JPH0528737Y2 - - Google Patents

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JPH0528737Y2
JPH0528737Y2 JP1986041903U JP4190386U JPH0528737Y2 JP H0528737 Y2 JPH0528737 Y2 JP H0528737Y2 JP 1986041903 U JP1986041903 U JP 1986041903U JP 4190386 U JP4190386 U JP 4190386U JP H0528737 Y2 JPH0528737 Y2 JP H0528737Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、電力変換を目的として二次巻線を設
けた千鳥結線接地変圧器に関するものである。
(従来の技術) 接地変圧器は、系統の中性点を取り出し、それ
を直接または接地インピーダンスを介して接地す
ることにより、一線地絡時の健全相の電位が異常
に上昇することを防いだり、また地絡電流を適当
な値に抑えたりする働きを持つている。電力系統
で用いられる接地変圧器は第2図に示すように千
鳥結線が一般的である。この結線では一線地絡電
流のような零相電流が流れたときに、同一鉄心脚
に巻かれたジグ巻線1とザグ巻線2との間で互い
に起磁力を打ち消し合うので、この二巻線間の漏
洩インピーダンスで決まる零相インピーダンスを
持たせることができる。
この千鳥結線接地変圧器に電力変換の目的を持
つた二次巻線3を設けたときのベクトル図を第3
図に示す。
二次巻線3を設けたときのジグ巻線1とザグ巻
線2よりなる一次側の千鳥巻線のもつ零相リアク
タンスおよび千鳥巻線と二次巻線3との間の正相
リアクタンスについて説明する。第4図は従来よ
り採用されている巻線構成である。
第4図において、鉄心4に対して各巻線は同心
的に配置されており、最内側に二次巻線3が巻装
され、間隙5を置いてジグ巻線1が巻装され、さ
らに間隙6を置いてザグ巻線2が巻装されている
る。この場合の千鳥巻線のもつ零相リアクタンス
は(1)式で与えられる。
%Ix0= 4.96XX(KVA0)XΣrg0/3×3×e2×h ……(1) ここでは周波数、KVA0は基準とする零相容
量、Σrg0は千鳥巻線のもつ漏洩面積の和、eは
巻線一巻回当りの電圧、hは巻線の高さである。
Σrg0は簡略式として(2)式が与えられる。
Σrg0= 1/3r1g1+r12g12+1/3r2g2 ……(2) ここでg1,g2は各々ジグ巻線、ザグ巻線の半径
方向の厚み、g12はジグ巻線とザグ巻線の間隙の
厚みで、r1,r2,r12は各々同じ添字をもつ厚みの
位置する平均半径である。
また千鳥巻線と二次巻線3との間の正相リアク
タンスは(3)式で与えられる。
%Ix= 4.96××(KVA)×Σrg1/3×e2×h ……(3) ここでKVAは基準とする二次巻線のもつ正相
容量、Σrg1は千鳥巻線と二次巻線との漏洩面積
の和である。Σrg1は簡略式として(4)式で与えら
れる。
Σrg1=1/2×(1/3r3g3+r13g13+1/3r1g1
+1/2×(1/3r3g3+r23g23+1/3r2g2)−1/
6×(1/3r1g1+r12g12+1/3
r2g2) ……(4) ここで、g3は二次巻線の半径方向の厚み、g13
g23は各々二次巻線とジグ巻線の間隙の厚み、二
次巻線とザグ巻線の間隙の厚みで、r3,r13,r23
は各々同じ添字をもつ厚みの位置する半径であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) いま接地変圧器の中性点と大地との間に挿入す
るインピーダンスを比較的小さな値とし、その分
接地変圧器の零相インピーダンスを大きな値に選
ぶ必要が生じた場合、接地変圧器ではインピーダ
ンスの内ほとんどがリアクタンス分であるから、
上記(1)式の値を大きくする必要がある。
(1)式からも分るとおり、この場合巻線一巻回当
たりの電圧eあるいは巻線の高さhを小さくしジ
グ巻線とザク巻線のもつ漏洩面積の和Σrg0を大
きくすれば零相リアクタンス%Ix0は大きくする
ことができる。
しかし第4図の巻線構成では零相リアクタンス
を大きくしようとすれば、必然的に千鳥巻線と二
次巻線との間の正相リアクタンスも大きくなつて
しまい、二次巻線側に負荷をとつたときの電圧変
動率も大きくなり、好ましくない。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、
その目的とするところはジグ巻線とザグ巻線から
なる一次側のの零相リアクタンスを大きくでき、
なおかつ千鳥巻線と二次巻線との間の正相リアク
タンスを小さな値に抑え得る千鳥結線接地変圧器
を提供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は鉄心に
対して同心的に各巻線を巻装する場合に、二次巻
線をジグ巻線とザグ巻線との間に配置したことを
特徴とする。
(作用) これによりジグ巻線とザグ巻線の間隙が大きく
なるので、ジグ巻線とザグ巻線のもつ漏洩面積の
和が大きくなり、千鳥巻線の零相リアクタンスを
大きくできる。また千鳥巻線と二次巻線との間の
正相リアクタンスは前記の千鳥巻線のもつ大きな
漏洩面積の和が負の値として加わるので小さくな
り、二次巻線に負荷をとつた場合の電圧変動率を
小さくできる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照しながら説
明する。第1図は本考案による千鳥結線接地変圧
器の巻線構成図であり、鉄心4に対して同心的に
各巻線が巻装されており、内側よりジグ巻線1、
間隙7、二次巻線3、間隙8、ザグ巻線2の順に
位置している。この巻線配置としたときの一次側
の千鳥巻線のもつ零相リアクタンスの値は(5)式で
与えられる。
%Ix0′= 4.96××(KVA0)×Σrg0/3×3×e2×h……(
5) ここで、は周波数、KVA0は基準とする零相
容量、Σrg0′は千鳥巻線のもつ漏洩面積の和、e
は巻線一巻回当たりの電圧、hは巻線の高さであ
る。Σrg0′は簡略式として(6)式で与えられる。
Σrg0′=1/3r1′g1′ +r12′g12′+1/3r2′g2′ ……(6) ここでg1′,g2′は各々ジグ巻線、ザグ巻線の半
径方向の厚み、g12′はジグ巻線とザグ巻線の間隙
の厚みで、r1′,r2′,r12′は各々同じ添字をもつ
厚みの位置する平均半径である。
また千鳥巻線と二次巻線との間の正相リアクタ
ンスは(7)式で与えられる。
%Ix′= 4.96×f×(KVA)×Σrg1′/3×e2×h ……(7) ここで、KVAは基準とする二次巻線のもつ正
相容量、Σrg1′は千鳥巻線と二次巻線との漏洩面
積の和である。Σrg1′は簡略式として(8)式で与え
られる。
Σrg1′=1/2×(1/3r1′g1′+r13′g13′+1
/3r3′g3′) +1/2×(1/3r3′g3′+r23′g23′+1/3r2
′g2′)−1/6×(1/3r1′g1′+r12′g12′+1
/3r2′g2′)……(8) ここでg3′は二次巻線の半径方向の厚み、g13′,
g23′は各々ジグ巻線と二次巻線の間隙の厚み、二
次巻線とザグ巻線の間隙の厚みで、r3′,r13′,
r23′は各々同じ添字をもつ厚みの位置する平均半
径である。
このような巻線構成とすることにより、千鳥巻
線の漏洩面積の和は(2)式と(6)式を比べた場合、
g12′が大きくなる(6)式の方が(2)式より大きな値と
なる。また千鳥巻線と二次巻線との漏洩面積の和
は(4)式と(8)式を比べた場合、大きな値のg12′を負
の成分としてもつている(8)式の方が(4)式よりも小
さな値となる。
従つて一巻回電圧、巻線の高さ等の設計諸元を
同じとし、巻線の構成を本考案の構成とすること
により、より大きな零相リアクタンスが得られる
にも拘らず、正相インピーダンスを小さくするこ
とができる。
また従来の構成により得られる零相インピーダ
ンスと同じ値で本考案のように構成すれば、一巻
回電圧が高くとれるので、鉄機械にすることがで
き、より経済的な設計とすることができる。
上記実施例ではジグ巻線1を最内側、ザグ巻線
2を最外側に配置した場合について説明したが、
逆にザグ巻線2を最内側、ジグ巻線1を最外側に
配置しても、全く同様の効果が得られる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案による千鳥結線接
地変圧器においては、二次巻線を一次側の千鳥巻
線を構成するジグ巻線とザグ巻線の間に配置した
ことにより、千鳥巻線の零相リアクタンスを大き
くし、千鳥巻線と二次巻線間の正相リアクタンス
を小さくできるため、二次巻線に負荷をとつたと
きの電圧変動率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による千鳥結線接地変圧器の巻
線構成図、第2図は千鳥結線接地変圧器のベクト
ル図、第3図は二次巻線をもつた千鳥結線接地変
圧器のベクトル図、第4図は従来の千鳥結線接地
変圧器の巻線構成図である。 1……ジグ巻線、2……ザグ巻線、3……二次
巻線、4……鉄心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心に、一次側の千鳥巻線を構成するジグ巻線
    及びザグ巻線と二次巻線とを同心的に巻装した千
    鳥結線接地変圧器において、前記二次巻線を前記
    ジグ巻線とザグ巻線との間に配置したことを特徴
    とする千鳥結線接地変圧器。
JP1986041903U 1986-03-24 1986-03-24 Expired - Lifetime JPH0528737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986041903U JPH0528737Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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JP1986041903U JPH0528737Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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Publication Number Publication Date
JPS62154631U JPS62154631U (ja) 1987-10-01
JPH0528737Y2 true JPH0528737Y2 (ja) 1993-07-23

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ID=30857326

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5446329A (en) * 1977-09-21 1979-04-12 Hitachi Ltd Zig-zag connection transformer

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JPS62154631U (ja) 1987-10-01

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