JPH0529404B2 - - Google Patents
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- JPH0529404B2 JPH0529404B2 JP24972890A JP24972890A JPH0529404B2 JP H0529404 B2 JPH0529404 B2 JP H0529404B2 JP 24972890 A JP24972890 A JP 24972890A JP 24972890 A JP24972890 A JP 24972890A JP H0529404 B2 JPH0529404 B2 JP H0529404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting
- seedling
- case
- seedling planting
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transplanting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、田植機において、苗載台上の苗マツ
トから苗を一株づつ分割したのちこれを圃場面に
植付けるための回転式の苗植装置に関するもので
ある。
トから苗を一株づつ分割したのちこれを圃場面に
植付けるための回転式の苗植装置に関するもので
ある。
従来、この種の苗植装置は、例えば特公昭49−
27762号公報に記載されているように、先端に苗
の分割爪を有する苗植ケースの基端を、機体側に
扇動リンクを介して連結する一方、該苗植ケース
の中途部を、エンジンに回転駆動される爪軸に固
着したクランクの先端を枢着し、該クランクの回
転により苗植ケースを、その分割爪の先端が、上
下方向に長い楕円状閉ループの軌跡を描くように
上下揺動させるように構成することによつて、苗
マツトからの苗分割時に苗を傷めず、苗を圃場面
に植えたあと分割爪が苗から素早く逃げて苗の植
付け姿勢を安定化するようにしたものであつた
が、このクランク式の苗植装置は、その上下揺動
のために振動が著しく大きく、しかも、植付け速
度が遅い等の問題があつた。
27762号公報に記載されているように、先端に苗
の分割爪を有する苗植ケースの基端を、機体側に
扇動リンクを介して連結する一方、該苗植ケース
の中途部を、エンジンに回転駆動される爪軸に固
着したクランクの先端を枢着し、該クランクの回
転により苗植ケースを、その分割爪の先端が、上
下方向に長い楕円状閉ループの軌跡を描くように
上下揺動させるように構成することによつて、苗
マツトからの苗分割時に苗を傷めず、苗を圃場面
に植えたあと分割爪が苗から素早く逃げて苗の植
付け姿勢を安定化するようにしたものであつた
が、このクランク式の苗植装置は、その上下揺動
のために振動が著しく大きく、しかも、植付け速
度が遅い等の問題があつた。
そこで、振動を低減すると共に、植付け速度を
向上するために、例えば、特公昭49−17806号公
報や特公昭49−17807号公報等に記載されている
ように、苗載台の近くにおける機体に、動力源か
らの動力伝達にて回転駆動される回転ケースを、
略水平横向きの軸線回りに回転するように配設
し、該回転ケースの外周部に、複数本の植付け軸
を、前記軸線と平行に各々軸支して、この各植付
け軸に、分割爪を備えた苗植ケースを、その分割
爪が前記苗載台側に向かう姿勢で各々装着する一
方、前記回転ケース内に、当該回転ケースの回転
に伴つて前記各植付け軸に対して不等速回転を伝
えるようにした機構を設けて、前記各苗植ケース
を、当該苗植ケースにおける分割爪の先端が上下
方向に長い楕円状閉ループの軌跡を描くように首
振り回動させるように構成して成る回転式の苗植
装置が提案されている。
向上するために、例えば、特公昭49−17806号公
報や特公昭49−17807号公報等に記載されている
ように、苗載台の近くにおける機体に、動力源か
らの動力伝達にて回転駆動される回転ケースを、
略水平横向きの軸線回りに回転するように配設
し、該回転ケースの外周部に、複数本の植付け軸
を、前記軸線と平行に各々軸支して、この各植付
け軸に、分割爪を備えた苗植ケースを、その分割
爪が前記苗載台側に向かう姿勢で各々装着する一
方、前記回転ケース内に、当該回転ケースの回転
に伴つて前記各植付け軸に対して不等速回転を伝
えるようにした機構を設けて、前記各苗植ケース
を、当該苗植ケースにおける分割爪の先端が上下
方向に長い楕円状閉ループの軌跡を描くように首
振り回動させるように構成して成る回転式の苗植
装置が提案されている。
ところが、この回転式苗植装置では、前記クラ
ンク式の苗植装置に比べて、苗植ケースにおける
分割爪先端の周速度が大幅に早いために、一旦、
圃場面に植付けた筈の苗が、分割爪が圃場面から
抜けるときにおいて、分割爪の一緒に持ち上がる
ことが多発するから、苗の植付けの確実性が、前
記クランク式の苗植装置よりも低いと言う問題が
あつた。
ンク式の苗植装置に比べて、苗植ケースにおける
分割爪先端の周速度が大幅に早いために、一旦、
圃場面に植付けた筈の苗が、分割爪が圃場面から
抜けるときにおいて、分割爪の一緒に持ち上がる
ことが多発するから、苗の植付けの確実性が、前
記クランク式の苗植装置よりも低いと言う問題が
あつた。
本発明は、回転式苗植装置において、前記の従
来の問題を、構造の複雑化及び大型化を招来する
ことなく、解消することを目的とする。
来の問題を、構造の複雑化及び大型化を招来する
ことなく、解消することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、苗載台の近
くにおける機体に、動力源からの動力伝達にて回
転駆動される回転ケースを、略水平横向きの軸線
回りに回転するように配設し、該回転ケースの外
周部に、複数本の植付け軸を、前記軸線と平行に
各々軸支して、この各植付け軸に、分割爪を備え
た苗植ケースを、その分割爪が前記苗載台側に向
かう姿勢で各々装着する一方、前記回転ケース内
に、当該回転ケースの回転に伴つて前記各植付け
軸に対して不等速回転を伝えるようにした機構を
設けて、前記各苗植ケースを、当該苗植ケースに
おける分割爪の先端が上下方向に長い楕円状閉ル
ープの軌跡を描くように首振り回動させるように
構成して成る苗植装置において、前記各苗植ケー
スに、当該苗植ケースにおける分割爪にて分割し
た苗を分割爪の先端に向かつて押し出すようにし
た押し出し具を設ける一方、前記各植付け軸を中
空軸に形成して、その内部に、前記回転ケースに
対して回転不能に固着した駆動軸を挿入し、この
駆動軸の前記苗植ケース内への挿入部にカムを設
け、更に、前記各苗植ケース内に、一端を前記押
し出し具に係合した揺動レバーを、当該揺動レバ
ーの支点を前記カムを挟んで押し出し具と反対側
の部位において回動自在に枢着して設け、該揺動
レバーを前記カムに対して、前記苗植ケースにお
ける首振り回動によつて揺動回動するように接当
する構成にした。
くにおける機体に、動力源からの動力伝達にて回
転駆動される回転ケースを、略水平横向きの軸線
回りに回転するように配設し、該回転ケースの外
周部に、複数本の植付け軸を、前記軸線と平行に
各々軸支して、この各植付け軸に、分割爪を備え
た苗植ケースを、その分割爪が前記苗載台側に向
かう姿勢で各々装着する一方、前記回転ケース内
に、当該回転ケースの回転に伴つて前記各植付け
軸に対して不等速回転を伝えるようにした機構を
設けて、前記各苗植ケースを、当該苗植ケースに
おける分割爪の先端が上下方向に長い楕円状閉ル
ープの軌跡を描くように首振り回動させるように
構成して成る苗植装置において、前記各苗植ケー
スに、当該苗植ケースにおける分割爪にて分割し
た苗を分割爪の先端に向かつて押し出すようにし
た押し出し具を設ける一方、前記各植付け軸を中
空軸に形成して、その内部に、前記回転ケースに
対して回転不能に固着した駆動軸を挿入し、この
駆動軸の前記苗植ケース内への挿入部にカムを設
け、更に、前記各苗植ケース内に、一端を前記押
し出し具に係合した揺動レバーを、当該揺動レバ
ーの支点を前記カムを挟んで押し出し具と反対側
の部位において回動自在に枢着して設け、該揺動
レバーを前記カムに対して、前記苗植ケースにお
ける首振り回動によつて揺動回動するように接当
する構成にした。
以下、本発明の実施例を、歩行型の二条植田植
機に適用した場合の実施例の図面について説明す
る。
機に適用した場合の実施例の図面について説明す
る。
図において符号1は、前部にエンジン2を備え
後部に苗載台3とハンドル4とを備えた伝動ケー
ス兼用の機体5の下面に、圃場面Bを滑走するフ
ロート6を設け、且つ、前記機体5の左右両側に
車輪7をスイングケース8と介して装着した田植
機を示し、該田植機1の機体5には、前記苗載台
