JPH05286906A - 炭酸エステル誘導体およびその製造法 - Google Patents
炭酸エステル誘導体およびその製造法Info
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- JPH05286906A JPH05286906A JP4087124A JP8712492A JPH05286906A JP H05286906 A JPH05286906 A JP H05286906A JP 4087124 A JP4087124 A JP 4087124A JP 8712492 A JP8712492 A JP 8712492A JP H05286906 A JPH05286906 A JP H05286906A
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- chloro
- acid ester
- carbonic acid
- ester derivative
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 炭酸エステル誘導体およびその製造法を提供
する。 【構成】式 化1 【化1】 で表わされる炭酸(2−クロロ−4−フルオロフェニ
ル)エチル。2−クロロ−4−フルオロフェノールとク
ロロ炭酸エチルとを反応させることを特徴とする炭酸
(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチルの製造
法。
する。 【構成】式 化1 【化1】 で表わされる炭酸(2−クロロ−4−フルオロフェニ
ル)エチル。2−クロロ−4−フルオロフェノールとク
ロロ炭酸エチルとを反応させることを特徴とする炭酸
(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチルの製造
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農薬の中間体として有
用な式[I]
用な式[I]
【化3】 で示される炭酸エステル誘導体およびその製造法に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、2−クロロ−4−フルオロフェノ
ールをハロ炭酸メチルエステルと反応させて、本願化合
物と類似する炭酸(2−クロロ−4−フルオロフェニ
ル)メチルを得る方法は知られており(EP−0,06
1,741および特開平2-42042)、該化合物を5−アミ
ノ−2−クロロ−4−フルオロフェノ−ルの反応原料と
して使用することも知られていた。しかしながら、炭酸
(2−クロロ−4−フルオロフェニル)メチルは、融点
69〜71℃の結晶であって、反応混合物より分離する
には、ろ過、水洗あるいは溶媒による抽出、濃縮を行
い、乾燥するという繁雑な操作を必要とするため、5−
アミノ−2−クロロ−4−フルオロフェノ−ルの反応原
料としては操作性の上で工業的に十分満足のいくもので
はなかった。
ールをハロ炭酸メチルエステルと反応させて、本願化合
物と類似する炭酸(2−クロロ−4−フルオロフェニ
ル)メチルを得る方法は知られており(EP−0,06
1,741および特開平2-42042)、該化合物を5−アミ
ノ−2−クロロ−4−フルオロフェノ−ルの反応原料と
して使用することも知られていた。しかしながら、炭酸
(2−クロロ−4−フルオロフェニル)メチルは、融点
69〜71℃の結晶であって、反応混合物より分離する
には、ろ過、水洗あるいは溶媒による抽出、濃縮を行
い、乾燥するという繁雑な操作を必要とするため、5−
アミノ−2−クロロ−4−フルオロフェノ−ルの反応原
料としては操作性の上で工業的に十分満足のいくもので
はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから本
発明者らは簡便な方法で製造できしかも5−アミノ−2
−クロロ−4−フルオロフェノ−ルの反応原料としても
工業的に有利に使用可能な炭酸エステルについて鋭意検
討を重ねた結果、従来法におけるハロ炭酸メチルエステ
ルに代えてクロロ炭酸エチルエステルを使用することに
より融点の非常に低い新規な炭酸エステル誘導体が得ら
れ、該化合物は通常条件下では油状物質として反応液か
らの油層水層の分離という簡単な操作によって単離で
き、しかも5−アミノ−2−クロロ−4−フルオロフェ
ノ−ルの原料として従来化合物と同様に使用できること
を見いだし、本発明に至った。
発明者らは簡便な方法で製造できしかも5−アミノ−2
−クロロ−4−フルオロフェノ−ルの反応原料としても
工業的に有利に使用可能な炭酸エステルについて鋭意検
討を重ねた結果、従来法におけるハロ炭酸メチルエステ
ルに代えてクロロ炭酸エチルエステルを使用することに
より融点の非常に低い新規な炭酸エステル誘導体が得ら
れ、該化合物は通常条件下では油状物質として反応液か
らの油層水層の分離という簡単な操作によって単離で
き、しかも5−アミノ−2−クロロ−4−フルオロフェ
ノ−ルの原料として従来化合物と同様に使用できること
を見いだし、本発明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、式
[I]
[I]
【化4】 で示される炭酸エステル誘導体およびその製造法を提供
するものである。
するものである。
【0005】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明化合物である炭酸エステル誘導体は2−クロロ−4
−フルオロフェノールとクロロ炭酸エチルとから合成さ
れ、該反応において、クロロ炭酸エチルは、2−クロロ
−4−フルオロフェノールに対して1〜3倍当量好まし
くは1〜2倍当量使用する。
発明化合物である炭酸エステル誘導体は2−クロロ−4
−フルオロフェノールとクロロ炭酸エチルとから合成さ
れ、該反応において、クロロ炭酸エチルは、2−クロロ
−4−フルオロフェノールに対して1〜3倍当量好まし
くは1〜2倍当量使用する。
【0006】この反応においては通常塩基が使用される
が、該塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ金属水酸化物、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム等のアルカリ金属炭酸塩等あるいはトリエチルアミ
ン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリン等の有機アミ
ンが挙げられ、これら塩基は混合物としても用いること
ができる。これら塩基の使用量は2−クロロ−4−フル
オロフェノールに対して1当量から3倍当量、好ましく
は1〜2倍当量である。
が、該塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ金属水酸化物、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム等のアルカリ金属炭酸塩等あるいはトリエチルアミ
ン、ピリジン、N,N−ジエチルアニリン等の有機アミ
ンが挙げられ、これら塩基は混合物としても用いること
ができる。これら塩基の使用量は2−クロロ−4−フル
オロフェノールに対して1当量から3倍当量、好ましく
は1〜2倍当量である。
【0007】また上記反応には触媒を用いることも有効
であり、テトラブチルアンモニウムブロミド、ベンジル
トリエチルアンモニウムクロリド等の四級アンモニウム
塩、18−クラウン−6等のクラウンエーテル類,臭化
セチルトリブチルホスホスニウムに代表されるホスホス
ニウム塩あるいはトリス(3,6-ジオキサヘプチル)アミ
ン(TDA−1)等の相間移動触媒を用いることも可能
である。
であり、テトラブチルアンモニウムブロミド、ベンジル
トリエチルアンモニウムクロリド等の四級アンモニウム
塩、18−クラウン−6等のクラウンエーテル類,臭化
セチルトリブチルホスホスニウムに代表されるホスホス
ニウム塩あるいはトリス(3,6-ジオキサヘプチル)アミ
ン(TDA−1)等の相間移動触媒を用いることも可能
である。
【0008】この反応は通常水溶媒中で行われる。有機
溶媒を用いることも可能である。反応温度は0〜100
℃、好ましくは0〜50℃である。反応液のpHを、pH5
〜12、好ましくはpH7〜10に制御しながら反応を行
うことが望ましい。
溶媒を用いることも可能である。反応温度は0〜100
℃、好ましくは0〜50℃である。反応液のpHを、pH5
〜12、好ましくはpH7〜10に制御しながら反応を行
うことが望ましい。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、炭酸エステル誘導体
[I]が、簡便にかつ操作性良く、さらには工業的にも
有利に得られる。また、本発明で得られる炭酸エステル
誘導体[I]を中間体として、例えば、特開昭58−3
8256号記載の農薬に導くことができる。
[I]が、簡便にかつ操作性良く、さらには工業的にも
有利に得られる。また、本発明で得られる炭酸エステル
誘導体[I]を中間体として、例えば、特開昭58−3
8256号記載の農薬に導くことができる。
【0010】
【化5】 (特開昭58-38256号記載の農薬)
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。 実施例1 炭酸(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチルの合
成 4つ口フラスコに2−クロロ−4−フルオロフェノール
132gと水370gを仕込み、37.0%水酸化ナトリウ
ム水溶液を少量加えてpHを 7.0に調整した。これを水浴
にて冷却した後、クロロ炭酸エチル 102.6gと37.0%水
酸化ナトリウム102.2gを1時間かけて、反応温度30
℃をこえないように並注した。この反応液を室温で2時
間攪拌した後、分液操作を行い、油層を分離して炭酸
(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチル195g
を得た。(収率99%) 融点 28〜30℃ 沸点 98〜100℃(1.7mmHg) δ(CDCl3 ) 1.40(3H,t,J= 7.3Hz) 4.34(2H,q,J= 7.3Hz) 7.00(1H,m) 7.22(2H,m) FD−MS M+ 218
が、本発明は実施例に限定されるものではない。 実施例1 炭酸(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチルの合
成 4つ口フラスコに2−クロロ−4−フルオロフェノール
132gと水370gを仕込み、37.0%水酸化ナトリウ
ム水溶液を少量加えてpHを 7.0に調整した。これを水浴
にて冷却した後、クロロ炭酸エチル 102.6gと37.0%水
酸化ナトリウム102.2gを1時間かけて、反応温度30
℃をこえないように並注した。この反応液を室温で2時
間攪拌した後、分液操作を行い、油層を分離して炭酸
(2−クロロ−4−フルオロフェニル)エチル195g
を得た。(収率99%) 融点 28〜30℃ 沸点 98〜100℃(1.7mmHg) δ(CDCl3 ) 1.40(3H,t,J= 7.3Hz) 4.34(2H,q,J= 7.3Hz) 7.00(1H,m) 7.22(2H,m) FD−MS M+ 218
Claims (2)
- 【請求項1】 式 化1 【化1】 で示される炭酸エステル誘導体。
- 【請求項2】 2−クロロ−4−フルオロフェノールと
クロロ炭酸エチルを反応させることを特徴とする式 化
2 【化2】 で示される炭酸エステル誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087124A JPH05286906A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 炭酸エステル誘導体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087124A JPH05286906A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 炭酸エステル誘導体およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286906A true JPH05286906A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13906214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4087124A Pending JPH05286906A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 炭酸エステル誘導体およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05286906A (ja) |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4087124A patent/JPH05286906A/ja active Pending
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