JPH05302395A - ホットプレス製品の製造方法 - Google Patents

ホットプレス製品の製造方法

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Publication number
JPH05302395A
JPH05302395A JP4104595A JP10459592A JPH05302395A JP H05302395 A JPH05302395 A JP H05302395A JP 4104595 A JP4104595 A JP 4104595A JP 10459592 A JP10459592 A JP 10459592A JP H05302395 A JPH05302395 A JP H05302395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot
release agent
wire mesh
pressed product
press plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP4104595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Aoki
幸男 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4104595A priority Critical patent/JPH05302395A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧板に成型しようとする材料が付着するの
を防止し、付着物に起因する不良品の発生を低減すると
ともに加圧板の維持管理を簡略化することができるホッ
トプレス製品の製造方法を提供する。 【構成】 金属製型3の上面に加熱硬化型の混合材1を
ほぼ均等に供給し、この上に金属製型3とほぼ同じ長さ
・幅を有する金網2を載置する。次いで金網2上に離型
剤をロールコーター4により塗布し、これらを金属製型
3とともにホットプレス装置の加圧板5、5の間に挿入
し、加圧加熱処理を施す。このとき離型剤が溶融して加
圧板の表面5aに拡がり、混合材1が加圧板表面に付着
するのが防止される。このため、加圧板の付着物を除去
する作業を頻繁に行う必要がなく、また塗布作業の管理
も容易となり、良好なホットプレス製品を量産できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に建材等として利用
されるファイバーボード、インシュレーションボード
等、板状に成型されたホットプレス製品の製造方法に係
り、特に加圧体への原料の付着を防止するホットプレス
製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主に建材等として利用される
板状材として、例えば、ファイバーボード、インシュレ
ーションボード、パーチクルボード、木片セメント板等
が知られている。これらは通常、木片、木材繊維、また
はその他の繊維状のもの等につなぎ剤としてセメント組
成物、合成樹脂若しくは天然樹脂等の熱硬化性材料を混
合し、これらの混合材を加圧板等を有するホットプレス
装置で加熱および加圧成型することによって製造されて
いる。
【0003】このホットプレス装置は通常加圧板を10
段以上有し、各々の加圧板の間に上記混合材を供給して
一度に加圧成型できるようになっており、短いサイクル
で大量の板材を生産することができる。
【0004】このようなホットプレス装置によって板材
等を加圧成型する際に成型しようとする混合材の一部が
加圧板表面に付着することがあり、これを防止する方法
として特開昭60−63114号公報に示されるよう
に、加圧板表面に離型剤を塗布することが知られてい
る。
【0005】しかし、ホットプレス装置は各加圧板の間
隔が狭く、すべての加圧板に離型剤を塗布するのは多く
の手間を要し、作業性が悪い。このため、加圧板に離型
剤を塗布することなく混合材が加圧板へ付着するのを防
止する手段として、金型上に混合材を供給し、さらにそ
の上に金網を載置し、これを加圧板間で加熱及び加圧成
型する方法が行われている。このような方法によれば、
上記金網が混合材と加圧板表面との間にあって混合材の
加圧板表面への付着を抑制すると同時に加圧成型の際に
材料中に含まれる空気や排出された水の逃げ路が確保さ
れ、均一なホットプレス製品が製造されるという利点を
有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
金網を載置する方法では、金網の目を通過した熱硬化性
材料等が加圧板の表面に付着し、そのまま硬化してしま
う場合がある。加圧板の表面に硬化した材料が付着して
いるとホットプレス製品の表面にくぼみが発生し、製品
不良の原因となる。このため、付着した材料を除去する
ため一週間に1日程度製造ラインを止めて加圧板表面の
付着物を刃物で削り取る等の措置が必要となり、生産不
能の日が生じるという問題点がある。
【0007】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、加圧板に成型しようとす
る材料が付着するのを防止し、不良品の発生を低減する
とともに、加圧板の維持管理を簡略化することができる
ホットプレス製品の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1に係る発明は、型上に熱硬化性材料を含む
混合材を供給し、その上に金網を載置し、加圧体間で加
圧成型するとともに加熱してなるホットプレス製品の製
造方法において、加圧前に、加熱下で溶融する性質を有
する半固体状の離型剤を前記金網に塗布する工程を含む
ものとする。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係るホットプレス製品の製造方法を前提とし、上記離型
剤が、40℃以下では半固体状で60℃以上では溶融す
る性質を有する材料であることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2に係るホットプレス製品の製造方法を前提とし、前
記熱硬化性材料を含む混合材上に金網を載置する工程、
および前記金網に前記離型剤を塗布する工程が完了した
後に、上記混合材を上記型とともに加圧体間に挿入する
ことを特徴とするものである。
【0011】上記の構成において、離型剤は、熱硬化性
材料を含む混合材に付着しても強度等になんら影響を及
ぼさない材料が望ましく、例えばグリース、動物性油脂
等適切な材料を選定することができる。
