JPH07215659A - 建設機械用挾持装置 - Google Patents
建設機械用挾持装置Info
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- JPH07215659A JPH07215659A JP962894A JP962894A JPH07215659A JP H07215659 A JPH07215659 A JP H07215659A JP 962894 A JP962894 A JP 962894A JP 962894 A JP962894 A JP 962894A JP H07215659 A JPH07215659 A JP H07215659A
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- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 abstract 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 20
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- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運搬物を運搬している状態での該運搬物の挾
持装置に対する姿勢変化を可能とするようにして、運搬
物の姿勢変化の自由度を大きくできる挾持装置を得る。 【構成】 建設用車両のブームの先端部に、開閉自在な
フォーク8,9 を備えた挾持装置を取付ける。フォーク8,
9 の先端に運搬物A の挾持状態で該運搬物A の外側面に
当接する挾持部21,22 を設ける。該挾持部21,22 に、運
搬物A の外側面に当接した状態でフォーク8,9 に対して
回転自在な回転盤26,26 を備えさせる。フォーク8,9 に
よる運搬物A の挾持状態を維持したままで、運搬物A の
挾持面に対して直交する軸を回転中心とする運搬物A の
回転による姿勢変化を可能とすることができ、運搬物A
の姿勢変化の自由度が大きく得られる。
持装置に対する姿勢変化を可能とするようにして、運搬
物の姿勢変化の自由度を大きくできる挾持装置を得る。 【構成】 建設用車両のブームの先端部に、開閉自在な
フォーク8,9 を備えた挾持装置を取付ける。フォーク8,
9 の先端に運搬物A の挾持状態で該運搬物A の外側面に
当接する挾持部21,22 を設ける。該挾持部21,22 に、運
搬物A の外側面に当接した状態でフォーク8,9 に対して
回転自在な回転盤26,26 を備えさせる。フォーク8,9 に
よる運搬物A の挾持状態を維持したままで、運搬物A の
挾持面に対して直交する軸を回転中心とする運搬物A の
回転による姿勢変化を可能とすることができ、運搬物A
の姿勢変化の自由度が大きく得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械用挾持装置に
係り、特に、コンクリート2次製品等の運搬物を運搬す
る際、この運搬物を挾持するようにした装置の改良に関
する。
係り、特に、コンクリート2次製品等の運搬物を運搬す
る際、この運搬物を挾持するようにした装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建設現場や道路工事現場等に
おける運搬物としてのコンクリート2次製品(例えば歩
車道境界ブロックやU字溝等)の運搬、据付け作業を、
人力や建設機械によって行うことが知られている。そし
て、この作業を人力によって行う場合には多数の人手が
掛ってしまい作業能率が低いため、この種の作業は建設
機械を利用することが好ましい。そして、この建設機械
を利用した作業を開示したものとして実開平5−302
39号公報がある。詳しく説明すると、図10に示すよ
うに、ショベルカーのブームa先端に、運搬物cの挾持
が可能な挾持装置bを備えさせ、該挾持装置bによって
運搬物cを挾持した状態でブームaを移動させて、運搬
物cの運搬、据付けを行うようにしている。また、この
ような状態において、該運搬物cの運搬姿勢を変化させ
ようとした場合の動作としては、ブームaの回動動作
や、該ブームaと挾持装置bとの接続部に設けられた旋
回リングdの旋回に伴う挾持装置bの回転動作がある。
つまり、図10に示すような状態において、ブームaの
回動動作によって矢印F方向への運搬物cの姿勢変化が
可能となり、挾持装置bの回転動作によって回転軸Gを
中心とする回転による運搬物cの姿勢変化が可能となっ
ている。
おける運搬物としてのコンクリート2次製品(例えば歩
車道境界ブロックやU字溝等)の運搬、据付け作業を、
人力や建設機械によって行うことが知られている。そし
て、この作業を人力によって行う場合には多数の人手が
掛ってしまい作業能率が低いため、この種の作業は建設
機械を利用することが好ましい。そして、この建設機械
を利用した作業を開示したものとして実開平5−302
39号公報がある。詳しく説明すると、図10に示すよ
うに、ショベルカーのブームa先端に、運搬物cの挾持
が可能な挾持装置bを備えさせ、該挾持装置bによって
運搬物cを挾持した状態でブームaを移動させて、運搬
物cの運搬、据付けを行うようにしている。また、この
ような状態において、該運搬物cの運搬姿勢を変化させ
ようとした場合の動作としては、ブームaの回動動作
や、該ブームaと挾持装置bとの接続部に設けられた旋
回リングdの旋回に伴う挾持装置bの回転動作がある。
つまり、図10に示すような状態において、ブームaの
回動動作によって矢印F方向への運搬物cの姿勢変化が
可能となり、挾持装置bの回転動作によって回転軸Gを
中心とする回転による運搬物cの姿勢変化が可能となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな運搬物cの挾持状態において、該運搬物cを地上に
据付ける際には、該運搬物cを、地面eに対して平行な
姿勢状態で降下させて設置させる場合や、地面eに対し
て起立した姿勢状態で降下させて設置させる場合があ
る。ところが、これら設置動作の際、上述したように運
搬物cの姿勢を変化させる手段としてブームaの回動動
作及び挾持装置bの回転動作だけでは、運搬物cを地面
eに対して適切な姿勢で設置させることが難しかった。
即ち、図11に示すように、運搬物cが傾いた状態で挾
持装置bに挾持されている状態では、上述したような動
作だけで、該運搬物cを地面eに対して平行または起立
した状態で降下させることは難しかった。従って、この
ような挾持状態から運搬物cを適切な位置に据付けるた
めには、ブームaの回動動作等の微調整を要し、運搬物
cの据付け作業に長時間を要してしまうことになってい
た。
うな運搬物cの挾持状態において、該運搬物cを地上に
据付ける際には、該運搬物cを、地面eに対して平行な
姿勢状態で降下させて設置させる場合や、地面eに対し
て起立した姿勢状態で降下させて設置させる場合があ
る。ところが、これら設置動作の際、上述したように運
搬物cの姿勢を変化させる手段としてブームaの回動動
作及び挾持装置bの回転動作だけでは、運搬物cを地面
eに対して適切な姿勢で設置させることが難しかった。
即ち、図11に示すように、運搬物cが傾いた状態で挾
持装置bに挾持されている状態では、上述したような動
作だけで、該運搬物cを地面eに対して平行または起立
した状態で降下させることは難しかった。従って、この
ような挾持状態から運搬物cを適切な位置に据付けるた
めには、ブームaの回動動作等の微調整を要し、運搬物
cの据付け作業に長時間を要してしまうことになってい
た。
【0004】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、運搬物を短時間で且つ適切な位置に据付けるこ
とができる構成を得ることを目的とする。
あって、運搬物を短時間で且つ適切な位置に据付けるこ
とができる構成を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、運搬物を挾持する際に該運搬物に当接
する挾持装置のフォークの先端に取付けられた挾持部
を、該フォークに対して回転自在とするようにして、運
搬物が、フォーク先端の挾持部間に挾持されたままの状
態で、回転による姿勢変化が可能となるようにした。具
体的に、請求項1記載の発明は、建設機械のブーム先端
に連結され、開閉して運搬物を挾持するフォークと、該
フォーク先端に取付けられた挾持部と、前記フォークを
開閉させる駆動手段とを備え、前記フォークが運搬物を
挾持する際、各挾持部を運搬物の外表面に当接させて各
挾持部間で運搬物を挾持するようにした建設機械用挾持
装置を前提としている。そして、前記挾持部に、運搬物
の外表面に当接した状態で該外表面に直交する軸心回り
に回転可能とされた回転挾持手段を備えさせるような構
成としている。
めに、本発明は、運搬物を挾持する際に該運搬物に当接
する挾持装置のフォークの先端に取付けられた挾持部
を、該フォークに対して回転自在とするようにして、運
搬物が、フォーク先端の挾持部間に挾持されたままの状
態で、回転による姿勢変化が可能となるようにした。具
体的に、請求項1記載の発明は、建設機械のブーム先端
に連結され、開閉して運搬物を挾持するフォークと、該
フォーク先端に取付けられた挾持部と、前記フォークを
開閉させる駆動手段とを備え、前記フォークが運搬物を
挾持する際、各挾持部を運搬物の外表面に当接させて各
挾持部間で運搬物を挾持するようにした建設機械用挾持
装置を前提としている。そして、前記挾持部に、運搬物
の外表面に当接した状態で該外表面に直交する軸心回り
に回転可能とされた回転挾持手段を備えさせるような構
成としている。
【0006】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の建設機械用挾持装置において、挾持部に、回転挾持手
段の回転範囲を所定の角度範囲内に規制する回転範囲規
制手段を備えさせるような構成としている。
の建設機械用挾持装置において、挾持部に、回転挾持手
段の回転範囲を所定の角度範囲内に規制する回転範囲規
制手段を備えさせるような構成としている。
【0007】請求項3記載の発明は、前記請求項1記載
の建設機械用挾持装置において、挾持部に、回転挾持手
段の回転を禁止する回転禁止手段を備えさせるような構
成としている。
の建設機械用挾持装置において、挾持部に、回転挾持手
段の回転を禁止する回転禁止手段を備えさせるような構
成としている。
【0008】請求項4記載の発明は、前記請求項1記載
の建設機械用挾持装置において、挾持部に、フォークの
先端に対し該挾持部が当接している運搬物の外表面に平
行な軸心回りに回動自在に支持され且つ運搬物の外表面
に直交する方向に延びる回転軸を有する支持手段を備え
させ、回転挾持手段を、前記回転軸に回転自在に支持さ
せるような構成としている。
の建設機械用挾持装置において、挾持部に、フォークの
先端に対し該挾持部が当接している運搬物の外表面に平
行な軸心回りに回動自在に支持され且つ運搬物の外表面
に直交する方向に延びる回転軸を有する支持手段を備え
させ、回転挾持手段を、前記回転軸に回転自在に支持さ
せるような構成としている。
【0009】
【作用】上記の構成により、本発明では以下に述べるよ
うな作用が得られる。請求項1記載の発明では、運搬物
の運搬、据付け作業において、先ず、駆動手段を駆動さ
せて、一対のフォークを開閉動させてフォーク先端に取
付けられている挾持部を運搬物の外表面に当接させた状
態でこの各挾持部間で運搬物を挾持する。そして、この
挾持状態において、ブームを上昇させるなどの動作によ
って運搬物を所定位置まで運搬する。そして、この際、
前記挾持部には回転挾持手段が備えられているために、
各挾持部で運搬物を挾持した状態において運搬物をフォ
ークに対して回転させることができ、これによって運搬
状態にある運搬物の姿勢変化の自由度を大きく得ること
ができることになる。
うな作用が得られる。請求項1記載の発明では、運搬物
の運搬、据付け作業において、先ず、駆動手段を駆動さ
せて、一対のフォークを開閉動させてフォーク先端に取
付けられている挾持部を運搬物の外表面に当接させた状
態でこの各挾持部間で運搬物を挾持する。そして、この
挾持状態において、ブームを上昇させるなどの動作によ
って運搬物を所定位置まで運搬する。そして、この際、
前記挾持部には回転挾持手段が備えられているために、
各挾持部で運搬物を挾持した状態において運搬物をフォ
ークに対して回転させることができ、これによって運搬
状態にある運搬物の姿勢変化の自由度を大きく得ること
ができることになる。
【0010】請求項2記載の発明では、運搬物の回転に
よる姿勢変化に規制が要求されるような場合には、回転
範囲規制手段により、回転挾持手段の回転範囲が所定の
角度範囲内に規制されることになる。これにより、運搬
物が必要以上に回転してしまうようなことがなくなる。
よる姿勢変化に規制が要求されるような場合には、回転
範囲規制手段により、回転挾持手段の回転範囲が所定の
角度範囲内に規制されることになる。これにより、運搬
物が必要以上に回転してしまうようなことがなくなる。
【0011】請求項3記載の発明では、運搬物の回転に
よる姿勢変化が要求されないような場合には、回転禁止
手段により、回転挾持手段の回転が禁止されることにな
る。これにより、本発明の建設機械用挾持装置に、運搬
物が回転しないような状態で挾持する従来のものと同様
の使用状態を得ることができる。
よる姿勢変化が要求されないような場合には、回転禁止
手段により、回転挾持手段の回転が禁止されることにな
る。これにより、本発明の建設機械用挾持装置に、運搬
物が回転しないような状態で挾持する従来のものと同様
の使用状態を得ることができる。
【0012】請求項4記載の発明では、運搬物の挾持状
態にあっては、回転挾持手段が運搬物の外表面に当接さ
れた状態となっている。また、この回転挾持手段を支持
している支持手段は、フォークの先端に対して回動自在
であることから、この支持手段は回転挾持手段と一体的
にフォークに対して首振り自在である。このため、回転
挾持手段の前面を運搬物の外表面に沿わせることがで
き、回転挾持手段の運搬物の外表面に対する接触面積を
大きく確保できることになる。
態にあっては、回転挾持手段が運搬物の外表面に当接さ
れた状態となっている。また、この回転挾持手段を支持
している支持手段は、フォークの先端に対して回動自在
であることから、この支持手段は回転挾持手段と一体的
にフォークに対して首振り自在である。このため、回転
挾持手段の前面を運搬物の外表面に沿わせることがで
き、回転挾持手段の運搬物の外表面に対する接触面積を
大きく確保できることになる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係る挾持装置1が備えられた建
設用車両2を示している。この建設用車両2は、挾持装
置1以外は周知のショベルカーと同様の構造である。ま
た、図1における2aは車体本体部、2bは走行装置と
してのキャタピラ、2cは運転席、2dはブームであ
る。そして、ブーム2dは、第1及び第2の2本のブー
ム2e,2fから成っている。第1ブーム2eは、その
基端部が車体本体部2aに対して水平軸回りに回動自在
となるように軸支され、第1ブーム2eと車体本体部2
aとの間には第1油圧シリンダS1が架設されている。
このため、第1ブーム2eは、第1油圧シリンダS1の
駆動に伴って、車体本体部2aに対して回動可能とされ
ている。一方、第2ブーム2fは、図1の状態における
上端部から所定寸法を存した下側位置において第1ブー
ム2eの先端に対して水平軸回りに回動自在となるよう
に軸支され、第2ブーム2fの上端と第1ブーム2eと
の間に第2油圧シリンダS2が架設されている。このた
め、第2ブーム2fは、第2油圧シリンダS2の駆動に
伴って、第1ブーム2eに対して回動可能とされてい
る。
する。図1は、本発明に係る挾持装置1が備えられた建
設用車両2を示している。この建設用車両2は、挾持装
置1以外は周知のショベルカーと同様の構造である。ま
た、図1における2aは車体本体部、2bは走行装置と
してのキャタピラ、2cは運転席、2dはブームであ
る。そして、ブーム2dは、第1及び第2の2本のブー
ム2e,2fから成っている。第1ブーム2eは、その
基端部が車体本体部2aに対して水平軸回りに回動自在
となるように軸支され、第1ブーム2eと車体本体部2
aとの間には第1油圧シリンダS1が架設されている。
このため、第1ブーム2eは、第1油圧シリンダS1の
駆動に伴って、車体本体部2aに対して回動可能とされ
ている。一方、第2ブーム2fは、図1の状態における
上端部から所定寸法を存した下側位置において第1ブー
ム2eの先端に対して水平軸回りに回動自在となるよう
に軸支され、第2ブーム2fの上端と第1ブーム2eと
の間に第2油圧シリンダS2が架設されている。このた
め、第2ブーム2fは、第2油圧シリンダS2の駆動に
伴って、第1ブーム2eに対して回動可能とされてい
る。
【0014】そして、前記第2ブーム2fの先端部に
は、本例の特徴とする装置である挾持装置1が配設され
ている。以下、この挾持装置1について説明する。本挾
持装置1は、例えば直方体状のコンクリート2次製品等
の運搬物A(図1参照)をその外側から挾持するもので
あって、図2に示すように、第2ブーム2fに連結され
ている連結手段3と、運搬物Aを挾持するための挾持手
段4とを備えている。
は、本例の特徴とする装置である挾持装置1が配設され
ている。以下、この挾持装置1について説明する。本挾
持装置1は、例えば直方体状のコンクリート2次製品等
の運搬物A(図1参照)をその外側から挾持するもので
あって、図2に示すように、第2ブーム2fに連結され
ている連結手段3と、運搬物Aを挾持するための挾持手
段4とを備えている。
【0015】前記連結手段3は、連結ブラケット5、旋
回軸受け6及び挾持手段取付けブラケット7を備えてい
る。連結ブラケット5は、図2〜図4に示すように旋回
軸受け6の上面に立設されて互いに対向する一対の板材
で成り、メインプレート5aと該メインプレート5aの
内面に接合されたサブプレート5bとから成っている。
そして、メインプレート5aの上端側部には第1連結孔
5cが開口されている一方、サブプレート5bの先端部
には第2連結孔5dが開口されている。そして、第2連
結孔5dには、図示しない支軸が挿通され、この支軸に
よって、この連結ブラケット5が第2ブーム2fの先端
に軸支されている(図1参照)。また、第1連結孔5c
には、第2ブーム2fに支持された第3油圧シリンダS
3のピストンロッドの一端が連繋されており、この第3
油圧シリンダS3の駆動により、連結手段3ひいては挾
持装置1全体が第2ブーム2fに対して水平軸回りに回
動可能となるような構成とされている。また、連結ブラ
ケット5の立設位置に近接した旋回軸受け6の上面には
図示しない油圧モータが配設されている。
回軸受け6及び挾持手段取付けブラケット7を備えてい
る。連結ブラケット5は、図2〜図4に示すように旋回
軸受け6の上面に立設されて互いに対向する一対の板材
で成り、メインプレート5aと該メインプレート5aの
内面に接合されたサブプレート5bとから成っている。
そして、メインプレート5aの上端側部には第1連結孔
5cが開口されている一方、サブプレート5bの先端部
には第2連結孔5dが開口されている。そして、第2連
結孔5dには、図示しない支軸が挿通され、この支軸に
よって、この連結ブラケット5が第2ブーム2fの先端
に軸支されている(図1参照)。また、第1連結孔5c
には、第2ブーム2fに支持された第3油圧シリンダS
3のピストンロッドの一端が連繋されており、この第3
油圧シリンダS3の駆動により、連結手段3ひいては挾
持装置1全体が第2ブーム2fに対して水平軸回りに回
動可能となるような構成とされている。また、連結ブラ
ケット5の立設位置に近接した旋回軸受け6の上面には
図示しない油圧モータが配設されている。
【0016】前記旋回軸受け6は、外側リング6aと内
側リング6bとを備えており、この両者6a,6b間に
図示しないベアリングが介設されていることによって、
内側リング6bが外側リング6aに対して回転自在とさ
れている。また、内側リング6bの周囲には前記油圧モ
ータの駆動軸に配設されたギヤに噛合する図示しないリ
ングギヤが備えられており、油圧モータの駆動に伴って
内側リング6bひいては挾持手段取付けブラケット7及
び挾持手段4がブーム2dに対して旋回するように構成
されている。また、挾持手段取付けブラケット7は、内
側リング6bの下面に取付けられ、該下面から垂下され
た一対の板材で成り、図4に示す如く、互いに所定間隔
を存して対向するような位置に配設されている。そし
て、この両挾持手段取付けブラケット7,7間の空間
に、挾持手段4の上部が位置されている。
側リング6bとを備えており、この両者6a,6b間に
図示しないベアリングが介設されていることによって、
内側リング6bが外側リング6aに対して回転自在とさ
れている。また、内側リング6bの周囲には前記油圧モ
ータの駆動軸に配設されたギヤに噛合する図示しないリ
ングギヤが備えられており、油圧モータの駆動に伴って
内側リング6bひいては挾持手段取付けブラケット7及
び挾持手段4がブーム2dに対して旋回するように構成
されている。また、挾持手段取付けブラケット7は、内
側リング6bの下面に取付けられ、該下面から垂下され
た一対の板材で成り、図4に示す如く、互いに所定間隔
を存して対向するような位置に配設されている。そし
て、この両挾持手段取付けブラケット7,7間の空間
に、挾持手段4の上部が位置されている。
【0017】前記挾持手段4は、図2の如く、一対の第
1及び第2フォーク8,9、フォーク支持ブラケット1
0等を備えている。第1及び第2フォーク8,9は、側
面視が略く字状の部材で、夫々対向して配設されてい
る。また、この各フォーク8,9の上端から所定寸法を
存した下側位置は、該フォーク8,9の両側に配置され
た一対のフォーク支持ブラケット10,10に回動自在
に軸支されている。また、図2において右側に位置して
いる第1フォーク8の上端部には、この第1フォーク8
の延長方向に対して所定の角度を存した方向に延びるリ
ンク部8aが一体的に溶着されている。そして、このリ
ンク部8aの下端と第2フォーク9の上端との間にはリ
ンクロッド11が架設され、このリンクロッド11の両
端はリンク部8aの下端及び第2フォーク9の上端に夫
々相対的な回転が可能となるように連繋されている。ま
た、リンク部8aの上端には、前記フォーク支持ブラケ
ット10,10間に配置された油圧シリンダ12のピス
トンロッド12aの一端が回転自在に軸支されている。
また、この油圧シリンダ12のシリンダ基端部はフォー
ク支持ブラケット10に連結されている。このようにし
て請求項1記載の発明でいう駆動手段35が構成されて
いる。そして、この油圧シリンダ12が駆動してピスト
ンロッド12aが図2における矢印B方向に延出する
と、リンク部8aの回動に伴って第1フォーク8が回動
中心O1 を中心に矢印C方向へ回動し、この第1フォー
ク8の回動に伴ってリンクロッド11が矢印D方向に押
される。そして、このリンクロッド11の移動により、
第2フォーク9が回動中心O2 を中心に矢印E方向へ回
動する。このようにして、各フォーク8,9が互いに接
近するように回動することにより、運搬物Aの挾持動作
が行われる。また、運搬物Aの挾持解除動作は前記ピス
トンロッド12aが引き込まれることにより、上述した
動作とは逆の動作が行われて、各フォーク8,9が互い
に離れるように回動されることになる(図3参照)。そ
して、本例の特徴としては、前記各フォーク8,9の先
端に配設された挾持部21,22の構成にある。以下、
この挾持部21,22の構成について詳述する。図5に
示すように、挾持部21,22は、フォーク8,9の先
端部に軸支されたベース部材23を備えている。このベ
ース部材23は、フォーク8,9に連繋される一対のフ
ランジ部23a,23a(図7参照)と該フランジ部2
3aに対して垂直方向に延びる円盤状の円盤部23bと
が一体形成されて成っている。そして、このベース部材
23とフォーク8,9との連結構造としては、フォーク
8,9の先端部がベース部材23のフランジ部23a,
23a間に位置された状態で、この各フランジ部23
a,23aの下端部及びフォーク8,9の先端部に夫々
形成されたボルト孔(図示省略)に亘り、両端にオネジ
が形成されたボルトB1が挿通され、該ボルトB1の両
先端部にナットN1,N1が螺合されることによって、
このベース部材23がフォーク8,9に連繋されてい
る。また、フォーク8,9の先端部に形成されているボ
ルト孔(図示省略)の径は、前記ボルトB1の径よりも
僅かに大きく形成されており、このボルトB1とフォー
ク8,9との間にはブッシュ24が介在されている。こ
れによって、ベース部材23はフォーク8,9に対して
回動(首振り)自在に支持され、この挾持部21,22
による運搬物Aの挾持状態にあっては、この挾持部2
1,22が運搬物Aの表面形状に沿うような位置に回動
された状態で該運搬物Aが挾持できるようになってい
る。
1及び第2フォーク8,9、フォーク支持ブラケット1
0等を備えている。第1及び第2フォーク8,9は、側
面視が略く字状の部材で、夫々対向して配設されてい
る。また、この各フォーク8,9の上端から所定寸法を
存した下側位置は、該フォーク8,9の両側に配置され
た一対のフォーク支持ブラケット10,10に回動自在
に軸支されている。また、図2において右側に位置して
いる第1フォーク8の上端部には、この第1フォーク8
の延長方向に対して所定の角度を存した方向に延びるリ
ンク部8aが一体的に溶着されている。そして、このリ
ンク部8aの下端と第2フォーク9の上端との間にはリ
ンクロッド11が架設され、このリンクロッド11の両
端はリンク部8aの下端及び第2フォーク9の上端に夫
々相対的な回転が可能となるように連繋されている。ま
た、リンク部8aの上端には、前記フォーク支持ブラケ
ット10,10間に配置された油圧シリンダ12のピス
トンロッド12aの一端が回転自在に軸支されている。
また、この油圧シリンダ12のシリンダ基端部はフォー
ク支持ブラケット10に連結されている。このようにし
て請求項1記載の発明でいう駆動手段35が構成されて
いる。そして、この油圧シリンダ12が駆動してピスト
ンロッド12aが図2における矢印B方向に延出する
と、リンク部8aの回動に伴って第1フォーク8が回動
中心O1 を中心に矢印C方向へ回動し、この第1フォー
ク8の回動に伴ってリンクロッド11が矢印D方向に押
される。そして、このリンクロッド11の移動により、
第2フォーク9が回動中心O2 を中心に矢印E方向へ回
動する。このようにして、各フォーク8,9が互いに接
近するように回動することにより、運搬物Aの挾持動作
が行われる。また、運搬物Aの挾持解除動作は前記ピス
