JPH0531016B2 - - Google Patents
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- JPH0531016B2 JPH0531016B2 JP13672085A JP13672085A JPH0531016B2 JP H0531016 B2 JPH0531016 B2 JP H0531016B2 JP 13672085 A JP13672085 A JP 13672085A JP 13672085 A JP13672085 A JP 13672085A JP H0531016 B2 JPH0531016 B2 JP H0531016B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、伝動用無端ベルト、特に夫々一対の
シーブからなるプライマリプーリおよびセカンダ
リプーリに巻付けて用いられる無段変速機用ベル
トに係り、詳しくは多数のリンクを無端状に連結
してなるチエーン式のベルトに関する。
シーブからなるプライマリプーリおよびセカンダ
リプーリに巻付けて用いられる無段変速機用ベル
トに係り、詳しくは多数のリンクを無端状に連結
してなるチエーン式のベルトに関する。
(ロ) 従来の技術
従来、この種チエーン式のベルトB′は、第1
8図および第19図に示すように、両端部分に断
面円形のピン孔20aを穿設した多数のリンク2
0、多数のピン21、および両側面22a,22
aが一対のシーブと接触するようにテーパ状に形
成されかつ中央部に矩形の透孔22bが開設さ
れ、更に両側縁にピン孔22cとリンク20のピ
ン孔にピン21を挿通し、該ピン21両端をVブ
ロツク22の両側面に形成した切欠き部22d,
22d内においてカシメ(21a,21a)るよ
うにして多数のリンク20とVブロツク22とを
順次結合したものを無端状に連結して構成されて
いる。(特開昭58−2143号公報参照) (ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上記従来例のベルトB′は、Vブロ
ツク22とリンク20とをピン21端部をカシメ
て結合したものであるため、通常の動力伝達によ
る荷重更にはシーブのミス・アライメントによる
ピン21長手方向の変動過重により、上記ピン2
1端部のカシメ部21a,21aが次第に摩耗あ
るいは破損され、ついにはピン21が脱落してし
まい、ベルトB′が分解してしまう虞れがあつた。
また、Vブロツク22にピン孔22c,22cを
加工し、結合に当つてピン21両端をカシメ加工
(21a,21a)しなければならず、しかもV
ブロツク22およびピン21に所定の強度をもた
るため浸炭等の熱処理を施す際に上記のようなピ
ン孔22c,22c加工部分およびカシメ加工部
分21a,21aの熱処理防止を行なければなら
ないため、部品製作に多大の手間を要するという
欠点があつた。
8図および第19図に示すように、両端部分に断
面円形のピン孔20aを穿設した多数のリンク2
0、多数のピン21、および両側面22a,22
aが一対のシーブと接触するようにテーパ状に形
成されかつ中央部に矩形の透孔22bが開設さ
れ、更に両側縁にピン孔22cとリンク20のピ
ン孔にピン21を挿通し、該ピン21両端をVブ
ロツク22の両側面に形成した切欠き部22d,
22d内においてカシメ(21a,21a)るよ
うにして多数のリンク20とVブロツク22とを
順次結合したものを無端状に連結して構成されて
いる。(特開昭58−2143号公報参照) (ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上記従来例のベルトB′は、Vブロ
ツク22とリンク20とをピン21端部をカシメ
て結合したものであるため、通常の動力伝達によ
る荷重更にはシーブのミス・アライメントによる
ピン21長手方向の変動過重により、上記ピン2
1端部のカシメ部21a,21aが次第に摩耗あ
るいは破損され、ついにはピン21が脱落してし
まい、ベルトB′が分解してしまう虞れがあつた。
また、Vブロツク22にピン孔22c,22cを
加工し、結合に当つてピン21両端をカシメ加工
(21a,21a)しなければならず、しかもV
ブロツク22およびピン21に所定の強度をもた
るため浸炭等の熱処理を施す際に上記のようなピ
ン孔22c,22c加工部分およびカシメ加工部
分21a,21aの熱処理防止を行なければなら
ないため、部品製作に多大の手間を要するという
欠点があつた。
そこで、本発明は、ピンにて無端状に形成され
るリンクを、外側面にVブロツク係合用の凹部を
有しかつ、該凹部の略中央にピン孔を有する中間
部材を介してVブロツクと連結するように構成し
て、カシメ加工を施さずにリンクとVブロツクと
をピンの抜けを防止し得る態様で結合し、しかも
Vブロツクのピン孔加工およびピン端面の熱処理
防止等を不要としつつ、ベルトの耐久性、安全性
を図り、以つて上述問題点を解消した伝動用無端
ベルトを提供することを目的とするものである。
るリンクを、外側面にVブロツク係合用の凹部を
有しかつ、該凹部の略中央にピン孔を有する中間
部材を介してVブロツクと連結するように構成し
て、カシメ加工を施さずにリンクとVブロツクと
をピンの抜けを防止し得る態様で結合し、しかも
Vブロツクのピン孔加工およびピン端面の熱処理
防止等を不要としつつ、ベルトの耐久性、安全性
を図り、以つて上述問題点を解消した伝動用無端
ベルトを提供することを目的とするものである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであつ
て、例えば第1図に示すように、両端部分に断面
円形のピン孔6a,6aを穿設した多数のリンク
6を夫々ピン2にて交互に連結して無端状のリン
ク列1を形成し、該リンク列1の両最外側のリン
ク6の外方に、外側面にVブロツク係合用の凹部
3dを有しかつ該凹部3dの略中央部にリンク列
1から突出するピン2端部を収容する断面円形の
ピン孔3aを有する中間部材3を夫々配設し、該
中間部材3の上記凹部3dに夫々両中間部材3,
3を挟むようにVブロツク5を係止・装着して伝
動用無端ベルトB1を構成したことを特徴とする
ものである。
て、例えば第1図に示すように、両端部分に断面
円形のピン孔6a,6aを穿設した多数のリンク
6を夫々ピン2にて交互に連結して無端状のリン
ク列1を形成し、該リンク列1の両最外側のリン
ク6の外方に、外側面にVブロツク係合用の凹部
3dを有しかつ該凹部3dの略中央部にリンク列
1から突出するピン2端部を収容する断面円形の
ピン孔3aを有する中間部材3を夫々配設し、該
中間部材3の上記凹部3dに夫々両中間部材3,
3を挟むようにVブロツク5を係止・装着して伝
動用無端ベルトB1を構成したことを特徴とする
ものである。
(ホ) 作用
上記構成に基づき、回転するプライマリプーリ
のシーブがVブロツク5を挾圧することにより、
該プーリからVブロツク5に動力伝達がなされ、
更にVブロツク5と中間部材3との係合により該
Vブロツク5から中間部材3に動力伝達がなされ
る。そして、該中間部材3からピン2を介して各
リンク6に力が分散伝達され、更に各リンク6に
作用する引張り力を介してリンク列1に動力が伝
達される。そして、セカンダリプーリ部分におい
て、中間部材3からVブロツク5に動力伝達がな
され、更に摩擦に基づき、該Vブロツク5からセ
カンダリプーリに動力伝達がなされる。
のシーブがVブロツク5を挾圧することにより、
該プーリからVブロツク5に動力伝達がなされ、
更にVブロツク5と中間部材3との係合により該
Vブロツク5から中間部材3に動力伝達がなされ
る。そして、該中間部材3からピン2を介して各
リンク6に力が分散伝達され、更に各リンク6に
作用する引張り力を介してリンク列1に動力が伝
達される。そして、セカンダリプーリ部分におい
て、中間部材3からVブロツク5に動力伝達がな
され、更に摩擦に基づき、該Vブロツク5からセ
カンダリプーリに動力伝達がなされる。
(ヘ) 実施例
以下、図面に沿つて、本発明に係る伝動用無端
ベルトを無段変速機に用いた実施例について説明
する。
ベルトを無段変速機に用いた実施例について説明
する。
(ヘ‐1) 第1実施例
まず、第1図ないし第8図に基づき、本発明
に係る第1の実施例について説明する。
に係る第1の実施例について説明する。
無段変速機用ベルトB1は、一連のリンク列
1、多数のピン2、中間部材3およびVブロツ
ク5からなり、上記リンク列1は多数のリンク
6をピン2にて交互に無端状に連結して構成さ
れている。そして、上記リンク6は、第5図に
示すように、長楕円形状の平板部材からなり、
その両端部分に断面円形のピン孔6a,6aが
穿設されている。また、ピン2は、第6図に示
すように、上記リンク6のピン孔6a,6aが
ガタツキがない程度に容易に嵌合し得る径寸法
を有した丸棒部材からなり、その長さは所定数
のリンク6を積層結合したその最外側のリンク
6の両側から突出するピン端部の長さが夫々後
述する中間部材の板厚に等しいか幾分短か目の
寸法となるような長さに選定されている。更
に、中間部材3は、第7図に示すように、上記
リンク6とほぼ同じ厚さの矩形状板状部材を屈
曲加工して形成されたもので、その略中央部に
ピン2の端部を収容する前記リンク6のピン孔
6a,6aと同形の断面円形のピン孔3aが穿
設されていて、後述するベルトB1の組立て前
は、図に二点鎖線で示すように、一方のフラン
ジ部3bのみが形成されていて、組立て後にお
いては、他方のフランジ部3cが折曲加工さ
れ、両フランジ部3b,3c間に凹部3dが形
成されるようになつており、それによつて、該
凹部3dに後述するVブロツク5の両側縁が係
止・装着し得るようになつている。また更に、
Vブロツク5は、第8図に示すように、その両
側面5a,5bが一対のシーブと接触するよう
にテーパ状に形成され、また上下側面が平行な
正面逆台形状に形成された所定肉厚の金属片か
らなり、その中央部に矩形の透孔5cが開設さ
れている。
1、多数のピン2、中間部材3およびVブロツ
ク5からなり、上記リンク列1は多数のリンク
6をピン2にて交互に無端状に連結して構成さ
れている。そして、上記リンク6は、第5図に
示すように、長楕円形状の平板部材からなり、
その両端部分に断面円形のピン孔6a,6aが
穿設されている。また、ピン2は、第6図に示
すように、上記リンク6のピン孔6a,6aが
ガタツキがない程度に容易に嵌合し得る径寸法
を有した丸棒部材からなり、その長さは所定数
のリンク6を積層結合したその最外側のリンク
6の両側から突出するピン端部の長さが夫々後
述する中間部材の板厚に等しいか幾分短か目の
寸法となるような長さに選定されている。更
に、中間部材3は、第7図に示すように、上記
リンク6とほぼ同じ厚さの矩形状板状部材を屈
曲加工して形成されたもので、その略中央部に
ピン2の端部を収容する前記リンク6のピン孔
6a,6aと同形の断面円形のピン孔3aが穿
設されていて、後述するベルトB1の組立て前
は、図に二点鎖線で示すように、一方のフラン
ジ部3bのみが形成されていて、組立て後にお
いては、他方のフランジ部3cが折曲加工さ
れ、両フランジ部3b,3c間に凹部3dが形
成されるようになつており、それによつて、該
凹部3dに後述するVブロツク5の両側縁が係
止・装着し得るようになつている。また更に、
Vブロツク5は、第8図に示すように、その両
側面5a,5bが一対のシーブと接触するよう
にテーパ状に形成され、また上下側面が平行な
正面逆台形状に形成された所定肉厚の金属片か
らなり、その中央部に矩形の透孔5cが開設さ
れている。
そして、本無段変速機用ベルトB1を組み立
てるには、1ピツチづつ行なうが、第3図に示
すように、まず所定数のリンク6を交互方向に
向けて積層配列し、整列されたピン孔6a……
にピン2を挿通する。次で、ピン2の両端にピ
ン孔3aを嵌合することにより中間部材3を装
着した後、リンク列1にVブロツク5をその透
孔5cを利用してVブロツク5の一方の平面が
中間部材3の一方のフランジ3aに当接するま
で嵌合する。その後、中間部材3の他方のフラ
ンジ部3bを折曲形成してVブロツク5を係止
する。こうして、次々と隣接するピツチ部分を
順次組立てていき、最後は両端部分のリンク6
……を整列してピン2を挿通した後、予め両フ
ランジ部3b,3cが形成された中間部材3を
ピン2の両端に嵌合し、上記差渡し部を取除い
た構造のブロツク片(第11図の符号7参照)
をベルトの下側から取付け、上側からブロツク
片に係合部材(同じく第11図の符号9参照)
を嵌合して、無端状のベルトB1が完成される。
てるには、1ピツチづつ行なうが、第3図に示
すように、まず所定数のリンク6を交互方向に
向けて積層配列し、整列されたピン孔6a……
にピン2を挿通する。次で、ピン2の両端にピ
ン孔3aを嵌合することにより中間部材3を装
着した後、リンク列1にVブロツク5をその透
孔5cを利用してVブロツク5の一方の平面が
中間部材3の一方のフランジ3aに当接するま
で嵌合する。その後、中間部材3の他方のフラ
ンジ部3bを折曲形成してVブロツク5を係止
する。こうして、次々と隣接するピツチ部分を
順次組立てていき、最後は両端部分のリンク6
……を整列してピン2を挿通した後、予め両フ
ランジ部3b,3cが形成された中間部材3を
ピン2の両端に嵌合し、上記差渡し部を取除い
た構造のブロツク片(第11図の符号7参照)
をベルトの下側から取付け、上側からブロツク
片に係合部材(同じく第11図の符号9参照)
を嵌合して、無端状のベルトB1が完成される。
そして、本無段変速機用ベルトB1は、プラ
イマリプーリとセカンダリプーリとの間に巻掛
けて用いられ、プライマリプーリのシーブがV
ブロツク5を強く挾圧することに基づくシーブ
とVブロツク5のテーパ面5a,5bとの摩擦
力により、プーリとVブロツク5との間に動力
伝達がなされ、次で、Vブロツク5が中間部材
3のフランジ部3b又は3cに当接し、更に該
中間部材3がピン2を嵌合していることに基づ
きピン2に動力伝達がなされ、更にピン2を介
してリンク列1を構成する各リンク6に力が分
散され、以下引続くピン2、リンク6によるリ
ンク列1により動力が伝達される。そして、セ
カンダリプーリ部分において、ピン2から中間
部材3へ、そして中間部材3からVブロツク5
へと動力伝達がなされ、更に摩擦に基づき該V
ブロツク5からセカンダリプーリへと動力伝達
がなされる。その際、各リンク6がピン2を介
して連結されていることにより、リンク列1は
自由に屈曲し、ベルトB1はプーリの有効径に
合わせてその曲率を自由に変更し得る。また、
プーリからVブロツク5に作用するベルトB1
を挾圧する力(軸力)は、Vブロツク5にて受
けると共に、該Vブロツク5が嵌合しているリ
ンク列1によつても担持される。更に、プライ
マリプーリからVブロツク5にそしてVブロツ
ク5からセカンダリプーリに作用するベルト走
行方向の力(伝達トルク)は、Vブロツク5と
中間部材3のフランジ部3b又は3cとの当接
により伝達され、これにより大きな接触面積に
より確実に動力伝達がなされる。
イマリプーリとセカンダリプーリとの間に巻掛
けて用いられ、プライマリプーリのシーブがV
ブロツク5を強く挾圧することに基づくシーブ
とVブロツク5のテーパ面5a,5bとの摩擦
力により、プーリとVブロツク5との間に動力
伝達がなされ、次で、Vブロツク5が中間部材
3のフランジ部3b又は3cに当接し、更に該
中間部材3がピン2を嵌合していることに基づ
きピン2に動力伝達がなされ、更にピン2を介
してリンク列1を構成する各リンク6に力が分
散され、以下引続くピン2、リンク6によるリ
ンク列1により動力が伝達される。そして、セ
カンダリプーリ部分において、ピン2から中間
部材3へ、そして中間部材3からVブロツク5
へと動力伝達がなされ、更に摩擦に基づき該V
ブロツク5からセカンダリプーリへと動力伝達
がなされる。その際、各リンク6がピン2を介
して連結されていることにより、リンク列1は
自由に屈曲し、ベルトB1はプーリの有効径に
合わせてその曲率を自由に変更し得る。また、
プーリからVブロツク5に作用するベルトB1
を挾圧する力(軸力)は、Vブロツク5にて受
けると共に、該Vブロツク5が嵌合しているリ
ンク列1によつても担持される。更に、プライ
マリプーリからVブロツク5にそしてVブロツ
ク5からセカンダリプーリに作用するベルト走
行方向の力(伝達トルク)は、Vブロツク5と
中間部材3のフランジ部3b又は3cとの当接
により伝達され、これにより大きな接触面積に
より確実に動力伝達がなされる。
(ヘ‐2) 第2実施例
ついで、第9図に基づき、第1実施例のVブ
ロツクおよび中間部材を一部変更した第2実施
例について説明する。
ロツクおよび中間部材を一部変更した第2実施
例について説明する。
本発明例によるベルトB2は、ランダムに配
設された例えば3種類の厚さのVブロツク5−
1,5−2,5−3と、夫々のVブロツク5−
1,5−2,5−3の板厚に合わせた幅の中間
部材3−1,3−2,3−3とを備えているこ
とを特徴としている。
設された例えば3種類の厚さのVブロツク5−
1,5−2,5−3と、夫々のVブロツク5−
1,5−2,5−3の板厚に合わせた幅の中間
部材3−1,3−2,3−3とを備えているこ
とを特徴としている。
それにより、本実施例によるベルトB2は、
動力伝達時、プーリとVブロツクとの接触によ
り発生される騒音の周波数がランダムに分散
し、人間に不快感を与える単一周波数の騒音の
発生が低減される。
動力伝達時、プーリとVブロツクとの接触によ
り発生される騒音の周波数がランダムに分散
し、人間に不快感を与える単一周波数の騒音の
発生が低減される。
(ヘ‐3) 第3実施例
次に、第10図および第11図に基づき、第
1実施例のVブロツクの構造を一部変更した第
3実施例について説明する。
1実施例のVブロツクの構造を一部変更した第
3実施例について説明する。
本実施例によるベルトB3に用いられるVブ
ロツク5−4は、所定肉厚の金属片からなるV
ブロツク片7と薄板状の係止片9とからなつて
いる。Vブロツク片7がリンク列1を受入れる
凹溝10を有すると共に、その両側面下部にプ
ーリと整合するようにテーパ面11,11が形
成されており、更に両側上部に係止用切欠き部
12,12が形成されている。また、係止片9
が板バネ材からなり、その両端が折曲され、か
つ該折曲部先端に係止爪13,13が形成さて
いる。
ロツク5−4は、所定肉厚の金属片からなるV
ブロツク片7と薄板状の係止片9とからなつて
いる。Vブロツク片7がリンク列1を受入れる
凹溝10を有すると共に、その両側面下部にプ
ーリと整合するようにテーパ面11,11が形
成されており、更に両側上部に係止用切欠き部
12,12が形成されている。また、係止片9
が板バネ材からなり、その両端が折曲され、か
つ該折曲部先端に係止爪13,13が形成さて
いる。
これにより、本実施例によるベルトB3は、
その組立てが、リンク6……をピン2にて無端
状に組付けてリンク列1全周を完成した後に、
予め両フランジ部3b,3cが折曲加工された
中間部材3(第7図参照)をピン2の両端に嵌
合し、その後ブロツク片7をリンク列1下側よ
り中間部材3の凹部3dに挿入し、上側から爪
13,13が切欠き部12,12に係止するよ
うに係止部材9を係合するようにしてなされる
ため、組立てが容易となり、生産性がより向上
する。
その組立てが、リンク6……をピン2にて無端
状に組付けてリンク列1全周を完成した後に、
予め両フランジ部3b,3cが折曲加工された
中間部材3(第7図参照)をピン2の両端に嵌
合し、その後ブロツク片7をリンク列1下側よ
り中間部材3の凹部3dに挿入し、上側から爪
13,13が切欠き部12,12に係止するよ
うに係止部材9を係合するようにしてなされる
ため、組立てが容易となり、生産性がより向上
する。
(ヘ‐4) 第4実施例
次に、第12図ないし第14図に基づき、上
述第3実施例を更に変更した第4実施例につい
て説明する。
述第3実施例を更に変更した第4実施例につい
て説明する。
本実施例においては、中間部材3,3がその
上部を連結部3eによつて連結され、中間部材
3,3の中央部下端に外向きの係止爪3f,3
fが形成された部材15が用いられる。また、
ブロツク片7−1が第3実施例のものと略同形
のものであるが、切欠き部12,12に代えて
凹溝10内側に上記部材15の係止爪3f,3
fが係止される切欠き部16,16が形成され
る。
上部を連結部3eによつて連結され、中間部材
3,3の中央部下端に外向きの係止爪3f,3
fが形成された部材15が用いられる。また、
ブロツク片7−1が第3実施例のものと略同形
のものであるが、切欠き部12,12に代えて
凹溝10内側に上記部材15の係止爪3f,3
fが係止される切欠き部16,16が形成され
る。
これにより、本実施例によるベルトB4は、
その組立てが、リンク列1の組立てと同時に上
記部材15の中間部材3,3部分がピン2の両
端に嵌合するように取付けられ、その後下側か
らブロツク片7−1を嵌め込んで中間部材3,
3下端の係止爪3f,3fが切欠き部16,1
6に係合するようにしてなされるため、組立て
が更に容易となり、生産性が更に向上する。
その組立てが、リンク列1の組立てと同時に上
記部材15の中間部材3,3部分がピン2の両
端に嵌合するように取付けられ、その後下側か
らブロツク片7−1を嵌め込んで中間部材3,
3下端の係止爪3f,3fが切欠き部16,1
6に係合するようにしてなされるため、組立て
が更に容易となり、生産性が更に向上する。
(ヘ‐5) 第5実施例
次に、第15図に基づき、上述第4実施例を
更に変更した第5実施例について説明する。
更に変更した第5実施例について説明する。
本実施例においては、上述第4実施例で説明
した部材15の中間部材3,3部分の中央部下
端に設けられた係止爪3f,3fに代えて、フ
ランジ部3b,3c下端に夫々内側に向けて係
止爪3f′,3f′が形成された部材15′が用いら
れる。また、ブロツク片7−2は上記係止爪3
f,3f′が係止されるように、その両側面の対
応位置に係止用切欠き部17,17が形成され
たものが用いられる。
した部材15の中間部材3,3部分の中央部下
端に設けられた係止爪3f,3fに代えて、フ
ランジ部3b,3c下端に夫々内側に向けて係
止爪3f′,3f′が形成された部材15′が用いら
れる。また、ブロツク片7−2は上記係止爪3
f,3f′が係止されるように、その両側面の対
応位置に係止用切欠き部17,17が形成され
たものが用いられる。
これにより、本実施例によるベルトB5は、
その組立てに際して、フランジ部3b,3cが
変形し易いため、ブロツク片7−2に対する部
材15′の組付けが更に一層容易となる。
その組立てに際して、フランジ部3b,3cが
変形し易いため、ブロツク片7−2に対する部
材15′の組付けが更に一層容易となる。
(ヘ‐6) 第6実施例
更に、第16図および第17図に基づき、上
記第5実施例を更に変更した第6実施例につい
て説明する。
記第5実施例を更に変更した第6実施例につい
て説明する。
本実施例においては、上述第5実施例で説明
した部材15′の中間部材3,3部分のフラン
ジ部3b,3cに形成された係止爪3f′,3
f′を廃止して、その代りにフランジ部3b,3
cの内側面にプレス加工等により係止用凸起3
f″,3f″……が形成された部材15″が用いら
れる。また、ブロツク片7−3は上記凸起3
f″,3f″……が係止されるように、その両側面
の対応位置に係止用のくぼみ19,19……が
形成されたものが用いられる。
した部材15′の中間部材3,3部分のフラン
ジ部3b,3cに形成された係止爪3f′,3
f′を廃止して、その代りにフランジ部3b,3
cの内側面にプレス加工等により係止用凸起3
f″,3f″……が形成された部材15″が用いら
れる。また、ブロツク片7−3は上記凸起3
f″,3f″……が係止されるように、その両側面
の対応位置に係止用のくぼみ19,19……が
形成されたものが用いられる。
これにより、本実施例によるベルトB6は、
その組立てに際して、フランジ部3b,3cを
あまり変形せずにブロツク片7−3に対して部
材15″を嵌合でき、取付けが極めて容易にな
る。更に、上記凸起3f″,3f″……とくぼみ1
9,19……との係合作用により両中間部材
3,3の下端とブロツク片7−3の凹溝10底
面との当接が正確に行なえるため、ブロツク片
7−3の凹溝10底面とピン2との位置決め即
ちピン2に対するブロツクの位置精度Cが容易
かつ確実にだし得るようになる。
その組立てに際して、フランジ部3b,3cを
あまり変形せずにブロツク片7−3に対して部
材15″を嵌合でき、取付けが極めて容易にな
る。更に、上記凸起3f″,3f″……とくぼみ1
9,19……との係合作用により両中間部材
3,3の下端とブロツク片7−3の凹溝10底
面との当接が正確に行なえるため、ブロツク片
7−3の凹溝10底面とピン2との位置決め即
ちピン2に対するブロツクの位置精度Cが容易
かつ確実にだし得るようになる。
(ト) 発明の効果
以上説明したように、本発明によると、両端部
分にピン孔6a,6aを穿設した多数のリンク6
を夫々ピン2にて交互に連結して無端状のリンク
列1を形成し、該リンク列1の両最外側のリンク
6の外方に、外側面にVブロツク係合用の凹部3
dを有し、該凹部3dの略中央にリンク列1から
突出するピン端部を収容するピン孔3aを有する
中間部材3を夫々配設し、該中間部材3の上記凹
部3dに夫々両中間部材3,3を挾むようにVブ
ロツク5を係止・装着して伝動用無端ベルトを構
成したので、ピン2端面をVブロツク5の内側面
で規制する構造となり、そのため、ピン2に長手
方向の変動荷重等が作用してもピン2が抜けるこ
とが皆無となるばかりか、ピン2を挿通するため
のVブロツク5への穴加工およびピン2をVブロ
ツク5に固定するためのカシメ加工が不要とな
り、それに起因してVブロツク5およびピン2に
熱処理を施す際に熱処理防止の手間が不要とな
り、部品製作が容易で安価となる。
分にピン孔6a,6aを穿設した多数のリンク6
を夫々ピン2にて交互に連結して無端状のリンク
列1を形成し、該リンク列1の両最外側のリンク
6の外方に、外側面にVブロツク係合用の凹部3
dを有し、該凹部3dの略中央にリンク列1から
突出するピン端部を収容するピン孔3aを有する
中間部材3を夫々配設し、該中間部材3の上記凹
部3dに夫々両中間部材3,3を挾むようにVブ
ロツク5を係止・装着して伝動用無端ベルトを構
成したので、ピン2端面をVブロツク5の内側面
で規制する構造となり、そのため、ピン2に長手
方向の変動荷重等が作用してもピン2が抜けるこ
とが皆無となるばかりか、ピン2を挿通するため
のVブロツク5への穴加工およびピン2をVブロ
ツク5に固定するためのカシメ加工が不要とな
り、それに起因してVブロツク5およびピン2に
熱処理を施す際に熱処理防止の手間が不要とな
り、部品製作が容易で安価となる。
第1図は本発明に係る第1実施例を示す斜視
図、第2図は一部断面とした側面図、第3図は一
部断面とした平面図、第4図は一部断面とした正
面図、第5図はリンクを示す斜視図、第6図はピ
ンを示す斜視図、第7図は中間部材を示す斜視
図、第8図はVブロツクを示す斜視図である。第
9図は第1実施例を一部変更した第2実施例を示
す一部断面とした側面図である。第10図は同じ
く第1実施例を一部変更した第3実施例を示す一
部断面とした側面図、第11図はその一部断面と
した正面図である。第12図は第3実施例を一部
変更した第4実施例を示す一部断面とした側面
図、第13図はその一部断面とした正面図、第1
4図は第3実施例に用いられる部材を示す斜視図
である。第15図は第4実施例を一部変更した第
5実施例の要部を示す斜視図である。第16図は
同じく第4実施例を一部変更した第6実施例の要
部を示す斜視図、第17図は第6実施例の一部断
面とした正面図である。そして、第18図は従来
例を示す正断面図、第19図はその側断面図であ
る。 1……リンク列、2……ピン、3……中間部
材、3a……ピン孔、3d……凹部、5……Vブ
ロツク、6……リンク、6a……ピン穴、B1,
B2,B3,B4,B5,B6……伝動用無端ベルト。
図、第2図は一部断面とした側面図、第3図は一
部断面とした平面図、第4図は一部断面とした正
面図、第5図はリンクを示す斜視図、第6図はピ
ンを示す斜視図、第7図は中間部材を示す斜視
図、第8図はVブロツクを示す斜視図である。第
9図は第1実施例を一部変更した第2実施例を示
す一部断面とした側面図である。第10図は同じ
く第1実施例を一部変更した第3実施例を示す一
部断面とした側面図、第11図はその一部断面と
した正面図である。第12図は第3実施例を一部
変更した第4実施例を示す一部断面とした側面
図、第13図はその一部断面とした正面図、第1
4図は第3実施例に用いられる部材を示す斜視図
である。第15図は第4実施例を一部変更した第
5実施例の要部を示す斜視図である。第16図は
同じく第4実施例を一部変更した第6実施例の要
部を示す斜視図、第17図は第6実施例の一部断
面とした正面図である。そして、第18図は従来
例を示す正断面図、第19図はその側断面図であ
る。 1……リンク列、2……ピン、3……中間部
材、3a……ピン孔、3d……凹部、5……Vブ
ロツク、6……リンク、6a……ピン穴、B1,
B2,B3,B4,B5,B6……伝動用無端ベルト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多数のリンクからなるリンク列および該リン
ク列に装着される多数のVブロツクを備えた伝動
用無端ベルトであつて、 上記リンクとして両端部分にピン孔を穿設した
リンクを用い、該リンクの各ピン孔にピンを挿通
するようにして多数のリンクを交互に連結してリ
ンク列を構成し、更に該リンク列の両最外側のリ
ンクの外方に、外側面にVブロツク係合用の凹部
を有しかつ該凹部の略中央部にリンク列から突出
するピン端部を収容するピン孔を有する中間部材
を夫々配設し、そして該中間部材の凹部に夫々両
中間部材を挾むようにVブロツクを係止・装着し
て構成した伝動用無端ベルト。 2 前記Vブロツクが中央部にリンク列を収容す
る矩形の透孔を開設した一体型のVブロツク構造
からなり、前記中間部材のVブロツク係合用の凹
部が該中間部材と共にリンク列をVブロツクの透
孔に挿通した後に折曲加工により形成されるよう
に構成した特許請求の範囲第1項記載の伝動用無
端ベルト。 3 前記Vブロツクが板厚が異なる複数種からな
り、かつこれらVブロツクをランダムに配列して
構成した特許請求の範囲第1項記載の伝動用無端
ベルト。 4 前記Vブロツクが、ブロツク片と該ブロツク
片に係合されて該ブロツク片との間でリンク列を
収容する矩形の開口部を形成するようにした係止
片とから構成された特許請求の範囲第1項記載の
伝動用無端ベルト。 5 前記係止片と前記中間部材とが一体に形成さ
れた特許請求の範囲第4項記載の伝動用無端ベル
ト。 6 前記Vブロツクがその内側面に係止用切欠き
部を有し、前記中間部材がその下端部に上記切欠
き部に嵌合する係止爪を有する特許請求の範囲第
5項記載の伝動用無端ベルト。 7 前記Vブロツクがその厚み方向両側部に係止
用切欠き部を有し、前記中間部材がその凹部を形
成するフランジ部下端部に上記切欠き部に嵌合す
る係止爪を有する特許請求の範囲第5項記載の伝
動用無端ベルト。 8 前記Vブロツクがその厚み方向両側部に係止
用くぼみを有し、前記中間部材がその凹部を形成
するフランジ部の内側面に夫々上記くぼみに係合
する凸部を有する特許請求の範囲第5項記載の伝
動用無端ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13672085A JPS61294242A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 伝動用無端ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13672085A JPS61294242A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 伝動用無端ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61294242A JPS61294242A (ja) | 1986-12-25 |
| JPH0531016B2 true JPH0531016B2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=15181915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13672085A Granted JPS61294242A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 伝動用無端ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61294242A (ja) |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP13672085A patent/JPS61294242A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61294242A (ja) | 1986-12-25 |
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