JPH0529832U - 電磁制御式差動制限機構のデフロツク状態制御装置 - Google Patents
電磁制御式差動制限機構のデフロツク状態制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、車両の左右輪間の差動状態を電磁
式クラッチ機構を用いて制限しうる電磁制御式差動制限
機構によるデフロック状態を制御するための電磁制御式
差動制限機構のデフロック状態制御装置に関し、運転者
がロック状態にしたいとの意思をもっている場合には、
安全性を考慮して車速によってロック状態を変更するも
のの、運転者の意思を尊重できるようにすることを目的
とする。 【構成】 操作スイッチ4から差動制限機構1をデフロ
ック状態に移行させる旨の指示が出されている状態で、
車速に応じて差動制限機構1によるデフロック状態を低
速用のデフロック状態と高速用のデフロック状態とに選
択的にする制御手段5が設けられ、この制御手段5に、
低速用デフロック状態と高速用デフロック状態との切替
にヒステリシスをもたせる切替制御手段5aを設けるよ
うに構成する。
式クラッチ機構を用いて制限しうる電磁制御式差動制限
機構によるデフロック状態を制御するための電磁制御式
差動制限機構のデフロック状態制御装置に関し、運転者
がロック状態にしたいとの意思をもっている場合には、
安全性を考慮して車速によってロック状態を変更するも
のの、運転者の意思を尊重できるようにすることを目的
とする。 【構成】 操作スイッチ4から差動制限機構1をデフロ
ック状態に移行させる旨の指示が出されている状態で、
車速に応じて差動制限機構1によるデフロック状態を低
速用のデフロック状態と高速用のデフロック状態とに選
択的にする制御手段5が設けられ、この制御手段5に、
低速用デフロック状態と高速用デフロック状態との切替
にヒステリシスをもたせる切替制御手段5aを設けるよ
うに構成する。
Description
【0001】
本考案は、車両の左右輪間の差動状態を電磁式クラッチ機構を用いて制限しう る電磁制御式差動制限機構に関し、特にかかる電磁制御式差動制限機構によるデ フロック状態を制御するための電磁制御式差動制限機構のデフロック状態制御装 置に関する。
【0002】
図5は従来における後輪用デフロック状態制御装置の構成を示すもので、図中 、1aはプロペラシャフト20とリヤシャフト3との連結部に介在される差動機 構(リヤ・デフ)で、その内部には、他からの操作により差動機能がロックされ る装置、即ち左右輪の差動機能をロック状態にするデフロック装置が内蔵されて いる。
【0003】 また、図中、4は操作スイッチで、この操作スイッチ4は、運転者がデフロッ ク状態にしたい場合にオン操作し、デフロック状態を解除したい場合にオフ操作 するスイッチである。
【0004】 9はダッシュパネル7に設けられるスピードメータで、このスピードメータ9 からの車速情報は、操作スイッチ4からの操作情報とともに、コントローラ5へ 入力されるようになっている。
【0005】 コントローラ5は、スピードメータ9からの車速情報および操作スイッチ4か らの操作情報を受けて、エアポンプ6へ制御信号を出力して、差動機構1aのデ フロック装置を制御するものである。
【0006】 すなわち、運転者が操作スイッチ4をオン操作すると、車速が例えば12km /h以下である場合には、コントローラ5は、差動機構1aをロック状態に移行 させるための制御信号を出すが、運転者が操作スイッチ4をオン操作しても、車 速が例えば12km/hより速い場合には、コントローラ5は、差動機構1aを ロック状態へは移行させないような制御信号を出すようになっている。
【0007】 また、差動機構1aがロック状態になると、ダッシュパネル7に設けられるイ ンジケータ8がその旨の表示を行なうようになっている。
【0008】 なお、図中、10はその他の計器類、11は左側後輪、3Lは左側リヤシャフ ト、3Rは右側リヤシャフトを示している。
【0009】 このような構成により、従来のデフロック制御装置では、運転者が操作スイッ チ4をオン操作すると、車速が例えば12km/h以下である場合には、コント ローラ5が、差動機構1aをロック状態に移行させるための制御信号を出すため 、差動機構1aがロック状態、すなわち左・右輪をフリーからロック状態へと移 行する。これにより、車両の泥濘地・砂地などでの走行を容易にし、また、後輪 脱輪時よりの脱出を可能にする。
【0010】 なお、差動機構1aがロック状態になると、インジケータ8がその旨を表示す る。
【0011】 一方、運転者が操作スイッチ4をオン操作しても、車速が例えば12km/h より速い場合には、コントローラ5は、差動機構1aをロック状態へは移行させ ないような制御信号を出すので、車速が例えば12km/hより速い場合には、 差動機構1aはロック状態へは移行しない。
【0012】 なお、運転者がロック状態を解除すべく操作スイッチ4をオフ操作した場合は 、車速に関係なく、差動機構1aをアンロック状態、すなわち左・右輪をロック からフリー状態へと移行させる。もちろん、この場合、インジケータ8は消灯さ れる。
