JPH05314504A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents
光学的情報記録再生装置Info
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- JPH05314504A JPH05314504A JP14696092A JP14696092A JPH05314504A JP H05314504 A JPH05314504 A JP H05314504A JP 14696092 A JP14696092 A JP 14696092A JP 14696092 A JP14696092 A JP 14696092A JP H05314504 A JPH05314504 A JP H05314504A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報記録媒体の反射率バラツキやサーボ信号
特性のバラツキ、あるいは対物レンズアクチュエータの
感度バラツキなどによって生じる制御ループの発振を防
止する。 【構成】 光学的情報記録媒体に光ビームを照射して情
報の記録または再生を行う光学的情報記録再生装置にお
いて、前記光ビームのサーボ制御系の制御ループまたは
光ヘッドの移動制御系の制御ループのループ利得を可変
するための手段と、この制御ループの信号を検出するた
めの手段と、得られた信号から制御ループが安定である
か不安定であるかを判定するための手段と、制御ループ
が不安定であった場合に、前記利得可変手段の利得を可
変して制御ループが安定化する安定ループ利得に設定す
るための手段とを設ける。
特性のバラツキ、あるいは対物レンズアクチュエータの
感度バラツキなどによって生じる制御ループの発振を防
止する。 【構成】 光学的情報記録媒体に光ビームを照射して情
報の記録または再生を行う光学的情報記録再生装置にお
いて、前記光ビームのサーボ制御系の制御ループまたは
光ヘッドの移動制御系の制御ループのループ利得を可変
するための手段と、この制御ループの信号を検出するた
めの手段と、得られた信号から制御ループが安定である
か不安定であるかを判定するための手段と、制御ループ
が不安定であった場合に、前記利得可変手段の利得を可
変して制御ループが安定化する安定ループ利得に設定す
るための手段とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的情報記録媒体に
光ビームを照射して情報を記録、再生する光学的情報記
録再生装置に関するものである。
光ビームを照射して情報を記録、再生する光学的情報記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例の光ディスク装置の概略構
成を示した図である。図7において、1は情報記録媒体
であるところの光ディスクであり、スピンドルモータ2
の駆動により例えば3600rpmの一定速度で回転す
る。3は光源である半導体レーザやこの半導体レーザの
レーザビームを微小光スポットに絞るための対物レンズ
あるいは光ディスク1からの反射光を検出するための光
センサなどの種々の光学素子から構成された光ヘッドで
ある。4は光ディスク1や光ヘッド3を支持するための
基台で、この基台4上にはスピンドルモータ2が固定さ
れると共に、光ディスク1の半径方向に沿ってレール5
が敷設されている。一方、光ヘッド3内にはレール5に
係合するベアリング6が設けられており、光ヘッド3は
レール5の案内によって光ディスク1の半径方向に移動
するように構成されている。
成を示した図である。図7において、1は情報記録媒体
であるところの光ディスクであり、スピンドルモータ2
の駆動により例えば3600rpmの一定速度で回転す
る。3は光源である半導体レーザやこの半導体レーザの
レーザビームを微小光スポットに絞るための対物レンズ
あるいは光ディスク1からの反射光を検出するための光
センサなどの種々の光学素子から構成された光ヘッドで
ある。4は光ディスク1や光ヘッド3を支持するための
基台で、この基台4上にはスピンドルモータ2が固定さ
れると共に、光ディスク1の半径方向に沿ってレール5
が敷設されている。一方、光ヘッド3内にはレール5に
係合するベアリング6が設けられており、光ヘッド3は
レール5の案内によって光ディスク1の半径方向に移動
するように構成されている。
【0003】上記光ディスク装置においては、光ヘッド
3内の半導体レーザから射出されたレーザ光束が対物レ
ンズにより直径1μm程度の微小光スポットに絞り込ま
れて光ディスク1上に照射される。この微小光スポット
はフォーカシング制御により光ディスクの媒体面に合焦
され、またトラッキング制御により情報トラックから逸
脱しないように制御される。従って、微小光スポットは
媒体面に合焦しつつ情報トラック上を走査し、情報トラ
ック上に情報の記録、あるいは記録情報の再生が行われ
る。
3内の半導体レーザから射出されたレーザ光束が対物レ
ンズにより直径1μm程度の微小光スポットに絞り込ま
れて光ディスク1上に照射される。この微小光スポット
はフォーカシング制御により光ディスクの媒体面に合焦
され、またトラッキング制御により情報トラックから逸
脱しないように制御される。従って、微小光スポットは
媒体面に合焦しつつ情報トラック上を走査し、情報トラ
ック上に情報の記録、あるいは記録情報の再生が行われ
る。
【0004】図8は上記光ディスク装置のフォーカシン
グ制御の制御ループを示した図で、7は利得を調整する
ための利得調整器、8は位相補償器、9はドライバ、1
0はこのドライバ9によって駆動されるフォーカスアク
チュエータである。フォーカシング制御にあっては、光
ヘッド3内の光センサの受光量によって光スポットと光
ディスク面との位置誤差を検出される。そして、得られ
た誤差信号によりフォーカスアクチュエータ10が駆動
され、この駆動で対物レンズをフォーカス方向に移動さ
せることにより、光スポットが媒体面に合焦するよう制
御される。一方トラッキング制御の制御ループは図8と
同様に構成され、まずトラッキング誤差として光センサ
の検出信号により光スポットの情報トラックに対する位
置誤差が検出される。そして、この誤差信号によりトラ
ッキングアクチュエータが駆動され、対物レンズをトラ
ッキング方向に移動させることにより、光スポットが情
報トラックに追従して走査するよう制御される。
グ制御の制御ループを示した図で、7は利得を調整する
ための利得調整器、8は位相補償器、9はドライバ、1
0はこのドライバ9によって駆動されるフォーカスアク
チュエータである。フォーカシング制御にあっては、光
ヘッド3内の光センサの受光量によって光スポットと光
ディスク面との位置誤差を検出される。そして、得られ
た誤差信号によりフォーカスアクチュエータ10が駆動
され、この駆動で対物レンズをフォーカス方向に移動さ
せることにより、光スポットが媒体面に合焦するよう制
御される。一方トラッキング制御の制御ループは図8と
同様に構成され、まずトラッキング誤差として光センサ
の検出信号により光スポットの情報トラックに対する位
置誤差が検出される。そして、この誤差信号によりトラ
ッキングアクチュエータが駆動され、対物レンズをトラ
ッキング方向に移動させることにより、光スポットが情
報トラックに追従して走査するよう制御される。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来のフォーカシング制御あるいはトラッキング制御にあ
っては、制御ループの利得が光ディスクの反射率、光デ
ィスクのサーボ信号特性あるいは対物レンズ駆動用のア
クチュエータ感度などのバラツキによって一定せず、最
悪の事態では制御ループが発振することがあった。こう
した発振が生じた場合満足な情報の記録、再生ができな
いばかりか、記録済みのデータまでも破壊してしまう恐
れがあった。また、利得調整器により制御ループの利得
を自動的に調整する方式もあるが、この方式であっても
アクチュエータの副共振レベルによっては制御ループの
発振はまねがれず、やはり確実に制御ループの発振を防
止することは困難であった。
来のフォーカシング制御あるいはトラッキング制御にあ
っては、制御ループの利得が光ディスクの反射率、光デ
ィスクのサーボ信号特性あるいは対物レンズ駆動用のア
クチュエータ感度などのバラツキによって一定せず、最
悪の事態では制御ループが発振することがあった。こう
した発振が生じた場合満足な情報の記録、再生ができな
いばかりか、記録済みのデータまでも破壊してしまう恐
れがあった。また、利得調整器により制御ループの利得
を自動的に調整する方式もあるが、この方式であっても
アクチュエータの副共振レベルによっては制御ループの
発振はまねがれず、やはり確実に制御ループの発振を防
止することは困難であった。
【0006】更に、近年においては装置の小型化が要求
され、図7に示した光ディスク装置も小型化が強く要求
されている。こうした小型化のためには、例えば比較的
大きな機構部品である基台4を薄くすることが有効であ
るが、反面次のような弊害が生じる。図9は基台4を薄
くしたときのフォーカシング制御の制御ループを示した
図である。図9から明らかなようにフォーカスアクチュ
エータ10から入力に戻る本来のループに加えて、フォ
ーカスアクチュエータ10から基台4、スピンドルモー
タ2、光ディスク1を介して入力に戻る新たなループが
生じることがわかる。即ち、光ヘッド3内のフォーカス
アクチュエータ10は対物レンズを電磁力で動かすため
に、反作用などにより振動が発生し、この振動が光ヘッ
ド3、レール5を伝わって基台4に到達する。そして、
基台4を薄くしたことによって振動がスピンドルモータ
2に伝わり、光ディスク1へ到達する。従って、本来光
ディスク1の面振れにフィードバック制御をかけていた
ところに、新たなループによりクロストークが発生する
ため、制御系が不安定となり、制御ループが発振する問
題があった。特に、光ディスク1自体の共振周波数、あ
るいは基台4の共振周波数の振動がよく伝わるという傾
向があった。また、トラッキング制御系においても全く
同様に基台4を薄くすると、制御ループが発振する問題
があった。
され、図7に示した光ディスク装置も小型化が強く要求
されている。こうした小型化のためには、例えば比較的
大きな機構部品である基台4を薄くすることが有効であ
るが、反面次のような弊害が生じる。図9は基台4を薄
くしたときのフォーカシング制御の制御ループを示した
図である。図9から明らかなようにフォーカスアクチュ
エータ10から入力に戻る本来のループに加えて、フォ
ーカスアクチュエータ10から基台4、スピンドルモー
タ2、光ディスク1を介して入力に戻る新たなループが
生じることがわかる。即ち、光ヘッド3内のフォーカス
アクチュエータ10は対物レンズを電磁力で動かすため
に、反作用などにより振動が発生し、この振動が光ヘッ
ド3、レール5を伝わって基台4に到達する。そして、
基台4を薄くしたことによって振動がスピンドルモータ
2に伝わり、光ディスク1へ到達する。従って、本来光
ディスク1の面振れにフィードバック制御をかけていた
ところに、新たなループによりクロストークが発生する
ため、制御系が不安定となり、制御ループが発振する問
題があった。特に、光ディスク1自体の共振周波数、あ
るいは基台4の共振周波数の振動がよく伝わるという傾
向があった。また、トラッキング制御系においても全く
同様に基台4を薄くすると、制御ループが発振する問題
があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は記録媒体の反射率バラ
ツキなどによって生じる制御ループの発振を確実に防止
することができる光学的情報記録再生装置、及び基台を
薄くしても制御ループの発振を防止でき、もって小型、
軽量化を図ることができる光学的情報記録再生装置を提
供することにある。
めになされたもので、その目的は記録媒体の反射率バラ
ツキなどによって生じる制御ループの発振を確実に防止
することができる光学的情報記録再生装置、及び基台を
薄くしても制御ループの発振を防止でき、もって小型、
軽量化を図ることができる光学的情報記録再生装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光学的
情報記録媒体に光ビームを照射して情報の記録または再
生を行う光学的情報記録再生装置において、前記光ビー
ムのサーボ制御系の制御ループまたは光ヘッドの移動制
御系の制御ループのループ利得を可変するための手段
と、この制御ループの信号を検出するための手段と、得
られた信号から制御ループが安定であるか不安定である
かを判定するための手段と、制御ループが不安定であっ
た場合に、前記利得可変手段の利得を可変して制御ルー
プが安定化する安定ループ利得に設定するための手段と
を設けたことを特徴とする光学的情報記録再生装置によ
って達成される。
情報記録媒体に光ビームを照射して情報の記録または再
生を行う光学的情報記録再生装置において、前記光ビー
ムのサーボ制御系の制御ループまたは光ヘッドの移動制
御系の制御ループのループ利得を可変するための手段
と、この制御ループの信号を検出するための手段と、得
られた信号から制御ループが安定であるか不安定である
かを判定するための手段と、制御ループが不安定であっ
た場合に、前記利得可変手段の利得を可変して制御ルー
プが安定化する安定ループ利得に設定するための手段と
を設けたことを特徴とする光学的情報記録再生装置によ
って達成される。
【0009】また、本発明の目的は、基台上に光学的情
報記録媒体を回転させるためのモータ及び記録媒体の半
径方向に移動する光ヘッドを設け、この光ヘッドから照
射された光ビームを前記記録媒体の情報トラック上にフ
ォーカシング制御及びトラッキング制御をかけながら照
射することにより、情報の記録または再生を行う光学的
情報記録再生装置において、前記光ヘッド内に設けられ
た対物レンズ駆動用アクチュエータの振動を遮断または
減衰させるための緩衝部材を、前記アクチュエータから
基台、モータを通って記録媒体に至るまでの振動伝達経
路に設けたことを特徴とする光学的情報記録再生装置に
よって達成される。
報記録媒体を回転させるためのモータ及び記録媒体の半
径方向に移動する光ヘッドを設け、この光ヘッドから照
射された光ビームを前記記録媒体の情報トラック上にフ
ォーカシング制御及びトラッキング制御をかけながら照
射することにより、情報の記録または再生を行う光学的
情報記録再生装置において、前記光ヘッド内に設けられ
た対物レンズ駆動用アクチュエータの振動を遮断または
減衰させるための緩衝部材を、前記アクチュエータから
基台、モータを通って記録媒体に至るまでの振動伝達経
路に設けたことを特徴とする光学的情報記録再生装置に
よって達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の光学的情報記録再
生装置の一実施例を示た構成図である。なお、図1では
従来装置と同一部分は同一符号を付している。図1にお
いて、1は情報記録媒体であるところの光ディスクで、
スピンドルモータ2の駆動により例えば3600rpm
の一定速度で回転する。3は光ヘッドで、記録、再生用
の光ビームの光ディスク1への照射あるいは、光ディス
ク1からの反射光を検出して再生信号の生成などを行
う。この光ヘッド3は、例えば図7に示した機構によっ
て光ディスク1の半径方向に移動できるように構成され
ている。11は光ヘッド3内の光センサによって検出さ
れたディスク反射光からフォーカス誤差信号を検出する
ためのフォーカス誤差検出器、12はフォーカス制御ル
ープの一巡利得を変えるための可変利得アンプ、13は
制御系を安定化するための補償制御器である。補償制御
器13としては、例えば位相進み補償器が使用されてい
る。また、補償制御器13内にはアクチュエータドライ
バが設けられており、このドライバの出力は光ヘッド3
内に設けられたフォーカシングアクチュエータに接続さ
れている。14は装置全体を総括的に制御するためのマ
イクロコンピュータで、光ビームのフォーカシング制御
も行う。また、マイクロコンピュータ14にはA/Dコ
ンバータ15が内蔵されている。
して詳細に説明する。図1は本発明の光学的情報記録再
生装置の一実施例を示た構成図である。なお、図1では
従来装置と同一部分は同一符号を付している。図1にお
いて、1は情報記録媒体であるところの光ディスクで、
スピンドルモータ2の駆動により例えば3600rpm
の一定速度で回転する。3は光ヘッドで、記録、再生用
の光ビームの光ディスク1への照射あるいは、光ディス
ク1からの反射光を検出して再生信号の生成などを行
う。この光ヘッド3は、例えば図7に示した機構によっ
て光ディスク1の半径方向に移動できるように構成され
ている。11は光ヘッド3内の光センサによって検出さ
れたディスク反射光からフォーカス誤差信号を検出する
ためのフォーカス誤差検出器、12はフォーカス制御ル
ープの一巡利得を変えるための可変利得アンプ、13は
制御系を安定化するための補償制御器である。補償制御
器13としては、例えば位相進み補償器が使用されてい
る。また、補償制御器13内にはアクチュエータドライ
バが設けられており、このドライバの出力は光ヘッド3
内に設けられたフォーカシングアクチュエータに接続さ
れている。14は装置全体を総括的に制御するためのマ
イクロコンピュータで、光ビームのフォーカシング制御
も行う。また、マイクロコンピュータ14にはA/Dコ
ンバータ15が内蔵されている。
【0011】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
装置が起動されたとき、あるいは光ディスク1が装着さ
れた場合、スピンドルモータ2の駆動により光ディスク
1は回転を開始し、一定速度になるとマイクロコンピュ
ータ14は光ヘッド3内の半導体レーザを点灯すると共
に、フォーカシング制御、トラッキング制御を順次オン
する。図1ではフォーカシング制御系のみを示している
が、トラッキング制御系も図1のフォーカシング制御系
と同様に構成されている。フォーカス制御ループが閉じ
られると、マイクロコンピュータ14は内蔵したA/D
コンバータ15により補償制御器13の出力を複数回モ
ニターする。フォーカシング制御が正常に動作していれ
ば、補償制御器13の出力信号は図2(a)に示すよう
に多少のノイズを含んでいるが、ほぼ一定レベルの信号
となる。次いで、マイクロコンピュータ14はA/Dコ
ンバータ15で取り込んだデータのAC成分の振幅の絶
対値を算出し、得られた値を積算あるいは平均化する処
理を行う。マイクロコンピュータ14は得られた値と予
め決められた設定値を比較し、得られた値が設定値以下
であれば、フォーカシング制御は正常に動作していると
判断し、記録装置としての記録、再生といった動作を開
始すべく、次の制御動作に移行する。
装置が起動されたとき、あるいは光ディスク1が装着さ
れた場合、スピンドルモータ2の駆動により光ディスク
1は回転を開始し、一定速度になるとマイクロコンピュ
ータ14は光ヘッド3内の半導体レーザを点灯すると共
に、フォーカシング制御、トラッキング制御を順次オン
する。図1ではフォーカシング制御系のみを示している
が、トラッキング制御系も図1のフォーカシング制御系
と同様に構成されている。フォーカス制御ループが閉じ
られると、マイクロコンピュータ14は内蔵したA/D
コンバータ15により補償制御器13の出力を複数回モ
ニターする。フォーカシング制御が正常に動作していれ
ば、補償制御器13の出力信号は図2(a)に示すよう
に多少のノイズを含んでいるが、ほぼ一定レベルの信号
となる。次いで、マイクロコンピュータ14はA/Dコ
ンバータ15で取り込んだデータのAC成分の振幅の絶
対値を算出し、得られた値を積算あるいは平均化する処
理を行う。マイクロコンピュータ14は得られた値と予
め決められた設定値を比較し、得られた値が設定値以下
であれば、フォーカシング制御は正常に動作していると
判断し、記録装置としての記録、再生といった動作を開
始すべく、次の制御動作に移行する。
【0012】一方、例えば光ヘッド3内のフォーカスア
クチュエータの副共振などによりフォーカス制御ループ
が発振した場合、補償制御器13の出力信号は図2
(b)に示すような発振波形となる。マイクロコンピュ
ータ14は前述のように補償制御器13の出力をモニタ
ーし、AC成分の振幅の絶対値を算出する。この場合、
制御ループは発振しているため、得られた値は設定値よ
りも大きくなり、この結果からマイクロコンピュータ1
4はフォーカシング制御は正常に動作していないと判断
する。従って、マイクロコンピュータ14は可変利得ア
ンプ12の利得を現在の利得よりも低い利得に設定し、
再び補償制御器13の出力をモニターする。こうしてマ
イクロコンピュータ14は制御ループの発振が停止する
まで、可変利得アンプ12の利得を下げ、発振が停止し
たときの利得をその装置のフォーカス制御ループの適正
利得として設定する。もし、このゲイン調整を規定回数
行ってもフォーカシング制御が正常に動作しなかったと
きは、装置の不良と判断し、装置の動作を中止する。
クチュエータの副共振などによりフォーカス制御ループ
が発振した場合、補償制御器13の出力信号は図2
(b)に示すような発振波形となる。マイクロコンピュ
ータ14は前述のように補償制御器13の出力をモニタ
ーし、AC成分の振幅の絶対値を算出する。この場合、
制御ループは発振しているため、得られた値は設定値よ
りも大きくなり、この結果からマイクロコンピュータ1
4はフォーカシング制御は正常に動作していないと判断
する。従って、マイクロコンピュータ14は可変利得ア
ンプ12の利得を現在の利得よりも低い利得に設定し、
再び補償制御器13の出力をモニターする。こうしてマ
イクロコンピュータ14は制御ループの発振が停止する
まで、可変利得アンプ12の利得を下げ、発振が停止し
たときの利得をその装置のフォーカス制御ループの適正
利得として設定する。もし、このゲイン調整を規定回数
行ってもフォーカシング制御が正常に動作しなかったと
きは、装置の不良と判断し、装置の動作を中止する。
【0013】なお、以上の実施例では、フォーカス制御
ループの信号として補償制御器13の出力信号をモニタ
ーしたが、制御ループ内であればどの信号であってもよ
い。また、フォーカシング制御を例として説明したが、
他のサーボ制御のトラッキング制御や光ヘッドの移動制
御にも応用することができる。更に、制御ループが正常
であった場合、正常動作の範囲内で可変利得アンプ12
の利得を上げるようにすれば、高精度のサーボ制御を実
現することが可能である。
ループの信号として補償制御器13の出力信号をモニタ
ーしたが、制御ループ内であればどの信号であってもよ
い。また、フォーカシング制御を例として説明したが、
他のサーボ制御のトラッキング制御や光ヘッドの移動制
御にも応用することができる。更に、制御ループが正常
であった場合、正常動作の範囲内で可変利得アンプ12
の利得を上げるようにすれば、高精度のサーボ制御を実
現することが可能である。
【0014】本実施例にあっては、制御ループの利得を
光ディスクの反射率、光ディスクのサーボ信号特性、あ
るいは対物レンズアクチュエータ感度などのバラツキに
よって生じる制御ループの異常動作、発振を確実に防止
することができる。また、装置個々の特性に応じて制御
ループの利得を最適のループ利得に設定できるので、高
精度のサーボ制御を実現することができる。
光ディスクの反射率、光ディスクのサーボ信号特性、あ
るいは対物レンズアクチュエータ感度などのバラツキに
よって生じる制御ループの異常動作、発振を確実に防止
することができる。また、装置個々の特性に応じて制御
ループの利得を最適のループ利得に設定できるので、高
精度のサーボ制御を実現することができる。
【0015】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図3は本実施例の光学的情報記録再生装置を示した
構成図である。なお、この実施例は前述した基台4を薄
くしたことによって生じる制御ループの発振を防止する
例である。また、図3においても従来装置と同一部分は
同一符号を付している。図3において、16は基台4と
スピンドルモータ2の間に設けられたダンパーである。
ダンパー16としては例えばゴムなどの振動を吸収する
材料から作製され、基台4からスピンドルモータ2へ伝
わる振動を遮断ないしは減衰させるよう機能するもので
ある。なお、この振動としては前述のように光ディスク
1自身の共振周波数、基台4自身の共振周波数など特定
周波数で強く伝わるので、ダンバー16としてはそれら
の周波数に対して減衰効率の高い材料で作製することが
望ましい。図4は図3で示した装置のフォーカス制御ル
ープを示した図である。ダンパー16は基台4とスピン
ドルモータ2の間に設けられているので、これを電気的
等価回路でみても図4に示す如くフォーカス制御系の中
の基台4とスピンドルモータ2の間に位置する形とな
る。従って、フォーカスアクチュエータ10で振動が発
生しても、その振動はダンパー16によって遮断あるい
は減衰されてしまうために、入力側に振動としてフィー
ドバックされることがなくなり、制御ループが発振する
ことを効果的に防止することができる。
る。図3は本実施例の光学的情報記録再生装置を示した
構成図である。なお、この実施例は前述した基台4を薄
くしたことによって生じる制御ループの発振を防止する
例である。また、図3においても従来装置と同一部分は
同一符号を付している。図3において、16は基台4と
スピンドルモータ2の間に設けられたダンパーである。
ダンパー16としては例えばゴムなどの振動を吸収する
材料から作製され、基台4からスピンドルモータ2へ伝
わる振動を遮断ないしは減衰させるよう機能するもので
ある。なお、この振動としては前述のように光ディスク
1自身の共振周波数、基台4自身の共振周波数など特定
周波数で強く伝わるので、ダンバー16としてはそれら
の周波数に対して減衰効率の高い材料で作製することが
望ましい。図4は図3で示した装置のフォーカス制御ル
ープを示した図である。ダンパー16は基台4とスピン
ドルモータ2の間に設けられているので、これを電気的
等価回路でみても図4に示す如くフォーカス制御系の中
の基台4とスピンドルモータ2の間に位置する形とな
る。従って、フォーカスアクチュエータ10で振動が発
生しても、その振動はダンパー16によって遮断あるい
は減衰されてしまうために、入力側に振動としてフィー
ドバックされることがなくなり、制御ループが発振する
ことを効果的に防止することができる。
【0016】また、ダンパー16としては、振動の伝達
経路内であればどの位置であってもよく、例えば図5に
示すように基台4とレール5の間に設けてもよい。この
ときのフォーカス制御ループは図6に示すとうりとな
る。なお、トラッキングアクチュエータの振動もダンパ
ー16によって遮断あるいは減衰されるので、トラッキ
ング制御ループが発振することも防止することができ
る。このように本実施例にあっては、ダンパー16を用
いてアクチュエータの振動を遮断あるいは減衰すること
により、従来のように制御ループに新たな帰還ループが
生じることを防止でき、制御ループの発振といった異常
な事態を回避することができる。従って、基台4を薄く
しても制御ループは正常に動作するので、装置の小型
化、薄形化、軽量化が可能となり、またプラスチックモ
ールド化を行えばコストダウンも期待することができ
る。
経路内であればどの位置であってもよく、例えば図5に
示すように基台4とレール5の間に設けてもよい。この
ときのフォーカス制御ループは図6に示すとうりとな
る。なお、トラッキングアクチュエータの振動もダンパ
ー16によって遮断あるいは減衰されるので、トラッキ
ング制御ループが発振することも防止することができ
る。このように本実施例にあっては、ダンパー16を用
いてアクチュエータの振動を遮断あるいは減衰すること
により、従来のように制御ループに新たな帰還ループが
生じることを防止でき、制御ループの発振といった異常
な事態を回避することができる。従って、基台4を薄く
しても制御ループは正常に動作するので、装置の小型
化、薄形化、軽量化が可能となり、またプラスチックモ
ールド化を行えばコストダウンも期待することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記録媒体
の反射率やサーボ信号特性あるいは対物レンズアクチュ
エータ感度などのバラツキによる制御ループの発振を確
実に防止し、制御ループを安定して動作させることがで
きる。また、基台を薄くしても制御ループが安定化する
ために、装置の小型化、軽量化を図ることができる。
の反射率やサーボ信号特性あるいは対物レンズアクチュ
エータ感度などのバラツキによる制御ループの発振を確
実に防止し、制御ループを安定して動作させることがで
きる。また、基台を薄くしても制御ループが安定化する
ために、装置の小型化、軽量化を図ることができる。
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施例を
示した構成図である。
示した構成図である。
【図2】図1の実施例のフォーカシング制御ループ内の
信号を制御ループが正常に動作しているときと発振して
いるときで比較して示した信号波形図である。
信号を制御ループが正常に動作しているときと発振して
いるときで比較して示した信号波形図である。
【図3】本発明の他の実施例を示した構成図である。
【図4】図3の実施例のフォーカス制御ループを示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】図3の実施例でダンパーの位置を変えた例を示
した構成図である。
した構成図である。
【図6】図5の実施例のフォーカス制御ループを示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】従来例の光ディスク装置を示した構成図であ
る。
る。
【図8】図7の光ディスク装置のフォーカス制御ループ
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【図9】図7の光ディスク装置で基台を薄くしたときの
フォーカス制御ループを示したブロック図である。
フォーカス制御ループを示したブロック図である。
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ヘッド 4 基台 5 レール 6 ベアリング 10 フォーカスアクチュエータ 12 可変利得アンプ 14 マイクロコンピュータ 16 ダンパー
Claims (7)
- 【請求項1】 光学的情報記録媒体に光ビームを照射し
て情報の記録または再生を行う光学的情報記録再生装置
において、前記光ビームのサーボ制御系の制御ループま
たは光ヘッドの移動制御系の制御ループのループ利得を
可変するための手段と、この制御ループの信号を検出す
るための手段と、得られた信号から制御ループが安定で
あるか不安定であるかを判定するための手段と、制御ル
ープが不安定であった場合に、前記利得可変手段の利得
を可変して制御ループが安定化する安定ループ利得に設
定するための手段とを設けたことを特徴とする光学的情
報記録再生装置。 - 【請求項2】 前記サーボ制御系の制御ループが光ビー
ムを媒体面に合焦させるためのフォーカシング制御ルー
プであることを特徴とする請求項1の光学的情報記録再
生装置。 - 【請求項3】 前記サーボ制御系の制御ループが光ビー
ムを情報トラックに追従させるためのトラッキング制御
ループであることを特徴とする請求項1の光学的情報記
録再生装置。 - 【請求項4】 前記利得設定手段は、制御ループが安定
していた場合に、制御ループが安定に動作する範囲内で
前記利得可変手段の利得を増加させることを特徴とする
請求項1の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項5】 基台上に光学的情報記録媒体を回転させ
るためのモータ及び記録媒体の半径方向に移動する光ヘ
ッドを設け、この光ヘッドから照射された光ビームを前
記記録媒体の情報トラック上にフォーカシング制御及び
トラッキング制御をかけながら照射することにより、情
報の記録または再生を行う光学的情報記録再生装置にお
いて、前記光ヘッド内に設けられた対物レンズ駆動用ア
クチュエータの振動を遮断または減衰させるための緩衝
部材を、前記アクチュエータから基台、モータを通って
記録媒体に至るまでの振動伝達経路に設けたことを特徴
とする光学的情報記録再生装置。 - 【請求項6】 前記緩衝部材は、前記基台とモータの間
に設けられていることを特徴とする請求項5の光学的情
報記録再生装置。 - 【請求項7】 前記緩衝部材は、前記基台と光ヘッドの
間に設けられていることを特徴とする請求項5の光学的
情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14696092A JPH05314504A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 光学的情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14696092A JPH05314504A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 光学的情報記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05314504A true JPH05314504A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15419477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14696092A Pending JPH05314504A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 光学的情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05314504A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006051500A3 (en) * | 2004-11-15 | 2006-08-17 | Koninkl Philips Electronics Nv | Optimized gain for optical disc actuator control |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP14696092A patent/JPH05314504A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006051500A3 (en) * | 2004-11-15 | 2006-08-17 | Koninkl Philips Electronics Nv | Optimized gain for optical disc actuator control |
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