JPH0529587A - 不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法Info
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- JPH0529587A JPH0529587A JP3205413A JP20541391A JPH0529587A JP H0529587 A JPH0529587 A JP H0529587A JP 3205413 A JP3205413 A JP 3205413A JP 20541391 A JP20541391 A JP 20541391A JP H0529587 A JPH0529587 A JP H0529587A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲート絶縁膜に与えるダメージが小さく、情
報の書き込み消去の繰り返し回数を増大させることが可
能な不揮発性半導体メモリ装置を提供することである。 【構成】 DSA構造を用いてE2 P−ROM20を構
成しいる。このE2 P−ROM20は、フローティング
ゲート36とコントロールゲート40とを有する。この
ROM20では、実効チャネル32を構成する例えばP
++層以外のチャネル領域50にリン等をイオン注入し、
常にデイプレッション状態にしておき、情報消去時の電
子の放出経路となるソース領域28またはドレイン領域
30と同電位になるようにしてある。
報の書き込み消去の繰り返し回数を増大させることが可
能な不揮発性半導体メモリ装置を提供することである。 【構成】 DSA構造を用いてE2 P−ROM20を構
成しいる。このE2 P−ROM20は、フローティング
ゲート36とコントロールゲート40とを有する。この
ROM20では、実効チャネル32を構成する例えばP
++層以外のチャネル領域50にリン等をイオン注入し、
常にデイプレッション状態にしておき、情報消去時の電
子の放出経路となるソース領域28またはドレイン領域
30と同電位になるようにしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体メモリ
装置、特にフラッシュ型E2 P−ROMの改良に関す
る。
装置、特にフラッシュ型E2 P−ROMの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報の消去及び再書き込みが可能な不揮
発性メモリ装置として、E2 P−ROMが知られてい
る。E2 P−ROMとしては、種々の構造のものが知ら
れているが、図10に示すようなDSA(Double-diffu
sed Self Aligned、二重拡散自己整合型)構造のE2
P−ROMが開発されている。
発性メモリ装置として、E2 P−ROMが知られてい
る。E2 P−ROMとしては、種々の構造のものが知ら
れているが、図10に示すようなDSA(Double-diffu
sed Self Aligned、二重拡散自己整合型)構造のE2
P−ROMが開発されている。
【0003】このE2 P−ROMでは、P型基板2の表
層に高濃度N++層のソース領域4とドレイン領域6とを
形成し、ドレイン領域6の下層側周囲に、高濃度P++層
の実効チャネル領域8を形成してある。そして、これら
ソース領域4とドレイン領域6との間に位置する基板2
の表面には、ゲート絶縁膜10を介してフローティング
ゲート12及びコントロールゲート14が積層してあ
る。このE2 P−ROMに記憶してある情報を電気的に
消去するには、コントロールゲート14に零か負電位、
ソース領域4に正電位を印加し、フローティングゲート
12に貯えられている電子を、ソース領域4に放出する
ことにより行われる。
層に高濃度N++層のソース領域4とドレイン領域6とを
形成し、ドレイン領域6の下層側周囲に、高濃度P++層
の実効チャネル領域8を形成してある。そして、これら
ソース領域4とドレイン領域6との間に位置する基板2
の表面には、ゲート絶縁膜10を介してフローティング
ゲート12及びコントロールゲート14が積層してあ
る。このE2 P−ROMに記憶してある情報を電気的に
消去するには、コントロールゲート14に零か負電位、
ソース領域4に正電位を印加し、フローティングゲート
12に貯えられている電子を、ソース領域4に放出する
ことにより行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、情報消去の
ための電子放出は、ソース領域4のサイド・ディフュー
ジョン(チャネル下の)領域sというわずかな領域とコ
ントロールゲート12との間で行われている。領域s
は、従来では、約0.05μm程度である。このきわめ
て僅かな領域sに相当するゲート絶縁膜10を通してF