【0013】
しかしながら、このような従来のものでは、運転者がロック状態にしたいとの 意思をもっている場合に、ある車速を境に、それ以下では完全ロック状態とし、 ある車速より速い場合には、完全フリー状態にするので、運転者の意思はある車 速より速い場合には完全に無視されてしまうことになる。
【0014】 本考案は、このような課題に鑑み創案されたもので、運転者がロック状態にし たいとの意思をもっている場合には、安全性を考慮して、車速によってロック状 態を変更するものの、運転者の意思を尊重できるようにした、電磁制御式差動制 限機構のデフロック状態制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
このため、本考案の電磁制御式差動制限機構のデフロック状態制御装置は、車 両の左右輪間の差動状態を電磁式クラッチ機構を用いて制限しうる電磁制御式差 動制限機構をそなえ、該差動制限機構をデフロック状態に移行させるための操作 スイッチと、車速を検出する車速検出手段とが設けられるとともに、該操作スイ ッチおよび該車速検出手段からの信号を受けて、該操作スイッチから該差動制限 機構をデフロック状態に移行させる旨の指示が出されている状態で、車速に応じ て該差動制限機構によるデフロック状態を低速用のデフロック状態と高速用のデ フロック状態とに選択的にするための制御信号を該差動制限機構の電磁式クラッ チ機構へ供給する制御手段が設けられたことを特徴としている(請求項1)。
【0016】 また、本考案の電磁制御式差動制限機構のデフロック状態制御装置は、該制御 手段に、該低速用デフロック状態と該高速用デフロック状態との切替にヒステリ シスをもたせる切替制御手段が設けられていることを特徴としている(請求項2 )。
【0017】
【作用】 上述の本考案の電磁制御式差動制限機構のデフロック状態制御装置では、制御 手段が、操作スイッチおよび車速検出手段からの信号を受けて、操作スイッチか ら差動制限機構をデフロック状態に移行させる旨の指示が出されている状態で、 車速に応じて差動制限機構によるデフロック状態を低速用のデフロック状態と高 速用のデフロック状態とに選択的にするための制御信号を差動制限機構の電磁式 クラッチ機構へ供給する(請求項1)が、このとき、制御手段の切替制御手段に よって、低速用デフロック状態と高速用デフロック状態との切替にヒステリシス がもたされる(請求項2)。
【0018】
以下、図面により、本考案の一実施例について説明すると、図1〜図4は本考 案による電磁制御式差動制限機構のデフロック状態制御装置の一実施例を示すも ので、図1は本制御装置の構成図、図2は電磁制御式差動制限機構の一例を示す 断面図、図3(a),(b)は電磁制御式差動制限機構の作動状態を示す図2の A−A矢視断面図、図4は本制御装置のモード切替状態を説明する作動特性図で あり、図1中、図5と同じ符号はほぼ同様の部分を示している。
【0019】 さて、図1において、1はプロペラシャフト20とリヤシャフト3との連結部 に介在される電磁制御式差動制限機構(電磁クラッチ式LSD)で、この差動制 限機構1は、制御手段としてのコントローラ5からの制御信号により、その電磁 式クラッチ機構430(図2参照)を電磁的に作動させて、差動制限機構1をデ フロック状態(このデフロック状態として差動制限トルクの異なる2種のデフロ ック状態をとりうる)にしたり非デフロック状態にしたりするよう構成されてい る。なお、この電磁制御式差動制限機構1については後段にて詳述する。
【0020】 また、図1中、4は操作スイッチで、この操作スイッチ4は、運転者が差動制 限機構1をデフロック状態にしたい場合にオン操作し、差動制限機構1のデフロ ック状態を解除したい場合にオフ操作するスイッチである。
【0021】 2はダッシュパネル7に設けられ車速を検出するためリードスイッチ等をそな えて構成されたスピードメータ(車速検出手段)で、このスピードメータ9から の車速情報は、操作スイッチ4からの操作情報とともに、制御手段としてのコン トローラ5へ入力されるようになっている。
【0022】 ここで、コントローラ5は、操作スイッチ4およびスピードメータ9からの信 号を受けて、操作スイッチ4から差動制限機構1をデフロック状態に移行させる 旨の指示が出されている状態で、車速に応じて差動制限機構1によるデフロック 状態を差動制限トルクの大きい低速用デフロック状態(低速モード)と差動制限 トルクの小さい高速用デフロック状態(高速モード)(図4参照)とに選択的に するための制御信号を差動制限機構1の電磁式クラッチ機構430へ供給するも のであるが、更にこのコントローラ5は、低速用デフロック状態と高速用デフロ ック状態との切替に図4に示すようにヒステリシスをもたせる切替制御手段5a の機能をそなえている。
【0023】 なお、図1中、3Lは左側リヤシャフト、3Rは右側リヤシャフト、8はデフ ロック状態を表示するインジケータ、11は左側後輪、12は右側後輪を示して いる。
【0024】 つぎに、上記した電磁制御式差動制限機構(電磁クラッチ式LSD)の一例を 図2,図3を用いて説明する。
