JPH0530425B2 - - Google Patents

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JPH0530425B2
JPH0530425B2 JP62048551A JP4855187A JPH0530425B2 JP H0530425 B2 JPH0530425 B2 JP H0530425B2 JP 62048551 A JP62048551 A JP 62048551A JP 4855187 A JP4855187 A JP 4855187A JP H0530425 B2 JPH0530425 B2 JP H0530425B2
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JP
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gelatin
water
hydrogen peroxide
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animal
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JP62048551A
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Shinjuro Nagasawa
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゼラチンと豆乳またはゼラチンと豆
乳とその他の食品とからなる新規食品に関するも
のである。
従来から、所謂あめいろを呈する、透明なゼラ
チン食品が知られている。さらに、かかる透明な
ゼラチン固形物中には種々の食品、例えば海老、
鮭、鶏卵等の小片を散りばめた、一般にゼリーと
称する食品が知られている。
一方、伝統的食品として一般に豆腐食品が知ら
れている。そのなかでも、豆腐は、栄養価も高
く、近年外国に於ても次第に評価されて来ている
食品である。しかしながら、豆腐は柔らかいこと
が特徴とされている為、最近の、特に絹ごし豆腐
は、冷ややつこ或いは湯豆腐にしても、箸で掴む
ことが非常に難しく、そのために、別に豆腐掬い
と言つたような器具も市販されている。
本発明は、食味を失うこと無く、市販の豆腐に
比べて遊離水が無く、箸を使用して容易に掴むこ
とができ、しかも適度の柔らかさを保持した豆腐
食品、すなわちゼラチンと豆乳等とからなるゼラ
チン食品に関するものである。
すなわち、本発明は、 (1) 動物の脱毛皮を、60〜100℃の温水に浸漬し、
PH7に調整し、温水から取り出し、次いで2〜
5mmに裁断し、これに水を加えて水分75〜80%
に調整し、次いで、これを粉砕器により粉砕し
て乳化させることにより得られたゼラチンエマ
ルジヨン、動物の脱毛皮を過酸化水素水に浸漬
し、過酸化水素水を分解した後酸性処理を行
い、水洗後ミンチし、攪拌下にPH4.5〜8.0に調
整し、次いで粉砕することにより得られるゼラ
チンエマルジヨン、または、動物の脱毛皮を過
酸化水素水に浸漬し、過酸化水素水を分解した
後酸性処理を行い、60〜100℃に加熱し、次い
で粉砕することにより得られるゼラチンエマル
ジヨン、と豆乳と、または該ゼラチンと豆乳お
よびその他の食品とからなるゼラチン食品。
(2) 特許請求の範囲第1項のゼラチン食品におい
て、動物の脱毛皮が牛皮または豚皮であるゼラ
チン食品。
(3) 特許請求の範囲第1項のゼラチン食品におい
て、動物の脱毛皮が石灰処理されたものである
ゼラチン食品。
(4) 特許請求の範囲第2項のゼラチン食品におい
て、牛皮または豚皮が石灰処理後、水に浸漬す
ることにより脱脂肪、脱臭されたものであるゼ
ラチン食品。
(5) 特許請求の範囲第1項のゼラチン食品におい
て、粉砕機が、コロイドミル、ミースマスタ
ー、ミクロカツトであるゼラチン食品。
をその要旨とする。
すなわち、本発明に使用するゼラチンとして
は、動物の脱毛皮を、60〜100℃の温水に浸漬し、
PH7に調整し、温水から取り出し、次いで2〜5
mmに載断し、これに水を加えて水分75〜80%に調
整し、次いで、これを粉砕機により粉砕して乳化
させることにより得られた、ゼラチンエマルジヨ
ン、あるいは、動物の毛皮を過酸化水素水に浸漬
し、過酸化水素水を分解した後酸性処理を行い、
水洗後ミンチし、攪拌下にPH4.5〜8.0に調整し、
次いで粉砕することにより得られるゼラチンエマ
ルジヨン、または、動物の脱毛皮を過酸化水素水
に浸漬し、過酸化水素水を分解した後酸性処理を
行い、60〜100℃に加熱し、次いで粉砕すること
により得られるゼラチンエマルジヨン等をあげる
ことが出来る。
本発明に使用する動物の脱毛皮としては、牛、
豚、ラム、鯨等の獣海畜の皮を脱毛したものであ
つて、PH11〜13の石灰またはソーダ灰水を用いて
揉み洗いし、次いで塩酸、硫酸水溶液等にて中和
処理を行つたものをあげることができる。
また、本発明に使用する脱毛皮としては、上記
により得られた脱毛皮を水洗いした後、脱毛皮
1000Kgに対して、約10Kgの75%の過酸化水素水に
約2000Kgの水を加えた溶液に5時間程度浸漬し、
充分過酸化水素水を脱毛皮に吸収させ、次いで充
分流水中で洗浄し、さらに約0.25%程度の濃度の
重炭酸ナトリウム水溶液約2000Kgに浸漬し、充分
過酸化水素を分解したものを使用することができ
る。得られた過酸化水素分解処理後の脱毛皮は、
次いで酸性処理されるが、酸性処理としては、塩
酸、硫酸等の水溶液に長時間たとえば5〜8時間
浸漬し、浸漬液がPH4〜8になる様な処理であれ
ば、いずれの方法をも採用することができる。
酸性処理した脱毛皮は、水洗し、チヨツパー等
の粉砕機により、2〜15mmミンチすればよい。ミ
ンチした脱毛皮は、次いでミキサー、カツター等
の攪拌機により攪拌下に水分70〜90%に調整する
とともに、必要あればPH4〜8に再調整しつつ粉
砕しゼラチンエマルジヨンを製造する。
また、本発明ゼラチンエマルジヨンには、上記
により過酸化水素水処理、過酸化水素分解処理そ
して酸性処理された脱毛皮を、60〜100℃に加熱
し、次いでミキサー、カツター等の攪拌機により
攪拌下に水分70〜90%に調整するとともに、必要
あればPH4〜8に再調整しつつ粉砕して得られる
ゼラチンエマルジヨンを使用することも可能であ
る。
本発明は使用する豆乳としては、従来から豆腐
製造用として製造されているもの、あるいは、市
販の各種豆乳飲料の何れのものをも使用すること
が出来る。
本発明のゼラチン食品は、上記で得られたゼラ
チンエマルジヨンと豆乳とからなるゼラチン食
品、または、これに加えてゼラチン及び豆乳以外
の食品とからなるゼラチン食品に関するものであ
るが、ゼラチン及び豆乳以外の食品としては、
牛、豚、ラム、鶏等の動物肉、鮭、鰊、鮪、鳥
賊、鰯、シシヤモ、飛魚等の魚肉、鮭、たら、シ
シヤモ、飛魚、鮫等の卵、わかめ、昆布、子持昆
布等の海草類、蛤、鯏、蜆等の貝類、林檎、梨、
蜜柑、グレープフルーツ、オレンジ、キウイ等の
果実類、胡瓜、苦瓜、茄子、大根、人参、甘藷、
馬鈴薯、白菜、キヤベツ、レタス、ホーレン草、
椎茸、舞い茸、唐芥子、七味唐芥子等の野菜類あ
るいはそれらの加工食品、または、醤油、ソー
ス、チリソース、カレー、糖類等の調味料、コー
ヒー、ココア、紅茶、ウーロン茶、観音茶等の中
国茶等の抽出液、ココア等の嗜好品等をあげるこ
とができる。
本発明のゼラチン食品の製造方法としては、上
記により製造したゼラチンエマルジヨンに豆乳
を、あるいはこれに、その他の食品を、混合し、
60〜120℃に加熱し、必要に応じて豆乳の凝固剤
を添加し、ついで、攪拌し適当な容器に流し込
み、そして、室温ないし低温において静置する方
法をあげることができる。
実施例 1 脱毛した豚皮10Kgを、PH約12の石灰水溶液で充
分もみ洗いし、次いで水洗した。得られた豚皮
を、75%の過酸化水素水の100gに水20Kgを加え
た溶液18リツターに4時間漬浸して、充分豚皮に
過酸化水素水を吸収させた。次いで、10時間、流
水中にて洗浄した。得られた豚皮を、水20Kgに
80gの重炭酸ソーダを溶解した水溶液18リツター
に4時間、攪拌下に漬浸して過酸化水素を分解し
た。得られた豚皮を水洗し、水20Kgに250gの希
硫酸水溶液を混合した溶液に2時間漬浸し、次い
で豚皮を引揚げたのち、食塩3Kgを溶解した水20
Kgの溶液に2時間浸け、次いで水洗した。得られ
た豚皮を約5mmの大きさにミンチし、次いでミキ
サー中にて、攪拌下に水分約80%、PH6に調整
し、更にコロイドミルにより粉砕してゼラチンエ
マルジヨン12Kgを得た。
得られたゼラチンエマルジヨン1Kgに、10Kgの
豆乳(固形分 8%)を添加し、100℃に加熱し、
これにニガリ40gを加え高速ミキサーにより3分
攪拌し、ついで豆腐の容器に充填し、10℃で1時
間冷蔵して、本発明のゼラチン食品を製造した。
本実施例により製造したゼラチン食品は、従来市
販の豆腐に比べて遊離水が無く、経時変化に於も
3〜5日の日持ちが良く、しかも、箸を使用して
容易に掴むことができるものであつた。
実施例 2 実施例1に於て、得られたゼラチンエマルジヨ
ンに豆乳を添加し、100℃に加熱しニガリを加え、
高速ミキサーにより攪拌する際に、抹茶10gを添
加して、風味のあるプリン状の本発明のゼラチン
食品を製造した。
実施例 3 脱毛した豚皮10Kgを、PH約12の石灰水溶液で充
分もみ洗いし、次いで水洗した。得られた豚皮
を、75%の過酸化水素水の100gに水20Kgを加え
た溶液18リツターに4時間漬浸して、充分豚皮に
過酸化水素水を吸収させた。次いで、10時間、流
水中にて洗浄した。得られた豚皮を、水20Kgに
80gの重炭酸ソーダを溶解した水溶液18リツター
に4時間、攪拌下に漬浸して過酸化水素を分解し
た。得られた豚皮を水洗し、水20Kgに250gの希
硫酸水溶液を混合した溶液に4時間漬浸し、次い
で水洗した。得られた豚皮を60〜100℃に加熱し、
次いで約5mmの大きさにミンチし、次いでミキサ
ー中にて、攪拌下に水分約80%、PH5.5に調整し、
更にコロイドミルにより粉砕して白色のゼラチン
エマルジヨン12Kgを得た。得られたゼラチンエマ
ルジヨンの2Kgに10Kgの豆乳(固形分8%)を添
加し、ついで6Kgの約5mm角に切断したキムチを
混合し、直径約50mm、深さ10mmの皿に注入し、こ
れを15分ボイルして、円板状のキムチ入りゼラチ
ン食品を製造した。本発明により得られたゼラチ
ン食品は、何れも従来市販の豆腐に比べて遊離水
が無く、経時変化に於も3〜5日の日持ちが良
く、しかも、箸を使用して容易に掴むことができ
るものであつた。
比較例 1 比較のために、特開昭60−16567号公報、第2
頁下欄下から8行の、ゼラチンは水で溶いたもの
を使用した、の記載等に従い、市販のゼラチンを
使用した以外は、実施例1と同様に処理して豆腐
ゼリーを製造した。
すなわち、市販ゼラチンを水に浸漬し、水分約
80%のゲル状物を調整し、次いでコロイドミルに
より粉砕してゼラチンエマルジヨン12Kgを得た。
得られたゼラチンエマルジヨン1Kgを使用し、
実施例1と同様に処理して豆腐を製造した。
本比較例により製造した豆腐は、ゼラチンを添
加しないものに比較して多少の堅さを有していた
が、遊離水を認め、そして箸で掴むことは容易で
はなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 動物の脱毛皮を、60〜100℃の温水に浸漬し、
    PH7に調製し、温水から取り出し、次いで2〜5
    mmに裁断し、これに水を加えて水分75〜80%に調
    整し、次いで、これを粉砕器により粉砕して乳化
    させることにより得られたゼラチンエマルジヨ
    ン、動物の脱毛皮を過酸化水素水に浸漬し、過酸
    化水素水を分解した後酸性処理を行い、水洗後ミ
    ンチし、攪拌下にPH4.5〜8.0に調整し、次いで粉
    砕することにより得られるゼラチンエマルジヨ
    ン、または、動物の脱毛皮を過酸化水素水に浸漬
    し、過酸化水素水を分解した後酸性処理を行い、
    60〜100℃に加熱し、次いで粉砕することにより
    得られるゼラチンエマルジヨン、と豆乳と、また
    は該ゼラチンと豆乳およびその他の食品とからな
    るゼラチン食品。 2 特許請求の範囲第1項のゼラチン食品におい
    て、動物の脱毛皮が牛皮または豚皮であるゼラチ
    ン食品。 3 特許請求の範囲第1項のゼラチン食品におい
    て、動物の脱毛皮が石灰処理されたものであるゼ
    ラチン食品。 4 特許請求の範囲第2項のゼラチン食品におい
    て、牛皮または豚皮が石灰処理後、水に浸漬する
    ことにより脱脂肪、脱臭されたものであるゼラチ
    ン食品。 5 特許請求の範囲第1項のゼラチン食品におい
    て、粉砕機が、コロイドミル、ミースマスター、
    ミクロカツトであるゼラチン食品。
JP62048551A 1987-03-03 1987-03-03 ゼラチン食品 Granted JPS63214151A (ja)

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