−Nトンネル電流が流れることにより、電子放出がなさ
れることから、このゲート絶縁膜10の領域sの部分で
は、情報消去時の電子通過によりダメージを受ける事に
なる。ゲート絶縁膜10がダメージを受ければ、このE
2 P−ROMに対する情報の書き込み消去繰り返し回数
が低下すると言う問題点を有する。
ための電子放出は、ソース領域4のサイド・ディフュー
ジョン(チャネル下の)領域sというわずかな領域とコ
ントロールゲート12との間で行われている。領域s
は、従来では、約0.05μm程度である。このきわめ
て僅かな領域sに相当するゲート絶縁膜10を通してF
−Nトンネル電流が流れることにより、電子放出がなさ
れることから、このゲート絶縁膜10の領域sの部分で
は、情報消去時の電子通過によりダメージを受ける事に
なる。ゲート絶縁膜10がダメージを受ければ、このE
2 P−ROMに対する情報の書き込み消去繰り返し回数
が低下すると言う問題点を有する。
【0005】また、このようなE2 P−ROMの製造時
において、酸化工程を通過することで、ポリシリコン層
から成るフローティングゲート12のエッジ下層部も酸
化され、ゲート12のエッジ部12aがバーズビーク形
状となり、上方に持ち上がり、領域sにおけるF−Nト
ンネル電流効果がバラついたり低下する等の問題点も有
している。本発明は、このような従来技術が有する問題
点を有効に解消するためになされ、ゲート絶縁膜に与え
るダメージが小さく、情報の書き込み消去の繰り返し回
数を増大させることが可能な不揮発性半導体メモリ装置
及びその製造方法を提供することを目的とする。
において、酸化工程を通過することで、ポリシリコン層
から成るフローティングゲート12のエッジ下層部も酸
化され、ゲート12のエッジ部12aがバーズビーク形
状となり、上方に持ち上がり、領域sにおけるF−Nト
ンネル電流効果がバラついたり低下する等の問題点も有
している。本発明は、このような従来技術が有する問題
点を有効に解消するためになされ、ゲート絶縁膜に与え
るダメージが小さく、情報の書き込み消去の繰り返し回
数を増大させることが可能な不揮発性半導体メモリ装置
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、DSA(Double-diffused Self Ali
gned、二重拡散自己整合型)構造を用いて不揮発性半導
体メモリ装置を構成しいる。このメモリ装置は、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとを有する。本発
明のメモリ装置では、実効チャネルを構成する例えばP
++層以外のチャネル領域にリン等のP型不純物をイオン
注入し、常にデプレッション状態にしておき、情報消去
時の電子の放出経路となるソース領域またはドレイン領
域と同電位になるようにしてある。
に、本発明では、DSA(Double-diffused Self Ali
gned、二重拡散自己整合型)構造を用いて不揮発性半導
体メモリ装置を構成しいる。このメモリ装置は、フロー
ティングゲートとコントロールゲートとを有する。本発
明のメモリ装置では、実効チャネルを構成する例えばP
++層以外のチャネル領域にリン等のP型不純物をイオン
注入し、常にデプレッション状態にしておき、情報消去
時の電子の放出経路となるソース領域またはドレイン領
域と同電位になるようにしてある。
【0007】
【作用】このような本発明の不揮発性半導体メモリ装置
では、デプレッション状態のチャネル領域を設けること
によって、F−Nトンネル電流効果の利用領域が長くな
り、電界の集中が緩和されるのでゲート絶縁膜に与えら
れるダメージが少なくなり、情報の書き込み及び消去の
繰り返し回数が増大することとなる。
では、デプレッション状態のチャネル領域を設けること
によって、F−Nトンネル電流効果の利用領域が長くな
り、電界の集中が緩和されるのでゲート絶縁膜に与えら
れるダメージが少なくなり、情報の書き込み及び消去の
繰り返し回数が増大することとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す実施例に基づき
説明する。図1は本発明の一実施例に係るE2 P−RO
Mの概略断面図、図2は同実施例のROMの回路構成
図、図3〜図8は同実施例のROMの製造例を示す概略
断面図、図9は本発明の他の実施例のE2 P−ROMの
回路構成図である。図1に示すように、本発明の一実施
例に係るE2 P−ROM20では、P型半導体基板22
の表面に、フィールド酸化領域24で素子分離された複
数のメモリセル26が形成してある。各メモリセル26
は、基本的にDSA構造を採用している。すなわち、本
実施例のE2 P−ROM20は、次に示すような構成を
有している。
説明する。図1は本発明の一実施例に係るE2 P−RO
Mの概略断面図、図2は同実施例のROMの回路構成
図、図3〜図8は同実施例のROMの製造例を示す概略
断面図、図9は本発明の他の実施例のE2 P−ROMの
回路構成図である。図1に示すように、本発明の一実施
例に係るE2 P−ROM20では、P型半導体基板22
の表面に、フィールド酸化領域24で素子分離された複
数のメモリセル26が形成してある。各メモリセル26
は、基本的にDSA構造を採用している。すなわち、本
実施例のE2 P−ROM20は、次に示すような構成を
有している。
【0009】各メモリセル26は、P型半導体基板22
の表層に形成された高濃度N++のソース領域28とドレ
イン領域30とを有し、ドレイン領域30の下層側周囲
に、高濃度P++の実効チャネル領域32を形成してあ
る。そして、これらソース領域28とドレイン領域30
との間に位置する基板22の表面には、第1のゲート絶
縁膜34を介してフローティングゲート36が積層して
あると共に、第2のゲート酸化絶縁膜38を介してコン
トロールゲート40が積層してある。ソース領域28に
は、層間絶縁膜42の上部に積層された金属配線層44
がコンタクトホール45を通して接続されるようになっ
ている。この金属配線層44は、例えばアルミニウム金
属で構成され、グランド配線層としての機能を有する。
また、ドレイン拡散層30には、金属配線層46がコン
タクトホール47を通して接続されるようになってい
る。この金属配線層46は、例えばアルミニウム金属で
構成され、ビット線配線層としての機能を有する。
の表層に形成された高濃度N++のソース領域28とドレ
イン領域30とを有し、ドレイン領域30の下層側周囲
に、高濃度P++の実効チャネル領域32を形成してあ
る。そして、これらソース領域28とドレイン領域30
との間に位置する基板22の表面には、第1のゲート絶
縁膜34を介してフローティングゲート36が積層して
あると共に、第2のゲート酸化絶縁膜38を介してコン
トロールゲート40が積層してある。ソース領域28に
は、層間絶縁膜42の上部に積層された金属配線層44
がコンタクトホール45を通して接続されるようになっ
ている。この金属配線層44は、例えばアルミニウム金
属で構成され、グランド配線層としての機能を有する。
また、ドレイン拡散層30には、金属配線層46がコン
タクトホール47を通して接続されるようになってい
る。この金属配線層46は、例えばアルミニウム金属で
構成され、ビット線配線層としての機能を有する。
【0010】金属配線層44,46及び各メモリセル2
6は、オーバーコート膜48で被覆してある。オーバー
コート膜48は、プラズマ窒化珪素、酸化珪素、あるい
はポリイミド系樹脂などで構成される。本実施例では、
P++層から成る実効チャネル領域32以外のチャネル領
域50にリンP等のN型不純物をイオン注入し、低濃度
N-領域を形成し、常にデイプレッション状態にしてお
く。本実施例のE2 P−ROM20は、NOR型のメモ
リであり、例えば図2に示すような回路構成になってい
る。各メモリセル26のコントロールゲート40は、ワ
ード線として機能し、各メモリセル26のソース領域は
グランド配線層としての金属配線層44に共通して接続
され、各メモリセル26のドレイン領域はコンタクトホ
ール47を介してビット線としての金属配線層46に共
通して接続されるようになっている。
6は、オーバーコート膜48で被覆してある。オーバー
コート膜48は、プラズマ窒化珪素、酸化珪素、あるい
はポリイミド系樹脂などで構成される。本実施例では、
P++層から成る実効チャネル領域32以外のチャネル領
域50にリンP等のN型不純物をイオン注入し、低濃度
N-領域を形成し、常にデイプレッション状態にしてお
く。本実施例のE2 P−ROM20は、NOR型のメモ
リであり、例えば図2に示すような回路構成になってい
る。各メモリセル26のコントロールゲート40は、ワ
ード線として機能し、各メモリセル26のソース領域は
グランド配線層としての金属配線層44に共通して接続
され、各メモリセル26のドレイン領域はコンタクトホ
ール47を介してビット線としての金属配線層46に共
通して接続されるようになっている。
【0011】このようなE2 P−ROM20の製造例を
次に示す。図3に示すように、P型のシリコン基板から
なる半導体基板22の表面に、熱酸化などの手段で、素
子分離用のフィールド酸化領域24及び第1のゲート酸
化絶縁膜34を形成する。その後、図4に示すように、
チャネル領域50となる部部に、しきい値電圧Vthコン
トロール用のイオン注入を行い、低濃度N-領域を形成
する。次に、このチャネル領域50となる部分に対応す
るゲート絶縁膜34の上に、例えばポリシリコン層から
なるフローティングゲート36を形成する。このフロー
ティングゲート36の上に、第2のゲート絶縁膜38を
形成するために、基板22の表面全体に絶縁膜を積層さ
せる。そして、フローティングゲート36に対応する絶
縁膜38の上部に、例えばポリシリコン層から成るコン
トロールゲート40を積層させる。
次に示す。図3に示すように、P型のシリコン基板から
なる半導体基板22の表面に、熱酸化などの手段で、素
子分離用のフィールド酸化領域24及び第1のゲート酸
化絶縁膜34を形成する。その後、図4に示すように、
チャネル領域50となる部部に、しきい値電圧Vthコン
トロール用のイオン注入を行い、低濃度N-領域を形成
する。次に、このチャネル領域50となる部分に対応す
るゲート絶縁膜34の上に、例えばポリシリコン層から
なるフローティングゲート36を形成する。このフロー
ティングゲート36の上に、第2のゲート絶縁膜38を
形成するために、基板22の表面全体に絶縁膜を積層さ
せる。そして、フローティングゲート36に対応する絶
縁膜38の上部に、例えばポリシリコン層から成るコン
トロールゲート40を積層させる。
【0012】次に、図6に示すように、コントロールゲ
ート40近傍以外の絶縁膜を所定のパターンでエッチン
グし、ソース領域またはドレイン領域となる部分のいず
れか一方をレジスト膜52でマスクし、ボロン等のP型
不純物をソース領域またはドレイン領域となる部分にイ
オン注入し、レジスト膜52の除去後にアニール拡散処
理することにより、高濃度のP++層からなる実効チャネ
ル領域32を形成する。なお、本実施例では、実効チャ
ネル領域32は、ドレイン領域となる部分に形成され
る。次に、図7に示すように、ソース領域28及びドレ
イン領域30となる部分に、N型の不純物をイオン注入
し、アニール拡散処理することにより、高濃度のN++領
域を形成する。次に、図8に示すように、層間絶縁膜4
2を成膜し、メモリセル26及び基板22の表面を覆
う。層間絶縁膜42としては、特に限定されないが、プ
ラズマ窒化珪素膜、酸化珪素膜などが用いられる。その
後、図1に示すように、層間絶縁膜42に、コンタクト
ホール45,47を形成し、その上からアルミニウムな
どの金属を蒸着などの手段で所定のパターンに成膜し、
金属配線層44,46を形成し、その上から、オーバー
コート膜48を成膜し、熱処理すれば本実施例のE2 P
−ROM20が得られる。
ート40近傍以外の絶縁膜を所定のパターンでエッチン
グし、ソース領域またはドレイン領域となる部分のいず
れか一方をレジスト膜52でマスクし、ボロン等のP型
不純物をソース領域またはドレイン領域となる部分にイ
オン注入し、レジスト膜52の除去後にアニール拡散処
理することにより、高濃度のP++層からなる実効チャネ
ル領域32を形成する。なお、本実施例では、実効チャ
ネル領域32は、ドレイン領域となる部分に形成され
る。次に、図7に示すように、ソース領域28及びドレ
イン領域30となる部分に、N型の不純物をイオン注入
し、アニール拡散処理することにより、高濃度のN++領
域を形成する。次に、図8に示すように、層間絶縁膜4
2を成膜し、メモリセル26及び基板22の表面を覆
う。層間絶縁膜42としては、特に限定されないが、プ
ラズマ窒化珪素膜、酸化珪素膜などが用いられる。その
後、図1に示すように、層間絶縁膜42に、コンタクト
ホール45,47を形成し、その上からアルミニウムな
どの金属を蒸着などの手段で所定のパターンに成膜し、
金属配線層44,46を形成し、その上から、オーバー
コート膜48を成膜し、熱処理すれば本実施例のE2 P
−ROM20が得られる。
【0013】本実施例のE2 P−ROM20に対する情
報の書き込みは、チャネル注入によるホットエレクトロ
ン効果を利用し、フローティングゲート36に電子を注
入することにより行う。また、情報の消去は、コントロ
ールゲート40を零または負電位に設定し、ソース領域
28を正電位に設定することにより行う。そうすれば、
フローティングゲート36中の電子は、F−Nトンネル
電流効果で、ソース領域28に引き抜かれ消去動作が達
成される。このとき、本実施例では、N- 領域からなる
チャネル領域50が形成してあるので、このチャネル領
域50もソース領域28と同電位に設定できるので、情
報の消去時、電子が通過する領域がチャネル領域50ま
で拡大したことになる。この拡大により、狭い領域を電
子が通過することによるダメージが少なくなると共に、
電界の集中がなくなり、情報の書き込み及び消去の繰り
返し回数が増大する。
報の書き込みは、チャネル注入によるホットエレクトロ
ン効果を利用し、フローティングゲート36に電子を注
入することにより行う。また、情報の消去は、コントロ
ールゲート40を零または負電位に設定し、ソース領域
28を正電位に設定することにより行う。そうすれば、
フローティングゲート36中の電子は、F−Nトンネル
電流効果で、ソース領域28に引き抜かれ消去動作が達
