JPH0529549B2 - - Google Patents
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- JPH0529549B2 JPH0529549B2 JP1098453A JP9845389A JPH0529549B2 JP H0529549 B2 JPH0529549 B2 JP H0529549B2 JP 1098453 A JP1098453 A JP 1098453A JP 9845389 A JP9845389 A JP 9845389A JP H0529549 B2 JPH0529549 B2 JP H0529549B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、化粧合板、特に車輌内装用の化粧合
板の製造法に関し、広範囲の温度変動等に対して
も高い形状安定性が維持でき、かつ成形加工性を
向上させるものである。
板の製造法に関し、広範囲の温度変動等に対して
も高い形状安定性が維持でき、かつ成形加工性を
向上させるものである。
[従来の技術]
従来、車輌内装用化粧合板の一例として、第2
図に示したような、熱硬化性樹脂含浸紙1a,1
a……を積層した積層物の表面に化粧単板3が配
されてなるものがある。
図に示したような、熱硬化性樹脂含浸紙1a,1
a……を積層した積層物の表面に化粧単板3が配
されてなるものがある。
そしてこのような化粧合板の製造は、まず目的
枚数の熱硬化性樹脂含浸紙1a,1a……を積層
し、この積層物の表面に化粧単板3を重ね合わせ
た後、この重ね合わせ物を一体的に熱圧して硬
化、接着する方法などによつて行つていた。
枚数の熱硬化性樹脂含浸紙1a,1a……を積層
し、この積層物の表面に化粧単板3を重ね合わせ
た後、この重ね合わせ物を一体的に熱圧して硬
化、接着する方法などによつて行つていた。
[発明が解決しようとする課題]
ところがこのような化粧合板の製造法にあつて
は、上述のように目的枚数の総ての熱硬化性樹脂
含浸紙1a,1a……を一体的に熱圧して硬化、
接着するので、熱圧時に樹脂液中の水分を揮散さ
せることが難しく、熱圧後の熱硬化性樹脂含浸紙
積層物中に水分が残つてしまうことが多かつた。
そのため、このものを長時間高温条件下で放置す
ると、水分あるいは温度変化等に起因して、寸法
変化や形状変化が生じる不都合があり、温度変化
の激しい車輌内装用途には適さない問題があつ
た。またこの方法によつては化粧合板の成形加工
性が悪く、曲率半径の比較的小さな曲面形状に成
形することが難しかつた。また曲面成形を行つた
場合にも、成形加工後の形状安定性が低く、高温
下で長時間放置すると、やはり反りなどの形状変
化を生じる不都合が生じた。
は、上述のように目的枚数の総ての熱硬化性樹脂
含浸紙1a,1a……を一体的に熱圧して硬化、
接着するので、熱圧時に樹脂液中の水分を揮散さ
せることが難しく、熱圧後の熱硬化性樹脂含浸紙
積層物中に水分が残つてしまうことが多かつた。
そのため、このものを長時間高温条件下で放置す
ると、水分あるいは温度変化等に起因して、寸法
変化や形状変化が生じる不都合があり、温度変化
の激しい車輌内装用途には適さない問題があつ
た。またこの方法によつては化粧合板の成形加工
性が悪く、曲率半径の比較的小さな曲面形状に成
形することが難しかつた。また曲面成形を行つた
場合にも、成形加工後の形状安定性が低く、高温
下で長時間放置すると、やはり反りなどの形状変
化を生じる不都合が生じた。
そこで本発明は、温度変化などの環境条件の大
きな変動によつても高い寸法安定性および形状安
定性を維持でき、かつ成形加工性の良好な車輌内
装用途に好適な化粧合板を得ることのできる車輌
内装用化粧合板の製造法を提供することを目的と
する。
きな変動によつても高い寸法安定性および形状安
定性を維持でき、かつ成形加工性の良好な車輌内
装用途に好適な化粧合板を得ることのできる車輌
内装用化粧合板の製造法を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段]
本発明は、熱硬化性樹脂含浸紙を、最終的に必
要とする枚数を幾組かに分割してなる比較的少な
い枚数毎に積層し、それぞれを熱圧して熱硬化性
樹脂含浸紙積層硬化シートを作成する第1工程
と、さらにこれらの熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化
シートと、接着剤含浸紙とを交互に重ね合わせ、
この重ね合わせ物の表面に化粧単板を配し、再び
熱圧する第2工程とに分けて行うことにより、上
記課題を解決するようにした。
要とする枚数を幾組かに分割してなる比較的少な
い枚数毎に積層し、それぞれを熱圧して熱硬化性
樹脂含浸紙積層硬化シートを作成する第1工程
と、さらにこれらの熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化
シートと、接着剤含浸紙とを交互に重ね合わせ、
この重ね合わせ物の表面に化粧単板を配し、再び
熱圧する第2工程とに分けて行うことにより、上
記課題を解決するようにした。
[作用]
このように、目的の化粧合板を、第1工程と第
2工程を有する方法により製造するので、目的枚
数の総ての熱硬化性樹脂含浸紙を一体的に熱圧す
る従来の化粧合板の製造法に比べ、第1工程の熱
圧過程で樹脂中に含有されている水分を揮散させ
易くなるうえ、第2工程の熱圧過程で、さらに残
つた水分が揮散されるので、得られた化粧合板中
に含まれる水分量は非常に少ないものとなる。し
たがつて、たとえ高温下で長時間放置しても、水
分や温度変化を起因とする寸法変化や形状変化が
防止される利点があり、温度変化の激しい車輌内
装用の化粧合板として好適に使用することができ
る。また各熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シートの
接着には、接着剤含浸紙を用いるので、液状接着
剤による接着に比べて、水分の混入を避けること
ができるうえに、補強効果もあり、層間剥離を生
じない利点もある。またこの方法によれば、成形
加工性が良好で、曲面成形も容易となり、曲面成
形後の形状安定性も優れている。
2工程を有する方法により製造するので、目的枚
数の総ての熱硬化性樹脂含浸紙を一体的に熱圧す
る従来の化粧合板の製造法に比べ、第1工程の熱
圧過程で樹脂中に含有されている水分を揮散させ
易くなるうえ、第2工程の熱圧過程で、さらに残
つた水分が揮散されるので、得られた化粧合板中
に含まれる水分量は非常に少ないものとなる。し
たがつて、たとえ高温下で長時間放置しても、水
分や温度変化を起因とする寸法変化や形状変化が
防止される利点があり、温度変化の激しい車輌内
装用の化粧合板として好適に使用することができ
る。また各熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シートの
接着には、接着剤含浸紙を用いるので、液状接着
剤による接着に比べて、水分の混入を避けること
ができるうえに、補強効果もあり、層間剥離を生
じない利点もある。またこの方法によれば、成形
加工性が良好で、曲面成形も容易となり、曲面成
形後の形状安定性も優れている。
以下、本発明を図面を参照して工程順に詳しく
説明する。
説明する。
第1図に、本発明の車輌内装用化粧合板の製造
法の一例を示す。
法の一例を示す。
まず第1工程として、熱硬化性樹脂含浸紙積層
硬化シート1を作成する。この熱硬化性樹脂含浸
紙積層硬化シート1は、厚さ0.1〜0.3mm程度のク
ラフト紙やレーヨン紙等の原紙あるいはビニロン
繊維、アクリル繊維等からなる不織布(坪量40〜
200g/m2程度)などに、フエノール樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、グアナミン樹脂、エポキシ
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹
脂の未硬化液を含浸させてなる樹脂含浸紙1a,
1a……を複数枚積層し、熱圧して硬化、接着さ
せて作成する。この時の上記樹脂含浸紙1a,1
a……の積層枚数は、目的の化粧合板に最終的に
使用される熱硬化性樹脂含浸紙1a,1a……の
枚数を幾組かに分割した枚数であればよいが、形
状安定性改善効果および成形加工性改善効果が充
分得られる点から2〜7枚程度が好ましい。また
上記樹脂液の含浸量は、先の原紙あるいは不織布
の重量が、含浸後の乾燥重量で0.3〜1.0倍となる
程度が好ましい。またこの熱硬化性樹脂液中に
は、必要に応じて適宜の充填剤、着色剤等の添加
剤が添加されてもよい。
硬化シート1を作成する。この熱硬化性樹脂含浸
紙積層硬化シート1は、厚さ0.1〜0.3mm程度のク
ラフト紙やレーヨン紙等の原紙あるいはビニロン
繊維、アクリル繊維等からなる不織布(坪量40〜
200g/m2程度)などに、フエノール樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、グアナミン樹脂、エポキシ
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹
脂の未硬化液を含浸させてなる樹脂含浸紙1a,
1a……を複数枚積層し、熱圧して硬化、接着さ
せて作成する。この時の上記樹脂含浸紙1a,1
a……の積層枚数は、目的の化粧合板に最終的に
使用される熱硬化性樹脂含浸紙1a,1a……の
枚数を幾組かに分割した枚数であればよいが、形
状安定性改善効果および成形加工性改善効果が充
分得られる点から2〜7枚程度が好ましい。また
上記樹脂液の含浸量は、先の原紙あるいは不織布
の重量が、含浸後の乾燥重量で0.3〜1.0倍となる
程度が好ましい。またこの熱硬化性樹脂液中に
は、必要に応じて適宜の充填剤、着色剤等の添加
剤が添加されてもよい。
このような熱硬化性樹脂含浸紙1a,1a……
を複数枚積層した後、温度80〜180℃、好ましく
は140〜160℃程度、圧力4〜15MPa、好ましく
は8MPa程度の条件で、平坦な圧締板に挟持して
熱圧し、硬化、接着して上記の熱硬化性樹脂含浸
紙積層硬化シート1,1……を得る。
を複数枚積層した後、温度80〜180℃、好ましく
は140〜160℃程度、圧力4〜15MPa、好ましく
は8MPa程度の条件で、平坦な圧締板に挟持して
熱圧し、硬化、接着して上記の熱硬化性樹脂含浸
紙積層硬化シート1,1……を得る。
次いで、第2工程として、この熱硬化性樹脂含
浸紙積層硬化シート1,1……と、接着剤含浸紙
2,2……とを交互に重ね合わせ、さらにこの重
ね合わせ物の両面あるいは片面に化粧単板3を配
して、熱圧する。接着剤含浸紙2,2……は、厚
さ0.02〜0.08mm程度のクラフト紙やレーヨン紙等
の原紙やビニロン繊維、アクリル繊維等からなる
不織布(坪量20〜80g/m2程度)などにフエノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルブチラール変性フ
エノール樹脂、ニトリル変性フエノール樹脂など
の熱硬化性樹脂製接着剤を含浸させ、乾燥あるい
は半乾燥状態としたものである。この接着剤含浸
紙2,2……と上記熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化
シート1,1……とを交互に重ね合わせるに際
し、この接着剤含浸紙2,2……をシート1,1
……間にのみ挟んでもよいが、シート1と化粧単
板3との間にも挟み込むことが好ましく、これに
よつて化粧単板3を強固に接着することができ
る。また化粧単板3には、ナラ、チーク、ウオル
ナツト、ローズウツドなどの厚さ0.15〜0.5mm程
度の化粧単板が好適に使用される。
浸紙積層硬化シート1,1……と、接着剤含浸紙
2,2……とを交互に重ね合わせ、さらにこの重
ね合わせ物の両面あるいは片面に化粧単板3を配
して、熱圧する。接着剤含浸紙2,2……は、厚
さ0.02〜0.08mm程度のクラフト紙やレーヨン紙等
の原紙やビニロン繊維、アクリル繊維等からなる
不織布(坪量20〜80g/m2程度)などにフエノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルブチラール変性フ
エノール樹脂、ニトリル変性フエノール樹脂など
の熱硬化性樹脂製接着剤を含浸させ、乾燥あるい
は半乾燥状態としたものである。この接着剤含浸
紙2,2……と上記熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化
シート1,1……とを交互に重ね合わせるに際
し、この接着剤含浸紙2,2……をシート1,1
……間にのみ挟んでもよいが、シート1と化粧単
板3との間にも挟み込むことが好ましく、これに
よつて化粧単板3を強固に接着することができ
る。また化粧単板3には、ナラ、チーク、ウオル
ナツト、ローズウツドなどの厚さ0.15〜0.5mm程
度の化粧単板が好適に使用される。
この際の熱圧は、通常温度80〜150℃、好まし
くは120〜140℃程度、圧力0.5〜2MPa程度の条件
で行い、各熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シート
1,1……および化粧単板2を接着一体化させる
が、加圧条件が比較的低いので、この時同時に曲
面成形を行うこともできる。曲面成形は、雄型と
雌型とからなる所望の形状の成形型を用いて熱圧
を行えばよく、これによつて所望の形状に成形さ
れた積層物が得られる。
くは120〜140℃程度、圧力0.5〜2MPa程度の条件
で行い、各熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シート
1,1……および化粧単板2を接着一体化させる
が、加圧条件が比較的低いので、この時同時に曲
面成形を行うこともできる。曲面成形は、雄型と
雌型とからなる所望の形状の成形型を用いて熱圧
を行えばよく、これによつて所望の形状に成形さ
れた積層物が得られる。
またさらに、この化粧単板3の表面には、適宜
塗装を施すこともできる。塗装方法は特に限定さ
れないが、通常メラミン樹脂塗料、エポキシ樹脂
塗料、不飽和ポリエステル樹脂塗料、ポリウレタ
ン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料などの透明塗料を
刷毛塗り、スプレー塗りなどの常法によつて塗布
し、乾燥して、厚さ0.2〜0.8mm程度の無色透明あ
るいは着色透明の塗膜を形成する。
塗装を施すこともできる。塗装方法は特に限定さ
れないが、通常メラミン樹脂塗料、エポキシ樹脂
塗料、不飽和ポリエステル樹脂塗料、ポリウレタ
ン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料などの透明塗料を
刷毛塗り、スプレー塗りなどの常法によつて塗布
し、乾燥して、厚さ0.2〜0.8mm程度の無色透明あ
るいは着色透明の塗膜を形成する。
このような方法によれば、第1工程で比較的少
ない枚数の熱硬化性樹脂含浸紙1a,1a……を
積層して熱圧を行うので、この段階において樹脂
中の水分が揮散され易くなる。また第2工程で、
熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シート1,1……
を、接着剤含浸紙を挾んだ状態で、再び積層して
熱圧するので、残つた水分を充分に揮散させるこ
とができる。これによつて目的の化粧合板中には
含有水分量が極めて少なくなるので、たとえ高温
下で長時間放置された場合にも、水分や温度変化
等に起因する寸法変化や形状変化が生じず、品質
低下を招かない。したがつて温度変化の激しい車
輌内装用途として好適である。また各シート1,
1……の接着には、接着剤含浸紙2,2……を用
いるので、液状接着剤による接着に比べ、水分の
混入を避けることができるうえに、補強効果もあ
り、層間剥離を生じない利点もある。またこの方
法によれば、成形加工性が良好で、曲面成形も容
易に行うことができる。また曲面成形後の形状安
定性も優れており、温度変化や外力に対しても形
状を安定に維持することができる。
ない枚数の熱硬化性樹脂含浸紙1a,1a……を
積層して熱圧を行うので、この段階において樹脂
中の水分が揮散され易くなる。また第2工程で、
熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シート1,1……
を、接着剤含浸紙を挾んだ状態で、再び積層して
熱圧するので、残つた水分を充分に揮散させるこ
とができる。これによつて目的の化粧合板中には
含有水分量が極めて少なくなるので、たとえ高温
下で長時間放置された場合にも、水分や温度変化
等に起因する寸法変化や形状変化が生じず、品質
低下を招かない。したがつて温度変化の激しい車
輌内装用途として好適である。また各シート1,
1……の接着には、接着剤含浸紙2,2……を用
いるので、液状接着剤による接着に比べ、水分の
混入を避けることができるうえに、補強効果もあ
り、層間剥離を生じない利点もある。またこの方
法によれば、成形加工性が良好で、曲面成形も容
易に行うことができる。また曲面成形後の形状安
定性も優れており、温度変化や外力に対しても形
状を安定に維持することができる。
[実施例]
フエノール樹脂液を含浸したクラフト紙を3枚
積層し、温度150℃、圧力8MPaで熱圧により硬
化、接着させてなる熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化
シートを3層用意した。これらの各シートと、エ
ポキシ樹脂含浸ビニロン紙とを交互に重ね合わ
せ、この重ね合わせ物の片面にウオールナツト化
粧単板を配した状態で、曲率半径200mmの半円筒
状の成形型を用いて、温度100℃、圧力1MPaで
15分間熱圧して、硬化、接着し、半円筒状の積層
物を得た。この積層物の化粧単板の表面に不飽和
ポリエステル樹脂塗料を塗布して厚さ0.5mmの透
明塗膜を形成し、目的の化粧合板を得た。
積層し、温度150℃、圧力8MPaで熱圧により硬
化、接着させてなる熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化
シートを3層用意した。これらの各シートと、エ
ポキシ樹脂含浸ビニロン紙とを交互に重ね合わ
せ、この重ね合わせ物の片面にウオールナツト化
粧単板を配した状態で、曲率半径200mmの半円筒
状の成形型を用いて、温度100℃、圧力1MPaで
15分間熱圧して、硬化、接着し、半円筒状の積層
物を得た。この積層物の化粧単板の表面に不飽和
ポリエステル樹脂塗料を塗布して厚さ0.5mmの透
明塗膜を形成し、目的の化粧合板を得た。
〔試験例〕
この化粧合板を温度50℃、相対湿度95%の環境
下に400時間放置し、その変形状態を目視により
評価したところ、寸法変化や形状変化は何ら認め
られなかつた。
下に400時間放置し、その変形状態を目視により
評価したところ、寸法変化や形状変化は何ら認め
られなかつた。
また、化粧合板を温度80℃まで昇温し80℃の環
境下に8時間放置した後、再び−30℃に降温し−
30℃で16時間放置するという温度サイクルを10回
繰り返し行い、その寸法変化を測定したところ、
変形量は、1〜2mm/200mmと極めて小さな値を
示した。この結果より、実施例の化粧合板の温度
変化に対する寸法安定性が優れていることが明ら
かとなつた。
境下に8時間放置した後、再び−30℃に降温し−
30℃で16時間放置するという温度サイクルを10回
繰り返し行い、その寸法変化を測定したところ、
変形量は、1〜2mm/200mmと極めて小さな値を
示した。この結果より、実施例の化粧合板の温度
変化に対する寸法安定性が優れていることが明ら
かとなつた。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の車輌内装用化粧
合板の製造法は、複数枚の熱硬化性樹脂含浸紙を
積層し、熱圧して熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シ
ートを作り、次いで複数の熱硬化性樹脂含浸紙積
層硬化シートと、接着剤含浸紙とを交互に重ね合
わせ、この重ね合わせ物の表面に化粧単板を配
し、熱圧して硬化、接着するので、上記熱圧過程
において、樹脂中の水分が揮散され易く、得られ
た化粧合板中に含有される水分量が極めて少なく
なるので、温度変化等の環境条件に広い変動に対
しても、寸法安定性や形状安定性を維持すること
ができ、品質低下を招かない利点がある。したが
つて、温度変化の激しい車輌内装用化粧合板とし
て好適に使用することができる。また成形加工性
も良好で、上記熱圧と同時に曲面成形等の成形加
工も容易に行うことができる。また成形加工後の
化粧合板にあつても形状安定性が良好で、温度変
化や外力によつても安定に形状を維持できる。
合板の製造法は、複数枚の熱硬化性樹脂含浸紙を
積層し、熱圧して熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シ
ートを作り、次いで複数の熱硬化性樹脂含浸紙積
層硬化シートと、接着剤含浸紙とを交互に重ね合
わせ、この重ね合わせ物の表面に化粧単板を配
し、熱圧して硬化、接着するので、上記熱圧過程
において、樹脂中の水分が揮散され易く、得られ
た化粧合板中に含有される水分量が極めて少なく
なるので、温度変化等の環境条件に広い変動に対
しても、寸法安定性や形状安定性を維持すること
ができ、品質低下を招かない利点がある。したが
つて、温度変化の激しい車輌内装用化粧合板とし
て好適に使用することができる。また成形加工性
も良好で、上記熱圧と同時に曲面成形等の成形加
工も容易に行うことができる。また成形加工後の
化粧合板にあつても形状安定性が良好で、温度変
化や外力によつても安定に形状を維持できる。
第1図は、本発明の車輌内装用化粧合板の製造
法の一実施例を示す概略断面図であり、第2図
は、従来の製造法により得られた車輌内装用化粧
合板の一例を示す概略断面図である。 1……熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シート、1
a……熱硬化性樹脂含浸紙、2……接着剤含浸
紙、3……化粧単板。
法の一実施例を示す概略断面図であり、第2図
は、従来の製造法により得られた車輌内装用化粧
合板の一例を示す概略断面図である。 1……熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シート、1
a……熱硬化性樹脂含浸紙、2……接着剤含浸
紙、3……化粧単板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数枚の熱硬化性樹脂含浸紙を積層し、熱圧
して熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シートを作り、 次いで、複数の熱硬化性樹脂含浸紙積層硬化シ
ートと、接着剤含浸紙とを交互に重ね合わせ、こ
の重ね合わせ物の表面に化粧単板を配し、熱圧し
て硬化、接着することを特徴とする車輌内装用化
粧合板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1098453A JPH02276632A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 車輌内装用化粧合板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1098453A JPH02276632A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 車輌内装用化粧合板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02276632A JPH02276632A (ja) | 1990-11-13 |
| JPH0529549B2 true JPH0529549B2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=14220133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1098453A Granted JPH02276632A (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 車輌内装用化粧合板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02276632A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2712910A1 (fr) * | 1993-09-20 | 1995-06-02 | Ober Ste Ind | Support compact stratifié pour parquets et revêtements de sols, et son procédé de fabrication. |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1098453A patent/JPH02276632A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02276632A (ja) | 1990-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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