【0012】上記離型剤を金網に塗布する工程は、金網
を熱硬化性材料を含む混合材の上に載置した後に行って
もよいし、予め離型剤を金網に塗布した後に上記混合材
上に載置するようにしてもよい。
【0013】上記金網のメッシュの大きさは、離型剤が
溶融した際に加圧板の表面にほぼ均等に拡がるように適
切な形状、大きさに設定することができる。
【0014】上記熱硬化性材料を含む混合材は、熱硬化
性材料と、木片、木粉、木材の端材や切屑又はその他の
繊維状材料等とを混合したものであり、ホットプレスに
よって成型されるものとして選択することができる。ま
た、熱硬化性材料は上記木片等のつなぎ剤として加えら
れるものであり、セメント組成物、合成樹脂、天然樹脂
等を用いることができる。
【0015】
【作用】請求項1に係る発明によれば、加圧前に加熱下
で溶融する性質を有する半固体状の離型剤を金網に塗布
する工程が設けられているので、加熱及び加圧成型時に
金網が加圧板表面に圧接され、離型剤が溶融して加圧板
表面に拡がる。
【0016】このため、加圧板と熱硬化性材料を含む混
合材との間に上記離型剤が介在して加圧板表面に熱硬化
性材料等の付着するのが防止される。
【0017】また、離型剤は広く用いられているような
液状のものでは、成型しようとする混合材と混ざった
り、流失したりするが、上記離型剤は金網に塗布する際
には半固体状であり、加熱してはじめて溶融する性質の
ものを用いているので、塗布された離型剤は加熱時に加
圧板表面に拡がって混合材の加圧板への付着を防止す
る。さらに、上記離型剤は金網に塗布されるので、多段
式で狭い間隔で配置された加圧板の表面に塗布する場合
と異なり、作業性は改善される。
【0018】また、請求項2に係る発明においては、上
記離型剤に40℃以下では半固体状で60℃以上で溶融
する性質を有する材料を用いているので、金網への塗布
が容易で、かつ加圧成型時の付着防止効果が顕著とな
る。
【0019】請求項3に係る発明においては、複数の加
圧板が狭い間隔で配置されたホットプレス装置を用いる
場合でも離型剤の塗布作業が装置の構造に影響されず、
効率のよい生産ができるとともに品質管理も容易とな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例であるホットプレ
ス製品の製造方法を示す概略工程図である。
【0022】表面にフッ素樹脂等の被覆層を有する長さ
3.0m、幅1.3mの平らな金属製型3の上面に成型
する混合材1を適量供給する[図1(a)]。この混合
材1は、加熱硬化型セメント組成物を1700重量部
と、木片を650重量部と、クエン酸ソーダを17重量
部と、水を950重量部とを混合して成るものである。
また、加熱硬化型セメント組成物の配合は次のとおりで
ある。
【0023】(加熱硬化型セメント組成物の配合) 早強ポルトランドセメント : 1394 重量部 アルミナセメント : 153 重量部 半水石膏 : 83 重量部 消石灰 : 70 重量部 混合材1をほぼ均等に均した後、この上に上記金属製型
3とほぼ同じ長さおよび幅を有する金網2(JIS G
3555 平織金網14メッシュ 線径0.5mm)を
載置する[図1(b)]。
【0024】次いで上記金網2上に離型剤としてグリー
スをロールコーター4により塗布する[図1(c)]。
このロールコーター4は、ロールの表面にグリースを供
給しながら回転し、金網2にグリースを塗布することが
できるものである。
【0025】その後、ホットプレス装置の加圧板5,5
の間に、混合材1およびその上に載置された金網2を金
属製型3とともに挿入し、加熱加圧処理を施す[図1
(d)]。このときの加熱温度は80℃に設定されてお
り、金網2に塗布されたグリースは熱により溶融して加
圧板の表面5aに拡がり、加圧成型時に金網2の目を通
過した混合材1の一部が加圧板表面5aに付着するのを
防止する。
【0026】セメント組成物が硬化した後、ホットプレ
ス装置から取り出し、金網2の除去および脱型を行なっ
て板材を完成する。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のホットプ
レス製品の製造方法では、混合材の上に載置された金網
に半固体状の離型剤が塗布され、加熱および加圧成型す
るときに溶融して加圧板表面に拡がるので、この離型剤
が混合材と加圧板との間に介在して混合材の一部が加圧
板の表面に付着するのを防止できる。
【0028】これにより、加圧板の付着物を除去して清
掃する作業を頻繁に行なうことなく、付着物に起因する
不良品の発生等を解消することができる。
【0029】また、離型剤は金網に塗布されるので、多
段式のホットプレス装置を使用する場合にも、装置外で
塗布作業を行なうことができ、加圧板の配置に影響され
ることなく、効率のよい作業ができ、塗布作業の管理が
容易となる。
【0030】従って、効率よく、良好なホットプレス製
品を量産することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるホットプレス製品の製
造方法を示す概略工程図である。
【符号の説明】
1 混合材 2 金網 3 金属製型 4 ロールコーター 5 ホットプレス装置の加圧板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型上に未硬化の熱硬化性材料を含む混合材
    を供給し、その上に金網を載置し、加圧体間で加圧成型
    するとともに加熱してなるホットプレス製品の製造方法
    において、 加圧前に、加熱下で溶融する性質を有する半固体状の離
    型剤を前記金網に塗布する工程を含むことを特徴とする
    ホットプレス製品の製造方法。
  2. 【請求項2】前記離型剤が、40℃以下では半固体状で
    60℃以上では溶融する性質を有する材料であることを
    特徴とする請求項1に記載のホットプレス製品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】前記混合材上に金網を載置する工程、およ
    び前記金網に前記離型剤を塗布する工程が完了した後
    に、前記混合材を前記型とともに加圧体間に挿入するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホットプ
    レス製品の製造方法。
JP4104595A 1992-04-23 1992-04-23 ホットプレス製品の製造方法 Pending JPH05302395A (ja)

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