JPH05293685A - レーザー加工機旋回軸のアライメント装置 - Google Patents
レーザー加工機旋回軸のアライメント装置Info
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- JPH05293685A JPH05293685A JP4102959A JP10295992A JPH05293685A JP H05293685 A JPH05293685 A JP H05293685A JP 4102959 A JP4102959 A JP 4102959A JP 10295992 A JP10295992 A JP 10295992A JP H05293685 A JPH05293685 A JP H05293685A
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の直線軸と複数の旋回軸を有する数値制
御式レーザー加工機で、加工対象面に対するアライメン
トを、精度よく短時間で行なうこと。 【構成】 先端旋回軸のレーザー光射出用レンズ装置
(26)を包囲するとともにダイヤルゲージ振回棒およ
びテストバーを装着できるアライメントアダプター(2
4)を準備し、これを先端旋回軸に取付けてアライメン
トを行なう。アライメントが完了したら、アライメント
アダプター(24)を取外してレーザー加工を行なう。
御式レーザー加工機で、加工対象面に対するアライメン
トを、精度よく短時間で行なうこと。 【構成】 先端旋回軸のレーザー光射出用レンズ装置
(26)を包囲するとともにダイヤルゲージ振回棒およ
びテストバーを装着できるアライメントアダプター(2
4)を準備し、これを先端旋回軸に取付けてアライメン
トを行なう。アライメントが完了したら、アライメント
アダプター(24)を取外してレーザー加工を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機胴体外板の余肉
取りのために行なわれる蝕削のマスキング材のレーザー
スクライビング他に適用される。
取りのために行なわれる蝕削のマスキング材のレーザー
スクライビング他に適用される。
【0002】
【従来の技術】図6は複数の直線軸、複数の旋回軸を有
する数値制御式レーザー加工機の一例を示す正面図であ
る。この図示例は、直線軸が3軸、旋回軸が2軸の合計
5軸で構成される数値制御機である。図6において、x
軸方向(紙面に垂直な方向)に動くy軸レール(1)上
を、y軸スライド(2)が滑動し、そのy軸スライド
(2)上でz軸スライド(3)が上下動する。更にその
z軸スライド(3)に設けられたc軸駆動モータ(4)
より、c軸(5)が旋回し、そのc軸(5)に取付けら
れたb軸ホーク(7)も、c軸回転中心線(6)の周り
に旋回する。そしてそのb軸ホーク(7)のb軸回転中
心線(8)の周りに旋回自在に取付けられたb軸ハウジ
ング(9)に、レーザー光の射出ヘッド(10)が取付
けられ、レーザー光(11)が胴体外板(12)上に塗
布された化学的蝕削マスク材(13)に照射されて、そ
のマスク材(13)をカッティングする。なお図6にお
いて、(14)はz軸スライド(3)の上下駆動を行な
うz軸ドライブモータ、(15)はz軸カウンタバラン
スシリンダ、(16)はy軸スライド(2)へのパワー
サプライを行なうパワートラックである。
する数値制御式レーザー加工機の一例を示す正面図であ
る。この図示例は、直線軸が3軸、旋回軸が2軸の合計
5軸で構成される数値制御機である。図6において、x
軸方向(紙面に垂直な方向)に動くy軸レール(1)上
を、y軸スライド(2)が滑動し、そのy軸スライド
(2)上でz軸スライド(3)が上下動する。更にその
z軸スライド(3)に設けられたc軸駆動モータ(4)
より、c軸(5)が旋回し、そのc軸(5)に取付けら
れたb軸ホーク(7)も、c軸回転中心線(6)の周り
に旋回する。そしてそのb軸ホーク(7)のb軸回転中
心線(8)の周りに旋回自在に取付けられたb軸ハウジ
ング(9)に、レーザー光の射出ヘッド(10)が取付
けられ、レーザー光(11)が胴体外板(12)上に塗
布された化学的蝕削マスク材(13)に照射されて、そ
のマスク材(13)をカッティングする。なお図6にお
いて、(14)はz軸スライド(3)の上下駆動を行な
うz軸ドライブモータ、(15)はz軸カウンタバラン
スシリンダ、(16)はy軸スライド(2)へのパワー
サプライを行なうパワートラックである。
【0003】図7は図6のレーザー加工機の旋回軸c,
b軸をデフォルメして、従来技術による旋回軸b軸のア
ライメント方法を示すもので、図7(a)は正面図、図
7(b)は側面図、図7(c)はレーザー光照射点を示
す平面図である。図7(a)において、c軸ハウジング
(17)にベヤリング(18)を介してc軸(5)が旋
回自在に取付けられ、そのc軸(5)にb軸ホーク
(7)が取付けられている。更にそのb軸ホーク(7)
にベヤリング(19)を介してb軸ハウジング(9)が
旋回自在に取付けられ、そのb軸ハウジング(9)にレ
ーザー光の射出ヘッド(10)が取付けられている。
b軸をデフォルメして、従来技術による旋回軸b軸のア
ライメント方法を示すもので、図7(a)は正面図、図
7(b)は側面図、図7(c)はレーザー光照射点を示
す平面図である。図7(a)において、c軸ハウジング
(17)にベヤリング(18)を介してc軸(5)が旋
回自在に取付けられ、そのc軸(5)にb軸ホーク
(7)が取付けられている。更にそのb軸ホーク(7)
にベヤリング(19)を介してb軸ハウジング(9)が
旋回自在に取付けられ、そのb軸ハウジング(9)にレ
ーザー光の射出ヘッド(10)が取付けられている。
【0004】今c軸回転中心線(6)(点A〜点C)と
テーブル(45)との直角度のアライメントは出ている
ものとし、c軸(5)に対するb軸ホーク(7)の取付
が点Bから点B′へ距離d1 ずれ、且つb軸回転中心線
(8)とc軸回転中心線(6)との直角度不良のため射
出ヘッド(10)が(10′)の位置へdθx ずれ、更
に図7(b)において、射出ヘッド(10)が角度θy
(距離換算dθy )ずれているものとする。そうすると
図7(c)に示されるように、c軸を0度,90度,1
80度,270度と90度ずつ旋回させてレーザー光を
ワン・ショット照射した時、前述のd1 ,dθx ,dθ
y の影響で点CはP1,P2,P3,P4 へ移動する。したが
って従来は、物理的に得られるそれらP1,P2,P3,P4
を含む円の中心へ、ワン・ショット照射されるレーザー
による打点を、試行錯誤的に図7(a)のd1 の、した
がってb軸ホーク(7)からb軸ホーク(7′)の位置
への、ボルト穴のガタを利用したb軸ホーク位置調整
と、シム(20)によるθxの修正、更に図7(b)に
おけるb軸ドライブによるθy の修正を行ない、旋回軸
b軸のアライメントを行なってきた。
テーブル(45)との直角度のアライメントは出ている
ものとし、c軸(5)に対するb軸ホーク(7)の取付
が点Bから点B′へ距離d1 ずれ、且つb軸回転中心線
(8)とc軸回転中心線(6)との直角度不良のため射
出ヘッド(10)が(10′)の位置へdθx ずれ、更
に図7(b)において、射出ヘッド(10)が角度θy
(距離換算dθy )ずれているものとする。そうすると
図7(c)に示されるように、c軸を0度,90度,1
80度,270度と90度ずつ旋回させてレーザー光を
ワン・ショット照射した時、前述のd1 ,dθx ,dθ
y の影響で点CはP1,P2,P3,P4 へ移動する。したが
って従来は、物理的に得られるそれらP1,P2,P3,P4
を含む円の中心へ、ワン・ショット照射されるレーザー
による打点を、試行錯誤的に図7(a)のd1 の、した
がってb軸ホーク(7)からb軸ホーク(7′)の位置
への、ボルト穴のガタを利用したb軸ホーク位置調整
と、シム(20)によるθxの修正、更に図7(b)に
おけるb軸ドライブによるθy の修正を行ない、旋回軸
b軸のアライメントを行なってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ダイヤルゲー
ジ,テストバー,振回棒等を機械的に取付けることが不
可能であったから、レーザー光のワン・ショット打点方
法によってアライメントを行なっていた。したがって図
7のようにd1,dθx , dθy のミスアライメントがあ
る場合、これを修正するには、図7(c)においてP1,
P2,P3,P4 を通る円を、図7(b)のθy を調節する
ことによりQ1,Q2,Q3,Q4 を通る円までまず縮少さ
せ、次いで図7(a)のシム(20)によりθx を調整
し、Q1 ′,Q2 ′, Q3 ′,Q4 ′を通る円までミス
アライメントを減少させる。d1 については、図7
(a)の点Aしたがってz軸を試行錯誤的に上下させ、
ワン・ショット打点、4点を通る円の径を更に減少させ
ることを行なっている。そのため、このb軸のアライメ
ントには非常に長時間(2〜3週間)を要している。
ジ,テストバー,振回棒等を機械的に取付けることが不
可能であったから、レーザー光のワン・ショット打点方
法によってアライメントを行なっていた。したがって図
7のようにd1,dθx , dθy のミスアライメントがあ
る場合、これを修正するには、図7(c)においてP1,
P2,P3,P4 を通る円を、図7(b)のθy を調節する
ことによりQ1,Q2,Q3,Q4 を通る円までまず縮少さ
せ、次いで図7(a)のシム(20)によりθx を調整
し、Q1 ′,Q2 ′, Q3 ′,Q4 ′を通る円までミス
アライメントを減少させる。d1 については、図7
(a)の点Aしたがってz軸を試行錯誤的に上下させ、
ワン・ショット打点、4点を通る円の径を更に減少させ
ることを行なっている。そのため、このb軸のアライメ
ントには非常に長時間(2〜3週間)を要している。
【0006】更に、カッティング用レーザーが炭酸ガス
レーザーである場合には、不可視光であるため、ワン・
ショット打点を行なう前の事前アライメントには、上記
炭酸ガスレーザーの同一光軸上にアライメントアシスト
用のヘリウム・ネオンレーザーを配設している。ところ
がヘリウム・ネオンレーザーと炭酸ガスレーザーには波
長の差があるため、例えば焦点距離50ミリメートルの
レーザー集光レンズの場合、ヘリウム・ネオンレーザー
は46ミリメートルで焦点を結んでしまう。そうすとテ
ーブル面では約0.8ミリメートルのスポット光となっ
てしまい、アライメント精度を低下させる。そのため、
炭酸ガスレーザー,ヘリウム・ネオンレーザーにそれぞ
れ専用の集光レンズが必要となり、上記b軸アライメン
ト時には、頻繁なレンズ交換も余儀なくされて、旋回軸
b軸のアライメント時間は更に長時間になっていた。
レーザーである場合には、不可視光であるため、ワン・
ショット打点を行なう前の事前アライメントには、上記
炭酸ガスレーザーの同一光軸上にアライメントアシスト
用のヘリウム・ネオンレーザーを配設している。ところ
がヘリウム・ネオンレーザーと炭酸ガスレーザーには波
長の差があるため、例えば焦点距離50ミリメートルの
レーザー集光レンズの場合、ヘリウム・ネオンレーザー
は46ミリメートルで焦点を結んでしまう。そうすとテ
ーブル面では約0.8ミリメートルのスポット光となっ
てしまい、アライメント精度を低下させる。そのため、
炭酸ガスレーザー,ヘリウム・ネオンレーザーにそれぞ
れ専用の集光レンズが必要となり、上記b軸アライメン
ト時には、頻繁なレンズ交換も余儀なくされて、旋回軸
b軸のアライメント時間は更に長時間になっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、複数の直線軸と複数の回転軸を有
する数値制御式レーザー加工機において、先端旋回軸の
レーザー光射出用レンズ装置を包囲するとともにダイヤ
ルゲージおよびテストバーの装着機構を有するアライメ
ントアダプターを、上記先端旋回軸に着脱自在に装着し
たことを特徴とするレーザー加工機旋回軸のアライメン
ト装置を提案するものである。
題を解決するために、複数の直線軸と複数の回転軸を有
する数値制御式レーザー加工機において、先端旋回軸の
レーザー光射出用レンズ装置を包囲するとともにダイヤ
ルゲージおよびテストバーの装着機構を有するアライメ
ントアダプターを、上記先端旋回軸に着脱自在に装着し
たことを特徴とするレーザー加工機旋回軸のアライメン
ト装置を提案するものである。
【0008】
【作用】本発明においては、先端旋回軸にアライメント
アダプターを装着し、これにダイヤルゲージを取付けて
軸を振回すことにより、テーブルに対する先端旋回軸の
直角度のアライメントが容易に得られる。また上記アラ
イメントアダプターにテストバーを取付け、テーブルに
固定したダイヤルゲージをこのテストバーに当接しつつ
軸を振回すことにより、先端旋回軸の偏り量が容易に求
められる。
アダプターを装着し、これにダイヤルゲージを取付けて
軸を振回すことにより、テーブルに対する先端旋回軸の
直角度のアライメントが容易に得られる。また上記アラ
イメントアダプターにテストバーを取付け、テーブルに
固定したダイヤルゲージをこのテストバーに当接しつつ
軸を振回すことにより、先端旋回軸の偏り量が容易に求
められる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す全体縦断面
図、図2は図1の II − II 矢視水平断面図、図3は図
1中のアライメントアダプターを拡大して示す縦断面図
である。まず図1および図2に示されるように、b軸ハ
ウジング(9)にボルト(21)で固着されたプレート
(23)に、アライメントアダプター(24)のフラン
ジ(24a)がボルト(22)によって着脱自在に取付
けられる。
図、図2は図1の II − II 矢視水平断面図、図3は図
1中のアライメントアダプターを拡大して示す縦断面図
である。まず図1および図2に示されるように、b軸ハ
ウジング(9)にボルト(21)で固着されたプレート
(23)に、アライメントアダプター(24)のフラン
ジ(24a)がボルト(22)によって着脱自在に取付
けられる。
【0010】次に図3において、後述のダイヤルゲージ
振回棒(図4の(41))またはテストバー(図5の
(44))をネジ(33)で固定装着するホルダー(3
2)が、ベアリング(34)を介してホルダーサポート
(35)に支承されている。そのベアリング(34)
は、ホルダーサポート(35)にスペーサー(36)と
座金(37)、ナット(38)により装着されている。
そのホルダーサポート(35)は、ボルト(39)によ
りアダプター本体(40)に取付けられ、そのアダプタ
ー本体(40)が図1に示されるように、ボルト(2
2)によりプレート(23)に着脱自在に取付けられ
る。ここで、図3のホルダー(32)のz軸方向中心線
を図1のレンズサポート(27)およびレンズ装置(2
6)の中心線に合致させ、c軸,b軸のアライメント完
了時には、上記各中心軸とc軸が一直線上に並ぶように
したことがポイントである。
振回棒(図4の(41))またはテストバー(図5の
(44))をネジ(33)で固定装着するホルダー(3
2)が、ベアリング(34)を介してホルダーサポート
(35)に支承されている。そのベアリング(34)
は、ホルダーサポート(35)にスペーサー(36)と
座金(37)、ナット(38)により装着されている。
そのホルダーサポート(35)は、ボルト(39)によ
りアダプター本体(40)に取付けられ、そのアダプタ
ー本体(40)が図1に示されるように、ボルト(2
2)によりプレート(23)に着脱自在に取付けられ
る。ここで、図3のホルダー(32)のz軸方向中心線
を図1のレンズサポート(27)およびレンズ装置(2
6)の中心線に合致させ、c軸,b軸のアライメント完
了時には、上記各中心軸とc軸が一直線上に並ぶように
したことがポイントである。
【0011】上記、アダプター本体(40)には、図3
上右側部に部分的に切欠部が設けられているので、図1
のようにアライメントアダプター(24)をプレート
(23)へ装着する際、レンズ装置(26)が目視可能
となり、レーザー加工機の機械的ウィークポイントであ
るレンズ装置(26)にアライメントアダプター(2
4)を衝突させることなく、これを装着できる。この場
合、図2に示されるように、上記切欠部以外の3か所に
おいてアライメントアダプター(24)のフランジ(2
4a)をボルト(22)で着脱自在に装着する。なお図
2において符号(31)は、図1のレンズ装置(26)
にパージ用圧縮空気を供給するためのポートであり、こ
のポート(31)から図1のレンズ装置(26)へ至る
空気配管の図示は省略したが、上記アライメントアダプ
ター(24)の切欠部でこれら干渉部が目視できるか
ら、これらに外傷を与えることなくアライメントアダプ
ター(24)を装着できる。
上右側部に部分的に切欠部が設けられているので、図1
のようにアライメントアダプター(24)をプレート
(23)へ装着する際、レンズ装置(26)が目視可能
となり、レーザー加工機の機械的ウィークポイントであ
るレンズ装置(26)にアライメントアダプター(2
4)を衝突させることなく、これを装着できる。この場
合、図2に示されるように、上記切欠部以外の3か所に
おいてアライメントアダプター(24)のフランジ(2
4a)をボルト(22)で着脱自在に装着する。なお図
2において符号(31)は、図1のレンズ装置(26)
にパージ用圧縮空気を供給するためのポートであり、こ
のポート(31)から図1のレンズ装置(26)へ至る
空気配管の図示は省略したが、上記アライメントアダプ
ター(24)の切欠部でこれら干渉部が目視できるか
ら、これらに外傷を与えることなくアライメントアダプ
ター(24)を装着できる。
【0012】なお図1および図2において、(25
a),(25b)はハウジングサポート、(28)はス
ライドブッシュ、(28a)はそのフランジ部、(3
0)はミラー装置、(31a)はミラーをそれぞれ示
す。
a),(25b)はハウジングサポート、(28)はス
ライドブッシュ、(28a)はそのフランジ部、(3
0)はミラー装置、(31a)はミラーをそれぞれ示
す。
【0013】上記のような装置の作用について次に説明
する。まず図4において、b軸ハウジング(9)にアラ
イメントアダプター(24)を装着し、そのアライメン
トアダプター(24)に振回棒(41)を取付け、これ
にダイヤルゲージ(42)を取付けて、この状態でc軸
を旋回させる。このような振回しにより図4(a)のθ
x と図4(b)のθy が得られ、こうして旋回軸c軸に
対するb軸の直角度のアライメントが達成される。これ
をもう少し詳しく述べると、図4(a)では、c軸とテ
ーブル面とのZ−Y平面上の直角度が得られている状態
でアライメントアダプター(24)、振回棒(41)、
ダイヤルゲージ(42)により振回しを行ない、ダイヤ
ルゲージ(42)のTIR(TOTAL INDICATOR READING)
の2分の1の数値分に対応した調整量でシム(20)を
増減させ、θx を減少させる。また同様にして図4
(b)では、c軸とテーブル面とZ−X平面上の直角度
が得られている状態でダイヤルゲージ(42)による振
回しを行ない、b軸のNC制御軸を駆動修正してTIR
をゼロにすることにより、θy をゼロにする。なお図3
においてホルダー(32)がベアリング(34)により
回転自在としてあるのは、図4の振回しを可能とするた
めである。
する。まず図4において、b軸ハウジング(9)にアラ
イメントアダプター(24)を装着し、そのアライメン
トアダプター(24)に振回棒(41)を取付け、これ
にダイヤルゲージ(42)を取付けて、この状態でc軸
を旋回させる。このような振回しにより図4(a)のθ
x と図4(b)のθy が得られ、こうして旋回軸c軸に
対するb軸の直角度のアライメントが達成される。これ
をもう少し詳しく述べると、図4(a)では、c軸とテ
ーブル面とのZ−Y平面上の直角度が得られている状態
でアライメントアダプター(24)、振回棒(41)、
ダイヤルゲージ(42)により振回しを行ない、ダイヤ
ルゲージ(42)のTIR(TOTAL INDICATOR READING)
の2分の1の数値分に対応した調整量でシム(20)を
増減させ、θx を減少させる。また同様にして図4
(b)では、c軸とテーブル面とZ−X平面上の直角度
が得られている状態でダイヤルゲージ(42)による振
回しを行ない、b軸のNC制御軸を駆動修正してTIR
をゼロにすることにより、θy をゼロにする。なお図3
においてホルダー(32)がベアリング(34)により
回転自在としてあるのは、図4の振回しを可能とするた
めである。
【0014】次に図5において、アライメントアダプタ
ー(24)にテストバー(44)を装着し、テーブル
(45)に固定したダイヤルゲージ(43)を上記テス
トバー(44)に当てることにより、図7におけるミス
アライメント量d1 を知ることができ、これを修正でき
る。もう少し詳しく説明すると、図5は、図4のように
してθx ,θy を修正した後、図7に示されたb軸ホー
ク(7)の横ズレd1 を修正するコンセプトである。ま
ずテストバー(44)が実線表示の位置で、テーブル
(45)に固定したダイヤルゲージ(43)に対してN
C制御軸のx軸を本図上前後運動させ、そのダイヤルゲ
ージ(43)の最大表示点を例えばゼロ目盛に設定し、
次いでc軸を180度旋回させてテストバー(44)を
図5(a)の破線表示位置へ移動し、この状態でx軸を
本図上では前後方向に移動させ、ダイヤルゲージ(4
3)の最大値表示を得て、この値の2分の1を修正量d
1 とする。
ー(24)にテストバー(44)を装着し、テーブル
(45)に固定したダイヤルゲージ(43)を上記テス
トバー(44)に当てることにより、図7におけるミス
アライメント量d1 を知ることができ、これを修正でき
る。もう少し詳しく説明すると、図5は、図4のように
してθx ,θy を修正した後、図7に示されたb軸ホー
ク(7)の横ズレd1 を修正するコンセプトである。ま
ずテストバー(44)が実線表示の位置で、テーブル
(45)に固定したダイヤルゲージ(43)に対してN
C制御軸のx軸を本図上前後運動させ、そのダイヤルゲ
ージ(43)の最大表示点を例えばゼロ目盛に設定し、
次いでc軸を180度旋回させてテストバー(44)を
図5(a)の破線表示位置へ移動し、この状態でx軸を
本図上では前後方向に移動させ、ダイヤルゲージ(4
3)の最大値表示を得て、この値の2分の1を修正量d
1 とする。
【0015】
【発明の効果】複数の直線軸、複数の旋回軸を有するレ
ーザー加工機は、先端旋回軸にレーザー光射出用のレン
ズ装置が装着されるので、通常の多軸工作機のようにメ
カニカルアライメントを行なうための機構がない。そこ
で従来は、レーザー加工機の光学系を利用してメカニカ
ルアライメントを行なっていたが、アライメント所要時
間、アライメント精度に重大な問題があった。
ーザー加工機は、先端旋回軸にレーザー光射出用のレン
ズ装置が装着されるので、通常の多軸工作機のようにメ
カニカルアライメントを行なうための機構がない。そこ
で従来は、レーザー加工機の光学系を利用してメカニカ
ルアライメントを行なっていたが、アライメント所要時
間、アライメント精度に重大な問題があった。
【0016】本発明によれば、試行錯誤によるアライメ
ントを排除したことにより、メカニカルアライメント所
要時間が、従来の2〜3週間から一挙に4時間程度に短
縮される。また、ヘリウム・ネオンレーザー等のアライ
メント補助手段による低精度アライメントが不要となる
ので、例えば本発明の具体適用対象である航空機胴体外
板の化学的蝕削マスク材のレーザースクライビングで
は、その精度を0.8ミリメートルから0.1ミリメー
トルへ向上させることができる。
ントを排除したことにより、メカニカルアライメント所
要時間が、従来の2〜3週間から一挙に4時間程度に短
縮される。また、ヘリウム・ネオンレーザー等のアライ
メント補助手段による低精度アライメントが不要となる
ので、例えば本発明の具体適用対象である航空機胴体外
板の化学的蝕削マスク材のレーザースクライビングで
は、その精度を0.8ミリメートルから0.1ミリメー
トルへ向上させることができる。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す全体縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図2は図1の II − II 矢視水平断面図であ
る。
る。
【図3】図3は図1中のアライメントアダプターを拡大
して示す縦断面図である。
して示す縦断面図である。
【図4】図4は上記実施例による軸の直角度のアライメ
ント方法を示す図であって、図4(a)は正面図、図4
(b)は側面図である。
ント方法を示す図であって、図4(a)は正面図、図4
(b)は側面図である。
【図5】図5は上記実施例による軸の偏り量のアライメ
ント方法を示す図であって、図5(a)は正面図、図5
(b)は側面図である。
ント方法を示す図であって、図5(a)は正面図、図5
(b)は側面図である。
【図6】図6は複数の直線軸、複数の旋回軸を有する数
値制御式レーザー加工機の一例を示す正面図である。
値制御式レーザー加工機の一例を示す正面図である。
【図7】図7は図6のレーザー加工機の旋回軸c,b軸
をデフォルメして、従来技術による旋回軸b軸のアライ
メント方法を示すもので、図7(a)は正面図、図7
(b)は側面図、図7(c)はレーザー光照射点を示す
平面図である。
をデフォルメして、従来技術による旋回軸b軸のアライ
メント方法を示すもので、図7(a)は正面図、図7
(b)は側面図、図7(c)はレーザー光照射点を示す
平面図である。
(1) y軸レール (2) y軸スライド (3) z軸スライド (4) c軸駆動モータ (5) c軸 (6) c軸回転中心線 (7),(7′) b軸ホーク (8) b軸回転中心線 (9) b軸ハウジング (10),(10′) レーザ光射出ヘッド (11) レーザー光 (12) 胴体外板 (13) マスク材 (14) z軸ドライブモータ (15) z軸カウンタバランスシリン
ダ (16) パワートラック (17) c軸ハウジング (18),(19) ベアリング (20) シム (23) プレート (24) アライメントアダプター (26) レンズ装置 (27) レンズサポート (28) スライドブッシュ (30) ミラー装置 (31) レンズパージエヤー用ポート (32) ホルダー (33) ネジ (34) ベアリング (35) ホルダーサポート (36) スペーサー (37) 座金 (38) ナット (39) ボルト (40) アダプター本体 (41) 振回棒 (42),(43) ダイヤルゲージ (44) テストバー (45) テーブル
ダ (16) パワートラック (17) c軸ハウジング (18),(19) ベアリング (20) シム (23) プレート (24) アライメントアダプター (26) レンズ装置 (27) レンズサポート (28) スライドブッシュ (30) ミラー装置 (31) レンズパージエヤー用ポート (32) ホルダー (33) ネジ (34) ベアリング (35) ホルダーサポート (36) スペーサー (37) 座金 (38) ナット (39) ボルト (40) アダプター本体 (41) 振回棒 (42),(43) ダイヤルゲージ (44) テストバー (45) テーブル
フロントページの続き (72)発明者 杉浦 建夫 名古屋市港区大江町10番地 三菱重工業株 式会社名古屋航空宇宙システム製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の直線軸と複数の回転軸を有する数
値制御式レーザー加工機において、先端旋回軸のレーザ
ー光射出用レンズ装置を包囲するとともにダイヤルゲー
ジおよびテストバーの装着機構を有するアライメントア
ダプターを、上記先端旋回軸に着脱自在に装着したこと
を特徴とするレーザー加工機旋回軸のアライメント装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4102959A JPH05293685A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | レーザー加工機旋回軸のアライメント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4102959A JPH05293685A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | レーザー加工機旋回軸のアライメント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05293685A true JPH05293685A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14341337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4102959A Withdrawn JPH05293685A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | レーザー加工機旋回軸のアライメント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05293685A (ja) |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP4102959A patent/JPH05293685A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |