hitachi Ltd | エレベータのドア安全制御装置 |
| JP2011140363A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータドアの制御装置 |
| JP2013035625A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Hitachi Ltd | エレベータドア制御装置およびエレベータドア制御方法 |
| CN107215757A (zh) * | 2016-03-22 | 2017-09-29 | 株式会社日立大厦系统 | 电梯控制装置及电梯控制方法 |
| CN115973884A (zh) * | 2022-11-23 | 2023-04-18 | 菱王电梯有限公司 | 电梯门机的故障监测方法、装置及电子设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3200947B2 (ja) | 2001-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH079127B2 (ja) | 自動ドアの開閉制御方法 | |
| JPH05286674A (ja) | エレベータドアの制御装置 | |
| KR102299494B1 (ko) | 차량의 윈도 제어 장치 및 그 방법 | |
| US5898284A (en) | Vehicle sliding door opening/closing control device | |
| JP3206327B2 (ja) | 車両用パワーウインドゥ装置 | |
| JP3336702B2 (ja) | エレベーター扉の開閉制御装置 | |
| JPH11131909A (ja) | パワーウインド装置の挟み込み検知方法 | |
| JP3336696B2 (ja) | エレベータドアの制御装置 | |
| JP2575559B2 (ja) | エレベータのドア制御装置 | |
| JP3192479B2 (ja) | エレベータドアの制御装置 | |
| JP2588835Y2 (ja) | パワーウインドの安全装置 | |
| JP4464121B2 (ja) | エレベータードアの制御装置 | |
| JPH03102091A (ja) | エレベータのドア制御装置 | |
| JP2004352448A (ja) | エレベータードアの制御装置 | |
| JP2823554B2 (ja) | 窓ガラス開閉装置 | |
| JPH07158345A (ja) | 車両用パワーウィンドウ制御装置 | |
| JPH06329376A (ja) | エレベーターのドア制御装置 | |
| JP3568761B2 (ja) | 安全装置付きパワーウィンド装置 | |
| JPH11263563A (ja) | エレベーターのドア制御装置 | |
| JPH0647884Y2 (ja) | エレベ−タ戸の制御装置 | |
| JPH0252893A (ja) | エレベータドアの制御装置 | |
| JP3568735B2 (ja) | 安全装置付きパワーウィンド装置 | |
| JPS6346918A (ja) | 障害物検知による開扉停止装置 | |
| JPH06100277A (ja) | エレベータドアの安全装置 | |
| JPH10339070A (ja) | 安全装置付きパワーウィンド装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080622 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |