JPH0530918A - グルテンミールの脱色脱臭処理方法 - Google Patents

グルテンミールの脱色脱臭処理方法

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JPH0530918A
JPH0530918A JP3212991A JP21299191A JPH0530918A JP H0530918 A JPH0530918 A JP H0530918A JP 3212991 A JP3212991 A JP 3212991A JP 21299191 A JP21299191 A JP 21299191A JP H0530918 A JPH0530918 A JP H0530918A
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JP
Japan
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gluten meal
concentration
hydrous ethanol
vol
ethanol
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Pending
Application number
JP3212991A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Takahashi
秀和 高橋
Koji Yamada
浩司 山田
Norimasa Yanai
徳正 矢内
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Showa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Showa Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、含水エタノールを使用してグルテ
ンミールを効率良く脱色及び脱臭処理する方法である。 【構成】 本発明は、97±3 vol%の比較的高濃度の
含水エタノールを使用し、該濃度と略比例させた40±
20℃の比較的低温度の範囲で処理することにより脱色
及び脱臭処理を行う方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含水エタノールを用い
てとうもろこし等の穀類グルテンミールを脱色及び脱臭
処理する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、グルテンミールは糖質、蛋白質
に富み飼料や工業用に広く用いられる有用な素材であ
り、色や臭いの少ないものが要望されている。又、食品
及びその原料とする場合でも、同様の要望が強く求めら
れるところである。その要望を満足させるべく、ツェイ
ン含有のグルテンミール素材を処理する方法として、同
一出願人に係る特願平3−117863号の明細書に記
載した処理方法が先願発明として出願され、この先願発
明においてはアセトンを使用している。
【0003】又、本発明及び先願発明のようなグルテン
ミール素材そのものの処理ではないが、含水エタノール
を用いてグルテンミールからツェインを抽出するものと
して特開昭63−185998号公報に開示されたツェ
インの製造方法が従来例として周知である。この従来例
におけるツェインの製造方法においては、75〜95vo
l%含水エタノールを使用してツェインを抽出するこ
と、及び抽出温度を50〜60℃にすることが明らかに
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記先願発明に係るア
セトンを使用した処理方法において、アセトンは引火し
易くエタノールに比べて危険度が高いばかりでなく、処
理済みグルテンミールから常法によりツェインを抽出す
る場合でも、グルテンミールからアセトンを完全に除去
する必要があり、作業性が悪いと言う問題点を有してい
る。
【0005】又、前記従来例におけるツェインの製造方
法にあっては、含水エタノールが比較的低い濃度であ
り、且つ抽出温度が高く、しかも短時間で抽出処理する
ことが明らかにされている。特に従来例の実施例におい
ては、80〜90vol%含水エタノールを使用し、60
℃で1〜2時間で抽出処理を行っている。
【0006】この従来例のような処理条件、即ち、含水
エタノール濃度と処理温度との関係を維持して、満足し
得る脱色脱臭を行おうとすると、グルテンミールの成
分、即ちツェインも溶出してしまい且つ脱色脱臭処理工
程中にツェインが変質すると言う問題点を有している。
【0007】従って、前記先願発明においては、安全性
と作業性とに解決しなければならない課題を有し、前記
従来例においては、満足し得る脱色脱臭に適用できない
と言う課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、グルテンミールに対し
97±3 vol%含水エタノールを加え、前記含水エタノ