トンロッド12aが引き込まれることにより、上述した
動作とは逆の動作が行われて、各フォーク8,9が互い
に離れるように回動されることになる(図3参照)。そ
して、本例の特徴としては、前記各フォーク8,9の先
端に配設された挾持部21,22の構成にある。以下、
この挾持部21,22の構成について詳述する。図5に
示すように、挾持部21,22は、フォーク8,9の先
端部に軸支されたベース部材23を備えている。このベ
ース部材23は、フォーク8,9に連繋される一対のフ
ランジ部23a,23a(図7参照)と該フランジ部2
3aに対して垂直方向に延びる円盤状の円盤部23bと
が一体形成されて成っている。そして、このベース部材
23とフォーク8,9との連結構造としては、フォーク
8,9の先端部がベース部材23のフランジ部23a,
23a間に位置された状態で、この各フランジ部23
a,23aの下端部及びフォーク8,9の先端部に夫々
形成されたボルト孔(図示省略)に亘り、両端にオネジ
が形成されたボルトB1が挿通され、該ボルトB1の両
先端部にナットN1,N1が螺合されることによって、
このベース部材23がフォーク8,9に連繋されてい
る。また、フォーク8,9の先端部に形成されているボ
ルト孔(図示省略)の径は、前記ボルトB1の径よりも
僅かに大きく形成されており、このボルトB1とフォー
ク8,9との間にはブッシュ24が介在されている。こ
れによって、ベース部材23はフォーク8,9に対して
回動(首振り)自在に支持され、この挾持部21,22
による運搬物Aの挾持状態にあっては、この挾持部2
1,22が運搬物Aの表面形状に沿うような位置に回動
された状態で該運搬物Aが挾持できるようになってい
る。
【0018】更に、フォーク8,9には、ベース部材2
3の回動軸(前記ボルトB1の位置)を中心とする円弧
状の開口8b,9bが形成されている。そして、この開
口8b,9bには、前記ベース部材23のフランジ部2
3aの上端部に形成されたボルト孔(図示省略)に挿通
されたボルトB2が挿通され、該ボルトB2の先端部に
ナットN2,N2が螺合されている。これによって、こ
のボルトB2が前記円弧状の開口8b,9bの長手方向
の両端部に当接する範囲内にフォーク8,9に対するベ
ース部材23の回動範囲が規制されるようになってい
る。そして、前記円盤部23bの内面には、回転軸部材
25を介して本発明でいう回転挾持手段としての回転盤
26が支持されている。回転部材25は、ベース部材2
3の円盤部23bに重合わされた小径の円盤部25aと
該円盤部25aの中心から突設された回転軸25bとを
備えている。そして、回転盤26は、この回転軸25b
に嵌込まれて該回転軸25bを回転中心として回転自在
となっている。
3の回動軸(前記ボルトB1の位置)を中心とする円弧
状の開口8b,9bが形成されている。そして、この開
口8b,9bには、前記ベース部材23のフランジ部2
3aの上端部に形成されたボルト孔(図示省略)に挿通
されたボルトB2が挿通され、該ボルトB2の先端部に
ナットN2,N2が螺合されている。これによって、こ
のボルトB2が前記円弧状の開口8b,9bの長手方向
の両端部に当接する範囲内にフォーク8,9に対するベ
ース部材23の回動範囲が規制されるようになってい
る。そして、前記円盤部23bの内面には、回転軸部材
25を介して本発明でいう回転挾持手段としての回転盤
26が支持されている。回転部材25は、ベース部材2
3の円盤部23bに重合わされた小径の円盤部25aと
該円盤部25aの中心から突設された回転軸25bとを
備えている。そして、回転盤26は、この回転軸25b
に嵌込まれて該回転軸25bを回転中心として回転自在
となっている。
【0019】また、この回転盤26の構成について説明
すると、該回転盤26は、回転軸25bに嵌め合わされ
たスリーブ26aと、該スリーブ26aの外周部に嵌め
込まれた回転ベース盤26bとを備えており、この回転
ベース盤26bの外周縁には対向するフォークに向って
延びるフランジ26cが形成されている。このため、前
記フランジ26cとスリーブ26aとによって、対向す
るフォークに向って開放する断面略コ字状の溝26dが
回転軸部材25の回転軸25bの周囲において周方向に
亘って形成されている。そして、図6にも示すように、
このフランジ26cとスリーブ26aとによって形成さ
れた断面コ字状の溝26dにはウレタン製でリング状の
当接部材26eが一体的に嵌め込まれている。尚、この
当接部材26eにおける前記運搬物Aに当接する表面
は、スリーブ26aの端面及び回転ベース盤26bのフ
ランジ26cの端面よりも突出された位置に設定されて
おり、運搬物Aの挾持状態では、この当接部材26eの
みが運搬物Aに当接されるようになっている。また、回
転軸部材25の回転軸25bとスリーブ26aとの間に
はブッシュ27が介在されており、回転軸部材25の円
盤部25aとスリーブ26aとの間にはスラストワッシ
ャ28が介在されている。これによって回転盤26が回
転軸部材25に対して円滑に回転するようになってい
る。更に、回転軸25bの先端部には、スリーブ抜止め
用の円板29がボルトB3によって取付けられている。
このようにして、回転盤26が支持されているために、
該回転盤26は、回転軸部材25の回転軸25bを回転
中心として回転自在となっている。このような構成によ
り、前記ベース部材23及び回転軸部材25によって請
求項4記載の発明でいう支持手段36が成されている。
すると、該回転盤26は、回転軸25bに嵌め合わされ
たスリーブ26aと、該スリーブ26aの外周部に嵌め
込まれた回転ベース盤26bとを備えており、この回転
ベース盤26bの外周縁には対向するフォークに向って
延びるフランジ26cが形成されている。このため、前
記フランジ26cとスリーブ26aとによって、対向す
るフォークに向って開放する断面略コ字状の溝26dが
回転軸部材25の回転軸25bの周囲において周方向に
亘って形成されている。そして、図6にも示すように、
このフランジ26cとスリーブ26aとによって形成さ
れた断面コ字状の溝26dにはウレタン製でリング状の
当接部材26eが一体的に嵌め込まれている。尚、この
当接部材26eにおける前記運搬物Aに当接する表面
は、スリーブ26aの端面及び回転ベース盤26bのフ
ランジ26cの端面よりも突出された位置に設定されて
おり、運搬物Aの挾持状態では、この当接部材26eの
みが運搬物Aに当接されるようになっている。また、回
転軸部材25の回転軸25bとスリーブ26aとの間に
はブッシュ27が介在されており、回転軸部材25の円
盤部25aとスリーブ26aとの間にはスラストワッシ
ャ28が介在されている。これによって回転盤26が回
転軸部材25に対して円滑に回転するようになってい
る。更に、回転軸25bの先端部には、スリーブ抜止め
用の円板29がボルトB3によって取付けられている。
このようにして、回転盤26が支持されているために、
該回転盤26は、回転軸部材25の回転軸25bを回転
中心として回転自在となっている。このような構成によ
り、前記ベース部材23及び回転軸部材25によって請
求項4記載の発明でいう支持手段36が成されている。
【0020】更に、挾持部21,22は、前記回転盤2
6の回転を禁止したり、その回転可能範囲を規制するよ
うに構成されている。先ず、回転盤26の回転を禁止す
るための構成について説明する。図7に示すように、前
記ベース部材23の円盤部23bの周縁部には、該円盤
部23bの中心を挟んで対向する位置において半円状に
切欠かれた切欠き部23cが形成されている。この切欠
き部23cにはボルト挿通用のスリーブ30が嵌め込ま
れた状態で一体的に取付けられている。一方、回転盤2
6の回転ベース盤26bには、スリーブ30の配設位置
に対向可能な位置にメネジ26fが穿設されている(図
5参照)。つまり、回転盤26を所定の回転位置にする
ことにより、各スリーブ30,30とメネジ26f,2
6fの位置が一致されるようになっている。そして、こ
のような状態でスリーブ30にボルトB4を挿入し、該
ボルトB4をネメジ26f,26fに螺合することによ
って回転盤26がベース部材23に対して一体的に連結
された状態となる。つまり、この状態では回転盤26の
回転が不能されるようになっている。このような構成に
より、前記メネジ26f,スリーブ30及びボルトB4
によって回転禁止手段37が成されている。
6の回転を禁止したり、その回転可能範囲を規制するよ
うに構成されている。先ず、回転盤26の回転を禁止す
るための構成について説明する。図7に示すように、前
記ベース部材23の円盤部23bの周縁部には、該円盤
部23bの中心を挟んで対向する位置において半円状に
切欠かれた切欠き部23cが形成されている。この切欠
き部23cにはボルト挿通用のスリーブ30が嵌め込ま
れた状態で一体的に取付けられている。一方、回転盤2
6の回転ベース盤26bには、スリーブ30の配設位置
に対向可能な位置にメネジ26fが穿設されている(図
