JPH05295472A - ワイヤ放電加工用電極線 - Google Patents
ワイヤ放電加工用電極線Info
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- JPH05295472A JPH05295472A JP10460492A JP10460492A JPH05295472A JP H05295472 A JPH05295472 A JP H05295472A JP 10460492 A JP10460492 A JP 10460492A JP 10460492 A JP10460492 A JP 10460492A JP H05295472 A JPH05295472 A JP H05295472A
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- discharge machining
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- electrode wire
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- 238000003754 machining Methods 0.000 claims abstract description 40
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- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
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- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電加工速度を向上させ、被加工物への付着
量が少なく、かつ優れた伸線加工性および高温強度を有
するワイヤ放電加工用電極線を提供する。 【構成】 Niを0.1重量%〜50重量%含有し、残
部が銅および不可避不純物からなる電極線、およびこの
電極線においてさらにZnを0.1重量%〜45重量%
含有する電極線。
量が少なく、かつ優れた伸線加工性および高温強度を有
するワイヤ放電加工用電極線を提供する。 【構成】 Niを0.1重量%〜50重量%含有し、残
部が銅および不可避不純物からなる電極線、およびこの
電極線においてさらにZnを0.1重量%〜45重量%
含有する電極線。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ放電加工用電極
線に関し、特に放電加工速度を向上させ、被加工物への
付着を減少させたワイヤ放電加工用電極線に関する。
線に関し、特に放電加工速度を向上させ、被加工物への
付着を減少させたワイヤ放電加工用電極線に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工は、被加工物と線状の加
工電極(ワイヤ放電加工用電極線と称する)との間に、
水、油等の加工液を介し間欠的に放電を起こさせなが
ら、被加工物をワイヤ放電加工用電極線に対して相対的
に移動させることにより、被加工物を所望の形状に溶融
切断する方法である。この方法は、各種金型の製造等に
利用されている。このようなワイヤ放電加工において
は、被加工物の仕上がり加工精度および仕上がり表面状
態が良好なこと、電極線が被加工物に付着しないこと、
および放電加工時間が短いこと、といった放電加工特性
が要求されている。電極線として優れた伸線加工性、強
度を持つことから、従来から黄銅線が用いられている。
工電極(ワイヤ放電加工用電極線と称する)との間に、
水、油等の加工液を介し間欠的に放電を起こさせなが
ら、被加工物をワイヤ放電加工用電極線に対して相対的
に移動させることにより、被加工物を所望の形状に溶融
切断する方法である。この方法は、各種金型の製造等に
利用されている。このようなワイヤ放電加工において
は、被加工物の仕上がり加工精度および仕上がり表面状
態が良好なこと、電極線が被加工物に付着しないこと、
および放電加工時間が短いこと、といった放電加工特性
が要求されている。電極線として優れた伸線加工性、強
度を持つことから、従来から黄銅線が用いられている。
【0003】ところが、最近では加工電源の改良進歩に
伴い、これに対応して放電加工速度を向上させることの
できる電極線が望まれている。しかし、黄銅線では放電
加工速度が劣り、被加工物への付着量も多く、かつ高温
