JPH0530239U - 建設機械用アタツチメント挾持装置 - Google Patents
建設機械用アタツチメント挾持装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブーム動作の微調整をすることなしに、運搬
物の破損を防止できるアタッチメント挾持装置を得る。 【構成】 建設用車両のブームの先端部に、旋回自在な
挾持手段取付けブラケット7を取付ける。運搬物Aを挾
持する一対のフォーク8,9をフォーク支持ブラケット
10に回動自在に取付ける。そして、前記フォーク支持
ブラケット10を、複数の弾性連結部材13,13,…
を介して前記挾持手段取付けブラケット7に支持する。
これにより、運搬物Aの据付け動作の際、弾性連結部材
13,13,…が変形することによってアタッチメント
挾持装置1が運搬物Aを地上に押し付けるようなことが
なく、また、ブームの下降に伴って運搬物Aに与えられ
る地面からの衝撃が緩和されて運搬物Aの破損を回避で
きる。
物の破損を防止できるアタッチメント挾持装置を得る。 【構成】 建設用車両のブームの先端部に、旋回自在な
挾持手段取付けブラケット7を取付ける。運搬物Aを挾
持する一対のフォーク8,9をフォーク支持ブラケット
10に回動自在に取付ける。そして、前記フォーク支持
ブラケット10を、複数の弾性連結部材13,13,…
を介して前記挾持手段取付けブラケット7に支持する。
これにより、運搬物Aの据付け動作の際、弾性連結部材
13,13,…が変形することによってアタッチメント
挾持装置1が運搬物Aを地上に押し付けるようなことが
なく、また、ブームの下降に伴って運搬物Aに与えられ
る地面からの衝撃が緩和されて運搬物Aの破損を回避で
きる。
Description
【0001】
本考案は、建設機械用アタッチメント挾持装置に係り、特に、コンクリート2 次製品等の運搬物を運搬する際、この運搬物を挾持するようにしたものに関する 。
【0002】
従来より、建設現場や道路工事現場等におけるコンクリート2次製品(例えば U字溝蓋や歩車道境界ブロック等)の運搬及び据付作業として、人力や建設機械 によって行われることが知られている。そして、前記人力によるコンクリート2 次製品(以下運搬物と呼ぶ)の運搬、据付作業には多数の人手が掛り、作業能率 が低いため、例えば特開平1−167199号公報に示されているような建設機 械によって行うことが好ましい。この建設機械によって行われる運搬、据付け作 業について説明すると、例えば、クレーン車のクレーン先端に挾持装置を吊下げ 、該挾持装置によって前記運搬物を挾持した状態で前記クレーンを移動させて、 運搬物の運搬、据付けを行うようにしている。しかし、このような運搬、据付け 作業は、運搬中に前記挾持装置及び運搬物がふらついて不安定であり、また、運 搬物を所定の据付け位置に設置し難いため好ましくない。そこで、前記運搬物を 吊下げることなく運搬することができる構成として、ショベルカー等のブームの 先端に、該ブームにボルト止め等によって一体的に取付けられた吸引装置を備え させ、この吸引装置によって前記運搬物を吸引保持した状態で運搬するようにし たものがある。
【0003】
ところが、このような吸引装置を備えた構成は、運搬物の保持性能が十分に確 保されているとは言い難いものであった。また、前記運搬物を据付ける際におい てショベルカーのブームの下降動作時に、ブーム動作の微調整を行わねばならな かった。つまり、運搬物が地上に設置されたにも拘らず更にブームが下降するよ うな状況になると、運搬物が地上に押え付けられることになって破損してしまう 虞れがあるために、運搬物が地上に接触すると同時にブームの下降動作を停止さ せる必要があった。また、運搬物が地上に接触した際に、該運搬物に与えられる 地面からの衝撃力によっても運搬物が破損してしまう虞れがあったため、このブ ーム動作には慎重を期する必要があった。しかし、このようなブーム動作の微調 整はショベルカーの運転者にとって非常に煩雑であり、熟練を要するものであっ た。また、このブーム動作の微調整を正確に行うためには、ブームの下降速度を 極めて低速に設定せねばならず、このように下降速度を低速にするような作業は 、作業能率を著しく低下させることになる。
【0004】 本考案は、これらの点に鑑みてなされたものであって、ブーム動作の微調整を しなくとも、運搬物が破損するような状況を回避することができる構成を得るこ とを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するために、本考案は、運搬物を一対のフォークでもって挾 持するようにし、このフォークを建設機械本体に対して弾性支持するようにした 。具体的に、請求項1記載の考案は、建設機械のブーム先端に備えられ、コンク リート2次製品等の運搬物を一対のフォークで挾持するように構成された建設機 械用アタッチメント挾持装置であって、前記フォークを互いに接近するように移 動させて運搬物の挾持状態とすると共に、前記フォークを互いに離隔するように 移動させて非挾持状態とする駆動手段と、前記フォークを支持するフォーク支持 部材と、前記ブームの先端部に取付けられた連結部材とを備えさせ、前記フォー ク支持部材を、弾性連結部材によって弾性的に前記連結部材に支持するような構 成とした。
【0006】 請求項2記載の考案は、規定重量以上の運搬物を挾持したような場合に、その ことが検知できるようにした。つまり、請求項1記載の建設機械用アタッチメン ト挾持装置において、フォークによって運搬物を挾持した状態で、この運搬物を 持上げた際、弾性連結部材の変形に伴うフォーク支持部材の下降変位量を検知す ることによって運搬物の重量を検知する運搬物重量検知手段を備えさせるような 構成とした。
【0007】
上記の構成により、本考案では以下に述べるような作用が得られる。請求項1 記載の考案では、運搬物の運搬、据付け作業において、先ず、駆動手段を駆動さ せて、一対のフォークを互いに近接するように移動させ、このフォークによって 運搬物を挾持する。この挾持状態において、ブームを上昇させて運搬物を持上げ 、据付け位置まで運搬する。そして、据付け位置まで運搬すると、ブームを下降 させて運搬物を所定位置に据付ける。この据付け動作の際、ブーム下降動作の停 止が僅かに遅れたような場合には、アタッチメント挾持装置が下方へ移動しすぎ ることになるが、フォーク支持部材が弾性連結部材によって弾性的に連結部材に 支持されているため、この弾性連結部材が変形することによってアタッチメント 挾持装置が運搬物を地上に押し付けるようなことがなく、この運搬物の破損が防 止される。また、この弾性連結部材の変形により、据付け動作時においてブーム の下降に伴って運搬物に与えられる地面からの衝撃が緩和され、この衝撃による 破損も防止される。
【0008】 請求項2記載の考案では、各フォークによって運搬物を挾持した状態でブーム を上昇させると、運搬物の重量に応じて弾性連結部材が変形し、この変形量に伴 ってフォーク支持部材が僅かに下降する。そして、このフォーク支持部材の下降 変位量を運搬物重量検知手段が検知することにより、運搬物の重量を検知する。 これによって、運搬物が規定重量を越えているような場合に、そのことを作業者 が認識でき、弾性連結部材の破損の回避等を図ることができる。
【0009】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図2は、本考案に係るア タッチメント挾持装置1が備えられた建設用車両2を示している。この建設用車 両2は、前記アタッチメント挾持装置1以外は周知のショベルカーと同様の構造 を有している。また、図2における2aは車体本体部、2bは走行装置としての キャタピラ、2cは運転席、2dはブームである。そして、前記ブーム2dは、 第1及び第2の2本のブーム2e,2fから成っている。第1ブーム2eは、そ の基端部が前記車体本体部2aに対して回動自在に軸支されていると共に、この 車体本体2aとの間に第1油圧シリンダS1が架設されており、この第1油圧シ リンダS1の駆動により、この第1ブーム2eが車体本体部2aに対して揺動可 能となるように構成されている。一方、第2ブーム2fは、図2の状態における 上端部から所定寸法を存した下側位置において前記第1ブーム2eの先端に回動 自在に軸支されていると共に、その上端と第1ブーム2eとの間には第2油圧シ リンダS2が架設されており、この第2油圧シリンダS2の駆動により、この第 2ブーム2fが第1ブーム2eに対して揺動可能となるように構成されている。
【0010】 そして、前記第2ブーム2fの先端部には、本例の特徴とする装置である前記 アタッチメント挾持装置1が配設されている。以下、このアタッチメント挾持装 置1について説明する。図1に示すように、本アタッチメント挾持装置1は、例 えば直方体状のコンクリート2次製品等の運搬物Aをその外側から挾持するもの であって、前記第2ブーム2fに連結されている連結手段3と、前記運搬物Aを 挾持するための挾持手段4とを備えて成っている。
【0011】 前記連結手段3は、連結ブラケット5、旋回軸受け6及び本考案でいう連結部 材としての挾持手段取付けブラケット7を備えて成っている。連結ブラケット5 は、図3にも示すように前記旋回軸受け6の上面に立設された対向する一対の板 材で成り、夫々の上端部には第1連結孔5aが開口されていると共に、この第1 連結孔5aに近接した斜め下方位置には第2連結孔5bが開口されている。そし て、前記第1連結孔5aは、図示しない支軸が挿通され、この支軸によって、連 結ブラケット5が第2ブーム2fの先端に軸支されるようになっている。また、 前記第2連結孔5bには、前記第2ブーム2fとの間に架設されたリンク5c( 図2参照)の一端が挿通されて該リンク5cが回動自在に連結されている。そし て、図2の如く、このリンク5cの一側と前記第2ブーム2fとの間には第3油 圧シリンダS3が架設されていて、この第3油圧シリンダS3の駆動により、前 記連結手段3ひいてはアタッチメント挾持装置1全体が第2ブーム2fに対して 揺動可能となるような構成とされている。また、前記連結ブラケット5の立設位 置に近接した前記旋回軸受け6の上面にはソレノイドバルブボックス3a、セン タジョイント3b及び油圧モータ3cが配設されている。
【0012】 旋回軸受け6は、外側リング6aと内側リング6bとを備えており、この両者 6a,6b間に図示しないベアリングが介設されていることによって、内側リン グ6bが外側リング6aに対して回転自在に構成されている。また、内側リング 6bの周囲には前記油圧モータ3cの駆動軸に配設されたギヤに噛合する図示し ないリングギヤを備えており、油圧モータ3cの駆動に伴って内側リング6bひ いては挾持手段取付けブラケット7及び挾持手段4がブーム2dに対して旋回す るように構成されている。一方、挾持手段取付けブラケット7は、前記内側リン グ6bの下面に取付けられ、該下面から垂下された一対の板材で成っており、図 3及び図4に示す如く、互いに所定間隔を存して対向するような位置に配設され ている。そして、この両挾持手段取付けブラケット7,7間の空間に、前記挾持 手段4の上部が位置されている。
【0013】 挾持手段4は、一対の第1及び第2フォーク8,9、本考案でいうフォーク支 持部材としてのフォーク支持ブラケット10等を備えて成っている。第1及び第 2フォーク8,9は、側面視が略く字状の部材で、夫々対向して配設されている 。また、この各フォーク8,9の上端から所定寸法を存した下側位置は、該フォ ーク8,9の両側に配置された一対のフォーク支持ブラケット10,10に回動 自在に軸支されている。また、図1において右側に位置している第1フォーク8 の上端部には、この第1フォーク8の延長方向に対して所定の角度を存した方向 に延びるリンク部8aが一体的に溶着されている。そして、このリンク部8aの 下端と前記第2フォーク9の上端との間にはリンクロッド11が架設され、この リンクロッド11の両端と前記リンク部8aの下端及び前記第2フォークの上端 とが夫々相対的な回転が可能となるように連繋されている。また、前記リンク部 8aの上端には、前記フォーク支持ブラケット10,10間に配置された油圧シ リンダ12のピストンロッド12aの一端が回転自在に軸支されている。また、 この油圧シリンダ12のシリンダ基端部は前記フォーク支持ブラケット10に連 結されている。このような構成により、この油圧シリンダ12が駆動してピスト ンロッド12aが図1における矢印B方向に延長されると、リンク部8aの回動 に伴って第1フォーク8が回動中心O1 を中心に矢印C方向へ回動し、この第1 フォーク8の回動に伴ってリンクロッド11が矢印D方向に押される。これによ って、第2フォーク9が回動中心O2 を中心に矢印E方向へ回動する。このよう にして、各フォーク8,9が互いに接近するように回動することにより、運搬物 Aの挾持動作が行われる。このような構成により本考案でいう駆動手段が構成さ れている。また、運搬物Aの挾持解除動作は前記ピストンロッド12aが引き込 まれることにより、上述した動作とは逆の動作が行われて、各フォーク8,9が 互いに離隔するように回動されることになる。また、各フォーク8,9における 夫々の先端部には、挾持爪8b,9bが配設されている。この挾持爪8b,9b は、フォーク8,9に対して所定角度範囲内で揺動自在となっていて、運搬物A の表面形状に沿って挾持できるように成っており、また、前記運搬物Aとの接触 面部分には複数個(本例のものでは4個)のゴム材8c,9cが配設されていて 、挾持された際に運搬物Aの表面が傷付かないようになっている。
【0014】 そして、本考案の特徴とする構成としては、前記挾持手段取付けブラケット7 とフォーク支持ブラケット10との連結構造にある。前記挾持手段取付けブラケ ット7の図1における左右両縁部における上下方向に所定寸法を存した位置の合 計4箇所には弾性連結部材13が配設されており、この弾性連結部材13によっ て前記挾持手段取付けブラケット7とフォーク支持ブラケット10とが連結され ている。つまり、一対の挾持手段取付けブラケット7とフォーク支持ブラケット 10とは4個の弾性連結部材13,13,…によって連結されている。この弾性 連結部材13について詳述すると、図3の如く、偏平円柱状のゴム材13aの左 右両端面近傍に図示しないナットが埋設されており、各ナットのうち片方が前記 挾持手段取付けブラケット7に形成された開口に対向配置され、他方が前記フォ ーク支持ブラケット10に形成された開口に対向配置されて、夫々にボルト13 b,13bが螺入されて締結されている。これによって、前記挾持手段4は、そ の全体が挾持手段取付けブラケット7ひいてはブーム2dに弾性的に支持されて いることになる。つまり、各フォーク8,9間に挾持された運搬物Aも弾性的に 建設用車両1に保持されることになる。
【0015】 また、本例のアタッチメント挾持装置1における他の特徴として、このアタッ チメント挾持装置1は水平方向(図1における左右方向)の揺れを防止する構造 及び規定重量以上の運搬物Aを挾持したことを検出する構造を備えている。先ず 、水平方向の揺れを防止する構成について説明する。前記フォーク支持ブラケッ ト10の幅方向中央部分における上下両端部には所定寸法を持って上下方向に延 びる突出片14が配設されている。そして、この各突出片14の左右両側に近接 した位置には、前記挾持手段取付けブラケット7の内壁面から前記フォーク支持 ブラケット10に向って延びるストッパ部材15,15が突設されている。この ような構成により、挾持手段4が弾性連結部材13の変形を伴って図1における 左右方向へ大きく揺動しようとした場合、前記突出片14が左右何れかのストッ パ部材15に当接することにより、この揺動量を規制するように構成されており 、運搬物Aの運搬動作を安定して行わせることができるようになっている。
【0016】 次に、規定重量以上の運搬物Aを挾持したことを検出する構造について説明す る。前記突出片14のうち上側に位置するものにおける外側端面14aには、例 えば赤色の塗料が塗布されている。一方、前記挾持手段取付けブラケット7の幅 方向の略中央部には小開口で成る矩形状の検知窓16が形成されている。この検 知窓16の形成位置は、各フォーク8,9が運搬物Aを挾持していない状態や規 定重量以下の運搬物Aを挾持している状態にあっては、前記弾性連結部材13が 変形したとしても前記突出片14の外側端面14aが前記検知窓16から見えな いような位置、つまり、前記突出片14よりも僅かに下方位置に設定されている 。従って、規定重量以上の運搬物Aを挾持した場合には、突出片14の外側端面 14aが検知窓16に達し、この検知窓16から赤色の突出片14の外側端面1 4aが見えることによって、挾持している運搬物Aが規定重量以上であることを 作業者が認識できるようになっている。このような構成により、本考案でいう運 搬物重量検知手段が構成されている。これにより、運搬物Aが規定重量を越えて いるような場合に、そのことを作業者が認識して運搬作業を中止することになり 、弾性連結部材13の破損の回避等を図ることができるようになっている。
【0017】 また、この運搬物重量検知手段は上述したような検知窓16を備えたものに限 らず、従来から周知のリミットスイッチや光電スイッチ等のような電気的な手段 によって運搬物の重量を検知することができるように構成されたものであっても よい。
【0018】 次に、上述したような構成による建設用車両2による運搬物Aの運搬作業につ いて説明する。先ず、運搬しようとする運搬物Aの置かれている位置まで建設用 車両2を走行移動させる。この際、油圧シリンダ12はピストンロッド12aが 最も引き込まれた状態とされ、各フォーク8,9が最も離隔されたような非挾持 状態となっている。このような状態から第1〜第3油圧シリンダS1〜S3を駆 動させて、前記各フォーク8,9の間に前記運搬物Aが位置するような状態にす る。その後、油圧シリンダ12を駆動させてピストンロッド12aを図1におけ る矢印B方向に延長すると、第1フォーク8が矢印C方向へ回動し、この第1フ ォーク8の回動に伴ってリンクロッド11が矢印D方向に押されて、第2フォー ク9が矢印E方向へ回動する。このようにして、各フォーク8,9が回動するこ とにより、この両フォーク8,9の挾持爪8b,9bが運搬物Aの外側面に当接 して挾持状態とされる。このようにして、運搬物Aを挾持した状態で再び第1〜 第3油圧シリンダS1〜S3を駆動させて、ブーム2dを上方へ回動させ、運搬 物Aを持上げる。その後、この建設用車両2を運搬物Aの据付け位置まで走行移 動させる。そして、この据付け位置まで走行移動させた後、運搬物Aを所定位置 に据付けるのであるが、この据付け動作の際には、先ず、前記第1〜第3油圧シ リンダS1〜S3を駆動させて、ブーム2dを下方へ回動させる。そして、前記 運搬物Aが地上に接触すると、このブーム2dの動作を停止させるようにする。 この際、このブーム2dの停止動作が僅かに遅れたような場合には、アタッチメ ント挾持装置1が下方へ移動しすぎることになるが、上述したように、運搬物A を挾持している挾持手段4は、弾性連結部材13により連結手段3に対して弾性 的に支持されているため、この弾性連結部材13が変形することによってアタッ チメント挾持装置1が運搬物Aを地上に押し付けるようなことがなく、この運搬 物Aの破損が防止される。また、この据付け動作時においてブーム2dの下降に 伴って運搬物Aに与えられる地面からの衝撃が緩和され、この衝撃による破損も 防止されている。そして、このようにして運搬物Aを据付けた後、前記ピストン ロッド12aを引き込むことにより、上述した動作とは逆の動作が行われて、各 フォーク8,9が互いに離隔する方向へ回動され、運搬物Aの挾持状態が解除さ れ、この据付け作業が完了する。
【0019】 このように、本例の構成によれば、アタッチメント挾持装置1が運搬物Aを地 上に押し付けるようなことがなく、また、運搬物Aに与える衝撃が緩和されるた めに、従来、運転者にとって非常に煩雑とされていたブーム下降動作の微調整を 行うことなしに運搬物Aの破損が回避でき、また、この下降動作の微調整を正確 に行うために、ブームの下降速度を極めて低速に設定するような必要もなくなる ために、作業能率を大幅に向上させることができる。
【0020】 尚、本例では、運搬物として直方体状のコンクリート2次製品を例に挙げて説 明したが、本考案は、これに限らず、ヒューム管や鋳鉄管等種々の運搬物の運搬 に利用することができる。
【0021】
上述してきたように、本考案によれば以下に述べるような効果が発揮される。 請求項1記載の考案によれば、フォーク支持部材を、弾性連結部材によって弾性 的に連結部材に支持するようにしたために、運搬物の据付け動作の際、弾性連結 部材が変形することによってアタッチメント挾持装置が運搬物を地上に押し付け るようなことがなく、また、ブームの下降に伴って運搬物が地面から与えられる 衝撃が緩和されることになるので、従来、運転者にとって非常に煩雑とされてい たブーム動作の微調整を行うことなしに運搬物の破損を回避でき、作業能率を大 幅に向上させることができる。
【0022】 請求項2記載の考案では、運搬物を持上げた際、弾性連結部材の変形に伴うフ ォーク支持部材の下降変位量を検知することによって運搬物の重量を検知する運 搬物重量検知手段を備えさせるようにしたために、運搬物が規定重量を越えてい るような場合に、そのことを作業者が認識でき、弾性連結部材の破損の回避等を 図ることができる。
【図1】アタッチメント挾持装置の側面図である。
【図2】建設用車両の側面図である。
【図3】図1における矢印III の方向から見た図であ
る。
る。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿った断面図である。
1 アタッチメント挾持手段 2 建設用車両(建設機械) 2d ブーム 7 挾持手段取付けブラケット(連結部材) 8 第1フォーク 9 第2フォーク 10 フォーク支持ブラケット(フォーク支持部材) 13 弾性連結部材 A 運搬物
Claims (2)
- 【請求項1】 建設機械のブーム先端に備えられ、コン
クリート2次製品等の運搬物を一対のフォークで挾持す
るように構成された建設機械用アタッチメント挾持装置
であって、 前記フォークを互いに接近するように移動させて運搬物
の挾持状態とすると共に、前記フォークを互いに離隔す
るように移動させて非挾持状態とする駆動手段と、 前記フォークを支持するフォーク支持部材と、 前記ブームの先端部に取付けられた連結部材とを備えて
おり、 前記フォーク支持部材は、弾性連結部材によって弾性的
に前記連結部材に支持されていることを特徴とする建設
機械用アタッチメント挾持装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の建設機械用アタッチメン
ト挾持装置において、フォークによって運搬物を挾持し
た状態で、この運搬物を持上げた際、弾性連結部材の変
形に伴うフォーク支持部材の下降変位量を検知すること
によって運搬物の重量を検知する運搬物重量検知手段が
備えられていることを特徴とする建設機械用アタッチメ
ント挾持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7899491U JP2555329Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 建設機械用アタッチメント挾持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7899491U JP2555329Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 建設機械用アタッチメント挾持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530239U true JPH0530239U (ja) | 1993-04-20 |
| JP2555329Y2 JP2555329Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=13677453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7899491U Expired - Lifetime JP2555329Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 建設機械用アタッチメント挾持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555329Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017165566A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 鈴健興業株式会社 | グラップル及びバックホウ |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7899491U patent/JP2555329Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017165566A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 鈴健興業株式会社 | グラップル及びバックホウ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2555329Y2 (ja) | 1997-11-19 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970715 |