5参照)。つまり、回転盤26を所定の回転位置にする
ことにより、各スリーブ30,30とメネジ26f,2
6fの位置が一致されるようになっている。そして、こ
のような状態でスリーブ30にボルトB4を挿入し、該
ボルトB4をネメジ26f,26fに螺合することによ
って回転盤26がベース部材23に対して一体的に連結
された状態となる。つまり、この状態では回転盤26の
回転が不能されるようになっている。このような構成に
より、前記メネジ26f,スリーブ30及びボルトB4
によって回転禁止手段37が成されている。
【0021】次に、回転盤26の回転可能範囲を規制す
るための構成について説明する。図5及び図7に示すよ
うに、前記ベース部材23の外周部の一部には、外周側
に向かって突出されたストッパ31が一体的に取付けら
れている。このストッパ31は、ベース部材23の円盤
部23bと回転盤26の回転ベース盤26bとの間に配
置されており、この回転盤26には直接接触しないよう
になっている。一方、回転ベース盤26bの裏面には、
ボルトB5,B5,…によって着脱自在とされた規制部
材32,32が回転ベース盤26bの中心に対する所定
角度間隔αを存した位置の2箇所に設けられている。そ
して、この規制部材32,32が回転ベース盤26bの
裏面に取付けられた状態では、回転盤26の回転に伴う
各規制部材32,32の移動軌跡上にストッパ31が位
置されるようになっており、このため、回転盤26の回
転可能範囲は各規制部材32,32がストッパ31に当
接する位置までに規制されるようになっている。つま
り、ストッパ31が図7における角度α内で移動する範
囲だけ回転盤26の回転が可能となっている。このよう
な構成により、前記ストッパ31及び規制部材32によ
って回転範囲規制手段38が成されている。
るための構成について説明する。図5及び図7に示すよ
うに、前記ベース部材23の外周部の一部には、外周側
に向かって突出されたストッパ31が一体的に取付けら
れている。このストッパ31は、ベース部材23の円盤
部23bと回転盤26の回転ベース盤26bとの間に配
置されており、この回転盤26には直接接触しないよう
になっている。一方、回転ベース盤26bの裏面には、
ボルトB5,B5,…によって着脱自在とされた規制部
材32,32が回転ベース盤26bの中心に対する所定
角度間隔αを存した位置の2箇所に設けられている。そ
して、この規制部材32,32が回転ベース盤26bの
裏面に取付けられた状態では、回転盤26の回転に伴う
各規制部材32,32の移動軌跡上にストッパ31が位
置されるようになっており、このため、回転盤26の回
転可能範囲は各規制部材32,32がストッパ31に当
接する位置までに規制されるようになっている。つま
り、ストッパ31が図7における角度α内で移動する範
囲だけ回転盤26の回転が可能となっている。このよう
な構成により、前記ストッパ31及び規制部材32によ
って回転範囲規制手段38が成されている。
【0022】次に、前記挾持手段取付けブラケット7と
フォーク支持ブラケット10との連結構造について説明
する。挾持手段取付けブラケット7の図2における左右
両縁部における上下方向に所定寸法を存した位置の合計
8箇所には弾性連結部材13が配設されており、この弾
性連結部材13によって挾持手段取付けブラケット7と
フォーク支持ブラケット10とが連結されている。つま
り、図4にも示すように、一対の挾持手段取付けブラケ
ット7とフォーク支持ブラケット10とは8個の弾性連
結部材13,13,…によって連結されている。この弾
性連結部材13について詳述すると、図4の如く、偏平
円柱状のゴム材13aの左右両端面近傍に図示しないナ
ットが埋設されており、各ナットのうち片方が挾持手段
取付けブラケット7に形成された開口に対向配置され、
他方がフォーク支持ブラケット10に形成された開口に
対向配置されて、夫々にボルトB6,B6が螺入されて
締結されている。これによって、挾持手段4は、その全
体が挾持手段取付けブラケット7ひいてはブーム2dに
弾性的に支持されていることになる。つまり、各フォー
ク8,9間に挾持された運搬物Aも弾性的に建設用車両
1に保持されることになる。これにより、ブーム2dの
下降に伴って運搬物Aが地面から与えられる衝撃が緩和
されて、該運搬物Aの破損等が回避される。
フォーク支持ブラケット10との連結構造について説明
する。挾持手段取付けブラケット7の図2における左右
両縁部における上下方向に所定寸法を存した位置の合計
8箇所には弾性連結部材13が配設されており、この弾
性連結部材13によって挾持手段取付けブラケット7と
フォーク支持ブラケット10とが連結されている。つま
り、図4にも示すように、一対の挾持手段取付けブラケ
ット7とフォーク支持ブラケット10とは8個の弾性連
結部材13,13,…によって連結されている。この弾
性連結部材13について詳述すると、図4の如く、偏平
円柱状のゴム材13aの左右両端面近傍に図示しないナ
ットが埋設されており、各ナットのうち片方が挾持手段
取付けブラケット7に形成された開口に対向配置され、
他方がフォーク支持ブラケット10に形成された開口に
対向配置されて、夫々にボルトB6,B6が螺入されて
締結されている。これによって、挾持手段4は、その全
体が挾持手段取付けブラケット7ひいてはブーム2dに
弾性的に支持されていることになる。つまり、各フォー
ク8,9間に挾持された運搬物Aも弾性的に建設用車両
1に保持されることになる。これにより、ブーム2dの
下降に伴って運搬物Aが地面から与えられる衝撃が緩和
されて、該運搬物Aの破損等が回避される。
【0023】また、本例の挾持装置1における他の特徴
として、この挾持装置1は水平方向(図2における左右
方向)の揺れを防止する構造及び規定重量以上の運搬物
Aを挾持したことを検出する構造を備えている。先ず、
水平方向の揺れを防止する構成について説明する。前記
フォーク支持ブラケット10の幅方向中央部分における
上下両端部には所定寸法をもって上下方向に延びる突出
片14が配設されている。そして、この各突出片14の
左右両側に近接した位置には、前記挾持手段取付けブラ
ケット7の内壁面からフォーク支持ブラケット10に向
って延びるストッパ部材15,15が突設されている。
このような構成により、挾持手段4が弾性連結部材13
の変形を伴って図2における左右方向へ大きく揺動しよ
うとした場合、突出片14が左右何れかのストッパ部材
15に当接することにより、この揺動量を規制するよう
に構成されており、運搬物Aの運搬動作を安定して行わ
せることができる。
として、この挾持装置1は水平方向(図2における左右
方向)の揺れを防止する構造及び規定重量以上の運搬物
Aを挾持したことを検出する構造を備えている。先ず、
水平方向の揺れを防止する構成について説明する。前記
フォーク支持ブラケット10の幅方向中央部分における
上下両端部には所定寸法をもって上下方向に延びる突出
片14が配設されている。そして、この各突出片14の
左右両側に近接した位置には、前記挾持手段取付けブラ
ケット7の内壁面からフォーク支持ブラケット10に向
って延びるストッパ部材15,15が突設されている。
このような構成により、挾持手段4が弾性連結部材13
の変形を伴って図2における左右方向へ大きく揺動しよ
うとした場合、突出片14が左右何れかのストッパ部材
15に当接することにより、この揺動量を規制するよう
に構成されており、運搬物Aの運搬動作を安定して行わ
せることができる。
【0024】次に、規定重量以上の運搬物Aを挾持した
ことを検出する構造について説明する。前記突出片14
のうち上側に位置するものにおける外側端面には、例え
ば赤色の塗料が塗布されている。一方、前記挾持手段取
付けブラケット7の幅方向の略中央部には小開口で成る
矩形状の検知窓16が形成されている。この検知窓16
の形成位置は、各フォーク8,9が運搬物Aを挾持して
いない状態や規定重量以下の運搬物Aを挾持している状
態にあっては、前記弾性連結部材13が変形したとして
も突出片14の外側端面が検知窓16から見えないよう
な位置、つまり、突出片14よりも僅かに下方位置に設
定されている。従って、規定重量以上の運搬物Aを挾持
した場合には、突出片14の外側端面が検知窓16に達
し、この検知窓16から赤色の突出片14の外側端面が
見えることによって、挾持している運搬物Aが規定重量
以上であることを作業者が認識できる。このため、運搬
物Aが規定重量を越えているような場合に、そのことを
作業者が認識して運搬作業を中止することになり、弾性
連結部材13の破損の回避等を図ることができる。
ことを検出する構造について説明する。前記突出片14
のうち上側に位置するものにおける外側端面には、例え
ば赤色の塗料が塗布されている。一方、前記挾持手段取
付けブラケット7の幅方向の略中央部には小開口で成る
矩形状の検知窓16が形成されている。この検知窓16
の形成位置は、各フォーク8,9が運搬物Aを挾持して
いない状態や規定重量以下の運搬物Aを挾持している状
態にあっては、前記弾性連結部材13が変形したとして
も突出片14の外側端面が検知窓16から見えないよう
な位置、つまり、突出片14よりも僅かに下方位置に設
定されている。従って、規定重量以上の運搬物Aを挾持
した場合には、突出片14の外側端面が検知窓16に達
し、この検知窓16から赤色の突出片14の外側端面が
見えることによって、挾持している運搬物Aが規定重量
以上であることを作業者が認識できる。このため、運搬
物Aが規定重量を越えているような場合に、そのことを
作業者が認識して運搬作業を中止することになり、弾性
連結部材13の破損の回避等を図ることができる。
【0025】また、この規定重量以上の運搬物Aを挾持
したことを検出する構造は上述したような検知窓16を
備えたものに限らず、従来から周知のリミットスイッチ
や光電スイッチ等のような電気的な手段によって運搬物
の重量を検知することができるように構成されたもので
あってもよい。
したことを検出する構造は上述したような検知窓16を
備えたものに限らず、従来から周知のリミットスイッチ
や光電スイッチ等のような電気的な手段によって運搬物
の重量を検知することができるように構成されたもので
あってもよい。
【0026】次に、上述したような構成による建設用車
両2による運搬物Aの運搬作業について説明する。特
に、本例の建設用車両2は、歩車道境界ブロックやU字
溝を運搬、据付けする際に使用されるものであって、こ
の歩車道境界ブロックの運搬、据付け作業と、U字溝の
運搬、据付け作業とは動作が異なるために、夫々の動作
について説明する。
両2による運搬物Aの運搬作業について説明する。特
に、本例の建設用車両2は、歩車道境界ブロックやU字
溝を運搬、据付けする際に使用されるものであって、こ
の歩車道境界ブロックの運搬、据付け作業と、U字溝の
運搬、据付け作業とは動作が異なるために、夫々の動作
について説明する。
【0027】先ず、歩車道境界ブロックの運搬、据付け
作業について説明する。この歩車道境界ブロックの運
搬、据付け作業としては、先ず、予めブロック置き場に
横倒した状態で並べられた歩車道境界ブロックを、図8
に示すように、所定のブロック据付け位置に沿って該ブ
ロックA1の長さ寸法分だけの間隔を存して各ブロック
A1,A1,…を起立状態で設置しておく。その後、こ
の状態から該ブロックA1,A1,…を所定のブロック
据付け位置に沿うように倒すことによって各ブロックA
1,A1,…を所定の据付け位置に横置き状態で据付け
るようにしている。
作業について説明する。この歩車道境界ブロックの運
搬、据付け作業としては、先ず、予めブロック置き場に
横倒した状態で並べられた歩車道境界ブロックを、図8
に示すように、所定のブロック据付け位置に沿って該ブ
ロックA1の長さ寸法分だけの間隔を存して各ブロック
A1,A1,…を起立状態で設置しておく。その後、こ
の状態から該ブロックA1,A1,…を所定のブロック
据付け位置に沿うように倒すことによって各ブロックA
1,A1,…を所定の据付け位置に横置き状態で据付け
るようにしている。
【0028】そして、この動作を本建設用車両2によっ
て行う場合について説明すると、この際には、上述した
ような回転盤26の回転を禁止するためのボルトB4を
抜き取っておくと共に、規制部材32,32を回転ベー
ス盤26bから取外しておいて、回転盤26の回転を規
制したり回転可能範囲を規制するようなことなしに、該
回転盤26が自由に回転されるようにしておく。そし
て、このような状態において、先ず、ブロック置き場ま
で建設用車両2を走行移動させる。この際、油圧シリン
ダ12はピストンロッド12aが最も引き込まれた状態
であり、各フォーク8,9が最も離れた位置、つまり開
放された非挾持状態とされている(図3参照)。このよ
うな状態から第1〜第3油圧シリンダS1〜S3を駆動
させて、各フォーク8,9の間に1個の歩車道境界ブロ
ックA1が位置するような状態にする。
て行う場合について説明すると、この際には、上述した
ような回転盤26の回転を禁止するためのボルトB4を
抜き取っておくと共に、規制部材32,32を回転ベー
ス盤26bから取外しておいて、回転盤26の回転を規
制したり回転可能範囲を規制するようなことなしに、該
回転盤26が自由に回転されるようにしておく。そし
て、このような状態において、先ず、ブロック置き場ま
で建設用車両2を走行移動させる。この際、油圧シリン
ダ12はピストンロッド12aが最も引き込まれた状態
であり、各フォーク8,9が最も離れた位置、つまり開
放された非挾持状態とされている(図3参照)。このよ
うな状態から第1〜第3油圧シリンダS1〜S3を駆動
させて、各フォーク8,9の間に1個の歩車道境界ブロ
ックA1が位置するような状態にする。
【0029】その後、油圧シリンダ12を駆動させてピ
ストンロッド12aを図2における矢印B方向に延長す
ると、第1フォーク8が矢印C方向へ回動し、この第1
フォーク8の回動に伴ってリンクロッド11が矢印D方
向に押されて、第2フォーク9が矢印E方向へ回動す
る。このようにして、各フォーク8,9が回動すること
により、この両フォーク8,9の挾持部21,22がブ
ロックA1の外側面に当接して該ブロックA1が挾持さ
れる。また、この際の挾持部21,22によるブロック
A1の挾持位置は、該ブロックA1の重心位置からその
長手方向にずれた位置に設定するようにしている。その
後、ブロックを挾持した状態で再び第1〜第3油圧シリ
ンダS1〜S3を駆動させて、ブーム2dを上方へ回動
させ、該ブロックA1を持上げる。このようにして、ブ
ロックA1を持上げると、上述したように、ブロックA
1の挾持位置が、該ブロックA1の重心位置からその長
手方向にずれた位置に設定されており、挾持部21,2
2の回転盤26,26は、ブロックA1を挾持した状態
で回転自在となっているので、ブロックA1は、その挾
持位置に対して重心位置が下側に位置するような姿勢と
なる。つまり、ブロックA1は、挾持部21,22に挾
持されたままの状態で横倒し状態から起立状態となり、
この起立状態のまま所定のブーム2dの移動或いは建設
用車両2の移動によって所定の据付け位置まで運搬され
ることになる。
ストンロッド12aを図2における矢印B方向に延長す
ると、第1フォーク8が矢印C方向へ回動し、この第1
フォーク8の回動に伴ってリンクロッド11が矢印D方
向に押されて、第2フォーク9が矢印E方向へ回動す
る。このようにして、各フォーク8,9が回動すること
により、この両フォーク8,9の挾持部21,22がブ
ロックA1の外側面に当接して該ブロックA1が挾持さ
れる。また、この際の挾持部21,22によるブロック
A1の挾持位置は、該ブロックA1の重心位置からその
長手方向にずれた位置に設定するようにしている。その
後、ブロックを挾持した状態で再び第1〜第3油圧シリ
ンダS1〜S3を駆動させて、ブーム2dを上方へ回動
させ、該ブロックA1を持上げる。このようにして、ブ
ロックA1を持上げると、上述したように、ブロックA
1の挾持位置が、該ブロックA1の重心位置からその長
手方向にずれた位置に設定されており、挾持部21,2
2の回転盤26,26は、ブロックA1を挾持した状態
で回転自在となっているので、ブロックA1は、その挾
持位置に対して重心位置が下側に位置するような姿勢と
なる。つまり、ブロックA1は、挾持部21,22に挾
持されたままの状態で横倒し状態から起立状態となり、
この起立状態のまま所定のブーム2dの移動或いは建設
用車両2の移動によって所定の据付け位置まで運搬され
ることになる。
【0030】そして、ブロックA1が所定の据付け位置
まで運搬された後、該ブロックA1を所定位置に据付け
る際には、先ず、前記第1〜第3油圧シリンダS1〜S
3を駆動させて、ブーム2dを下方へ回動させる。
まで運搬された後、該ブロックA1を所定位置に据付け
る際には、先ず、前記第1〜第3油圧シリンダS1〜S
3を駆動させて、ブーム2dを下方へ回動させる。
【0031】そして、起立状態で挾持されているブロッ
クA1をこの起立状態のまま地面に立て(図8に示すよ
うな状態)、該ブロックA1が地上に置かれた状態で、
このブーム2dの動作を停止させるようにする。そし
て、このようにしてブロックA1を地面に置いた後、前
記ピストンロッド12aを引き込むことにより、上述し
た動作とは逆の動作が行われて、各フォーク8,9が互
いに離れる方向へ回動され、ブロックA1の挾持状態が
解除され、この据付け作業が完了する。このような動作
が繰り返されることによって、図8に示すように、複数
個のブロックA1が、所定のブロック設置位置に沿って
該ブロックA1の長さ寸法分だけの間隔を存して起立状
態で設置された状態となり、この状態から該ブロックA
1を所定のブロック設置位置に沿うように倒すことによ
って各ブロックA1,A1,…は所定の据付け位置に横
置き状態で且つ一直線上に並べられた状態で据付けられ
ることになる。このような作業によって歩車道境界ブロ
ックA1の運搬、据付けが行われるので、ブロックA1
を所定位置に起立状態で設置する作業が建設用車両2に
よって容易に行うことができ、従来では人力によって行
っていたブロックA1の横倒し状態から起立状態にする
作業を、建設用車両2により、特別な駆動源を必要とす
ることなしに、高い作業効率でもって行うことができ
る。また、この種のブロックA1の運搬、据付け動作に
おいて、ブロックA1を起立状態で設置させた後に所定
位置に倒すような動作の他に、挾持部21,22によっ
て挾持したままでブロックを所定の据付け位置に横倒し
状態のまま設置するような場合であっても、回転盤26
が回転可能であることからブロックA1の姿勢を人力に
よって容易に変えることができる。このため、路面の傾
斜等に沿ったブロックA1の姿勢を容易に得ることがで
きて据付け後の位置調整量が僅かで済み、作業の高効率
化を図ることができる。また、このような動作の場合、
挾持部21,22によるブロックA1の挾持位置は、で
きるだけブロックA1の重心位置近くに設定するように
する。このような位置を挾持した場合には、僅かな人力
でもってブロックA1の姿勢を変えることができる。
クA1をこの起立状態のまま地面に立て(図8に示すよ
うな状態)、該ブロックA1が地上に置かれた状態で、
このブーム2dの動作を停止させるようにする。そし
て、このようにしてブロックA1を地面に置いた後、前
記ピストンロッド12aを引き込むことにより、上述し
た動作とは逆の動作が行われて、各フォーク8,9が互
いに離れる方向へ回動され、ブロックA1の挾持状態が
解除され、この据付け作業が完了する。このような動作
が繰り返されることによって、図8に示すように、複数
個のブロックA1が、所定のブロック設置位置に沿って
該ブロックA1の長さ寸法分だけの間隔を存して起立状
態で設置された状態となり、この状態から該ブロックA
1を所定のブロック設置位置に沿うように倒すことによ
って各ブロックA1,A1,…は所定の据付け位置に横
置き状態で且つ一直線上に並べられた状態で据付けられ
ることになる。このような作業によって歩車道境界ブロ
ックA1の運搬、据付けが行われるので、ブロックA1
を所定位置に起立状態で設置する作業が建設用車両2に
よって容易に行うことができ、従来では人力によって行
っていたブロックA1の横倒し状態から起立状態にする
作業を、建設用車両2により、特別な駆動源を必要とす
ることなしに、高い作業効率でもって行うことができ
る。また、この種のブロックA1の運搬、据付け動作に
おいて、ブロックA1を起立状態で設置させた後に所定
位置に倒すような動作の他に、挾持部21,22によっ
て挾持したままでブロックを所定の据付け位置に横倒し
状態のまま設置するような場合であっても、回転盤26
が回転可能であることからブロックA1の姿勢を人力に
よって容易に変えることができる。このため、路面の傾
斜等に沿ったブロックA1の姿勢を容易に得ることがで
きて据付け後の位置調整量が僅かで済み、作業の高効率
化を図ることができる。また、このような動作の場合、
挾持部21,22によるブロックA1の挾持位置は、で
きるだけブロックA1の重心位置近くに設定するように
する。このような位置を挾持した場合には、僅かな人力
でもってブロックA1の姿勢を変えることができる。
【0032】次に、U字溝の運搬、据付け作業について
説明する。このU字溝の運搬、据付け作業に際しては、
上述したように回転盤26の回転を禁止するためのボル
トB4を抜き取っておくと共に、規制部材32,32を
回転ベース盤26bに取付けておき、回転盤26の回転
可能範囲を規制するようにしておく。これは、特に、U
字溝は重量物(例えば1個200kg)であって必要以上
に回転すると周囲に悪影響を与える虞れがあるので、こ
れを回避するためである。そして、このような状態にお
いて、図9に示すように、U字溝A2において鉛直方向
に延びる一辺を挾持部21,22によって挾持する。こ
の際にも、挾持部21,22によるU字溝A2の挾持位
置は、できるだけU字溝A2の重心位置近くに設定する
ようにして、僅かな人力でもってU字溝A2の姿勢を変
えられるようにしておく。そして、この状態からブーム
2dの回動等によりU字溝A2を運搬し、該U字溝A2
を地面に掘られた溝内の所定の据付け位置に横置き状態
で据付ける。この際、挾持部21,22の回転盤26は
U字溝A2を挾持した状態において所定範囲内を回転自
在であることから、この回転に伴って姿勢が変化されて
地面に掘られた溝の傾斜等に応じた適切な姿勢でこの溝
内に据付けられることになる。
説明する。このU字溝の運搬、据付け作業に際しては、
上述したように回転盤26の回転を禁止するためのボル
トB4を抜き取っておくと共に、規制部材32,32を
回転ベース盤26bに取付けておき、回転盤26の回転
可能範囲を規制するようにしておく。これは、特に、U
字溝は重量物(例えば1個200kg)であって必要以上
に回転すると周囲に悪影響を与える虞れがあるので、こ
れを回避するためである。そして、このような状態にお
いて、図9に示すように、U字溝A2において鉛直方向
に延びる一辺を挾持部21,22によって挾持する。こ
の際にも、挾持部21,22によるU字溝A2の挾持位
置は、できるだけU字溝A2の重心位置近くに設定する
ようにして、僅かな人力でもってU字溝A2の姿勢を変
えられるようにしておく。そして、この状態からブーム
2dの回動等によりU字溝A2を運搬し、該U字溝A2
を地面に掘られた溝内の所定の据付け位置に横置き状態
で据付ける。この際、挾持部21,22の回転盤26は
U字溝A2を挾持した状態において所定範囲内を回転自
在であることから、この回転に伴って姿勢が変化されて
地面に掘られた溝の傾斜等に応じた適切な姿勢でこの溝
内に据付けられることになる。
【0033】以上説明してきたように、本例によれば、
各フォーク8,9の先端部に回転自在な回転盤26,2
6を設け、この回転盤26,26の回転に伴って、運搬
物Aの挾持状態を維持したままで該運搬物Aを回転させ
て姿勢を変えることができる。このため、従来の構成で
は得られなかった運搬物Aの挾持面に対して直交する軸
を回転中心とする運搬物Aの回転による姿勢変化を可能
とすることができ、運搬物Aの姿勢変化の自由度を大き
く得ることができるので、運搬物Aを短時間で且つ適切
な位置に据付けることができる。
各フォーク8,9の先端部に回転自在な回転盤26,2
6を設け、この回転盤26,26の回転に伴って、運搬
物Aの挾持状態を維持したままで該運搬物Aを回転させ
て姿勢を変えることができる。このため、従来の構成で
は得られなかった運搬物Aの挾持面に対して直交する軸
を回転中心とする運搬物Aの回転による姿勢変化を可能
とすることができ、運搬物Aの姿勢変化の自由度を大き
く得ることができるので、運搬物Aを短時間で且つ適切
な位置に据付けることができる。
【0034】また、ベース部材23はフォーク8,9に
対して回動(首振り)自在に支持されており、この挾持
部21,22による運搬物Aの挾持状態にあっては、こ
の挾持部21,22が運搬物Aの表面形状に沿うような
位置に回動された状態で該運搬物Aが挾持できるように
なっているので、挾持部21,22の運搬物Aの外表面
に対する接触面積を大きく確保でき、高い挾持力を得る
ことができる。
対して回動(首振り)自在に支持されており、この挾持
部21,22による運搬物Aの挾持状態にあっては、こ
の挾持部21,22が運搬物Aの表面形状に沿うような
位置に回動された状態で該運搬物Aが挾持できるように
なっているので、挾持部21,22の運搬物Aの外表面
に対する接触面積を大きく確保でき、高い挾持力を得る
ことができる。
【0035】そして、回転禁止手段37が設けられてい
ることにより、運搬物Aを回転自在に支持した状態と、
従来のように運搬物Aを回転させないように支持した状
態とを要求に応じて得ることができる。
ることにより、運搬物Aを回転自在に支持した状態と、
従来のように運搬物Aを回転させないように支持した状
態とを要求に応じて得ることができる。
【0036】更に、回転範囲規制手段38が設けられて
いることにより、要求に応じて運搬物Aが必要以上に回
転してしまうことを規制することができる。
いることにより、要求に応じて運搬物Aが必要以上に回
転してしまうことを規制することができる。
【0037】尚、本例では、運搬物として直方体状のコ
ンクリート2次製品を例に挙げて説明したが、本発明
は、これに限らず、ヒューム管や鋳鉄管等種々の運搬物
の運搬に利用することができる。
ンクリート2次製品を例に挙げて説明したが、本発明
は、これに限らず、ヒューム管や鋳鉄管等種々の運搬物
の運搬に利用することができる。
【0038】
【発明の効果】上述してきたように、本発明によれば以
下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の発
明によれば、挾持部に、運搬物の外表面に当接した状態
で該外表面に直交する軸心回りに回転可能とされた回転
挾持手段を備えさせるようにしたために、運搬物の運搬
時において、各挾持部で運搬物を挾持した状態において
運搬物をフォークに対して回転させることができ、これ
によって運搬状態にある運搬物の姿勢変化の自由度を大
きく得ることができる。このため、運搬物を短時間で且
つ適切な位置に据付けることができる。
下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の発
明によれば、挾持部に、運搬物の外表面に当接した状態
で該外表面に直交する軸心回りに回転可能とされた回転
挾持手段を備えさせるようにしたために、運搬物の運搬
時において、各挾持部で運搬物を挾持した状態において
運搬物をフォークに対して回転させることができ、これ
によって運搬状態にある運搬物の姿勢変化の自由度を大
きく得ることができる。このため、運搬物を短時間で且
つ適切な位置に据付けることができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、挾持部に、
回転挾持手段の回転範囲を所定の角度範囲内に規制する
回転範囲規制手段を備えさせるようにしたために、要求
に応じて運搬物が必要以上に回転してしまうことを規制
することができる。
回転挾持手段の回転範囲を所定の角度範囲内に規制する
回転範囲規制手段を備えさせるようにしたために、要求
に応じて運搬物が必要以上に回転してしまうことを規制
することができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、挾持部に、
回転挾持手段の回転を規制する回転規制手段を備えさせ
るようにしたために、要求に応じて運搬物の回転を規制
することができ、1つの建設機械用挾持装置で、運搬物
を回転自在に支持した状態と、従来のように運搬物を回
転させないように支持した状態とを得ることができる。
回転挾持手段の回転を規制する回転規制手段を備えさせ
るようにしたために、要求に応じて運搬物の回転を規制
することができ、1つの建設機械用挾持装置で、運搬物
を回転自在に支持した状態と、従来のように運搬物を回
転させないように支持した状態とを得ることができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、挾持部に、
フォークの先端に対し該挾持部が当接している運搬物の
外表面に平行な軸心回りに回動自在に支持され且つ運搬
物の外表面に直交する方向に延びる回転軸を有する支持
手段を備えさせ、回転挾持手段を、前記回転軸に回転自
在に支持させるようにしたために、支持手段の回動に伴
い回転挾持手段の前面を運搬物の外表面に沿わせること
ができ、回転挾持手段の運搬物の外表面に対する接触面
積を大きく確保でき、高い挾持力を得ることができる。
フォークの先端に対し該挾持部が当接している運搬物の
外表面に平行な軸心回りに回動自在に支持され且つ運搬
物の外表面に直交する方向に延びる回転軸を有する支持
手段を備えさせ、回転挾持手段を、前記回転軸に回転自
在に支持させるようにしたために、支持手段の回動に伴
い回転挾持手段の前面を運搬物の外表面に沿わせること
ができ、回転挾持手段の運搬物の外表面に対する接触面
積を大きく確保でき、高い挾持力を得ることができる。
【図1】建設用車両の側面図である。
【図2】フォークが閉じられた状態を示す挾持装置の正
面図である。
面図である。
【図3】フォークが開放された状態を示す挾持装置の正
面図である。
面図である。
【図4】運搬物を挾持した状態を示す挾持装置の側面図
である。
である。
【図5】各挾持部を示す一部を断面で表した図である。
【図6】挾持部の背面図である。
【図7】挾持部の正面図である。
【図8】歩車道境界ブロックの運搬、据付け作業を説明
するための図である。
するための図である。
【図9】U字溝の運搬、据付け作業を説明するための図
である。
である。
【図10】従来例における図1相当図である。
【図11】従来例において搬送物が傾斜状態で挾持され
た状態を示す挾持装置の側面図である。
た状態を示す挾持装置の側面図である。
1 挾持装置 2 建設用車両(建設機械) 2d ブーム 8 第1フォーク 9 第2フォーク 21,22 挾持部 25b 回転軸 35 駆動手段 36 支持手段 37 回転禁止手段 38 回転範囲規制手段 A 運搬物
Claims (4)
- 【請求項1】 建設機械のブーム先端に連結され、開閉
して運搬物を挾持するフォークと、 該フォーク先端に取付けられた挾持部と、 前記フォークを開閉させる駆動手段とを備え、 前記フォークが運搬物を挾持する際、各挾持部を運搬物
の外表面に当接させて各挾持部間で運搬物を挾持するよ
うにした建設機械用挾持装置において、 前記挾持部には、運搬物の外表面に当接した状態で該外
表面に直交する軸心回りに回転可能とされた回転挾持手
段が備えられていることを特徴とする建設機械用挾持装
置。 - 【請求項2】 挾持部には、回転挾持手段の回転範囲を
所定の角度範囲内に規制する回転範囲規制手段が備えら
れていることを特徴とする請求項1記載の建設機械用挾
持装置。 - 【請求項3】 挾持部には、回転挾持手段の回転を禁止
する回転禁止手段が備えられていることを特徴とする請
求項1記載の建設機械用挾持装置。 - 【請求項4】 挾持部は、フォークの先端に対し該挾持
部が当接している運搬物の外表面に平行な軸心回りに回
動自在に支持され且つ運搬物の外表面に直交する方向に
延びる回転軸を有する支持手段を備えており、 回転挾持手段は、前記回転軸に回転自在に支持されてい
ることを特徴とする請求項1記載の建設機械用挾持装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP962894A JPH07215659A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 建設機械用挾持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP962894A JPH07215659A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 建設機械用挾持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215659A true JPH07215659A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11725527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP962894A Withdrawn JPH07215659A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 建設機械用挾持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07215659A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108706444A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-10-26 | 天津电力机车有限公司 | 一种采用液压控制的钢轨夹钳装置 |
| JP6492237B1 (ja) * | 2018-11-21 | 2019-03-27 | 哲山 松本 | フォークグラップル装着のアダプタ |
| JP2019085179A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 大裕株式会社 | 異形ブロックのクランプ装置 |
| JP2019147664A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 株式会社遠藤工業 | 鋼材用保持具 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP962894A patent/JPH07215659A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019085179A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 大裕株式会社 | 異形ブロックのクランプ装置 |
| JP2019147664A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 株式会社遠藤工業 | 鋼材用保持具 |
| CN108706444A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-10-26 | 天津电力机车有限公司 | 一种采用液压控制的钢轨夹钳装置 |
| JP6492237B1 (ja) * | 2018-11-21 | 2019-03-27 | 哲山 松本 | フォークグラップル装着のアダプタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |