JPH05314843A - 送電線用懸垂型避雷碍子装置 - Google Patents
送電線用懸垂型避雷碍子装置Info
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- JPH05314843A JPH05314843A JP4051791A JP5179192A JPH05314843A JP H05314843 A JPH05314843 A JP H05314843A JP 4051791 A JP4051791 A JP 4051791A JP 5179192 A JP5179192 A JP 5179192A JP H05314843 A JPH05314843 A JP H05314843A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】避雷碍子の長期使用により抵抗素子が劣化した
状態において雷サージ電流が侵入し続流電流により抵抗
素子が導通破壊された場合においても、各アークホーン
間の間隙が維持されるため、事故後の永久地絡を防止す
る。 【構成】鉄塔の支持アーム1に複数の懸垂型避雷碍子5
を直列に連結吊下するとともに、最下端の避雷碍子5に
対し複数の懸垂碍子6を直列に連結吊下し、その下端部
に送電線Lを支持する。又、最上部の懸垂碍子6のキャ
ップ金具22に対しアークガイド27と接地側放電電極
を兼用する中間アークホーン30を取り付けるととも
に、最下端の懸垂碍子6の下部に課電側放電電極を兼用
する下部アークホーン12を支持し、両ホーン30,1
2間に所定の気中放電間隙Gを形成する。
状態において雷サージ電流が侵入し続流電流により抵抗
素子が導通破壊された場合においても、各アークホーン
間の間隙が維持されるため、事故後の永久地絡を防止す
る。 【構成】鉄塔の支持アーム1に複数の懸垂型避雷碍子5
を直列に連結吊下するとともに、最下端の避雷碍子5に
対し複数の懸垂碍子6を直列に連結吊下し、その下端部
に送電線Lを支持する。又、最上部の懸垂碍子6のキャ
ップ金具22に対しアークガイド27と接地側放電電極
を兼用する中間アークホーン30を取り付けるととも
に、最下端の懸垂碍子6の下部に課電側放電電極を兼用
する下部アークホーン12を支持し、両ホーン30,1
2間に所定の気中放電間隙Gを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は送電線用懸垂型避雷碍
子装置に関するものである。
子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の送電線用懸垂型避雷碍子装置とし
て、本願出願人は特開平3ー62423号公報に示すも
のを提案している。この避雷碍子装置は、鉄塔の支持ア
ームに対し懸垂型避雷碍子を複数個直列に連結吊下する
とともに、避雷碍子の下端部には避雷機能をもたない懸
垂碍子を複数個直列に連結吊下し、最下端の懸垂碍子に
は吊下金具を介して送電線を支持している。又、前記最
下端の避雷碍子と下部吊下金具には接地側及び課電側の
放電電極を支持し、両放電電極間に所定の気中放電間隙
を形成するようにしている。さらに、前記避雷碍子の笠
部には電圧−電流特性が非直線性を有する抵抗素子を収
容するとともに、該素子を上下のキャップ電極により密
封し、懸垂型避雷碍子のキャップ金具には、前記抵抗素
子が劣化により避雷機能をもたなくなって雷サージ電流
に続く運転電圧に基づく続流電流により導通破壊された
場合に、そのアークを避雷碍子の外側方に導いて避雷碍
子を構成する碍子本体表面の焼損を防止するためのアー
クガイドが取着されている。
て、本願出願人は特開平3ー62423号公報に示すも
のを提案している。この避雷碍子装置は、鉄塔の支持ア
ームに対し懸垂型避雷碍子を複数個直列に連結吊下する
とともに、避雷碍子の下端部には避雷機能をもたない懸
垂碍子を複数個直列に連結吊下し、最下端の懸垂碍子に
は吊下金具を介して送電線を支持している。又、前記最
下端の避雷碍子と下部吊下金具には接地側及び課電側の
放電電極を支持し、両放電電極間に所定の気中放電間隙
を形成するようにしている。さらに、前記避雷碍子の笠
部には電圧−電流特性が非直線性を有する抵抗素子を収
容するとともに、該素子を上下のキャップ電極により密
封し、懸垂型避雷碍子のキャップ金具には、前記抵抗素
子が劣化により避雷機能をもたなくなって雷サージ電流
に続く運転電圧に基づく続流電流により導通破壊された
場合に、そのアークを避雷碍子の外側方に導いて避雷碍
子を構成する碍子本体表面の焼損を防止するためのアー
クガイドが取着されている。
【0003】このように構成された避雷碍子装置におい
ては抵抗素子が劣化したり、想定を越える雷撃により該
抵抗素子が導通状態となった場合においても、最下端の
避雷碍子と下部吊下金具との間に気中放電間隙があるた
め、永久地絡を防止できるようになっている。
ては抵抗素子が劣化したり、想定を越える雷撃により該
抵抗素子が導通状態となった場合においても、最下端の
避雷碍子と下部吊下金具との間に気中放電間隙があるた
め、永久地絡を防止できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
避雷碍子装置においては、最下端に位置する避雷碍子の
下部キャップ電極に対し放電電極が支持されていたの
で、抵抗素子の導通破壊時においてキャップ電極が碍子
本体から離脱すると、それに同期して放電電極も落下す
るので、避雷碍子間のホーン間隙並びに懸垂碍子間のホ
ーン間隙が維持できなくなるため、避雷碍子連の沿面閃
絡を防止できない。さらには、永久地絡を防止すること
ができないという新たな問題が生じた。
避雷碍子装置においては、最下端に位置する避雷碍子の
下部キャップ電極に対し放電電極が支持されていたの
で、抵抗素子の導通破壊時においてキャップ電極が碍子
本体から離脱すると、それに同期して放電電極も落下す
るので、避雷碍子間のホーン間隙並びに懸垂碍子間のホ
ーン間隙が維持できなくなるため、避雷碍子連の沿面閃
絡を防止できない。さらには、永久地絡を防止すること
ができないという新たな問題が生じた。
【0005】この発明の目的は上記従来の問題点を解消
して、抵抗素子が劣化等により雷サージ電流を処理でき
ず、続流電流により導通破壊された場合においても、放
電電極が落下するのを防止して、永久地絡を防止するこ
とができる送電線用避雷碍子装置を提供することにあ
る。
して、抵抗素子が劣化等により雷サージ電流を処理でき
ず、続流電流により導通破壊された場合においても、放
電電極が落下するのを防止して、永久地絡を防止するこ
とができる送電線用避雷碍子装置を提供することにあ
る。
【0006】又、本発明の他の目的は前記目的に加え
て、避雷機能をもたない懸垂碍子のキャップ金具に加工
を施さなくてもアークガイド及び放電電極を容易に前記
キャップ金具に取り付けることができる送電線用避雷碍
子装置を提供することにある。
て、避雷機能をもたない懸垂碍子のキャップ金具に加工
を施さなくてもアークガイド及び放電電極を容易に前記
キャップ金具に取り付けることができる送電線用避雷碍
子装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記目的を達成するため、懸垂型避雷碍子を直列に連結す
るとともに、前記各懸垂型避雷碍子の抵抗素子を互いに
リード線を介して又は介せず電気的に接続し、前記避雷
碍子連に避雷機能をもたない懸垂碍子を直列に連結し、
この懸垂碍子連の両端部には課電側放電電極と接地側放
電電極を取着して、両放電電極間に気中放電間隙を設け
た送電線用懸垂型避雷碍子装置において、最も避雷碍子
に近い懸垂碍子のキャップ金具にアークガイドを取付け
るとともに、該アークガイドに前記放電電極を取付ける
という手段をとっている。
記目的を達成するため、懸垂型避雷碍子を直列に連結す
るとともに、前記各懸垂型避雷碍子の抵抗素子を互いに
リード線を介して又は介せず電気的に接続し、前記避雷
碍子連に避雷機能をもたない懸垂碍子を直列に連結し、
この懸垂碍子連の両端部には課電側放電電極と接地側放
電電極を取着して、両放電電極間に気中放電間隙を設け
た送電線用懸垂型避雷碍子装置において、最も避雷碍子
に近い懸垂碍子のキャップ金具にアークガイドを取付け
るとともに、該アークガイドに前記放電電極を取付ける
という手段をとっている。
【0008】又、請求項2記載の発明は請求項1におい
て、前記アークガイド及び放電電極を、複数に分割され
た取付リングに取り付け、それらの取付リングを懸垂碍
子のキャップ金具に接触して締付部材により固定すると
いう手段をとっている。
て、前記アークガイド及び放電電極を、複数に分割され
た取付リングに取り付け、それらの取付リングを懸垂碍
子のキャップ金具に接触して締付部材により固定すると
いう手段をとっている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明は、避雷碍子に収容した抵
抗素子が劣化した状態において、雷サージ電流が侵入し
て、続流電流により導通状態となった場合に、その電流
によるアークがアークガイドにより外側方へ導かれ、放
電電極に捕捉されて、課電側及び接地側の両放電電極間
でフラッシオーバーが生じる。この時、避雷碍子の抵抗
素子を密封するキャップ電極が破壊して離脱しても、前
記アークガイド及び放電電極は懸垂碍子のキャップ金具
に支持されたままとなり、事故後の再送電が可能で永久
地絡を防止することができる。
抗素子が劣化した状態において、雷サージ電流が侵入し
て、続流電流により導通状態となった場合に、その電流
によるアークがアークガイドにより外側方へ導かれ、放
電電極に捕捉されて、課電側及び接地側の両放電電極間
でフラッシオーバーが生じる。この時、避雷碍子の抵抗
素子を密封するキャップ電極が破壊して離脱しても、前
記アークガイド及び放電電極は懸垂碍子のキャップ金具
に支持されたままとなり、事故後の再送電が可能で永久
地絡を防止することができる。
【0010】又、請求項2記載の発明は、アークガイド
及び放電電極が懸垂碍子のキャップ金具に対し複数の取
付リングを介して取り外し可能に締め付け固定されるの
で、両部材を取付けるための特別な懸垂碍子を用意しな
くても、アークガイド及び放電電極の取付作業を容易に
行うことが可能となる。
及び放電電極が懸垂碍子のキャップ金具に対し複数の取
付リングを介して取り外し可能に締め付け固定されるの
で、両部材を取付けるための特別な懸垂碍子を用意しな
くても、アークガイド及び放電電極の取付作業を容易に
行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体化した第一実施例を図
1〜図4に基づいて説明する。図1に示すように、鉄塔
の支持アーム1には吊下金具2が連結され、該吊下金具
2には上部ホーン取付金具3及びボールクレビス4が直
列に連結され、さらに上部ホーン取付金具3の最下端に
は後に詳述する懸垂型避雷碍子5が複数個直列に連結吊
下されている。
1〜図4に基づいて説明する。図1に示すように、鉄塔
の支持アーム1には吊下金具2が連結され、該吊下金具
2には上部ホーン取付金具3及びボールクレビス4が直
列に連結され、さらに上部ホーン取付金具3の最下端に
は後に詳述する懸垂型避雷碍子5が複数個直列に連結吊
下されている。
【0012】最下端の懸垂型避雷碍子5には避雷機能を
もたない通常の懸垂碍子6が複数個直列に連結吊下さ
れ、最下端の懸垂碍子6にはソケットクレビス7を介し
て下部ホーン取付金具8が連結され、この取付金具8に
は連結リンク9を介して送電線Lを支持する電線クラン
プ10が支持されている。
もたない通常の懸垂碍子6が複数個直列に連結吊下さ
れ、最下端の懸垂碍子6にはソケットクレビス7を介し
て下部ホーン取付金具8が連結され、この取付金具8に
は連結リンク9を介して送電線Lを支持する電線クラン
プ10が支持されている。
【0013】前記上部ホーン取付金具3と下部ホーン取
付金具8には懸垂碍子連の沿面閃絡を防止するための上
部アークホーン11と、課電側の放電電極を兼用する下
部アークホーン12が装着されている。
付金具8には懸垂碍子連の沿面閃絡を防止するための上
部アークホーン11と、課電側の放電電極を兼用する下
部アークホーン12が装着されている。
【0014】次に、図2により懸垂型避雷碍子5の構造
について説明する。碍子本体21の頭部にはキャップ金
具22がセメントにより嵌合固定され、前記頭部の内側
にはピン金具23がセメントにより嵌合固定されてい
る。前記碍子本体21の笠部に一体形成した複数の取付
筒部21aの内部には、例えば酸化亜鉛を主材とする電
圧−電流特性が非直線性の材料よりなる抵抗素子24が
収納され、図示しない電極板あるいは付勢バネを介して
上部キャップ電極25及び下部キャップ電極26により
被嵌固定されている。
について説明する。碍子本体21の頭部にはキャップ金
具22がセメントにより嵌合固定され、前記頭部の内側
にはピン金具23がセメントにより嵌合固定されてい
る。前記碍子本体21の笠部に一体形成した複数の取付
筒部21aの内部には、例えば酸化亜鉛を主材とする電
圧−電流特性が非直線性の材料よりなる抵抗素子24が
収納され、図示しない電極板あるいは付勢バネを介して
上部キャップ電極25及び下部キャップ電極26により
被嵌固定されている。
【0015】前記キャップ金具22の外周には万一懸垂
型避雷碍子5の抵抗素子24が続流電流を遮断できなく
て導通状態になった場合、アークを外側方へ導いて、前
記碍子本体21の破壊を防止するためのアークガイド2
7が水平に固定されている。前記上部キャップ電極25
とアークガイド27はリード線28により電気的に接続
され、下部のキャップ電極26とピン金具23はリード
線29により電気的に接続されている。
型避雷碍子5の抵抗素子24が続流電流を遮断できなく
て導通状態になった場合、アークを外側方へ導いて、前
記碍子本体21の破壊を防止するためのアークガイド2
7が水平に固定されている。前記上部キャップ電極25
とアークガイド27はリード線28により電気的に接続
され、下部のキャップ電極26とピン金具23はリード
線29により電気的に接続されている。
【0016】次に、この発明の要部であるアークガイド
27及び接地側の放電電極としての中間アークホーン3
0の取付構造について説明する。図3に示すように、一
対の取付リング31,32のそれぞれの端部には連結片
31a,32aが一体に折曲形成され、それらにはボル
ト挿通孔31b,32bが形成され、締付部材としての
締付ボルト33及びナット34により懸垂碍子6のキャ
ップ金具22に対し図4に示すように締め付け固定され
るようにしている。そして、前記取付リング31,32
の内周面には、係合溝31c,32cが形成され、前記
キャップ金具22の下側外周に形成された環状突条22
a(図1参照)に係合される。前記両取付リング31,
32の外周中央部には外側方に指向するようにブラケッ
ト35が溶着固定され、該ブラケット35には前記中間
アークホーン30の基端部に連結した取付板36がボル
ト37により締め付け固定されている。さらに、前記ブ
ラケット35の上面にはアークガイド27が溶着固定さ
れ、取付状態において前記最下側の避雷碍子5の下部キ
ャップ電極26と所定の間隙をもって対向するようにし
ている。
27及び接地側の放電電極としての中間アークホーン3
0の取付構造について説明する。図3に示すように、一
対の取付リング31,32のそれぞれの端部には連結片
31a,32aが一体に折曲形成され、それらにはボル
ト挿通孔31b,32bが形成され、締付部材としての
締付ボルト33及びナット34により懸垂碍子6のキャ
ップ金具22に対し図4に示すように締め付け固定され
るようにしている。そして、前記取付リング31,32
の内周面には、係合溝31c,32cが形成され、前記
キャップ金具22の下側外周に形成された環状突条22
a(図1参照)に係合される。前記両取付リング31,
32の外周中央部には外側方に指向するようにブラケッ
ト35が溶着固定され、該ブラケット35には前記中間
アークホーン30の基端部に連結した取付板36がボル
ト37により締め付け固定されている。さらに、前記ブ
ラケット35の上面にはアークガイド27が溶着固定さ
れ、取付状態において前記最下側の避雷碍子5の下部キ
ャップ電極26と所定の間隙をもって対向するようにし
ている。
【0017】次に、前記のように構成した避雷碍子装置
について、その作用を説明する。今、図1において送電
線Lに雷サージ電流が侵入すると、この電流は連結リン
ク9、下部ホーン取付金具8及び下部アークホーン12
から気中放電間隙Gをフラッシオーバーして、中間アー
クホーン30に流れる。そして、該ホーンから懸垂碍子
6のキャップ金具22、最下端の避雷碍子5のピン金具
23、リード線29を経て下部キャップ電極26、抵抗
素子24、上部キャップ電極25、リード線28、キャ
ップ金具22を経て上部に位置する懸垂型避雷碍子5の
抵抗素子24に流れ、これを順次経た後、ボールクレビ
ス4、上部ホーン取付金具3、吊下金具2を通って鉄塔
の支持アーム1に流れ大地に放電される。
について、その作用を説明する。今、図1において送電
線Lに雷サージ電流が侵入すると、この電流は連結リン
ク9、下部ホーン取付金具8及び下部アークホーン12
から気中放電間隙Gをフラッシオーバーして、中間アー
クホーン30に流れる。そして、該ホーンから懸垂碍子
6のキャップ金具22、最下端の避雷碍子5のピン金具
23、リード線29を経て下部キャップ電極26、抵抗
素子24、上部キャップ電極25、リード線28、キャ
ップ金具22を経て上部に位置する懸垂型避雷碍子5の
抵抗素子24に流れ、これを順次経た後、ボールクレビ
ス4、上部ホーン取付金具3、吊下金具2を通って鉄塔
の支持アーム1に流れ大地に放電される。
【0018】一方、前記雷サージ電流に続く続流電流
は、中間アークホーン30と下部アークホーン12との
気中放電間隙Gと、各抵抗素子24の抵抗値の復元とに
より抑制遮断され、地絡事故が防止される。
は、中間アークホーン30と下部アークホーン12との
気中放電間隙Gと、各抵抗素子24の抵抗値の復元とに
より抑制遮断され、地絡事故が防止される。
【0019】又、避雷碍子5の笠部に収容した抵抗素子
24が長期使用により劣化した状態で雷サージ電流が侵
入して、それに続く続流電流を抑制遮断することができ
ない場合には、抵抗素子24は導通破壊されて、そのキ
ャップ電極25,26が取付筒部21aから高温高圧の
ガスにより離脱されて、アークが噴出するが、このアー
クはアークガイド27により各避雷碍子5のそれぞれの
外側方に導かれた後、最終的に上部アークホーン11と
中間アークホーン30との間においてフラッシオーバー
することとなり、避雷碍子連の沿面閃絡が防止される。
24が長期使用により劣化した状態で雷サージ電流が侵
入して、それに続く続流電流を抑制遮断することができ
ない場合には、抵抗素子24は導通破壊されて、そのキ
ャップ電極25,26が取付筒部21aから高温高圧の
ガスにより離脱されて、アークが噴出するが、このアー
クはアークガイド27により各避雷碍子5のそれぞれの
外側方に導かれた後、最終的に上部アークホーン11と
中間アークホーン30との間においてフラッシオーバー
することとなり、避雷碍子連の沿面閃絡が防止される。
【0020】又、中間アークホーン30が所定位置に確
実に支持されているので、事故後の再送電に対しても放
電間隙Gが確保されているので、永久地絡を防止するこ
とができる。
実に支持されているので、事故後の再送電に対しても放
電間隙Gが確保されているので、永久地絡を防止するこ
とができる。
【0021】なお、第1実施例においては、アークガイ
ド27及び中間アークホーン30を両取付リング31,
32により懸垂碍子6のキャップ金具22に取り外し可
能に取り付けたので、懸垂碍子6として、アークガイド
27を取り付けるための台座を形成したキャップ金具を
有する異種の懸垂碍子を使用する必要がなくなり、この
結果、従来の懸垂碍子を使用することができ、製造コス
トを抑制することができるとともに、アークガイド27
及び中間アークホーン30の取り付けを容易に行うこと
ができる。
ド27及び中間アークホーン30を両取付リング31,
32により懸垂碍子6のキャップ金具22に取り外し可
能に取り付けたので、懸垂碍子6として、アークガイド
27を取り付けるための台座を形成したキャップ金具を
有する異種の懸垂碍子を使用する必要がなくなり、この
結果、従来の懸垂碍子を使用することができ、製造コス
トを抑制することができるとともに、アークガイド27
及び中間アークホーン30の取り付けを容易に行うこと
ができる。
【0022】次に、この発明の第2実施例を図5により
説明する。この第2実施例においては、アークガイド2
7の下面に中間アークホーン30を溶着固定又はボルト
により締め付け固定している。そして、前記アークガイ
ド27を懸垂碍子6のキャップ金具22に取付台座22
bを形成し、該取付台座22bにアークガイド27の基
端下面をボルト39により締め付け固定している。
説明する。この第2実施例においては、アークガイド2
7の下面に中間アークホーン30を溶着固定又はボルト
により締め付け固定している。そして、前記アークガイ
ド27を懸垂碍子6のキャップ金具22に取付台座22
bを形成し、該取付台座22bにアークガイド27の基
端下面をボルト39により締め付け固定している。
【0023】従って、この第2実施例においては、第1
実施例と同様に避雷機能及び抵抗素子24の導通破壊時
において確実に放電間隙Gが確保されているので、事故
後の再送電が可能であり、アークガイド27及び中間ア
ークホーン30の取付構造を簡素化することができる。
実施例と同様に避雷機能及び抵抗素子24の導通破壊時
において確実に放電間隙Gが確保されているので、事故
後の再送電が可能であり、アークガイド27及び中間ア
ークホーン30の取付構造を簡素化することができる。
【0024】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図6に示すように、最上部に位置する避雷碍子5
のアークガイド27に対し上部アークホーン11をボル
ト40により締め付け固定すること。この実施例では前
記ホーン取付金具3を省略し、碍子連結長を短くするこ
とができる。
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)図6に示すように、最上部に位置する避雷碍子5
のアークガイド27に対し上部アークホーン11をボル
ト40により締め付け固定すること。この実施例では前
記ホーン取付金具3を省略し、碍子連結長を短くするこ
とができる。
【0025】(2)前記実施例では2箇所に抵抗素子2
4を収容した避雷碍子5を使用したが、この抵抗素子2
4を1個又は3個以上収容したタイプの避雷碍子を使用
すること。この場合には、各抵抗素子24の個数に応じ
てアークガイド27の個数を調整する。
4を収容した避雷碍子5を使用したが、この抵抗素子2
4を1個又は3個以上収容したタイプの避雷碍子を使用
すること。この場合には、各抵抗素子24の個数に応じ
てアークガイド27の個数を調整する。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は避雷碍子の長期使用により抵抗素子が劣化した状態
において雷サージ電流が侵入し続流電流により抵抗素子
が導通破壊された場合においても、各アークホーン間の
間隙が維持されているため、事故後の永久地絡を防止す
ることができる効果がある。
明は避雷碍子の長期使用により抵抗素子が劣化した状態
において雷サージ電流が侵入し続流電流により抵抗素子
が導通破壊された場合においても、各アークホーン間の
間隙が維持されているため、事故後の永久地絡を防止す
ることができる効果がある。
【0027】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の効果に加えて、避雷機能をもたない懸垂碍子の
キャップ金具に加工を施さなくてもアークガイド及び放
電電極を容易に前記キャップ金具に取り付けることがで
きる効果がある。
の発明の効果に加えて、避雷機能をもたない懸垂碍子の
キャップ金具に加工を施さなくてもアークガイド及び放
電電極を容易に前記キャップ金具に取り付けることがで
きる効果がある。
【図1】この発明の避雷碍子装置の第1実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図2】避雷碍子のみを示す半縦断面図である。
【図3】アークガイド及び中間アークホーンの取付構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】アークガイド及び中間アークホーンの取付構造
を示す平断面図である。
を示す平断面図である。
【図5】この発明の第2実施例を示す正面図である。
【図6】この発明の別の実施例を示す正面図である。
5 懸垂型避雷碍子、6 懸垂碍子、11 上部アーク
ホーン、12 課電側放電電極を兼用する下部アークホ
ーン、21 碍子本体、21a 取付筒部、22 キャ
ップ金具、22b 取付台座、23 ピン金具、24
抵抗素子、25 上部キャップ電極、26 下部キャッ
プ電極、27 アークガイド、28,29 リード線、
30 接地側放電電極を兼用する中間アークホーン、3
1,32 取付リング、33 締付部材としてのボル
ト、34 ナット、35 ブラケット、G 気中放電間
隙、L 送電線。
ホーン、12 課電側放電電極を兼用する下部アークホ
ーン、21 碍子本体、21a 取付筒部、22 キャ
ップ金具、22b 取付台座、23 ピン金具、24
抵抗素子、25 上部キャップ電極、26 下部キャッ
プ電極、27 アークガイド、28,29 リード線、
30 接地側放電電極を兼用する中間アークホーン、3
1,32 取付リング、33 締付部材としてのボル
ト、34 ナット、35 ブラケット、G 気中放電間
隙、L 送電線。
Claims (2)
- 【請求項1】 懸垂型避雷碍子を直列に連結するととも
に、前記各懸垂型避雷碍子の抵抗素子を互いにリード線
を介して又は介せず電気的に接続し、前記避雷碍子連に
避雷機能をもたない懸垂碍子を直列に連結し、この懸垂
碍子連の両端部には課電側放電電極と接地側放電電極を
取着して、両放電電極間に気中放電間隙を設けた送電線
用懸垂型避雷碍子装置において、最も避雷碍子に近い懸
垂碍子のキャップ金具にアークガイドを取付けるととも
に、該アークガイドに前記放電電極を取付けたことを特
徴とする送電線用懸垂型避雷碍子装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記アークガイド及
び放電電極は、複数に分割された取付リングに取り付け
られ、それらの取付リングは懸垂碍子のキャップ金具に
接触して締付部材により固定されるようにしている送電
線用懸垂型避雷碍子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4051791A JP2566092B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 送電線用懸垂型避雷碍子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4051791A JP2566092B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 送電線用懸垂型避雷碍子装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05314843A true JPH05314843A (ja) | 1993-11-26 |
| JP2566092B2 JP2566092B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=12896766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4051791A Expired - Lifetime JP2566092B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 送電線用懸垂型避雷碍子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566092B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112928726A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-06-08 | 保定唐北电瓷电器股份有限公司 | 一种带雷击故障识别功能的防雷装置 |
| CN116504513A (zh) * | 2023-05-15 | 2023-07-28 | 辽宁易德实业集团有限公司 | 一种放电间隙柱下可调节的变压器中性点接地装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59159715A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-10 | 株式会社嵐北商事 | 育苗床土の製造法 |
| JPH01186516A (ja) * | 1988-01-12 | 1989-07-26 | Ngk Insulators Ltd | 避雷碍子、放電電極あるいは重錘等の取付具 |
| JPH0362423A (ja) * | 1989-07-29 | 1991-03-18 | Ngk Insulators Ltd | 送電線用懸垂型避雷碍子装置 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4051791A patent/JP2566092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59159715A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-10 | 株式会社嵐北商事 | 育苗床土の製造法 |
| JPH01186516A (ja) * | 1988-01-12 | 1989-07-26 | Ngk Insulators Ltd | 避雷碍子、放電電極あるいは重錘等の取付具 |
| JPH0362423A (ja) * | 1989-07-29 | 1991-03-18 | Ngk Insulators Ltd | 送電線用懸垂型避雷碍子装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112928726A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-06-08 | 保定唐北电瓷电器股份有限公司 | 一种带雷击故障识别功能的防雷装置 |
| CN116504513A (zh) * | 2023-05-15 | 2023-07-28 | 辽宁易德实业集团有限公司 | 一种放电间隙柱下可调节的变压器中性点接地装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2566092B2 (ja) | 1996-12-25 |
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