JPH05314433A - 磁気カード - Google Patents

磁気カード

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Publication number
JPH05314433A
JPH05314433A JP12053292A JP12053292A JPH05314433A JP H05314433 A JPH05314433 A JP H05314433A JP 12053292 A JP12053292 A JP 12053292A JP 12053292 A JP12053292 A JP 12053292A JP H05314433 A JPH05314433 A JP H05314433A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
head
magnetic card
resin
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12053292A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Saga
隆一 嵯峨
Minoru Nakamura
穣 中村
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 非磁性支持体上に磁気記録層、白色隠蔽層、
保護層を順次積層して成る磁気カードの保護層表面の中
心線平均粗さ(Ra)が0.5〜1.0μmである磁気
カード。 【効果】 本発明の磁気カードは、ヘッドクリーニング
効果を有し、磁気ヘッドへの手垢、埃等の付着による読
取りエラー、書込みエラーの発生を解消することがで
き、また、ヘッド付着に対処するための煩わしいメンテ
ナンス作業が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリペイドカード等に代
表される磁気カードに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気カードは、従来より銀行カード、ク
レジットカード、プリペイドカード等として広く使用さ
れており、その中でも、最近のプリペイドカードの普及
は目覚ましいものがある。
【0003】該磁気カードは、通常、100〜350μ
mの厚さの非磁性支持体上に10μm程度の厚さの磁気
記録層を形成し、更に、各種の機能層を積層して製造さ
れる。例えば、磁気記録層の上層にヘッドクリーニング
効果を有するセルフクリーニング層を構成した磁気カー
ドが汎用的に使用され、磁気ヘッドに対するメンテナン
スの省力化が図られている。
【0004】一方、近年は、カードの表裏両面を印刷又
は印字スペースとして有効利用することを目的に、磁気
記録層上に白色隠蔽層を構成した磁気カードの需要が増
大している。ところが、上記の白色隠蔽層は隠蔽力を高
める為にバインダー成分を極力少なくしていることか
ら、表面に傷が付きやすく、粉落ちが発生しやすい。こ
のため、一般的には白色隠蔽層の上層に1μm〜3μm
の厚さの保護層を設けることにより、磁気カード表面の
耐磨耗性を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保護層ではカード表面の耐磨耗性は向上するが、ヘッド
クリーニング効果は無いため、磁気カードの通過枚数が
多くなるほど、手垢、埃等が磁気ヘッドに付着、堆積し
て読取りエラー、書込みエラーの発生率が増加してしま
うという問題点があった。そのため、一般的には磁気カ
ードリーダのヘッドに付着した手垢、埃等をクリーニン
グカード等で除去するというメンテナンスを定期的に行
なっているのが実情である。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、磁気ヘ
ッドへの手垢、埃等の付着による読取りエラー、書込み
エラーを解消し、ヘッドクリーニングという煩わしいメ
ンテナンス作業を不要にすることができる磁気カードを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、保護層表面の中
心線平均粗さ(Ra)を所定の範囲に限定することによ
り、磁気カードにヘッドクリーニング効果を付与するこ
とができることを見いだした。
【0008】即ち、本発明は、非磁性支持体上に磁気記
録層、白色隠蔽層及び保護層を順次積層して成る磁気カ
ードにおいて、前記保護層表面の中心線平均粗さ(R
a)が0.5μm〜1.0μmの範囲にあることを特徴
とする磁気カードを提供する。
【0009】以下、図面を用いて、本発明を詳しく説明
する。
【0010】図1に、本発明に係わる磁気カードの層構
成の一例を断面図で示す。
【0011】非磁性支持体1は、シート状あるいは板状
を呈しており、この非磁性支持体の材料としては、例え
ば、塩化ビニル、ナイロン、セルロースジアセテート、
セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミド、ポリ
カーボネート等のプラスチック類もしくは;銅、アルミ
ニウム等の金属;紙、含浸紙;及びこれらの材料の複合
体が挙げられ、これら以外であっても、磁気カードに必
要な強度、剛度、隠蔽性、光透過性を有するものであれ
ば、特に制限なく使用できる。
【0012】磁気記録層2は、γ−Fe2O3、Co被着
γ−Fe2O3 、Fe3O4、CrO2、Fe、Fe−C
o、Co−Cr、Co−Ni、MnAl、Baフェライ
ト、Srフェライトなどの従来公知の磁性粉を適当な樹
脂あるいはインキビヒクル中に分散してなる磁性塗料を
グラビア方式、リバース方式、ナイフエッジ方式等の公
知の塗布方法によって非磁性支持体1上に形成すること
ができる。
【0013】また、磁気記録層2は、Fe、Fe−C
r、Fe−Co、Co−Crなどの金属あるいは合金を
用いて、真空蒸着法、スパッタ法、メッキ法などによっ
て非磁性支持体1上に形成することができる。
【0014】塗布方法によって磁気記録層2を形成する
場合には、その膜厚が1〜100μmの範囲が好まし
く、5〜20μmの範囲が最も好ましい。
【0015】また、真空蒸着法、スパッタ法、メッキ法
等によって磁気記録層2を形成する場合には、その膜厚
が100オングストローム〜1μmの範囲が好ましく、
500〜2000オングストロームの範囲が特に好まし
い。
【0016】γ−Fe2O3などの磁性粉が分散されるバ
インダー樹脂あるいはインキビヒクルとしては、例え
ば、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹
脂、アクリル樹脂、スチレン−マレイン酸共重合樹脂、
エポキシ樹脂等が挙げられる。また必要に応じて、これ
らの樹脂にニトリルゴム等のゴム系樹脂あるいはウレタ
ンエラストマー等を添加することもできる。また、磁性
粉が上記樹脂中に分散されてなる磁性塗料中に、必要に
応じて、分散剤、界面活性剤、カップリング剤、可塑
剤、潤滑剤等、あるいはカーボン、その他顔料を添加す
ることもできる。
【0017】磁性塗料中のバインダー樹脂あるいはイン
キビヒクルの使用量は、磁性粉100重量部当たり10
〜40重量部の範囲が好ましい。
【0018】白色隠蔽層3は、酸化チタン、酸化亜鉛、
シリカ等の白色顔料あるいは、これらの混合物を適当な
樹脂あるいはインキビヒクル中に分散されてなる白色塗
料をグラビア方式、リバース方式、ナイフエツジ方式等
の従来公知の塗布方法で磁気記録層2上に形成すること
ができる。
【0019】白色隠蔽層3の膜厚は、1〜10μmの範
囲が好ましく、3〜7μmの範囲が特に好ましい。白色
隠蔽層3の膜厚が1μmよりも小さい場合、磁気記録層
の色を十分に隠蔽することができなくなる傾向にあり、
膜厚が10μmよりも大きい場合、磁気再生出力のスペ
ースロスが大きくなり、磁気カードリーダによる読取り
が困難と成る傾向にあるので好ましくない。
【0020】また、白色隠蔽層3の表面粗さは中心線平
均粗さ(Ra)が0.5〜1.5μmの範囲が好まし
い。
【0021】白色顔料が分散されるバインダー樹脂ある
いはインキビヒクルとしては、例えばブチラール樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リエステル樹脂、セルロース系樹脂、アクリル樹脂、ス
チレン−マレイン酸共重合樹脂、エポキシ樹脂等が挙げ
られる。また必要に応じて、分散剤、界面活性剤、ワッ
クス、カップリング剤等を添加することもできる。
【0022】白色塗料中のバインダー樹脂あるいはイン
キビヒクルの使用量は、白色顔料100重量部当たり、
10〜40重量部の範囲が好ましい。
【0023】保護層4は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
あるいは紫外線硬化型樹脂をグラビアコート、リバース
コート、ナイフエッジコート、オフセツト印刷、シルク
スクリーン印刷等の従来公知の塗布方法で白色隠蔽層3
上に形成することができる。
【0024】保護層4の膜厚は、0.3〜3.0μmの
範囲が好ましく、0.5〜1.0μmの範囲が特に好ま
しい。保護層4の膜厚が0.3μmよりも小さい場合、
磁気カード表面の耐磨耗性が弱く、磁気ヘッドによる傷
つきが発生し易く成る傾向にあるので好ましくなく、膜
厚が3.0μmよりも大きい場合、保護層表面の粗さが
平滑になってしまう傾向にあるので好ましくない。
【0025】保護層4に使用される樹脂としては、例え
ば、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹
脂、アクリル樹脂、スチレン−マレイン酸共重合樹脂、
エポキシ樹脂等が挙げられる。また必要に応じて、ワッ
クス、フィラー等を添加することもできる。
【0026】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。実施
例中、「%」及び「部」は、各々「重量%」及び「重量
部」を表す。
【0027】(実施例1) (磁気記録層の形成) 「MC−127」(戸田工業(株)製バリウムフェライト磁性粉) 100部 「VAGH」(UCC社製塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体) 15部 「T−5206」(大日本インキ化学工業(株)製ポリウレタン樹脂)15部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 シクロヘキサノン 100部
【0028】上記各成分をボールミルを用いて24時間
分散混合した磁性塗料100部及び「バーノックD−7
50」(大日本インキ化学工業(株)製ポリイソシアネ
ート)3部からなる塗料を、厚さ188μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム(東レ社製「E−22」)
上に、乾燥後の塗膜厚が10μmと成るようにリバース
方式で塗布した。
【0029】 (白色隠蔽層の形成) 「タイペークR−820」(石原産業(株)製酸化チタン) 80部 「サイロイド74」(富士デビソン化学(株)製シリカ) 20部 「VAGH」 15部 「T−5206」 15部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 シクロヘキサノン 100部
【0030】上記各成分をボールミルを用いて24時間
分散混合したものを、上記磁気記録層上に、乾燥後の塗
膜厚が5μmと成るようにリバース方式で塗布した。
【0031】この白色隠蔽層3の表面粗さを測定したと
ころ、Raが1.0μmであった。
【0032】 (保護層の形成) 「BM−1」(積水化学工業(株)製ブチラール樹脂) 100部 「ハイワックス220MP」(三井石油化学工業(株)製ワックス) 5部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 シクロヘキサノン 100部
【0033】上記各成分を分散攪拌機を用いて1時間攪
拌混合したものを、上記白色隠蔽層上に、乾燥後の塗膜
厚が0.8μmと成るようにリバース方式で塗布した。
【0034】以上の方法により作製した磁気カードの保
護層4の表面粗さを測定したところ、Raが0.8μm
であった。
【0035】(比較例1)上記実施例1と同様の方法
で、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に磁気記録
層を形成した。
【0036】 (白色隠蔽層の形成) 「タイペークR−820」 100部 「VAGH」 15部 「T−5206」 15部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 シクロヘキサノン 100部
【0037】上記各成分をボールミルを用いて24時間
分散混合した白色塗料を、磁気記録層上に、乾燥後の塗
膜厚が5μmと成るようにリバース方式で塗布した。
【0038】この白色隠蔽層3の表面粗さを測定したと
ころ、Raが0.3μmであった。
【0039】 (保護層の形成) 「BM−1」 100部 「ハイワックス220MP」 5部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 シクロヘキサノン 100部
【0040】上記各組成を分散攪拌機を用いて1時間攪
拌混合したものを、上記白色隠蔽層上に、乾燥後の塗膜
厚が1.5μmと成るようにリバース方式で塗布した。
【0041】以上の方法により作製した磁気カードの保
護層4の表面粗さを測定したところ、Raが0.3μm
であった。
【0042】実施例及び比較例で得られた磁気カードに
ついて耐磨耗性、ヘッド付着性、ヘッド研磨性の評価を
行なった。その結果を第1表に示す。
【0043】
【表1】
【0044】尚、耐磨耗性、ヘッド付着性及びヘッド研
磨性の評価方法は次の通りである。
【0045】(耐磨耗性)実施例及び比較例で得られた
磁気カードの表面を、人工汗液を浸したガーゼで拭きと
った。ヘッド圧力350g、走行速度190mm/秒の
仕様の磁気カードリーダで、上記磁気カードを3000
回繰り返し走行させた後、カード表面の削れ状態を観察
した。さらに、再生出力の変化を測定した。
【0046】(耐磨耗性の判定基準) ○:カード表面に磁気ヘッドによる削れが無く、再生出
力の変化も無い。 △:カード表面に磁気ヘッドによる削れが少しあるが、
再生出力の変化は少ない。 ×:カード表面の磁気ヘッドによる削れが著しく、再生
出力の変化が大きい。
【0047】(ヘッド付着性及びヘッド研磨性)上記磁
気カードリーダで、磁気カード一枚あたり50回繰り返
し走行させ、順次新しいカードを同様に走行させて、合
計100枚のカードを連続的に走行させた後、磁気ヘッ
ド表面の異物の付着状態と傷つき状態を観察した。さら
に、再生出力の変化を測定した。
【0048】(ヘッド付着性の判定基準) ○:磁気ヘッド表面に付着物が無く、再生出力の変化も
無い。 △:磁気ヘッド表面に付着物が少しあるが、再生出力の
変化は少ない。 ×:磁気ヘッド表面の付着物が著しく、再生出力が低下
する。
【0049】(ヘッド研磨性の判定基準) ○:磁気ヘッド表面が研磨されていない。 △:磁気ヘッド表面に少し傷が付く程度研磨されてい
る。 ×:磁気ヘッドがかなり研磨されている。
【0050】表1に掲げた結果から明らかなように、実
施例で得られた磁気カードは耐磨耗性が良好で、かつ、
磁気ヘッド表面を傷つけることなくヘッド付着を防止す
るヘッドクリーニング効果を有することが理解できる。
【0051】
【発明の効果】本発明の磁気カードは、従来の磁気カー
ドに対してヘッドクリーニング効果を付与するものであ
る。その結果、磁気ヘッドへの手垢、埃等の付着による
読取りエラー、書込みエラーの発生を解消することがで
きる。また、ヘッド付着に対処するための煩わしいメン
テナンス作業が不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の磁気カードの層構成の一例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 非磁性支持体 2 磁気記録層 3 白色隠蔽層 4 保護層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に磁気記録層、白色隠蔽
    層及び保護層を順次積層して成る磁気カードにおいて、
    前記保護層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.5μm
    〜1.0μmにあることを特徴とする磁気カード。
  2. 【請求項2】 白色隠蔽層表面の中心線平均粗さ(R
    a)が0.5μm〜1.5μmの範囲にあることを特徴
    とする請求項1記載の磁気カード。
  3. 【請求項3】 保護層の厚さが0.5〜1.0μmの範
    囲にある請求項2記載の磁気カード。
JP12053292A 1992-05-13 1992-05-13 磁気カード Pending JPH05314433A (ja)

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JP12053292A JPH05314433A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 磁気カード

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0608126A3 (en) * 1993-01-21 1995-11-29 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Information recording medium and manufacturing process.
GB2323268A (en) * 1997-03-17 1998-09-23 Clive Humphrey Jenkins Card for cleaning card operated lottery and gaming machines
JP2003513392A (ja) * 1999-10-23 2003-04-08 ウルトラカード,アイエヌシー. データ記憶デバイス、装置およびその使用方法
US9430727B2 (en) 1999-10-23 2016-08-30 Ultracard, Inc. Data storage device, apparatus and method for using same

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