JPH05309953A - 昇華型熱転写用受像シートおよび昇華型熱転写記録方法 - Google Patents
昇華型熱転写用受像シートおよび昇華型熱転写記録方法Info
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- JPH05309953A JPH05309953A JP4179810A JP17981092A JPH05309953A JP H05309953 A JPH05309953 A JP H05309953A JP 4179810 A JP4179810 A JP 4179810A JP 17981092 A JP17981092 A JP 17981092A JP H05309953 A JPH05309953 A JP H05309953A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇華型熱転写用受像シート、特に、いわゆる
n倍モードの転写が円滑に、かつ、濃度、保存性のよい
画像が形成できる受像シートを提供することを目的とし
ている。 【構成】 受像シートの受容層が染着性樹脂、熱離型性
樹脂、潤滑剤または反応型シリコーンオイルを含有する
ことを特徴とするn倍モード用受像シート。染着性樹脂
が硬化樹脂であり、潤滑剤が染着性樹脂および熱離型性
樹脂と相溶しないものであり、熱離型性樹脂が染着性を
有するものであると特に効果が顕著である。また、受容
層が、熱離型性樹脂と潤滑剤からなる上層と染着性樹脂
からなる下層の二層構造でもよい。
n倍モードの転写が円滑に、かつ、濃度、保存性のよい
画像が形成できる受像シートを提供することを目的とし
ている。 【構成】 受像シートの受容層が染着性樹脂、熱離型性
樹脂、潤滑剤または反応型シリコーンオイルを含有する
ことを特徴とするn倍モード用受像シート。染着性樹脂
が硬化樹脂であり、潤滑剤が染着性樹脂および熱離型性
樹脂と相溶しないものであり、熱離型性樹脂が染着性を
有するものであると特に効果が顕著である。また、受容
層が、熱離型性樹脂と潤滑剤からなる上層と染着性樹脂
からなる下層の二層構造でもよい。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇華型熱転写用受像シー
ト、特に、いわゆるn倍モードの昇華型熱転写法に用い
るのに適する昇華型熱転写用受像シートに関する。
ト、特に、いわゆるn倍モードの昇華型熱転写法に用い
るのに適する昇華型熱転写用受像シートに関する。
【0002】
【従来の技術】インクシート(昇華型熱転写体)と受像
シートとを重ね。受像シートの速度をインクシートの速
度のn倍(1<n)にして両シートを走行させた状態で
印字する、いわゆるn倍モード法で記録を試みると、イ
ンク層と受容層間の摩擦、記録時の加熱による軟化、溶
融等のために融着が起り、シートの走行不良、インク層
が剥離して受容層に転写するという現象が起る。
シートとを重ね。受像シートの速度をインクシートの速
度のn倍(1<n)にして両シートを走行させた状態で
印字する、いわゆるn倍モード法で記録を試みると、イ
ンク層と受容層間の摩擦、記録時の加熱による軟化、溶
融等のために融着が起り、シートの走行不良、インク層
が剥離して受容層に転写するという現象が起る。
【0003】これを防止するために、インク層中に離型
性を有する物質を混合することが提案されているが、等
速で走行する方法ではよい結果が得られても、n倍モー
ド法では十分な改善ができなかった。
性を有する物質を混合することが提案されているが、等
速で走行する方法ではよい結果が得られても、n倍モー
ド法では十分な改善ができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、n倍モード
記録方法でもインク層と受容層間の融着、シートの走行
不良、インク層の転写、インクシートのしわ等の発生を
しないで保存性も優れた昇華型熱転写用受像シートを提
供しようとするものである。
記録方法でもインク層と受容層間の融着、シートの走行
不良、インク層の転写、インクシートのしわ等の発生を
しないで保存性も優れた昇華型熱転写用受像シートを提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、特許請求の範囲に記載のとおりの昇
華型熱転写用受像シートである。
の本発明の構成は、特許請求の範囲に記載のとおりの昇
華型熱転写用受像シートである。
【0006】図面を参照して具体的に説明すると、本発
明は図1に示すように、受像基体1の上に受容層2を有
する。この受容層2は、染着性樹脂3を主成分とし、熱
離型性樹脂4と潤滑剤またはシリコーンオイル5とを含
有するものである。図2は熱離型性樹脂が染着性を有す
る例であって、受容層2の主成分が染着性熱離型性樹脂
6であり、潤滑剤またはシリコーンオイル5を含有して
いる例である。
明は図1に示すように、受像基体1の上に受容層2を有
する。この受容層2は、染着性樹脂3を主成分とし、熱
離型性樹脂4と潤滑剤またはシリコーンオイル5とを含
有するものである。図2は熱離型性樹脂が染着性を有す
る例であって、受容層2の主成分が染着性熱離型性樹脂
6であり、潤滑剤またはシリコーンオイル5を含有して
いる例である。
【0007】図3は受像基体1の上の受容層がA層とB
層からなる例であり、A層は熱離型性樹脂4と潤滑剤5
を主成分とし、B層は染着性樹脂3を主成分とした層で
ある。
層からなる例であり、A層は熱離型性樹脂4と潤滑剤5
を主成分とし、B層は染着性樹脂3を主成分とした層で
ある。
【0008】本発明で用いられる受像体は受容層と受像
基体から成り、必要に応じて中間層及びバック層を設け
た構成でもよい。
基体から成り、必要に応じて中間層及びバック層を設け
た構成でもよい。
【0009】また必要に応じて染着性樹脂、熱離型性樹
脂、潤滑剤のいずれかまたはすべてが各々2種以上の材
料の混合物であってもよい。
脂、潤滑剤のいずれかまたはすべてが各々2種以上の材
料の混合物であってもよい。
【0010】上記構成の受像シートがn倍モード法によ
る記録でインク層と受容層間の摩擦が原因となった種々
のトラブルを防止できる理由は明らかではないが、固体
の離型性樹脂と流動性を有する潤滑剤の両者を受容層
(図3の場合はA層)中に含有することで摩擦の際にイ
ンク層/受容層界面の潤滑性を著しく高め、また熱的に
も安定な滑性を示すためと思われる。
る記録でインク層と受容層間の摩擦が原因となった種々
のトラブルを防止できる理由は明らかではないが、固体
の離型性樹脂と流動性を有する潤滑剤の両者を受容層
(図3の場合はA層)中に含有することで摩擦の際にイ
ンク層/受容層界面の潤滑性を著しく高め、また熱的に
も安定な滑性を示すためと思われる。
【0011】またオイルなどの潤滑剤の含有量は、単独
で使用する場合に比べ離型性樹脂と混合して使用する方
が少量で使用できるためにオイルが原因となって起きる
ドットにじみ、画像ボケ、裏移り、触感などを改良でき
る効果もある。
で使用する場合に比べ離型性樹脂と混合して使用する方
が少量で使用できるためにオイルが原因となって起きる
ドットにじみ、画像ボケ、裏移り、触感などを改良でき
る効果もある。
【0012】第3図に示す受像シートにおける好ましい
構成としてはB層が1.0〜10.0μm、A層が0.
1〜1.0μm、特にA層が0.5m以下が好ましく、
染着性を減じることなく、離型性、潤滑性を保持でき
る。A層の混合比は離型性樹脂100重量部に対し、潤
滑剤1〜50部が好ましい。A層、B層には他に紫外線
吸収剤、白色化剤、蛍光増白剤、帯電防止剤などを添加
してもよい。
構成としてはB層が1.0〜10.0μm、A層が0.
1〜1.0μm、特にA層が0.5m以下が好ましく、
染着性を減じることなく、離型性、潤滑性を保持でき
る。A層の混合比は離型性樹脂100重量部に対し、潤
滑剤1〜50部が好ましい。A層、B層には他に紫外線
吸収剤、白色化剤、蛍光増白剤、帯電防止剤などを添加
してもよい。
【0013】以下、本発明で用いる各材料について説明
する。
する。
【0014】(1)受容層の染着性樹脂としてはポリエ
ステル、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリプロピレン、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリ
ウレタン、エポキシ樹脂、ポリサルフォン、ブチラール
樹脂、メラミン樹脂、ポリビニルアルコール、塩化ビニ
ル酢酸ビニル共重合体、スチレンアクリル共重合体、セ
ルロース樹脂、天然ゴム、合成ゴム等が挙げられる。
ステル、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリプロピレン、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリ
ウレタン、エポキシ樹脂、ポリサルフォン、ブチラール
樹脂、メラミン樹脂、ポリビニルアルコール、塩化ビニ
ル酢酸ビニル共重合体、スチレンアクリル共重合体、セ
ルロース樹脂、天然ゴム、合成ゴム等が挙げられる。
【0015】これらの中で特に熱、紫外線、電子線、放
射線などのエネルギーにより硬化させた樹脂は、より耐
熱性が高く好ましい。
射線などのエネルギーにより硬化させた樹脂は、より耐
熱性が高く好ましい。
【0016】活性水素を有し、イソシアネートまたはメ
ラミンなどと熱硬化する樹脂としては特に限定されない
が、ポリエステル系、塩化ビニル系が好ましく、具体的
としては、ポリエステルとしてバイロン200、バイロ
ン300、バイロン500、GV−110、GV−23
0、UR−1200、UR−2300、EP−101
2、EP−1032、DW−250H、DX−750
H、DY−150H(以上東洋紡製)、塩化ビニル系と
してデンカビニール1000C、1000CS、100
0CK、1000GK、1000GKT、1000GS
K、(以上電気化学工業製)などがあげられる。
ラミンなどと熱硬化する樹脂としては特に限定されない
が、ポリエステル系、塩化ビニル系が好ましく、具体的
としては、ポリエステルとしてバイロン200、バイロ
ン300、バイロン500、GV−110、GV−23
0、UR−1200、UR−2300、EP−101
2、EP−1032、DW−250H、DX−750
H、DY−150H(以上東洋紡製)、塩化ビニル系と
してデンカビニール1000C、1000CS、100
0CK、1000GK、1000GKT、1000GS
K、(以上電気化学工業製)などがあげられる。
【0017】紫外線により硬化する樹脂としては、BK
−4101、BK−4102、KS−420、KW−4
50、KV−480、(以上東洋紡製)などが用いられ
る。 (2)次に、熱離型性樹脂としては、耐熱性、離型性を
有する樹脂であればよく、ガラス転移温度が100℃以
上であって且つ融点又は軟化点が200℃以上の樹脂で
あれば特に限定されない。例えば、エポキシ樹脂、シリ
コーン樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フラン樹
脂等の熱硬化性樹脂及び比較的高い耐熱性を示す酢酸セ
ルロース、酪酢酸セルロース、ポリスルフォン、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が挙げられ
る。それぞれ、硬化剤又は架橋剤等を配合し、熱硬化又
は紫外線硬化させたものであってもよい。
−4101、BK−4102、KS−420、KW−4
50、KV−480、(以上東洋紡製)などが用いられ
る。 (2)次に、熱離型性樹脂としては、耐熱性、離型性を
有する樹脂であればよく、ガラス転移温度が100℃以
上であって且つ融点又は軟化点が200℃以上の樹脂で
あれば特に限定されない。例えば、エポキシ樹脂、シリ
コーン樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フラン樹
脂等の熱硬化性樹脂及び比較的高い耐熱性を示す酢酸セ
ルロース、酪酢酸セルロース、ポリスルフォン、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が挙げられ
る。それぞれ、硬化剤又は架橋剤等を配合し、熱硬化又
は紫外線硬化させたものであってもよい。
【0018】特にこれらの中でもシリコーン樹脂が熱融
着防止能の面で優れていて、好ましい、シリコーン樹脂
としては、下記構造のものが挙げられる。
着防止能の面で優れていて、好ましい、シリコーン樹脂
としては、下記構造のものが挙げられる。
【0019】
【化1】
【0020】(但し、上式中R及びR1はメチル基、フ
ェニル基などを示す。)なお、アルキッド変性シリコー
ン樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂、アクリル変性シ
リコーン樹脂等の各種変性シリコーン樹脂も使用するこ
とができる。もちろん、上記樹脂は硬化剤を配合し、硬
化させたものでもよい。
ェニル基などを示す。)なお、アルキッド変性シリコー
ン樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂、アクリル変性シ
リコーン樹脂等の各種変性シリコーン樹脂も使用するこ
とができる。もちろん、上記樹脂は硬化剤を配合し、硬
化させたものでもよい。
【0021】(3)受容層の染着性を有する熱離型性樹
脂としては、耐熱性、離型性、染着性を有する樹脂であ
ればよくガラス転移温度が100℃以上であって且つ融
点又は軟化点が200℃以上の樹脂であれば特に限定さ
れないが染着性を有するように変性されたシリコーン樹
脂が好ましく、例えばポリエステル変性シリコーン樹
脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂などが挙げられ
る。
脂としては、耐熱性、離型性、染着性を有する樹脂であ
ればよくガラス転移温度が100℃以上であって且つ融
点又は軟化点が200℃以上の樹脂であれば特に限定さ
れないが染着性を有するように変性されたシリコーン樹
脂が好ましく、例えばポリエステル変性シリコーン樹
脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂などが挙げられ
る。
【0022】ポリエステル変性シリコーン樹脂は、
【0023】
【化2】
【0024】(R,R’はメチル基、フェニル基など)
の繰返し単位を有すシリコーン樹脂の水酸基やアルコキ
シ基とポリエステルのアルコール性水酸基との縮合によ
って合成でき染着性が高く好ましい。
の繰返し単位を有すシリコーン樹脂の水酸基やアルコキ
シ基とポリエステルのアルコール性水酸基との縮合によ
って合成でき染着性が高く好ましい。
【0025】また、アクリルウレタンシリコーン樹脂は
アクリルとウレタンとシリコーンを複合化させた常温硬
化型の変性シリコーン樹脂である。
アクリルとウレタンとシリコーンを複合化させた常温硬
化型の変性シリコーン樹脂である。
【0026】染着性樹脂から成る主鎖に離型性セグメン
トをグラフト結合した樹脂は染着性が高く画像保存性も
良好であるため好ましい。
トをグラフト結合した樹脂は染着性が高く画像保存性も
良好であるため好ましい。
【0027】染着性樹脂としてはアクリル系、ビニル
系、ポリエステル系、ウレタン系、ポリアミド系、セル
ロース系樹脂等が挙げられる。
系、ポリエステル系、ウレタン系、ポリアミド系、セル
ロース系樹脂等が挙げられる。
【0028】離型性セグメントとしては、ポリシロキサ
ンセグメント、弗化炭素セグメント、長鎖アルキルセグ
メント等が挙げられる。
ンセグメント、弗化炭素セグメント、長鎖アルキルセグ
メント等が挙げられる。
【0029】(4)潤滑剤としては、常温で液体のオイ
ル類や、融点が100℃以下のワックス類などが使用で
き、例えば、流動パラフィン等の石油系潤滑油、ハロゲ
ン化水素、ジエステル油、シリコーン油、フッ素シリコ
ーン油等合成潤滑油、各種変性シリコーン油(エポキシ
変性、アミノ変性、アルキル変性、ポリエーテル変性
等)、ポリオキシアルキレングリコール等の有機化合物
とシリコーンの共重合体等のシリコーン系潤滑性物質、
フルオロアルキル化合物等各種フッ素系界面活性剤、三
フッ化塩化エチレン低重合物等のフッ素系潤滑性物質、
パラフィンワックス、ポリエチレンワックス等のワック
ス類、高級脂肪酸、高級脂肪族アルコール、高級脂肪族
酸アミド、高級脂肪酸エステル、高級脂肪酸塩等があ
る。
ル類や、融点が100℃以下のワックス類などが使用で
き、例えば、流動パラフィン等の石油系潤滑油、ハロゲ
ン化水素、ジエステル油、シリコーン油、フッ素シリコ
ーン油等合成潤滑油、各種変性シリコーン油(エポキシ
変性、アミノ変性、アルキル変性、ポリエーテル変性
等)、ポリオキシアルキレングリコール等の有機化合物
とシリコーンの共重合体等のシリコーン系潤滑性物質、
フルオロアルキル化合物等各種フッ素系界面活性剤、三
フッ化塩化エチレン低重合物等のフッ素系潤滑性物質、
パラフィンワックス、ポリエチレンワックス等のワック
ス類、高級脂肪酸、高級脂肪族アルコール、高級脂肪族
酸アミド、高級脂肪酸エステル、高級脂肪酸塩等があ
る。
【0030】(5)反応性シリコーンオイルとしては、
二つの変性シリコーンオイルの変性基が反応する場合
と、架橋剤を用いて反応させる場合がある。
二つの変性シリコーンオイルの変性基が反応する場合
と、架橋剤を用いて反応させる場合がある。
【0031】二つの変性シリコーンオイルを反応させる
例としては、エポキシ変性シリコーンオイルとアミノ変
性シリコーンオイル、エポキシ・ポリエーテル変性シリ
コーンオイルとアミノ変性シリコーンオイル、エポキシ
変性シリコーンオイルとカルボキシル変性シリコーンオ
イル、エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイルと
カルボキシル変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリ
コーンオイルとアルコール変性シリコーンオイル、エポ
キシ・ポリエーテル変性シリコーンオイルとアルコール
変性シリコーンオイルなどの組合せがある。
例としては、エポキシ変性シリコーンオイルとアミノ変
性シリコーンオイル、エポキシ・ポリエーテル変性シリ
コーンオイルとアミノ変性シリコーンオイル、エポキシ
変性シリコーンオイルとカルボキシル変性シリコーンオ
イル、エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイルと
カルボキシル変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリ
コーンオイルとアルコール変性シリコーンオイル、エポ
キシ・ポリエーテル変性シリコーンオイルとアルコール
変性シリコーンオイルなどの組合せがある。
【0032】架橋剤を用いて反応させる例としては、イ
ソシアネートとアミノ変性シリコーンオイル、イソシア
ネートとアルコール変性シリコーンオイルなどの組合せ
がある。
ソシアネートとアミノ変性シリコーンオイル、イソシア
ネートとアルコール変性シリコーンオイルなどの組合せ
がある。
【0033】これらの組合せの中でも保存性がよいもの
はイソシアネート化合物と活性水素を有するシリコーン
オイルとの反応物が好ましく、また、離型性を更に必要
とする場合にはエポキシ変性シリコーンオイルとアルコ
ール変性シリコーンオイルの組合せ、または、エポキシ
変性シリコーンオイルとカルボキシル変性シリコーンオ
イルとの組合せが好ましい。
はイソシアネート化合物と活性水素を有するシリコーン
オイルとの反応物が好ましく、また、離型性を更に必要
とする場合にはエポキシ変性シリコーンオイルとアルコ
ール変性シリコーンオイルの組合せ、または、エポキシ
変性シリコーンオイルとカルボキシル変性シリコーンオ
イルとの組合せが好ましい。
【0034】(6)また、潤滑剤が樹脂と相溶しない流
動性を有するものの場合潤滑剤が受容層表面部分に多く
存在することになり、摩擦の際にインク層/受容層界面
の潤滑性を著しく高めることができる。
動性を有するものの場合潤滑剤が受容層表面部分に多く
存在することになり、摩擦の際にインク層/受容層界面
の潤滑性を著しく高めることができる。
【0035】染着性樹脂において使用される樹脂と相溶
しないシリコーンオイルとは樹脂溶液と相溶せず分散あ
るいは白濁するもので、それらは使用される樹脂ならび
に溶剤により異なる。
しないシリコーンオイルとは樹脂溶液と相溶せず分散あ
るいは白濁するもので、それらは使用される樹脂ならび
に溶剤により異なる。
【0036】例えば染着性樹脂が塩化ビニル/酢酸ビニ
ル共重合体で溶剤がトルエン/メチルエチルケトン(1
/1)混合溶剤である場合の樹脂と相溶しないシリコー
ンオイルとしてはアミノ変性シリコーンオイル、エポキ
シ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーン
オイル、ジメチルシリコーンオイル、シリコーンジアミ
ン等が挙げられ、市販品としては例えばトーレ・シリコ
ーン(株)製のSF8417、SF8411、SF84
18や東芝シリコーン(株)製のTSF451−10
0、信越化学工業(株)製のKF96H、X−22−1
61等が挙げられ、特にカルボキシル変性シリコーンオ
イルが好ましい。
ル共重合体で溶剤がトルエン/メチルエチルケトン(1
/1)混合溶剤である場合の樹脂と相溶しないシリコー
ンオイルとしてはアミノ変性シリコーンオイル、エポキ
シ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーン
オイル、ジメチルシリコーンオイル、シリコーンジアミ
ン等が挙げられ、市販品としては例えばトーレ・シリコ
ーン(株)製のSF8417、SF8411、SF84
18や東芝シリコーン(株)製のTSF451−10
0、信越化学工業(株)製のKF96H、X−22−1
61等が挙げられ、特にカルボキシル変性シリコーンオ
イルが好ましい。
【0037】受容層中の混合比は、染着性樹脂100重
量部に対し、同じく重量部で 熱離型性樹脂 5〜100部 潤滑剤 0.1〜30部 が好ましいが潤滑剤を1部以下にすると保存性が特に良
好である。
量部に対し、同じく重量部で 熱離型性樹脂 5〜100部 潤滑剤 0.1〜30部 が好ましいが潤滑剤を1部以下にすると保存性が特に良
好である。
【0038】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
する。なお、実施例に記載の各成分の量(部)は重量部
である。
する。なお、実施例に記載の各成分の量(部)は重量部
である。
【0039】実施例I−1 (受容層用処方) ポリエステル樹脂、バイロン200(東洋紡製) 10部 セルロースアセテートブチレート(関東化学製) 10部 アミノ変性シリコーンオイルSF8417(トーレシリコーン製) 1部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 上記の液をワイヤーバーを用いて厚さ約150μmの合
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、5μmの受容層を形成し、受像体を得た。
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、5μmの受容層を形成し、受像体を得た。
【0040】 (インク層用処方) 昇華性染料カヤセットブルー714(日本化薬製) 16部 ポリビニルブチラール樹脂、BX1(積水化学製) 7部 イソシアネート、コロネートL(日本ポリウレタン製) 2部 アミノ変性シリコーンオイルSF8417(トーレシリコーン製) 1部 エポキシ変性シリコーンオイルSF8411(トーレシリコーン製)1部 トルエン 70部 メチルエチルケトン 70部 裏面に1μmのシリコーン樹脂系の耐熱層を形成した8
μm厚の芳香族ポリアミドフィルムにワイヤーバーを用
いて3μmのインク層を形成し、インクシートを得た。
μm厚の芳香族ポリアミドフィルムにワイヤーバーを用
いて3μmのインク層を形成し、インクシートを得た。
【0041】同様に実施例I−2〜I−6、比較例I−
1〜I−2では受容層処方を次の処方にした。インクシ
ートは実施例I−1と同じにした。
1〜I−2では受容層処方を次の処方にした。インクシ
ートは実施例I−1と同じにした。
【0042】実施例I−2 ポリカーボネート、マクローロン5705(バイエル製) 5部 シリコーン樹脂、SR2410(トーレシリコーン製) 1部 界面活性剤、FC431(3M製) 0.1部 塩化メチレン 90部 実施例I−3 ポリエステルアクリレート、ユニディック、V−3207 (大日本インキ製) 20部 希釈剤、ユニディック016(大日本インキ製) 50部 重合開始剤、イルガキュア651(チバガイキー製) 0.6部 シリコーン樹脂、SR2410(トーレシリコーン製) 1部 アルコール変性シリコーンオイルSF8427(トーレシリコー ン製) 0.1部 実施例I−4 ウレタンアクリレート、ユニディックC7−113(大日本イン キ製) 20部 希釈剤、ユニディック016(大日本インキ製) 50部 重合開始剤、イルガキュア651(チバガイキー製) 0.7部 エポキシ樹脂、エピコート828(シェル化学製) 1部 トリエチレンテトラミン 0.05部 ラノリン脂肪酸オイル 0.1部 実施例I−5 塩化ビニル酢酸ビニルビニルアルコール共重合体 10部 VAGH(ユニオンカーバイト製)イソシアネート、コロネートL 2部 シリコーン樹脂KS772(信越化学製) 2部 パラフィンワックスHNP10(日本精ロウ製) 0.1部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 実施例I−6 ポリエステル樹脂、バイロン200(東洋紡製) 10部 イソシアネート、コロネートL 2部 エポキシ樹脂、エピコート828 2部 カルボキシル変性シリコーンSF8418 1部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 比較例I−1 実施例I−1で、セルロースアセテートブチレートを除
いた以外は同様。
いた以外は同様。
【0043】比較例I−2 実施例I−1で、シリコーンオイルを除いた以外は同
様。
様。
【0044】上記の中で、実施例I−3とI−4は、乾
燥後、高圧水銀灯(80w/cm、5秒)で紫外線を照
射した。
燥後、高圧水銀灯(80w/cm、5秒)で紫外線を照
射した。
【0045】また全サンプル60℃で50時間の硬化を
行ってから印字した。
行ってから印字した。
【0046】(試験結果)以下の印字条件で印字記録を
行った。
行った。
【0047】印字電力:442mw/ドット サーマルヘッド:6ドット/mm部分グレーズタイプ 受像紙と記録媒体との速度比:n=1〜15 印加エネルギー:2.21mj/dot 以上からの走行状態、インク層の熱転写状態を表1に示
す。
す。
【0048】
【表1】
【0049】(注)走行状態はスティッキング、シワ、
濃度むらを目視で判定。
濃度むらを目視で判定。
【0050】インク層の熱転写は印字画像および印字後
のインクシートを観察して判定。
のインクシートを観察して判定。
【0051】画像濃度はn=7の条件での画像を比較し
て判定。
て判定。
【0052】実施例II−1 (受容層用処方) ウレタンアクリレート、ユニディックC7−113(大日本インキ) 20部 希釈剤、ユニディック016(大日本インキ) 50部 重合開始剤、イルガキュア651(チバガイキー) 0.7部 シリコーン樹脂、SR2410(トーレシリコーン) 1部 アミノ変性シリコーンオイル、SF8417(トーレシリコーン) 0.05部 エポキシ変性シリコーンオイル、SF8411(トーレシリコーン) 0.05部 上記の液をワイヤーバーを用いて厚さ約150μmの合
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、乾燥後、高圧水銀灯(80w/cm、5秒)で紫外
線を照射し5μm厚の受容層を形成し、60℃で50時
間の硬化を行って受像体を得た。
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、乾燥後、高圧水銀灯(80w/cm、5秒)で紫外
線を照射し5μm厚の受容層を形成し、60℃で50時
間の硬化を行って受像体を得た。
【0053】これと重ねて用いるインクシートは実施例
I−1と同じものを用いた。
I−1と同じものを用いた。
【0054】実施例II−2 実施例II−1で、受容層のシリコーンオイルを アルコール変性シリコーンオイルSF8427(トーレシリコン) 0.1部 イソシアネート、コロネートL(日本ポリウレタン) 0.6部 に換えた以外は上記実施例II−1と同じである。
【0055】実施例II−3 実施例II−1で受容層のシリコーンオイルを エポキシ変性シリコーンオイル、SF8411(トーレシリコーン) 0.05部 アルコール変性シリコーンオイルSF8427(トーレシリコン) 0.05部 に換えた以外は上記実施例II−1と同じである。
【0056】比較例II−1 実施例II−1で受容層のシリコーンオイルを シリコーンオイルKF96(信越化学) 0.1部 に換えた以外は上記実施例II−1と同じである。
【0057】(試験結果) 印字条件 実施例I−1〜比較例I−2と同じ 以上の条件で印字した時の走行状態、画像の保存性を下
記表2に示す。
記表2に示す。
【0058】
【表2】
【0059】(注)走行状態はスティッキング、シワ、
濃度むらを目視で判定。
濃度むらを目視で判定。
【0060】保存性は、印字後の画像を、60℃で暗所
300時間保存した前後の画像を比較して判定 実施例III−1 (受容層用処方) 塩化ビニル酢酸ビニルビニルアルコール共重合体VAGH(ユニオ ンカーバイト製) 10部 イソシアネートコロネートL(日本ポリウレタン製) 2部 シリコーン樹脂KS772(信越化学製) 2部 カルボキシ変性シリコーンオイルSF8418(トーレシリコーン 製) 5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 上記の液をワイヤーバーを用いて厚さ約150μmの合
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、5μm厚の受容層を形成し受像体を得た。
300時間保存した前後の画像を比較して判定 実施例III−1 (受容層用処方) 塩化ビニル酢酸ビニルビニルアルコール共重合体VAGH(ユニオ ンカーバイト製) 10部 イソシアネートコロネートL(日本ポリウレタン製) 2部 シリコーン樹脂KS772(信越化学製) 2部 カルボキシ変性シリコーンオイルSF8418(トーレシリコーン 製) 5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 上記の液をワイヤーバーを用いて厚さ約150μmの合
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、5μm厚の受容層を形成し受像体を得た。
【0061】インクシートは実施例I−1と同じものを
用いた。
用いた。
【0062】以下の実施例III−2、III−3、比較例II
I−1では受容層処方を次の処方にした以外は実施例III
−1と同じである。
I−1では受容層処方を次の処方にした以外は実施例III
−1と同じである。
【0063】実施例III−2 実施例III−1のカルボキシ変性シリコーンオイルを1
部とした以外は同様にした。
部とした以外は同様にした。
【0064】実施例III−3 実施例III−1のカルボキシル変性シリコーンオイルS
F84(トーレシリコーン製)0.5部とした以外は同
様にした。
F84(トーレシリコーン製)0.5部とした以外は同
様にした。
【0065】比較例III−1 実施例III−1のカルボキシ変性シリコーンオイルをア
ルコール変性シリコーンオイルSF3746(トーレシ
リコーン製)とした以外は同様にした。
ルコール変性シリコーンオイルSF3746(トーレシ
リコーン製)とした以外は同様にした。
【0066】上記試料は60℃で50時間の硬化を行っ
てから印字した。
てから印字した。
【0067】(試験結果)以下の印字条件で印字記録を
行った。
行った。
【0068】印加電力:442mw/ドット サーマルヘッド:6ドット/mm部分グレーズタイプ 受像紙と記録媒体との速度比n=7 印加エネルギー:2.21mj/dot 以上からの走行状態、インク層の熱転写、画像の保存性
を示す。
を示す。
【0069】
【表3】
【0070】(注)走行状態はスティッキング、シワ、
濃度むらを目視で判定。
濃度むらを目視で判定。
【0071】インク層の熱転写は印字画像および印字後
のインクシートを観察して判定。
のインクシートを観察して判定。
【0072】保存性は、印字後の画像を、60℃で暗所
300時間保存した前後の画像を比較して判定。
300時間保存した前後の画像を比較して判定。
【0073】実施例IV−1 (受容層用処方) ポリエステルアクリレート、ユニディックV−3207(大日本イン キ製) 20部 希釈剤ユニディック016(大日本インキ製) 50部 重合開始剤イルガキュア651(チバガイキー) 0.6部 アクリルウレタンシリコーン樹脂US53F(三洋化成) 1部 アルコール変性シリコーンオイルSF8427(トーレシリコー ン製) 0.1部 上記の液をワイヤーバーを用いて厚さ約150μmの合
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布し
5μmの受容層を形成し高圧水銀灯(80w/cm、5
秒)で紫外線を照射した。また60℃で50時間の硬化
を行って受像体を得た。
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布し
5μmの受容層を形成し高圧水銀灯(80w/cm、5
秒)で紫外線を照射した。また60℃で50時間の硬化
を行って受像体を得た。
【0074】インクシートは実施例I−1と同じものを
用いた。
用いた。
【0075】同様に実施例IV−2、IV−3、比較例IV−
1では受容層処方を次の処方にした。
1では受容層処方を次の処方にした。
【0076】実施例IV−2 実施例IV−1でアクリルウレタンシリコーン樹脂の替り
にポリエステル変性シリコーン樹脂AY42−125
(トーレシリコーン製)とした以外は実施例IV−1と同
じである。
にポリエステル変性シリコーン樹脂AY42−125
(トーレシリコーン製)とした以外は実施例IV−1と同
じである。
【0077】実施例IV−3 テレフタル酸ジメチルエステル45モル%、モノアミノ
テレフタル酸ジメチルエステル5モル%及びトリメチレ
ングリコール50モル%からなるポリエステル(分子量
25000)70部をメチルエチルケトンとトルエンと
の等量混合溶剤700部に溶解させポリシロキサン化合
物(1)(分子量10,000)10部を適下し60℃
で5時間反応させ化合物が得られた。
テレフタル酸ジメチルエステル5モル%及びトリメチレ
ングリコール50モル%からなるポリエステル(分子量
25000)70部をメチルエチルケトンとトルエンと
の等量混合溶剤700部に溶解させポリシロキサン化合
物(1)(分子量10,000)10部を適下し60℃
で5時間反応させ化合物が得られた。
【0078】
【化3】
【0079】ポリシロキサン化合物(1) 実施例IV−1でアクリルウレタンシリコーン樹脂の替り
に得られた化合物5部を用いた以外は実施例IV−1と同
じである。
に得られた化合物5部を用いた以外は実施例IV−1と同
じである。
【0080】比較例IV−1 実施例IV−1でアクリルウレタンシリコーン樹脂の替り
に無変性シリコーン樹脂SR2410(トーレシリコー
ン製)とした以外は実施例IV−1と同じである。
に無変性シリコーン樹脂SR2410(トーレシリコー
ン製)とした以外は実施例IV−1と同じである。
【0081】(試験結果)試験のための印字条件は実施
例I−1〜比較例I−2と同じであった。
例I−1〜比較例I−2と同じであった。
【0082】以上から画像濃度、画像保存性について表
4に示す。
4に示す。
【0083】
【表4】
【0084】(注)画像濃度はn−7の条件で画像を比
較して判定 画像保存性は記録後のサンプルを60℃100時間保存
した後画像の変化を目視で判定 ○…良好 △…若干不良 ×…不良 実施例V−1 [受容層B層(下層)処方] ポリエステル樹脂,バイロン200(東洋紡製) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 [受容層A層(上層)処方] ポリカーボネート,マクローロン5705(バイエル製) 5部 界面活性剤,FC431(3M製) 0.1部 塩化メチレン 90部 上記の液をワイヤーバーを用いて厚さ約150μmの合
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、各々B層5μm、A層1μmの受容層を形成し、受
像シートを得た。
較して判定 画像保存性は記録後のサンプルを60℃100時間保存
した後画像の変化を目視で判定 ○…良好 △…若干不良 ×…不良 実施例V−1 [受容層B層(下層)処方] ポリエステル樹脂,バイロン200(東洋紡製) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 [受容層A層(上層)処方] ポリカーボネート,マクローロン5705(バイエル製) 5部 界面活性剤,FC431(3M製) 0.1部 塩化メチレン 90部 上記の液をワイヤーバーを用いて厚さ約150μmの合
成紙(ユポFPG150、王子油化合成紙)上に塗布
し、各々B層5μm、A層1μmの受容層を形成し、受
像シートを得た。
【0085】 (インク層用処方) 昇華性染料、カヤセットブルー714(日本化薬製) 16部 ポリビニルブチラール樹脂、BX1(積水化学製) 7部 イソシアネート、コロネートL(日本ポリウレタン製) 2部 アミノ変性シリコーンオイル,SF8417(トーレシリコーン製)1部 エポキシ変性シリコーンオイルSF8411(トーレシリコーン製)1部 トルエン 70部 メチルエチルケトン 70部 裏面に1μmのシリコーン樹脂系の耐熱層を形成した8
μm厚の芳香族ポリアミドフィルムにワイヤーバーを用
いて3μmのインク層を形成して転写体を得た。
μm厚の芳香族ポリアミドフィルムにワイヤーバーを用
いて3μmのインク層を形成して転写体を得た。
【0086】同様に以下の実施例、比較例の受像シート
を得た。
を得た。
【0087】実施例V−2 (受容層B層処方) 塩化ビニル酢酸ビニルビニルアルコール共重合体)VAGH (ユニオンカーバイド製) 20部 イソシアネート、コロネートL(日本ポリウレタン製) 10部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 実施例V−1でB層を上記の処方にした以外は同じにし
た。
た。
【0088】実施例V−3 (受容層A層処方) ポリエステル変性シリコーン樹脂AY42−125(トーレシリ コーン製) 50部 アミノ変性シリコーンオイル,SF8417(トーレシリコーン 製) 5部 トルエン 20部 メチルエチルケトン 20部 実施例V−2でA層を上記の処方にした以外は同じにし
た。
た。
【0089】実施例V−4 実施例V−3でシリコーンオイルをエポキシ変性シリコ
ーンオイル(SF8411)2部とアルコール変性シリ
コーンオイル(SF8427)2部に替えた以外は同じ
にした。
ーンオイル(SF8411)2部とアルコール変性シリ
コーンオイル(SF8427)2部に替えた以外は同じ
にした。
【0090】実施例V−5 実施例V−4でA層の厚さを0.3μにした以外は同じ
にした。
にした。
【0091】比較例V−1 実施例V−1でA層を用いない以外は同じにした。
【0092】比較例V−2 実施例V−1でB層を用いない以外は同じにした。
【0093】(試験結果)実施例I−1と同じ条件で印
字した時の走行状態と画像を評価した。その結果を表5
に示す。
字した時の走行状態と画像を評価した。その結果を表5
に示す。
【0094】
【表5】
【0095】(注)走行状態はスティッキング、シワを
目視で判定。
目視で判定。
【0096】画像は濃度、感度、ムラ、融着を目視で判
定
定
【0097】
【発明の効果】以上、説明した本発明の効果を要約する
と下記のとおりである。
と下記のとおりである。
【0098】(1)染着性樹脂の外に、熱離型性樹脂と
潤滑剤を含有させることによって、n倍モード法による
記録の際のシートの走行性を安定させ、インク層が剥れ
て転写するのを防止することができる。
潤滑剤を含有させることによって、n倍モード法による
記録の際のシートの走行性を安定させ、インク層が剥れ
て転写するのを防止することができる。
【0099】(2)熱離型性樹脂と反応性シリコーンオ
イルを含有させることによりn倍モード法による記録の
際のシートの走行性を一層安定させ、インク層が剥れて
転写するのを防止することができる。
イルを含有させることによりn倍モード法による記録の
際のシートの走行性を一層安定させ、インク層が剥れて
転写するのを防止することができる。
【0100】(3)染着性樹脂に硬化樹脂を用いること
によって、耐熱性が一層高くなり、マルチ性が高い(n
が大)条件で印字することができる。
によって、耐熱性が一層高くなり、マルチ性が高い(n
が大)条件で印字することができる。
【0101】(4)樹脂と相溶しない潤滑剤を含有させ
ることにより、潤滑性が一層よくなり、上記(1)、
(2)の効果が一層向上する。
ることにより、潤滑性が一層よくなり、上記(1)、
(2)の効果が一層向上する。
【0102】(5)熱離型性樹脂が染着性を有する樹脂
であると、n倍モード法により記録をした際の画像濃度
低下が防止できる。
であると、n倍モード法により記録をした際の画像濃度
低下が防止できる。
【0103】(6)染着性が特に良好であるポリエステ
ルと熱離型性が特に良好なシリコーン樹脂との共重合体
からなる樹脂を用いることにより、画像濃度低下の防止
効果が向上する。
ルと熱離型性が特に良好なシリコーン樹脂との共重合体
からなる樹脂を用いることにより、画像濃度低下の防止
効果が向上する。
【0104】(7)染着性樹脂から成る主鎖に離型性セ
グメントをグラフト結合した樹脂を用いることにより、
従来、熱離型性樹脂を用いた時の保存性の低下を防止す
ることができる。
グメントをグラフト結合した樹脂を用いることにより、
従来、熱離型性樹脂を用いた時の保存性の低下を防止す
ることができる。
【0105】(8)熱硬化タイプの染着樹脂、離型性樹
脂を用いることで、n倍モード記録でのインク層との融
着、走行不良、インク層の熱転写を防ぎ、さらに潤滑剤
によりシワの発生を防止できる。
脂を用いることで、n倍モード記録でのインク層との融
着、走行不良、インク層の熱転写を防ぎ、さらに潤滑剤
によりシワの発生を防止できる。
【0106】(9)2層の受容層に層を積層させたこと
で、離型性と染着性を両立した受像シートができる。
で、離型性と染着性を両立した受像シートができる。
【0107】(10)特に離型性、摩擦特性を要求され
るn倍モード法による多数回記録方式で、その効果が有
効である。
るn倍モード法による多数回記録方式で、その効果が有
効である。
【0108】(11)厚さを0.1〜0.5μmにする
ことで、特に染着性の高い受像シートができる。
ことで、特に染着性の高い受像シートができる。
【0109】(12)下層を硬化することで速度差の大
きな印字においても安定した記録ができる。
きな印字においても安定した記録ができる。
【0110】(13)表面層の離型性樹脂を変性シリコ
ーン樹脂にすることで、更に染着性と離型性を向上でき
る。
ーン樹脂にすることで、更に染着性と離型性を向上でき
る。
【0111】(14)表面層の潤滑剤を反応型シリコー
ンオイルにすることで、更に滑性が向上し、シワを防止
できる。
ンオイルにすることで、更に滑性が向上し、シワを防止
できる。
【図1】
【図2】
【図3】以上、本発明の具体例を説明するための受像シ
ートの断面の模式図。
ートの断面の模式図。
1 受像基体 2 受容層 3 染着性樹脂 4 熱離型性樹脂 5 潤滑剤またはシリコーンオイル 6 染着性熱離型性樹脂 A 上層 B 下層
Claims (12)
- 【請求項1】 昇華型熱転写体と受像シートとを重ね、
(受像シートの速度)/(熱転写体の速度)>1また
は、(受像シートの送り量)/(熱転写体の送り量)>
1の条件で両者を走行させた状態で、熱転写体の裏面か
ら熱印字して、その部分の染料を受像シート上に転写さ
せる記録方法に用いる受像シートにおいて、受像シート
の受容層が染着性樹脂及び/又は離型性樹脂と、潤滑剤
または反応型シリコーンオイルとを含有することを特徴
とする昇華型熱転写用受像シート。 - 【請求項2】 染着性樹脂が硬化樹脂であることを特徴
とする請求項1記載の昇華型熱転写用受像シート。 - 【請求項3】 潤滑剤が染着性樹脂および熱離型性樹脂
と相溶しないものであることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の昇華型熱転写用受像シート。 - 【請求項4】 染着性樹脂と熱離型性樹脂に替り染着性
を有する熱離型性樹脂を含有することを特徴とする請求
項1ないし請求項3の何れかに記載の昇華型熱転写用受
像シート。 - 【請求項5】 染着性を有する熱離型性樹脂がポリエス
テル変性シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項
1または請求項4記載の昇華型熱転写用受像シート。 - 【請求項6】 染着性を有する熱離型性樹脂が染着性樹
脂を構成する主鎖に離型性セグメントをグラフト結合し
た構成を有することを特徴とする請求項4記載の昇華型
熱転写用受像シート。 - 【請求項7】 基体上に、少なくとも2層の染着性を有
する層を積層してなる受像体において、表面層が熱離型
性樹脂と潤滑剤からなり、下層が染着性樹脂からなるこ
とを特徴とする昇華型熱転写用受像シート。 - 【請求項8】 表面層の厚さが0.5μm以下であるこ
とを特徴とする請求項8記載の昇華型熱転写用受像シー
ト。 - 【請求項9】 下層染着層の主成分である染着性樹脂が
硬化樹脂であることを特徴とする請求項8または請求項
9記載の昇華型熱転写用受像シート。 - 【請求項10】 表面層の熱離型性樹脂が染着性を有す
るように変性されたシリコーン樹脂であることを特徴と
する請求項8乃至請求項10の何れかに記載の昇華型熱
転写用受像シート。 - 【請求項11】 表面層の潤滑剤が反応型シリコーンオ
イルであることを特徴とする請求項8乃至請求項11の
何れかに記載の昇華型熱転写用受像シート。 - 【請求項12】 転写体と請求項1乃至請求項12の何
れかに記載の昇華型熱転写用受像シートとを重ね、 受像体の速度/転写体の速度>1または 受像体の送り量/転写体の送り量>1 の条件で印字することを特徴とする昇華型熱転写記録方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5058892 | 1992-03-09 | ||
| JP4-50588 | 1992-03-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05309953A true JPH05309953A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=12863139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4179810A Pending JPH05309953A (ja) | 1992-03-09 | 1992-07-07 | 昇華型熱転写用受像シートおよび昇華型熱転写記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05309953A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005525257A (ja) * | 2002-05-13 | 2005-08-25 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 耐久性集成体を提供する画像形成方法および製品 |
| JP2014065162A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4179810A patent/JPH05309953A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005525257A (ja) * | 2002-05-13 | 2005-08-25 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 耐久性集成体を提供する画像形成方法および製品 |
| JP2014065162A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
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