JPH05314257A - 画像処理装置及びロボット制御装置 - Google Patents
画像処理装置及びロボット制御装置Info
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- JPH05314257A JPH05314257A JP4113787A JP11378792A JPH05314257A JP H05314257 A JPH05314257 A JP H05314257A JP 4113787 A JP4113787 A JP 4113787A JP 11378792 A JP11378792 A JP 11378792A JP H05314257 A JPH05314257 A JP H05314257A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は画像処理装置及びロボット制御装置
の改善に関し、対象物の重心座標値の演算に係わり対象
画像に対し計算対象枠を固定することなく、それを流動
的に設定して対象物の計測情報を正確に演算すること、
及び、高速に対象物の認識をすることを目的とする。 【構成】 画像処理装置は、画像取得対象16に計算対
象枠Fを設定する範囲設定手段11と、画像取得対象1
6に設定された計算対象枠Fを移動する範囲移動手段1
2と、計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標や標準
偏差を演算する演算手段13と、計算対象枠Fを縮小又
は拡大する範囲変更手段14とを具備し、過去の計算対
象枠Fの内部の対象画像の重心座標値や標準偏差値に基
づいて当該計算対象枠Fの位置や大きさを変えることを
含み構成し、ロボット制御装置は、ロボット作業部1
7,画像取得手段18,制御手段20や本発明の画像処
理装置から成る画像処理手段19を具備することを含み
構成する。
の改善に関し、対象物の重心座標値の演算に係わり対象
画像に対し計算対象枠を固定することなく、それを流動
的に設定して対象物の計測情報を正確に演算すること、
及び、高速に対象物の認識をすることを目的とする。 【構成】 画像処理装置は、画像取得対象16に計算対
象枠Fを設定する範囲設定手段11と、画像取得対象1
6に設定された計算対象枠Fを移動する範囲移動手段1
2と、計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標や標準
偏差を演算する演算手段13と、計算対象枠Fを縮小又
は拡大する範囲変更手段14とを具備し、過去の計算対
象枠Fの内部の対象画像の重心座標値や標準偏差値に基
づいて当該計算対象枠Fの位置や大きさを変えることを
含み構成し、ロボット制御装置は、ロボット作業部1
7,画像取得手段18,制御手段20や本発明の画像処
理装置から成る画像処理手段19を具備することを含み
構成する。
Description
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題(図11) 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例 (1)第1の実施例(図3〜5) (2)第2の実施例(図6,7) (3)第3の実施例(図8) (4)第4の実施例(図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置及びロボ
ット制御装置に関するものであり、更に詳しく言えば、
画像取得情報から各種計測量を計算する装置及びその応
用装置の改善に関するものである。
ット制御装置に関するものであり、更に詳しく言えば、
画像取得情報から各種計測量を計算する装置及びその応
用装置の改善に関するものである。
【0003】近年、各種電子機器や精密機械の製造工程
の自動化に伴い、目的とする対象物にロボットハンドを
位置決めして各種教示作業をするロボット制御装置が使
用されている。また、ロボットの目としてテレビカメラ
が搭載され、対象物の画像取得データから計測した位置
情報に基づいてその対象物の教示作業する制御方法が開
発されている。
の自動化に伴い、目的とする対象物にロボットハンドを
位置決めして各種教示作業をするロボット制御装置が使
用されている。また、ロボットの目としてテレビカメラ
が搭載され、対象物の画像取得データから計測した位置
情報に基づいてその対象物の教示作業する制御方法が開
発されている。
【0004】ところで、従来例のロボット制御装置によ
れば、テレビカメラを利用して対象物の重心位置,面
積,向き等の各種計測量を計算する場合、その画像計測
部において、演算処理の高速化を図るため、重心座標値
の演算に係わり対象画像に対して計算対象枠が固定され
ている。
れば、テレビカメラを利用して対象物の重心位置,面
積,向き等の各種計測量を計算する場合、その画像計測
部において、演算処理の高速化を図るため、重心座標値
の演算に係わり対象画像に対して計算対象枠が固定され
ている。
【0005】このため、計算対象枠の内部に対象物の画
像と対象物以外の物体とが含まれた場合に、その内部画
面を計算対象する重心座標値の計算であっても、画像処
理に限界を生じ、その正確さを欠いて計算された重心座
標が対象物の重心位置と整合しない場合がある。
像と対象物以外の物体とが含まれた場合に、その内部画
面を計算対象する重心座標値の計算であっても、画像処
理に限界を生じ、その正確さを欠いて計算された重心座
標が対象物の重心位置と整合しない場合がある。
【0006】このような状態で、制御系が誤って対象物
の重心位置を認識し、以後の教示作業において、制御ミ
ス等を引き起こすことがある。そこで、対象物の重心座
標値の演算に係わり対象画像に対し計算対象枠を固定す
ることなく、それを流動的に設定して対象物の計測情報
を正確に演算すること、及び、高速に対象物の認識をす
ることができる装置及びその応用装置が望まれている。
の重心位置を認識し、以後の教示作業において、制御ミ
ス等を引き起こすことがある。そこで、対象物の重心座
標値の演算に係わり対象画像に対し計算対象枠を固定す
ることなく、それを流動的に設定して対象物の計測情報
を正確に演算すること、及び、高速に対象物の認識をす
ることができる装置及びその応用装置が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図10,11は、従来例に係る説明図であ
る。また、図10は、従来例に係るロボット制御装置の物
体認識方法の説明図であり、図10(a)はその構成図で
あり、また、図10(b)はその画像処理フローチャート
をそれぞれ示している。
る。また、図10は、従来例に係るロボット制御装置の物
体認識方法の説明図であり、図10(a)はその構成図で
あり、また、図10(b)はその画像処理フローチャート
をそれぞれ示している。
【0008】例えば、目的とする対象物10にロボット
ハンド1を位置決めして各種教示作業をするロボット制
御装置は、図10(a)において、ロボットハンド1,テ
レビカメラ2,画像計測部3及びロボット制御部4から
成る。
ハンド1を位置決めして各種教示作業をするロボット制
御装置は、図10(a)において、ロボットハンド1,テ
レビカメラ2,画像計測部3及びロボット制御部4から
成る。
【0009】当該装置の機能は、テレビカメラ2を搭載
したロボットハンド1が対象物10の領域上付近に移動
されると、その領域の画像がテレビカメラ2により撮像
される。また、画像計測部3でその画像信号が白黒階調
係る二値化データに変換され、そのデータが画像計測部
3により演算処理され、対象物10が認識される。これ
により、対象物10にロボットハンド1が位置決めさ
れ、把持作業等の教示作業が行われる。
したロボットハンド1が対象物10の領域上付近に移動
されると、その領域の画像がテレビカメラ2により撮像
される。また、画像計測部3でその画像信号が白黒階調
係る二値化データに変換され、そのデータが画像計測部
3により演算処理され、対象物10が認識される。これ
により、対象物10にロボットハンド1が位置決めさ
れ、把持作業等の教示作業が行われる。
【0010】なお、図11(a),(b)は、従来例に係
る問題点を説明する対象物10の取得画像図であり、対
象物10の領域の画像データをあるスライスレベルによ
り二値化した明るい部分を白,暗い部分を黒をモニタテ
レビに表示した図を示している。
る問題点を説明する対象物10の取得画像図であり、対
象物10の領域の画像データをあるスライスレベルによ
り二値化した明るい部分を白,暗い部分を黒をモニタテ
レビに表示した図を示している。
【0011】例えば、対象物10にロボットハンド1を
位置決めする場合に、画像計測部3において、対象物1
0が存在すると思われる領域画像に計算対象枠Fが設定
され、その内部の対象画像について、その重心座標が計
測される。
位置決めする場合に、画像計測部3において、対象物1
0が存在すると思われる領域画像に計算対象枠Fが設定
され、その内部の対象画像について、その重心座標が計
測される。
【0012】すなわち、図10(b)において、まず、ス
テップP1でカメラ入力画像を適当なレベルにより二値
化する。次いで、ステップP2で対象物10がもっとも
有りそうなところに計算対象枠Fを設定する。
テップP1でカメラ入力画像を適当なレベルにより二値
化する。次いで、ステップP2で対象物10がもっとも
有りそうなところに計算対象枠Fを設定する。
【0013】例えば、図11(a)に示すように対象物1
0と対象物以外の物体9との離隔距離や対象物10の大
きさを考慮して、予め、画像計測部3に対して、重心座
標を演算する対象画像領域に係わり計算対象枠Fの大き
さが固定される。これは、計算対象枠Fをある範囲に設
定することによって、対象物10と対象物外の物体9を
切り分けることができるためである。これにより、計算
対象枠外の領域については、重心座標計算に含めず、そ
の枠内に限って演算を実行することにより計算時間の短
縮化が図れる。
0と対象物以外の物体9との離隔距離や対象物10の大
きさを考慮して、予め、画像計測部3に対して、重心座
標を演算する対象画像領域に係わり計算対象枠Fの大き
さが固定される。これは、計算対象枠Fをある範囲に設
定することによって、対象物10と対象物外の物体9を
切り分けることができるためである。これにより、計算
対象枠外の領域については、重心座標計算に含めず、そ
の枠内に限って演算を実行することにより計算時間の短
縮化が図れる。
【0014】次に、ステップP3で計算対象枠Fの内部
を対象に重心座標を求め、その後、ステップP4で求め
た重心座標を対象物10の重心位置として位置決め等の
作業が行われる。
を対象に重心座標を求め、その後、ステップP4で求め
た重心座標を対象物10の重心位置として位置決め等の
作業が行われる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
れば画像計測部3において、演算処理の高速化を図るた
め、重心座標値の演算に係わり対象画像に対して計算対
象枠Fが固定されている。
れば画像計測部3において、演算処理の高速化を図るた
め、重心座標値の演算に係わり対象画像に対して計算対
象枠Fが固定されている。
【0016】このため、図11(b)に示すように計算対
象枠Fの内部に対象物10の画像と対象物以外の物体9
とが含まれた場合に、その内部画面を計算対象する重心
座標値の計算であっても、演算処理に限界を生じてその
正確さに欠けることから、計算された重心座標が対象物
10の重心位置と整合しない場合がある。
象枠Fの内部に対象物10の画像と対象物以外の物体9
とが含まれた場合に、その内部画面を計算対象する重心
座標値の計算であっても、演算処理に限界を生じてその
正確さに欠けることから、計算された重心座標が対象物
10の重心位置と整合しない場合がある。
【0017】これは、重心座標値の誤差に比べて面積の
違いがわずかとなるためであり、これにより、その面積
差から対象物10を確実に検出するのが困難となる。す
なわち、計算対象枠Fを固定した方法では、テレビカメ
ラ2の位置ずれ等により、図11(b)において、計算対
象枠Fが対象外の物体9のほんの一部のみを含む場合で
あっても、対象物10の重心座標から該物体9までの距
離が遠い成分となるため、重心座標計算値の誤差が大き
くなり、それが真の対象物10の重心座標位置から大き
く掛け離れてしまうこととなる。
違いがわずかとなるためであり、これにより、その面積
差から対象物10を確実に検出するのが困難となる。す
なわち、計算対象枠Fを固定した方法では、テレビカメ
ラ2の位置ずれ等により、図11(b)において、計算対
象枠Fが対象外の物体9のほんの一部のみを含む場合で
あっても、対象物10の重心座標から該物体9までの距
離が遠い成分となるため、重心座標計算値の誤差が大き
くなり、それが真の対象物10の重心座標位置から大き
く掛け離れてしまうこととなる。
【0018】この結果、計算対象枠内の対象物10の面
積計算値が予定していた対象物11の実際面積値と異な
ることにより、計測不能あるいはテレビカメラ2の取得
領域の誤り,すなわち、それが取り付けられたロボット
ハンド1の位置ずれが大きすぎたとして処理される。
積計算値が予定していた対象物11の実際面積値と異な
ることにより、計測不能あるいはテレビカメラ2の取得
領域の誤り,すなわち、それが取り付けられたロボット
ハンド1の位置ずれが大きすぎたとして処理される。
【0019】かかる場合、計算対象枠Fの中心とその内
部画面に係る重心座標計算値とがたまたま一致すること
もある。しかし、対象物以外の物体9の画素(ノイズ画
像)が含まれた重心座標計算値では、真に計算対象枠F
の中心が対象物10の画像重心座標に一致するとは限ら
ない。
部画面に係る重心座標計算値とがたまたま一致すること
もある。しかし、対象物以外の物体9の画素(ノイズ画
像)が含まれた重心座標計算値では、真に計算対象枠F
の中心が対象物10の画像重心座標に一致するとは限ら
ない。
【0020】このような状態で、制御系が誤って対象物
10の重心位置を認識し、以後の教示作業に移行する
と、ロボットハンド1を対象物10に衝突させたり、そ
れを転倒させる等の制御ミスが起こる。
10の重心位置を認識し、以後の教示作業に移行する
と、ロボットハンド1を対象物10に衝突させたり、そ
れを転倒させる等の制御ミスが起こる。
【0021】これにより、計算対象枠Fを固定する方法
を採り入れた画像計測部3においては、誤った重心座標
値を演算する恐れがあり、画像処理の信頼性の低下を招
く。また、該重心座標値の計測不能に陥った場合に、再
度、テレビカメラ2の移動,すなわち、ロボットハンド
1の移動が必要となり位置決め処理の高速化の妨げとな
るという問題がある。
を採り入れた画像計測部3においては、誤った重心座標
値を演算する恐れがあり、画像処理の信頼性の低下を招
く。また、該重心座標値の計測不能に陥った場合に、再
度、テレビカメラ2の移動,すなわち、ロボットハンド
1の移動が必要となり位置決め処理の高速化の妨げとな
るという問題がある。
【0022】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、対象物の重心座標値の演算に係わ
り対象画像に対し計算対象枠を固定することなく、それ
を流動的に設定して対象物の計測情報を正確に演算する
こと、及び、高速に対象物の認識をすることが可能とな
る画像処理装置及びロボット制御装置の提供を目的とす
る。
作されたものであり、対象物の重心座標値の演算に係わ
り対象画像に対し計算対象枠を固定することなく、それ
を流動的に設定して対象物の計測情報を正確に演算する
こと、及び、高速に対象物の認識をすることが可能とな
る画像処理装置及びロボット制御装置の提供を目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1,2は、本発明に係
る画像処理装置及びロボット制御装置の原理図(その
1,2)をそれぞれ示している。
る画像処理装置及びロボット制御装置の原理図(その
1,2)をそれぞれ示している。
【0024】本発明の第1の画像処理装置は図1(a)
や図2(a)に示すように、画像取得対象16に計算対
象枠Fを設定する範囲設定手段11と、前記画像取得対
象16に設定された計算対象枠Fを移動する範囲移動手
段12と、前記計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座
標や標準偏差を演算する演算手段13と、前記計算対象
枠Fを縮小又は拡大する範囲変更手段14とを具備し、
過去の計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標値や標
準偏差値に基づいて当該計算対象枠Fの位置や大きさを
変えることを特徴とする。
や図2(a)に示すように、画像取得対象16に計算対
象枠Fを設定する範囲設定手段11と、前記画像取得対
象16に設定された計算対象枠Fを移動する範囲移動手
段12と、前記計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座
標や標準偏差を演算する演算手段13と、前記計算対象
枠Fを縮小又は拡大する範囲変更手段14とを具備し、
過去の計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標値や標
準偏差値に基づいて当該計算対象枠Fの位置や大きさを
変えることを特徴とする。
【0025】なお、本発明の第2の画像処理装置は、第
1の画像処理装置において、予め設定された計算範囲枠
Fの制御目標値に基づいて演算処理を繰り返すことを特
徴とする。
1の画像処理装置において、予め設定された計算範囲枠
Fの制御目標値に基づいて演算処理を繰り返すことを特
徴とする。
【0026】さらに、本発明の第3の画像処理装置は、
第1の画像処理装置において、前記範囲設定手段11が
標準偏差値の定数倍の新しい計算対象枠Fを設定するこ
とを特徴とする。
第1の画像処理装置において、前記範囲設定手段11が
標準偏差値の定数倍の新しい計算対象枠Fを設定するこ
とを特徴とする。
【0027】また、本発明の第4の画像処理装置は、第
1の画像処理装置において、前記演算手段13が図2
(b)に示すように過去の計算対象枠Fの内部の対象画
像の重心座標値と当該計算対象枠Fの内部の対象画像の
重心座標値とに基づいて重心間の距離情報を演算するこ
とを特徴とする。
1の画像処理装置において、前記演算手段13が図2
(b)に示すように過去の計算対象枠Fの内部の対象画
像の重心座標値と当該計算対象枠Fの内部の対象画像の
重心座標値とに基づいて重心間の距離情報を演算するこ
とを特徴とする。
【0028】さらに、本発明の第4の画像処理装置にお
いて、前記制御目標値と重心間の距離情報とを比較する
比較手段15設けられることを特徴とする。なお、本発
明のロボット制御装置は図1(b)に示すように、対象
物10に係わり各種教示作業をするロボット作業部17
と、前記対象物10の画像を取得する画像取得手段18
と、前記対象物10の位置情報を計測する画像計測手段
19と、前記ロボット作業部17,画像取得手段18及
び画像計測手段19の入出力を制御する制御手段20と
を具備し、前記画像計測手段19が第1〜第4の画像処
理装置から成ることを特徴とし、上記目的を達成する。
いて、前記制御目標値と重心間の距離情報とを比較する
比較手段15設けられることを特徴とする。なお、本発
明のロボット制御装置は図1(b)に示すように、対象
物10に係わり各種教示作業をするロボット作業部17
と、前記対象物10の画像を取得する画像取得手段18
と、前記対象物10の位置情報を計測する画像計測手段
19と、前記ロボット作業部17,画像取得手段18及
び画像計測手段19の入出力を制御する制御手段20と
を具備し、前記画像計測手段19が第1〜第4の画像処
理装置から成ることを特徴とし、上記目的を達成する。
【0029】
【作 用】本発明の第1の画像処理装置によれば、図1
(a)に示すように、範囲設定手段11,範囲移動手段
12,演算手段13及び範囲変更手段14が具備され、
過去の計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標値や標
準偏差値に基づいて当該計算対象枠Fの位置や大きさが
変えられる。
(a)に示すように、範囲設定手段11,範囲移動手段
12,演算手段13及び範囲変更手段14が具備され、
過去の計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標値や標
準偏差値に基づいて当該計算対象枠Fの位置や大きさが
変えられる。
【0030】例えば、図2(a)に示すような画像取得
対象16に計算対象枠Fが範囲設定手段11により設定
されると、画像取得対象16に設定された計算対象枠F
が範囲移動手段12により移動される。また、計算対象
枠Fの内部の対象画像の重心座標や標準偏差が演算手段
13により演算され、該計算対象枠Fが範囲変更手段1
4により縮小又は拡大される(図2(a)参照)。
対象16に計算対象枠Fが範囲設定手段11により設定
されると、画像取得対象16に設定された計算対象枠F
が範囲移動手段12により移動される。また、計算対象
枠Fの内部の対象画像の重心座標や標準偏差が演算手段
13により演算され、該計算対象枠Fが範囲変更手段1
4により縮小又は拡大される(図2(a)参照)。
【0031】これにより、過去の計算対象枠Fの内部の
対象画像の重心座標値や標準偏差値に基づいて当該計算
対象枠Fの位置や大きさを,高速、かつ、自由に変える
ことが可能となる。
対象画像の重心座標値や標準偏差値に基づいて当該計算
対象枠Fの位置や大きさを,高速、かつ、自由に変える
ことが可能となる。
【0032】このため、図2(b)に示すように、最初
に設定された計算対象枠Fの内部に対象物10の画像と
対象物以外の物体9とが含まれた場合であって、その内
部画面を対象にして重心座標値を計算する場合であって
も、当該計算対象枠Fから順次,対象物以外の物体9の
画像を除外するように、その位置や大きさが自動的に変
えられることから従来例のような演算処理の限界の発生
が低減され、対象物10の面積からその重心座標値を再
現性良く計測することが可能となる。
に設定された計算対象枠Fの内部に対象物10の画像と
対象物以外の物体9とが含まれた場合であって、その内
部画面を対象にして重心座標値を計算する場合であって
も、当該計算対象枠Fから順次,対象物以外の物体9の
画像を除外するように、その位置や大きさが自動的に変
えられることから従来例のような演算処理の限界の発生
が低減され、対象物10の面積からその重心座標値を再
現性良く計測することが可能となる。
【0033】これにより、計算対象枠Fの位置や大きさ
を流動的に自動変更する機能に基づいて計算された重心
座標を真の対象物10の重心位置として適用することが
可能となる。このことで、各種計測情報の演算に係り画
像計測処理の信頼性の向上を図ることが可能となる。
を流動的に自動変更する機能に基づいて計算された重心
座標を真の対象物10の重心位置として適用することが
可能となる。このことで、各種計測情報の演算に係り画
像計測処理の信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0034】また、対象物10の重心座標値の演算に係
わり対象画像に対し計算対象枠が固定されることなく、
それが流動的に設定されることから、対象物の計測情報
を正確に演算することが可能となる。
わり対象画像に対し計算対象枠が固定されることなく、
それが流動的に設定されることから、対象物の計測情報
を正確に演算することが可能となる。
【0035】また、本発明の第2の画像処理装置によれ
ば、予め設定された計算範囲枠Fの制御目標値に基づい
て演算処理が繰り返される。このため、図2(a)に示
すように、最初に設定された第1番目の計算対象枠Fが
対象外の物体9のほんの一部のみを含む場合であって、
対象物10の重心座標から該物体9までの距離が遠い成
分となって、重心座標計算値の誤差が大きくなった場合
でも、第1番目の計算範囲枠Fの制御目標値に基づいて
演算処理を繰り返すことにより、例えば、次に設定され
る第2番目の計算対象枠Fにより、対象画像から対象外
の物体9が除外されるこれにより、対象物10の重心座
標が計算対象枠Fの中心に収束(漸近)してくることか
ら、それが真の対象物10の重心座標位置から誤って大
きく掛け離れることが無くなる。
ば、予め設定された計算範囲枠Fの制御目標値に基づい
て演算処理が繰り返される。このため、図2(a)に示
すように、最初に設定された第1番目の計算対象枠Fが
対象外の物体9のほんの一部のみを含む場合であって、
対象物10の重心座標から該物体9までの距離が遠い成
分となって、重心座標計算値の誤差が大きくなった場合
でも、第1番目の計算範囲枠Fの制御目標値に基づいて
演算処理を繰り返すことにより、例えば、次に設定され
る第2番目の計算対象枠Fにより、対象画像から対象外
の物体9が除外されるこれにより、対象物10の重心座
標が計算対象枠Fの中心に収束(漸近)してくることか
ら、それが真の対象物10の重心座標位置から誤って大
きく掛け離れることが無くなる。
【0036】また、予め設定された計算範囲枠Fの制御
目標値,例えば、予定していた対象物10の実際面積値
と計算対象枠内の対象物10の面積計算値とが極めて近
似してくることにより、従来例のような計測不能に陥る
ことが低減される。
目標値,例えば、予定していた対象物10の実際面積値
と計算対象枠内の対象物10の面積計算値とが極めて近
似してくることにより、従来例のような計測不能に陥る
ことが低減される。
【0037】なお、該重心座標値の計測不能に陥った場
合には警報等を発することで、当該画像計測系において
異常が発生した旨を上位の制御系に知らしめ、事前に制
御ミス等を阻止することが可能となる。
合には警報等を発することで、当該画像計測系において
異常が発生した旨を上位の制御系に知らしめ、事前に制
御ミス等を阻止することが可能となる。
【0038】さらに、本発明の第3の画像処理装置によ
れば、範囲設定手段11が標準偏差値の定数倍の新しい
計算対象枠Fを設定する。例えば、計算対象枠Fの内部
について、X,Y方向について標準偏差を求め、その倍
率を設定する。
れば、範囲設定手段11が標準偏差値の定数倍の新しい
計算対象枠Fを設定する。例えば、計算対象枠Fの内部
について、X,Y方向について標準偏差を求め、その倍
率を設定する。
【0039】このため、対象物10の近くに形状の異な
る対象物以外の物体9が多く存在する場合や対象物10
の形状が未定の場合に、最適な計算対象枠Fを高速に設
定することが可能となる。
る対象物以外の物体9が多く存在する場合や対象物10
の形状が未定の場合に、最適な計算対象枠Fを高速に設
定することが可能となる。
【0040】これにより、第1,第2の画像処理装置と
同様に、対象物の計測情報を正確に演算することが可能
となる。また、本発明の第4の画像処理装置によれば、
演算手段13が図2(b)に示すように過去の計算対象
枠Fの内部の対象画像の重心座標値Xgp,Ygpと当該計
算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標値Xgr,Ygrと
に基づいて重心間の距離情報を演算する。また、この際
に、制御目標値と当該重心間の距離情報とが比較手段1
5により比較される。
同様に、対象物の計測情報を正確に演算することが可能
となる。また、本発明の第4の画像処理装置によれば、
演算手段13が図2(b)に示すように過去の計算対象
枠Fの内部の対象画像の重心座標値Xgp,Ygpと当該計
算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標値Xgr,Ygrと
に基づいて重心間の距離情報を演算する。また、この際
に、制御目標値と当該重心間の距離情報とが比較手段1
5により比較される。
【0041】このため、第1,第2の画像処理装置のよ
うに、当該計算対象枠Fに係わり、対象物10の重心座
標を繰返し演算処理する場合に、目的とする計算対象枠
Fの中心位置を対象物10の重心座標値に素早く漸近さ
せることが可能となる。
うに、当該計算対象枠Fに係わり、対象物10の重心座
標を繰返し演算処理する場合に、目的とする計算対象枠
Fの中心位置を対象物10の重心座標値に素早く漸近さ
せることが可能となる。
【0042】これにより、画像計測処理に係る無駄時間
が極力抑制され、対象物の計測情報の高速演算をするこ
とが可能となる。なお、本発明のロボット制御装置によ
れば、図1(b)に示すように、ロボット作業部17,
画像取得手段18,画像計測手段19及び制御手段20
が具備され、該画像計測手段19が第1〜第4の画像処
理装置から成っている。
が極力抑制され、対象物の計測情報の高速演算をするこ
とが可能となる。なお、本発明のロボット制御装置によ
れば、図1(b)に示すように、ロボット作業部17,
画像取得手段18,画像計測手段19及び制御手段20
が具備され、該画像計測手段19が第1〜第4の画像処
理装置から成っている。
【0043】例えば、対象物10に係わり各種教示作業
をする場合に、制御手段20を介してロボット作業部1
7が対象物10の領域上に移動され、その対象物10の
画像が画像取得手段18により取得される。また、対象
物10の位置情報が画像計測手段19により計測され
る。この際に、本発明の第1〜第4の画像処理装置から
成る画像計測手段19により過去の計算対象枠Fの重心
座標値や標準偏差値に基づいて当該計算対象枠Fの位置
や大きさが自動変更される。
をする場合に、制御手段20を介してロボット作業部1
7が対象物10の領域上に移動され、その対象物10の
画像が画像取得手段18により取得される。また、対象
物10の位置情報が画像計測手段19により計測され
る。この際に、本発明の第1〜第4の画像処理装置から
成る画像計測手段19により過去の計算対象枠Fの重心
座標値や標準偏差値に基づいて当該計算対象枠Fの位置
や大きさが自動変更される。
【0044】このため、計算対象枠Fを流動的に位置や
大きさを自動変更する機能を有する画像処理装置を採用
することで、対象物10の正確な重心座標値の演算をす
ることができる。このことから、従来例の計算対象枠F
を固定した画像計測部に比べて、画像取得手段18の取
得領域の誤り,すなわち、それが取り付けられたロボッ
ト作業部17の位置ずれが大きすぎたとして処理される
ことも少なくなる。
大きさを自動変更する機能を有する画像処理装置を採用
することで、対象物10の正確な重心座標値の演算をす
ることができる。このことから、従来例の計算対象枠F
を固定した画像計測部に比べて、画像取得手段18の取
得領域の誤り,すなわち、それが取り付けられたロボッ
ト作業部17の位置ずれが大きすぎたとして処理される
ことも少なくなる。
【0045】これにより、再度、画像取得手段18の移
動,すなわち、ロボット作業部17の調整回数が低減さ
れ、その位置決め処理の高速化を図ることが可能とな
る。また、制御系における対象物10の重心位置の誤認
識が皆無に等しくなり、以後の教示作業に際に、ロボッ
ト作業部11を対象物10に衝突させたり、それを転倒
させる等の制御ミスを極力阻止することが可能となる。
動,すなわち、ロボット作業部17の調整回数が低減さ
れ、その位置決め処理の高速化を図ることが可能とな
る。また、制御系における対象物10の重心位置の誤認
識が皆無に等しくなり、以後の教示作業に際に、ロボッ
ト作業部11を対象物10に衝突させたり、それを転倒
させる等の制御ミスを極力阻止することが可能となる。
【0046】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の各実施例に
ついて説明をする。図3〜9は、本発明の実施例に係る
画像処理装置及びロボット制御装置を説明する図であ
る。
ついて説明をする。図3〜9は、本発明の実施例に係る
画像処理装置及びロボット制御装置を説明する図であ
る。
【0047】(1)第1の実施例の説明 図3は、本発明の各実施例に係る画像処理装置を応用し
たロボット制御装置の構成図であり、図4はその対象物
を特定する画像処理フローチャートをそれぞれ示してい
る。
たロボット制御装置の構成図であり、図4はその対象物
を特定する画像処理フローチャートをそれぞれ示してい
る。
【0048】例えば、本発明の第1〜第5の画像処理装
置の各機能を組み合わせ、それを応用したロボット制御
装置は、図3において、ロボットハンド27,テレビカ
メラ28,画像計測システム29及びCPU(中央演算
処理装置)30,駆動制御部31及びアラーム部35等
から成る。
置の各機能を組み合わせ、それを応用したロボット制御
装置は、図3において、ロボットハンド27,テレビカ
メラ28,画像計測システム29及びCPU(中央演算
処理装置)30,駆動制御部31及びアラーム部35等
から成る。
【0049】すなわち、ロボットハンド27はロボット
作業部17の一実施例であり、対象物10に係わり各種
教示作業をするものである。例えば、対象物10を把持
するものである。
作業部17の一実施例であり、対象物10に係わり各種
教示作業をするものである。例えば、対象物10を把持
するものである。
【0050】テレビカメラ28は画像取得手段18の一
実施例であり、対象物10の画像を取得し、そのアナロ
グ映像信号Sを画像処理システム29に出力するもので
ある。例えば、テレビカメラ28はロボットハンド27
の側面に固定されたり、その作業領域の天井面に設けら
れる。
実施例であり、対象物10の画像を取得し、そのアナロ
グ映像信号Sを画像処理システム29に出力するもので
ある。例えば、テレビカメラ28はロボットハンド27
の側面に固定されたり、その作業領域の天井面に設けら
れる。
【0051】画像計測システム29は画像計測手段19
の一実施例であり、対象物10の位置情報を計測するも
のである。なお、画像計測システム29が本発明の第1
〜第4の画像処理装置から成る。
の一実施例であり、対象物10の位置情報を計測するも
のである。なお、画像計測システム29が本発明の第1
〜第4の画像処理装置から成る。
【0052】例えば、画像計測システム29は図3の一
点鎖線に囲んだ部分に示すように、データバス34に接
続された計算枠設定エディタ21,計算枠移動エディタ
22,演算部23,計算枠縮小/拡大エディタ24,デ
ータ比較部25,信号処理部32及びメモリ部33等か
ら成る。
点鎖線に囲んだ部分に示すように、データバス34に接
続された計算枠設定エディタ21,計算枠移動エディタ
22,演算部23,計算枠縮小/拡大エディタ24,デ
ータ比較部25,信号処理部32及びメモリ部33等か
ら成る。
【0053】すなわち、計算枠設定エディタ21は範囲
設定手段11の一実施例であり、画像取得対象16に計
算対象枠Fを設定するものである。例えば、計算枠設定
エディタ21は計算対象枠Fの内部の対象画像の標準偏
差値の定数倍の新しい計算対象枠Fを設定し、本発明の
第1や第3の画像処理装置の構成する。
設定手段11の一実施例であり、画像取得対象16に計
算対象枠Fを設定するものである。例えば、計算枠設定
エディタ21は計算対象枠Fの内部の対象画像の標準偏
差値の定数倍の新しい計算対象枠Fを設定し、本発明の
第1や第3の画像処理装置の構成する。
【0054】計算枠移動エディタ22は範囲移動手段1
2の一実施例であり、画像取得対象16に設定された計
算対象枠Fを移動するものである。演算部23は演算手
段13の一実施例であり、計算対象枠Fの内部の対象画
像の重心座標や標準偏差を演算するものである。例え
ば、演算部23が過去の計算対象枠Fの内部の対象画像
の重心座標値Xgp,Ygpと当該計算対象枠Fの内部の対
象画像の重心座標値Xgr,Ygrとに基づいて重心間の距
離情報を演算する。
2の一実施例であり、画像取得対象16に設定された計
算対象枠Fを移動するものである。演算部23は演算手
段13の一実施例であり、計算対象枠Fの内部の対象画
像の重心座標や標準偏差を演算するものである。例え
ば、演算部23が過去の計算対象枠Fの内部の対象画像
の重心座標値Xgp,Ygpと当該計算対象枠Fの内部の対
象画像の重心座標値Xgr,Ygrとに基づいて重心間の距
離情報を演算する。
【0055】計算枠縮小/拡大エディタ24は範囲変更
手段14の一実施例であり、計算対象枠Fを縮小又は拡
大するものである。データ比較部25は比較手段15の
一実施例であり、制御目標値と重心間の距離情報とを比
較するものである。なお、対象画像に係わり重心間の距
離情報を演算する演算部23と当該データ比較部25と
の機能により、本発明の第4の画像処理装置が構成され
る。
手段14の一実施例であり、計算対象枠Fを縮小又は拡
大するものである。データ比較部25は比較手段15の
一実施例であり、制御目標値と重心間の距離情報とを比
較するものである。なお、対象画像に係わり重心間の距
離情報を演算する演算部23と当該データ比較部25と
の機能により、本発明の第4の画像処理装置が構成され
る。
【0056】また、信号処理部32はテレビカメラ28
から出力されるアナログ映像信号Sを二値化する,例え
ば、A/D変換回路やその閾値回路から成り、その結果
として、白黒階調に係る画像データDinが得られる。
から出力されるアナログ映像信号Sを二値化する,例え
ば、A/D変換回路やその閾値回路から成り、その結果
として、白黒階調に係る画像データDinが得られる。
【0057】メモリ部33は、画像データDinを一時記
憶したり、計算対象枠Fの設定,縮小,拡大,移動等に
係る各種制御データを記憶するものである。これによ
り、画像計測システム29において、過去の計算対象枠
Fの内部の対象画像の重心座標値や標準偏差値に基づい
て当該計算対象枠Fの位置や大きさを変えることができ
る。例えば、予め設定された制御目標値に基づいて計算
対象枠Fを対象物10に収束させるための演算処理を繰
り返すことができる(本発明の第2の画像処理装置の機
能に相当する)。
憶したり、計算対象枠Fの設定,縮小,拡大,移動等に
係る各種制御データを記憶するものである。これによ
り、画像計測システム29において、過去の計算対象枠
Fの内部の対象画像の重心座標値や標準偏差値に基づい
て当該計算対象枠Fの位置や大きさを変えることができ
る。例えば、予め設定された制御目標値に基づいて計算
対象枠Fを対象物10に収束させるための演算処理を繰
り返すことができる(本発明の第2の画像処理装置の機
能に相当する)。
【0058】また、CPU30は制御手段20の一実施
例であり、ロボットハンド27,テレビカメラ28及び
画像計測システム29の入出力を制御するものである。
例えば、駆動制御部31に駆動制御データDmを出力し
たり、アラーム部35に警報データDaを出力する。
例であり、ロボットハンド27,テレビカメラ28及び
画像計測システム29の入出力を制御するものである。
例えば、駆動制御部31に駆動制御データDmを出力し
たり、アラーム部35に警報データDaを出力する。
【0059】なお、駆動制御部31は駆動制御データD
mに基づいてロボットハンド27をX,Y,Z方向に駆
動制御をするものである。アラーム部35は、対象物1
0の認識をすることができない場合やその認識処理不能
の場合に、画像計測システム29からCPU30を介し
て出力される警報データDaに基づいて警報をするもの
である。
mに基づいてロボットハンド27をX,Y,Z方向に駆
動制御をするものである。アラーム部35は、対象物1
0の認識をすることができない場合やその認識処理不能
の場合に、画像計測システム29からCPU30を介し
て出力される警報データDaに基づいて警報をするもの
である。
【0060】このようにして、本発明の各実施例に係る
画像処理装置を応用したロボット制制御装置によれば、
図3に示すように、ロボットハンド27,テレビカメラ
28,画像処理システム29,CPU30,駆動制御部
31及びアラーム部35が具備され、該画像処理システ
ム29がデータバス34に接続された計算枠設定エディ
タ21,計算枠移動エディタ22,演算部23,計算枠
縮小/拡大エディタ24,データ比較部25,信号処理
部32及びメモリ部33等から成っている。
画像処理装置を応用したロボット制制御装置によれば、
図3に示すように、ロボットハンド27,テレビカメラ
28,画像処理システム29,CPU30,駆動制御部
31及びアラーム部35が具備され、該画像処理システ
ム29がデータバス34に接続された計算枠設定エディ
タ21,計算枠移動エディタ22,演算部23,計算枠
縮小/拡大エディタ24,データ比較部25,信号処理
部32及びメモリ部33等から成っている。
【0061】例えば、対象物10に係わり各種教示作業
をする場合に、CPU30を介してロボットハンド27
が対象物10の領域上に移動され、その対象物10の画
像がテレビカメラ28により取得される。また、対象物
10の位置情報が画像処理システム29により計測され
る。
をする場合に、CPU30を介してロボットハンド27
が対象物10の領域上に移動され、その対象物10の画
像がテレビカメラ28により取得される。また、対象物
10の位置情報が画像処理システム29により計測され
る。
【0062】この際に、本発明の第1〜第4の画像処理
装置から成る画像処理システム29により過去の計算対
象枠Fの重心座標値Xgp,Ygpや標準偏差値に基づいて
当該計算対象枠Fの位置や大きさが自動変更される。
装置から成る画像処理システム29により過去の計算対
象枠Fの重心座標値Xgp,Ygpや標準偏差値に基づいて
当該計算対象枠Fの位置や大きさが自動変更される。
【0063】このため、計算対象枠Fを流動的に位置や
大きさを自動変更する機能を有する画像処理システム2
9を採用することで、対象物10の正確な重心座標値の
演算をすることができる。このことから、従来例の計算
対象枠Fを固定した画像計測部に比べて、テレビカメラ
28の取得領域の誤り,すなわち、それが取り付けられ
たロボットハンド27の位置ずれが大きすぎたとして処
理されることも少なくなる。
大きさを自動変更する機能を有する画像処理システム2
9を採用することで、対象物10の正確な重心座標値の
演算をすることができる。このことから、従来例の計算
対象枠Fを固定した画像計測部に比べて、テレビカメラ
28の取得領域の誤り,すなわち、それが取り付けられ
たロボットハンド27の位置ずれが大きすぎたとして処
理されることも少なくなる。
【0064】これにより、再度、テレビカメラ28の移
動,すなわち、ロボットハンド27の調整回数が低減さ
れ、その位置決め処理の高速化を図ることが可能とな
る。また、制御系における対象物10の重心位置の誤認
識が皆無に等しくなり、以後の教示作業に際に、ロボッ
ト作業部11を対象物10に衝突させたり、それを転倒
させる等の制御ミスを極力阻止することが可能となる。
動,すなわち、ロボットハンド27の調整回数が低減さ
れ、その位置決め処理の高速化を図ることが可能とな
る。また、制御系における対象物10の重心位置の誤認
識が皆無に等しくなり、以後の教示作業に際に、ロボッ
ト作業部11を対象物10に衝突させたり、それを転倒
させる等の制御ミスを極力阻止することが可能となる。
【0065】次に、本発明の各実施例に係り対象物を認
識してそれを把持するロボット制御装置について、当該
装置の画像計測システム29の動作を補足しながら説明
をする。
識してそれを把持するロボット制御装置について、当該
装置の画像計測システム29の動作を補足しながら説明
をする。
【0066】図4は、本発明の第1の実施例に係る対象
物を認識する画像処理のフローチャートであり、図5は
そのフローチャートの補足説明図をそれぞれ示してい
る。例えば、図3に示すように対象物10を認識して、
それを把持する場合、図4において、まず、ステップP
1でロボットハンド27を対象物10の領域上に移動す
る。この際に、CPU30から駆動制御部31に、駆動
制御データDmが出力されると、該制御データDmに基
づいて駆動制御部31によりロボットハンド27がX,
Y,Z方向に駆動制御される。これにより、ロボットハ
ンド27の側面に固定されたテレビカメラ28が移動さ
れ、対象物10の領域上に移動される。
物を認識する画像処理のフローチャートであり、図5は
そのフローチャートの補足説明図をそれぞれ示してい
る。例えば、図3に示すように対象物10を認識して、
それを把持する場合、図4において、まず、ステップP
1でロボットハンド27を対象物10の領域上に移動す
る。この際に、CPU30から駆動制御部31に、駆動
制御データDmが出力されると、該制御データDmに基
づいて駆動制御部31によりロボットハンド27がX,
Y,Z方向に駆動制御される。これにより、ロボットハ
ンド27の側面に固定されたテレビカメラ28が移動さ
れ、対象物10の領域上に移動される。
【0067】次に、ステップP2でテレビカメラ28の
取付け領域下の対象物10の画像取得処理をする。この
際に、テレビカメラ28により対象物10の画像が取得
され、そのアナログ映像信号Sが画像処理システム29
に出力される。
取付け領域下の対象物10の画像取得処理をする。この
際に、テレビカメラ28により対象物10の画像が取得
され、そのアナログ映像信号Sが画像処理システム29
に出力される。
【0068】次いで、ステップP3でカメラ入力画像を
適当なレベルにより二値化する。この際に、信号処理部
32により、テレビカメラ28から出力されたアナログ
映像信号Sが二値化され、その白黒階調に係る画像デー
タDinが出力される。この画像データDinがメモリ部3
3に一時格納される。
適当なレベルにより二値化する。この際に、信号処理部
32により、テレビカメラ28から出力されたアナログ
映像信号Sが二値化され、その白黒階調に係る画像デー
タDinが出力される。この画像データDinがメモリ部3
3に一時格納される。
【0069】例えば、図5(a)において、その二値化
された画像データDinに基づいてモニタ表示をすると、
対象物10の画像と対象物以外の物体9の画像から成る
画像取得対象16が得られる。
された画像データDinに基づいてモニタ表示をすると、
対象物10の画像と対象物以外の物体9の画像から成る
画像取得対象16が得られる。
【0070】さらに、ステップP4で対象物10が最も
存在しそうな位置に第1の計算対象枠Fを仮り設定す
る。この際に、CPU30を介して画像処理システム2
9の計算枠設定エディタ21により、図5(b)に示す
ような画像取得対象16に計算対象枠Fが設定される。
なお、図5(b)において、細線で示した計算対象枠F
が最初に設定したものである。
存在しそうな位置に第1の計算対象枠Fを仮り設定す
る。この際に、CPU30を介して画像処理システム2
9の計算枠設定エディタ21により、図5(b)に示す
ような画像取得対象16に計算対象枠Fが設定される。
なお、図5(b)において、細線で示した計算対象枠F
が最初に設定したものである。
【0071】次に、ステップP5で第1の計算対象枠F
の内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、例えば、画像データDinに基づいて対象物10の色
である黒を「1」,白を「0」の重み付けをしてX軸方
向,Y軸方向,についてそれぞれ(1),(2)式によ
り平均計算をする。
の内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、例えば、画像データDinに基づいて対象物10の色
である黒を「1」,白を「0」の重み付けをしてX軸方
向,Y軸方向,についてそれぞれ(1),(2)式によ
り平均計算をする。
【0072】
【数1】
【0073】これにより、演算部23を介して対象物1
0の重心座標Xg,Ygを求めることができる。ここ
で、fiはそのi番目の画素が黒の時「1」、白の時
「0」,xi,yiはその画素のX,Y軸の座標値であ
り、nは画面内の全画素数を表している。また、分母の
値はその物体の画素数,すなわち、面積を表している。
0の重心座標Xg,Ygを求めることができる。ここ
で、fiはそのi番目の画素が黒の時「1」、白の時
「0」,xi,yiはその画素のX,Y軸の座標値であ
り、nは画面内の全画素数を表している。また、分母の
値はその物体の画素数,すなわち、面積を表している。
【0074】その後、ステップP6で先に求めた重心座
標Xg,Ygを中心として大きさの等しい第2の計算対
象枠Fを設定する。この際に、計算枠移動エディタ22
により、画像取得対象16に設定された計算対象枠Fが
移動され、図5(b)において、点線で示した計算対象
枠Fが二度目に設定したものとなる。
標Xg,Ygを中心として大きさの等しい第2の計算対
象枠Fを設定する。この際に、計算枠移動エディタ22
により、画像取得対象16に設定された計算対象枠Fが
移動され、図5(b)において、点線で示した計算対象
枠Fが二度目に設定したものとなる。
【0075】さらに、ステップP7で第2の計算対象枠
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、ステップP5と同様に第2の計算対象枠Fの内部を
対象に演算部23により重心座標Xg,Ygが求められ
る。
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、ステップP5と同様に第2の計算対象枠Fの内部を
対象に演算部23により重心座標Xg,Ygが求められ
る。
【0076】その後、ステップP8で先に求めた重心座
標Xg,Ygを中心として大きさの等しい第3の計算対
象枠Fを設定する。この際に、計算枠移動エディタ22
により、画像取得対象16に設定された計算対象枠Fが
移動され、図5(b)において、太線で示した計算対象
枠Fが三度目に設定したものとなる。
標Xg,Ygを中心として大きさの等しい第3の計算対
象枠Fを設定する。この際に、計算枠移動エディタ22
により、画像取得対象16に設定された計算対象枠Fが
移動され、図5(b)において、太線で示した計算対象
枠Fが三度目に設定したものとなる。
【0077】さらに、ステップP9で第3の計算対象枠
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、ステップP5,P7と同様に第2の計算対象枠Fの
内部を対象に演算部23により重心座標Xg,Ygが求
められる。
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、ステップP5,P7と同様に第2の計算対象枠Fの
内部を対象に演算部23により重心座標Xg,Ygが求
められる。
【0078】その後、ステップP8で先に求めた重心座
標Xg,Ygを対象物の重心位置XG,YGとして認識
し、以後の各種作業を行う。この際に、ロボットハンド
27により対象物10に係わり各種教示作業が行われ
る。例えば、駆動制御データDmに基づいて駆動制御部
31を介して、ロボットハンド27がテレビカメラ28
の取付けオフセット分だけX,Y方向に移動され、その
後、それがZ方向に駆動制御され、対象物10が把持さ
れる。
標Xg,Ygを対象物の重心位置XG,YGとして認識
し、以後の各種作業を行う。この際に、ロボットハンド
27により対象物10に係わり各種教示作業が行われ
る。例えば、駆動制御データDmに基づいて駆動制御部
31を介して、ロボットハンド27がテレビカメラ28
の取付けオフセット分だけX,Y方向に移動され、その
後、それがZ方向に駆動制御され、対象物10が把持さ
れる。
【0079】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図4の処理フローチャートに示すように、ス
テップP4,P6,P8で過去の計算対象枠Fの内部の
対象画像の重心座標値に基づいて当該計算対象枠Fの位
置や大きさを変えている。
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図4の処理フローチャートに示すように、ス
テップP4,P6,P8で過去の計算対象枠Fの内部の
対象画像の重心座標値に基づいて当該計算対象枠Fの位
置や大きさを変えている。
【0080】このため、図5(b)に示すように、最初
に設定された計算対象枠Fの内部に対象物10の画像と
対象物以外の物体9とが含まれた場合であって、その内
部画面を対象にして重心座標値Xg,Ygを計算する場
合であっても、当該計算対象枠Fから順次,対象物以外
の物体9の画像を除外するように、その位置や大きさが
自動的に変えられる。
に設定された計算対象枠Fの内部に対象物10の画像と
対象物以外の物体9とが含まれた場合であって、その内
部画面を対象にして重心座標値Xg,Ygを計算する場
合であっても、当該計算対象枠Fから順次,対象物以外
の物体9の画像を除外するように、その位置や大きさが
自動的に変えられる。
【0081】このことから従来例のような演算処理の限
界の発生が低減され、ステップP9で対象物10の面積
からその重心座標値Xg,Ygを再現性良く計測するこ
とが可能となる。
界の発生が低減され、ステップP9で対象物10の面積
からその重心座標値Xg,Ygを再現性良く計測するこ
とが可能となる。
【0082】これにより、計算対象枠Fの位置や大きさ
を流動的に自動変更する機能に基づいて計算された重心
座標値Xg,Ygを真の対象物10の重心位置XG,Y
Gとして適用することが可能となる。また、対象物10
の重心座標値の演算に係わり対象画像に対し計算対象枠
Fが固定されることなく、それが流動的に設定されるこ
とから、対象物の計測情報を正確に演算することが可能
となる。
を流動的に自動変更する機能に基づいて計算された重心
座標値Xg,Ygを真の対象物10の重心位置XG,Y
Gとして適用することが可能となる。また、対象物10
の重心座標値の演算に係わり対象画像に対し計算対象枠
Fが固定されることなく、それが流動的に設定されるこ
とから、対象物の計測情報を正確に演算することが可能
となる。
【0083】このことで、各種計測情報の演算に係り画
像計測処理の信頼性の向上を図ることが可能となる。 (2)第2の実施例の説明 図6は、本発明の第2の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートであり、図7はその他実施例
に係るフローチャートの補足説明図をそれぞれ示してい
る。
像計測処理の信頼性の向上を図ることが可能となる。 (2)第2の実施例の説明 図6は、本発明の第2の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートであり、図7はその他実施例
に係るフローチャートの補足説明図をそれぞれ示してい
る。
【0084】図6において、第1の実施例と異なるのは
第2の実施例では、計算対象枠Fの内部の対象画像に係
る重心座標間の収束値を制御変数i,例えば、予め制御
変数i=5と設定し、それが目標以下になるまで演算処
理を繰り返すものである。
第2の実施例では、計算対象枠Fの内部の対象画像に係
る重心座標間の収束値を制御変数i,例えば、予め制御
変数i=5と設定し、それが目標以下になるまで演算処
理を繰り返すものである。
【0085】すなわち、ステップP1で第1の実施例と
同様に、ロボットハンド27を対象物10の領域上に移
動し、次に、ステップP2で対象物10の画像取得処理
をする。また、ステップP2でカメラ入力画像を適当な
レベルにより二値化をする。これまでは、第1の実施例
と同様である。
同様に、ロボットハンド27を対象物10の領域上に移
動し、次に、ステップP2で対象物10の画像取得処理
をする。また、ステップP2でカメラ入力画像を適当な
レベルにより二値化をする。これまでは、第1の実施例
と同様である。
【0086】次に、ステップP3で対象物がもっとも有
りそうなところに第1の計算対象枠Fを設定する。この
際に、制御変数i=1が計算枠設定エディタ21に設定
されると、図7(a)の細線に示すように、最初の計算
対象枠Fが画像取得対象16に設定される。
りそうなところに第1の計算対象枠Fを設定する。この
際に、制御変数i=1が計算枠設定エディタ21に設定
されると、図7(a)の細線に示すように、最初の計算
対象枠Fが画像取得対象16に設定される。
【0087】その後、ステップP4で第1の計算対象枠
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、第1の実施例と同様に、演算部23を介して対象物
10の重心座標Xg,Ygが求められる。
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。この際
に、第1の実施例と同様に、演算部23を介して対象物
10の重心座標Xg,Ygが求められる。
【0088】次に、ステップP5で制御変数iに2を代
入する。この際に、制御変数i=2がデータ比較部25
に設定されると、計算枠移動エディタ22により、画像
取得対象16に設定された計算対象枠Fが移動される。
入する。この際に、制御変数i=2がデータ比較部25
に設定されると、計算枠移動エディタ22により、画像
取得対象16に設定された計算対象枠Fが移動される。
【0089】次いで、ステップP6で先に求めた重心座
標Xg,Ygを中心として大きさの等しい第i番目の計
算対象枠Fを設定する。ここで、図7(a)の点線に示
すように、二度目の計算対象枠Fが画像取得対象16に
設定される。
標Xg,Ygを中心として大きさの等しい第i番目の計
算対象枠Fを設定する。ここで、図7(a)の点線に示
すように、二度目の計算対象枠Fが画像取得対象16に
設定される。
【0090】さらに、ステップP7で第i番目の計算対
象枠Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。こ
の際に、ステップP5と同様に、演算部23を介して対
象物10の重心座標Xg,Ygが求められる。
象枠Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。こ
の際に、ステップP5と同様に、演算部23を介して対
象物10の重心座標Xg,Ygが求められる。
【0091】その後、ステップP8でi番目で計算した
重心座標Xg,Ygとi−1番目で計算をした重心座標
間の距離を求める。ここでは、演算部23により図2
(b)に示すように過去の計算対象枠Fの内部の対象画
像の重心座標値Xgp,Ygpと当該計算対象枠Fの内部の
対象画像の重心座標値Xgr,Ygrとに基づいて重心間の
距離情報が演算される。
重心座標Xg,Ygとi−1番目で計算をした重心座標
間の距離を求める。ここでは、演算部23により図2
(b)に示すように過去の計算対象枠Fの内部の対象画
像の重心座標値Xgp,Ygpと当該計算対象枠Fの内部の
対象画像の重心座標値Xgr,Ygrとに基づいて重心間の
距離情報が演算される。
【0092】さらに、ステップP9で制御変数iに1を
加算する。ここで、先の制御変数i=2にi=1が計算
枠設定エディタ21に加算されると、計算枠移動エディ
タ22により、画像取得対象16に設定された計算対象
枠Fが移動される。ここで、図7(a)の太線に示すよ
うに、三度目の計算対象枠Fが画像取得対象16に設定
される。
加算する。ここで、先の制御変数i=2にi=1が計算
枠設定エディタ21に加算されると、計算枠移動エディ
タ22により、画像取得対象16に設定された計算対象
枠Fが移動される。ここで、図7(a)の太線に示すよ
うに、三度目の計算対象枠Fが画像取得対象16に設定
される。
【0093】次に、ステップP10で重心座標間の距離が
一定量以下になったか, 否か判断をする。この際に、そ
れが一定量以下,例えば、予め設定した制御変数i=5
になった場合(YES)には、ステップP11に移行する。
また、それが一定量以下にならない場合(NO)には、
ステップP6に戻る。ここで、データ比較部25によ
り、新旧の計算対象枠Fの内部の対象画像に係る重心座
標間の距離情報と制御目標値とが比較される。
一定量以下になったか, 否か判断をする。この際に、そ
れが一定量以下,例えば、予め設定した制御変数i=5
になった場合(YES)には、ステップP11に移行する。
また、それが一定量以下にならない場合(NO)には、
ステップP6に戻る。ここで、データ比較部25によ
り、新旧の計算対象枠Fの内部の対象画像に係る重心座
標間の距離情報と制御目標値とが比較される。
【0094】ここで、対象物10が認識できない場合や
その認識処理不能の場合に、画像計測システム29から
CPU30を介して出力される警報データDaに基づい
てアラーム部35により警報が発せられる。
その認識処理不能の場合に、画像計測システム29から
CPU30を介して出力される警報データDaに基づい
てアラーム部35により警報が発せられる。
【0095】従って、それが一定量以下になった場合に
は、ステップP11で求めた重心座標Xg,Ygを対象物
10の重心位置XG,YGとして認識し、以後の各種教
示作業を行う。なお、その他の処理は第1の実施例と同
様であるため、その説明を省略する。
は、ステップP11で求めた重心座標Xg,Ygを対象物
10の重心位置XG,YGとして認識し、以後の各種教
示作業を行う。なお、その他の処理は第1の実施例と同
様であるため、その説明を省略する。
【0096】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図6の処理フローチャートに示すように、ス
テップP5,P9で制御変数iが設定され、ステップP
10で重心座標Xg,Ygの位置の距離が一定量以下にな
ったか, 否か判断されている。
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図6の処理フローチャートに示すように、ス
テップP5,P9で制御変数iが設定され、ステップP
10で重心座標Xg,Ygの位置の距離が一定量以下にな
ったか, 否か判断されている。
【0097】このため、図7(a)に示すように、最初
に設定された第1番目の計算対象枠Fが対象外の物体9
のほんの一部のみを含む場合であって、対象物10の重
心座標から該物体9までの距離が遠い成分となって、重
心座標計算値の誤差が大きくなった場合でも、ステップ
P10で第1番目の計算範囲枠Fの制御目標値に基づいて
演算処理を繰り返すことにより、例えば、次に設定され
る第2番目の計算対象枠Fにより、対象画像から対象外
の物体9が除外される場合には、対象物10の重心座標
が計算対象枠Fの中心に収束(漸近)してくることか
ら、それが真の対象物10の重心座標位置から誤って大
きく掛け離れることが無くなる。
に設定された第1番目の計算対象枠Fが対象外の物体9
のほんの一部のみを含む場合であって、対象物10の重
心座標から該物体9までの距離が遠い成分となって、重
心座標計算値の誤差が大きくなった場合でも、ステップ
P10で第1番目の計算範囲枠Fの制御目標値に基づいて
演算処理を繰り返すことにより、例えば、次に設定され
る第2番目の計算対象枠Fにより、対象画像から対象外
の物体9が除外される場合には、対象物10の重心座標
が計算対象枠Fの中心に収束(漸近)してくることか
ら、それが真の対象物10の重心座標位置から誤って大
きく掛け離れることが無くなる。
【0098】これにより、対象物以外の物体9よりも対
象物10が小さい場合であっても、予め設定された計算
範囲枠Fの制御目標値,例えば、予定していた対象物1
0の実際面積値と計算対象枠内の対象物10の面積計算
値とが極めて近似してくることにより、従来例のような
計測不能に陥ることが低減される。
象物10が小さい場合であっても、予め設定された計算
範囲枠Fの制御目標値,例えば、予定していた対象物1
0の実際面積値と計算対象枠内の対象物10の面積計算
値とが極めて近似してくることにより、従来例のような
計測不能に陥ることが低減される。
【0099】なお、該重心座標値の計測不能に陥った場
合には警報等を発することで、当該画像計測系において
異常が発生した旨を上位の制御系に知らしめ、従来例の
ような制御ミス等を事前に阻止することが可能となる。
合には警報等を発することで、当該画像計測系において
異常が発生した旨を上位の制御系に知らしめ、従来例の
ような制御ミス等を事前に阻止することが可能となる。
【0100】(3)第3の実施例の説明 図8は、本発明の第3の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートをそれぞれ示している。
画像処理のフローチャートをそれぞれ示している。
【0101】図8において、第1,第2の実施例と異な
るのは第3の実施例では、範囲設定エディタ21が標準
偏差値の定数倍の新しい計算対象枠Fを設定するもので
ある。
るのは第3の実施例では、範囲設定エディタ21が標準
偏差値の定数倍の新しい計算対象枠Fを設定するもので
ある。
【0102】すなわち、第1,第2の実施例と同様に、
ロボットハンド27を対象物10の領域上に移動し、そ
の対象物10に係る画像取得処理をする。また、図8に
おいて、ステップP1でカメラ入力画像を適当なレベル
により二値化し、さらに、ステップP2で対象物がもっ
とも有りそうなところに第1の計算対象枠Fを設定す
る。ここで、図7(a)の細線に示すように最初の計算
対象枠Fが画像取得対象16に設定される。
ロボットハンド27を対象物10の領域上に移動し、そ
の対象物10に係る画像取得処理をする。また、図8に
おいて、ステップP1でカメラ入力画像を適当なレベル
により二値化し、さらに、ステップP2で対象物がもっ
とも有りそうなところに第1の計算対象枠Fを設定す
る。ここで、図7(a)の細線に示すように最初の計算
対象枠Fが画像取得対象16に設定される。
【0103】次に、ステップP3で第1の計算対象枠F
の内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。これまで
は、第1の実施例と同様である。その後、ステップP4
で第1の計算対象枠Fの内部を対象として標準偏差を計
算する。ここで、計算枠設定エディタ21により、計算
対象枠Fの内部の対象画像の標準偏差値の定数倍,例え
ば、その倍率kを3倍に設定する。なお、倍率kは対象
物10の形状の複雑さにより適当な値を選択する。
の内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。これまで
は、第1の実施例と同様である。その後、ステップP4
で第1の計算対象枠Fの内部を対象として標準偏差を計
算する。ここで、計算枠設定エディタ21により、計算
対象枠Fの内部の対象画像の標準偏差値の定数倍,例え
ば、その倍率kを3倍に設定する。なお、倍率kは対象
物10の形状の複雑さにより適当な値を選択する。
【0104】また、X,Y方向の標準偏差値sx,sy
は(3),(4)式により演算部23で計算される。
は(3),(4)式により演算部23で計算される。
【0105】
【数2】
【0106】なお、Nは対象物10の階調色(ここでは
黒=「1」)についての画素数であり、(5)式により
与えられる。
黒=「1」)についての画素数であり、(5)式により
与えられる。
【0107】
【数3】
【0108】また、計算対象枠FのX軸方向及びY軸方
向の範囲を(6),(7)式に規定する。
向の範囲を(6),(7)式に規定する。
【0109】
【数4】
【0110】次に、ステップP5で先に求めた重心座標
Xg,Ygを中心とし、計算対象枠Fのサイズを標準偏
差値sx,syの3倍とした第2の計算対象枠Fを設定
する。ここで、計算枠縮小/拡大エディタ24により図
7(b)の点線に示すように計算対象枠Fが縮小され
る。
Xg,Ygを中心とし、計算対象枠Fのサイズを標準偏
差値sx,syの3倍とした第2の計算対象枠Fを設定
する。ここで、計算枠縮小/拡大エディタ24により図
7(b)の点線に示すように計算対象枠Fが縮小され
る。
【0111】さらに、ステップP6で第2の計算対象枠
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求め、その後、
ステップP7で第2の計算対象枠Fの内部を対象して標
準偏差を計算する。ここで、ステップP4と同様に、計
算枠設定エディタ21により、計算対象枠Fの内部の対
象画像の標準偏差値sx,syの倍率kが3倍に設定さ
れる。
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求め、その後、
ステップP7で第2の計算対象枠Fの内部を対象して標
準偏差を計算する。ここで、ステップP4と同様に、計
算枠設定エディタ21により、計算対象枠Fの内部の対
象画像の標準偏差値sx,syの倍率kが3倍に設定さ
れる。
【0112】次に、ステップP8で先に求めた重心座標
Xg,Ygを中心とし、サイズを標準偏差値sx,sy
の3倍とした第3の計算対象枠Fを設定する。ここで、
計算枠縮小/拡大エディタ24により図7(b)の太い
線示すように計算対象枠Fが縮小される。
Xg,Ygを中心とし、サイズを標準偏差値sx,sy
の3倍とした第3の計算対象枠Fを設定する。ここで、
計算枠縮小/拡大エディタ24により図7(b)の太い
線示すように計算対象枠Fが縮小される。
【0113】さらに、ステップP9で第3の計算対象枠
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求め、その後、
ステップP10で求めた重心座標値Xg,Ygを対象物1
0の重心位置XG,YGとして認識し、各種作業を行
う。なお、その他の構成は第1,第2の実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求め、その後、
ステップP10で求めた重心座標値Xg,Ygを対象物1
0の重心位置XG,YGとして認識し、各種作業を行
う。なお、その他の構成は第1,第2の実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
【0114】このようにして、本発明の第3の実施例に
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図8の処理フローチャートに示すように、ス
テップP4,P7で標準偏差値sx,syが計算され、
その後、ステップP5,P8で標準偏差値sx,syの
3倍の新しい計算対象枠Fが設定されている。
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図8の処理フローチャートに示すように、ス
テップP4,P7で標準偏差値sx,syが計算され、
その後、ステップP5,P8で標準偏差値sx,syの
3倍の新しい計算対象枠Fが設定されている。
【0115】このため、対象物10の近くに形状の異な
る対象物以外の物体9が多く存在する場合や対象物10
の形状が未定の場合に、最適な計算対象枠Fを高速に設
定することが可能となる。
る対象物以外の物体9が多く存在する場合や対象物10
の形状が未定の場合に、最適な計算対象枠Fを高速に設
定することが可能となる。
【0116】これにより、第1,第2の実施例と同様
に、対象物10の計測情報を正確に演算することが可能
となる。 (4)第4の実施例の説明 図9は、本発明の第4の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートを示している。
に、対象物10の計測情報を正確に演算することが可能
となる。 (4)第4の実施例の説明 図9は、本発明の第4の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートを示している。
【0117】図9において、第1〜第3の実施例と異な
るのは第4の実施例では、標準偏差値sx,syの定数
倍の新しい計算対象枠Fを設定する場合に、計算対象枠
Fの内部の対象画像に係る重心座標間の収束値を制御変
数i,例えば、予め制御変数i=5と設定し、それが目
標以下になるまで演算処理を繰り返すものである。
るのは第4の実施例では、標準偏差値sx,syの定数
倍の新しい計算対象枠Fを設定する場合に、計算対象枠
Fの内部の対象画像に係る重心座標間の収束値を制御変
数i,例えば、予め制御変数i=5と設定し、それが目
標以下になるまで演算処理を繰り返すものである。
【0118】すなわち、第1〜第3の実施例と同様に、
ロボットハンド27を対象物10の領域上に移動し、そ
の対象物10に係る画像取得処理をする。また、図9に
おいて、ステップP1でカメラ入力画像を適当なレベル
により二値化し、さらに、ステップP2で対象物がもっ
とも有りそうなところに第1の計算対象枠Fを設定す
る。この際に、制御変数i=1が計算枠設定エディタ2
1に設定されると、図7(a)の細線に示すように、最
初の計算対象枠Fが画像取得対象16に設定される。
ロボットハンド27を対象物10の領域上に移動し、そ
の対象物10に係る画像取得処理をする。また、図9に
おいて、ステップP1でカメラ入力画像を適当なレベル
により二値化し、さらに、ステップP2で対象物がもっ
とも有りそうなところに第1の計算対象枠Fを設定す
る。この際に、制御変数i=1が計算枠設定エディタ2
1に設定されると、図7(a)の細線に示すように、最
初の計算対象枠Fが画像取得対象16に設定される。
【0119】次に、ステップP3で第1の計算対象枠F
の内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。これまで
は、第2の実施例と同様である。さらに、ステップP4
で第1の計算対象枠Fの内部を対象に標準偏差を求め
る。ここで、第3の実施例と同様に、計算枠設定エディ
タ21により、計算対象枠Fの内部の対象画像の標準偏
差値sx,syの倍率kが3倍に設定される。
の内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。これまで
は、第2の実施例と同様である。さらに、ステップP4
で第1の計算対象枠Fの内部を対象に標準偏差を求め
る。ここで、第3の実施例と同様に、計算枠設定エディ
タ21により、計算対象枠Fの内部の対象画像の標準偏
差値sx,syの倍率kが3倍に設定される。
【0120】その後、ステップP5で制御変数iに2を
代入する。この際に、制御変数i=2がデータ比較部2
5に設定されると、計算枠移動エディタ22により、画
像取得対象16に設定された計算対象枠Fが移動され
る。
代入する。この際に、制御変数i=2がデータ比較部2
5に設定されると、計算枠移動エディタ22により、画
像取得対象16に設定された計算対象枠Fが移動され
る。
【0121】次に、ステップP6で先に求めた重心座標
Xg,Ygを中心とし、計算対象枠Fのサイズの標準偏
差値sx,syの3倍としたi番目の計算対象枠Fを設
定する。ここで、計算枠縮小/拡大エディタ24により
図7(b)の点線に示すように計算対象枠Fが縮小され
る。
Xg,Ygを中心とし、計算対象枠Fのサイズの標準偏
差値sx,syの3倍としたi番目の計算対象枠Fを設
定する。ここで、計算枠縮小/拡大エディタ24により
図7(b)の点線に示すように計算対象枠Fが縮小され
る。
【0122】さらに、ステップP7で第i番目の計算対
象枠Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。こ
の際に、ステップP3と同様に、演算部23を介して対
象物10の重心座標Xg,Ygが求められる。
象枠Fの内部を対象に重心座標Xg,Ygを求める。こ
の際に、ステップP3と同様に、演算部23を介して対
象物10の重心座標Xg,Ygが求められる。
【0123】次に、ステップP8で第i番目の計算対象
枠Fの内部を対象に標準偏差を求める。この際に、ステ
ップP4と同様に、計算枠設定エディタ21により、計
算対象枠Fの内部の対象画像の標準偏差値sx,syの
倍率kが3倍に設定される。
枠Fの内部を対象に標準偏差を求める。この際に、ステ
ップP4と同様に、計算枠設定エディタ21により、計
算対象枠Fの内部の対象画像の標準偏差値sx,syの
倍率kが3倍に設定される。
【0124】その後、ステップP9でi番目で計算した
重心座標Xg,Ygとi−1番目で計算をした重心座標
Xg,Yg位置の距離を求める。ここでは、演算部23
により過去の計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標
値と当該計算対象枠Fの重心座標値とに基づいて重心間
の距離情報が演算される。
重心座標Xg,Ygとi−1番目で計算をした重心座標
Xg,Yg位置の距離を求める。ここでは、演算部23
により過去の計算対象枠Fの内部の対象画像の重心座標
値と当該計算対象枠Fの重心座標値とに基づいて重心間
の距離情報が演算される。
【0125】次いで、ステップP10で制御変数iに1を
加算する。ここで、先の制御変数i=2にi=1が計算
枠設定エディタ21に加算されると、計算枠移動エディ
タ22により、画像取得対象16に設定された計算対象
枠Fが移動される。ここで、図7(a)の太線に示すよ
うに、三度目の計算対象枠Fが画像取得対象16に設定
される。
加算する。ここで、先の制御変数i=2にi=1が計算
枠設定エディタ21に加算されると、計算枠移動エディ
タ22により、画像取得対象16に設定された計算対象
枠Fが移動される。ここで、図7(a)の太線に示すよ
うに、三度目の計算対象枠Fが画像取得対象16に設定
される。
【0126】次に、ステップP11で重心座標間の距離が
一定量以下になったか, 否か判断をする。この際に、そ
れが一定量以下になった場合(YES)には、ステップP
12に移行する。また、それが一定量以下にならない場合
(NO)には、ステップP6に戻る。
一定量以下になったか, 否か判断をする。この際に、そ
れが一定量以下になった場合(YES)には、ステップP
12に移行する。また、それが一定量以下にならない場合
(NO)には、ステップP6に戻る。
【0127】従って、それが一定量以下になった場合に
は、ステップP12で求めた重心座標Xg,Ygを対象物
10の重心位置XG,YGとして認識し、以後の各種作
業を行う。なお、その他の構成は第1の実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
は、ステップP12で求めた重心座標Xg,Ygを対象物
10の重心位置XG,YGとして認識し、以後の各種作
業を行う。なお、その他の構成は第1の実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
【0128】このようにして、本発明の第4の実施例に
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図9の処理フローチャートに示すように、ス
テップP4(P8)で標準偏差値sx,syが計算さ
れ、その後、ステップP5で制御変数iが設定される
と、ステップP6で標準偏差値sx,syの3倍の新し
い計算対象枠Fが設定され、ステップP10で重心座標X
g,Ygの位置の距離が一定量以下になったか, 否か判
断されている。
係る対象物を認識するロボット制御装置の画像計測方法
によれば、図9の処理フローチャートに示すように、ス
テップP4(P8)で標準偏差値sx,syが計算さ
れ、その後、ステップP5で制御変数iが設定される
と、ステップP6で標準偏差値sx,syの3倍の新し
い計算対象枠Fが設定され、ステップP10で重心座標X
g,Ygの位置の距離が一定量以下になったか, 否か判
断されている。
【0129】このため、第1,第2の実施例のように、
当該計算対象枠Fに係わり、対象物10の重心座標値X
g,Ygを繰返し演算処理する場合に、目的とする計算
対象枠Fの中心位置を対象物10の重心座標値に早く漸
近させることが可能となる。
当該計算対象枠Fに係わり、対象物10の重心座標値X
g,Ygを繰返し演算処理する場合に、目的とする計算
対象枠Fの中心位置を対象物10の重心座標値に早く漸
近させることが可能となる。
【0130】これにより、画像計測処理に係る無駄時間
が極力抑制され、対象物の計測情報の高速演算をするこ
とが可能となる。なお、本発明の画像処理装置をロボッ
ト制御装置の目に適用した実施例について述べたが、パ
ターン認識処理やその他の画像処理に適用した場合に
も、同様な効果が得られる。また、計算対象枠Fは四角
形状の場合について説明したが、円形や楕円形等の任意
形状でも同様に適用可能である。
が極力抑制され、対象物の計測情報の高速演算をするこ
とが可能となる。なお、本発明の画像処理装置をロボッ
ト制御装置の目に適用した実施例について述べたが、パ
ターン認識処理やその他の画像処理に適用した場合に
も、同様な効果が得られる。また、計算対象枠Fは四角
形状の場合について説明したが、円形や楕円形等の任意
形状でも同様に適用可能である。
【0131】さらに、各実施例では画像取得対象16が
白背景に黒色の対象物10の場合について説明したが、
黒背景に白色の対象物10の場合でも同様な効果が得ら
れる。また、計算対象枠Fのサイズの決定方法につい
て、標準偏差値sx,syを示したが、分散値を適用し
ても良い。
白背景に黒色の対象物10の場合について説明したが、
黒背景に白色の対象物10の場合でも同様な効果が得ら
れる。また、計算対象枠Fのサイズの決定方法につい
て、標準偏差値sx,syを示したが、分散値を適用し
ても良い。
【0132】なお、各実施例では計測値として重心座標
と面積について説明をしたが、その他の計測値,例え
ば、慣性主軸角度や等価楕円長径/短径などを用いて計
算対象枠Fの内部に係わり演算処理をしても良い。
と面積について説明をしたが、その他の計測値,例え
ば、慣性主軸角度や等価楕円長径/短径などを用いて計
算対象枠Fの内部に係わり演算処理をしても良い。
【0133】また、各実施例ではX軸,Y軸の二次元画
像に係る計測処理の場合について説明をしたが、CTス
キャナなどの立体画像に係る計測処理の場合についても
適用可能である。
像に係る計測処理の場合について説明をしたが、CTス
キャナなどの立体画像に係る計測処理の場合についても
適用可能である。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば、範囲設定手段,範囲移動手段,演算手段
及び範囲変更手段が具備され、過去の計算対象枠の内部
の対象画像の重心座標値や標準偏差値に基づいて当該計
算対象枠の位置や大きさが変えられる。
装置によれば、範囲設定手段,範囲移動手段,演算手段
及び範囲変更手段が具備され、過去の計算対象枠の内部
の対象画像の重心座標値や標準偏差値に基づいて当該計
算対象枠の位置や大きさが変えられる。
【0135】このため、最初に設定された計算対象枠の
内部に対象物の画像と対象物以外の物体とが含まれた場
合であっても、当該計算対象枠から順次,対象物以外の
物体の画像を除外するように、その位置や大きさが自動
的に変えられる。このことで、対象物の面積からその重
心座標値を再現性良く計測すること、及び、計算された
重心座標値を真の対象物の重心位置として適用すること
が可能となる。
内部に対象物の画像と対象物以外の物体とが含まれた場
合であっても、当該計算対象枠から順次,対象物以外の
物体の画像を除外するように、その位置や大きさが自動
的に変えられる。このことで、対象物の面積からその重
心座標値を再現性良く計測すること、及び、計算された
重心座標値を真の対象物の重心位置として適用すること
が可能となる。
【0136】また、本発明の画像処理装置によれば、予
め設定された計算範囲枠の制御目標値に基づいて演算処
理が繰り返される。このため、最初に設定された第1番
目の計算対象枠が対象外の物体の一部を含む場合であっ
ても、当該計算範囲枠の制御目標値に基づいて演算処理
を繰り返すことにより、従来例のような計測不能に陥る
ことが低減される。なお、該重心座標値の計測不能に陥
った場合には警報等を発することで、事前に制御ミス等
を阻止することが可能となる。
め設定された計算範囲枠の制御目標値に基づいて演算処
理が繰り返される。このため、最初に設定された第1番
目の計算対象枠が対象外の物体の一部を含む場合であっ
ても、当該計算範囲枠の制御目標値に基づいて演算処理
を繰り返すことにより、従来例のような計測不能に陥る
ことが低減される。なお、該重心座標値の計測不能に陥
った場合には警報等を発することで、事前に制御ミス等
を阻止することが可能となる。
【0137】さらに、本発明の画像処理装置によれば、
範囲設定手段により標準偏差値の定数倍の新しい計算対
象枠が設定されるため、対象物の近くに形状の異なる対
象物以外の物体が多く存在する場合や対象物の形状が未
定の場合に、最適な計算対象枠を高速に設定することが
可能となる。
範囲設定手段により標準偏差値の定数倍の新しい計算対
象枠が設定されるため、対象物の近くに形状の異なる対
象物以外の物体が多く存在する場合や対象物の形状が未
定の場合に、最適な計算対象枠を高速に設定することが
可能となる。
【0138】また、本発明の画像処理装置によれば、過
去の計算対象枠の内部の対象画像の重心座標値と当該計
算対象枠の内部の対象画像の重心座標値とに基づいて演
算手段により重心間の距離情報が演算され、また、制御
目標値と重心間の距離情報とが比較手段により比較され
る。
去の計算対象枠の内部の対象画像の重心座標値と当該計
算対象枠の内部の対象画像の重心座標値とに基づいて演
算手段により重心間の距離情報が演算され、また、制御
目標値と重心間の距離情報とが比較手段により比較され
る。
【0139】このため、当該計算対象枠に係わり、対象
物の重心座標を繰返し演算処理する場合に、目的とする
計算対象枠の中心位置を対象物の重心座標値に素早く漸
近させることが可能となる。
物の重心座標を繰返し演算処理する場合に、目的とする
計算対象枠の中心位置を対象物の重心座標値に素早く漸
近させることが可能となる。
【0140】これにより、画像計測処理に係る無駄時間
が極力抑制され、対象物の計測情報の高速演算をするこ
とが可能となる。なお、本発明のロボット制御装置によ
れば、ロボット作業部,画像取得手段,画像計測手段及
び制御手段が具備され、該画像計測手段が本発明の画像
処理装置から成っている。
が極力抑制され、対象物の計測情報の高速演算をするこ
とが可能となる。なお、本発明のロボット制御装置によ
れば、ロボット作業部,画像取得手段,画像計測手段及
び制御手段が具備され、該画像計測手段が本発明の画像
処理装置から成っている。
【0141】このため、画像計測手段により計算対象枠
の位置や大きさが流動的に自動変更されることで、対象
物の正確な重心座標値の高速演算をすることができる。
このことから、従来例に比べて、無駄なロボット作業部
の制御が省略され、その位置決め処理の高速化を図るこ
とが可能となる。
の位置や大きさが流動的に自動変更されることで、対象
物の正確な重心座標値の高速演算をすることができる。
このことから、従来例に比べて、無駄なロボット作業部
の制御が省略され、その位置決め処理の高速化を図るこ
とが可能となる。
【0142】これにより、高信頼度の画像計測装置及び
それを応用した高性能の物体認識機能を具備するロボッ
ト制御装置の提供に寄与するところが大きい。
それを応用した高性能の物体認識機能を具備するロボッ
ト制御装置の提供に寄与するところが大きい。
【図1】本発明に係る画像処理装置及びロボット制御装
置の原理図(その1)である。
置の原理図(その1)である。
【図2】本発明に係る画像処理装置及びロボット制御装
置の原理図(その2)である。
置の原理図(その2)である。
【図3】本発明の実施例に係る画像処理装置を応用した
ロボット制御装置の構成図である。
ロボット制御装置の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートである。
画像処理のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例に係るフローチャートの
補足説明図である。
補足説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートである。
画像処理のフローチャートである。
【図7】本発明のその他の実施例に係るフローチャート
の補足説明図である。
の補足説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートである。
画像処理のフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施例に係る対象物を認識する
画像処理のフローチャートである。
画像処理のフローチャートである。
【図10】従来例に係るロボット制御装置の物体認識方法
の説明図である。
の説明図である。
【図11】従来例に係る問題点を説明する対象物の取得画
像図である。
像図である。
11…範囲設定手段、 12…範囲移動手段、 13…演算手段、 14…範囲縮小/拡大手段、 15…比較手段、 17…ロボット作業部、 18…画像取得手段、 19…画像計測手段、 20…制御手段、 F…計算対象枠、 Xgp,Ygp…過去の重心座標値、 Xgr,Ygr…現在の重心座標値。
Claims (6)
- 【請求項1】 画像取得対象(16)に計算対象枠
(F)を設定する範囲設定手段(11)と、前記画像取
得対象(16)に設定された計算対象枠(F)を移動す
る範囲移動手段(12)と、前記計算対象枠(F)の内
部の対象画像の重心座標や標準偏差を演算する演算手段
(13)と、前記計算対象枠(F)を縮小又は拡大する
範囲変更手段(14)とを具備し、過去の計算対象枠
(F)の内部の対象画像の重心座標値や標準偏差値に基
づいて当該計算対象枠(F)の位置や大きさを変えるこ
とを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置であって、
予め設定された計算範囲枠(F)の制御目標値に基づい
て演算処理を繰り返すことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の画像処理装置であって、
前記範囲設定手段(11)が標準偏差値の定数倍の新し
い計算対象枠(F)を設定することを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の画像処理装置であって、
前記演算手段(13)が過去の計算対象枠(F)の内部
の対象画像の重心座標値と当該計算対象枠(F)の内部
の対象画像の重心座標値とに基づいて重心間の距離情報
を演算することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の画像処理装置において、
前記制御目標値と重心間の距離情報とを比較する比較手
段(15)設けられることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項6】 対象物(10)に係わり各種教示作業を
するロボット作業部(17)と、前記対象物(10)の
画像を取得する画像取得手段(18)と、前記対象物
(10)の位置情報を計測する画像計測手段(19)
と、前記ロボット作業部(17),画像取得手段(1
8)及び画像計測手段(19)の入出力を制御する制御
手段(20)とを具備し、前記画像計測手段(19)が
請求項1〜5記載の画像処理装置から成ることを特徴と
するロボット制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113787A JPH05314257A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 画像処理装置及びロボット制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113787A JPH05314257A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 画像処理装置及びロボット制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05314257A true JPH05314257A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14621090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113787A Withdrawn JPH05314257A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 画像処理装置及びロボット制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05314257A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1094991A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Mazda Motor Corp | 物品位置検出方法及び装置 |
| JP2008073158A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Olympus Corp | 画像処理装置 |
| JP2012121083A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Honda Motor Co Ltd | ワークの特定部位認識方法及びその装置 |
| JP2013047674A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-03-07 | Kobe Steel Ltd | 振動計測装置および振動計測方法 |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP4113787A patent/JPH05314257A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1094991A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Mazda Motor Corp | 物品位置検出方法及び装置 |
| JP2008073158A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Olympus Corp | 画像処理装置 |
| US8285039B2 (en) | 2006-09-20 | 2012-10-09 | Olympus Corporation | Image processor |
| JP2012121083A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Honda Motor Co Ltd | ワークの特定部位認識方法及びその装置 |
| JP2013047674A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-03-07 | Kobe Steel Ltd | 振動計測装置および振動計測方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |