JPH0530778A - 回転制御装置 - Google Patents

回転制御装置

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JPH0530778A
JPH0530778A JP3201426A JP20142691A JPH0530778A JP H0530778 A JPH0530778 A JP H0530778A JP 3201426 A JP3201426 A JP 3201426A JP 20142691 A JP20142691 A JP 20142691A JP H0530778 A JPH0530778 A JP H0530778A
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JP
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rotation
rotor
torque fluctuation
motor
rotation angle
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JP3201426A
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English (en)
Inventor
Hiromi Nakase
弘巳 中瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子整流子モータのトルク変動及び回転むら
を回転制御装置により低減する。 【構成】モータ102の回転角を検出する回転角検出回
路105と、モータの1回転当たりのコイル通電切り換
え回数がK回であるとき、1回転に1K,2K,3K・
・回繰り返される波形を合成し、トルク変動補正データ
として格納する記憶回路106とを設ける。モータ10
2に取付けたFG103及びPG104の出力と同期し
て記憶回路106の出力を利得制御回路107に与え、
このトルク補正データによりモータ制御信号を変調して
LPF109を介してモータ駆動回路110に与える
と、モータの回転位置に応じて自動的にトルク補正が行
われ、モータ102は一定の回転トルクで駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子整流子モータのト
ルク変動を低減し回転むらを減少するようにした回転制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回転ヘッドにより映像信号の記録
・再生を行う斜め走査型の磁気記録再生装置(以下VT
Rという)に使用される回転ヘッド駆動モータ、キャプ
スタン駆動モータ、リール駆動モータ等として、小型高
効率で信頼性の高い直流の電子整流子モータが直結して
用いられるようになった。このようなVTRにおいて、
映像信号は回転ヘッド駆動モータにより高速回転する回
転ヘッドにより磁気記録媒体上に記録されている。従っ
て回転ヘッド駆動モータに回転むらが生じた場合、再生
した映像信号のジッタと呼ばれる時間軸が変動し、テレ
ビジョン受像機に映し出された再生画像に横ゆれが生じ
画質の劣化を招く。このため、回転むらの要因である回
転ヘッド駆動モータのトルク変動を低く抑える必要があ
る。一方、音声信号は走行するテープに対して固定され
たヘッドで記録されているVTRもある。この場合、テ
ープを走行させるキャプスタン駆動モータに回転むらが
生じると、再生した音声信号にもワウ・フラッタと呼ば
れる時間軸変動を生じて音声信号の劣化を招く。このた
め、キャプスタン駆動モータにおいても回転むらの要因
であるトルク変動を低く抑える必要がある。更にリール
駆動モータにおいても、トルクの変動を抑制しなければ
テープ走行系のテープ張力が変動し、キャプスタン駆動
モータや回転ヘッド駆動モータの回転むらを誘発して、
再生画像の横ゆれや再生音声信号のワウ・フラッタを生
じることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにVTR等に
おいては、再生信号の安定性を期するため、使用するモ
ータのトルク変動の抑制が重要な課題となる。従来、こ
のようなモータのトルク変動に起因して生じる回転むら
を抑制するため、回転体の慣性モーメントの増加とモー
タ制御系の利得増加による対策が用いられてきた。しか
し可搬型のVTRでは、重量軽減と小型化を図るべく回
転ヘッド駆動モータやキャプスタン駆動モータの慣性モ
ーメントは小さくなっている。又、直結駆動とした場
合、駆動モータの回転速度が低速化するため、従来のよ
うなモータの慣性モーメントの増加と制御系の利得増加
による対策だけでは回転むらの抑制は不可能であるとい
う問題点を有していた。
【0004】次にモータの回転むらの原因について詳細
に説明する。まず、VTRの回転駆動系に使用される電
子整流子モータの発生するトルク変動について簡単に述
べる。このモータは4コイル・6極着磁の電子整流子モ
ータで2相全波駆動するものとする。図11は電子整流
子モータの基本構造を示す説明図である。(a)はロー
タマグネット1の着磁分布を示す図であり、(b)はス
テータコイル基板2のコイル配置を示す図である。本図
において、ロータマグネット1では機械角で60°毎に
S極,N極が交互に着磁されている。またステータコイ
ル基板2上には機械角90°のピッチでステータのコイ
ルL1、L2、L3、L4が配設され、各コイルL1、
L2、L3、L4はそれぞれ機械角60°(すなわちN
またはSの永久磁石の1個分の巾)にわたって巻装され
ている。そしてこれらのコイルL1、L2、L3、L4
はそれぞれ機械角90°の位相差でもって配置されてい
る。又ロータマグネット1の回転位置を検出し、コイル
L1〜L4に通電するタイミングを制御するための第1
のホール素子H1および第2のホール素子H2が、それ
ぞれコイルL1とL2の中点、コイルL4とL1の中点
に設けられている。
【0005】図12,図13は電子整流子モータを駆動
するモータ駆動回路の一例を示す回路図である。図12
において差動増幅器AMP1,AMP2は、ホール素子
H1,H2の出力を増幅する差動増幅器である。反転ゲ
ート回路INV1〜INV4は、差動増幅器AMP1,
AMP2の出力を反転し、ロジックレベルに変換するも
のであって、INV1〜INV4の出力はアンドゲート
回路AND1〜AND4に与えられる。アンドゲート回
路AND1〜AND4は、図13に示すトランジスタT
r5〜Tr8にゲートパルスを与えるものである。図1
3の回路は、モータの各コイルL1〜L4のドライブ回
路部であり、図12の各出力信号S1〜S4からのパル
ス信号が与えられてスイッチングするトランジスタTr
5〜Tr8、電源Vcc2 とのオンオフを行うトランジス
タTr1〜Tr4、抵抗R1〜R13、コンデンサC1
〜C2及びコイルL1〜L4から構成される電流切換回
路である。
【0006】さてモータのロータマグネット1が図11
(a)の矢印方向Xに回転しているとき、図12のホー
ル素子H1の両端の出力Ha1 、Ha2及びホール素子
H2の両端の出力Hb1、Hb2、反転ゲート回路IN
V1,INV3の各出力A,B、アンドゲート回路AN
D1〜AND4の各出力S1,S2,S3,S4の各波
形は夫々図14に示したようになる。
【0007】ホール素子H1、H2の出力波形は図14
の出力Ha1 ,Ha2 ,Hb1,Hb2で示すようにロ
ータマグネット1の1組のS極、N極の区間で1周期と
なる繰り返し波形で、ロータマグネット1の回転角度1
20°で1周期となる。以後、ロータマグネット1の回
転角度120°(機械角120°)を電気角360°と
定義する。またホール素子H1及びH2は機械角で90
°だけ隔てて取り付けられているため、電気角で270
°すなわち機械角90°位相の異なる出力波形Ha1 、
Hb1が得られる。尚、出力Ha2 、Hb2はそれぞれ
出力Ha1 、Hb1と逆相の信号となる。
【0008】出力Ha1 、Ha2 は差動増幅器AMP1
及び反転ゲート回路INV1によって矩形波Aに波形整
形され、Hb1、Hb2は差動増幅器AMP2及び反転
ゲート回路INV3によって矩形波Bに波形整形され
る。矩形波Aと矩形波Bは図14に示すように電気角で
90°の位相差を有しており、反転ゲート回路INV2
によって信号Aの反転波形A’、反転ゲート回路INV
4によって信号Bの反転波形B’が得られる。そしてア
ンドゲート回路AND1〜AND4によって信号S1〜
S4を得ると、図14に示すようにそれぞれ電気角90
°の区間でハイレベルとなり、周期が電気角360°の
矩形波となる。この信号はS1→S2→S4→S3の順
にそれぞれ位相が90°ずつ遅れた信号となり、これら
の矩形波の信号によってコイルL1〜L4への通電のタ
イミングが制御される。
【0009】出力S4がハイレベルとなる区間をT1、
出力S3,S1,S2が夫々ハイレベルとなる区間をT
2,T3,T4とすると、区間T1ではトランジスタT
r1、Tr6がオンとなりコイルL3からコイルL1に
電流が流れる。区間T2ではトランジスタTr3、Tr
8がオンとなりコイルL4からコイルL2に電流が流れ
る。同様に区間T3ではトランジスタTr2、Tr5が
オンとなりコイルL1からコイルL3に電流が流れ、区
間T4ではトランジスタTr4、Tr7がオンとなりコ
イルL2からコイルL4に電流が流れる。
【0010】次に電子整流子モータのトルク発生の原理
を説明する。図15において、ロータマグネット1のN
Sに交互に着磁された永久磁石によって正弦波状の磁界
が形成されている。ロータマグネット1が回転している
ときの磁束密度B1〜B6とコイルL1〜L4の相対的
な位置関係は本図に示した通りである。
【0011】図15に示す区間T1では、コイルL1に
流れる電流と矢印で示す各区間の磁束密度B2、B3と
の積、及びコイルL3に流れる電流と各磁束密度B5、
B6との積でトルクが発生する。同様に区間T2では、
コイルL2に流れる電流と各磁束密度B1、B2との
積、及びコイルL4に流れる電流と各磁束密度B4、B
5との積でトルクが発生する。同じく区間T3では、コ
イルL1に流れる電流と各磁束密度B3、B4との積、
及びコイルL3に流れる電流と磁束密度B6、B1との
積でトルクが発生する。更に区間T4では、コイルL2
に流れる電流と各磁束密度B2、B3との積、及びコイ
ルL4に流れる電流と各磁束密度B5、B6との積でト
ルクが発生する。
【0012】磁束密度B1〜B6の各曲線の波形は同一
波形であるため、コイルL1〜L4を流れる各区間T1
〜T4でのスイッチングされた電流値が一定ならば、ロ
ータマグネット1の1回転あたりのトルク変動は、図1
6に示すように一周期が回転角度(機械角)30°とな
る繰り返し波形となる。このようにロータマグネット1
の各コイルL1〜L4の励磁に対して発生する回転トル
クは、各区間T1〜T4毎に山谷を有する交流成分を含
む状態となる。このため電子整流子モータではロータマ
グネット1の1回転毎に12周期の回転トルク変動が生
じ、回転むらの原因となっていた。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、モータのトルク変動による回転むらの抑制を図る回
転制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、複数極に着磁され回転自在に保持されたロータと、
該ロータと対向する位置に形成された複数組の励磁コイ
ル及び該ロータの回転位置を検出する回転センサを含む
ステータとを有するモータの回転制御装置であって、ロ
ータの回転位置を検出し回転角情報を出力する回転角検
出手段と、ロータの磁束密度の変化によって生じる回転
トルク変動を低減すべく、励磁コイルの励磁電流をロー
タの磁束密度と近似的に逆数関係になるよう変化させる
トルク変動補正データを記憶し、回転角検出手段からの
回転角情報によって順次読出す記憶手段と、モータの回
転制御を行う回転制御信号の利得を記憶手段から出力さ
れたトルク変動補正データにより制御する利得制御手段
と、利得制御手段から出力される信号の低域周波数成分
のみを通過させる低域通過フィルタと、を具備すること
を特徴とするものである。
【0015】又本願の請求項2の発明は、複数極に着磁
され回転自在に保持されたロータと、該ロータと対向す
る位置に形成された複数組の励磁コイル及び該ロータの
回転位置を検出する回転センサを含むステータとを有す
るモータの回転制御装置であって、ロータの回転位置を
検出し回転角情報を出力する回転角検出手段と、ロータ
の磁束密度の変化によって生じる回転トルク変動を低減
すべく、励磁コイルの励磁電流をロータの磁束密度と近
似的に逆数関係になるよう変化させるトルク変動補正デ
ータを記憶し、回転角検出手段からの回転角情報によっ
て順次読出す記憶手段と、モータの回転制御を行う回転
制御信号の利得を記憶手段から出力されたトルク変動補
正データにより制御する利得制御手段と、を具備し、記
憶手段に与えられるトルク変動補正データはトルク変動
補正データ作成装置により作成されるものであり、トル
ク変動補正データ作成装置は、モータの1回転当りの励
磁コイルの通電切り換え回数がK回(Kは自然数)であ
るときに、モータ1回転分のトルク変動波形を測定する
トルク変動波形測定手段と、トルク変動波形に含まれる
モータの1回転あたりM回(MはK,2K,3K,・・
・nKなる整数)繰り返される周波数成分を抽出する特
定周波数成分抽出手段と、特定周波数成分抽出手段によ
って抽出された各周波数の繰り返しトルク変動成分波形
を加算する波形合成手段と、波形合成手段により得られ
る信号の逆数を演算する逆数演算手段と、を具備するも
のであることを特徴とするものである。
【0016】又本願の請求項3の発明は、複数極に着磁
され回転自在に保持されたロータと、該ロータと対向す
る位置に形成された複数組の励磁コイル及び該ロータの
回転位置を検出する回転センサを含むステータとを有す
るモータの回転制御装置であって、ロータの回転位置を
検出し回転角情報を出力する回転角検出手段と、ロータ
の磁束密度の変化によって生じる回転トルク変動を低減
すべく、励磁コイルの励磁電流をロータの磁束密度と近
似的に逆数関係になるよう変化させるトルク変動補正デ
ータを記憶し、回転角検出手段からの回転角情報によっ
て順次読出す記憶手段と、モータの回転制御を行う回転
制御信号の利得を記憶手段から出力されたトルク変動補
正データにより制御する利得制御手段と、利得制御手段
から出力される信号を任意の増幅率で増幅する可変増幅
手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0017】又本願の請求項4の発明は、複数極に着磁
され回転自在に保持されたロータと、該ロータと対向す
る位置に形成された複数組の励磁コイル及び該ロータの
回転位置を検出する回転センサを含むステータとを有す
るモータの回転制御装置であって、ロータの回転位置を
検出し回転角情報を出力する回転角検出手段と、ロータ
の磁束密度の変化によって生じる回転トルク変動に含ま
れるM回 繰り返される(MはK,2K,3K,・・・
nKなる整数)周波数成分毎に、トルク補正データが記
憶され、回転角検出手段からの回転角情報によって順次
読出す複数の記憶手段と、モータの回転制御を行う回転
制御信号の利得を複数の記憶手段から出力されたトルク
変動補正データにより制御する複数の利得制御手段と、
各利得制御手段から出力される信号をそれぞれ任意の増
幅率で増幅する複数の可変増幅手段と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0018】更に本願の請求項5の発明は、複数極に着
磁され回転自在に保持されたロータと、該ロータと対向
する位置に形成された複数組の励磁コイル及び該ロータ
の回転位置を検出する回転センサを含むステータとを有
するモータの回転制御装置であって、ロータの回転位置
を検出し回転角情報を出力する回転角検出手段と、ロー
タの磁束密度の変化によって生じる回転トルク変動に含
まれるM回繰り返される(MはK,2K,3K,・・・
nKなる整数)周波数成分毎に、トルク変動補正データ
を記憶し、回転角検出手段からの回転角情報によって順
次読出す複数の記憶手段と、モータの回転制御を行う回
転制御信号の利得を各記憶手段から出力されたトルク変
動補正データにより制御する複数の利得制御手段と、回
転位置検出手段の出力信号のタイミングを夫々所定量ず
らせて各記憶手段に与える複数のタイミング補正手段
と、を具備することを特徴とするものである。
【0019】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1,2,
3の発明によれば、モータのトルク補正を行わないとき
の1回転中のトルク変動波形に対してトルク変動補正デ
ータ作成装置等により、トルク変動波形と乗算すると一
定になる逆数の関数をトルク変動補正データとして予め
作成し記憶手段に記憶する。そして回転角検出手段から
の回転角情報により記憶手段からトルク変動補正データ
を読出し、利得制御手段を介してモータ制御信号を変調
し、モータ駆動回路に与える。こうすればロータの回転
位置にかかわらず一定の回転トルクが得られ、回転むら
を減少させることとなる。
【0020】又本願の請求項4,5の発明によれば、モ
ータのトルク補正を行わないときの1回転中のトルク変
