JPH05309659A - 樹脂型の製造方法 - Google Patents
樹脂型の製造方法Info
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- JPH05309659A JPH05309659A JP11409091A JP11409091A JPH05309659A JP H05309659 A JPH05309659 A JP H05309659A JP 11409091 A JP11409091 A JP 11409091A JP 11409091 A JP11409091 A JP 11409091A JP H05309659 A JPH05309659 A JP H05309659A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度で光沢度の高い樹脂型を得るための製
造方法を提供する。 【構成】 樹脂型のパーティングラインを形成する保持
具で母型を保持し、シリコンゴムを注型、硬化させて第
1の1次型A−1を得、この第1の1次型A−1上にシ
リコンゴムを注型、硬化させて第1の2次型A−2を
得、この第1の2次型A−2上に樹脂型材料を注型、硬
化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコア型とし、前
記第1の1次型A−1に母型を保持した上に樹脂型材料
を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャビティ
型とする。
造方法を提供する。 【構成】 樹脂型のパーティングラインを形成する保持
具で母型を保持し、シリコンゴムを注型、硬化させて第
1の1次型A−1を得、この第1の1次型A−1上にシ
リコンゴムを注型、硬化させて第1の2次型A−2を
得、この第1の2次型A−2上に樹脂型材料を注型、硬
化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコア型とし、前
記第1の1次型A−1に母型を保持した上に樹脂型材料
を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャビティ
型とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形用、特に射出成
形用の樹脂製簡易型(樹脂型)の製造方法に関する。
形用の樹脂製簡易型(樹脂型)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂型の製造方法の第1の従来例とし
て、例えば特開平1−317719号に開示されてお
り、この従来例によれば、図4(a)のように、母型回
りにシリコンゴムを注型・硬化した後にシリコンゴムを
パーティングライン状に切断し、図4(b)のように、
切断したシリコンゴムの片方を取り除き、もう片方を保
持具とし、続いて樹脂型材料を注型・硬化させる(図4
(c))。この場合、注型に先んじてシリコンゴム、母
型の全体に離型剤の散布を行う(キャビティ型の注
型)。
て、例えば特開平1−317719号に開示されてお
り、この従来例によれば、図4(a)のように、母型回
りにシリコンゴムを注型・硬化した後にシリコンゴムを
パーティングライン状に切断し、図4(b)のように、
切断したシリコンゴムの片方を取り除き、もう片方を保
持具とし、続いて樹脂型材料を注型・硬化させる(図4
(c))。この場合、注型に先んじてシリコンゴム、母
型の全体に離型剤の散布を行う(キャビティ型の注
型)。
【0003】次に、図4(d)のように、前工程で保持
具として用いたシリコンゴムを取り除き、硬化済の樹脂
型材料を保持具とする。そして、母型および樹脂型材料
(キャビティ)に離型剤散布の後、樹脂型材料の注型・
硬化(=コア型の注型)を行う(図4(e))。最後に
脱型し、それぞれを樹脂型(成形用簡易型)として用い
る(図4(f))。
具として用いたシリコンゴムを取り除き、硬化済の樹脂
型材料を保持具とする。そして、母型および樹脂型材料
(キャビティ)に離型剤散布の後、樹脂型材料の注型・
硬化(=コア型の注型)を行う(図4(e))。最後に
脱型し、それぞれを樹脂型(成形用簡易型)として用い
る(図4(f))。
【0004】また、第2の従来例の概要を図5に示す。
この従来例によれば、図5(a)のように、保持具で固
定した母型(最終的に樹脂型で成形するプラスチック部
品と同じ形状を有する)を注型枠で枠取りした後、シリ
コンゴム材料を注型・硬化させる。この工程の後、保持
具を取り除いた母型+シリコン硬化体に、更にシリコン
ゴム材料を注型・硬化させる(図5(b))。この際、
シリコンゴム硬化体の表面には離型剤を散布する。
この従来例によれば、図5(a)のように、保持具で固
定した母型(最終的に樹脂型で成形するプラスチック部
品と同じ形状を有する)を注型枠で枠取りした後、シリ
コンゴム材料を注型・硬化させる。この工程の後、保持
具を取り除いた母型+シリコン硬化体に、更にシリコン
ゴム材料を注型・硬化させる(図5(b))。この際、
シリコンゴム硬化体の表面には離型剤を散布する。
【0005】ここまでの工程で母型を囲む状態の1対
(2ケ)のシリコンゴム製の1次型A−1,B−1を作
製したこととなる(図5(c))。この1次型A−1,
B−1は、この工法を用いて作製する樹脂型と同じ形状
である(図5(d)(d’))。次に、図5(e)
(e’)のように、1次型A−1,B−1に離型剤を散
布した後、シリコンゴム材料を注型・硬化させて2次型
取り品A−2,B−2を得る(図5(f)(f’))。
(2ケ)のシリコンゴム製の1次型A−1,B−1を作
製したこととなる(図5(c))。この1次型A−1,
B−1は、この工法を用いて作製する樹脂型と同じ形状
である(図5(d)(d’))。次に、図5(e)
(e’)のように、1次型A−1,B−1に離型剤を散
布した後、シリコンゴム材料を注型・硬化させて2次型
取り品A−2,B−2を得る(図5(f)(f’))。
【0006】この後、A−2,B−2それぞれに樹脂型
材料を注型・硬化させ(図5(g)(g’))、機械加
工を施して樹脂型とする(図5(h)(h’))。シリ
コンゴムには、その反応系から付加タイプと縮合タイプ
の2種類があるが、収縮精度の点から付加タイプの方が
好ましく、この例においても使用するシリコンゴムは付
加タイプである。なお、2次型取り品A−2,B−2に
樹脂型材料を注型する際は、離型剤の散布は必要としな
い。
材料を注型・硬化させ(図5(g)(g’))、機械加
工を施して樹脂型とする(図5(h)(h’))。シリ
コンゴムには、その反応系から付加タイプと縮合タイプ
の2種類があるが、収縮精度の点から付加タイプの方が
好ましく、この例においても使用するシリコンゴムは付
加タイプである。なお、2次型取り品A−2,B−2に
樹脂型材料を注型する際は、離型剤の散布は必要としな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、第1の従
来例によると、図6(a)(b)のように、コア型材料
注型時に、樹脂型材料(液状)がキャビティ型〜母型間
の隙間に入り込み、パーティングライン部の精度を低下
させるという課題があった。すなわち、隙間への樹脂型
材料の侵入が樹脂型の成形面の端部を破損し、このまま
成形を行ったのでは成形品表面の外観が不均一となる。
成形品の外観部を主に形成するために使用されるキャビ
ティ型ではこの外観の不均一は大きな問題となる。この
場合、不均一部の修正のため研磨加工が必要となるが、
パーティングライン部だけでは外観を修復しきれず全体
の研磨加工が必要である。
来例によると、図6(a)(b)のように、コア型材料
注型時に、樹脂型材料(液状)がキャビティ型〜母型間
の隙間に入り込み、パーティングライン部の精度を低下
させるという課題があった。すなわち、隙間への樹脂型
材料の侵入が樹脂型の成形面の端部を破損し、このまま
成形を行ったのでは成形品表面の外観が不均一となる。
成形品の外観部を主に形成するために使用されるキャビ
ティ型ではこの外観の不均一は大きな問題となる。この
場合、不均一部の修正のため研磨加工が必要となるが、
パーティングライン部だけでは外観を修復しきれず全体
の研磨加工が必要である。
【0008】また、第2の従来例によると、図7(a)
(b)のように、1回目のシリコンゴム硬化体の母型に
面した箇所は、離型剤の散布を必要とされないため母型
表面の光沢を転写・保持することが可能であるが、1回
目のシリコンゴム硬化体の上に2回目のシリコンゴムを
注型する際は離型剤を散布する必要があるため、2回目
のシリコンゴム硬化体の表面(1回目のシリコンゴム硬
化体に接する部分)は光沢を保持できない。
(b)のように、1回目のシリコンゴム硬化体の母型に
面した箇所は、離型剤の散布を必要とされないため母型
表面の光沢を転写・保持することが可能であるが、1回
目のシリコンゴム硬化体の上に2回目のシリコンゴムを
注型する際は離型剤を散布する必要があるため、2回目
のシリコンゴム硬化体の表面(1回目のシリコンゴム硬
化体に接する部分)は光沢を保持できない。
【0009】1回目注型の付加型シリコンゴム硬化体
に、2回目として付加型シリコンゴムを注型する場合、
離型剤を使用しないと両者は接着・一体化してしまうた
め、2回目にシリコンゴムを注型する際に離型剤の散布
が必要となる(縮合型のシリコンゴム材料は収縮率が大
きく、寸法精度が低下する)。以上から、2回目のシリ
コンゴム(=樹脂型材料を注型するモデル)は光沢を保
持することが不可能である。
に、2回目として付加型シリコンゴムを注型する場合、
離型剤を使用しないと両者は接着・一体化してしまうた
め、2回目にシリコンゴムを注型する際に離型剤の散布
が必要となる(縮合型のシリコンゴム材料は収縮率が大
きく、寸法精度が低下する)。以上から、2回目のシリ
コンゴム(=樹脂型材料を注型するモデル)は光沢を保
持することが不可能である。
【0010】この発明は斯る課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、高精度で光沢度
の高い樹脂型を得るための製造方法を提供することにあ
る。
れたもので、その目的とするところは、高精度で光沢度
の高い樹脂型を得るための製造方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、樹脂型のパーティングラインを形成する
保持具で母型を保持し、シリコンゴムを注型、硬化させ
て第1の1次型を得、この第1の1次型上にシリコンゴ
ムを注型、硬化させて第1の2次型を得、この第1の2
次型上に樹脂型材料を注型、硬化させて樹脂成形用のキ
ャビティ型又はコア型とし、前記第1の1次型に母型を
保持した上に樹脂型材料を注型、硬化させて樹脂成形用
のコア型又はキャビティ型とすることを特徴とする。
め、本発明は、樹脂型のパーティングラインを形成する
保持具で母型を保持し、シリコンゴムを注型、硬化させ
て第1の1次型を得、この第1の1次型上にシリコンゴ
ムを注型、硬化させて第1の2次型を得、この第1の2
次型上に樹脂型材料を注型、硬化させて樹脂成形用のキ
ャビティ型又はコア型とし、前記第1の1次型に母型を
保持した上に樹脂型材料を注型、硬化させて樹脂成形用
のコア型又はキャビティ型とすることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、母型を囲むように形成し
た第1の1次型上にシリコンゴムを注型、硬化させて第
1の2次型を得、前記第1の2次型に樹脂型材料を注
型、硬化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコア型と
し、前記第1の1次型に開口部を設け、第2の1次型の
内面に離型剤を塗布し、これら第1、第2の1次型を重
ね合わせ、前記開口部からシリコンゴムを注入、硬化さ
せ第1の1次型と一体化した第2の2次型上に樹脂型材
料を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャビテ
ィ型とすることを特徴とする。
た第1の1次型上にシリコンゴムを注型、硬化させて第
1の2次型を得、前記第1の2次型に樹脂型材料を注
型、硬化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコア型と
し、前記第1の1次型に開口部を設け、第2の1次型の
内面に離型剤を塗布し、これら第1、第2の1次型を重
ね合わせ、前記開口部からシリコンゴムを注入、硬化さ
せ第1の1次型と一体化した第2の2次型上に樹脂型材
料を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャビテ
ィ型とすることを特徴とする。
【0013】
【作用】前記構成により、本発明によれば、1次型A−
1と母型を組み合わせた後に樹脂型材料を注型するた
め、母型とA−1との間に隙間ができ、その隙間への樹
脂型材料への侵入があるが、一般にコア型は成形品の外
観に影響のない部分を形成するため射出成形面全体の研
磨加工を施さなくとも問題は無い。
1と母型を組み合わせた後に樹脂型材料を注型するた
め、母型とA−1との間に隙間ができ、その隙間への樹
脂型材料への侵入があるが、一般にコア型は成形品の外
観に影響のない部分を形成するため射出成形面全体の研
磨加工を施さなくとも問題は無い。
【0014】また、1次型の嵌合品(A−1+B−1)
の1次型A−1の孔からシリコンゴム材料を注型し、1
次型B−1の形状を反転・転写した一体化シリコンゴム
硬化体に樹脂型材料を注型してコア型とするものであ
り、この一体化シリコンゴムには従来例での問題点であ
るキャビティ型と母型のような隙間発生がなくなり、こ
の点ではコア型においても樹脂型材の隙間侵入を防ぐこ
とが可能である。
の1次型A−1の孔からシリコンゴム材料を注型し、1
次型B−1の形状を反転・転写した一体化シリコンゴム
硬化体に樹脂型材料を注型してコア型とするものであ
り、この一体化シリコンゴムには従来例での問題点であ
るキャビティ型と母型のような隙間発生がなくなり、こ
の点ではコア型においても樹脂型材の隙間侵入を防ぐこ
とが可能である。
【0015】なお、1次型A−1を反転した形状の2次
型A−2及び1次型A−1を改造したもののそれぞれに
樹脂型材料を注型・硬化した樹脂型をキャビティ型・コ
ア型にするため、この1組のキャビティ型・コア型は嵌
合した際の位置精度が高い。また、隙間発生防止の効果
が大きいのはコア型よりもむしろ成形品の外観を形成す
るキャビィ型であるため、1次型A−1→2次型A−2
→樹脂型材料注型で作製する樹脂型はキャビティ用とし
て使用する方が好ましい。
型A−2及び1次型A−1を改造したもののそれぞれに
樹脂型材料を注型・硬化した樹脂型をキャビティ型・コ
ア型にするため、この1組のキャビティ型・コア型は嵌
合した際の位置精度が高い。また、隙間発生防止の効果
が大きいのはコア型よりもむしろ成形品の外観を形成す
るキャビィ型であるため、1次型A−1→2次型A−2
→樹脂型材料注型で作製する樹脂型はキャビティ用とし
て使用する方が好ましい。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好ましい実施例
を説明する。図1は本発明の実施例1の工程を示すもの
であり、先ず、図1(a)〜(b)のように、水で練る
タイプの粘土を使用して粘土製保持具を作り、この保持
具で固定した母型にシリコンゴムを注型して1次型A−
1を作製する。母型上には離型剤散布必要無い。1次型
A−1はこの工法で作製する樹脂型と同じ形状である。
次に、図1(c)〜(d)のように、硬化した1次型A
−1の表面に離型剤を散布した後、付加タイプの液状シ
リコンゴムを注型・硬化し、2次型A−2を作製する。
この際、1次型A−1の表面に離型剤を散布してからシ
リコンゴム材料を注型しても良いし、また、1次型A−
1表面への離型剤散布無しでシリコンゴムに内部離型剤
を添加しても良い。
を説明する。図1は本発明の実施例1の工程を示すもの
であり、先ず、図1(a)〜(b)のように、水で練る
タイプの粘土を使用して粘土製保持具を作り、この保持
具で固定した母型にシリコンゴムを注型して1次型A−
1を作製する。母型上には離型剤散布必要無い。1次型
A−1はこの工法で作製する樹脂型と同じ形状である。
次に、図1(c)〜(d)のように、硬化した1次型A
−1の表面に離型剤を散布した後、付加タイプの液状シ
リコンゴムを注型・硬化し、2次型A−2を作製する。
この際、1次型A−1の表面に離型剤を散布してからシ
リコンゴム材料を注型しても良いし、また、1次型A−
1表面への離型剤散布無しでシリコンゴムに内部離型剤
を添加しても良い。
【0017】次に、図1(e)〜(f)のように、作製
された2次型A−2に樹脂型材料を注型・硬化してキャ
ビティ型もしくはコア型を作製する。ただし、この樹脂
型は、母型+保持具の一体化したシリコンゴムには隙間
が発生せず、従って成形品の外観を整えるための研磨は
必要ないので、キャビティ型に適している。また、図1
(g)〜(h)のように、残った1次型A−1に母型を
組み込み、図1(i)〜(j)のように、樹脂型材料を
注型・硬化して、コア型もしくはキャビティ型を作製す
る。ただし、この樹脂型は、母型とシリコンゴムに隙間
ができ、これに注型して作った樹脂型は外観が悪いが、
コア型には外観が要求されないから、研磨も必要ないの
で、コア型の作製の方に向いている。
された2次型A−2に樹脂型材料を注型・硬化してキャ
ビティ型もしくはコア型を作製する。ただし、この樹脂
型は、母型+保持具の一体化したシリコンゴムには隙間
が発生せず、従って成形品の外観を整えるための研磨は
必要ないので、キャビティ型に適している。また、図1
(g)〜(h)のように、残った1次型A−1に母型を
組み込み、図1(i)〜(j)のように、樹脂型材料を
注型・硬化して、コア型もしくはキャビティ型を作製す
る。ただし、この樹脂型は、母型とシリコンゴムに隙間
ができ、これに注型して作った樹脂型は外観が悪いが、
コア型には外観が要求されないから、研磨も必要ないの
で、コア型の作製の方に向いている。
【0018】図2は本発明の実施例2の工程を示すもの
であり、先ず、図2(a)〜(b)のように、水で練る
タイプの粘土を使用して粘土製保持具を作り、この保持
具で固定した母型にシリコンゴムを注型・硬化し、保持
具を取り除いた上からシリコンゴムを注型・硬化する。
この際、シリコンゴム同士の接着を防ぐために硬化した
シリコンゴム表面には離型剤を散布しておき、また、図
3(a)(b)のように、後の工程での1次型A−1へ
の孔開けを行い易いようダミーを入れておく。ここまで
の工程で、図2(c)のように、母型を囲むような状態
のシリコンゴム製の1次型A−1及びB−1を作製す
る。
であり、先ず、図2(a)〜(b)のように、水で練る
タイプの粘土を使用して粘土製保持具を作り、この保持
具で固定した母型にシリコンゴムを注型・硬化し、保持
具を取り除いた上からシリコンゴムを注型・硬化する。
この際、シリコンゴム同士の接着を防ぐために硬化した
シリコンゴム表面には離型剤を散布しておき、また、図
3(a)(b)のように、後の工程での1次型A−1へ
の孔開けを行い易いようダミーを入れておく。ここまで
の工程で、図2(c)のように、母型を囲むような状態
のシリコンゴム製の1次型A−1及びB−1を作製す
る。
【0019】そして、先ず、図2(d)〜(f)のよう
に、1次型A−1にシリコンゴムを注型・硬化して、2
次型A−2を作製する。この際、1次型A−1の表面に
離型剤を散布してからシリコンゴム材料を注型しても良
いし、また1次型A−1表面への離型剤散布無しでシリ
コンゴムに内部離型剤を添加しても良い。こうして作製
された2次型A−2に、図2(g)〜(h)のように、
樹脂型材料を注型・硬化してキャビティ型もしくはコア
型を作製する。ただし2次型A−2の作製で内部離型剤
を使用し、表面光沢のあるものが得られるからこの樹脂
型はキャビティ型に適している。
に、1次型A−1にシリコンゴムを注型・硬化して、2
次型A−2を作製する。この際、1次型A−1の表面に
離型剤を散布してからシリコンゴム材料を注型しても良
いし、また1次型A−1表面への離型剤散布無しでシリ
コンゴムに内部離型剤を添加しても良い。こうして作製
された2次型A−2に、図2(g)〜(h)のように、
樹脂型材料を注型・硬化してキャビティ型もしくはコア
型を作製する。ただし2次型A−2の作製で内部離型剤
を使用し、表面光沢のあるものが得られるからこの樹脂
型はキャビティ型に適している。
【0020】一方、図2(i)〜(j)のように、図2
(e)で残った1次型A−1からダミーを取り除き、1
次型A−1の平面(=母型形状を転写した面の反対面)
に孔を開け、一部を切除して1次型B−1と嵌合させ
る。1次型B−1の表面には離型剤を散布し、1次型A
−1の表面には離型剤散布は行わない。こうして1次型
の嵌合品(A−1+B−1)の1次型A−1の孔からシ
リコンゴムを注型し、1次型B−1の形状を反転・転写
した1次型A−1と注入シリコンゴムの一体化したシリ
コンゴム合体品を作製する(図2(k))。合体品はB
−1を反転したものとなる。このシリコンゴム合体品
に、図2(l)〜(m)のように、樹脂型材料を注型・
硬化してコア型もしくはキャビティ型とする。ただし、
この樹脂型は、1次型B−1表面への離型剤の散布が必
須のため、コア型に適している。
(e)で残った1次型A−1からダミーを取り除き、1
次型A−1の平面(=母型形状を転写した面の反対面)
に孔を開け、一部を切除して1次型B−1と嵌合させ
る。1次型B−1の表面には離型剤を散布し、1次型A
−1の表面には離型剤散布は行わない。こうして1次型
の嵌合品(A−1+B−1)の1次型A−1の孔からシ
リコンゴムを注型し、1次型B−1の形状を反転・転写
した1次型A−1と注入シリコンゴムの一体化したシリ
コンゴム合体品を作製する(図2(k))。合体品はB
−1を反転したものとなる。このシリコンゴム合体品
に、図2(l)〜(m)のように、樹脂型材料を注型・
硬化してコア型もしくはキャビティ型とする。ただし、
この樹脂型は、1次型B−1表面への離型剤の散布が必
須のため、コア型に適している。
【0021】本実施例に使用した材料は以下の通りであ
る。 1次型取り材料=シンエツシリコンKE1300 2次型取り材料=東芝シリコンTSE3453 内部離型剤(シリコンオイル)=東芝シリコンTSF4
51−100 *内部離型剤量は2次型取材に対して3〜5wt% 1次型取り材料・2次型取り材料=共に、シンエツ
シリコンKE1300 内部離型剤=大日本インキ MCF300(7wt%) 樹脂型材料の材料としては、日本ゼオン・クインネート
MEZ200、三菱瓦斯化学・BTレジンC590等が
揚げられる。
る。 1次型取り材料=シンエツシリコンKE1300 2次型取り材料=東芝シリコンTSE3453 内部離型剤(シリコンオイル)=東芝シリコンTSF4
51−100 *内部離型剤量は2次型取材に対して3〜5wt% 1次型取り材料・2次型取り材料=共に、シンエツ
シリコンKE1300 内部離型剤=大日本インキ MCF300(7wt%) 樹脂型材料の材料としては、日本ゼオン・クインネート
MEZ200、三菱瓦斯化学・BTレジンC590等が
揚げられる。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上説明した通り、樹脂型
のパーティングラインを形成する保持具で母型を保持
し、シリコンゴムを注型、硬化させて第1の1次型を
得、この第1の1次型上にシリコンゴムを注型、硬化さ
せて第1の2次型を得、この第1の2次型上に樹脂型材
料を注型、硬化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコ
ア型とし、前記第1の1次型に母型を保持した上に樹脂
型材料を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャ
ビティ型としたことにより、また、母型を囲むように形
成した第1の1次型上にシリコンゴムを注型、硬化させ
て第1の2次型を得、この第1の2次型に樹脂型材料を
注型、硬化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコア型
とし、前記第1の1次型に開口部を設け、第2の1次型
の内面に離型剤を塗布し、これら第1、第2の1次型を
重ね合わせ、前記開口部からシリコンゴムを注入、硬化
させ第1の1次型と一体化した第2の2次型上に樹脂型
材料を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャビ
ティ型としたことにより、光沢を有するプラスチック成
形品の成形が可能である。また、特にパーティングライ
ン部の嵌合部の精度の高い樹脂型を得ることができるの
で、キャビティ型の成形品の外観を形成する面の研磨作
業を省略することができる。
のパーティングラインを形成する保持具で母型を保持
し、シリコンゴムを注型、硬化させて第1の1次型を
得、この第1の1次型上にシリコンゴムを注型、硬化さ
せて第1の2次型を得、この第1の2次型上に樹脂型材
料を注型、硬化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコ
ア型とし、前記第1の1次型に母型を保持した上に樹脂
型材料を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャ
ビティ型としたことにより、また、母型を囲むように形
成した第1の1次型上にシリコンゴムを注型、硬化させ
て第1の2次型を得、この第1の2次型に樹脂型材料を
注型、硬化させて樹脂成形用のキャビティ型又はコア型
とし、前記第1の1次型に開口部を設け、第2の1次型
の内面に離型剤を塗布し、これら第1、第2の1次型を
重ね合わせ、前記開口部からシリコンゴムを注入、硬化
させ第1の1次型と一体化した第2の2次型上に樹脂型
材料を注型、硬化させて樹脂成形用のコア型又はキャビ
ティ型としたことにより、光沢を有するプラスチック成
形品の成形が可能である。また、特にパーティングライ
ン部の嵌合部の精度の高い樹脂型を得ることができるの
で、キャビティ型の成形品の外観を形成する面の研磨作
業を省略することができる。
【図1】(a)〜(j)は、本発明の実施例1の工程を
示すものである。
示すものである。
【図2】(a)〜(m)は、本発明の実施例2の工程を
示すものである。
示すものである。
【図3】(a)は、1次型A−1にダミーを入れた状態
を示す図、(b)はそのダミーを除いて一部を切除した
状態を示す図である。
を示す図、(b)はそのダミーを除いて一部を切除した
状態を示す図である。
【図4】(a)〜(f)は、第1の従来例の工程を示す
ものである。
ものである。
【図5】(a)〜(h),(a)〜(h’)は、第2の
従来例の工程を示すものである。
従来例の工程を示すものである。
【図6】(a)(b)は、樹脂型材料が型の隙間に入り
込む状態を示す図である。
込む状態を示す図である。
【図7】(a)(b)は、離型剤の散布によりシリコン
ゴムの表面の光沢が低下する状態を示す図である。
ゴムの表面の光沢が低下する状態を示す図である。
A−1,B−1 1次型 A−2,B−2 2次型
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(j)は、本発明の実施例1の工程を
示すものである。
示すものである。
【図2】(a)〜(m)は、本発明の実施例2の工程を
示すものである。
示すものである。
【図3】(a)は、1次型A−1にダミーを入れた状態
を示す図、(b)はそのダミーを除いて一部を切除した
状態を示す図である。
を示す図、(b)はそのダミーを除いて一部を切除した
状態を示す図である。
【図4】(a)〜(f)は、第1の従来例の工程を示す
ものである。
ものである。
【図5】(a)〜(h),(a)〜(h1)は、第2の
従来例の工程を示すものである。
従来例の工程を示すものである。
【図6】(a)(b)は、樹脂型材料が型の隙間に入り
込む状態を示す図である。
込む状態を示す図である。
【図7】(a)(b)は、離型剤の散布によりシリコン
ゴムの表面の光沢が低下する状態を示す図である。
ゴムの表面の光沢が低下する状態を示す図である。
【符号の説明】 A−1,B−1 1次型 A−2,B−2 2次型
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂型のパーティングラインを形成する
保持具で母型を保持し、シリコンゴムを注型、硬化させ
て第1の1次型を得、この第1の1次型上にシリコンゴ
ムを注型、硬化させて第1の2次型を得、この第1の2
次型上に樹脂型材料を注型、硬化させて樹脂成形用のキ
ャビティ型又はコア型とし、前記第1の1次型に母型を
保持した上に樹脂型材料を注型、硬化させて樹脂成形用
のコア型又はキャビティ型とする樹脂型の製造方法。 - 【請求項2】 母型を囲むように形成した第1の1次型
上にシリコンゴムを注型、硬化させて第1の2次型を
得、この第1の2次型に樹脂型材料を注型、硬化させて
樹脂成形用のキャビティ型又はコア型とし、前記第1の
1次型に開口部を設け、第2の1次型の内面に離型剤を
塗布し、これら第1、第2の1次型を重ね合わせ、前記
開口部からシリコンゴムを注入、硬化させ第1の1次型
と一体化した第2の2次型上に樹脂型材料を注型、硬化
させて樹脂成形用のコア型又はキャビティ型とする樹脂
型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11409091A JPH05309659A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 樹脂型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11409091A JPH05309659A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 樹脂型の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05309659A true JPH05309659A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14628853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11409091A Pending JPH05309659A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 樹脂型の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05309659A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020078686A (ko) * | 2001-04-07 | 2002-10-19 | 이소피아 | 입체성형품 표면 인쇄용 실리콘금형 |
| CN108858691A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-23 | 唐山贺祥机电股份有限公司 | 硅砂树脂模型的型合面制作方法 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP11409091A patent/JPH05309659A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020078686A (ko) * | 2001-04-07 | 2002-10-19 | 이소피아 | 입체성형품 표면 인쇄용 실리콘금형 |
| CN108858691A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-23 | 唐山贺祥机电股份有限公司 | 硅砂树脂模型的型合面制作方法 |
| CN108858691B (zh) * | 2018-07-13 | 2023-09-22 | 唐山贺祥智能科技股份有限公司 | 硅砂树脂模型的型合面制作方法 |
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