JPH0528775U - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JPH0528775U
JPH0528775U JP078355U JP7835591U JPH0528775U JP H0528775 U JPH0528775 U JP H0528775U JP 078355 U JP078355 U JP 078355U JP 7835591 U JP7835591 U JP 7835591U JP H0528775 U JPH0528775 U JP H0528775U
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Nissin Kogyo Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/16Master control, e.g. master cylinders
    • B60T11/236Piston sealing arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ピストンがその一端を液圧発生室に臨ませてシ
リンダ体内に摺動自在に嵌合され、ピストンの外周に設
けられる装着溝には、シリンダ体内面に摺接するリップ
を有して液圧発生室側に開いた横断面略J字状のカップ
シールが装着されるマスタシリンダにおいて、部品点数
の増加を回避してカップシールの倒れによるシール不良
を防止する。 【構成】ピストン10の外周には、一端を液圧発生室1
1に連通させるとともに他端を装着溝15に開口させる
複数の補給溝23,24,25が設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ピストンがその一端を液圧発生室に臨ませてシリンダ体内に摺動自 在に嵌合され、ピストンの外周に設けられる装着溝には、シリンダ体内面に摺接 するリップを有して液圧発生室側に開いた横断面略J字状のカップシールが装着 されるマスタシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるマスタシリンダでは、図8(a)で示すように、ピストン84の ガイド部84aに、カップシール80を装着させる装着溝81が設けられるとと もに、装着溝81内に液圧発生室82から作動液を潤滑用として導く連通孔83 が穿設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、液圧発生室82の容積を増大させる方向(矢印方向)に ピストン84を急激に作動させたときには、カップシール80のリップ80aが その前後の圧力差により図8(b)で示すように液圧発生室82側に倒れ、装着 溝81の一方の側面81aに密接して連通孔83が閉塞されることがある。而し て液圧発生室82の容積を増大させる側へのピストン84の作動が終了したとき に、リップ80aはシリンダ体86の内面に摺接する方向に復帰しようとする。 しかるにピストン84のガイド部84aと、シリンダ体86の内面との間の間隙 は極めて小さいので、前記連通孔83が閉塞された時点でリップ80aおよびシ リンダ体86内面間に生じる環状室87から液圧発生室82への作動液の流通が 制限され、それによりシリンダ体86内面に摺接する側へのリップ80aの復帰 が著しく遅延する。したがってリップ80aが復帰していない状態でピストン8 4を反矢印方向に作動させて液圧発生室82の圧力を増大させることもあり、そ の場合、カップシール80によるシールが不充分となる。
【0004】 そこで、実公昭62−25963号公報で開示されたマスタシリンダでは、液 圧発生室82の容積を増大させる側にピストン84を付勢するばねとピストン8 4との間に挟持した部材に、連通孔83から装着溝81側に突出するストッパ部 を設け、該ストッパ部によってカップシール80の倒れを阻止するようにしてい るが、カップシール80の倒れを防止するためだけの専用の部品が必要であり、 部品点数が増加する。
【0005】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の増加を回避し てカップシールの倒れによるシール不良を防止し得るようにしたマスタシリンダ を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の第1の特徴によれば、ピストンの外周に は、一端を液圧発生室に連通させるとともに他端を装着溝に開口させる複数の補 給溝が設けられる。
【0007】 また本考案の第2の特徴によれば、装着溝の相互に対向する側面のうち液圧発 生室側の側面周縁部には、液圧発生室側に向かうにつれて大径となるテーパ面が 設けられる。
【0008】
【実施例】
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
【0009】 図1ないし図4は本考案を自動車のクラッチ作動装置用マスタシリンダに適用 したときの一実施例を示すものであり、図1はマスタシリンダの縦断側面図、図 2はピストンの拡大縦断面図、図3は図1の3部拡大図、図4は図2の4矢視正 面図である。
【0010】 クラッチ作動装置用のマスタシリンダMC は、有底のシリンダ穴8を有して有 底円筒状に形成されるシリンダ体9を備え、前記シリンダ穴8内には、該シリン ダ穴8の閉塞端すなわちシリンダ体9の前端壁9aとの間に液圧発生室11を画 成してピストン10が摺動可能に嵌合される。
【0011】 図2を併せて参照して、ピストン10は鋳造されるものであり、このピストン 10には、シリンダ穴8に摺接するガイド部12,13,14が前方から後方( 図2の左方から右方)に向けて順に軸方向に間隔をあけて設けられ、ガイド部1 2,13間に装着溝15が形成され、ガイド部13,14間にはガイド部13と の間に段差部16を介在させて装着溝17が形成され、さらにガイド部14には グリス溜め溝18が設けられる。而して、装着溝15にはカップシール20が、 また装着溝17にはカップシール21がそれぞれ装着される。
【0012】 図3において、装着溝15は、相互に対向する一対の側面15a,15bと、 それらの側面15a,15b間を連結する底面15cとで形成される。しかも両 側面15a,15bのうち、液圧発生室11側の側面15aにおける周縁部には 、液圧発生室11側に向かうにつれて大径となるテーパ面15a′が設けられる 。
【0013】 一方、カップシール20は、従来周知のものであり、シリンダ穴8の内面に弾 発的に摺接するリップ20aを有して液圧発生室11側に開いた横断面略J字状 に形成される。
【0014】 図4において、ピストン10におけるガイド部12の外周には、一端を液圧発 生室11に連通させるとともに他端を装着溝15の側面15aに開口させる複数 たとえば3つの補給溝23,24,25が周方向に等間隔をあけて設けられる。 しかも各補給溝23〜25は、ピストン10の半径方向に沿ってテーパ面15a ′の小径端よりも内方側に底部を有するようにしてそれぞれ形成される。
【0015】 而してピストン10は、その軸線を含む平面を分割面26とした一対の鋳型2 7,28間で鋳造成形されるものであり、補給溝23は、ピストン10の軸線を 通って分割面26に直交する中心線C上に中心を有する半円形状に形成されるの に対し、補給溝24,25は、前記中心線Cとほぼ平行な平坦面24a,25a と円弧面24b,25bとから成るものであり、補給溝23とはわずかに異なる 形状を有する。このように各補給溝23,24,25を形成することにより、両 鋳型27,28を分割面26から相互に離反する方向に離型することを可能とし て、各補給溝23,24,25をピストン10の周方向等間隔に形成することが できる。
【0016】 再び図1において、シリンダ体9の前端壁9aには弁孔31が同軸に穿設され ており、該弁孔31はリザーバ29に連通される。またシリンダ体9の側部には 液圧発生室11内に常時連通する出力ポート30が設けられており、該出力ポー ト30はスレーブシリンダ38に接続される。
【0017】 液圧発生室11内の前部には有底円筒状のケージ32が挿入されており、ピス トン10の前部に結合されたリテーナ33と前記ケージ32との間にはばね34 が縮設される。前記ケージ32内には、弁孔31を閉鎖可能な弁体35が収納さ れており、該弁体35およびケージ32間には弁孔31を閉鎖する方向に弁体3 5を付勢するばね36が縮設される。また弁体35には、ケージ32を移動自在 に貫通するロッド37が同軸に連接されており、このロッド37の後端部37a は、規制された範囲での軸方向相対移動を可能としてピストン10に係合される 。