動波形をトルク変動補正データ作成装置等により予め測
定する。このトルク変動波形をモータの1回転あたりM
回繰り返される(MはK,2K,3K,・・・nKなる
整数)周波数成分を抽出し、各周波数成分のトルク変動
補正データを複数の記憶手段に記憶させ、モータの1回
転中のトルク変動波形の各ピークの位置ずれや各モータ
のばらつきに対応するよう、複数の利得制御回路を介し
てモータ制御信号を変調し、モータ駆動回路に与える。
こうすればロータの回転位置やそのばらつき、及び個々
のモータに対応して一定の回転トルクが得られ、回転む
らを減少させることとなる。
【0021】
【実施例】(第1実施例)以下、本発明の第1実施例に
ついて図1,図2,図3を用いて説明する。図1は本発
明の第1実施例における回転駆動装置の概略構成を示す
ブロック図である。図1において、電子整流子モータユ
ニット101は、電子整流子モータ(以下単にモータと
呼ぶ)102、回転速度検出信号発生装置(FGとい
う)103、および回転位置検出信号発生装置(PGと
いう)104を含んで構成される。モータ102は図1
1(a)に示すものと同一構造の6極着磁のロータマグ
ネット1、及び図11(b)に示したステータコイル基
板2を有する。回転速度検出信号発生装置103は、モ
ータ102の1回転数に比例したロータマグネット1の
1回転あたり例えば100パルスのパルス信号P1を出
力するものである。回転位置検出信号発生装置104
は、特定回転位置でロータマグネット1の1回転あたり
1パルスのパルス信号P2を出力するものである。
【0022】さて、パルス信号P1,P2は回転角検出
回路105に与えられる。回転角検出回路105はモー
タ102の特定の回転位置からの回転角度に対応した回
転角情報を出力するものであって、回転速度検出信号発
生装置103及び回転位置検出信号発生装置104と共
に回転角検出手段を構成している。回転角検出回路10
5は、例えばカウンタ回路で構成され、パルス信号P2
をリセット信号としてパルス信号P1を計数するもので
ある。回転角検出回路105から出力される回転角情報
は、パルス信号P2が入力されるとゼロとなり、パルス
信号P1の入力毎に計数値が1ずつカウントアップさ
れ、モータ102の回転角情報を出力するものであり、
その信号は記憶回路106に与えられる。記憶回路10
6は後述するように、モータ102のトルク変動を低減
するトルク変動補正データを記憶する記憶手段であり、
例えば読みだし専用メモリ(ROM)で構成されてい
る。記憶回路106の出力は利得制御回路107に与え
られる。
【0023】利得制御回路107は、モータ102の回
転制御を行なうモータ制御信号発生回路108の出力を
増幅あるいは減衰させる回路であって、記憶回路106
から出力されるトルク変動補正データによりその利得が
制御される利得制御手段であり、その出力はローパスフ
ィルタ(LPF)109に与えられる。LPF109は
低域通過フィルタであり、利得制御回路107から出力
されるモータ制御信号の内、特定の周波数以下の成分を
通過させるものであり、その出力はモータ駆動回路11
0に与えられる。モータ駆動回路110はモータ制御信
号の電圧に対応した駆動電流をスイッチングしてモータ
102の各コイルL1〜L4に通電するものである。
【0024】図2はモータ102のトルク変動波形及び
トルク変動補正波形を示す波形図である。図2(a)
は、前述したように、モータ102を一定のスイッチン
グ電流で駆動したときのモータの出力トルクを示すもの
で、直流の平均トルクに加えて1回転中12回変動する
交流トルクが発生するが、その交流成分のみを図示して
いる。トルク変動波形の測定方法として、モータに一定
電流を通電し、図11に示すロータマグネット1とステ
ータコイル基板2の相対位置を変化させながら、モータ
102の回転軸にトルク測定器を取り付け、その測定器
から出力される電圧を計測する方法がある。又、モータ
102の回転中のコイルL1〜L4に発生する逆起電力
波形をもとに、コイルの通電切り換えタイミングとコイ
ル通電方向を考慮してトルク変動を求める方法などがあ
る。次に、記憶回路106に記憶すべきトルク変動補正
信号G1は、図2(b)に示すように、前述した方法で
求めた図2(a)のトルク変動波形の逆数を演算処理に
よって求められる。これを記憶回路106に格納してい
る。
【0025】さて、モータ制御信号発生回路108より
規定の回転数及び回転トルクが出力されて、モータ10
2が回転している状態では、回転速度検出信号発生装置
103よりパルス信号P1が、又回転位置検出信号発生
装置104よりパルス信号P2が夫々回転角検出回路1
05に与えられる。回転角検出回路105はパルス信号
P2により記憶回路106の番地を先頭に戻し、パルス
信号P1の各パルスにより記憶回路106に格納された
トルク変動補正データをモータ102の回転角に応じて
出力する。モータ制御信号発生回路108より規定の回
転数と平均トルクを指示する制御信号が利得制御回路1
07に与えられると、これらの制御信号は記憶回路10
6の出力信号により変調を受ける。図2(b)で示すよ
うなトルク変動補正信号により変調されたモータの制御
信号はLPF109に与えられる。LPF109は図2
(b)の波形の急峻な波形部分Yを滑らかにして、図2
(c)の波形部分Zで示すように、急峻なピークが除去
された波形を出力する。次に図2(c)で示すトルク変
動補正データをモータ駆動回路110に与えると、出力
トルクの交流成分が平坦になり、一定のトルクでモータ
102が回転する。
【0026】図3(a),(b),(c)はモータのト
ルク補正の説明図である。(a)は補正を行う前のモー
タのトルク変動波形である。(b)は(a)に示すトル
ク変動波形を演算処理によりその逆数に変換した波形で
ある。一般にモータの組立には組立誤差が発生するが、
ロータマグネット1に対する回転位置検出信号発生装置
104の取り付け誤差により、図3(a)のモータ10
2の非補正時の回転トルクに対して、(b)に示すよう
に、記憶回路106から出力されるトルク変動補正信号
の位相が時間Txの範囲内でずれることがある。ここで
仮に(b)で示すトルク変動補正信号で(a)の出力ト
ルク変動を補正すると、モータ102を駆動した際の実
際のトルク変動波形は(c)に示すものとなる。即ち、
時間Txの区間でのトルク変動が急激となり、回転位置
検出信号発生装置103の角度ずれが大きくなると、こ
のように補正以前よりも回転むらが増加することもあ
る。
【0027】これに対して、図3(b)の波形をLPF
109を通して得られる(d)のトルク変動補正信号に
よってモータ駆動を行うと、実際のトルク変動波形は
(e)に示すように平坦になり、トルク変動の低域成分
の補正効果が生じる。尚、高域成分は十分に補正されて
いないが、時間Txの区間での急激なトルク変動は少な
くなり、(a)に示すトルク変動波形に対するトルク変
動補正信号のタイミングずれの影響を緩和することがで
きるという効果が生じる。又モータの組立誤差に対して
も、安定したトルク変動補正を得ることができるという
実用的効果も生じる。
【0028】(第2実施例)次に本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図4は本発明
の第2の実施例における回転制御装置に接続されるトル
ク変動補正データ作成装置400の概略構成を示すブロ
ック図である。本図においてトルク変動波形測定手段4
01は、モータ102の回転位置に対応して変化するト
ルク出力値を測定してモータ1回転時のトルク変動波形
を作成するものであり、その出力は特定周波数成分抽出
手段402に与えられる。特定周波数成分抽出手段40
2は、トルク変動波形測定手段401の出力信号をフー
リエ変換して特定の周波数成分に分離するものである。
図5はモータのトルク変動波形と、その波形を特定の周
波数成分に分離するときの各波形を示す波形図である。
図5(a)は、図2(a)と同一のトルク変動波形であ
り、すでに説明したように6極着磁・4コイルのモータ
102を2相全波駆動した場合には、コイル通電切り換
え回数と同じく、モータ1回転に12回の繰り返し波形
となる。この波形を例えばフーリエ変換することによ
り、(a)の整数倍の周波数を有する成分に分解する
と、(b),(c),(d)に示す波形が得られる。即
ち(b)は(a)のトルク変動波形に含まれる1回転1
2回の繰り返し成分(W12)の波形であり、同様に
(c)は1回転24回の繰り返し成分(W24)の波形
であり、更に(d)は1回転36回の繰り返し成分(W
36)の波形である。
【0029】次に特定周波数成分抽出手段402の出力
は波形合成手段403に与えられる。波形合成手段40
3は、特定周波数成分抽出手段402により抽出された
図5(b)〜(d)に示す信号の成分W12,W24,
W36の波形を加算するものである。図5(e)に示す
ように、この合成処理によりトルク変動波形の高域成分
を除去した波形を得ることができる。そして波形合成手
段403の出力は逆数演算手段404に与えられる。逆
数演算手段404は波形合成手段403の出力信号の逆
数波形を出力し、(a)のトルク変動波形に対するトル
ク変動補正データを得るものである。
【0030】図6は本発明の第2実施例における回転制
御装置の全体構成を示すブロック図である。第1実施例
の図1と同一部分は同一の符号をつけて詳細な説明は省
略する。尚、図1と異なる点は、記憶回路106に代わ
る記憶手段として、記憶回路405、及びこれにトルク
変動補正データを与えるトルク変動補正データ作成装置
400が設けられたことと、LPF109を省いたこと
である。トルク変動補正データ作成装置400により作
成されたトルク変動補正データを図6に示す記憶回路4
05に記憶させることで、図1に示すようなLPF10
9を用いずに本発明の第1の実施例と同様の効果が得ら
れる。また第1実施例では、VTRのキャプスタンモー
タのようにテープ速度によりモータ回転数が変化する場
合には、回転数に応じてLPF109の周波数特性を変
化させる必要があるが、本実施例においては、モータ回
転数にかかわらず安定したトルク変動補正効果が得られ
るという利点がある。尚、トルク変動補正データ作成装
置400は、記憶回路405に常時接続しておく必要は
なく、記憶回路405にトルク変動補正データを格納す
るときだけ接続する形式でもよい。
【0031】(第3実施例)次に本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図7は本発明
の第3の実施例の概略構成を示すブロック図である。こ
こでも図1と同一部分は同一の符号を付けて説明を省略
する。図7において、記憶回路501は第2の実施例の
トルク変動補正データ作成装置400で求めたトルク変
動補正データを記憶する記憶手段である。利得制御回路
107は記憶回路501から出力されるトルク変動補正
データによって利得を増加あるいは減少させるよう制御
されて出力するものである。可変増幅回路502はその
出力を更に任意の増幅率で増幅する可変増幅手段であ
る。例えばモータ102の組立誤差によりロータマグネ
ット1とステータコイル基板2の間隔が変化したり、ロ
ータマグネット1の着磁の強さが変化した際、回転周期
の期間内で同じ電流をモータに通電しても図5(a)に
示すようにトルク変動の振幅TAが変化する。このた
め、図5(e)に示す補正信号の振幅TBをトルク変動
の振幅TAの変化に応じて変える必要があり、可変増幅
回路502によって補正信号の交流成分を可変させて最
適の補正効果が得られるように調整を行う。
【0032】本実施例によれば、個々のモータ102の
トルク変動の振幅TAの変化に対応して可変増幅回路5
02により、補正量の交流成分の増幅率を最適な値に調
整することができ、モータ102の組立誤差やロータマ
グネット1の着磁の強さのばらつきにかかわらず、確実
な補正が得られるという効果が生じる。
【0033】(第4実施例)次に本発明の第4の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図8は本発明
の第4の実施例の概略構成を示すブロック図であり、図
1と同一部分は同一の符号を付けて説明を省略する。図
8において、回転角検出回路105の出力は、3つの記
憶回路601,602,603に同時に与えられる。記
憶回路601は、本発明の第2の実施例で求めたトルク
変動補正データの内、基本周波数の成分W12を記憶す
る記憶手段である。同様に記憶回路602は基本周波数
の2倍の成分W24を記憶する記憶手段であり、記憶回
路603も基本周波数の3倍の成分W36成分を記憶す
る記憶手段である。各記憶回路601,602,603
は回転角検出信号に応じて読出され、夫々利得制御回路
604,605,606に与えられる。
【0034】利得制御回路604は、モータ制御信号発
生回路108からの信号を増幅あるいは減衰させる回路
であって、記憶回路601から出力されるトルク変動補
正データによりその利得が制御される。同じく、利得制
御回路605は、記憶手段602から、そして利得制御
回路606は、記憶回路603から出力されるトルク変
動補正信号により夫々その利得が制御されるものであ
り、これらは利得制御手段を構成している。利得制御回
路604,605,605の出力は夫々可変増幅回路6
07,608,609に与えられる。可変増幅回路60
7,608,608は夫々、利得制御回路604,60
5,606の各出力信号に含まれる交流信号を任意の増
幅率で増幅する可変増幅手段であり、それらの各出力は
加算回路610に与えられる。加算回路610は可変増
幅回路607,608,609の各出力信号を加算する
ものであり、その出力はモータ駆動回路110に与えら
れる。
【0035】例えばモータの組立誤差によりロータマグ
ネット1とコイルL1〜L4の間隔が変化したり、ロー
タマグネット1の着磁の強さが変化したときには、各モ
ータに対して同じ電流を通電しても図5(a)に示すよ
うにトルク変動の振幅TAが変化する。又トルク変動を
周波数分析すると、図5(b),(c),(d)に夫々
示す各成分W12,W24,W36の振幅TC,TD,
TEが得られ、その値が各モータによって異なる。よっ
て、成分W12,W24,W36の各トルクの振幅T
C,TD,TEの各モータ毎のばらつきについては、可
変増幅回路607,608,609により補正信号の交
流成分を可変させて最適の補正効果が得られるように調
整を行う。可変増幅回路607,608,609の利得
の調整方法は、モータ102を速度制御をかけて回転さ
せ、その際の回転速度検出信号発生装置103から出力
される回転速度検出信号を、別に設けたディスクリミネ
ータに入力し、これより出力される回転速度むら信号を
周波数分析し、各成分W12,W24,W36に対応し
た周波数成分のトルク変動の値が最も小さくなるよう
に、利得を調整すればよい。
【0036】本実施例によれば、トルク変動の各周波数
成分の振幅TC,TD,TEのばらつきに対応して可変
増幅回路607、608、609により、補正量の交流
成分の増幅率を最適な値に調整することができる。こう
すればモータ102の組立誤差やロータマグネット1の
着磁の強さのばらつきにかかわらず、安定した補正効果
が得られる。
【0037】(第5実施例)次に本発明の第5の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図9は本発明
の第5の実施例の概略構成を示すブロック図である。図
8と同一部分は同一の符号を付けて説明を省略する。図
9において、回転角検出回路105の出力は各タイミン
グ補正回路701,702,703に与えられる。タイ
ミング補正回路701,702,703は夫々、回転角
検出回路105で検出した回転角検出情報に所定のタイ
ミング補正値を加算あるいは減算するタイミング補正手
段であり、その出力は記憶回路704,705,706
に与えられる。記憶回路704,705,706は、こ
れらに記憶された信号成分W12,W24,W36の夫
々の成分のトルク変動補正データの読み出しタイミング
を、各タイミング補正回路701,702,703の出
力に応じて微調整するものであり、それらの出力は各利
得制御回路707,708,709に与えられる。
【0038】一般にモータには組立誤差が発生し、その
誤差にはロータマグネット1の回転位置を検出するホー
ル素子H1,H2とコイルL1〜L4の相対位置誤差、
回転位置検出装置104の取り付け誤差、ロータマグネ
ット1の着磁むら等があり、その結果、トルク変動波形
は更に複雑な形となる。図10はこの場合のトルク変動
波形と、その各周波数成分を示す波形図である。1回転
周期の時間内では、図10(a)に示すように図5
(a)の波形に比較し歪んだものとなる。図10(a)
の上段に記した角度値は、回転角検出回路105で検出
したモータ102の回転角度である。図10(b)に示
す波形は図10(a)のトルク変動波形に含まれる基本
周波数成分W12の逆数をとったものであり、回転角検
出回路105から出力される回転角情報に対して角度θ
1 だけタイミングをずらして記憶回路704から補正デ
ータを読み出せば、角度ずれなくトルク変動の成分W1
2を補正できる。同様に図10(c)の波形は、図10
(a)のトルク変動波形に含まれる信号の2倍の周波数
成分W24の逆数をとったものであり、回転角検出回路
105から出力される回転角信号に対して角度θ2 だけ
タイミングをずらして記憶回路705から補正データを
読み出せば、角度ずれなく成分W24を補正できる。図
10(d)に示す波形も3倍の周波数成分W36成分の
逆数をとったものであり、回転角検出回路105から出
力される回転角信号に対して角度θ3 だけタイミングを
ずらして記憶回路706から補正データを読み出せば、
角度ずれなく成分W36を補正できる。このようにして
得られた各補正データを利得制御回路707,708,
709を経て加算回路610に与えて加算し、その加算
出力をモータ駆動回路610に与える。このようなトル
ク変動補正波形でモータ102を駆動すると、モータの
組立誤差等により各トルク変動成分の角度ずれが生じて
も、各周波数成分毎に補正データ発生タイミングを微調
整することで、安定した補正が得られるという効果があ
る。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1,2,3の発明によれば、モータの1回転中のトルク
変動をトルク変動補正データ作成装置等により予め測定
しておき、このトルク変動波形の逆数の関係になる関数
を記憶手段に記憶している。このためモータのトルク変
動を補正するモータ制御信号を利得制御手段を介して自
動的に発生させることができ、これをモータ駆動回路に
与えるとロータの回転角にかかわらず一定のトルク出力
を得ることができる。従って慣性の低い電子整流子モー
タなどをの回転むらを容易に低減でき、磁気記録再生装
置の小型化と重量軽減が可能な回転制御装置を実現する
ことができる。
【0040】更に本願の請求項4,5の発明によれば、
請求項1,2,3の効果に加えて、電子整流子モータの
生産時に発生する各モータの特性のばらつき、即ちロー
タの着磁むら及びステータの励磁コイルの励磁特性のば
らつきや回転位置検出装置(PG)のロータに対する取
付け位置のばらつき等が存在しても、複数の記憶手段、
利得制御手段、タイミング補正手段等を設けて個々にト
ルクを補正することにより、自動的に出力トルクが一定
になる優れた回転制御装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における回転制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例のトルク変動補正を行う説
明図であり、(a)はトルク変動波形、(b)は従来の
トルク変動補正波形、(c)は第1実施例のトルク変動
補正波形である。
【図3】本発明の第1実施例におけるトルク変動補正波
形を合成する手順を示す波形図であり、(a)はトルク
変動の波形図、(b)は従来のトルク変動補正波形、
(c)は(a),(b)により補正したトルク変動波
形、(d)は第1実施例のトルク変動補正波形、(e)
は(a),(d)により補正したトルク変動波形であ
る。
【図4】本発明の第2実施例におけるトルク変動補正デ
ータ作成装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるトルク変動補正波
形を合成する手順を示す波形図であり、(a)はトルク
変動波形、(b),(c),(d)はトルク変動補正波
形のうちモータ1回転に12,24,36回繰返す波形
成分を示す波形図である。(e)は各波形成分を合成し
て得られるトルク変動補正波形を示している。
【図6】本発明の第2実施例における回転制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施例における回転制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4実施例における回転制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第5実施例における回転制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第5実施例におけるトルク変動補正
データを合成する手順を示す波形図である。
【図11】電子整流子モータの構造を示す説明図であ
り、(a)はロータマグネットの平面図、(b)はステ
ータコイル基板の平面図である。
【図12】モータ駆動回路の前段部の回路図である。
【図13】モータ駆動回路のスイッチング部の回路図で
ある。
【図14】図12,図13に示すモータ駆動回路の動作
を説明するための信号波形を示す波形図である。
【図15】各コイルへの通電の切り換え時のコイルとロ
ータマグネットの位置関係を示す模式図である。
【図16】トルク変動波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 ロータマグネット 2 ステータコイル基板 L1〜L4 コイル 101 電子整流子モータユニット 102 電子整流子モータ 103 回転速度検出信号発生装置 104 回転位置検出信号発生装置 105 回転角検出装置 106,405,501,601〜603,704〜7
05 記憶回路 107,604〜606,707〜709 利得制御回
路 108 モータ制御信号発生回路 109 LPF 110 モータ駆動回路 400 トルク変動補正データ作成装置 401 トルク変動波形測定手段 402 特定周波数成分抽出手段 403 波形合成手段 404 逆数演算手段 610 加算回路 701〜703 タイミング補正回路
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】追加
【補正内容】
【図12】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数極に着磁され回転自在に保持された
    ロータと、該ロータと対向する位置に形成された複数組
    の励磁コイル及び該ロータの回転位置を検出する回転セ
    ンサを含むステータとを有するモータの回転制御装置で
    あって、 前記ロータの回転位置を検出し回転角情報を出力する回
    転角検出手段と、 前記ロータの磁束密度の変化によって生じる回転トルク
    変動を低減すべく、前記励磁コイルの励磁電流を前記ロ
    ータの磁束密度と近似的に逆数関係になるよう変化させ
    るトルク変動補正データを記憶し、前記回転角検出手段
    からの回転角情報によって順次読出す記憶手段と、 前記モータの回転制御を行う回転制御信号の利得を前記
    記憶手段から出力されたトルク変動補正データにより制
    御する利得制御手段と、 前記利得制御手段から出力される信号の低域周波数成分
    のみを通過させる低域通過フィルタと、を具備すること
    を特徴とするモータの回転制御装置。
  2. 【請求項2】 複数極に着磁され回転自在に保持された
    ロータと、該ロータと対向する位置に形成された複数組
    の励磁コイル及び該ロータの回転位置を検出する回転セ
    ンサを含むステータとを有するモータの回転制御装置で
    あって、 前記ロータの回転位置を検出し回転角情報を出力する回
    転角検出手段と、 前記ロータの磁束密度の変化によって生じる回転トルク
    変動を低減すべく、前記励磁コイルの励磁電流を前記ロ
    ータの磁束密度と近似的に逆数関係になるよう変化させ
    るトルク変動補正データを記憶し、前記回転角検出手段
    からの回転角情報によって順次読出す記憶手段と、 前記モータの回転制御を行う回転制御信号の利得を前記
    記憶手段から出力されたトルク変動補正データにより制
    御する利得制御手段と、を具備し、 前記記憶手段に与えられる前記トルク変動補正データは
    トルク変動補正データ作成装置により作成されるもので
    あり、 前記トルク変動補正データ作成装置は、 前記モータの1回転当りの前記励磁コイルの通電切り換
    え回数がK回(Kは自然数)であるときに、前記モータ
    1回転分のトルク変動波形を測定するトルク変動波形測
    定手段と、 前記トルク変動波形に含まれる前記モータの1回転あた
    りM回(MはK,2K,3K,・・・nKなる整数)繰
    り返される周波数成分を抽出する特定周波数成分抽出手
    段と、 前記特定周波数成分抽出手段によって抽出された各周波
    数の繰り返しトルク変動成分波形を加算する波形合成手
    段と、 前記波形合成手段により得られる信号の逆数を演算する
    逆数演算手段と、を具備するものであることを特徴とす
    る回転制御装置。
  3. 【請求項3】 複数極に着磁され回転自在に保持された
    ロータと、該ロータと対向する位置に形成された複数組
    の励磁コイル及び該ロータの回転位置を検出する回転セ
    ンサを含むステータとを有するモータの回転制御装置で
    あって、 前記ロータの回転位置を検出し回転角情報を出力する回
    転角検出手段と、 前記ロータの磁束密度の変化によって生じる回転トルク
    変動を低減すべく、前記励磁コイルの励磁電流を前記ロ
    ータの磁束密度と近似的に逆数関係になるよう変化させ
    るトルク変動補正データを記憶し、前記回転角検出手段
    からの回転角情報によって順次読出す記憶手段と、 前記モータの回転制御を行う回転制御信号の利得を前記
    記憶手段から出力されたトルク変動補正データにより制
    御する利得制御手段と、 前記利得制御手段から出力される信号を任意の増幅率で
    増幅する可変増幅手段と、を具備することを特徴とする
    回転制御装置。
  4. 【請求項4】 複数極に着磁され回転自在に保持された
    ロータと、該ロータと対向する位置に形成された複数組
    の励磁コイル及び該ロータの回転位置を検出する回転セ
    ンサを含むステータとを有するモータの回転制御装置で
    あって、 前記ロータの回転位置を検出し回転角情報を出力する回
    転角検出手段と、 前記ロータの磁束密度の変化によって生じる回転トルク
    変動に含まれるM回繰り返される(MはK,2K,3
    K,・・・nKなる整数)周波数成分毎に、トルク補正
    データが記憶され、前記回転角検出手段からの回転角情
    報によって順次読出す複数の記憶手段と、 前記モータの回転制御を行う回転制御信号の利得を前記
    複数の記憶手段から出力されたトルク変動補正データに
    より制御する複数の利得制御手段と、 前記各利得制御手段から出力される信号をそれぞれ任意
    の増幅率で増幅する複数の可変増幅手段と、を具備する
    ことを特徴とする回転制御装置。
  5. 【請求項5】 複数極に着磁され回転自在に保持された
    ロータと、該ロータと対向する位置に形成された複数組
    の励磁コイル及び該ロータの回転位置を検出する回転セ
    ンサを含むステータとを有するモータの回転制御装置で
    あって、 前記ロータの回転位置を検出し回転角情報を出力する回
    転角検出手段と、 前記ロータの磁束密度の変化によって生じる回転トルク
    変動に含まれるM回繰り返される(MはK,2K,3
    K,・・・nKなる整数)周波数成分毎に、トルク変動
    補正データを記憶し、前記回転角検出手段からの回転角
    情報によって順次読出す複数の記憶手段と、 前記モータの回転制御を行う回転制御信号の利得を前記
    各記憶手段から出力されたトルク変動補正データにより
    制御する複数の利得制御手段と、 前記回転位置検出手段の出力信号のタイミングを夫々所
    定量ずらせて前記各記憶手段に与える複数のタイミング
    補正手段と、を具備することを特徴とする回転制御装
    置。
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