JPH0529878Y2 - - Google Patents

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JPH0529878Y2
JPH0529878Y2 JP1987095399U JP9539987U JPH0529878Y2 JP H0529878 Y2 JPH0529878 Y2 JP H0529878Y2 JP 1987095399 U JP1987095399 U JP 1987095399U JP 9539987 U JP9539987 U JP 9539987U JP H0529878 Y2 JPH0529878 Y2 JP H0529878Y2
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water
dampening water
return
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dampening
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は印刷用湿し水循環装置の考案に係り、
版胴側に設けられた受皿からの戻り水設備を簡易
化すると共に詰りなどの発生を回避し、しかも起
泡の如きを生ぜしめることなく、円滑に復流させ
ることのできる印刷用湿し水循環装置を提供しよ
うとするものである。
(産業上の利用分野) 印刷用湿し水の循環設備。
(従来の技術) オフセツト印刷などにおいては印刷用版胴ロー
ルにインクロールと湿し水ロールとを配設し、湿
し水ロールには受皿からの湿し水を水元ロールお
よび中間ロールを介して適量宛供給し、この湿し
水ロールからの給水条件下で前記インクロールか
らのインクを転移供給しつつ前記版胴ロールで印
刷する。即ち湿し水によりインクの附着すべきで
ない部分を湿潤させた条件下でインクを転移附着
させることにより水分が油脂系たるインクの附着
することを排斥し、適正なインク附着状態を形成
して印刷を行わせるものである。
然して従前においては前記のような湿し水が水
舟から自然流下で還流されていたもので、例えば
実願昭59−81560(実開昭60−194525)や特開昭56
−157360においては水元ローラに附設された水舟
からの使用されなかつた水をパイプによつて湿し
水循環室に受けることが示されている。
ところが上記のような湿し水に関してはエツチ
液その他の添加剤が混入されることが普通で、斯
うした湿し水を上記受皿から調整槽へ自然流下で
還流させようとすると閉塞を生じ易い。即ち上記
した受皿(水舟)は湿し水ロール側に5〜6個の
ように多数個設けられるのが一般であつて且つそ
れらからの各戻り管はそれなりに屈曲して調整槽
に到達させることになるから何れにしても10〜20
mm程度の必然的に細径のものとならざるを得ず、
しかも各受皿においては印刷物たる版胴部分から
紙粉その他が混入しており、このような還流水は
細径で屈曲した戻り管路の内面にその固形分を附
着せしめて閉塞を生ずる可能性が高い。従つて従
前の単なる環流管による自然流下方式に代え、近
時においてはポンプによつて受皿からの還流水を
吸入還流し、あるいは特開昭51−78414号公報な
どではエゼクターを利用して受皿から調整槽に強
制的な還流を行わせることは提案されている。即
ち強制的還流によつて安定した還流を図り、還流
管路内における閉塞をなからしめる。
(考案が解決しようとする問題点) 前述した従前からの水舟から単に自然流下させ
て環流するものでは各水舟からの比較的小径で屈
曲した管路が調整槽まで多数列設されることとな
つて複雑となり、しかもそれらの管路内において
詰りを発生し、又近時における高速化した印刷機
運転条件下において増加した湿し水を円滑に還流
させることが困難であつて何れにしても実用化し
難い。
また、上記のようにポンプによつて受皿の水を
還流し、あるいはエゼエクターによつて還流させ
ると設備的に余分なポンプ、モータを必要とする
だけでなく、還流管路内を湿し水が急速に流れ、
特に空気をも混入して流動することから湿し水に
発泡が生じ或いは受皿内の湿し水表面が波立つこ
とになり、このような受皿内湿し水表面における
泡立ちないし波立ちにより該湿し水表面に接して
水を附着させ版胴部分に水を供給する水元ロール
において湿し水の附着量が変動する。水元ロール
による湿し水附着量の変動は必然的に版胴に対す
る湿し水供給状態にむらを生ぜしめるから版胴上
における湿し水とインクとの所期するようなバラ
ンス関係が維持されないこととなつて印刷仕上が
りが乱れざるを得ないことになる。
又上記のようにポンプやエジエクターで圧送さ
れた戻り湿し水は調整槽内においても起泡を生
じ、少くとも泡立ちを生じ易い条件を形成するこ
ととなり、調整槽内においてこのように泡立ちあ
るいは泡立ち易い条件下の湿し水はポンプによつ
て印刷機側受皿に送られることによつて該受皿内
において起泡することとなる。
従つてこのような場合には消泡剤などを添加し
て前記したような受皿内湿し水表面の泡立ちを防
止し、又波立ちを抑制することが考えられるが、
斯うした消泡剤の添加はコストアツプを来すこと
は当然であり、それにも況して好ましからざるこ
とは斯うして添加された消泡剤成分が湿し水を介
して版胴上に達することは明かで、該消泡剤成分
が版胴上におけるインクに対し乳化剤として作用
し、版胴に附着する微細なインクを乳化させるか
ら、印刷紙面に対するインクの附着、印刷の仕上
り状態を劣化する。即ち印刷のためのランニング
コストが高くなり、しかも好ましい印刷仕上がり
を得難いこととなる。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 調整槽内の湿し水を印刷機側に配設された複数
の受皿に送つて版胴に供給し、しかもこれら受皿
内湿し水を前記した調整槽に還流させるようにし
たものにおいて、前記した各受皿からの還流水を
自然流下管路により大径で自由水面を形成する戻
り水室に受け、該戻り水室に附設された圧送機構
に前記調整槽に通ずる復流管を連結したことを特
徴とする印刷用湿し水循環装置。
(作用) 受皿からの還流水を自然流下管路により戻り水
室に受けることにより自然流下管路は各受皿の配
列方向にそつて設けられた戻り水室までの短小な
ものとなつて設備全般を簡易化し、またポンプや
エジエクターなどの強制手段を必要としないで、
自然的な重力条件により受皿から容易に導出す
る。即ちこの水室に達するまでの距離は比較的短
かく、直線状とすることができるから自然流下で
あつても閉塞を生ずることがない。
上記のように自然流下で受皿内の湿し水が抜き
取られることにより受皿内における波立ちや泡立
ちを防止する。
水室に受けられた湿し水は該水室内において自
由水面を形成し、このように自由水面の形成され
たものをポンプ圧送して調整槽に戻してもこのポ
ンプ圧送強制力による脈動ないし波動その他の影
響が自由水面で有効に吸収され、受皿内湿し水に
及ぶことを完全に防止する。
受皿内の波立ち、泡立ちを解消することによつ
て消泡剤の使用を不要化し、従つて版胴部分にお
ける消泡剤成分の影響、即ちインクの乳化を解消
し、良好な印刷仕上がりを得しめる。
(実施例) 上記したような本考案によるものの具体的実施
例を添附図面に示すものについて説明すると、第
1図に示すような調整槽1においては例えば本考
案者等がさきに提案した特公昭60−3994号公報に
示されたような技術手法に従い、攪拌手段による
攪拌条件下で温度調整およびPH調整された湿し水
が得られている。即ち別に第2図に示すように調
整槽1には冷却機構11および図示しないが加熱
機構が配設されていて攪拌機(図示せず)による
攪拌条件下での測温結果で適宜に加熱または冷却
し、標準温度に対し所定の限られた温度範囲に維
持し、又PH値を測定すると共に酸またはアルカリ
を添加し標準PH値に対し同じく限られた所定のPH
値範囲に維持するように成つている。
本考案の実施態様では上記したような調整槽1
に別に第2図に示すように2つの圧送ポンプ2,
2が設けられ、これらのポンプ2,2によりヘツ
ダー3に湿し水が圧送されるように成つており、
該ヘツダー3には第1図に示すように印刷機側に
おける受皿8に導かれる給液管4が連結されてい
るが、別に調整槽1に対する戻り管5がヘツダー
3から導出され、該戻り管5には制御弁5vが設
けられていてヘツダー3内が所定値以上に高圧化
した場合にヘツダー3から適宜に空気をも含有し
た流体を調整槽1に対して吐出し、前記ポンプ
2,2による圧送で常に一定量の湿し水が受皿8
に供給されるように成つている。即ちヘツダー3
内においては受皿8に送られる湿し水が一時貯留
されることで該圧送湿し水中に混入した空気分が
分離され、戻り管5で適宜に調整槽1に戻され、
制御弁5vで設定された所定圧力により低圧化さ
れた一定量の湿し水が順次且つ連続的に受皿8に
供給される。
印刷機側における前記受皿8からは夫々還流管
路6が垂下されているが、それらの還流管路6は
水室として機能する大径戻り管7に連結されてい
る。この大径戻り管7は導入される複数の還流管
路6から自然流下する湿し水の全量よりも大きな
内容積をもつたもので、該大径戻り管7の一端側
は下向きに屈曲されて圧送ポンプ室9に連結さ
れ、該圧送ポンプ室9には第3図に示すような液
面レベル計19が設けられていて上限レベルE1
ポンプ作動を急速化し、下限レベルE2でポンプ
作動を低速化し、常に所定範囲内の湿し水が貯え
られるように成つている。各還流管路6は受皿8
における水位レベル上昇に伴い過剰分をオーバー
フローせしめて流下することが好ましく、その受
皿8内における開口は上向き又は横向きの何れで
もよい。
添附図面に示すものにおいて、12は水道その
他の水源からの給水管で調整槽1に対し適宜に新
しい水を補給し、又13は排水管で、排水溝14
などに排水するものである。更に調整槽1には濾
過機構15が設けられていて、上記のように戻り
水室7から還流された湿し水を濾過して調整槽1
に戻すものである。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは調整槽
から印刷機側受皿に対する湿し水の循環に関し自
由水面を形成する戻り水室において波立ち、泡立
ちを有効に解消しまた各自然流下管路6を充分に
短縮且つ直線状として閉塞をなからしめて安定な
循環を図り、従つて消泡剤の如きを不要化し、更
には設備を簡易化して経済的に優質の印刷を行わ
せ得るものであるから工業的に効果の大きい考案
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案による全般的な構成関係を示
した説明図、第2図はその調整槽部分についての
説明図、第3図は圧送ポンプ室における液面レベ
ル計の説明図である。 然してこれらの図面において、1は調整槽、2
は圧送ポンプ、3はヘツダー、4は給液管、5は
戻り管、6は還流管路、7は戻り水室、8は受
皿、9は圧送機構、9aは圧送機構室、11は冷
却機構、12は水源からの給水管、13は排水
管、14は排水溝、15は濾過機構、19は液面
レベル計を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調整槽内の湿し水を印刷機側に配設された複数
    の受皿に送つて版胴に供給し、しかもこれら受皿
    内湿し水を前記した調整槽に還流させるようにし
    たものにおいて、前記した各受皿からの還流水を
    自然流下管路により大径で自由水面を形成する戻
    り水室に受け、該戻り水室に附設された圧送機構
    に前記調整槽に通ずる復流管を連結したことを特
    徴とする印刷用湿し水循環装置。
JP1987095399U 1987-06-23 1987-06-23 Expired - Lifetime JPH0529878Y2 (ja)

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JP1987095399U JPH0529878Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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JP1987095399U JPH0529878Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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JPS641935U JPS641935U (ja) 1989-01-09
JPH0529878Y2 true JPH0529878Y2 (ja) 1993-07-30

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ID=30959881

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Family Cites Families (7)

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JPS5111965U (ja) * 1974-07-15 1976-01-28
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JPS641935U (ja) 1989-01-09

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