強度が不足しているため、ワイヤの負荷張力を高くして
放電加工すると断線しやすい欠点がある。そこで、この
ような問題を解決するために、黄銅にさらにAl、Si
などの元素を添加したCu合金線が用いられている。
伴い、これに対応して放電加工速度を向上させることの
できる電極線が望まれている。しかし、黄銅線では放電
加工速度が劣り、被加工物への付着量も多く、かつ高温
強度が不足しているため、ワイヤの負荷張力を高くして
放電加工すると断線しやすい欠点がある。そこで、この
ような問題を解決するために、黄銅にさらにAl、Si
などの元素を添加したCu合金線が用いられている。
【0004】たとえば、特開昭57−41134号公報
には、黄銅にAlを添加したものからなる電極線が開示
されている。また、特開昭59−19639号公報に
は、Znを26〜38重量%、Alを0.2〜1.5重
量%、Siを0.2〜1.0重量%含有したCu合金か
らなる電極線などが開示されている。
には、黄銅にAlを添加したものからなる電極線が開示
されている。また、特開昭59−19639号公報に
は、Znを26〜38重量%、Alを0.2〜1.5重
量%、Siを0.2〜1.0重量%含有したCu合金か
らなる電極線などが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した黄銅にAlを
添加したものからなる電極線を用いると、高温強度およ
び放電加工速度が黄銅線に比べて向上する。しかしなが
ら、放電加工速度は黄銅線を用いたときに比べて1.1
倍程度しか向上せず、それ以上の放電加工速度を得よう
とすると断線が発生しやすくなる。
添加したものからなる電極線を用いると、高温強度およ
び放電加工速度が黄銅線に比べて向上する。しかしなが
ら、放電加工速度は黄銅線を用いたときに比べて1.1
倍程度しか向上せず、それ以上の放電加工速度を得よう
とすると断線が発生しやすくなる。
【0006】また、上述した含有率でZn、Alおよび
Siを含有したCu合金からなる電極線を用いた場合、
放電加工速度は向上し、かつ被加工物への付着量も減少
する。しかし、Alを0.5重量%以上含有している上
記Cu合金の下では、SiがAl含有量と同量程度ある
いはそれ以上存在している場合、放電加工速度は向上す
るが、電極線としての伸線加工性が悪く、伸線できたと
してももろくなる。したがって、電極線として用いた場
合、高温強度が低下し、断線が発生しやすくなるという
問題がある。
Siを含有したCu合金からなる電極線を用いた場合、
放電加工速度は向上し、かつ被加工物への付着量も減少
する。しかし、Alを0.5重量%以上含有している上
記Cu合金の下では、SiがAl含有量と同量程度ある
いはそれ以上存在している場合、放電加工速度は向上す
るが、電極線としての伸線加工性が悪く、伸線できたと
してももろくなる。したがって、電極線として用いた場
合、高温強度が低下し、断線が発生しやすくなるという
問題がある。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、放電加工速
度を向上させ、被加工物への付着量が少なく、かつ優れ
た伸線加工性および高温強度を有するワイヤ放電加工用
電極線を提供することにある。
度を向上させ、被加工物への付着量が少なく、かつ優れ
た伸線加工性および高温強度を有するワイヤ放電加工用
電極線を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に従うワイヤ
放電加工用電極線は、Niを0.1重量%〜50重量%
含有し、残部が銅お不可避不純物からなることを特徴と
している。
放電加工用電極線は、Niを0.1重量%〜50重量%
含有し、残部が銅お不可避不純物からなることを特徴と
している。
【0009】第1の発明に従う電極線において、さらに
Znを0.1重量%〜45重量%含有させてもよい。こ
の場合、より好ましいワイヤ放電加工用電極線として、
Niを0.5〜10重量%、Znを30〜45重量%含
有し、残部が銅および不可避不純物からなる電極線、お
よび、NiとZnの含有量合計が30〜50重量%で、
かつNiとZnの添加比がNi/Zn=1/50〜1/
3である電極線をそれぞれ提供することができる。
Znを0.1重量%〜45重量%含有させてもよい。こ
の場合、より好ましいワイヤ放電加工用電極線として、
Niを0.5〜10重量%、Znを30〜45重量%含
有し、残部が銅および不可避不純物からなる電極線、お
よび、NiとZnの含有量合計が30〜50重量%で、
かつNiとZnの添加比がNi/Zn=1/50〜1/
3である電極線をそれぞれ提供することができる。
【0010】第2の発明に従うワイヤ放電加工用電極線
は、CuまたはCu合金から本質的になる芯部と、芯部
の周囲に形成された、Niを0.1重量%〜50重量%
含有し、残部が銅および不可避不純物からなる表層部と
を備えている。
は、CuまたはCu合金から本質的になる芯部と、芯部
の周囲に形成された、Niを0.1重量%〜50重量%
含有し、残部が銅および不可避不純物からなる表層部と
を備えている。
【0011】第2の発明に従う電極線において、上記表
層部がさらにZnを0.1重量%〜45重量%含有して
もよい。この場合、より好ましいワイヤ放電加工用電極
線として、上記表層部が、Niを0.5 〜10重量%、
Znを30〜45重量%含有し、残部が銅および不可避
不純物からなるもの、および、NiとZnの含有量合計
が30〜50重量%で、かつNiとZnの添加比がNi
/Zn=1/50〜1/3であるものをそれぞれ提供す
ることができる。
層部がさらにZnを0.1重量%〜45重量%含有して
もよい。この場合、より好ましいワイヤ放電加工用電極
線として、上記表層部が、Niを0.5 〜10重量%、
Znを30〜45重量%含有し、残部が銅および不可避
不純物からなるもの、および、NiとZnの含有量合計
が30〜50重量%で、かつNiとZnの添加比がNi
/Zn=1/50〜1/3であるものをそれぞれ提供す
ることができる。
【0012】
【作用】本発明者らは、Cuに種々の元素を添加した合
金線について、上述した放電加工特性を調査してきた結
果、0.1〜50重量%でNiを添加した銅合金が放電
加工特性に優れていることを見出した。これは、Niを
添加することにより小さいエネルギの付与で電子が放出
できるためであると考えられた。
金線について、上述した放電加工特性を調査してきた結
果、0.1〜50重量%でNiを添加した銅合金が放電
加工特性に優れていることを見出した。これは、Niを
添加することにより小さいエネルギの付与で電子が放出
できるためであると考えられた。
【0013】Ni添加量を0.1〜50重量%としたの
は、0.1重量%未満ではNi添加の効果が得られず、
50重量%を越すと加工が困難となりしかも導電率の低
下が著しくなるためである。
は、0.1重量%未満ではNi添加の効果が得られず、
50重量%を越すと加工が困難となりしかも導電率の低
下が著しくなるためである。
【0014】さらに、本発明者らは、Niを添加した銅
合金にZnを0.1〜45重量%添加すると、放電加工
特性がいっそう向上することを見出した。これは、Zn
の添加により、さらに小さなエネルギの付与で電子が放
出されやすくなるためであると考えられた。
合金にZnを0.1〜45重量%添加すると、放電加工
特性がいっそう向上することを見出した。これは、Zn
の添加により、さらに小さなエネルギの付与で電子が放
出されやすくなるためであると考えられた。
【0015】Zn添加量を0.1〜45重量%としたの
は、0.1重量%未満ではZn添加の効果が得られず、
45重量%を越えると加工が極めて困難になるためであ
る。
は、0.1重量%未満ではZn添加の効果が得られず、
45重量%を越えると加工が極めて困難になるためであ
る。
【0016】また、NiおよびZnを添加した銅合金線
において、実施例に示すとおり、特にNiを0.5〜1
0重量%、Znを30〜45重量%添加した場合、放電
が安定し、放電加工特性が一層向上する。
において、実施例に示すとおり、特にNiを0.5〜1
0重量%、Znを30〜45重量%添加した場合、放電
が安定し、放電加工特性が一層向上する。
【0017】さらに、実施例にも示すとおり、NiとZ
nの含有量合計が30〜50重量%で、かつNiとZn
の添加比がNi/Zn=1/50〜1/3とすると、放
電が一層安定し、放電加工特性がさらに向上する。
nの含有量合計が30〜50重量%で、かつNiとZn
の添加比がNi/Zn=1/50〜1/3とすると、放
電が一層安定し、放電加工特性がさらに向上する。
【0018】また、芯部をCuまたはCu合金(たとえ
ばCu−Zn合金)とし、その外周を上述したように放
電加工特性が一層向上させられた合金で覆った複合電極
線では、表面層において放電加工特性に優れ、かつ芯部
において高い導電性および高い熱伝導性が達成されるの
で、より放電加工特性の向上した電極線を提供すること
ができる。
ばCu−Zn合金)とし、その外周を上述したように放
電加工特性が一層向上させられた合金で覆った複合電極
線では、表面層において放電加工特性に優れ、かつ芯部
において高い導電性および高い熱伝導性が達成されるの
で、より放電加工特性の向上した電極線を提供すること
ができる。
【0019】
【実施例】通常のCu地金を溶解したものに、表1に示
す組成となるようNiおよび/またはZnを添加して、
Cu合金材を得た。
す組成となるようNiおよび/またはZnを添加して、
Cu合金材を得た。
【0020】次に、この合金材を熱間押出しにより直径
8mmの粗引き線にした後、伸線加工と熱処理を繰返し
て行ない、直径0.2mmの電極線を製造した。また、
線癖をなくすために、伸線工程の最終段階で軽く通電・
熱処理を行なった。
8mmの粗引き線にした後、伸線加工と熱処理を繰返し
て行ない、直径0.2mmの電極線を製造した。また、
線癖をなくすために、伸線工程の最終段階で軽く通電・
熱処理を行なった。
【0021】このようにして得られた電極線において、
表1のNo.1〜6は本発明例、No.9〜13は合金
の組成が本発明の範囲外である比較例、NO.14は従
来例である。
表1のNo.1〜6は本発明例、No.9〜13は合金
の組成が本発明の範囲外である比較例、NO.14は従
来例である。
【0022】一方、2.6mmφのCu−20%Zn合
金線およびCu−4%Zn合金線をそれぞれ準備し、C
u−20%Zn合金線はCu−1.5重量%Ni−41
重量%Zn合金の融液中、Cu−4%Zn合金線はCu
−3.6重量%Ni−37重量%Zn合金の融液中をそ
れぞれ通過させてめっきを行ない、3.0mmφの線材
を得た。いずれについても、厚さが約10μmの表層部
を形成した。
金線およびCu−4%Zn合金線をそれぞれ準備し、C
u−20%Zn合金線はCu−1.5重量%Ni−41
重量%Zn合金の融液中、Cu−4%Zn合金線はCu
−3.6重量%Ni−37重量%Zn合金の融液中をそ
れぞれ通過させてめっきを行ない、3.0mmφの線材
を得た。いずれについても、厚さが約10μmの表層部
を形成した。
【0023】得られた線材について、伸線加工および熱
処理を繰返して行ない、直径0.2mmの電極線を製造
した。また、線癖をなくすために、伸線工程の最終段階
で軽く通電・熱処理を行なった。
処理を繰返して行ない、直径0.2mmの電極線を製造
した。また、線癖をなくすために、伸線工程の最終段階
で軽く通電・熱処理を行なった。
【0024】このようにして得られた本発明に従う電極
線は、表1のNo.7およびNo.8に示す。
線は、表1のNo.7およびNo.8に示す。
【0025】以上の工程によりそれぞれ得られた電極線
において、本発明例の電極線は、強度の低下が少なく、
引張強さ100kg/mm2 以上の値を有するととも
に、線癖のない真直性に優れたものであった。
において、本発明例の電極線は、強度の低下が少なく、
引張強さ100kg/mm2 以上の値を有するととも
に、線癖のない真直性に優れたものであった。
【0026】
【表1】
【0027】得られたNo.1〜14の電極線を、それ
ぞれワイヤ放電加工機に取付け、同一条件において放電
加工を行ない、一連の放電加工特性、すなわち、放電加
工速度、被加工物への付着量、被加工物の表面性状、お
よび電極線の断線状況について調べた。その結果を表2
に示す。
ぞれワイヤ放電加工機に取付け、同一条件において放電
加工を行ない、一連の放電加工特性、すなわち、放電加
工速度、被加工物への付着量、被加工物の表面性状、お
よび電極線の断線状況について調べた。その結果を表2
に示す。
【0028】なお、表2で放電加工速度については、単
位時間あたりの加工断面積(加工送り速度と被加工物厚
さの積)を求めた後、従来例の放電加工速度を1とした
ときの相対値で示した。また、被加工物への付着量は、
被加工物の加工後の寸法を測定することによって求め
た。すなわち、付着箇所の寸法と付着していない箇所の
平均寸法との差によって付着量を評価した。表中の値
は、従来例による付着量を100としたときの相対値で
示している。また、電極線の断線状況は、被加工物(材
質SKD−11、厚さ30mm)を10×10mmだけ
切断加工できるまでに発生した断線回数を示した。
位時間あたりの加工断面積(加工送り速度と被加工物厚
さの積)を求めた後、従来例の放電加工速度を1とした
ときの相対値で示した。また、被加工物への付着量は、
被加工物の加工後の寸法を測定することによって求め
た。すなわち、付着箇所の寸法と付着していない箇所の