ールの濃度と略比例させた40±20℃の範囲で抽出処
理することを特徴とするグルテンミールの脱色脱臭処理
方法を提供するものであり、同時に前記抽出処理を6〜
20時間で行うものである。
【0009】
【作用】本発明は、比較的高濃度の含水エタノールを使
用し、該含水エタノール濃度と略比例させた比較的低温
度の範囲で処理することにより、グルテンミールの成分
を失うことなく効率良く脱色脱臭処理が行え、処理され
たグルテンミールは素材としてそのまま食品や工業用に
広く用いられるのである。
【0010】
【実施例】次に本発明の処理方法を図示のグラフに基づ
き、含水エタノール濃度と温度とが密接に関係している
ことを説明すると共に、幾つかの実施例と比較例とを挙
げて更に詳しく説明する。
【0011】本発明は、穀類、特にグルテンミールの成
分を維持しながら含水エタノールで効率良く脱色及び脱
臭を行うものであり、使用される含水エタノールは94
〜100 vol%とその濃度が比較的高い範囲のものが使
用され、そして処理温度は比較的低温領域の20〜60
℃とし、その抽出処理時間は6〜20時間の範囲であ
る。
【0012】図1のグラフは、含水エタノール濃度と温
度との関係において好適な範囲を示したものである。こ
の場合の「好適な範囲」とは、グルテンミールから色と
臭いを選択的に抽出除去し、しかも糖質や蛋白質をグル
テンミールに残存させるのに好適な抽出条件の範囲であ
る。例えば、 使用される含水エタノール濃度が94 vol%である
と、処理温度がせいぜい20〜35℃の範囲であり、処
理温度が20℃未満又は40℃を超えると好適な脱色・
脱臭がなされない。 使用される含水エタノール濃度が95 vol%の場合
には、処理温度が23〜42℃の範囲が好適であり、処
理温度が23℃未満又は43℃を超えるとやはり好適な
脱色・脱臭がなされない。 使用される含水エタノール濃度が97 vol%の場合
には、処理温度が25〜45℃の範囲が好適であり、処
理温度が25℃未満又は46℃を超えるとやはり好適な
脱色・脱臭がなされない。 又、使用される含水エタノール濃度が100 vol%
の場合には、処理温度が40〜60℃の範囲が好適であ
り、処理温度が40℃未満又は60℃を超えるとやはり
好適な脱色・脱臭がなされない。 従って、高濃度の含水エタノールを使用した場合には、
その濃度に対応して処理温度を微妙に調整することで、
グルテンミールの成分を失うことなく、効率の良い脱色
・脱臭処理が行えるのである。そして、図中符号1で示
した曲線が、含水エタノールにおける濃度と温度との最
適条件を示し、網点部分が適正使用範囲2を示してい
る。
【0013】この図から明らかなように、高濃度の含水
エタノールを使用し、処理温度をその濃度に略比例させ
た方が好適な結果が得られることが判明したのである。
従って、使用される高濃度の含水エタノールとしてはそ
の濃度が97 vol%を中心とし、97±3 vol%の濃度
範囲が使用可能であり、そして処理温度は、比較的低温
の40℃が基準となり、前記含水エタノールの濃度に略
比例して40±20℃の範囲が使用可能な範囲となるの
である。
【0014】実施例1 グルテンミール10gに98 vol%の含水エタノール1
00mlを加え、45℃で一夜静置抽出を行い、ヌッチェ
でろ別した。ろ液をロータリーエバポレータで濃縮し、
黄色の油状物0.7gを得た。ろ別したグルテンミール
を乾燥し、脱色脱臭グルテンミール8.4gを得た。こ
の脱色脱臭グルテンミールは臭いが少なく、淡色なもの
であった。
【0015】実施例2 グルテンミール1kgに97 vol%の含水エタノール5
lを加え、30℃で一夜静置抽出を行い、ヌッチェでろ
別し、ケークを更に95 vol%の含水エタノール1 lで
洗浄した。ろ別したグルテンミールを乾燥し、脱色脱臭
グルテンミール861gを得た。この脱色脱臭グルテン
ミールは臭いが少なく淡色なものであった。
【0016】実施例3 グルテンミール1kgにに97 vol%の含水エタノール
5 lを加え、45℃で一夜静置抽出後、95 vol%の含
水エタノールで洗浄したグルテンミールを乾燥し、脱色
脱臭グルテンミール865gを得た。この脱色脱臭グル
テンミールは臭いが少なく淡色なものであった。又、こ
の脱色脱臭グルテンミールから855gをとり、それを
常法に従い4.54 lのツェイン抽出液を得た。この抽
出液の固形物含有量は3.59%で、色調はロビボンド
比色計1インチセルで黄色の価が1であった。
【0017】実施例4 グルテンミール10gに94 vol%の含水エタノール1
00mlを加え、25℃で一夜静置抽出を行い、ヌッチェ
でろ別した。ろ液をロータリーエバポレータで濃縮し、
黄色の油状物0.8gを得た。ろ別したグルテンミール
を乾燥し、脱色脱臭グルテンミール8.3gを得た。こ
の脱色脱臭グルテンミールは臭いが少なく淡色なもので
あった。又、この脱色脱臭グルテンミールから8.1g
をとり、それを常法に従いツェインを抽出し、2.3g
を得た。このツェインの3%エタノール(91 vol%)
溶液の色調はロビボンド比色計1インチセルで黄色の価
が3であった。
【0018】実施例5 グルテンミール500gに99.86 vol%の含水エタ
ノール5 lを加え、60℃で一夜静置抽出を行い、ヌッ
チェでろ別し、ケークを更に99.86 vol%の含水エ
タノール500mlで洗浄した。ろ別したグルテンミール
を乾燥し、脱色脱臭グルテンミール429gを得た。こ
の脱色脱臭グルテンミールは臭いが少なく淡色なもので
あった。又、この脱色脱臭グルテンミールから419g
をとり、それを常法に従いツェインを抽出し、85.6
2gを得た。このツェインの3%エタノール(90 vol
%)溶液の色調はロビボンド比色計1インチセルで黄色
の価が2であった。
【0019】比較例1 グルテンミール10gに91 vol%の含水エタノール5
0ml及び5N苛性ソーダ0.8mlを加え、45℃で一夜
静置抽出を行い82mlのツェイン抽出液を得た。この抽
出液を減圧乾燥し、固形物2.6gを得た。この固形物
の3%エタノール(90 vol%)溶液の色調はロビボン
ド比色計1インチセルで黄色の価が9であった。尚、前
記した各ロビボンド比色計の値は、数値が大きいほど色
が濃いことを表している。
【0020】前記実施例及び比較例から明らかなよう
に、比較的高濃度の含水エタノールを使用し、その含水
エタノールの濃度に対応して適切な処理温度を選択する
ことにより、グルテンミールの成分を残留させたまま効
率良く脱色及び脱臭が可能となり、脱色脱臭処理された
グルテンミール自体は、その色が淡く且つ臭いの少ない
ものとなり、その用途範囲が広まるものである。
【0021】このようにして得られたグルテンミール
は、そのままツェイン製造原料として用いるか、又は真
空乾燥、送風乾燥などの手段により乾燥させた脱色脱臭
グルテンミールとし、そのまま食用又は食用の原材料に
することが出来る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るグルテ
ンミールの脱色脱臭処理方法は、グルテンミールに対し
97±3 vol%含水エタノールを加え、前記含水エタノ
ールの濃度と略比例させた40±20℃の範囲で抽出処
理を行うようにしたものであり、特に含水エタノールの
濃度を高くし且つその濃度に比例させた温度を採用する
ことで、グルテンミールの成分を残留させたまま、しか
も変質させることなく、効率良く脱色及び脱臭すること
が出来ると言う優れた効果を奏する。
【0023】又、高濃度の含水エタノールを使用するこ
とで、アセトンと違って安全性に優れるばかりでなく、
グルテンミールからの分離除去が容易であり、作業性に
優れると言う効果も奏する。
【0024】更に、抽出のための処理時間を6〜20時
間で行うことにより、グルテンミール素材全体として万
遍無く且つ材料無駄がなく効率良く処理できると言う優
れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグルテンミールの脱色脱臭処理方
法において使用される含水エタノール濃度と処理温度と
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 最適条件を示す曲線 2 適正使用範囲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グルテンミールに対し97±3 vol%含
    水エタノールを加え、前記含水エタノールの濃度と略比
    例させた40±20℃の温度範囲で抽出処理することを
    特徴とするグルテンミールの脱色脱臭処理方法。
  2. 【請求項2】 抽出処理時間が6〜20時間である請求
    項1に記載のグルテンミールの脱色脱臭処理方法。
JP3212991A 1991-07-31 1991-07-31 グルテンミールの脱色脱臭処理方法 Pending JPH0530918A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5510463A (en) * 1992-12-25 1996-04-23 Showa Sangyo Co., Ltd. Process for producing zein
US7032984B2 (en) 2000-08-09 2006-04-25 Si Han Kim Case for portable display devices
US8405978B2 (en) 2011-02-24 2013-03-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device

Cited By (5)

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US8755181B2 (en) 2011-02-24 2014-06-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device

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