3の前方位置に、エンジン2からの動力にて回転
駆動される爪駆動軸9が略水平横向きに軸支さ
れ、該爪駆動軸9の左右両端には、詳しくは後述
する回転式の苗植装置10が装着されている。
後部に苗載台3とハンドル4とを備えた伝動ケー
ス兼用の機体5の下面に、圃場面Bを滑走するフ
ロート6を設け、且つ、前記機体5の左右両側に
車輪7をスイングケース8と介して装着した田植
機を示し、該田植機1の機体5には、前記苗載台
3の前方位置に、エンジン2からの動力にて回転
駆動される爪駆動軸9が略水平横向きに軸支さ
れ、該爪駆動軸9の左右両端には、詳しくは後述
する回転式の苗植装置10が装着されている。
この回転式の苗植装置10は、第3図〜第5図
に示すように、機体5に対して軸支した爪駆動軸
9の端部に被嵌固着した小判型の回転ケース11
を備え、該回転ケース11は、前記爪駆動軸9に
よつて田植機1の側面視において矢印Aで示すよ
うに、右方向に回転するもので、この回転ケース
11内における爪駆動軸9上には、太陽歯車12
が回転自在に被嵌され、該太陽歯車12は、前記
機体5に対して適宜の回転位相調節手段13を介
して回転不能に係止されている。
に示すように、機体5に対して軸支した爪駆動軸
9の端部に被嵌固着した小判型の回転ケース11
を備え、該回転ケース11は、前記爪駆動軸9に
よつて田植機1の側面視において矢印Aで示すよ
うに、右方向に回転するもので、この回転ケース
11内における爪駆動軸9上には、太陽歯車12
が回転自在に被嵌され、該太陽歯車12は、前記
機体5に対して適宜の回転位相調節手段13を介
して回転不能に係止されている。
前記回転ケース11の外周部、つまり、左右両
端部には、前記爪駆動軸9からの距離が等しい位
置に、押し出し具(後述する)用の駆動軸14が
前記爪駆動軸9と平行に軸支され、この両駆動軸
14は回転ケース11に対して回転不能に固着さ
れると共に、該両駆動軸14上には、前記太陽歯
車12と同歯数の遊星歯車15が回転自在に被嵌
されている。また、前記回転ケース11内には、
爪駆動軸9と両駆動軸14との中間位置に中間軸
16が軸支され、該両中間軸16上に、太陽歯車
12と遊星歯車15との両方に噛合する中間歯車
17を嵌着して歯車列機構を構成する(この場
合、遊星歯車15は太陽歯車12に直接的に噛合
するようにしても良い)。
端部には、前記爪駆動軸9からの距離が等しい位
置に、押し出し具(後述する)用の駆動軸14が
前記爪駆動軸9と平行に軸支され、この両駆動軸
14は回転ケース11に対して回転不能に固着さ
れると共に、該両駆動軸14上には、前記太陽歯
車12と同歯数の遊星歯車15が回転自在に被嵌
されている。また、前記回転ケース11内には、
爪駆動軸9と両駆動軸14との中間位置に中間軸
16が軸支され、該両中間軸16上に、太陽歯車
12と遊星歯車15との両方に噛合する中間歯車
17を嵌着して歯車列機構を構成する(この場
合、遊星歯車15は太陽歯車12に直接的に噛合
するようにしても良い)。
一方、前記回転ケース11内における両駆動軸
14上には、中空状の植付け軸18を回転自在に
被嵌して、該植付け軸18の一端及び前記駆動軸
14を、回転ケース11外に突出して、この両植
付け軸18の突出端には、先端に苗の分割爪19
を備えた中空状の苗植ケース20を、その分割爪
19が苗載台3に向かう姿勢位置にして各々固着
する。
14上には、中空状の植付け軸18を回転自在に
被嵌して、該植付け軸18の一端及び前記駆動軸
14を、回転ケース11外に突出して、この両植
付け軸18の突出端には、先端に苗の分割爪19
を備えた中空状の苗植ケース20を、その分割爪
19が苗載台3に向かう姿勢位置にして各々固着
する。
そして、前記両駆動軸14上における遊星歯車
15には、植付け軸18に向つて突出する爪21
を、植付け軸18には、遊星歯車15に向つて突
出する爪22を各々一体的に設け、該両爪21,
22を、遊星歯車15が右回転するとき互いに接
当し、遊星歯車15が左回転するとき互いに離れ
るように構成すると共に、両爪21,22間に
は、当該両爪21,22を互いに接当する方向に
付勢するリング状ばね体23を設けて、このリン
グ状ばね体23にて遊星歯車15の左回転を植付
け軸18に対して弾性的に伝達するように構成す
る。
15には、植付け軸18に向つて突出する爪21
を、植付け軸18には、遊星歯車15に向つて突