成される。このとき、本実施例では、N- 領域からなる
チャネル領域50が形成してあるので、このチャネル領
域50もソース領域28と同電位に設定できるので、情
報の消去時、電子が通過する領域がチャネル領域50ま
で拡大したことになる。この拡大により、狭い領域を電
子が通過することによるダメージが少なくなると共に、
電界の集中がなくなり、情報の書き込み及び消去の繰り
返し回数が増大する。
【0014】ちなみに、従来では、図10に示すよう
に、ソース領域4のN++層のサイドディフュージョン領
域sを通して情報消去時の電子の放出が行われていた。
このs長は約0.05μm程度である。本実施例では、
ゲート長L=0.35μmでは、情報消去時の電子放出
経路幅は、チャネル領域50の幅だけ増大するので、
0.15μm〜0.20μmとなる。すなわち従来に比
較して3〜4倍の電子放出経路幅となり、絶縁膜34の
ダメージ量(単位面積当たり)は緩和されることにな
る。その結果、情報の書き込み消去繰り返し回数が、従
来に比較して一桁以上向上する。また、本実施例のE2
P−ROM20では、フローティングゲート36の端部
にバーズビーク部が形成され、このフローティングゲー
ト36の端部とソース領域28のサイドディフュージョ
ン領域との隙間が不均一になったとしても、均一な隙間
に保たれているチャネル部50とフローティングゲート
36との間で電子の放出がなされることから、F−Nト
ンネル電流効果がバラついたり低下する等の問題点もな
い。
に、ソース領域4のN++層のサイドディフュージョン領
域sを通して情報消去時の電子の放出が行われていた。
このs長は約0.05μm程度である。本実施例では、
ゲート長L=0.35μmでは、情報消去時の電子放出
経路幅は、チャネル領域50の幅だけ増大するので、
0.15μm〜0.20μmとなる。すなわち従来に比
較して3〜4倍の電子放出経路幅となり、絶縁膜34の
ダメージ量(単位面積当たり)は緩和されることにな
る。その結果、情報の書き込み消去繰り返し回数が、従
来に比較して一桁以上向上する。また、本実施例のE2
P−ROM20では、フローティングゲート36の端部
にバーズビーク部が形成され、このフローティングゲー
ト36の端部とソース領域28のサイドディフュージョ
ン領域との隙間が不均一になったとしても、均一な隙間
に保たれているチャネル部50とフローティングゲート
36との間で電子の放出がなされることから、F−Nト
ンネル電流効果がバラついたり低下する等の問題点もな
い。
【0015】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とが可能である。例えば、上述した実施例において、ソ
ース領域28とドレイン領域30とを逆に構成し、ソー
ス領域28の周囲下層部に実効チャネル領域を形成する
ようにしても良い。その場合には、情報の書き込みは、
F−Nトンネル電流効果を用いてコントロールゲート3
6に電子の注入を行い、情報の消去は、ドレイン領域を
通してコントロールゲートから電子の放出を行うことに
なる。また、本発明の半導体メモリ装置は、図9に示す
ような回路構成のNAND型メモリとすることも可能で
ある。NAND型のメモリでは、各メモリセル26が直
列に接続され、両端にセレクトゲート59を有するセレ
クトセル60が接続される。NAND型とした場合に
は、ドレイン領域30の周囲下層部にP++層からなる実
効チャネル層32を形成しても、ソース領域28の周囲
下層部にP++層からなる実効チャネル層32を形成して
も問題は発生しない。また、情報の書き込みも消去もF
−Nトンネル電流効果を使って達成される。
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とが可能である。例えば、上述した実施例において、ソ
ース領域28とドレイン領域30とを逆に構成し、ソー
ス領域28の周囲下層部に実効チャネル領域を形成する
ようにしても良い。その場合には、情報の書き込みは、
F−Nトンネル電流効果を用いてコントロールゲート3
6に電子の注入を行い、情報の消去は、ドレイン領域を
通してコントロールゲートから電子の放出を行うことに
なる。また、本発明の半導体メモリ装置は、図9に示す
ような回路構成のNAND型メモリとすることも可能で
ある。NAND型のメモリでは、各メモリセル26が直
列に接続され、両端にセレクトゲート59を有するセレ
クトセル60が接続される。NAND型とした場合に
は、ドレイン領域30の周囲下層部にP++層からなる実
効チャネル層32を形成しても、ソース領域28の周囲
下層部にP++層からなる実効チャネル層32を形成して
も問題は発生しない。また、情報の書き込みも消去もF
−Nトンネル電流効果を使って達成される。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では、
デプレッション型のチャネル領域が形成してあるので、
このチャネル領域が、情報消去時の電子放出領域となる
ソース領域またはドレイン領域と同電位に設定できるの
で、情報の消去時、電子が通過する領域がチャネル領域
まで拡大したことになる。この拡大により、狭い領域を
電子が通過することによるダメージが少なくなると共
に、電界の集中がなくなり、情報の書き込み及び消去の
繰り返し回数が増大する。また、本発明の半導体メモリ
装置では、フローティングゲートの端部にバーズビーク
部が形成されたとしても、均一な隙間に保たれているチ
ャネル部50とフローティングゲート36との間で安定
した電子の放出がなされることから、F−Nトンネル電
流効果がバラついたり低下する等の問題点もない。
デプレッション型のチャネル領域が形成してあるので、
このチャネル領域が、情報消去時の電子放出領域となる
ソース領域またはドレイン領域と同電位に設定できるの
で、情報の消去時、電子が通過する領域がチャネル領域
まで拡大したことになる。この拡大により、狭い領域を
電子が通過することによるダメージが少なくなると共
に、電界の集中がなくなり、情報の書き込み及び消去の
繰り返し回数が増大する。また、本発明の半導体メモリ
装置では、フローティングゲートの端部にバーズビーク
部が形成されたとしても、均一な隙間に保たれているチ
ャネル部50とフローティングゲート36との間で安定
した電子の放出がなされることから、F−Nトンネル電
流効果がバラついたり低下する等の問題点もない。
【図1】本発明の一実施例に係るE2 P−ROMの概略
断面図である。
断面図である。
【図2】同実施例のROMの回路構成図である。
【図3】同実施例のROMの一製造過程を示す概略断面
図である。
図である。
【図4】同実施例のROMの一製造過程を示す概略断面
図である。
図である。
【図5】同実施例のROMの一製造過程を示す概略断面
図である。
図である。
【図6】同実施例のROMの一製造過程を示す概略断面
図である。
図である。
【図7】同実施例のROMの一製造過程を示す概略断面
図である。
図である。
【図8】同実施例のROMの一製造過程を示す概略断面
図である。
図である。
【図9】本発明の他の実施例のE2 P−ROMの回路構
成図である。
成図である。
【図10】従来のE2 P−ROMの概略断面図である。
20 E2 P−ROM
22 半導体基板
28 ソース領域
30 ドレイン領域
32 実効チャネル領域
34 ゲート絶縁膜
36 フローティングゲート
38 ゲート絶縁膜
40 コントロールゲート
44 金属配線層
46 金属配線層
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板の表層に所定間隔でソース領
域とドレイン領域とが形成してあり、これら領域間に位
置するチャネル領域である半導体基板表面に、ゲート絶
縁膜を介してフローティングゲートとコントロールゲー
トとが積層してあり、上記ソース領域またはドレイン領
域の下層側周囲に実効チャネル領域が形成してある不揮
発性半導体メモリ装置であって、上記実効チャネル領域
以外のチャネル領域をデプレッション型とし、情報消去
時の電子の放出経路となるソース領域またはドレイン領
域と同電位になるようにしてあることを特徴とする不揮
発性半導体メモリ装置。 - 【請求項2】 半導体基板の表面に第1のゲート絶縁膜
を形成する工程と、 チャネル領域となる部分に相当する半導体基板の表面
に、デプレッション型のチャネル領域を形成するための
イオン注入を行う工程と、 このチャネル領域に対応するゲート絶縁膜の上にフロー
ティングゲートを形成する工程と、 このフローティングゲートの上に第2のゲート絶縁膜を
形成し、フローティングゲートに対応する第2のゲート
絶縁膜の上部にコントロールゲートを形成する工程と、 上記ゲートの両側に位置する半導体基板の表層のいずれ
か一方に、実効チャネル領域を形成するためのイオン注
入を行う工程と、 上記ゲートの両側に位置する半導体基板の表層に、それ
ぞれソース領域及びドレイン領域を形成するためのイオ
ン注入を行う工程とを有する不揮発性半導体メモリの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205413A JPH0529587A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205413A JPH0529587A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529587A true JPH0529587A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16506439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3205413A Pending JPH0529587A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529587A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4404270A1 (de) * | 1993-03-19 | 1994-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | Halbleiterspeichervorrichtung, die Information elektrisch schreiben und löschen kann, und ein Verfahren zur Herstellung derselben |
| DE4340592A1 (de) * | 1993-11-29 | 1995-06-01 | Gold Star Electronics | Nichtflüchtiger Halbleiterspeicher und Verfahren zu dessen Herstellung |
| JP2008219035A (ja) * | 1996-07-30 | 2008-09-18 | Samsung Electronics Co Ltd | フラッシュeeprom装置 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3205413A patent/JPH0529587A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE4404270A1 (de) * | 1993-03-19 | 1994-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | Halbleiterspeichervorrichtung, die Information elektrisch schreiben und löschen kann, und ein Verfahren zur Herstellung derselben |
| US5488245A (en) * | 1993-03-19 | 1996-01-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device capable of electrically erasing and writing information |
| US5683923A (en) * | 1993-03-19 | 1997-11-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device capable of electrically erasing and writing information and a manufacturing method of the same |
| DE4404270C2 (de) * | 1993-03-19 | 2001-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | Halbleiterspeichervorrichtungen, die Information elektrisch schreiben und löschen können und Verfahren zur Herstellung derselben |
| DE4340592A1 (de) * | 1993-11-29 | 1995-06-01 | Gold Star Electronics | Nichtflüchtiger Halbleiterspeicher und Verfahren zu dessen Herstellung |
| DE4340592C2 (de) * | 1993-11-29 | 2002-04-18 | Gold Star Electronics | Verfahren zum Herstellen eines nichtflüchtigen Halbleiterspeichers und einen nach diesem Verfahren hergestellten Halbleiterspeicher |
| JP2008219035A (ja) * | 1996-07-30 | 2008-09-18 | Samsung Electronics Co Ltd | フラッシュeeprom装置 |
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