平均寸法との差によって付着量を評価した。表中の値
は、従来例による付着量を100としたときの相対値で
示している。また、電極線の断線状況は、被加工物(材
質SKD−11、厚さ30mm)を10×10mmだけ
切断加工できるまでに発生した断線回数を示した。
【0029】表2に示すように、本発明例No.1〜8
は、比較例No.9〜13および従来例No.14より
も優れた放電加工特性を備えるものであった。
は、比較例No.9〜13および従来例No.14より
も優れた放電加工特性を備えるものであった。
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に従うワ
イヤ放電加工用電極線は、放電加工速度が向上し、被加
工物への付着量も少なく、かつ被加工物の表面清浄も良
好なものにすることができ、さらに使用時の断線回数が
少なく高温強度が高いものである。したがって、この発
明に従うワイヤ放電加工用電極線は、使用時のトラブル
が非常に少なく、工業上極めて有用な電極線である。
イヤ放電加工用電極線は、放電加工速度が向上し、被加
工物への付着量も少なく、かつ被加工物の表面清浄も良
好なものにすることができ、さらに使用時の断線回数が
少なく高温強度が高いものである。したがって、この発
明に従うワイヤ放電加工用電極線は、使用時のトラブル
が非常に少なく、工業上極めて有用な電極線である。
Claims (4)
- 【請求項1】 Niを0.1重量%〜50重量%含有
し、残部が銅および不可避不純物からなることを特徴と
する、ワイヤ放電加工用電極線。 - 【請求項2】 さらにZnを0.1重量%〜45重量%
含有することを特徴とする、請求項1のワイヤ放電加工
用電極線。 - 【請求項3】 CuまたはCu合金から本質的になる芯
部と、前記芯部の周囲に形成された、Niを0.1重量
%〜50重量%含有し、残部が銅および不可避不純物か
らなる表層部とを備える、ワイヤ放電加工用電極線。 - 【請求項4】 前記表層部が、さらにZnを0.1重量
%〜45重量%含有することを特徴とする、請求項3の
ワイヤ放電加工用電極線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10460492A JPH05295472A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10460492A JPH05295472A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05295472A true JPH05295472A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14385030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10460492A Pending JPH05295472A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05295472A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2869916A1 (fr) * | 2004-05-05 | 2005-11-11 | Clal Msx Sa | ALLIAGE cu-NI-ZN POUR LUNETTERIE |
| JP2024039167A (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-22 | 株式会社プロテリアル | ワイヤー放電加工用電極線 |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP10460492A patent/JPH05295472A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2869916A1 (fr) * | 2004-05-05 | 2005-11-11 | Clal Msx Sa | ALLIAGE cu-NI-ZN POUR LUNETTERIE |
| JP2024039167A (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-22 | 株式会社プロテリアル | ワイヤー放電加工用電極線 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011009 |