出する爪22を各々一体的に設け、該両爪21,
22を、遊星歯車15が右回転するとき互いに接
当し、遊星歯車15が左回転するとき互いに離れ
るように構成すると共に、両爪21,22間に
は、当該両爪21,22を互いに接当する方向に
付勢するリング状ばね体23を設けて、このリン
グ状ばね体23にて遊星歯車15の左回転を植付
け軸18に対して弾性的に伝達するように構成す
る。
一方、前記各苗植ケース20には、その分割爪
19と平行に延びる中空状のガイド軸27が上下
動自在に設けられ、該中空状のガイド軸27の下
端には、押し出し具28が、内部には当該ガイド
軸27を下向きに押圧付勢するばね29が各々設
けられている。また、前記各苗植ケース20内に
は、揺動レバー30を配設し、その支点を、前記
駆動軸14を挟ん前記ガイド軸27とは反対側の
部位において回転自在にピン31にて枢着する一
方、この揺動レバー30の他端32を前記ガイド
軸27の上端に、回動自在に且つ摺動不能に係合
して、該揺動レバー30の上下回動により押し出
し具28が上下動するように構成し、更に、前記
駆動軸14を、苗植ケース20内に挿入し、苗植
ケース20内における駆動軸14には、カム33
を固着し、該カム33の外周面に、前記揺動レバ
ー30を接当し、且つ、該カム33の外周面を、
前記各苗植ケース20が回転ケース11の回転に
伴つてその下降下限の近傍に来たとき、前記揺動
レバー30が前記ばね29の押圧付勢によつて下
向きに回動し、各苗植ケース20が回転ケース1
1の回転に伴つて圃場面Bから離れるように上昇
するとき、前記揺動レバー30が前記ばね29に
抗して上向きに回動するような形状に構成する。
19と平行に延びる中空状のガイド軸27が上下
動自在に設けられ、該中空状のガイド軸27の下
端には、押し出し具28が、内部には当該ガイド
軸27を下向きに押圧付勢するばね29が各々設
けられている。また、前記各苗植ケース20内に
は、揺動レバー30を配設し、その支点を、前記
駆動軸14を挟ん前記ガイド軸27とは反対側の
部位において回転自在にピン31にて枢着する一
方、この揺動レバー30の他端32を前記ガイド
軸27の上端に、回動自在に且つ摺動不能に係合
して、該揺動レバー30の上下回動により押し出
し具28が上下動するように構成し、更に、前記
駆動軸14を、苗植ケース20内に挿入し、苗植
ケース20内における駆動軸14には、カム33
を固着し、該カム33の外周面に、前記揺動レバ
ー30を接当し、且つ、該カム33の外周面を、
前記各苗植ケース20が回転ケース11の回転に
伴つてその下降下限の近傍に来たとき、前記揺動
レバー30が前記ばね29の押圧付勢によつて下
向きに回動し、各苗植ケース20が回転ケース1
1の回転に伴つて圃場面Bから離れるように上昇
するとき、前記揺動レバー30が前記ばね29に
抗して上向きに回動するような形状に構成する。
更に、回転ケース11内における両中間軸16
には、扇型のカム24を各々固着する一方、回転
ケース11内における両スリーブ状の植付け軸1
8には、ストツパーアーム25を各々一体的に設
け、前記苗植ケース20が、回転ケース11の矢
印A方向への回転に伴つて前記苗載台3に面する
側において、苗載台3の下端に相当する高さ位置
(つまり、回転ケース11が略水平となる位置)
から下降下限の若干手前の位置(つまり、分割爪
19が圃場面Bに所定の深さまで侵入した位置)
まで下降する区間においてのみ、スリーブ状の植
付け軸18におけるストツパーアーム25が、中
間軸16上のカムム24における円弧状外周面2
6に接当することにより、前記の区間においての
み植付け軸18の左回転が遅れるように構成す
る。
には、扇型のカム24を各々固着する一方、回転
ケース11内における両スリーブ状の植付け軸1
8には、ストツパーアーム25を各々一体的に設
け、前記苗植ケース20が、回転ケース11の矢
印A方向への回転に伴つて前記苗載台3に面する
側において、苗載台3の下端に相当する高さ位置
(つまり、回転ケース11が略水平となる位置)
から下降下限の若干手前の位置(つまり、分割爪
19が圃場面Bに所定の深さまで侵入した位置)
まで下降する区間においてのみ、スリーブ状の植
付け軸18におけるストツパーアーム25が、中
間軸16上のカムム24における円弧状外周面2
6に接当することにより、前記の区間においての
み植付け軸18の左回転が遅れるように構成す
る。
