JPH0531445B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0531445B2 JPH0531445B2 JP60287300A JP28730085A JPH0531445B2 JP H0531445 B2 JPH0531445 B2 JP H0531445B2 JP 60287300 A JP60287300 A JP 60287300A JP 28730085 A JP28730085 A JP 28730085A JP H0531445 B2 JPH0531445 B2 JP H0531445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engaging member
- mold
- hook
- groove
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、クツシヨン等各種合成樹脂成形体の
製造方法に関し、さらに詳しくは面フアスナーを
有する係合部材が一体的に接合された成形体の製
造方法に関する。
製造方法に関し、さらに詳しくは面フアスナーを
有する係合部材が一体的に接合された成形体の製
造方法に関する。
(従来の技術)
面フアスナーは、繊維布帛その他種々の物品を
接合するための係合部材として広く使用されてい
る。その1例として、発泡合成樹脂からなるシー
トクツシヨンに表皮材を被覆固定する目的で、該
シートクツシヨンに係合部材を一体的に接合する
ものがある。該シートクツシヨン等の成形体表面
に係合部材を接合する方法としては、実開昭57−
20257号公報のように係合部材を接着剤で成形体
表面に貼着するものや、実開昭57−129472号公報
のように型表面に針を植設し係合部材を針に突刺
して型の溝内に固定したり、断面略T字状の固定
部材を溝に係合することによつて係合部材を型表
面に固定する方法がある。さらに特開昭60−
179003号公報では、係合部材内に薄い金属シート
を保持させ、型の溝底部に磁石を設け磁気吸引力
により係合部材を溝内に固定する方法が示されて
いる。
接合するための係合部材として広く使用されてい
る。その1例として、発泡合成樹脂からなるシー
トクツシヨンに表皮材を被覆固定する目的で、該
シートクツシヨンに係合部材を一体的に接合する
ものがある。該シートクツシヨン等の成形体表面
に係合部材を接合する方法としては、実開昭57−
20257号公報のように係合部材を接着剤で成形体
表面に貼着するものや、実開昭57−129472号公報
のように型表面に針を植設し係合部材を針に突刺
して型の溝内に固定したり、断面略T字状の固定
部材を溝に係合することによつて係合部材を型表
面に固定する方法がある。さらに特開昭60−
179003号公報では、係合部材内に薄い金属シート
を保持させ、型の溝底部に磁石を設け磁気吸引力
により係合部材を溝内に固定する方法が示されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点)
前記2件の公知技術において、接着剤による貼
着では耐久性に劣ることや、型の針に突刺する方
法では作業が面倒であり、係合部材位置の調整等
も行ないにくいという問題点がある。これらに対
して磁気吸引力を利用して係合部材を固定する方
法は、上記の問題がなく優れたものであるが、磁
石や金属シートを用いることにより、製造コスト
が増加するという問題がある。
着では耐久性に劣ることや、型の針に突刺する方
法では作業が面倒であり、係合部材位置の調整等
も行ないにくいという問題点がある。これらに対
して磁気吸引力を利用して係合部材を固定する方
法は、上記の問題がなく優れたものであるが、磁
石や金属シートを用いることにより、製造コスト
が増加するという問題がある。
本発明者らは、かかる問題を検討した結果、成
形型の構造を特別なものとすることにより、係合
部材を成形型の溝内に確実に配置することがで
き、成形体と一体的に接合させる成形法を発明し
た。
形型の構造を特別なものとすることにより、係合
部材を成形型の溝内に確実に配置することがで
き、成形体と一体的に接合させる成形法を発明し
た。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明は、フツク体を有する第1の係
合部材を収容すべき溝又は凹部を有しかつ該溝又
は凹部の底面にフツク体とループ体を併有する第
2の係合部材を有する成形型を用い、フツク体を
もつ面を型表面と接する向きで第1の係合部材を
成形型の該溝又は凹部に収容し第2の係合部材と
係止し、次いで成形原料を型内に導入し成形体を
成形することを特徴とする係合部材つき成形体の
製造法である。
合部材を収容すべき溝又は凹部を有しかつ該溝又
は凹部の底面にフツク体とループ体を併有する第
2の係合部材を有する成形型を用い、フツク体を
もつ面を型表面と接する向きで第1の係合部材を
成形型の該溝又は凹部に収容し第2の係合部材と
係止し、次いで成形原料を型内に導入し成形体を
成形することを特徴とする係合部材つき成形体の
製造法である。
本発明で用いる第1の係合部材は成形体に一体
的に接合される部材であり、該成形体の表面に繊
維布などの表皮材を被覆し該係合部材と係合させ
るために、第1の係合部材は、フツク体を設ける
ことが望ましい。
的に接合される部材であり、該成形体の表面に繊
維布などの表皮材を被覆し該係合部材と係合させ
るために、第1の係合部材は、フツク体を設ける
ことが望ましい。
フツク体をもつ係合部材は、面フアスナーとし
て使われる各種のものでよく、ナイロン、ポリエ
ステル等の合成繊維フイラメントをフツク状に織
成構成したフツク状面フアスナー、フツク体の代
りにキノコ状係合素子を織成構成したキノコ状面
フアスナー、さらに上記フツク体又はキノコ状係
合素子を織成構成する代りに合成樹脂で一体成形
して構成される面フアスナーが含まれる。これら
の面フアスナーは本発明における第1の係合部材
の必須要素であるが、面フアスナーの外に目的に
応じて各種の部材を加えることができる。例えば
面フアスナーの裏面すなわち係合素子を有しない
面に、成形体との接合性を強化するために、合成
樹脂が含浸しうる間隙をもつ繊維基布(粗い編織
布、不織布等)や係止のための突出体をもつ基布
又は成形体を積層することができる。これらの基
布等は成形法で得られた面フアスナーと組合せて
用いると効果的である。
て使われる各種のものでよく、ナイロン、ポリエ
ステル等の合成繊維フイラメントをフツク状に織
成構成したフツク状面フアスナー、フツク体の代
りにキノコ状係合素子を織成構成したキノコ状面
フアスナー、さらに上記フツク体又はキノコ状係
合素子を織成構成する代りに合成樹脂で一体成形
して構成される面フアスナーが含まれる。これら
の面フアスナーは本発明における第1の係合部材
の必須要素であるが、面フアスナーの外に目的に
応じて各種の部材を加えることができる。例えば
面フアスナーの裏面すなわち係合素子を有しない
面に、成形体との接合性を強化するために、合成
樹脂が含浸しうる間隙をもつ繊維基布(粗い編織
布、不織布等)や係止のための突出体をもつ基布
又は成形体を積層することができる。これらの基
布等は成形法で得られた面フアスナーと組合せて
用いると効果的である。
かかる構造の第1の係合部材を型内に設置する
方法として、本発明では型内に設けた特別の溝又
は凹部に該係合部材を収容する。該溝又は凹部は
型表面を削って作るか、又は型表面に土手状の枠
を作つて構成することができる。いずれの構成に
おいても、溝又は凹部の深さは大きくないから、
係合部材を溝又は凹部に収容するだけでは位置が
固定せず、成形体原料の供給時に係合部材が溝又
は凹部からずれたり外れたりすることになる。
方法として、本発明では型内に設けた特別の溝又
は凹部に該係合部材を収容する。該溝又は凹部は
型表面を削って作るか、又は型表面に土手状の枠
を作つて構成することができる。いずれの構成に
おいても、溝又は凹部の深さは大きくないから、
係合部材を溝又は凹部に収容するだけでは位置が
固定せず、成形体原料の供給時に係合部材が溝又
は凹部からずれたり外れたりすることになる。
本発明においては、該溝又は凹部の底面に第2
の係合部材を設け、これに第1の係合部材を係止
して第1の係合部材の位置を固定させる。第2の
係合部材を溝又は凹部の底面に設けるだけである
から、従来の磁石や金属プレートを用いたり、固
定用の針をいちいち刺植する必要がなく効率の向
上にすぐれ、製造コストの低減は非常に大きい。
の係合部材を設け、これに第1の係合部材を係止
して第1の係合部材の位置を固定させる。第2の
係合部材を溝又は凹部の底面に設けるだけである
から、従来の磁石や金属プレートを用いたり、固
定用の針をいちいち刺植する必要がなく効率の向
上にすぐれ、製造コストの低減は非常に大きい。
本発明で用いる第2の係合部材は、第1の係合
部材のフツク体と係合するために、ループ体がな
ければならない。
部材のフツク体と係合するために、ループ体がな
ければならない。
ループ体としては、細い多繊条からなる輪や、
毛あしの長い繊維等のフツク体と係合するものが
使用できる。しかしながら、これらのループ体の
みからなる係合部材を、第2の係合部材として用
いた場合、その係合力が非常に強いため種々の問
題が生じた。まず溝又は凹部内に軽視した第1の
係合部材の位置を調整等するため第1と第2の係
合部材を脱着する場合に、係合力が強いと不要の
力と時間がかかり効率を低下させる。また成形体
の成形が終了し、型から成形体を取出す際、係合
力が強いと、成形体と第1の係合部材の接合が破
壊され、目的とする係合部材つきの成形体が得ら
れない事が生ずる。さらにループ体のみからなる
第2の係合部材は該ループ体をもつ面が軟かいか
ら、第1の係合部材を係止した状態で成形体原料
を供給した場合、原料の重さ及び成形体形成反応
の圧力等により第1の係合部材が第2の係合部材
の方へ押圧され、該係合部材の部分だけ成形体が
膨出した形状となり、所定の形状のものが得られ
ない事となる。
毛あしの長い繊維等のフツク体と係合するものが
使用できる。しかしながら、これらのループ体の
みからなる係合部材を、第2の係合部材として用
いた場合、その係合力が非常に強いため種々の問
題が生じた。まず溝又は凹部内に軽視した第1の
係合部材の位置を調整等するため第1と第2の係
合部材を脱着する場合に、係合力が強いと不要の
力と時間がかかり効率を低下させる。また成形体
の成形が終了し、型から成形体を取出す際、係合
力が強いと、成形体と第1の係合部材の接合が破
壊され、目的とする係合部材つきの成形体が得ら
れない事が生ずる。さらにループ体のみからなる
第2の係合部材は該ループ体をもつ面が軟かいか
ら、第1の係合部材を係止した状態で成形体原料
を供給した場合、原料の重さ及び成形体形成反応
の圧力等により第1の係合部材が第2の係合部材
の方へ押圧され、該係合部材の部分だけ成形体が
膨出した形状となり、所定の形状のものが得られ
ない事となる。
以上のような問題を解決するために、溝又は凹
部内に設ける第2の係合部材はループ体と共にフ
ツク体を有することが必要である。ここにおける
フツク体は、第1の係合部材と同様なフツク状係
合素子であり、さらにループ体を構成する繊条に
比して剛直な単繊条を直立させた素子又は剛直な
単繊条でループ体とした素子を含むものである。
これらのフツク体は、第1の係合部材のフツク体
との係合には実質的に寄与せずに、第1の係合部
材を支持する機能をもつものである。ループ体と
フツク体を併有することにより、ループ体の量が
減ずることとなり第1の係合部材との係合力を適
当な大きさに調整でき、またフツク体を有するこ
とにより第1の係合部材の膨出をおさえることが
できる。
部内に設ける第2の係合部材はループ体と共にフ
ツク体を有することが必要である。ここにおける
フツク体は、第1の係合部材と同様なフツク状係
合素子であり、さらにループ体を構成する繊条に
比して剛直な単繊条を直立させた素子又は剛直な
単繊条でループ体とした素子を含むものである。
これらのフツク体は、第1の係合部材のフツク体
との係合には実質的に寄与せずに、第1の係合部
材を支持する機能をもつものである。ループ体と
フツク体を併有することにより、ループ体の量が
減ずることとなり第1の係合部材との係合力を適
当な大きさに調整でき、またフツク体を有するこ
とにより第1の係合部材の膨出をおさえることが
できる。
第2の係合部材におけるループ体とフツク体の
配置は、必要に応じて各種のものが使用できる
が、製造の容易さからは、長さ方向にループ体と
フツク体を列状に設けるものが好ましい。その具
体例は、第2の係合部材の中央部にループ体を設
け、両端部にフツク体を設けたものであり、この
構造のものは、第1の係合部材との着脱が容易で
あるとの特長をもつ。他の具体例は、第2の係合
部材の中央部にフツク体を設け、両端部にループ
体を設けたものであり、この構造のものは、第1
の係合部材と第2の係合部材の周縁部での係合が
密となり、第1の係合部材が溝又は応部の縁を十
分に封止することとなるので、成形体原料が溝又
は凹部に流入して係合部材の係合素子をうめるこ
とを防ぐことができる。
配置は、必要に応じて各種のものが使用できる
が、製造の容易さからは、長さ方向にループ体と
フツク体を列状に設けるものが好ましい。その具
体例は、第2の係合部材の中央部にループ体を設
け、両端部にフツク体を設けたものであり、この
構造のものは、第1の係合部材との着脱が容易で
あるとの特長をもつ。他の具体例は、第2の係合
部材の中央部にフツク体を設け、両端部にループ
体を設けたものであり、この構造のものは、第1
の係合部材と第2の係合部材の周縁部での係合が
密となり、第1の係合部材が溝又は応部の縁を十
分に封止することとなるので、成形体原料が溝又
は凹部に流入して係合部材の係合素子をうめるこ
とを防ぐことができる。
第2の係合部材は第1の係合部材と同様に有機
合成繊維を織成して構成するか、金属繊維を織成
して構成するか、又は合成樹脂を一体成形して構
成することができる。例えば特公昭44−5569号公
報に示される織成方法で、本発明に使用する第2
の係合部材を作ることができる。
合成繊維を織成して構成するか、金属繊維を織成
して構成するか、又は合成樹脂を一体成形して構
成することができる。例えば特公昭44−5569号公
報に示される織成方法で、本発明に使用する第2
の係合部材を作ることができる。
第2の係合部材は溝又は凹部底面に、上記ルー
プ体とフツク体を併有する面を上面として配置
し、裏面を型表面と接して接着剤等周知の方法で
固定する。金属繊維で作られる係合部材を用いれ
ば、その耐久性を向上させることができる。
プ体とフツク体を併有する面を上面として配置
し、裏面を型表面と接して接着剤等周知の方法で
固定する。金属繊維で作られる係合部材を用いれ
ば、その耐久性を向上させることができる。
上述した第2の係合部材を溝又は凹部に配置し
た成形型を用い、第2の係合部材の上に第1の係
合部材を重ね係止させる。これにより成形体に接
合する第1の係合部材の位置が設定される。型内
の溝又は凹部の位置や数は目的に応じて種々設計
される。
た成形型を用い、第2の係合部材の上に第1の係
合部材を重ね係止させる。これにより成形体に接
合する第1の係合部材の位置が設定される。型内
の溝又は凹部の位置や数は目的に応じて種々設計
される。
型内に導入させる成形体原料は、ポリウレタ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフ
イン、ポリエステル、ポリアミド、合成ゴム等各
種のものであり、液状、粒状、粉状等の状態で型
内に導入することができる。型内で発泡、硬化又
は固化反応により成形体を製造し、その際第1の
係合部材は成形体と一体的に接合される。成形体
と第1の係合部材との接合が十分に行なわれた
後、成形体を型より取り出す。成形体と第1の係
合部材との接合が不十分であると、第1と第2の
係合部材間の係合力がまさり、成形体と第1の係
合部材が剥離されることとなる。得られた成形体
は第1の係合部材と一体的に接合しており、その
表面にフツク体が露出したものである。
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフ
イン、ポリエステル、ポリアミド、合成ゴム等各
種のものであり、液状、粒状、粉状等の状態で型
内に導入することができる。型内で発泡、硬化又
は固化反応により成形体を製造し、その際第1の
係合部材は成形体と一体的に接合される。成形体
と第1の係合部材との接合が十分に行なわれた
後、成形体を型より取り出す。成形体と第1の係
合部材との接合が不十分であると、第1と第2の
係合部材間の係合力がまさり、成形体と第1の係
合部材が剥離されることとなる。得られた成形体
は第1の係合部材と一体的に接合しており、その
表面にフツク体が露出したものである。
以下図面により本発明を説明する。
第1図及び第2図は本発明に用いる成形型の例
を示す斜視図であり、第1図は成形型1の底に溝
2を穿つた構造を示し、第2図は底に枠3を設け
て凹部2′を設けた構造を示す。第3図及び第4
図は夫々第1図及び第2図に示した成形型の溝2
及び凹部2′の底面に第2に係合部材4が設置さ
れ、かつその上面にフツク体5をもつ第1の係合
部材6が係合する関係を示すX−X′における断
面図である。第5図は本発明に用いる第2の係合
部材の例を示す平面図であり、第6図及び第7図
は第2の係合部材のY−Y′における断面図であ
る。第2の係合部材は巾方向に対して中央部7及
び両端部8,8′を有し、第6図に示す例は、両
端部にループ体9を有し、中央部に剛直な単繊維
から成るフツク体10をもつものであり、第7図
は中央部にループ体を有し、両端部に単繊維から
なるフツク体10′を有する構造を示す。7,8,
8′の各列の間には必要に応じて間隔を設けると、
ループ体8と第1の係合部材のフツク体5の係合
が、第2の係合部材のフツク体10,10′に邪
魔されずに、良好に行われる。なおこのフツク体
とループ体の列は第2の係合部材の巾に応じて複
数列に設けることも自由である。
を示す斜視図であり、第1図は成形型1の底に溝
2を穿つた構造を示し、第2図は底に枠3を設け
て凹部2′を設けた構造を示す。第3図及び第4
図は夫々第1図及び第2図に示した成形型の溝2
及び凹部2′の底面に第2に係合部材4が設置さ
れ、かつその上面にフツク体5をもつ第1の係合
部材6が係合する関係を示すX−X′における断
面図である。第5図は本発明に用いる第2の係合
部材の例を示す平面図であり、第6図及び第7図
は第2の係合部材のY−Y′における断面図であ
る。第2の係合部材は巾方向に対して中央部7及
び両端部8,8′を有し、第6図に示す例は、両
端部にループ体9を有し、中央部に剛直な単繊維
から成るフツク体10をもつものであり、第7図
は中央部にループ体を有し、両端部に単繊維から
なるフツク体10′を有する構造を示す。7,8,
8′の各列の間には必要に応じて間隔を設けると、
ループ体8と第1の係合部材のフツク体5の係合
が、第2の係合部材のフツク体10,10′に邪
魔されずに、良好に行われる。なおこのフツク体
とループ体の列は第2の係合部材の巾に応じて複
数列に設けることも自由である。
第8図は、本発明の方法により得られる成形体
の例を示す断面図であり、発泡成形体11の表面
に第1の係合部材6が一体的に接合され、係合部
材の表面にはフツク体5が露出している。
の例を示す断面図であり、発泡成形体11の表面
に第1の係合部材6が一体的に接合され、係合部
材の表面にはフツク体5が露出している。
(発明の効果)
得られる成形体は、その表面にフツク体を有す
るから、フツク体と係合するループ体をもつ部材
と係合させて種々の用途に使用できる。具体例の
1つとして、ポリウレタン発泡体にフツク体をも
つ係合部材を接合し、不織布、裏面起毛又はルー
プ状繊維をもつ表皮材で発泡体を被覆すると、係
合部材で表皮材が強固に接合されたクツシヨンや
椅子を製造することができる。
るから、フツク体と係合するループ体をもつ部材
と係合させて種々の用途に使用できる。具体例の
1つとして、ポリウレタン発泡体にフツク体をも
つ係合部材を接合し、不織布、裏面起毛又はルー
プ状繊維をもつ表皮材で発泡体を被覆すると、係
合部材で表皮材が強固に接合されたクツシヨンや
椅子を製造することができる。
他の例としては、着せ替え人形、マネキン人
体、クロス着脱可能なインテリアパネル等として
も利用できる。
体、クロス着脱可能なインテリアパネル等として
も利用できる。
実施例 1
フツク素子多数をもつ面フアスナー(株クラレ
製マジツクテープ(登録商標))の裏面にポリエ
ステル繊維からなる不織布を積層し、その周縁を
超音波溶着したフアスナー部材を第1の係合部材
として用意した。別の基布の巾に対して両端部に
ループ体を設け、中央部にナイロンモノフイラメ
ントからなるフツク体を設けたループ体とフツク
体を併用する第2の係合部材を用意した。第2の
係合部材を、そのフツク体とループ体をもつ面が
上面となるように、第1図に示した成形型の溝に
配置し、予め溝底面に塗布した接着剤で成形型に
強固に固定した。つづいて第1の係合部材のフツ
ク体の面を型表面と接する向きで成形型の溝に収
容し、第2の係合部材の面と係止させた。第2の
係合部材が両端部にループ体を有するから、第1
の係合部材は溝の周縁をよく封止するように配置
できた。次いで混合槽にポリエーテル(アデカ株
製ポリエーテルG−3000B)100重量部(以下単
に部とする)、触媒(DABCO、三共エアプロダ
クツ株製)0.15部、分散剤(L−540、日本ユニ
カー株製)1.4部、発泡剤としてジクロルメタン
10部、水3部を加え混合した。
製マジツクテープ(登録商標))の裏面にポリエ
ステル繊維からなる不織布を積層し、その周縁を
超音波溶着したフアスナー部材を第1の係合部材
として用意した。別の基布の巾に対して両端部に
ループ体を設け、中央部にナイロンモノフイラメ
ントからなるフツク体を設けたループ体とフツク
体を併用する第2の係合部材を用意した。第2の
係合部材を、そのフツク体とループ体をもつ面が
上面となるように、第1図に示した成形型の溝に
配置し、予め溝底面に塗布した接着剤で成形型に
強固に固定した。つづいて第1の係合部材のフツ
ク体の面を型表面と接する向きで成形型の溝に収
容し、第2の係合部材の面と係止させた。第2の
係合部材が両端部にループ体を有するから、第1
の係合部材は溝の周縁をよく封止するように配置
できた。次いで混合槽にポリエーテル(アデカ株
製ポリエーテルG−3000B)100重量部(以下単
に部とする)、触媒(DABCO、三共エアプロダ
クツ株製)0.15部、分散剤(L−540、日本ユニ
カー株製)1.4部、発泡剤としてジクロルメタン
10部、水3部を加え混合した。
さらに触媒T−9(M8T Chemical Co,製)
0.25部(T−9/G−3000B−25/75の溶液)を
添加混合後、トリレンジイソシアネート40部を加
え20℃で10秒間撹拌し、ポリウレタン発泡体原液
調製した。上記ポリウレタン発泡体原液を成形型
内に注入し、上蓋をして常温で20分間放置後上蓋
をとり、さらに15分間放置後発泡成形体をとり出
した。成形体上の係合部材は所定の位置にあり、
製造中に第1の係合部材がずれたり外れることは
なかつた。また型よりとり出す際も適当な力で係
合がはずれるので、成形体と第1の係合部材の接
合が破壊されることもなかつた。第1の係合部材
が溝の周縁部をよく封止したため、溝内に発泡体
原液が流入して第1の係合部材のフツク体をうめ
ることもなかつた。この発泡成形体に、裏面に多
数の繊維ループ体をもつ表皮材をかぶせ押圧する
と、係合部材のフツク体と表皮材のループ体が係
合して、成形体上に表皮材が固定され、クツシヨ
ンとして使用できた。
0.25部(T−9/G−3000B−25/75の溶液)を
添加混合後、トリレンジイソシアネート40部を加
え20℃で10秒間撹拌し、ポリウレタン発泡体原液
調製した。上記ポリウレタン発泡体原液を成形型
内に注入し、上蓋をして常温で20分間放置後上蓋
をとり、さらに15分間放置後発泡成形体をとり出
した。成形体上の係合部材は所定の位置にあり、
製造中に第1の係合部材がずれたり外れることは
なかつた。また型よりとり出す際も適当な力で係
合がはずれるので、成形体と第1の係合部材の接
合が破壊されることもなかつた。第1の係合部材
が溝の周縁部をよく封止したため、溝内に発泡体
原液が流入して第1の係合部材のフツク体をうめ
ることもなかつた。この発泡成形体に、裏面に多
数の繊維ループ体をもつ表皮材をかぶせ押圧する
と、係合部材のフツク体と表皮材のループ体が係
合して、成形体上に表皮材が固定され、クツシヨ
ンとして使用できた。
表皮材と成形体の剥離係合を繰返しても、係合
部材が成形体から剥離することはなかつた。
部材が成形体から剥離することはなかつた。
実施例 2
不飽和ポリエステル(リゴラツク2004W、昭和
高分子株製)及び触媒(同社製パーメツクN)等
を主剤とした成形体原液を調製した。
高分子株製)及び触媒(同社製パーメツクN)等
を主剤とした成形体原液を調製した。
実施例1と同様の係合部材を平板成形用の成形
型の溝に装着し、上記成形体原液を型内に注入し
た。45〜50℃にて2時間硬化反応後、型全体を水
中に投入して冷却し、板状成形体を取り出した。
第1の係合部材が溝の周縁部をよく封止していた
ため、原液の溝への流入を防いでいた。第1の係
合部材の裏面が成形体と一体的に埋設接合し、フ
ツク体が裏面に露出したポリエステル成形板が得
られた。
型の溝に装着し、上記成形体原液を型内に注入し
た。45〜50℃にて2時間硬化反応後、型全体を水
中に投入して冷却し、板状成形体を取り出した。
第1の係合部材が溝の周縁部をよく封止していた
ため、原液の溝への流入を防いでいた。第1の係
合部材の裏面が成形体と一体的に埋設接合し、フ
ツク体が裏面に露出したポリエステル成形板が得
られた。
該ポリエステル成形板を係合部材が表面に出る
ようにコンクリート壁に接着し、ポリエステル成
形板状に裏面起毛した繊維クロスをかけて押圧す
ると、フツク体とクロスが係合して成形板上にク
ロスが簡単にとりつけられた。該成形板はクロス
着脱可能なインテリアパネルとして使用できた。
ようにコンクリート壁に接着し、ポリエステル成
形板状に裏面起毛した繊維クロスをかけて押圧す
ると、フツク体とクロスが係合して成形板上にク
ロスが簡単にとりつけられた。該成形板はクロス
着脱可能なインテリアパネルとして使用できた。
第1図および第2図は本発明に用いる成形型の
例を示す斜視図であり、第3図および第4図は上
記成形型に係合部材を装着する状態を示すX−
X′における断面図である。第5図は第2の係合
部材の例を示す平面図であり、第6図および第7
図は第5図のY−Y′における断面図である。第
8図は得られる成形体の例を示す断面図である。
例を示す斜視図であり、第3図および第4図は上
記成形型に係合部材を装着する状態を示すX−
X′における断面図である。第5図は第2の係合
部材の例を示す平面図であり、第6図および第7
図は第5図のY−Y′における断面図である。第
8図は得られる成形体の例を示す断面図である。
Claims (1)
- 1 フツク体を有する第1の係合部材を収容すべ
き溝又は凹部を有しかつ該溝又は凹部の底面にフ
ツク体とループ体を併有する第2の係合部材を有
する成形型を用い、フツク体をもつ面を型表面と
接する向きで第1の係合部材を成形型の該溝又は
凹部に収容し第2の係合部材と係止し、次いで成
形体原料を型内に導入し成形体を成形することを
特徴とする係合部材つき成形体の製造法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60287300A JPS62144911A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 係合部材つき成形体の製造法 |
| KR1019860010890A KR900007323B1 (ko) | 1985-12-19 | 1986-12-18 | 계합부재부착성형체의 제조방법 |
| FR868617866A FR2593430B1 (fr) | 1985-12-19 | 1986-12-19 | Procede de fabrication de moulages avec pieces constitutives d'attache incorporees dans le moulage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60287300A JPS62144911A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 係合部材つき成形体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62144911A JPS62144911A (ja) | 1987-06-29 |
| JPH0531445B2 true JPH0531445B2 (ja) | 1993-05-12 |
Family
ID=17715589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60287300A Granted JPS62144911A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 係合部材つき成形体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62144911A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6436114U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-06 | ||
| US6929771B1 (en) * | 2000-07-31 | 2005-08-16 | High Voltage Graphics, Inc. | Method of decorating a molded article |
| JP6002562B2 (ja) * | 2012-12-05 | 2016-10-05 | 横浜ゴム株式会社 | 面ファスナー付き空気入りタイヤ及びその製造方法 |
| JP5720040B1 (ja) * | 2014-07-26 | 2015-05-20 | 株式会社 一歩 | 複合資材及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP60287300A patent/JPS62144911A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62144911A (ja) | 1987-06-29 |
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