【0018】 ピストン10の後端部には、プッシュロッド40が作用的に連結されており、 シリンダ体9の後端部には、プッシュロッド40の後退限すなわちピストン10 の後退限を規制するためのストッパ41が固定される。
【0019】 次にこの実施例の作用について説明すると、液圧発生室11の容積を増大させ る方向にピストン10を急激に後退させときに、カップシール20のリップ20 aが、図3の鎖線で示すように、前後の圧力差により前方すなわち液圧発生室1 1側に倒れる場合がある。この際、装着溝15における液圧発生室11側の側面 15aには、リップ20aに対応する部分にテーパ面15a′が設けられている ので、正常姿勢にあるリップ20aが前倒れ状態となったとしてもテーパ面15 a′に当接することが極力回避される。しかも複数の補給溝23〜25がテーパ 面15a′の小径端よりも深くしてガイド部12の外周に設けられているので、 リップ20aがテーパ面15a′に当接したとしても、装着溝15の側面15a およびカップシール20間の空間は補給溝23〜25を介して液圧発生室11に 連通しており、前記空間が密閉状態となることはない。
【0020】 さらにリップ20aテーパ面15a′に当接した状態で該リップ20aの外面 およびシリンダ穴8の内面間に形成される環状室は、複数の補給溝23〜25を 介して液圧発生室11に連通しており、前記環状室から液圧発生室11側への作 動液の流れが抑制されることはなく、該環状室の作動液がリップ20aの復帰動 作を抑制することはない。
【0021】 したがって液圧発生室11の容積を増大する方向へのピストン10の移動が終 了したときには、リップ20aはシリンダ穴8の内面に摺接する側に直ちに復帰 するものであり、液圧発生室11の容積を減少させる方向へのピストン10の前 進作動が開始されるときまで、リップ20aが前倒れ状態のままとなることが防 止され、シール性を維持することが可能となる。
【0022】 しかも補給溝23〜25は、ピストン10の鋳造時に形成されるものであるの で、鋳造後に連通孔を穿孔加工していた従来のものに比べると、加工工数が少な くてすむ。
【0023】 図5ないし図7は本考案を自動車のブレーキ装置用タンデム型マスタシリンダ に適用したときの実施例を示すものであり、図5はタンデム型マスタシリンダの 縦断側面図、図6図は図5の6部拡大図、図7は図5の7−7線拡大断面図であ る。
【0024】 先ず図5において、自動車のブレーキ装置用タンデム型マスタシリンダMB は 、シリンダ体43を備え、このシリンダ体43に設けられる有底のシリンダ穴4 4には、一対の前部ピストン45および後部ピストン46が摺動自在に嵌合され 、シリンダ穴44の閉塞端および前部ピストン45間には前部液圧発生室47が 形成され、また両ピストン45,46間には後部液圧発生室48がそれぞれ形成 される。而して両液圧発生室47,48は自動車における二系統のブレーキ油圧 回路に接続される。しかも両ピストン45,46は戻しばね49,50により後 退位置にそれぞれ付勢され、後部ピストン46の後端部には負圧ブースタBの出 力杆51が連接される。
【0025】 シリンダ体43の上部に一体に突設される円筒状の油溜52と、該油溜52の 外周に下端部を嵌合・連結させる合成樹脂製のリザーバ本体53とでリザーバ5 4が構成され、油溜52内は、シリンダ体43と一体の隔壁55により前部油溜 室56および後部油溜室57に区画される。而して前部油溜室56は前部ピスト ン45の直上に配置されるものであり、その底壁には、前部油圧室47のリリー フポート58およびサプライポート59が穿設される。
【0026】 一方、シリンダ体43の上部後方には、油溜52に続く厚肉側壁43aが設け られており、この側壁43aには、内端を後部油溜室57に連通させる連通路6 0が設けられる。また後部液圧発生室48のリリーフポート61およびサプライ ポート62が連通路60に十字状に交わるようにして側壁43aに穿設されてい る。
【0027】 ところで、前部ピストン45は鋳造されるものであり、この前部ピストン45 には、シリンダ穴44に摺接するガイド部63,64が相互間に環状凹部65を 介在させて設けられる。而して前部ピストン45の前部外周には、シリンダ穴4 4の内面に摺接するカップシール66がガイド部63で受けるようにして装着さ れる。またガイド部64には環状の装着溝68が設けられており、シリンダ穴4 4の内面に摺接するカップシール67が装着溝68に装着される。
【0028】 図6および図7において、装着溝68は、相互に対向する一対の側面68a, 68bと、それらの側面68a,68b間を連結する底面68cとで形成される 。しかも両側面68a,68bのうち、後部液圧発生室48側に在る側面68a の周縁部には、後部液圧発生室48側に向かうにつれて大径となるテーパ面68 a′が設けられる。
【0029】 またカップシール67は、シリンダ穴44の内面に弾発的に摺接するリップ6 7aを有して後部液圧発生室48側に開いた横断面略J字状に形成される。
【0030】 さらに、前部ピストン45におけるガイド部64の外周には、一端を後部液圧 発生室48に連通させるとともに他端を前記側面68aに開口させる複数たとえ ば3つの補給溝69,70,71が周方向に等間隔をあけて設けられており、補 給溝70,71は、前部ピストン45の鋳造時に2つの鋳型の離型を可能とすべ く補給溝69とは異なる形状に形成される。
【0031】 このような実施例においても、図1ないし図4の実施例と同様に、カップシー ル67のリップ67aのシリンダ穴44内面に摺接する方向の復帰動作を速やか にして、シール性を維持することが可能となり、さらに補給溝69〜71を前部 ピストン45の鋳造時に形成することにより、加工工数の低減を図ることができ る。
【0032】
【考案の効果】
以上のように本考案の第1の特徴によれば、ピストンの外周には、一端を液圧 発生室に連通させるとともに他端を装着溝に開口させる複数の補給溝が設けられ るので、部品点数の増加を回避しながら、カップシールのリップが速やかに復帰 するようにしてシール性を維持することができる。
【0033】 また本考案の第2の特徴によれば、装着溝の相互に対向する側面のうち液圧発 生室側の側面周縁部には、液圧発生室側に向かうにつれて大径となるテーパ面が 設けられるので、カップシールのリップが倒れても装着溝の液圧発生室側の側面 に当接することが極力回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッチ作動装置用マスタシリンダの縦断側面
図である。
【図2】ピストンの拡大縦断面図である。
【図3】図1の3部拡大図である。
【図4】図2の4矢視正面図である。
【図5】ブレーキ装置用タンデム型マスタシリンダの縦
断側面図である。
【図6】図5の6部拡大図である。
【図7】図5の7−7線拡大断面図である。
【図8】従来技術の断面図である。
【符号の説明】
8,43 シリンダ体 10,45 ピストン 11,48 液圧発生室 15,68 装着溝 15a,68a 側面 15a′,68a′ テーパ面 20,67 カップシール 20a,67a リップ 23〜25,69〜71 補給溝 MB ,MC マスタシリンダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン(10,45)がその一端を液
    圧発生室(11,48)に臨ませてシリンダ体(8,4
    3)内に摺動自在に嵌合され、ピストン(10,45)
    の外周に設けられる装着溝(15,68)には、シリン
    ダ体(8,43)内面に摺接するリップ(20a,67
    a)を有して液圧発生室(11,48)側に開いた横断
    面略J字状のカップシール(20,67)が装着される
    マスタシリンダにおいて、ピストン(10,45)の外
    周には、一端を液圧発生室(11,48)に連通させる
    とともに他端を前記装着溝(15,68)に開口させる
    複数の補給溝(23,24,25;69,70,71)
    が設けられることを特徴とするマスタシリンダ。
  2. 【請求項2】 前記装着溝(15,68)の相互に対向
    する側面(15a,15b;68a,68b)のうち液
    圧発生室(11,48)側の側面(15a,68a)周
    縁部には、液圧発生室(11,48)側に向かうにつれ
    て大径となるテーパ面(15a′,67a′)が設けら
    れることを特徴とする請求項1記載のマスタシリンダ。
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KR930006977U (ko) 1993-04-24
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