この構成において、苗植装置10における回転
ケース11が爪駆動軸9により矢印A方向に公転
回転するときに、その両端の駆動軸14に被嵌し
た植付け軸18に取付く苗植ケース20は、爪駆
動軸9を中心に公転するが、該苗植ケース20が
取付く植付け軸18は、遊星歯車15にばね体2
3を介して弾性的に連結され、遊星歯車15は中
間歯車17を介して太陽歯車12に噛合して、太
陽歯車12との間で歯車列機構が構成され、且
つ、太陽歯車12と遊星歯車15とは同じ歯数に
構成されていて、遊星歯車15及びこれに連結の
植付け軸18は、回転ケース11の矢印A方向へ
の公転回転に伴つて、その公転の回転角度と同じ
回転角度だけ矢印A方向とは逆向きの方向に駆動
軸14を中心として自転するから、両苗植ケース
20は、苗載台3の方向を向いた状態で矢印A方
向に旋回運動することになり、この旋回運動中に
おいて、苗載台3に面する側において上から下に
下降するとき、先端の分割爪19にて苗載台3上
の苗マツトから苗を一株だけ分割したのち、その
下降下限の近傍において分割爪19の先端が圃場
面B中に侵入し、その後において圃場面Bより上
昇するのである。
ケース11が爪駆動軸9により矢印A方向に公転
回転するときに、その両端の駆動軸14に被嵌し
た植付け軸18に取付く苗植ケース20は、爪駆
動軸9を中心に公転するが、該苗植ケース20が
取付く植付け軸18は、遊星歯車15にばね体2
3を介して弾性的に連結され、遊星歯車15は中
間歯車17を介して太陽歯車12に噛合して、太
陽歯車12との間で歯車列機構が構成され、且
つ、太陽歯車12と遊星歯車15とは同じ歯数に
構成されていて、遊星歯車15及びこれに連結の
植付け軸18は、回転ケース11の矢印A方向へ
の公転回転に伴つて、その公転の回転角度と同じ
回転角度だけ矢印A方向とは逆向きの方向に駆動
軸14を中心として自転するから、両苗植ケース
20は、苗載台3の方向を向いた状態で矢印A方
向に旋回運動することになり、この旋回運動中に
おいて、苗載台3に面する側において上から下に
下降するとき、先端の分割爪19にて苗載台3上
の苗マツトから苗を一株だけ分割したのち、その
下降下限の近傍において分割爪19の先端が圃場
面B中に侵入し、その後において圃場面Bより上
昇するのである。
この場合、回転ケース11が略水平状態になつ
たとき、苗載台3に面する側の苗植ケース20で
は、その植付け軸18のストツパーアーム25
が、第5図に示すように、中間軸16上のカム2
4における円弧状外周面26に接当して、この時
点から苗植ケース20の矢印Aと逆方向への自転
が停止することにより、苗植ケース20の矢印A
と逆方向への自転が、回転ケース11の矢印A方
向への公転に対して遅れるから(但し、遊星歯車
15は矢印Aと逆方向に自転して、爪21と22
とはばね体23に抗して離れ、ばね体23には弾
性力が蓄えられる)、苗植ケース20は、回転ケ
ース11の矢印A方向への公転に伴つて、その分
割爪19が圃場面Bに対して略垂直状となるよう
に姿勢変換されて圃場面Bに侵入する。
たとき、苗載台3に面する側の苗植ケース20で
は、その植付け軸18のストツパーアーム25
が、第5図に示すように、中間軸16上のカム2
4における円弧状外周面26に接当して、この時
点から苗植ケース20の矢印Aと逆方向への自転
が停止することにより、苗植ケース20の矢印A
と逆方向への自転が、回転ケース11の矢印A方
向への公転に対して遅れるから(但し、遊星歯車
15は矢印Aと逆方向に自転して、爪21と22
とはばね体23に抗して離れ、ばね体23には弾
性力が蓄えられる)、苗植ケース20は、回転ケ
ース11の矢印A方向への公転に伴つて、その分
割爪19が圃場面Bに対して略垂直状となるよう
に姿勢変換されて圃場面Bに侵入する。
そして、回転ケース11の矢印A方向への公転
に伴いストツパーアーム25がカム24における
円弧状外周面26から外れると、苗植ケース20
はばね体23の弾性力によつて矢印Aと逆方向に
植付け軸14を中心に戻し回転され、この戻し回
転によつて分割爪19は、圃場面Bへの苗の植付
け後において田植機1の進行方向とは逆方向つま
り植付け後の苗から離れるように動きつつ圃場面
Bから抜けて上昇し、やがて苗植ケース20が元
の姿勢に戻るから、このときの分割爪19先端の
運動軌跡は、第7図に二点鎖線で示すように、上
下方向に長手の楕円状の閉ループ曲線Dとなり、
例えば、前記特公昭49−27762号公報等に記載さ
れているクランク式苗植装置の場合と同じ形状の
上下方向に長い楕円状の閉ループ曲線が得られる
ことになる。
に伴いストツパーアーム25がカム24における
円弧状外周面26から外れると、苗植ケース20
はばね体23の弾性力によつて矢印Aと逆方向に
植付け軸14を中心に戻し回転され、この戻し回
転によつて分割爪19は、圃場面Bへの苗の植付
け後において田植機1の進行方向とは逆方向つま
り植付け後の苗から離れるように動きつつ圃場面
Bから抜けて上昇し、やがて苗植ケース20が元
の姿勢に戻るから、このときの分割爪19先端の
運動軌跡は、第7図に二点鎖線で示すように、上
下方向に長手の楕円状の閉ループ曲線Dとなり、
例えば、前記特公昭49−27762号公報等に記載さ
れているクランク式苗植装置の場合と同じ形状の
上下方向に長い楕円状の閉ループ曲線が得られる
ことになる。
つまり、ここにおける両苗植ケース20は、そ
の分割爪19が苗を持つた状態で圃場面Bに向つ
て下降するとき垂直に姿勢変換して圃場面Bに侵
入し、植付け後圃場面Bから抜けるとき植付け後
の苗から離れるように逃げつつ上昇するから、圃
場面Bに対する苗の植付けが正しい姿勢の状態の
もとで確実にできるのである。
の分割爪19が苗を持つた状態で圃場面Bに向つ
て下降するとき垂直に姿勢変換して圃場面Bに侵
入し、植付け後圃場面Bから抜けるとき植付け後
の苗から離れるように逃げつつ上昇するから、圃
場面Bに対する苗の植付けが正しい姿勢の状態の
もとで確実にできるのである。
また、前記回転ケース11の矢印A方向への公
転中に各苗植ケース20は、駆動軸14に対して
矢印Aと逆方向に自転することにより、各苗植ケ
ース20において駆動軸14上のカム33に接当
する揺動レバー30は、苗植ケース20がその分
割爪19の先端が圃場面B中に侵入する下降下限
に来たとき、ばね29の押圧付勢により前記カム
33の形状に基づいて下向き方向に回動するか
ら、この回動にてガイド軸27下端の押し出し具
28が、第8図に二点鎖線で示すように、分割爪
19の先端に向つて前進作動して、苗を圃場面B
中に押し込むようにして植付けを行い、この押し
込み植付けが終わると、分割爪19が圃場面Bか
ら抜けると略同時に、押し出し具28は、前記カ
ム33の形状に基づいて前記ばね29に抗して分
割爪19の先端から後退作動して、元の位置(第
8図に実線で示す位置)に復帰するのである。
転中に各苗植ケース20は、駆動軸14に対して
矢印Aと逆方向に自転することにより、各苗植ケ
ース20において駆動軸14上のカム33に接当
する揺動レバー30は、苗植ケース20がその分
割爪19の先端が圃場面B中に侵入する下降下限
に来たとき、ばね29の押圧付勢により前記カム
33の形状に基づいて下向き方向に回動するか
ら、この回動にてガイド軸27下端の押し出し具
28が、第8図に二点鎖線で示すように、分割爪
19の先端に向つて前進作動して、苗を圃場面B
中に押し込むようにして植付けを行い、この押し
込み植付けが終わると、分割爪19が圃場面Bか
ら抜けると略同時に、押し出し具28は、前記カ
ム33の形状に基づいて前記ばね29に抗して分
割爪19の先端から後退作動して、元の位置(第
8図に実線で示す位置)に復帰するのである。
なお、上記実施例は、中間軸16のカム24
と、植付け軸18のストツパーアーム25とで、
苗植ケース20の遊星歯車15による自転を、回
転ケース11の公転に対して遅らせることによつ
て、植付け軸18に不等速回転を伝える場合を示
したが、この方式に変えて、第10図及び第11
図に示すように、中間軸16上には、円周の一部
に円弧状外周面26aと欠歯部26bとを有する
カム歯車24aを固着する一方、植付け軸18上
には、円周の一部の歯を切欠いた欠歯型ストツパ
ー歯車25aを設け、これらによつて、前記と同
様の作用を行うように、つまり、回転ケース11
の回転に伴つて植付け軸18に不等速回転を伝え
るように構成しても良いのであり、また、本発明
は、一つの回転ケース11に二つの苗植ケース2
0を装着したものに限らず、三つ以上の苗植ケー
スを装着した場合にも適用できることは勿論であ
る。
と、植付け軸18のストツパーアーム25とで、
苗植ケース20の遊星歯車15による自転を、回
転ケース11の公転に対して遅らせることによつ
て、植付け軸18に不等速回転を伝える場合を示
したが、この方式に変えて、第10図及び第11
図に示すように、中間軸16上には、円周の一部
に円弧状外周面26aと欠歯部26bとを有する
カム歯車24aを固着する一方、植付け軸18上
には、円周の一部の歯を切欠いた欠歯型ストツパ
ー歯車25aを設け、これらによつて、前記と同
様の作用を行うように、つまり、回転ケース11
の回転に伴つて植付け軸18に不等速回転を伝え
るように構成しても良いのであり、また、本発明
は、一つの回転ケース11に二つの苗植ケース2
0を装着したものに限らず、三つ以上の苗植ケー
スを装着した場合にも適用できることは勿論であ
る。
本発明は、以上のように、圃場面に対する苗の
植付け速度の早い回転式苗植装置において、各苗
植ケースにおける分割爪に、苗植ケースに首振り
回動によつて作動する押し出し具を設けたことに
より、一旦、圃場面に植付けた苗が、周速度の早
い分割爪と一緒に持ち上がることを、前記押し出
し具にて防止できるから、圃場面に対する苗植付
けの確実性を大幅に向上できるのである。
植付け速度の早い回転式苗植装置において、各苗
植ケースにおける分割爪に、苗植ケースに首振り
回動によつて作動する押し出し具を設けたことに
より、一旦、圃場面に植付けた苗が、周速度の早
い分割爪と一緒に持ち上がることを、前記押し出
し具にて防止できるから、圃場面に対する苗植付
けの確実性を大幅に向上できるのである。
しかも、本発明は、前記のように、押し出し具
にて苗植付けの確実性を向上するに際して、前記
苗植ケースが取付く植付け軸を中空状に形成し
て、その内部に、前記押し出し具を作動するため
の駆動軸を挿入したことにより、前記苗植ケース
の植付け軸と、押し出し具の駆動軸とを、別々の
位置に設ける場合に比べて、構造を簡単化できる
と共に、苗植ケースの大型化を防止できるのであ
る。
にて苗植付けの確実性を向上するに際して、前記
苗植ケースが取付く植付け軸を中空状に形成し
て、その内部に、前記押し出し具を作動するため
の駆動軸を挿入したことにより、前記苗植ケース
の植付け軸と、押し出し具の駆動軸とを、別々の
位置に設ける場合に比べて、構造を簡単化できる
と共に、苗植ケースの大型化を防止できるのであ
る。
これに加えて、前記各苗植ケース内に、当該苗
植ケースの首振り回動によつて押し出し具を作動
するための揺動レバーを配設するにおいて、この
揺動レバーの支点を、当該揺動レバーが接当する
カムを挟んで押し出し具とは反対側の部位におい
て枢着したことにより、カムから押し出し具まで
の距離を、その間に揺動レバーの枢着部を設ける
場合よりも短縮できるから、このことと、前記中
空状の植付け軸内に駆動軸を挿入したことと相俟
つて、各苗植ケースの小型・軽量化、ひいては、
苗植装置全体の小型・軽量化を達成できる効果を
有するのである。
植ケースの首振り回動によつて押し出し具を作動
するための揺動レバーを配設するにおいて、この
揺動レバーの支点を、当該揺動レバーが接当する
カムを挟んで押し出し具とは反対側の部位におい
て枢着したことにより、カムから押し出し具まで
の距離を、その間に揺動レバーの枢着部を設ける
場合よりも短縮できるから、このことと、前記中
空状の植付け軸内に駆動軸を挿入したことと相俟
つて、各苗植ケースの小型・軽量化、ひいては、
苗植装置全体の小型・軽量化を達成できる効果を
有するのである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は田植機
の側面図、第2図は田植機の平面図、第3図は苗
植装置の断面図、第4図は第3図の―視断面
図、第5図は第3図の―視断面図、第6図は
第5図の作用状態を示す図、第7図は苗植ケース
の運動軌跡を示す図、第8図は第3図の―視
拡大断面図、第9図は第8図の―視断面図、
第10図は苗植装置の別の実施例を示す図、第1
1図は第10図の作用状態を示す図である。 1…田植機、9…爪駆動軸、10…回転式苗植
装置、11…回転ケース、12…太陽歯車、14
…駆動軸、15…遊星歯車、16…中間軸、17
…中間歯車、18…植付け軸、19…分割爪、2
0…苗植ケース、21,22…爪、23…ばね
体、24…カム、25…ストツパーアーム、24
a…カム歯車、25a…ストツパー歯車、27…
ガイド軸、28…押し出し具、29…ばね、30
…揺動レバー、33…カム。
の側面図、第2図は田植機の平面図、第3図は苗
植装置の断面図、第4図は第3図の―視断面
図、第5図は第3図の―視断面図、第6図は
第5図の作用状態を示す図、第7図は苗植ケース
の運動軌跡を示す図、第8図は第3図の―視
拡大断面図、第9図は第8図の―視断面図、
第10図は苗植装置の別の実施例を示す図、第1
1図は第10図の作用状態を示す図である。 1…田植機、9…爪駆動軸、10…回転式苗植
装置、11…回転ケース、12…太陽歯車、14
…駆動軸、15…遊星歯車、16…中間軸、17
…中間歯車、18…植付け軸、19…分割爪、2
0…苗植ケース、21,22…爪、23…ばね
体、24…カム、25…ストツパーアーム、24
a…カム歯車、25a…ストツパー歯車、27…
ガイド軸、28…押し出し具、29…ばね、30
…揺動レバー、33…カム。
Claims (1)
- 1 苗載台の近くにおける機体に、動力源からの
動力伝達にて回転駆動される回転ケースを、略水
平横向きの軸線回りに回転するように配設し、該
回転ケースの外周部に、複数本の植付け軸を、前
記軸線と平行に各々軸支して、この各植付け軸
に、分割爪を備えた苗植ケースを、その分割爪が
前記苗載台側に向かう姿勢で各々装着する一方、
前記回転ケース内に、当該回転ケースの回転に伴
つて前記各植付け軸に対して不等速回転を伝える
ようにした機構を設けて、前記各苗植ケースを、
当該苗植ケースにおける分割爪の先端が上下方向
に長い楕円状閉ループの軌跡を描くように首振り
回動させるように構成して成る苗植装置におい
て、前記各苗植ケースに、当該苗植ケースにおけ
る分割爪にて分割した苗を分割爪の先端に向かつ
て押し出すようにした押し出し具を設ける一方、
前記各植付け軸を中空軸に形成して、その内部
に、前記回転ケースに対して回転不能に固着した
駆動軸を挿入し、この駆動軸の前記苗植ケース内
への挿入部にカムを設け、更に、前記各苗植ケー
ス内に、一端を前記押し出し具に係合した揺動レ
バーを、当該揺動レバーの支点を前記カムを挟ん
で押し出し具と反対側の部位において回動自在に
枢着して設け、該揺動レバーを前記カムに対し
て、前記苗植ケースにおける首振り回動によつて
揺動回動するように接当したことを特徴とする田
植機における苗植装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24972890A JPH03143313A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 田植機における苗植装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24972890A JPH03143313A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 田植機における苗植装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62189600A Division JPS6344809A (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 田植機における苗植装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03143313A JPH03143313A (ja) | 1991-06-18 |
| JPH0529404B2 true JPH0529404B2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17197323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24972890A Granted JPH03143313A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 田植機における苗植装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03143313A (ja) |
-
1990
- 1990-09-18 JP JP24972890A patent/JPH03143313A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03143313A (ja) | 1991-06-18 |
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