JPH05309975A - 用紙端のまとめ貼り用案内機構及びまとめ貼り装置 - Google Patents

用紙端のまとめ貼り用案内機構及びまとめ貼り装置

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JPH05309975A
JPH05309975A JP4117797A JP11779792A JPH05309975A JP H05309975 A JPH05309975 A JP H05309975A JP 4117797 A JP4117797 A JP 4117797A JP 11779792 A JP11779792 A JP 11779792A JP H05309975 A JPH05309975 A JP H05309975A
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sticking
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bundle
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JP4117797A
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Tadao Nagase
匡夫 長瀬
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 用紙束Pに斜状にずれた貼着端P1を形成可
能な、用紙端のまとめ貼り用案内機構M1を設ける。さ
らに案内機構M1により形成された貼着端P1に、ホル
ダーHの粘着保持部H1を貼着する貼着機構M2を設け
る。上記案内機構M1の好ましい態様として、用紙束P
を載置するための敷板44を採用してもよい。この場合
は、所定の状態に用紙束Pを敷板44に固定し、敷板4
4を所定の曲率で湾曲させることにより上記貼着端P1
を形成する。 【効果】 用紙束PをホルダーHの粘着保持部H1へ確
実にまとめ貼りするのに好適となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類等の用紙端のまと
め貼り用案内機構及びまとめ貼り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より書類等の用紙を粘着保持させる
ために、本件発明者は、先に粘着ホルダーを種々提案し
ている(例えば実開平2−50377号公報参照)。そ
の構成では、ホルダーの粘着保持部に用紙端を粘着(貼
着)せしめることにより、ホルダーに用紙をまとめ貼り
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ホルダ
ーに多くの用紙を粘着させる際において、手作業により
用紙端を完全に面一に揃えることが困難であったため、
用紙端が不揃いになり、中には粘着しきれない部分が発
生する場合があった。本発明は上記不具合に鑑みてなさ
れたものであり、多くの用紙を一度に粘着保持部へ簡単
にまとめ貼りすることのできるように、多数枚の用紙か
らなる用紙束に斜めにずれた貼着端を形成可能な用紙端
のまとめ貼り用案内機構及び用紙端のまとめ貼り装置を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の用紙端のまとめ貼り用案内機構は、多数枚束
ねられた用紙からなる用紙束を一定量湾曲させることに
より湾曲された用紙束に斜状にずれた貼着端を形成可能
な用紙端のまとめ貼り用案内機構であって、上記用紙束
を載置するために配設された湾曲可能な敷板と、真直状
態の敷板に載置された用紙束の一端を上記敷板の一端に
揃えた状態で当該用紙束の他端を上記敷板に保持する保
持手段と、保持手段により用紙束が上記敷板に保持され
た状態で上記敷板を所定の曲率に湾曲させることによ
り、上記用紙束の一端に上記貼着端を形成する湾曲手段
とを備えていることを特徴としている。
【0005】また上記課題を解決するために本発明の用
紙端のまとめ貼り装置は、多数枚束ねられた用紙からな
る用紙束に斜状にずれた貼着端を形成可能な用紙端のま
とめ貼り用案内機構と、上記案内機構により形成された
貼着端に、ホルダーの粘着保持部を貼着する貼着機構と
を備えていることを特徴としている。さらに上記まとめ
貼り装置の貼着機構は、上記ホルダーの粘着保持部が上
記貼着端の斜面に圧接するようにホルダーを粘着端側へ
押し付ける押圧手段と、押圧手段による押し付け時に、
貼着端の下縁が粘着保持部の一端に揃うようにホルダー
を予め所定の位置に位置決めする位置決め手段とを備え
ていてもよい。
【0006】
【作用】上記構成の案内機構によれば、先ず多数枚束ね
られた用紙からなる用紙束を真直状態の敷板上に載置
し、次に上記敷板の一端に用紙束の一端を揃え、さらに
その状態で上記敷板と共に用紙束の他端を保持手段で保
持した後、湾曲手段によって上記敷板を所定の曲率に湾
曲させることにより、敷板に載置された用紙束も当該敷
板の曲率によって規制された曲率で湾曲する結果、紙質
に拘らず一定の傾斜角度を有する斜状にずれた貼着端を
形成することができる。
【0007】さらに上記構成のまとめ貼り装置によれ
ば、用紙束に形成された貼着端に対して粘着ホルダー等
の粘着保持部を貼着機構によって当てがい、押圧手段に
よりしっかりと押し付けることにより、用紙束を一度に
まとめ貼りすることができる。特に上記まとめ貼り装置
の貼着機構が、上記ホルダーの粘着保持部が上記貼着端
の斜面に圧接するようにホルダーを粘着端側へ押し付け
る押圧手段と、押圧手段による押し付け時に、貼着端の
下縁が粘着保持部の一端に揃うようにホルダーを予め所
定の位置に位置決めする位置決め手段とを備えている場
合には、貼着端の下縁を、自動的且つ精緻に粘着保持部
の一端に貼着することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ま
しい実施例について詳述する。なお以下の説明におい
て、図1の左側及び図2以下の対応する側を仮に前方と
する。 〔第1実施例〕図1ないし図7は、本発明の一実施例を
示しており、図1は、本発明の動作手順を示す断面略
図、図2は、本発明の斜視図、図3は、本発明の断面
図、図4は、本発明の分解斜視図、図5は、本発明の湾
曲手段の背面図、図6は、本発明の貼着状態を示す要部
拡大断面略図、図7は、貼着された用紙端のまとめ貼り
を示す拡大断面図である。
【0009】(まとめ貼り装置)先ず図2ないし図4を
参照して、本実施例に係るまとめ貼り装置は、テーブル
等の載置面に載置される本体10に、多数枚束ねられた
用紙からなる用紙束Pに斜状にずれた貼着端P1を形成
可能な用紙端のまとめ貼り用案内機構M1と、上記案内
機構M1により形成された貼着端P1に、ホルダーHの
粘着保持部H1を貼着する貼着機構M2とを備えてい
る。上記案内機構M1及び貼着機構M2は、詳しくは後
述する用紙押さえ20及び押圧手段30(貼着機構M
2)、並びに湾曲手段40(案内機構M1)等により具
体化されるものである。
【0010】〔ホルダー〕図7を参照して、上記まとめ
貼り装置に最適なホルダーHは、背表紙内側面に粘着保
持部H1を備えている。粘着保持部H1は、用紙Pを粘
着保持する粘着剤層H2を、発泡材や布材のような柔軟
な材料の素地部H3表面に塗布することにより構成され
ている。なお粘着剤層H2には、数mm幅に区画された多
数の剥離シートH4が貼着されている(図7(B)参
照)。
【0011】(本体)本体10は、例えば樹脂成形品で
あり、上記載置面に対向する底板11と、底板11の両
側部から延設された一対の側板12、13とを備えてい
る。底板11には、ゴム製の脚部11aがビス11bに
より固定されており、この脚部11aによって、貼着作
業時に本体10ががたつかないようにしている。各側板
12、13は、用紙束Pの左右幅を揃えるガイド部材を
兼ねるものであり、その内側面には、用紙束Pの量を示
す目安目盛りSが設けられている。各側板12、13
は、図3から明らかなように、上端面が複合的に湾曲し
た形状に形成されており、上記底板11の上方に対向す
る固定板14と、上記底板11の前方に対向する補強桟
15とを一体的に支持している。上記固定板14は、後
述する敷板44を上面で摺動自在に支持するためのもの
であり、上記敷板44の摺動を容易にするために、好ま
しくは摩擦係数の少ない樹脂シートが貼着されている。
補強桟15は、各側板12、13の前方部分を補強する
と共に、後述する押圧手段30を上面に載置させて、後
述する上記押圧手段30の回り止めとして作用させるた
めのものである。
【0012】(用紙押さえ)固定板14の上方には、用
紙押さえ20が回転軸21を介して両側板12、13に
軸支されている。この用紙押さえ20は、上記回転軸2
1を中心に回動自在に支持されている回動フレーム22
と、回動フレーム22の前端に、支軸23を介して軸支
されている押さえ部24と、押さえ部24を、支軸23
を中心に図3において反時計周り方向に付勢する引張コ
イルばね25とを備えており、後述する貼着時におい
て、用紙束Pの上面を固定板14の前端部側へ押さえる
ためのものである。
【0013】(押圧手段)押圧手段30は、ホルダーH
の粘着保持部H1が貼着端P1の斜面に圧接するように
ホルダーHを粘着端P1側へ押し付けるためのものであ
り、各側板12、13に両端が軸支されている支軸31
と、支軸31に前端が固定されている基板部32と、基
板部32の上面後部側に貼着されている弾性部33とを
備えている。そして、上記支軸31を中心に図3におい
て時計周りに基板部32を回動させることにより、後述
するホルダーHの粘着保持部H1(図1、図6参照)を
用紙束Pの貼着端P1に押し付けることができる。
【0014】(湾曲手段)固定板14の後端には、一対
のヒンジ14a、14bを介して湾曲手段40が連結さ
れている。上記湾曲手段40は、後述する保持手段43
により用紙束Pが上記敷板44に保持された状態で上記
敷板44を所定の曲率に湾曲させることにより、上記用
紙束Pの一端に上記貼着端P1を形成するためのもので
あり、図3に示す貼着作業開始前の状態において上記固
定板14と同一平面上で面一に並ぶ板部41と、板部4
1の後端部から一体に立設されたガイド部42と、ガイ
ド部42の後部に配設された保持手段43とを備えてい
る。なお上記板部41を図3の状態において上記固定板
14と面一に維持するために、上記底板11の後端部に
は、図3に示すように、直角に起立して上記板部41の
下面を支持する起立片11cが延設されている。また底
板11の、上記板部41及び固定板14と対向する部位
には、ガイドリブ11d、11eが立設されており、こ
のガイドリブ11d、11eと板部41の下面との間
で、ホルダーH(図1参照)の表紙をガイドするための
経路を構成している。
【0015】(位置決め手段)上記起立片11cは、上
記ガイドリブ11d、11e等と共に、後述する貼着作
業時、より詳細には、押圧手段40による押し付け時
に、貼着端P1の下縁、即ち用紙束Pの最下面の用紙が
粘着保持部H1の一端に揃うようにホルダーHを予め所
定の位置に位置決めする位置決め手段を兼ねるものであ
る。なお具体的には図示していないが、位置決め手段と
しては、表紙Hの一部を切り欠いたり、小孔を設け、こ
れに位置決め用突起を嵌合させるような構成を採用して
もよい。また固定板14の下面前端に、滑り止めを兼ね
るゴム部材を貼着して、一層確実な位置決めを図っても
よい。
【0016】(敷板)板部41の上面後端には、敷板4
4の後端部44aがガイド部42の前面に当接した状態
で固定されている。この敷板44は、上記後端部44a
と前端部44bとの間が湾曲可能なポリプロピレン樹脂
シート、或いはポリエステル樹脂シート等の樹脂成形品
であって、その上面に用紙束Pを載置するためのもので
あり、用紙の幅に相当する載置幅Dを上記後端部44a
と前端部44bとの間に有している。
【0017】(ガイド部)ガイド部42は、用紙束Pの
一端部を上記敷板44の後端部44aと揃えるためのも
のであり、貼着されるべき用紙束Pの厚さに相当する高
さを備えている。次に図5も参照して、上記ガイド部4
2の略中央部には、保持手段43の一部を挿通するため
の凹部42aが形成されており、凹部42aの両側から
は、後方に延びる一対の鍔部42b、42cが一体に形
成されている。
【0018】(維持手段)図5に示すように、各鍔部4
2b、42cには、ピン42e、42fが嵌合してお
り、このピン42e、42fを介して係合爪42g、4
2hの下端部が回動自在に支持されている。さらに各ピ
ン42e、42fには、捩じりコイルばね42i、42
jが架設されており、その一端がガイド部42の背面に
係止すると共に、他端が対応する係合爪42g、42h
に係止することにより、係合爪42g、42hを図3に
おいて反時計周りに付勢している。これら係合爪42
g、42h等は、上記板部41が所定角度回動した際に
各側板12、13に固定された係止軸42kに係止する
ことにより、その回動状態を維持するための維持手段を
構成するものである(図1(B)参照)。
【0019】(保持手段)次に図5を参照して、上記保
持手段43は、真直状態の敷板44に載置された用紙束
Pの後端を上記敷板44の後端44aに揃えた状態で当
該用紙束Pの他端を上記敷板44に保持するためのもの
であり、板部41の後端部から後方に延設された固定ハ
ンドル部43aを備えている。固定ハンドル部43aの
基端側近傍部分からは、一対の支持片43b、43cが
一体に立設されている。
【0020】この支持片43b、43cには、支軸43
dが横架されており、この支軸43dを介して駆動部材
43eが軸支されている。上記駆動部材43eは、金属
製の一体成形品であり、上記ガイド部42の凹部42a
を挿通する略長方形の板状基体部e1と、板状基体部e
1の後端部に延設されたつまみ部e2と、板状基体部e
1の前端側に延設されて、左右に長く延びる押さえ部e
3と、板状基体部e1の略中央部下面に延設されて上記
支軸43dに軸支される一対の軸受部e4、e5とを備
えている。
【0021】図5に示すように、上記支軸43dには、
捩じりコイルばね43fが架設されており、この捩じり
コイルばね43fの一端がガイド部42の背面に係止し
ていると共に、他端が上記板状基体部e1の背面に係止
することにより、上記駆動部材43eを図3において反
時計周り方向に付勢している。この結果、上記駆動部材
43eの押さえ部e3は、上記捩じりコイルばね43f
の付勢力によって、用紙束Pを敷板44との間で挟持す
る方向に押し付けられている。
【0022】〔第1実施例の作用〕次に本実施例による
貼着手順について図1を参照しつつ説明する。先ず図1
(A)に示すように、予め保持手段43の固定ハンドル
部43aと駆動部材43eのハンドル部e2とを指でつ
まんで、捩じりコイルばね43fのばね力に抗しながら
駆動部材43eの押さえ部e3を敷板44から浮揚させ
る。そしてその状態で、事前に机上等で軽く打ち当てる
ことにより左右上下端が揃えられた用紙束Pを敷板44
上に載置する。次にガイド部42によって上記敷板44
の一端に用紙束Pの一端を揃え、その後、保持手段43
をつまんでいる指を離すことにより、上記敷板44と共
に用紙束Pの一端を保持手段43で保持することができ
る。
【0023】そしてこの状態から、予め剥離シートH4
(図7(B)参照)を取り去ったホルダーHの表紙を固
定板14及び板部41と底板11との間に挿入し、当該
ホルダーHの粘着保持部H1を固定板14の前端に臨ま
せる。この段階では図示の通り、用紙押さえ20は、用
紙束Pを押さえていない非作用状態に維持されている。
ここで本実施例においては、図3に示すように上記底板
11の後端部に起立片11cが延設していると共に、底
板11の、上記板部41と対向する部位に、板部41の
下面との間でホルダーHの表紙をガイドするための経路
を構成するガイドリブ11d、11eを立設しているの
で、ガイドリブ11d、11eと板部41の下面との間
でガイドされたホルダーHの表紙を、位置決め手段とし
ての起立片11cに当接させることにより、ホルダーH
の位置決めを精緻に行うことができる。
【0024】次に図1(B)で示すように、ヒンジ14
a、14bを中心に湾曲手段40の板部41を所定角度
回動させることにより、敷板44を所定の曲率で湾曲さ
せることができる。ここで本実施例においては、湾曲手
段40に、捩じりコイルばね42i、42j(図5参
照)で所定の方向に付勢されている係合爪42g、42
hを設け、この係合爪42g、42hを側板12、13
に固定されている係止軸42kに係止可能に構成してい
るので、上記湾曲状態において、係合爪42g、42h
が一端捩じりコイルばね42i、42jのばね力に抗し
て係止軸42kを乗り越えた後上記係止軸42kに係止
することにより、上記用紙束Pの湾曲状態を一定に維持
することができる。
【0025】しかも敷板44に載置された用紙束Pも当
該敷板44の曲率によって規制された曲率で湾曲する結
果、紙質に拘らず一定の傾斜角度を有する斜状にずれた
貼着端P1を形成することができる。そして、この段階
で、回転軸21を中心に用紙押さえ20を回動させて用
紙束Pの先端側上面を下方にしっかりと押さえ、貼着端
P1を固定する。
【0026】さらに、上記のように用紙束Pに貼着端P
1を形成した後、この貼着端P1に対して粘着ホルダー
H等の粘着部を当てがい、押圧手段30により軽く押し
付けることにより、用紙束Pを一度にまとめ貼りするこ
とができる。ここで本実施例における上記押圧手段30
の作用を、図6を参照しつつ詳述すると、上記用紙Pに
形成された貼着端P1の傾斜角度と傾斜位置は、上記敷
板44の曲率と載置幅D(図3参照)によって規制され
ることから、上記固定板14の先端には、貼着端P1の
傾斜面に、粘着保持部H1の厚みだけずれた位置で沿う
斜面14aが形成されている。これと共に、上記押圧手
段30の回動支点、即ち支軸31の配設位置は、押圧手
段30の弾性部33が概ねこれら貼着端P1及び斜面1
4aの傾斜角度と同じ傾斜角度でホルダーHを貼着端P
1側へ押し付け可能に設定されている。この結果、ホル
ダーHの表紙が上述のようにガイドリブ11d、11
e、板部41の下面、及び位置決め手段としての起立片
11cによって精緻に位置決めしていることと相俟っ
て、ホルダーHの表紙の粘着保持部H1近傍部位を斜面
14aに押し付けた状態で貼着作業を行うことができ
る。従って本実施例によれば、用紙束Pの下縁、即ち用
紙束Pの最下面の用紙を、精緻に粘着保持部H1の一端
に貼着することができる。
【0027】次に図1(C)を参照して、押圧手段30
による押し付け作業が終了した後は、用紙押さえ20、
押圧手段30、及び湾曲手段40を元の状態に解除し、
保持手段43による用紙束Pの保持状態を解除すること
により、ホルダーHを前方へ抜き出して、ホルダーHの
取外し作業を行う。これにより貼着作業が終了する。 〔第1実施例の効果〕以上説明したように本実施例によ
れば、ホルダーHに多くの用紙を粘着させる際におい
て、用紙端に斜状にずれた貼着端P1を形成し、この貼
着端P1にホルダーHの粘着保持部H1を押し付けるこ
とができるので、図7に示すように、レポート用紙やコ
ピーされた用紙等の用紙束Pをまとめ貼りすることが非
常に容易になるという顕著な効果を奏する。特に図7に
示すように、粘着保持部H1を構成する粘着剤層H2が
発泡材や布材のような柔軟な材料の素地部H3表面に形
成されている場合、用紙束Pの貼着端P1が斜状にずれ
ていることにより用紙の端面だけでなく端部での横側へ
も粘着保持部H1が当触しやすくなり、貼着端P1全体
が真っ直ぐ直角をなす場合よりも粘着されやすくなる。
【0028】しかも、用紙束Pを湾曲させた際に、敷板
44に載置された用紙束Pを当該敷板44の曲率によっ
て規制された曲率で湾曲することができるので、紙質に
拘らず一定の傾斜角度を有する貼着端P1を形成するこ
とができる。この結果、何れの方向に変形するかわから
ない腰の弱い用紙を貼着する際においても、貼着端P1
と粘着保持部H1との片当たり等を防止し、より精緻な
貼着状態を得ることができるという利点もある。
【0029】さらに、本実施例においては、上記まとめ
貼り装置の貼着機構M1が、上記ホルダーHの粘着保持
部H1が上記貼着端P1の斜面に圧接するようにホルダ
ーHを粘着端側へ押し付ける押圧手段30と、押圧手段
30による押し付け時に、貼着端P1の下縁、即ち用紙
束Pの最下面の用紙が粘着保持部H1の一端に揃うよう
にホルダーHを予め所定の位置に位置決めする位置決め
手段(ガイドリブ11d、11e等)とを備えているの
で、貼着端P1の上記下縁を自動的且つ精緻に粘着保持
部H1の一端に貼着することができる結果、一層精緻な
貼着状態を得ることができるという利点がある。
【0030】〔第1実施例の変更例〕なお本発明は上記
第1実施例に限らず、種々の設計変更が可能である。 (敷板の変更例)先ず図8乃至図10に示す敷板144
を上記敷板44に代えて採用してもよい。
【0031】より詳細に説明すると、図8乃至図10に
示す敷板144は、板部41に接着剤、鋲、ビス等で固
定されている後端部144aと、固定板14上を摺動す
る前端部144bとが横断面略チャンネル型に形成され
ており、固定板14の上面に一体に形成されたレール部
114に上記前端部114bの各被ガイド片b1、b2
がガイドされた状態で前端部144bが摺動するように
構成されている。後端部144aと前端部144bの間
には、平板状の湾曲部144cが形成されており、この
敷板144は、専ら湾曲部144cのみが湾曲するよう
に構成されている。
【0032】図8乃至図10における敷板144を採用
した場合には、当該敷板144の曲率を一定に定めるこ
とにより、精緻な曲率を得ることができる。なお図10
に示すように、敷板144の前端部144bには、貼着
端P1の傾斜面に、粘着保持部H1の厚みだけずれた位
置で沿う斜面144dを設けており、図6で説明した構
成と同様の効果が得られるようにしている。
【0033】(係合爪の変更例)次に図11及び図12
に示す係合爪142g、142hを、上記係合爪42
g、42hに代えて採用してもよい。図11及び図12
に示す係合爪142g、142hは、爪部g1、h1が
左右外方をそれぞれ向いていると共に、各側板12、1
3には、対応する爪部g1、h1を係止させるための係
止部g2、h2が形成されている。
【0034】この実施例においても、湾曲手段40が回
動した際に、係合爪142g、142hの爪部g1、h
1を対応する係止部g2、h2に係止させることによ
り、上記用紙束Pの湾曲状態を一定に維持することがで
きる。 (リンク機構)さらに図13乃至図15に示すように、
用紙押さえ20と湾曲手段40とを連動させるリンク機
構50を付加してもよい。
【0035】より詳細に説明すると、このリンク機構5
0は、側板13の外側面に配設された連動扞51と、連
動扞51の先端部に一体形成されたラックギヤ52と、
ラックギヤ52に噛合し、且つ回転軸21の端部に固定
されているピニオンギヤ53とを備えている。上記連動
扞51は、途中部に凹部51aが形成されており、この
凹部51aには、側板13の外側面に突設された係止部
13aが係合している。係止部13aの後端部と上記凹
部51aの後側面との間には、圧縮コイルばね54が縮
設されており、連動扞51を常時後方へ付勢されている
と共に、凹部51aの前側面が係止部13aの前端面に
係止することにより、連動扞51の後方への移動が規制
されている。この結果、ピニオンギヤ53の回動量もラ
ックギヤ52に規制されるので、図13及び図14に示
す非駆動状態においては、用紙押さえ20が後方へ跳ね
返った状態になっている。
【0036】次に上記連動扞51の後端部には、係合凹
部55が形成されている。この係合凹部55は、ガイド
部42に突設された駆動軸42aが係脱させるためのも
のであり、これによって、図15に示すように、上記圧
縮コイルばね54の付勢力に抗して連動扞51を前方へ
駆動することができる。なお駆動軸42aを側板13を
貫通させるために、上記側板13には、略円弧形のガイ
ド溝13bと、連動扞51の下部をガイドするガイドリ
ブ13cとが形成されている。
【0037】以上の構成によれば、図13及び図14に
示す非作動状態から湾曲手段40を回動させることによ
り、駆動軸42aが圧縮コイルばね54の付勢力に抗し
て連動扞51を前方へ駆動する結果、連動扞51のラッ
クギヤ52がそれに噛合するピニオンギヤ53を図14
において反時計周りに回動させ、もって図15に示すよ
うに、用紙押さえ20を用紙押圧方向に駆動することが
できる。
【0038】〔第2実施例〕次に図16から図19に示
す第2実施例について説明する。 (用紙押さえ)先ずこの実施例においては、図13乃至
図15の実施例における用紙押さえ20に代えて、図1
7に示すローラ状の押さえ部124を有する用紙押さえ
120を採用している。
【0039】図17を参照して、より詳細に説明する
と、この用紙押さえ120は、図外の回転軸の端部に基
端部が固定される一対の腕部120a、120bと腕部
120a、120bの途中部に一体形成された補強桟1
20cと、腕部120a、120bの自由端部に、支軸
23を介して軸支されているローラ状の弾性体からなる
上記押さえ部124を備えている。なお各腕部120
a、120bには、断面形状が六角形の軸受部120
d、120eが形成されており、この軸受部120d、
120eに対応する六角形横断面に形成された支軸21
を嵌合させることにより、より確実な上記リンク機構5
0のピニオンギヤ53による動力伝達を図っている。
【0040】図16及び図17に示す用紙押さえ120
を採用した場合には、回動手段40によって用紙束を回
動させた際に、当該用紙束の最上部の用紙に対し、押さ
え部124を転がり接触させることができる結果、用紙
束に対して過度の押圧荷重がかかるのを防止でき、用紙
の波打ちや、貼着端の不揃いを防止することができると
いう利点がある。
【0041】(ロック解除機構付維持手段)次に図16
の実施例では、図13乃至図15の実施例における係合
爪42g、42h、及び係止軸42k等からなる維持手
段に代えて、図18に示すように、ロック解除機構付維
持手段142を採用している。図18を参照して、より
詳細に説明すると、このロック解除機構付維持手段14
2は、中空の本体部110の上板110aに突設する係
止扞142aを備えている。この係止扞142aは、湾
曲手段40の底板141の側部に延設された係合耳部1
41aを係脱させるためのものであり、上下に昇降自在
に配設されている。係止扞142aの下端には、水平部
142bが一体に形成されており、全体として略L字形
に形成されている。上記水平部142bの先端には、ボ
タン部142cが六角孔付ボルト142dによって固定
されていると共に、中央下面には、圧縮コイルばね14
2eによって上方へ常時付勢されている。
【0042】上記ボタン部142cは、本体110の上
板110aから所定量突出しており、下方に押し込まれ
ることによって、上記係止扞142aを下方に駆動する
ためのものである。なお上記上板110aには、上記係
止扞142aの突出量を規制するための規制用突起11
0bが一体に形成されている。上記耳部141aは、リ
ンク機構50の連動扞51を駆動するための部材である
と共に、上記係止扞142aに係止するための係止部材
を兼ねている。
【0043】図18の構成によれば、湾曲手段40を回
動させることにより、矢印Aで示すように上記耳部14
1aが係止扞142aを乗り越えて係止することによ
り、図18に示すように湾曲手段40を上記用紙束の湾
曲状態を一定に維持することができる。さらに図18の
状態からボタン部142cを押し下げると、係止扞14
2bも一体的に下方へ降下する結果、上記耳部141a
の係止状態が解除されて、自動的に湾曲手段40を矢印
B方向に倒すことができる。
【0044】(維持手段)なお上記維持手段は、いずれ
も必須のものではなく、例えば図19に示すように、維
持手段を省略した構成のものを採用してもよい。 〔第1、第2実施例の変更例〕次に図20を参照して、
第1、第2実施例の変更例について説明する。
【0045】図20は、上述した各実施例の保持手段4
3に、係止機構143を付加した構成を示している。同
図の(A、B)を参照して、より詳細に説明すると、上
記係止機構143は、保持手段43の軸受部e5に一体
形成された係合爪143aと、係合爪143aを係脱自
在に係止させるべく、固定ハンドル部43aの基端側近
傍部分から突設された係止爪143bとを備えており、
図20の(A)に示す状態から駆動部材43eが、支軸
43dを中心に所定量回動した際に、両爪143a、1
43bを係合させて、図20(B)に示す状態に維持す
るためのものである。
【0046】図20の実施例を採用した場合には、用紙
束をセットする際に、保持手段43を開放した状態に維
持できることから、用紙束のセッティングが容易になる
という利点がある。なお上述した実施例以外にも、本発
明の要旨を変更しない範囲内で、種々の設計変更を施す
ことが可能であることは、云うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の用紙端のま
とめ貼り用案内機構及びまとめ貼り装置によれば、ホル
ダーに多くの用紙を粘着させる際において、用紙端に斜
状にずれた貼着端を形成し、この貼着端にホルダーの粘
着保持部を押し付けることができるので、レポート用紙
やコピーされた用紙等の用紙束をまとめ貼りすることが
非常に容易になるという顕著な効果を奏する。
【0048】しかも、用紙束を湾曲させた際に、敷板に
載置された用紙束を当該敷板の曲率によって規制された
曲率で湾曲することができるので、紙質に拘らず一定の
傾斜角度を有する貼着端を形成することができる結果、
貼着端と粘着保持部との片当たり等を防止し、より精緻
な貼着状態を得ることができるという利点もある。さら
に、上記まとめ貼り装置の貼着機構が、上記ホルダーの
粘着保持部が上記貼着端の斜面に圧接するようにホルダ
ーを粘着端側へ押し付ける押圧手段と、押圧手段による
押し付け時に、貼着端の下縁が粘着保持部の一端に揃う
ようにホルダーを予め所定の位置に位置決めする位置決
め手段とを備えている場合には、貼着端の下縁を、自動
的且つ精緻に粘着保持部の一端に貼着することができる
結果、一層精緻な貼着状態を得ることができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における動作手順を示す断面
略図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【図3】本発明の断面図である。
【図4】本発明の分解斜視図である。
【図5】本発明の湾曲手段の背面図である。
【図6】本発明の貼着状態を示す要部拡大断面略図であ
る。
【図7】ホルダーを示す図であって、(A)は貼着され
た用紙端のまとめ貼りを示す拡大断面図であり、(B)
は上記ホルダーの使用前の斜視図である。
【図8】図1の実施例の変更例を示す要部概略斜視断面
図である。
【図9】図8の構成の断面図である。
【図10】図9の要部拡大断面図である。
【図11】図1の実施例のさらに別の変更例を示す斜視
図である。
【図12】図11の構成の要部拡大断面図である。
【図13】図1の実施例のさらに別の変更例を示す斜視
図である。
【図14】図13の実施例の要部拡大図である。
【図15】図13の実施例の要部拡大図である。
【図16】本発明の別の実施例を示す斜視図である。
【図17】図16の実施例の要部を示す一部欠載斜視図
である。
【図18】図16の実施例の要部を示す一部欠載斜視図
である。
【図19】図16の変更例を示す斜視図である。
【図20】図1及び図16の実施例における変更例を示
す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
11c 起立片(位置決め手段) 11d ガイドリブ(位置決め手段) 11e ガイドリブ(位置決め手段) 20 押圧手段 40 湾曲手段 43 保持手段 44 敷板 H ホルダー H1 粘着保持部 M1 案内機構 M2 貼着機構 P 用紙束 P1 貼着端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数枚束ねられた用紙からなる用紙束を一
    定量湾曲させることにより湾曲された用紙束に斜状にず
    れた貼着端を形成可能な用紙端のまとめ貼り用案内機構
    であって、 上記用紙束を載置するために配設された湾曲可能な敷板
    と、 真直状態の敷板に載置された用紙束の一端を上記敷板の
    一端に揃えた状態で当該用紙束の他端を上記敷板に保持
    する保持手段と、 保持手段により用紙束が上記敷板に保持された状態で上
    記敷板を所定の曲率に湾曲させることにより、上記用紙
    束の一端に上記貼着端を形成する湾曲手段とを備えてい
    ることを特徴とする用紙端のまとめ貼り用案内機構。
  2. 【請求項2】多数枚束ねられた用紙からなる用紙束に斜
    状にずれた貼着端を形成可能な用紙端のまとめ貼り用案
    内機構と、 上記案内機構により形成された貼着端に、ホルダーの粘
    着保持部を貼着する貼着機構とを備えていることを特徴
    とするまとめ貼り装置。
  3. 【請求項3】上記貼着機構は、 上記ホルダーの粘着保持部が上記貼着端の斜面に圧接す
    るようにホルダーを粘着端側へ押し付ける押圧手段と、 押圧手段による押し付け時に、貼着端の下縁が粘着保持
    部の一端に揃うようにホルダーを予め所定の位置に位置
    決めする位置決め手段とを備えている請求項2記載のま
    とめ貼り装置。
JP4117797A 1992-05-11 1992-05-11 用紙端のまとめ貼り用案内機構及びまとめ貼り装置 Pending JPH05309975A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10252877B2 (en) 2016-11-25 2019-04-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet separator, sheet post-processing device, and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10252877B2 (en) 2016-11-25 2019-04-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet separator, sheet post-processing device, and image forming apparatus

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