JPH05308698A - 車載音響再生装置 - Google Patents
車載音響再生装置Info
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- JPH05308698A JPH05308698A JP4111069A JP11106992A JPH05308698A JP H05308698 A JPH05308698 A JP H05308698A JP 4111069 A JP4111069 A JP 4111069A JP 11106992 A JP11106992 A JP 11106992A JP H05308698 A JPH05308698 A JP H05308698A
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- source device
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転席と後部座席とで異なる音源機器からの
再生音を同時に再生でき、かつ、互いに他方の音による
SN比の劣化を防止する。 【構成】 マイクロホン126から入力される後席聴取
位置での音響信号の自乗値が最小となるように適応フィ
ルタ122,123の伝達特性を制御し、交通情報チュ
ーナ101の再生音に対する打ち消し音を生成する。こ
の打ち消し音を後席スピーカ117,118から再生す
ることで、後席聴取位置における前席スピーカ104,
105から伝達される交通情報チューナ101の再生音
を打ち消す。同様のことを、マイクロホン406,適用
フィルタ409,410および前席スピーカ104,1
05によっても行い、前席聴取位置における後席スピー
カ117,118から伝達される音源機器128の再生
音を打ち消す。
再生音を同時に再生でき、かつ、互いに他方の音による
SN比の劣化を防止する。 【構成】 マイクロホン126から入力される後席聴取
位置での音響信号の自乗値が最小となるように適応フィ
ルタ122,123の伝達特性を制御し、交通情報チュ
ーナ101の再生音に対する打ち消し音を生成する。こ
の打ち消し音を後席スピーカ117,118から再生す
ることで、後席聴取位置における前席スピーカ104,
105から伝達される交通情報チューナ101の再生音
を打ち消す。同様のことを、マイクロホン406,適用
フィルタ409,410および前席スピーカ104,1
05によっても行い、前席聴取位置における後席スピー
カ117,118から伝達される音源機器128の再生
音を打ち消す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載音響再生装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば高速道路等において、道路
の混雑状態、交通事故の発生状態、工事の有無などの交
通情報を迅速に車両の運転者に知らせ、道路の混乱を避
け快適な走行を行い、ひいては走行の安全性を確保する
ため、交通情報放送が所定の周波数を使用して送信され
ている。この交通情報放送を運転中に安全かつ確実に受
信するため、自動車が交通情報放送の受信可能地帯には
いると自動的に交通情報放送を受信し、交通情報放送の
受信可能地帯外に出ると自動的に受信を終了する車載音
響再生装置が開発されている。
の混雑状態、交通事故の発生状態、工事の有無などの交
通情報を迅速に車両の運転者に知らせ、道路の混乱を避
け快適な走行を行い、ひいては走行の安全性を確保する
ため、交通情報放送が所定の周波数を使用して送信され
ている。この交通情報放送を運転中に安全かつ確実に受
信するため、自動車が交通情報放送の受信可能地帯には
いると自動的に交通情報放送を受信し、交通情報放送の
受信可能地帯外に出ると自動的に受信を終了する車載音
響再生装置が開発されている。
【0003】以下に、従来の交通情報受信機能を有する
車載音響再生装置について説明する。
車載音響再生装置について説明する。
【0004】図6は従来の車載音響再生装置の構成を示
すブロック図である。図6において、128はカセット
テーププレーヤ,CDプレーヤ等の音源機器、102,
103,115,116はパワーアンプ、104は運転
席スピーカ、105は助手席スピーカ、117は後席右
スピーカ、118は後席左スピーカである。101は交
通情報を受信する交通情報チューナ、601,602は
音源機器128の出力と交通情報チューナ101の出力
を選択的に出力する信号選択手段、603は交通情報チ
ューナ101で受信している電波の電界強度に応じて信
号選択手段601,602を制御する制御手段である。
すブロック図である。図6において、128はカセット
テーププレーヤ,CDプレーヤ等の音源機器、102,
103,115,116はパワーアンプ、104は運転
席スピーカ、105は助手席スピーカ、117は後席右
スピーカ、118は後席左スピーカである。101は交
通情報を受信する交通情報チューナ、601,602は
音源機器128の出力と交通情報チューナ101の出力
を選択的に出力する信号選択手段、603は交通情報チ
ューナ101で受信している電波の電界強度に応じて信
号選択手段601,602を制御する制御手段である。
【0005】以上のように構成された車載音響制御装置
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
【0006】音源機器128と交通情報チューナ101
からの出力は信号選択手段601,602に入力され
る。信号選択手段601,602では制御手段603か
らの制御信号により音源機器128と交通情報チューナ
101のどちらかの出力をパワーアンプ102,103
に出力する。パワーアンプ102,103からの出力は
スピーカ104,105に入力され車室内に出力され
る。また、音源機器128からの出力はパワーアンプ1
15,116に入力される。パワーアンプ115,11
6からの出力はスピーカ117,118に入力され車室
内に出力される。
からの出力は信号選択手段601,602に入力され
る。信号選択手段601,602では制御手段603か
らの制御信号により音源機器128と交通情報チューナ
101のどちらかの出力をパワーアンプ102,103
に出力する。パワーアンプ102,103からの出力は
スピーカ104,105に入力され車室内に出力され
る。また、音源機器128からの出力はパワーアンプ1
15,116に入力される。パワーアンプ115,11
6からの出力はスピーカ117,118に入力され車室
内に出力される。
【0007】交通情報チューナ101における交通情報
放送波の電界強度が所定の値以下である場合は、制御手
段603は信号選択手段601,602が音源機器12
8の出力を選択するよう制御する。また、会話や自動車
電話使用のため音源機器128の再生音を停止したい場
合は音源機器128の再生を停止する。
放送波の電界強度が所定の値以下である場合は、制御手
段603は信号選択手段601,602が音源機器12
8の出力を選択するよう制御する。また、会話や自動車
電話使用のため音源機器128の再生音を停止したい場
合は音源機器128の再生を停止する。
【0008】交通情報チューナ101における交通情報
放送波の電界強度が所定の値以上である場合は、制御手
段603は信号選択手段601,602が交通情報チュ
ーナ101の出力を選択するよう制御する。後席で音源
機器128の再生音を聴く場合は、音源機器128を再
生状態とし、再生音を停止したい場合は、音源機器12
8の再生を停止する。
放送波の電界強度が所定の値以上である場合は、制御手
段603は信号選択手段601,602が交通情報チュ
ーナ101の出力を選択するよう制御する。後席で音源
機器128の再生音を聴く場合は、音源機器128を再
生状態とし、再生音を停止したい場合は、音源機器12
8の再生を停止する。
【0009】これにより、前席で聴取する音声信号は、
自動車が交通情報の放送されている地域内に入ったとき
には、自動的に音源機器128の出力から交通情報に切
り替わり、交通情報の放送されている地域外にでたとき
には、自動的にもとの音源機器128の出力に切り替わ
る。また後席では、自動車が交通情報の放送されている
地域内であるか地域外であるかに関わらず、音源機器1
28の再生音を聴取することができる。
自動車が交通情報の放送されている地域内に入ったとき
には、自動的に音源機器128の出力から交通情報に切
り替わり、交通情報の放送されている地域外にでたとき
には、自動的にもとの音源機器128の出力に切り替わ
る。また後席では、自動車が交通情報の放送されている
地域内であるか地域外であるかに関わらず、音源機器1
28の再生音を聴取することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の構成では、交通情報受信時に、後席で会話や自動車
電話使用のため音源機器128の再生を停止しても、後
席には前席スピーカから伝達される交通情報の再生音が
聞こえ雑音となるという問題を有していた。
例の構成では、交通情報受信時に、後席で会話や自動車
電話使用のため音源機器128の再生を停止しても、後
席には前席スピーカから伝達される交通情報の再生音が
聞こえ雑音となるという問題を有していた。
【0011】また、前後席でそれぞれ交通情報と音源機
器の出力の2つのソースを同時に再生するときに、互い
に他方の音が雑音となり非常に聴きづらくなるという問
題も有していた。
器の出力の2つのソースを同時に再生するときに、互い
に他方の音が雑音となり非常に聴きづらくなるという問
題も有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、交通情報受信時には、前席における交通情報の再生
音が後席スピーカから伝達される音源機器の再生音によ
りSN比の劣化を受けることなく聴取でき、また、後席
における音源機器の再生音が前席スピーカから伝達され
る交通情報の再生音によりSN比の劣化を受けることな
く聴取できる車載音響再生装置を簡易な構成で提供する
ことを目的とする。
で、交通情報受信時には、前席における交通情報の再生
音が後席スピーカから伝達される音源機器の再生音によ
りSN比の劣化を受けることなく聴取でき、また、後席
における音源機器の再生音が前席スピーカから伝達され
る交通情報の再生音によりSN比の劣化を受けることな
く聴取できる車載音響再生装置を簡易な構成で提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の車載音響再生装置は、 (1) 第1の音源機器と、第2の音源機器と、自動車
の前席近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号ま
たは、前記第2の音源機器の再生信号を車室内に音響出
力する少なくとも一つの前席スピーカと、後席近傍に設
置され前記第2の音源機器の再生信号を車室内に音響出
力する少なくとも一つの後席スピーカと、前記第1の音
源機器出力の中低音域成分を抽出するローパスフィルタ
部と、前記前席スピーカから前記第1の音源機器の再生
信号を出力している場合には前記ローパスフィルタ部出
力の伝達特性を補正し前記後席スピーカに出力する伝達
特性補正部とからなる。
に本発明の車載音響再生装置は、 (1) 第1の音源機器と、第2の音源機器と、自動車
の前席近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号ま
たは、前記第2の音源機器の再生信号を車室内に音響出
力する少なくとも一つの前席スピーカと、後席近傍に設
置され前記第2の音源機器の再生信号を車室内に音響出
力する少なくとも一つの後席スピーカと、前記第1の音
源機器出力の中低音域成分を抽出するローパスフィルタ
部と、前記前席スピーカから前記第1の音源機器の再生
信号を出力している場合には前記ローパスフィルタ部出
力の伝達特性を補正し前記後席スピーカに出力する伝達
特性補正部とからなる。
【0014】(2) 第1の音源機器と、第2の音源機
器と、自動車の前席近傍に設置され前記第1の音源機器
の再生信号、または前記第2の音源機器の再生信号を車
室内に音響出力する少なくとも一つの前席スピーカと、
後席近傍に設置され前記第2の音源機器の再生信号を車
室内に音響出力する少なくとも一つの後席スピーカと、
後席聴取位置近傍に設置され後席聴取位置での音響信号
を検出するマイクロホンと、前記第1の音源機器出力の
中低音域成分を抽出するローパスフィルタ部と、前記前
席スピーカから前記第1の音源機器の再生信号を出力し
ている場合には前記マイクロホン出力に応じて前記ロー
パスフィルタ部出力の伝達特性を制御し前記後席スピー
カに出力する適応フィルタ部とからなる。
器と、自動車の前席近傍に設置され前記第1の音源機器
の再生信号、または前記第2の音源機器の再生信号を車
室内に音響出力する少なくとも一つの前席スピーカと、
後席近傍に設置され前記第2の音源機器の再生信号を車
室内に音響出力する少なくとも一つの後席スピーカと、
後席聴取位置近傍に設置され後席聴取位置での音響信号
を検出するマイクロホンと、前記第1の音源機器出力の
中低音域成分を抽出するローパスフィルタ部と、前記前
席スピーカから前記第1の音源機器の再生信号を出力し
ている場合には前記マイクロホン出力に応じて前記ロー
パスフィルタ部出力の伝達特性を制御し前記後席スピー
カに出力する適応フィルタ部とからなる。
【0015】(3) 第1の音源機器と、自動車の前席
近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号を車室内
に音響出力する少なくとも一つの前席スピーカと、第2
の音源機器と、後席近傍に設置され前記第2の音源機器
の再生信号を車室内に音響出力する少なくとも一つの後
席スピーカと、後席聴取位置近傍に設置され後席聴取位
置の音響信号を検出する第1のマイクロホンと、前記第
1の音源機器出力の中低音域成分を抽出する第1のロー
パスフィルタ部と、前記第1のマイクロホン出力に応じ
て前記第1のローパスフィルタ部出力の伝達特性を制御
し前記後席スピーカに出力する第1の適応フィルタ部
と、前席聴取位置近傍に設置され前席聴取位置の音響信
号を検出する第2のマイクロホンと、前記第2の音源機
器出力の中低音域成分を抽出する第2のローパスフィル
タ部と、前記第2のマイクロホン出力に応じて前記第2
のローパスフィルタ部出力の伝達特性を制御し前記前席
スピーカに出力する第2の適応フィルタ部とからなる。
近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号を車室内
に音響出力する少なくとも一つの前席スピーカと、第2
の音源機器と、後席近傍に設置され前記第2の音源機器
の再生信号を車室内に音響出力する少なくとも一つの後
席スピーカと、後席聴取位置近傍に設置され後席聴取位
置の音響信号を検出する第1のマイクロホンと、前記第
1の音源機器出力の中低音域成分を抽出する第1のロー
パスフィルタ部と、前記第1のマイクロホン出力に応じ
て前記第1のローパスフィルタ部出力の伝達特性を制御
し前記後席スピーカに出力する第1の適応フィルタ部
と、前席聴取位置近傍に設置され前席聴取位置の音響信
号を検出する第2のマイクロホンと、前記第2の音源機
器出力の中低音域成分を抽出する第2のローパスフィル
タ部と、前記第2のマイクロホン出力に応じて前記第2
のローパスフィルタ部出力の伝達特性を制御し前記前席
スピーカに出力する第2の適応フィルタ部とからなる。
【0016】(4) 第1の音源機器と、自動車の運転
者の右耳近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号
を車室内に音響出力する第1のスピーカと、前記運転者
の左耳近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号を
車室内に音響出力する第2のスピーカと、第2の音源機
器と、前記第2の音源機器の再生信号を車室内に音響出
力する少なくとも1つのスピーカと、前記運転者の右耳
近傍に設置され右耳位置での音響信号を検出する第1の
マイクロホンと、前記第1のマイクロホン出力に応じて
前記第2の音源機器出力の伝達特性を制御し前記第1の
スピーカに出力する第1の適応フィルタと、前記運転者
の左耳近傍に設置され左耳位置での音響信号を検出する
第2のマイクロホンと、前記第2のマイクロホン出力に
応じて前記第2の音源機器出力の伝達特性を制御し前記
第2のスピーカに出力する第2の適応フィルタとからな
る。
者の右耳近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号
を車室内に音響出力する第1のスピーカと、前記運転者
の左耳近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号を
車室内に音響出力する第2のスピーカと、第2の音源機
器と、前記第2の音源機器の再生信号を車室内に音響出
力する少なくとも1つのスピーカと、前記運転者の右耳
近傍に設置され右耳位置での音響信号を検出する第1の
マイクロホンと、前記第1のマイクロホン出力に応じて
前記第2の音源機器出力の伝達特性を制御し前記第1の
スピーカに出力する第1の適応フィルタと、前記運転者
の左耳近傍に設置され左耳位置での音響信号を検出する
第2のマイクロホンと、前記第2のマイクロホン出力に
応じて前記第2の音源機器出力の伝達特性を制御し前記
第2のスピーカに出力する第2の適応フィルタとからな
る。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、 (1) 前席スピーカから出力され、後席聴取位置に伝
達される第1の音源機器からの再生音を後席聴取位置に
おいて打ち消すための打ち消し音を伝達特性補正部にお
いて生成する。該打ち消し音はローパスフィルタ部によ
り中低音域に帯域制限して後席スピーカから出力するこ
とにより、後席聴取位置における第1の音源機器の再生
音の中低音域を低減する。
達される第1の音源機器からの再生音を後席聴取位置に
おいて打ち消すための打ち消し音を伝達特性補正部にお
いて生成する。該打ち消し音はローパスフィルタ部によ
り中低音域に帯域制限して後席スピーカから出力するこ
とにより、後席聴取位置における第1の音源機器の再生
音の中低音域を低減する。
【0018】(2) 適応フィルタ部において、ローパ
スフィルタ部により第1の音源機器からの再生音を中低
音域に帯域制限した信号を参照入力とし、後席聴取位置
に設置するマイクロホンで検出した後席聴取位置での音
響信号の自乗値が最小となるよう適応フィルタ部の伝達
特性を制御し、前席スピーカから出力され後席聴取位置
に伝達される第1の音源機器からの再生音を後席聴取位
置において打ち消すための打ち消し音を生成し、後席ス
ピーカから出力することにより、後席聴取位置における
第1の音源機器の再生音の中低音域を低減する。
スフィルタ部により第1の音源機器からの再生音を中低
音域に帯域制限した信号を参照入力とし、後席聴取位置
に設置するマイクロホンで検出した後席聴取位置での音
響信号の自乗値が最小となるよう適応フィルタ部の伝達
特性を制御し、前席スピーカから出力され後席聴取位置
に伝達される第1の音源機器からの再生音を後席聴取位
置において打ち消すための打ち消し音を生成し、後席ス
ピーカから出力することにより、後席聴取位置における
第1の音源機器の再生音の中低音域を低減する。
【0019】(3) 第1の適応フィルタ部において、
ローパスフィルタ部により第1の音源機器からの再生音
を中低音域に帯域制限した信号を参照入力とし、後席聴
取位置に設置する第1のマイクロホンで検出した後席聴
取位置での音響信号の自乗値が最小となるように第1の
適応フィルタ部の伝達特性を制御し、第1の音源機器の
再生音に対する打ち消し音を生成し、後席スピーカから
再生することで、後席聴取位置における第1の音源機器
の再生音の中低音域を低減し、後席聴取位置での第2の
音源機器の再生音のSN比を向上させる。
ローパスフィルタ部により第1の音源機器からの再生音
を中低音域に帯域制限した信号を参照入力とし、後席聴
取位置に設置する第1のマイクロホンで検出した後席聴
取位置での音響信号の自乗値が最小となるように第1の
適応フィルタ部の伝達特性を制御し、第1の音源機器の
再生音に対する打ち消し音を生成し、後席スピーカから
再生することで、後席聴取位置における第1の音源機器
の再生音の中低音域を低減し、後席聴取位置での第2の
音源機器の再生音のSN比を向上させる。
【0020】さらに、第2の適応フィルタ部において、
ローパスフィルタ部により第2の音源機器からの再生音
を中低音域に帯域制限した信号を参照入力とし、前席聴
取位置に設置する第2のマイクロホンで検出した前席聴
取位置での音響信号の自乗値が最小となるように第2の
適応フィルタ部の伝達特性を制御し、第2の音源機器か
らの再生信号に対する打ち消し音を生成し、前席スピー
カから再生することで、前席聴取位置における第2の音
源機器の再生音の中低音域を低減し、前席聴取位置での
第1の音源機器の再生音のSN比を向上させる。
ローパスフィルタ部により第2の音源機器からの再生音
を中低音域に帯域制限した信号を参照入力とし、前席聴
取位置に設置する第2のマイクロホンで検出した前席聴
取位置での音響信号の自乗値が最小となるように第2の
適応フィルタ部の伝達特性を制御し、第2の音源機器か
らの再生信号に対する打ち消し音を生成し、前席スピー
カから再生することで、前席聴取位置における第2の音
源機器の再生音の中低音域を低減し、前席聴取位置での
第1の音源機器の再生音のSN比を向上させる。
【0021】(4) 運転者の右耳近傍に設置した第1
のマイクロホンで検出した右耳位置での音響信号の自乗
値が最小となるように第1の適応フィルタの伝達特性を
制御し、第2の音源機器の再生音に対する打ち消し音を
生成する。該打ち消し音を運転者の右耳近傍に設置した
第1のスピーカから再生することで、運転席の右耳に到
達する第2の音源機器からの再生音を打ち消す。
のマイクロホンで検出した右耳位置での音響信号の自乗
値が最小となるように第1の適応フィルタの伝達特性を
制御し、第2の音源機器の再生音に対する打ち消し音を
生成する。該打ち消し音を運転者の右耳近傍に設置した
第1のスピーカから再生することで、運転席の右耳に到
達する第2の音源機器からの再生音を打ち消す。
【0022】また、運転者の左耳近傍に設置した第2の
マイクロホンで検出した左耳位置での音響信号の自乗値
が最小となるように第2の適応フィルタの伝達特性を制
御し、第2の音源機器の再生音に対する打ち消し音を生
成する。該打ち消し音を運転者の左耳近傍に設置した第
2のスピーカから再生することで、運転席の左耳に到達
する第2の音源機器からの再生音を打ち消す。
マイクロホンで検出した左耳位置での音響信号の自乗値
が最小となるように第2の適応フィルタの伝達特性を制
御し、第2の音源機器の再生音に対する打ち消し音を生
成する。該打ち消し音を運転者の左耳近傍に設置した第
2のスピーカから再生することで、運転席の左耳に到達
する第2の音源機器からの再生音を打ち消す。
【0023】さらに、第1の音源機器の出力を運転者の
右耳近傍に設置した第1のスピーカと運転者の左耳近傍
に設置した第2のスピーカから再生する。
右耳近傍に設置した第1のスピーカと運転者の左耳近傍
に設置した第2のスピーカから再生する。
【0024】これにより、運転席における第2の音源機
器の再生音を低減し、第1の音源機器の再生音のSN比
を向上させる。
器の再生音を低減し、第1の音源機器の再生音のSN比
を向上させる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例における車載
音響再生装置の構成を示すブロック図である。
音響再生装置の構成を示すブロック図である。
【0027】図1において、101は交通情報を受信す
る交通情報チューナ、128は交通情報チューナ101
以外の音源機器、133は交通情報チューナ101の出
力と音源機器128の出力とを選択する第2の信号選択
部である。102,103は信号選択部133の出力を
増幅するパワーアンプ、104は運転席スピーカ、10
5は助手席スピーカである。106は交通情報チューナ
101の出力をディジタル信号に変換するA/D変換
器、131はA/D変換器106の出力の中低音域成分
を抽出するローパスフィルタ部、129はローパスフィ
ルタ部131の出力に伝達特性の補正を与える伝達特性
補正部、130は伝達特性補正部129の信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換部、132はD/A変換部
130からの出力と音源機器128の出力とを選択する
信号選択部である。115,116は信号選択部132
の出力を増幅するパワーアンプ、117は後席右スピー
カ、118は後席左スピーカである。119は交通情報
チューナ101で受信している電波の電界強度に応じて
信号選択部132,133を制御する制御手段、120
は後席のどの位置に人が乗車しているかを入力する操作
手段であり、伝達特性補正部129に接続されている。
る交通情報チューナ、128は交通情報チューナ101
以外の音源機器、133は交通情報チューナ101の出
力と音源機器128の出力とを選択する第2の信号選択
部である。102,103は信号選択部133の出力を
増幅するパワーアンプ、104は運転席スピーカ、10
5は助手席スピーカである。106は交通情報チューナ
101の出力をディジタル信号に変換するA/D変換
器、131はA/D変換器106の出力の中低音域成分
を抽出するローパスフィルタ部、129はローパスフィ
ルタ部131の出力に伝達特性の補正を与える伝達特性
補正部、130は伝達特性補正部129の信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換部、132はD/A変換部
130からの出力と音源機器128の出力とを選択する
信号選択部である。115,116は信号選択部132
の出力を増幅するパワーアンプ、117は後席右スピー
カ、118は後席左スピーカである。119は交通情報
チューナ101で受信している電波の電界強度に応じて
信号選択部132,133を制御する制御手段、120
は後席のどの位置に人が乗車しているかを入力する操作
手段であり、伝達特性補正部129に接続されている。
【0028】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。まず、交通情報チューナ101で受信している電
波の電界強度が弱く交通情報が聴取不可能である場合を
説明する。このとき、制御手段119は信号選択部13
2,133が音源機器128の出力を選択するよう制御
する。これにより、スピーカ104,105,117,
118から音源機器128の再生音が出力され、乗員は
音源機器128の再生音を聴取できる。また、後席にお
いて自動車電話を使用したり、会話をする場合は音源機
器128の再生を停止することによりスピーカ104,
105,117,118からの再生音を出力しないよう
にする。
する。まず、交通情報チューナ101で受信している電
波の電界強度が弱く交通情報が聴取不可能である場合を
説明する。このとき、制御手段119は信号選択部13
2,133が音源機器128の出力を選択するよう制御
する。これにより、スピーカ104,105,117,
118から音源機器128の再生音が出力され、乗員は
音源機器128の再生音を聴取できる。また、後席にお
いて自動車電話を使用したり、会話をする場合は音源機
器128の再生を停止することによりスピーカ104,
105,117,118からの再生音を出力しないよう
にする。
【0029】次に、交通情報チューナ101で受信して
いる電波の電界強度が所定のレベル以上となり交通情報
が聴取可能である場合について述べる。このときは、制
御手段119からの信号により信号選択部133では、
交通情報チューナ101の出力を選択する。交通情報チ
ューナ101からの出力は信号選択部133を介しパワ
ーアンプ102,103に入力されスピーカ104,1
05から音響出力され、前席乗員は交通情報の再生音を
聴取できる。
いる電波の電界強度が所定のレベル以上となり交通情報
が聴取可能である場合について述べる。このときは、制
御手段119からの信号により信号選択部133では、
交通情報チューナ101の出力を選択する。交通情報チ
ューナ101からの出力は信号選択部133を介しパワ
ーアンプ102,103に入力されスピーカ104,1
05から音響出力され、前席乗員は交通情報の再生音を
聴取できる。
【0030】一方、交通情報チューナ101からの出力
はA/D変換器106でディジタル信号に変換され、ロ
ーパスフィルタ部131に入力される。
はA/D変換器106でディジタル信号に変換され、ロ
ーパスフィルタ部131に入力される。
【0031】ここで、ローパスフィルタ部131の動作
について説明する。図2は自動車の乗員とスピーカの位
置関係を示す図であり、201は前席スピーカ、202
は後席スピーカ、203は乗員、204は乗員203の
右耳、205は乗員203の左耳である。前席スピーカ
201と右耳204間の距離をw、前席スピーカ201
と左耳205間の距離をx、後席スピーカ202と右耳
204間の距離をy、後席スピーカ202と左耳205
間の距離をzとする。
について説明する。図2は自動車の乗員とスピーカの位
置関係を示す図であり、201は前席スピーカ、202
は後席スピーカ、203は乗員、204は乗員203の
右耳、205は乗員203の左耳である。前席スピーカ
201と右耳204間の距離をw、前席スピーカ201
と左耳205間の距離をx、後席スピーカ202と右耳
204間の距離をy、後席スピーカ202と左耳205
間の距離をzとする。
【0032】前席スピーカ201からの再生音は右耳2
04と左耳205において距離(x−w)に相当する位
相差を生じる。同様に、後席スピーカ202からの再生
音は右耳204と左耳205において距離(z−y)に
相当する位相差を生じる。従って、右耳204において
後席スピーカ202からの再生音により前席スピーカ2
01からの再生音を打ち消すため、後席スピーカ202
からの再生音が前席スピーカ201からの再生音を逆位
相で同レベルのものとしても、左耳205では X=(x−w)−(z−y) により求まる距離Xに相当する位相差により右耳204
と同様の打ち消し効果は得られない。波長λの信号に対
し、互いに打ち消し合う音の位相差が180゜±λ/4
以下の時に打ち消し効果がある。距離Xは、スピーカの
位置と着座位置により違うが、一般の乗用車の場合およ
そ±5cm程度であるので約1.6KHz以下の帯域で
は左耳205でも打ち消し効果がある。従って、ローパ
スフィルタ部131の遮断周波数を約1.6KHzと
し、帯域を約1.6KHz以下に制限する。
04と左耳205において距離(x−w)に相当する位
相差を生じる。同様に、後席スピーカ202からの再生
音は右耳204と左耳205において距離(z−y)に
相当する位相差を生じる。従って、右耳204において
後席スピーカ202からの再生音により前席スピーカ2
01からの再生音を打ち消すため、後席スピーカ202
からの再生音が前席スピーカ201からの再生音を逆位
相で同レベルのものとしても、左耳205では X=(x−w)−(z−y) により求まる距離Xに相当する位相差により右耳204
と同様の打ち消し効果は得られない。波長λの信号に対
し、互いに打ち消し合う音の位相差が180゜±λ/4
以下の時に打ち消し効果がある。距離Xは、スピーカの
位置と着座位置により違うが、一般の乗用車の場合およ
そ±5cm程度であるので約1.6KHz以下の帯域で
は左耳205でも打ち消し効果がある。従って、ローパ
スフィルタ部131の遮断周波数を約1.6KHzと
し、帯域を約1.6KHz以下に制限する。
【0033】ローパスフィルタ部131の出力は伝達特
性補正部129に入力される。操作手段120では、後
席乗員の着座状態を後席右、後席左の2つから選び入力
し、伝達特性補正部129では操作手段120から入力
される後席乗員の着座状態によりあらかじめ準備されて
いる伝達特性を選択し、ローパスフィルタ部131から
の入力信号の伝達特性を補正する。
性補正部129に入力される。操作手段120では、後
席乗員の着座状態を後席右、後席左の2つから選び入力
し、伝達特性補正部129では操作手段120から入力
される後席乗員の着座状態によりあらかじめ準備されて
いる伝達特性を選択し、ローパスフィルタ部131から
の入力信号の伝達特性を補正する。
【0034】まず、図1中の点P、つまり後部座席の右
側に人が座っている場合について述べる。
側に人が座っている場合について述べる。
【0035】前席スピーカ104から点Pまでの伝達特
性をADRとし、後席右スピーカ117から点Pまでの伝
達特性をARRとする。前席スピーカ104の入力をXと
すれば、点Pに伝達されるスピーカ104からの音はA
DRXとなる。また、後席スピーカ117の入力をYとす
ると、点Pに伝達されるスピーカ117からの音はA RR
Yとなる。従って、点Pにおいてスピーカ104から伝
達される音をスピーカ117により打ち消すには、 ADRX+ARRY=0 つまり、 Y=−ARR -1・ADRX とすればよい。
性をADRとし、後席右スピーカ117から点Pまでの伝
達特性をARRとする。前席スピーカ104の入力をXと
すれば、点Pに伝達されるスピーカ104からの音はA
DRXとなる。また、後席スピーカ117の入力をYとす
ると、点Pに伝達されるスピーカ117からの音はA RR
Yとなる。従って、点Pにおいてスピーカ104から伝
達される音をスピーカ117により打ち消すには、 ADRX+ARRY=0 つまり、 Y=−ARR -1・ADRX とすればよい。
【0036】伝達特性補正手段107では、−ARR -1・
ADRの特性をもつ伝達関数によりローパスフィルタ11
1からの出力を補正し、D/A変換器109に出力す
る。
ADRの特性をもつ伝達関数によりローパスフィルタ11
1からの出力を補正し、D/A変換器109に出力す
る。
【0037】同様に、伝達特性補正手段108において
は、前席スピーカ105から点Pまでの伝達特性ACRと
後席左スピーカから点Pまでの逆伝達特性ALR -1を用
い、−ALR -1・ACRの特性をもつ伝達関数によりローパ
スフィルタ112の出力を補正し、D/A変換器110
に出力する。
は、前席スピーカ105から点Pまでの伝達特性ACRと
後席左スピーカから点Pまでの逆伝達特性ALR -1を用
い、−ALR -1・ACRの特性をもつ伝達関数によりローパ
スフィルタ112の出力を補正し、D/A変換器110
に出力する。
【0038】図1中の点Q、つまり後部座席の左側に人
が座っている場合は、伝達特性補正手段107におい
て、前席スピーカ104から点Qまでの伝達特性ADLと
後席右スピーカ117から点Qまでの逆伝達特性ARL -1
を用い、−ARL -1・ADLの特性をもつ伝達関数によりロ
ーパスフィルタ111の出力を補正し、D/A変換器1
09に出力し、かつ伝達特性補正手段108において、
前席スピーカ105から点Qまでの伝達特性ACLと後席
左スピーカ118から点Qまでの逆伝達特性ALL -1を用
い、−ALL -1・ACLの特性をもつ伝達関数によりローパ
スフィルタ112の出力を補正し、D/A変換器110
へ出力する。
が座っている場合は、伝達特性補正手段107におい
て、前席スピーカ104から点Qまでの伝達特性ADLと
後席右スピーカ117から点Qまでの逆伝達特性ARL -1
を用い、−ARL -1・ADLの特性をもつ伝達関数によりロ
ーパスフィルタ111の出力を補正し、D/A変換器1
09に出力し、かつ伝達特性補正手段108において、
前席スピーカ105から点Qまでの伝達特性ACLと後席
左スピーカ118から点Qまでの逆伝達特性ALL -1を用
い、−ALL -1・ACLの特性をもつ伝達関数によりローパ
スフィルタ112の出力を補正し、D/A変換器110
へ出力する。
【0039】D/A変器部130では入力された信号を
アナログ信号に変換し、信号選択部132を介してパワ
ーアンプ115,116に入力され、スピーカ117,
118から音響出力され、後席聴取位置において前席ス
ピーカ104,105から再生される交通情報の中低音
域再生音を低減する。
アナログ信号に変換し、信号選択部132を介してパワ
ーアンプ115,116に入力され、スピーカ117,
118から音響出力され、後席聴取位置において前席ス
ピーカ104,105から再生される交通情報の中低音
域再生音を低減する。
【0040】以上のように本実施例によれば、ローパス
フィルタ部及び伝達特性補正部において生成した打ち消
し音を、後席スピーカから再生することで、後席聴取位
置における前席スピーカから伝達される交通情報の再生
音の中低音域を低減することができ、走行中に交通情報
を受信し、前席で再生した場合でも、後席での自動車電
話等の会話に支障が起こらない。
フィルタ部及び伝達特性補正部において生成した打ち消
し音を、後席スピーカから再生することで、後席聴取位
置における前席スピーカから伝達される交通情報の再生
音の中低音域を低減することができ、走行中に交通情報
を受信し、前席で再生した場合でも、後席での自動車電
話等の会話に支障が起こらない。
【0041】図3は本発明の第2の実施例における車載
音響再生装置の構成を示すブロック図である。図3にお
いて、図1と異なる構成要素について述べる。
音響再生装置の構成を示すブロック図である。図3にお
いて、図1と異なる構成要素について述べる。
【0042】図3において、126は後席聴取位置にお
ける車室内音響信号を検出するマイクロホンであり、例
えば乗員の頭部近傍や自動車電話の受話器に設置するな
ど、騒音を低減したい位置に設置するものである。12
5はマイクロホン126の信号を増幅するマイクアンプ
部、124はマイクアンプ部126の出力をディジタル
信号に変換するA/D変換器である。134はA/D変
換器106の出力が入力され、A/D変換器124の出
力により伝達特性が制御される適応フィルタ部である。
ける車室内音響信号を検出するマイクロホンであり、例
えば乗員の頭部近傍や自動車電話の受話器に設置するな
ど、騒音を低減したい位置に設置するものである。12
5はマイクロホン126の信号を増幅するマイクアンプ
部、124はマイクアンプ部126の出力をディジタル
信号に変換するA/D変換器である。134はA/D変
換器106の出力が入力され、A/D変換器124の出
力により伝達特性が制御される適応フィルタ部である。
【0043】上記した以外の構成要素は第1の実施例に
おいて図3と同じ符号を付与した構成要素と同じもので
ある。
おいて図3と同じ符号を付与した構成要素と同じもので
ある。
【0044】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。交通情報チューナ101で受信している電波の電
界強度が弱く交通情報が聴取不可能なレベルである場合
は第1の実施例と同様であるので説明を省く。
する。交通情報チューナ101で受信している電波の電
界強度が弱く交通情報が聴取不可能なレベルである場合
は第1の実施例と同様であるので説明を省く。
【0045】交通情報チューナ101で受信している電
波の電界強度が所定のレベル以上となり交通情報が聴取
可能である場合について述べる。このときは、制御手段
119からの信号により信号選択部133では、交通情
報チューナ101の出力を選択する。交通情報チューナ
101からの出力は信号選択部133を介しパワーアン
プ102,103に入力され、スピーカ104,105
から音響出力され、前席乗員は交通情報の再生音を聴取
できる。
波の電界強度が所定のレベル以上となり交通情報が聴取
可能である場合について述べる。このときは、制御手段
119からの信号により信号選択部133では、交通情
報チューナ101の出力を選択する。交通情報チューナ
101からの出力は信号選択部133を介しパワーアン
プ102,103に入力され、スピーカ104,105
から音響出力され、前席乗員は交通情報の再生音を聴取
できる。
【0046】次に、後席聴取位置における前席スピーカ
から伝達される交通情報の再生音低減動作について説明
する。
から伝達される交通情報の再生音低減動作について説明
する。
【0047】マイクロホン126は後席聴取位置での車
室内音響信号を検出する。マイクロホン126の出力は
マイクアンプ125で増幅され、A/D変換器124で
ディジタル信号に変換されて適応フィルタ部134に入
力される。
室内音響信号を検出する。マイクロホン126の出力は
マイクアンプ125で増幅され、A/D変換器124で
ディジタル信号に変換されて適応フィルタ部134に入
力される。
【0048】また、交通情報チューナ101からの出力
はA/D変換器106でディジタル信号に変換され、ロ
ーパスフィルタ部131に入力する。ローパスフィルタ
部131では、第1の実施例と同様の理由により中低音
域を抽出する。ローパスフィルタ部131の出力は適応
フィルタ部134に入力される。適応フィルタ部134
ではA/D変換器124から入力される車室内音響信号
の自乗値が最小となるように、ローパスフィルタ部13
1の出力を処理し、D/A変換部130へ出力する。D
/A変換部130は入力された信号をアナログ信号に変
換する。D/A変換部130の出力は、信号選択部13
2を介しパワーアンプ115,116に入力され、電力
増幅されスピーカ117,118から音響出力され、後
席聴取位置において前席スピーカ104,105から伝
達される交通情報の再生音の中低音域を打ち消して低減
する。
はA/D変換器106でディジタル信号に変換され、ロ
ーパスフィルタ部131に入力する。ローパスフィルタ
部131では、第1の実施例と同様の理由により中低音
域を抽出する。ローパスフィルタ部131の出力は適応
フィルタ部134に入力される。適応フィルタ部134
ではA/D変換器124から入力される車室内音響信号
の自乗値が最小となるように、ローパスフィルタ部13
1の出力を処理し、D/A変換部130へ出力する。D
/A変換部130は入力された信号をアナログ信号に変
換する。D/A変換部130の出力は、信号選択部13
2を介しパワーアンプ115,116に入力され、電力
増幅されスピーカ117,118から音響出力され、後
席聴取位置において前席スピーカ104,105から伝
達される交通情報の再生音の中低音域を打ち消して低減
する。
【0049】以上のように本実施例によれば、後席聴取
位置における前席スピーカから伝達される交通情報の再
生音を打ち消すための打ち消し音を生成する際に、後席
の交通情報の再生音を打ち消したい位置に交通情報の再
生音を含んだ音響信号を検出するマイクロホンを設置
し、該マイクロホンから検出される信号の自乗値が最小
となるように適応フィルタの伝達特性を制御すること
で、第1の実施例と比べ後席聴取位置での交通情報の再
生音をより正確に打ち消すことができる。
位置における前席スピーカから伝達される交通情報の再
生音を打ち消すための打ち消し音を生成する際に、後席
の交通情報の再生音を打ち消したい位置に交通情報の再
生音を含んだ音響信号を検出するマイクロホンを設置
し、該マイクロホンから検出される信号の自乗値が最小
となるように適応フィルタの伝達特性を制御すること
で、第1の実施例と比べ後席聴取位置での交通情報の再
生音をより正確に打ち消すことができる。
【0050】図4は本発明の第3の実施例における車載
音響再生装置の構成を示すブロック図である。図4にお
いて、図3と異なる構成要素について述べる。
音響再生装置の構成を示すブロック図である。図4にお
いて、図3と異なる構成要素について述べる。
【0051】図4において、406は運転席聴取位置に
おける車室内音響信号を検出するマイクロホン、407
はマイクロホン406の信号を増幅するマイクアンプ
部、408はマイクアンプ部406の出力をディジタル
信号に変換するA/D変換器である。
おける車室内音響信号を検出するマイクロホン、407
はマイクロホン406の信号を増幅するマイクアンプ
部、408はマイクアンプ部406の出力をディジタル
信号に変換するA/D変換器である。
【0052】415は音源機器128の出力をディジタ
ル信号に変換するA/D変換部、419はA/D変換部
415の出力の中低音域成分を抽出するローパスフィル
タ部、416はローパスフィルタ部419の出力が入力
され、A/D変換器408の出力により伝達特性が制御
される適応フィルタ部、418は適応フィルタ部416
の出力をアナログ信号に変換するD/A変換部、424
は交通情報チューナ101の出力とD/A変換部418
の出力と音源機器128の出力を選択的に加算する加算
部である。423は音源機器128とD/A変換部13
0の出力を選択的に加算する加算部である。417は交
通情報チューナ101で受信している電波の電界強度に
応じて加算部423,424を制御する制御手段であ
る。
ル信号に変換するA/D変換部、419はA/D変換部
415の出力の中低音域成分を抽出するローパスフィル
タ部、416はローパスフィルタ部419の出力が入力
され、A/D変換器408の出力により伝達特性が制御
される適応フィルタ部、418は適応フィルタ部416
の出力をアナログ信号に変換するD/A変換部、424
は交通情報チューナ101の出力とD/A変換部418
の出力と音源機器128の出力を選択的に加算する加算
部である。423は音源機器128とD/A変換部13
0の出力を選択的に加算する加算部である。417は交
通情報チューナ101で受信している電波の電界強度に
応じて加算部423,424を制御する制御手段であ
る。
【0053】上記した以外の構成要素は第2の実施例に
おいて図4と同じ符号を付与した構成要素と同じもので
ある。
おいて図4と同じ符号を付与した構成要素と同じもので
ある。
【0054】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。まず、交通情報チューナ101で受信している電
波の電界強度が弱く交通情報が聴取不可能である場合を
説明する。このときは、制御手段417は加算部42
3,424が音源機器128からの信号のみを選択する
よう制御する。
する。まず、交通情報チューナ101で受信している電
波の電界強度が弱く交通情報が聴取不可能である場合を
説明する。このときは、制御手段417は加算部42
3,424が音源機器128からの信号のみを選択する
よう制御する。
【0055】音源機器128の右チャンネル出力は、加
算部424内の加算器403に入力されパワーアンプ1
02に伝達され、電力増幅されスピーカ104から音響
出力される。また、音源機器128の右チャンネル出力
は、加算部423内の加算器401に入力され、パワー
アンプ115に伝達され、電力増幅されスピーカ117
から音響出力される。
算部424内の加算器403に入力されパワーアンプ1
02に伝達され、電力増幅されスピーカ104から音響
出力される。また、音源機器128の右チャンネル出力
は、加算部423内の加算器401に入力され、パワー
アンプ115に伝達され、電力増幅されスピーカ117
から音響出力される。
【0056】音源機器128の左チャンネル出力は、加
算部424内の加算器420に入力され、パワーアンプ
103に伝達され、電力増幅されスピーカ105から音
響出力される。また、音源機器128の左チャンネル出
力は、加算部423内の加算器402に入力され、パワ
ーアンプ116に伝達され、電力増幅されスピーカ11
8から音響出力される。
算部424内の加算器420に入力され、パワーアンプ
103に伝達され、電力増幅されスピーカ105から音
響出力される。また、音源機器128の左チャンネル出
力は、加算部423内の加算器402に入力され、パワ
ーアンプ116に伝達され、電力増幅されスピーカ11
8から音響出力される。
【0057】次に、交通情報チューナ101で受信して
いる電波の電界強度が所定のレベル以上となり交通情報
が聴取可能である場合について説明する。
いる電波の電界強度が所定のレベル以上となり交通情報
が聴取可能である場合について説明する。
【0058】制御手段417は加算部424が交通情報
チューナ101の出力とD/A変換部418の出力を加
算し出力するよう制御するため、前席スピーカ104,
105からは交通情報チューナ101の出力が再生され
る。また、制御手段417は加算部423が音源機器1
28の出力とD/A変換部130の出力を加算し出力す
るよう制御するため、後席スピーカ117,118から
は音源機器128からの出力が再生される。
チューナ101の出力とD/A変換部418の出力を加
算し出力するよう制御するため、前席スピーカ104,
105からは交通情報チューナ101の出力が再生され
る。また、制御手段417は加算部423が音源機器1
28の出力とD/A変換部130の出力を加算し出力す
るよう制御するため、後席スピーカ117,118から
は音源機器128からの出力が再生される。
【0059】前席スピーカ104,105から後席聴取
位置に伝達される交通情報チューナ101の再生音に対
する打ち消し音を、第2の実施例と同じ動作により生成
し、後席スピーカ117,118から音響出力し、後席
聴取位置における前席スピーカ104,105から伝達
される交通情報チューナ101の再生音の中低音域を打
ち消して低減する。
位置に伝達される交通情報チューナ101の再生音に対
する打ち消し音を、第2の実施例と同じ動作により生成
し、後席スピーカ117,118から音響出力し、後席
聴取位置における前席スピーカ104,105から伝達
される交通情報チューナ101の再生音の中低音域を打
ち消して低減する。
【0060】一方、前席聴取位置では、マイクロホン4
06は運転席での音響信号を検出する。マイクロホン4
06の出力はマイクアンプ407で増幅され、A/D変
換器408でディジタル信号に変換された後、適応フィ
ルタ部416に入力される。
06は運転席での音響信号を検出する。マイクロホン4
06の出力はマイクアンプ407で増幅され、A/D変
換器408でディジタル信号に変換された後、適応フィ
ルタ部416に入力される。
【0061】また、音源機器128からの出力はA/D
変換部415でディジタル信号に変換され、ローパスフ
ィルタ部419で第1の実施例と同様の理由により帯域
制限され、適応フィルタ部416に入力される。適応フ
ィルタ部416ではA/D変換器408から入力される
音響信号の自乗値が最小となるように、ローパスフィル
タ419の出力を処理し、音源機器128の再生信号打
ち消し音を生成する。
変換部415でディジタル信号に変換され、ローパスフ
ィルタ部419で第1の実施例と同様の理由により帯域
制限され、適応フィルタ部416に入力される。適応フ
ィルタ部416ではA/D変換器408から入力される
音響信号の自乗値が最小となるように、ローパスフィル
タ419の出力を処理し、音源機器128の再生信号打
ち消し音を生成する。
【0062】音源機器128の再生信号打ち消し音は、
D/A変換部418でアナログ信号に変換され、加算部
424で交通情報チューナ101からの出力と加算さ
れ、パワーアンプ102,103に入力され、前席スピ
ーカ104,105から音響出力され、運転席聴取位置
において後席スピーカ117,118から伝達される音
源機器128の再生音を低減する。
D/A変換部418でアナログ信号に変換され、加算部
424で交通情報チューナ101からの出力と加算さ
れ、パワーアンプ102,103に入力され、前席スピ
ーカ104,105から音響出力され、運転席聴取位置
において後席スピーカ117,118から伝達される音
源機器128の再生音を低減する。
【0063】以上のように本実施例によれば、第2の実
施例と同様に後席聴取位置において前席スピーカから伝
達される交通情報再生音を精度よく打ち消すことがで
き、後席聴取位置での音源機器再生音のSN比が劣化す
ることを防止する。
施例と同様に後席聴取位置において前席スピーカから伝
達される交通情報再生音を精度よく打ち消すことがで
き、後席聴取位置での音源機器再生音のSN比が劣化す
ることを防止する。
【0064】さらに同時に、運転席聴取位置において後
席スピーカから伝達される音源機器再生音の中低音域成
分を打ち消して低減し、交通情報再生音のSN比が劣化
することを防止する。
席スピーカから伝達される音源機器再生音の中低音域成
分を打ち消して低減し、交通情報再生音のSN比が劣化
することを防止する。
【0065】図5は本発明の第4の実施例における車載
音響再生装置の構成を示すブロック図である。
音響再生装置の構成を示すブロック図である。
【0066】図5において、514は運転者の右耳聴取
位置における車室内音響信号を検出するマイクロホン、
515は運転者の左耳聴取位置における車室内音響信号
を検出するマイクロホン、516,517はマイクロホ
ン514,515の信号を増幅するマイクアンプ部、5
18,519はマイクアンプ部516,517の出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。51
2,513は音源機器128の出力をディジタル信号に
変換するA/D変換器、520,521はA/D変換器
512,513の出力が入力され、A/D変換器51
8,519の出力により伝達特性が制御される適応フィ
ルタ、522,523は適応フィルタ520,521の
出力をアナログ信号に変換するD/A変換器、524,
525は交通情報チューナ101の出力と、D/A変換
器522,523の出力を加算し選択的に出力する加算
器である。526,527は加算器524,525の出
力を増幅するパワーアンプ、528は運転者の右耳近傍
に設置され、パワーアンプ526の出力を再生するスピ
ーカ、529は運転者の左耳近傍に設置され、パワーア
ンプ527の出力を再生するスピーカである。511は
交通情報チューナ101で受信している電波の電界強度
に応じて加算器524,525を制御する制御手段であ
る。
位置における車室内音響信号を検出するマイクロホン、
515は運転者の左耳聴取位置における車室内音響信号
を検出するマイクロホン、516,517はマイクロホ
ン514,515の信号を増幅するマイクアンプ部、5
18,519はマイクアンプ部516,517の出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器である。51
2,513は音源機器128の出力をディジタル信号に
変換するA/D変換器、520,521はA/D変換器
512,513の出力が入力され、A/D変換器51
8,519の出力により伝達特性が制御される適応フィ
ルタ、522,523は適応フィルタ520,521の
出力をアナログ信号に変換するD/A変換器、524,
525は交通情報チューナ101の出力と、D/A変換
器522,523の出力を加算し選択的に出力する加算
器である。526,527は加算器524,525の出
力を増幅するパワーアンプ、528は運転者の右耳近傍
に設置され、パワーアンプ526の出力を再生するスピ
ーカ、529は運転者の左耳近傍に設置され、パワーア
ンプ527の出力を再生するスピーカである。511は
交通情報チューナ101で受信している電波の電界強度
に応じて加算器524,525を制御する制御手段であ
る。
【0067】まず、交通情報チューナ101で受信して
いる電波の電界強度が弱く交通情報が聴取不可能である
場合を説明する。このときは、制御手段511は加算器
524,525のスイッチを切断するよう制御し、運転
席,助手席,後席とも音源機器128からの再生音を聴
いている。
いる電波の電界強度が弱く交通情報が聴取不可能である
場合を説明する。このときは、制御手段511は加算器
524,525のスイッチを切断するよう制御し、運転
席,助手席,後席とも音源機器128からの再生音を聴
いている。
【0068】次に、交通情報チューナ101で受信して
いる電波の電界強度が所定の値以上となり交通情報が聴
取可能である場合を説明する。
いる電波の電界強度が所定の値以上となり交通情報が聴
取可能である場合を説明する。
【0069】マイクロホン514は運転者の右耳聴取位
置での車室内音響信号を検出する。マイクロホン514
の出力はマイクアンプ516で増幅され、A/D変換器
518でディジタル信号に変換された後、適応フィルタ
520に入力される。
置での車室内音響信号を検出する。マイクロホン514
の出力はマイクアンプ516で増幅され、A/D変換器
518でディジタル信号に変換された後、適応フィルタ
520に入力される。
【0070】また、音源機器128からの右チャンネル
の出力はA/D変換器512でディジタル信号に変換さ
れ、適応フィルタ520に入力される。適応フィルタ5
20ではA/D変換器518から入力される車室内音響
信号の自乗値が最小となるように、A/D変換器512
の出力を処理し、音源機器128の右チャンネルの打ち
消し音を生成する。
の出力はA/D変換器512でディジタル信号に変換さ
れ、適応フィルタ520に入力される。適応フィルタ5
20ではA/D変換器518から入力される車室内音響
信号の自乗値が最小となるように、A/D変換器512
の出力を処理し、音源機器128の右チャンネルの打ち
消し音を生成する。
【0071】音源機器128の右チャンネルの打ち消し
音は、D/A変換器522でアナログ信号に変換され、
加算器524で交通情報チューナ101からの出力と加
算され、パワーアンプ526に入力され、スピーカ52
8から音響出力され、運転者の右耳聴取位置において運
転席スピーカ104と後席右スピーカ117から再生さ
れる音源機器128の再生音と打ち消し合う。
音は、D/A変換器522でアナログ信号に変換され、
加算器524で交通情報チューナ101からの出力と加
算され、パワーアンプ526に入力され、スピーカ52
8から音響出力され、運転者の右耳聴取位置において運
転席スピーカ104と後席右スピーカ117から再生さ
れる音源機器128の再生音と打ち消し合う。
【0072】マイクロホン515は運転者の左耳聴取位
置での車室内音響信号を検出する。マイクロホン515
の出力はマイクアンプ517で増幅され、A/D変換器
519でディジタル信号に変換された後、適応フィルタ
521に入力される。
置での車室内音響信号を検出する。マイクロホン515
の出力はマイクアンプ517で増幅され、A/D変換器
519でディジタル信号に変換された後、適応フィルタ
521に入力される。
【0073】また、音源機器128からの左チャンネル
の出力はA/D変換器513でディジタル信号に変換さ
れ、適応フィルタ521に入力される。適応フィルタ5
21ではA/D変換器519から入力される車室内音響
信号の自乗値が最小となるように、A/D変換器513
の出力を処理し、音源機器128の左チャンネルの打ち
消し音を生成する。
の出力はA/D変換器513でディジタル信号に変換さ
れ、適応フィルタ521に入力される。適応フィルタ5
21ではA/D変換器519から入力される車室内音響
信号の自乗値が最小となるように、A/D変換器513
の出力を処理し、音源機器128の左チャンネルの打ち
消し音を生成する。
【0074】音源機器128の左チャンネルの打ち消し
音は、D/A変換器523でアナログ信号に変換され、
加算器525で交通情報チューナ101からの出力と加
算され、パワーアンプ527に入力され、スピーカ52
9から音響出力され、運転者の左耳聴取位置において助
手席スピーカ105と後席左スピーカ118から再生さ
れる音源機器128の再生音と打ち消し合う。
音は、D/A変換器523でアナログ信号に変換され、
加算器525で交通情報チューナ101からの出力と加
算され、パワーアンプ527に入力され、スピーカ52
9から音響出力され、運転者の左耳聴取位置において助
手席スピーカ105と後席左スピーカ118から再生さ
れる音源機器128の再生音と打ち消し合う。
【0075】以上のように本実施例によれば、運転席に
おける音源機器の再生音の打ち消し音を生成し、運転者
専用のスピーカにより交通情報の再生音とともに再生す
ることで、運転席において音源機器128からの再生音
を打ち消し、運転者に対し交通情報の再生音だけを明瞭
に伝達することができる。さらに、運転者以外の乗員
は、音源機器128の再生音を明瞭に聴取できる。
おける音源機器の再生音の打ち消し音を生成し、運転者
専用のスピーカにより交通情報の再生音とともに再生す
ることで、運転席において音源機器128からの再生音
を打ち消し、運転者に対し交通情報の再生音だけを明瞭
に伝達することができる。さらに、運転者以外の乗員
は、音源機器128の再生音を明瞭に聴取できる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明は、 (1) 少なくとも一つの前席スピーカと、少なくとも
一つの後席スピーカと、第1の音源機器と、第2の音源
機器と、ローパスフィルタ部と、伝達特性補正部とを備
え、前席で第1の音源機器の再生音を聴取する場合に、
後席において前席スピーカから伝達される第1の音源機
器の再生音を低減でき、自動車電話等の会話に支障が起
こらない車載音響再生装置を簡易な構成で実現できる。
一つの後席スピーカと、第1の音源機器と、第2の音源
機器と、ローパスフィルタ部と、伝達特性補正部とを備
え、前席で第1の音源機器の再生音を聴取する場合に、
後席において前席スピーカから伝達される第1の音源機
器の再生音を低減でき、自動車電話等の会話に支障が起
こらない車載音響再生装置を簡易な構成で実現できる。
【0077】(2) 少なくとも一つの前席スピーカ
と、少なくとも一つの後席スピーカと、第1の音源機器
と、第2の音源機器と、マイクロホンと、ローパスフィ
ルタ部と、適応フィルタ部とを備え、マイクロホンから
検出される信号により適応フィルタ部の伝達特性を制御
して打ち消し音を生成することで、後席聴取位置におい
て前席スピーカから伝達される第1の音源機器の再生音
を上記(1)に対し精度よく打ち消すことができる車載
音響再生装置を簡易な構成で実現できる。
と、少なくとも一つの後席スピーカと、第1の音源機器
と、第2の音源機器と、マイクロホンと、ローパスフィ
ルタ部と、適応フィルタ部とを備え、マイクロホンから
検出される信号により適応フィルタ部の伝達特性を制御
して打ち消し音を生成することで、後席聴取位置におい
て前席スピーカから伝達される第1の音源機器の再生音
を上記(1)に対し精度よく打ち消すことができる車載
音響再生装置を簡易な構成で実現できる。
【0078】(3) 少なくとも一つの前席スピーカ
と、少なくとも一つの後席スピーカと、第1の音源機器
と、第2の音源機器と、第1のマイクロホンと、第1の
ローパスフィルタ部と、第1の適応フィルタ部と、第2
のマイクロホンと、第2のローパスフィルタ部と、第2
の適応フィルタ部とを備え、前席聴取位置において後席
スピーカから伝達される第2の音源機器からの再生音を
打ち消し、同時に、後席聴取位置において前席スピーカ
から伝達される第1の音源機器からの再生音を打ち消す
ことで、前後席それぞれの再生音のSN比を改善するこ
とができ、実用性に優れた車載音響再生装置を実現でき
る。
と、少なくとも一つの後席スピーカと、第1の音源機器
と、第2の音源機器と、第1のマイクロホンと、第1の
ローパスフィルタ部と、第1の適応フィルタ部と、第2
のマイクロホンと、第2のローパスフィルタ部と、第2
の適応フィルタ部とを備え、前席聴取位置において後席
スピーカから伝達される第2の音源機器からの再生音を
打ち消し、同時に、後席聴取位置において前席スピーカ
から伝達される第1の音源機器からの再生音を打ち消す
ことで、前後席それぞれの再生音のSN比を改善するこ
とができ、実用性に優れた車載音響再生装置を実現でき
る。
【0079】(4) 第1のスピーカと、第2のスピー
カと、第1の音源機器と、第2の音源機器と、第1のマ
イクロホンと、第1の適応フィルタと、第1の加算器
と、第2のマイクロホンと、第2の適応フィルタと、第
2の加算器と、第2の音源機器の出力を再生する少なく
とも1つのスピーカを備えることで、運転席における第
2の音源機器による再生音の打ち消し音を生成し、該打
ち消し音を運転者専用である第1のスピーカおよび第2
のスピーカにより第1の音源機器の再生音とともに再生
する。これにより運転席において第2の音源機器からの
再生音を打ち消し、運転者に対し第1の音源機器からの
再生音のSN比を劣化させることなく再生することがで
き、しかも、運転者以外の乗員が第2の音源機器からの
再生音を明瞭に聴取することができる簡易な構成で高機
能の車載音響再生装置を提供することができる。
カと、第1の音源機器と、第2の音源機器と、第1のマ
イクロホンと、第1の適応フィルタと、第1の加算器
と、第2のマイクロホンと、第2の適応フィルタと、第
2の加算器と、第2の音源機器の出力を再生する少なく
とも1つのスピーカを備えることで、運転席における第
2の音源機器による再生音の打ち消し音を生成し、該打
ち消し音を運転者専用である第1のスピーカおよび第2
のスピーカにより第1の音源機器の再生音とともに再生
する。これにより運転席において第2の音源機器からの
再生音を打ち消し、運転者に対し第1の音源機器からの
再生音のSN比を劣化させることなく再生することがで
き、しかも、運転者以外の乗員が第2の音源機器からの
再生音を明瞭に聴取することができる簡易な構成で高機
能の車載音響再生装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例における車載音響再生装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における自動車の乗員とスピー
カの位置関係を示す模式図
カの位置関係を示す模式図
【図3】本発明の第2の実施例における車載音響再生装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における車載音響再生装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第4の実施例における車載音響再生装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図6】従来の車載音響再生装置の構成を示すブロック
図
図
101 交通情報チューナ 102,103,115,116 パワーアンプ 104 運転席スピーカ 105 助手席スピーカ 117 後席右スピーカ 118 後席左スピーカ 106 A/D変換器 107,108 伝達特性補正手段 109,110 D/A変換器 111,112 ローパスフィルタ 113,114,121,127 信号選択手段 119 制御手段 120 操作手段 128 音源機器
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の音源機器と、第2の音源機器と、
自動車の前席近傍に設置され前記第1の音源機器の再生
信号、または前記第2の音源機器の再生信号を車室内に
音響出力する少なくとも一つの前席スピーカと、 後席近傍に設置され前記第2の音源機器の再生信号を車
室内に音響出力する少なくとも一つの後席スピーカと、 前記第1の音源機器出力の中低音域成分を抽出するロー
パスフィルタ部と、前記前席スピーカから前記第1の音
源機器の再生信号を出力している場合には前記ローパス
フィルタ部出力の伝達特性を補正し前記後席スピーカに
出力する伝達特性補正部とからなる車載音響再生装置。 - 【請求項2】 第1の音源機器と、第2の音源機器と、
自動車の前席近傍に設置され前記第1の音源機器の再生
信号、または前記第2の音源機器の再生信号を車室内に
音響出力する少なくとも一つの前席スピーカと、 後席近傍に設置され前記第2の音源機器の再生信号を車
室内に音響出力する少なくとも一つの後席スピーカと、 後席聴取位置近傍に設置され後席聴取位置での音響信号
を検出するマイクロホンと、 前記第1の音源機器出力の中低音域成分を抽出するロー
パスフィルタ部と、 前記前席スピーカから前記第1の音源機器の再生信号を
出力している場合には前記マイクロホン出力に応じて前
記ローパスフィルタ部出力の伝達特性を制御し前記後席
スピーカに出力する適応フィルタ部とからなる車載音響
再生装置。 - 【請求項3】 第1の音源機器と、自動車の前席近傍に
設置され前記第1の音源機器の再生信号を車室内に音響
出力する少なくとも一つの前席スピーカと、 第2の音源機器と、後席近傍に設置され前記第2の音源
機器の再生信号を車室内に音響出力する少なくとも一つ
の後席スピーカと、 後席聴取位置近傍に設置され後席聴取位置の音響信号を
検出する第1のマイクロホンと、 前記第1の音源機器出力の中低音域成分を抽出する第1
のローパスフィルタ部と、 前記第1のマイクロホン出力に応じて前記第1のローパ
スフィルタ部出力の伝達特性を制御し前記後席スピーカ
に出力する第1の適応フィルタ部と、 前席聴取位置近傍に設置され前席聴取位置の音響信号を
検出する第2のマイクロホンと、 前記第2の音源機器出力の中低音域成分を抽出する第2
のローパスフィルタ部と、 前記第2のマイクロホン出力に応じて前記第2のローパ
スフィルタ部出力の伝達特性を制御し前記前席スピーカ
に出力する第2の適応フィルタ部とからなる車載音響再
生装置。 - 【請求項4】 第1の音源機器と、自動車の運転者の右
耳近傍に設置され前記第1の音源機器の再生信号を車室
内に音響出力する第1のスピーカと、 前記運転者の左耳近傍に設置され前記第1の音源機器の
再生信号を車室内に音響出力する第2のスピーカと、 第2の音源機器と、前記第2の音源機器の再生信号を車
室内に音響出力する少なくとも1つのスピーカと、 前記運転者の右耳近傍に設置され右耳位置での音響信号
を検出する第1のマイクロホンと、 前記第1のマイクロホン出力に応じて前記第2の音源機
器出力の伝達特性を制御し前記第1のスピーカに出力す
る第1の適応フィルタと、 前記運転者の左耳近傍に設置され左耳位置での音響信号
を検出する第2のマイクロホンと、 前記第2のマイクロホン出力に応じて前記第2の音源機
器出力の伝達特性を制御し前記第2のスピーカに出力す
る第2の適応フィルタとからなる車載音響再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111069A JPH05308698A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 車載音響再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111069A JPH05308698A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 車載音響再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05308698A true JPH05308698A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14551602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4111069A Pending JPH05308698A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 車載音響再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05308698A (ja) |
Cited By (6)
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| JP2006226872A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Denso Corp | ナビゲーション装置およびプログラム |
| JP2006248353A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Denso Corp | 車載用エンターテイメント装置 |
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| US8045736B2 (en) | 2006-12-01 | 2011-10-25 | Fujitsu Ten Limited | Sound field reproduction system |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4111069A patent/JPH05308698A/ja active Pending
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| WO2010109614A1 (ja) * | 2009-03-25 | 2010-09-30 | パイオニア株式会社 | 音声信号処理装置及び音声信号処理方法 |
| JPWO2010109614A1 (ja) * | 2009-03-25 | 2012-09-20 | パイオニア株式会社 | 音声信号処理装置及び音声信号処理方法 |
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