【0025】 すなわち、図2に示すように、この電磁制御式差動制限機構では、入力軸40 1がプロペラシャフト20の後端に結合されており、入力軸401によりドライ ブピニオンギヤ402が一体回転するように支持されている。また、入力軸40 1は、軸受412を介して、ケース413の前部内に回転自在に支持されている 。
【0026】 そして、ドライブピニオンギヤ402には、ベベルギヤ機構21を介してクラ ウン歯車403が噛合しており、このクラウン歯車403には、ボルト431に よって動力伝達用環状部材404および第1のハウジング405が一体に結合さ れている。
【0027】 リヤデフ22は、遊星歯車機構を用いた遊星歯車式ディファレンシャルであっ て、動力伝達用環状部材404およびこの内部に形成され環状部材404の内周 面に形成されたリングギヤ407と、左側後輪11のシャフト3Lとスプライン 結合するサンギヤ408と、右側後輪12のシャフト3Rとスプライン結合する キャリヤ409と、このキャリヤ409に軸410a,410bを介して取り付 けられたプラネタリギヤ411a,411bとから構成されている。
【0028】 したがって、入力軸401から入った回転トルクは、ドライブピニオンギヤ4 02,クラウン歯車403を経て、環状部材404のリングギヤ407からプラ ネタリギヤ411a,411b及びキャリヤ409を介して右側後輪12のシャ フト3Rへ伝達されると共に、プラネタリギヤ411a,411b及びサンギヤ 408を介して左側後輪11のシャフト3Lへ伝達されるようになっている。
【0029】 また、キャリヤ409の右側には、第2のハウジング406が設けられており 、この第2のハウジング406はベアリング428を介して環状支持部材418 に支持されている。
【0030】 そして、このリヤデフ22には、差動制限装置23が設けられており、この差 動制限装置23は、差動制限機構としての多板クラッチ414と、この多板クラ ッチを駆動する駆動装置417とをそなえて構成されている。
【0031】 つまり、多板クラッチ414は、環状部材404の内部に設けられており、一 方のクラッチディスクを支持するホルダ部415aは軸410a,410bを介 してキャリヤ409に結合されて、この一方のクラッチディスクがキャリヤ40 9と一体回転するようになっており、更に他方のクラッチディスクを支持するホ ルダ部415bはサンギヤ408の設けられた中空シャフト416に形成されて 、この他方のクラッチディスクがサンギヤ408と一体回転するようになってい る。
【0032】 さらに、駆動装置417は、キャリヤ409と第2のハウジング406との間 に介設された力方向変換機構429と、この力方向変換機構429を駆動する電 磁式クラッチ機構430とからなっている。
【0033】 この力方向変換機構429は、図2に示すように、キャリヤ409と第2のハ ウジング406との間に介装されたボール421と、図3(a)に示すように、 このボール421を収容する菱形(又は矩形)の室425とからなり、室425 は、キャリヤ409側に形成された溝422とキャリヤ409と第2のハウジン グ406との間の環状部材423に形成された溝424とによって形成されてい る。
【0034】 そして、環状部材423は、キャリヤ409と第2のハウジング406との間 に介装されて、通常時にはこれらの部材に対して回転方向にフリーであって、ボ ール421を介してキャリヤ409と一体回転しているが、第2のハウジング4 06側(つまり、クラウン歯車403や動力伝達用環状部材404側)の回転ト ルクを受けると、キャリヤ409に対して差回転を生じて、この回転トルクによ る力が、方向を変更されて、多板クラッチ414の押圧力として作用するように なっている。
【0035】 環状部材423に第2のハウジング406側の回転トルクを作用させるのは、 電磁式クラッチ機構430であり、この電磁式クラッチ機構430は、環状部材 423と第2のハウジング406側(クラウン歯車403や動力伝達用環状部材 404側)の部材426との間に介装されたクラッチ427と、磁石419とソ レノイド(EMCDコイル)420とからなる電磁式クラッチ駆動系とからなっ ている。
【0036】 つまり、クラッチ427が、第2のハウジング406の内側に配設されていて 、第2のハウジング406のさらに内側には磁石419が設置され、この一方、 第2のハウジング406の外側に、磁石419を吸引しうるソレノイド420が 設置されている。これにより、ソレノイド420が作動すると、磁石419が第 2のハウジング406側に引き付けられて、第2のハウジング406との間で多 板クラッチ414を押圧するようになることで、多板クラッチ414が係合する ようになっている。
【0037】 そして、多板クラッチ414が係合するようになると、環状部材423が、第 2のハウジング406側の回転トルクを受けて、第2のハウジング406側と一 体的に回転しようとするようになる。この時に、第2のハウジング406側(し たがって、サンギヤ407側)とキャリヤ409とが回転速度差(差回転)を生 じていれば、つまり、左右輪間に回転速度差が生じていれば、環状部材423は 、キャリヤ409に対して差回転を生じ、このように環状部材423がキャリヤ 409に対して差回転を生じると、図3(b)に示すように、ボール421と溝 422,424の傾斜面とを介して、差回転方向の力Δrが、これと直交する方 向の力、つまり、リヤデフの軸心方向や車軸方向に並行な力Fに変換されて、こ の力Fによりキャリヤ409が軸心方向へ駆動されて、軸410a,410b, ホルダ部415aを通じて、多板クラッチ414が押圧されて係合するようにな っている。
【0038】 このような多板クラッチ414の係合力は、左右輪の回転速度差とソレノイド 420で生じる電磁力の大きさとに対応することになり、ソレノイド420への 電流を調整することで、多板クラッチ414の係合力、したがって、差動制限力 を制御できるのである。
【0039】 上述の構成により、本考案によれば、操作スイッチ4の操作によるコントロー ラ5からの信号を受けて、差動制限機構1をデフロック状態に移行させる旨の指 示が出されている状態で、スピードメータ2からの車速検出信号により、車速が 低速であるときは差動制限機構1を差動制限トルクの大きい低速用デフロック状 態とし、また、車速が高速であるときは、差動制限機構1を差動制限トルクの小 さい高速用デフロック状態とするよう選択する。なお、低速と高速との境界速度 は例えば20km/h程度に設定する。
【0040】 このように安全性を考慮して、車速によってロック状態を低速用と高速用とに 変更するものの、運転者がロック状態にしたいとの意思をもっている場合には、 ロック状態を実現できるため、車両の低速時でのスキッドが減少し、また、高速 時での走行性が安定し、これにより走行性能を向上できるほか、運転者の意思を も尊重できるものである。
【0041】 ところで、車速が上記20km/hを境に、低速用デフロック状態と高速用デ フロック状態との切り替えが行なわれるが、実際は、低速モードから高速モード への切替速度VLHと、高速モードから低速モードへの切替速度VHLとは異なって いる。すなわち、VLH>VHLとなっている(図4参照)。
【0042】 すなわち、低速用デフロック状態と高速用デフロック状態との切替にヒステリ シスをもたせていることになる。
【0043】 このように低速用デフロック状態と高速用デフロック状態との切替にヒステリ シスをもたせているので、車両が20km/h前後の車速で走行した場合でも、 デフロック状態が低速用と高速用との間で頻繁に切り替わることがなく、いわゆ るハンチングの防止に寄与するものである。
【0044】 なお、差動機構1がロック状態になると、インジケータ7がその旨を表示する 。
【0045】 また、運転者がロック状態を解除すべく操作スイッチ4をオフ操作した場合は 、差動機構1をアンロック状態、すなわち左・右輪をロックからフリー状態へと 移行させる。もちろん、この場合、インジケータ7は消灯される。
【0046】
以上詳述したように、本考案の電磁制御式差動制限機構のデフロック状態制御 装置(請求項1)によれば、車両の左右輪間の差動状態を電磁式クラッチ機構を 用いて制限しうる電磁制御式差動制限機構をそなえ、該差動制限機構をデフロッ ク状態に移行させるための操作スイッチと、車速を検出する車速検出手段とが設 けられるとともに、該操作スイッチおよび該車速検出手段からの信号を受けて、 該操作スイッチから該差動制限機構をデフロック状態に移行させる旨の指示が出 されている状態で、車速に応じて該差動制限機構によるデフロック状態を低速用 のデフロック状態と高速用のデフロック状態とに選択的にするための制御信号を 該差動制限機構の電磁式クラッチ機構へ供給する制御手段が設けられているので 、安全性を考慮して、車速によってロック状態を低速用と高速用とに変更するも のの、運転者がロック状態にしたいとの意思をもっている場合には、ロック状態 を実現できるため、車両の低速時でのスキッドが減少し、また、高速時での走行 性が安定し、これにより走行性能を向上できるほか、運転者の意思をも尊重でき る利点がある。
【0047】 また、本考案の電磁制御式差動制限機構のデフロック状態制御装置(請求項2 )によれば、該制御手段に、該低速用デフロック状態と該高速用デフロック状態 との切替にヒステリシスをもたせる切替制御手段が設けられているので、車両が デフロック状態切替車速付近で走行した場合でも、デフロック状態が低速用と高 速用との間で頻繁に切り替わることがなく、いわゆるハンチングの防止に寄与す る利点がある。
【図1】本考案の一実施例としての電磁制御式差動制限
機構のデフロック状態制御装置の構成図である。
機構のデフロック状態制御装置の構成図である。
【図2】本実施例による電磁制御式差動制限機構の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】本実施例による電磁制御式差動制限機構の作動
状態を示す図2のA−A矢視断面図である。
状態を示す図2のA−A矢視断面図である。
【図4】本実施例によるデフロック状態制御装置のモー
ド切替状態を説明する作動特性図である。
ド切替状態を説明する作動特性図である。
【図5】従来例によるデフロック制御装置の構成図であ
る。
る。
1 差動制限機構 1a 差動機構 2 スピードメータ(車速検出手段) 3 リヤシャフト 3R 右側リヤシャフト 3L 左側リヤシャフト 4 操作スイッチ 5 コントローラ(制御手段) 5a 切替制御手段 6 エアポンプ 7 ダッシュパネル 8 インジケータ 9 スピードメータ 10 その他の計器 11 左側後輪 12 右側後輪 20 プロペラシャフト 21 ベベルギヤ機構 22 リヤデフ 23 差動制限装置 401 入力軸 402 ドライブピニオンギヤ 403 クラウン歯車 404 動力伝達用環状部材 405 第1のハウジング 406 第2のハウジング 407 リングギヤ 408 サンギヤ 409 キャリヤ 410a,410b 軸 411a,411b プラネタリギヤ 412 軸受 413 ケース 414 差動制限機構としての多板クラッチ 415a,145b ホルダ部 416 中空シャフト 417 駆動装置 418 環状支持部材 419 磁石 420 ソレノイド 421 ボール 423 環状部材 424 溝 425 室 426 第2のハウジング側の部材 427 クラッチ 428 ベアリング 429 力方向変換機構 430 電磁式クラッチ機構 431 ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の左右輪間の差動状態を電磁式クラ
ッチ機構を用いて制限しうる電磁制御式差動制限機構を
そなえ、該差動制限機構をデフロック状態に移行させる
ための操作スイッチと、車速を検出する車速検出手段と
が設けられるとともに、該操作スイッチおよび該車速検
出手段からの信号を受けて、該操作スイッチから該差動
制限機構をデフロック状態に移行させる旨の指示が出さ
れている状態で、車速に応じて該差動制限機構によるデ
フロック状態を低速用のデフロック状態と高速用のデフ
ロック状態とに選択的にするための制御信号を該差動制
限機構の電磁式クラッチ機構へ供給する制御手段が設け
られたことを特徴とする、電磁制御式差動制限機構のデ
フロック状態制御装置。 - 【請求項2】 該制御手段に、該低速用デフロック状態
と該高速用デフロック状態との切替にヒステリシスをも
たせる切替制御手段が設けられたことを特徴とする、請
求項1記載の電磁制御式差動制限機構のデフロック状態
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8753391U JPH0529832U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電磁制御式差動制限機構のデフロツク状態制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8753391U JPH0529832U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電磁制御式差動制限機構のデフロツク状態制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529832U true JPH0529832U (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=13917631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8753391U Withdrawn JPH0529832U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電磁制御式差動制限機構のデフロツク状態制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529832U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017530056A (ja) * | 2014-06-24 | 2017-10-12 | ディーセンスディー テクノロジー エービー | 差動装置を高いスピードでロックすることによって車両の安定性及びヨー応答を制御するための方法及びシステム |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP8753391U patent/JPH0529832U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017530056A (ja) * | 2014-06-24 | 2017-10-12 | ディーセンスディー テクノロジー エービー | 差動装置を高いスピードでロックすることによって車両の安定性及びヨー応答を制御するための方法及びシステム |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |