JPH053167Y2 - - Google Patents
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- JPH053167Y2 JPH053167Y2 JP1989133698U JP13369889U JPH053167Y2 JP H053167 Y2 JPH053167 Y2 JP H053167Y2 JP 1989133698 U JP1989133698 U JP 1989133698U JP 13369889 U JP13369889 U JP 13369889U JP H053167 Y2 JPH053167 Y2 JP H053167Y2
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- JP
- Japan
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- container body
- steam
- buffer chamber
- rice
- container
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、電子レンジ用炊飯器に関する。
特に、少量のごはんを美味しく炊くことができ
る電子レンジ用炊飯器に関するものである。
る電子レンジ用炊飯器に関するものである。
(従来の技術)
第9図に、従来の一般的な電子レンジ用炊飯器
の概略縦断面図を示す。
の概略縦断面図を示す。
同図において、1は米及び水を収容する容器本
体、2は容器本体1を塞さぐ外蓋、3はこれら容
器本体1と外蓋2との間に設けられた中蓋であ
る。
体、2は容器本体1を塞さぐ外蓋、3はこれら容
器本体1と外蓋2との間に設けられた中蓋であ
る。
中蓋3は、その中央部に水分の戻し口3aが開
けられており、この戻し口3aに向つて傾斜した
形状となつている。
けられており、この戻し口3aに向つて傾斜した
形状となつている。
4は、戻し口3aに設けられた蒸気の逃がし弁
である。
である。
5は、中蓋3の下面外周部に取り付けられたシ
リコンゴム製のパツキンである。
リコンゴム製のパツキンである。
このような従来の電子レンジ用炊飯器を用いて
ごはんを炊くには、先ず、容器本体1に米と水と
を入れ、中蓋3及び外蓋2を装着する。
ごはんを炊くには、先ず、容器本体1に米と水と
を入れ、中蓋3及び外蓋2を装着する。
次いで、炊飯器を電子レンジに入れて加熱す
る。すると、炊飯ジヤー等の場合に比べて、容器
本体1内の水の温度は速やかに上昇し、やがて沸
騰する。
る。すると、炊飯ジヤー等の場合に比べて、容器
本体1内の水の温度は速やかに上昇し、やがて沸
騰する。
この時、容器本体1内の圧力は、大気圧に比べ
て高くなるが、容器本体1と中蓋周辺部とがパツ
キン5で密封されているので、逃がし弁4が押し
上げられてその下部フランジ部4aが中蓋3の戻
し口3aを塞さぐ。このため、蒸気は、逃がし弁
4の孔4bを通つて噴出し、また蒸気と共に混濁
液も泡状になつて流出する。流出した混濁液は、
前述したように逃がし弁4の下部フランジ部4a
が中蓋3の戻し口3aを塞さいでいるので、中蓋
3の上に溜まる。
て高くなるが、容器本体1と中蓋周辺部とがパツ
キン5で密封されているので、逃がし弁4が押し
上げられてその下部フランジ部4aが中蓋3の戻
し口3aを塞さぐ。このため、蒸気は、逃がし弁
4の孔4bを通つて噴出し、また蒸気と共に混濁
液も泡状になつて流出する。流出した混濁液は、
前述したように逃がし弁4の下部フランジ部4a
が中蓋3の戻し口3aを塞さいでいるので、中蓋
3の上に溜まる。
ここで加熱を続けると、吹きこぼれる虞れがあ
り、また炊飯に必要な水分も蒸気となつて失われ
てしまうので、一旦、電子レンジをOFFにして
加熱を停止する。加熱が停止されて、容器本体1
内の圧力が下がると、逃がし弁4が下降して中蓋
3の戻し口3aが開き、中蓋3の上に溜まつてい
た混濁液が、容器本体1内に戻る。
り、また炊飯に必要な水分も蒸気となつて失われ
てしまうので、一旦、電子レンジをOFFにして
加熱を停止する。加熱が停止されて、容器本体1
内の圧力が下がると、逃がし弁4が下降して中蓋
3の戻し口3aが開き、中蓋3の上に溜まつてい
た混濁液が、容器本体1内に戻る。
このままの状態で所定時間(例えば10分)待
ち、再び電子レンジをONして加熱する。
ち、再び電子レンジをONして加熱する。
その後、電子レンジをOFFして、所定時間蒸
らすと、ごはんが出来上がる。
らすと、ごはんが出来上がる。
(考案が解決しようとする課題)
上述した従来の電子レンジ用炊飯器には次のよ
うな問題があつた。
うな問題があつた。
すなわち、電子レンジの出力(例えば、500〜
600W)に対して、炊飯量が少ない場合には、容
器本体内の水分が米に吸収される前に沸騰し、容
器外部への吹きこぼれを生じていた。このため、
炊飯に必要な水分が失われることとなり、ごはん
を美味しく炊くことができなかつた。
600W)に対して、炊飯量が少ない場合には、容
器本体内の水分が米に吸収される前に沸騰し、容
器外部への吹きこぼれを生じていた。このため、
炊飯に必要な水分が失われることとなり、ごはん
を美味しく炊くことができなかつた。
本考案の目的は、以上のような従来の電子レン
ジ用炊飯器の問題点を解決し、少量のごはんを炊
飯した場合でも美味しく炊くことができる電子レ
ンジ用炊飯器を提供することにある。
ジ用炊飯器の問題点を解決し、少量のごはんを炊
飯した場合でも美味しく炊くことができる電子レ
ンジ用炊飯器を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本考案の電子レンジ用
炊飯器は、米及び水を収容する容器本体と、この
容器本体を塞さぐ外蓋と、前記容器本体と外蓋と
により支持され、前記外蓋との間に蒸気噴出緩衝
室を形成する中蓋と、前記容器本体内と蒸気噴出
緩衝室内とを連通する蒸気通路と、前記蒸気噴出
緩衝室内と容器外部とを連通する蒸気孔とを備え
た電子レンジ用炊飯器であつて、前記容器本体と
前記蒸気噴出緩衝室との容積比を、前記蒸気孔を
通じて容器外部に水分が吹きこぼれない程度の容
積比に設定した構成としてある。
炊飯器は、米及び水を収容する容器本体と、この
容器本体を塞さぐ外蓋と、前記容器本体と外蓋と
により支持され、前記外蓋との間に蒸気噴出緩衝
室を形成する中蓋と、前記容器本体内と蒸気噴出
緩衝室内とを連通する蒸気通路と、前記蒸気噴出
緩衝室内と容器外部とを連通する蒸気孔とを備え
た電子レンジ用炊飯器であつて、前記容器本体と
前記蒸気噴出緩衝室との容積比を、前記蒸気孔を
通じて容器外部に水分が吹きこぼれない程度の容
積比に設定した構成としてある。
(作用効果)
本考案は上記の構成としたので、次のような作
用効果を奏する。
用効果を奏する。
すなわち、容器本体に米と水とを入れて、中蓋
及び外蓋を装着し、電子レンジに入れて加熱した
場合に、容器本体内の圧力が大気圧に比べて高く
なると、容器本体内からの蒸気は、蒸気通路を通
つて蒸気噴出緩衝室に噴出し、また、蒸気と共に
混濁液も泡状になつて流出する。
及び外蓋を装着し、電子レンジに入れて加熱した
場合に、容器本体内の圧力が大気圧に比べて高く
なると、容器本体内からの蒸気は、蒸気通路を通
つて蒸気噴出緩衝室に噴出し、また、蒸気と共に
混濁液も泡状になつて流出する。
蒸気噴出緩衝室は容器本体に対して水分の吹き
こぼれを起こさない容積比に設定されているの
で、蒸気噴出緩衝室に噴出した蒸気および流出し
た混濁液は、容器外部へ吹きこぼれることなく、
蒸気噴出緩衝室内に溜まる。
こぼれを起こさない容積比に設定されているの
で、蒸気噴出緩衝室に噴出した蒸気および流出し
た混濁液は、容器外部へ吹きこぼれることなく、
蒸気噴出緩衝室内に溜まる。
このように、本考案の電子レンジ用炊飯器によ
れば、沸騰期に噴出した水分が容器外部へ吹きこ
ぼれて失われることを防止することができるの
で、少量のごはんを炊飯した場合でもごはんを美
味しく炊くことができるという効果がある。
れば、沸騰期に噴出した水分が容器外部へ吹きこ
ぼれて失われることを防止することができるの
で、少量のごはんを炊飯した場合でもごはんを美
味しく炊くことができるという効果がある。
(実施例)
以下、図示の実施例について説明する。
第1図は本考案に係る電子レンジ用炊飯器の一
実施例を示す分解斜視図、第2図は組立てた状態
の拡大縦断面図、第3図は第2図の平面図(半分
だけ図示)、第4図は第3図から外蓋を取り除い
た状態を示す平面図である。
実施例を示す分解斜視図、第2図は組立てた状態
の拡大縦断面図、第3図は第2図の平面図(半分
だけ図示)、第4図は第3図から外蓋を取り除い
た状態を示す平面図である。
これらの図において、10は米及び水を収容す
る容器本体、20は容器本体10を塞さぐ外蓋、
30はこれら容器本体10と外蓋20との間に設
けられた中蓋である。これら容器本体10、外蓋
20、及び中蓋30は、それぞれマイクロ波透過
率の良い耐熱性樹脂で形成する。
る容器本体、20は容器本体10を塞さぐ外蓋、
30はこれら容器本体10と外蓋20との間に設
けられた中蓋である。これら容器本体10、外蓋
20、及び中蓋30は、それぞれマイクロ波透過
率の良い耐熱性樹脂で形成する。
容器本体10は、外容器10aと内容器10b
とからなり、フランジ部11が形成されている。
外容器10aと内容器10bとは、フランジ部1
1において熱溶着等により密に固着されており、
結果として両容器10a,10bの間には密封さ
れた空間12が形成されている。この密封された
空間12によつて、良好な保温状態を得ることが
できる。また、内容器10bの内壁には目盛10
cが形成されており、水量目盛となつている。
とからなり、フランジ部11が形成されている。
外容器10aと内容器10bとは、フランジ部1
1において熱溶着等により密に固着されており、
結果として両容器10a,10bの間には密封さ
れた空間12が形成されている。この密封された
空間12によつて、良好な保温状態を得ることが
できる。また、内容器10bの内壁には目盛10
cが形成されており、水量目盛となつている。
Rは蒸気噴出緩衝室であり、外蓋20と中蓋3
0とにより囲まれた空間により形成される。
0とにより囲まれた空間により形成される。
第2図中1は、容器本体10の容積を表わ
し、また、2は蒸気噴出緩衝室Rの容積を表わ
している。
し、また、2は蒸気噴出緩衝室Rの容積を表わ
している。
容器本体10の容積1は、容器本体10に中
蓋30をセツトしたときに内容器10bと中蓋3
0との間で囲まれる空間により形成される。
蓋30をセツトしたときに内容器10bと中蓋3
0との間で囲まれる空間により形成される。
容器本体10と蒸気噴出緩衝室Rとの容積比
は、電子レンジ加熱時に、容器本体10内の水分
が沸騰して、後述する外蓋20の蒸気孔23bを
通じて容器外部へ吹きこぼれない程度に設定して
ある。したがつて、容器本体10からの水分は、
容器外部に吹きこぼれずに、後述する中蓋30の
貯溜部30a及び外蓋20の受け部23に一時的
に貯溜される。
は、電子レンジ加熱時に、容器本体10内の水分
が沸騰して、後述する外蓋20の蒸気孔23bを
通じて容器外部へ吹きこぼれない程度に設定して
ある。したがつて、容器本体10からの水分は、
容器外部に吹きこぼれずに、後述する中蓋30の
貯溜部30a及び外蓋20の受け部23に一時的
に貯溜される。
外蓋20には、容器本体10との接合部21、
取手22、混濁液の受け部23が形成されてい
る。
取手22、混濁液の受け部23が形成されてい
る。
接合部21は、容器本体10内に嵌入して、容
器本体10の上部と密に接するようになつてい
る。
器本体10の上部と密に接するようになつてい
る。
取手22は、外蓋20の上面25に熱溶着等の
手段で固着されている。
手段で固着されている。
外蓋20には、容器本体10のフランジ部11
と係脱するフツク部22a,22aがそれぞれヒ
ンジ部22bにより回動自在に取り付けてある。
と係脱するフツク部22a,22aがそれぞれヒ
ンジ部22bにより回動自在に取り付けてある。
受け部23の傾斜状側壁23aには蒸気孔23
bが複数個形成してあり、これらの蒸気孔23b
により蒸気噴出緩衝室R内と受け部23とが連通
されている。
bが複数個形成してあり、これらの蒸気孔23b
により蒸気噴出緩衝室R内と受け部23とが連通
されている。
また、受け部23の底部23cには、混濁液の
戻し穴23dが2つ開けられている。そして、底
部23cは、戻し穴23dに向つて傾斜してい
る。
戻し穴23dが2つ開けられている。そして、底
部23cは、戻し穴23dに向つて傾斜してい
る。
中蓋30は、容器本体10の上部内径より小さ
い外径に形成されたリング状の側壁部31と、こ
の側壁部31の下部に一体的に形成された底部3
2とからなつている。これら側壁部31と底部3
2とで、混濁液の貯溜部30aが形成されてい
る。
い外径に形成されたリング状の側壁部31と、こ
の側壁部31の下部に一体的に形成された底部3
2とからなつている。これら側壁部31と底部3
2とで、混濁液の貯溜部30aが形成されてい
る。
側壁部31の外周面の円周上には、一定の間隔
を隔てて突起31aが複数個形成されており、容
器本体10の内壁上部に形成された段状の受け部
13に係合するようになつている。そして、中蓋
30を容器本体10にセツトしたとき、容器本体
10の内壁と中蓋30の側壁部31との間に間隙
が形成され、この間隙が蒸気通路Sを形成するよ
うになつている。
を隔てて突起31aが複数個形成されており、容
器本体10の内壁上部に形成された段状の受け部
13に係合するようになつている。そして、中蓋
30を容器本体10にセツトしたとき、容器本体
10の内壁と中蓋30の側壁部31との間に間隙
が形成され、この間隙が蒸気通路Sを形成するよ
うになつている。
33は側壁部31の外側縦方向に設けた一対の
圧力導入通路であり、米粒が通過しない程度の大
きさに形成してある。なお、前記蒸気通路Sも圧
力導入通路としての役割を果たすが、圧力導入効
果を高めるために前記圧力導入通路33を設けた
ものである。
圧力導入通路であり、米粒が通過しない程度の大
きさに形成してある。なお、前記蒸気通路Sも圧
力導入通路としての役割を果たすが、圧力導入効
果を高めるために前記圧力導入通路33を設けた
ものである。
この圧力導入通路33は、後述する中蓋30の
水分戻し口32aと別な任意の場所に設ければよ
く、第1図中に点線で示すように、中蓋30の底
部32等あるいは容器本体10の上部内側等に溝
をもつて形成してもよい。
水分戻し口32aと別な任意の場所に設ければよ
く、第1図中に点線で示すように、中蓋30の底
部32等あるいは容器本体10の上部内側等に溝
をもつて形成してもよい。
水分戻し口32aは、中蓋30の底部32の中
央部に、米粒が通過しない大きさで長孔状に形成
されている。なお、水分戻し口32aは小径の孔
として形成してもよい。
央部に、米粒が通過しない大きさで長孔状に形成
されている。なお、水分戻し口32aは小径の孔
として形成してもよい。
底部32は、水分戻し口32aに向つて傾斜し
ており、特に、中央部は、段部32bによつて多
少落ちこんでいる。なお、34は側壁部31の一
部を上方に延設したつまみであり、指でつまめる
程度の大きさに形成してある。
ており、特に、中央部は、段部32bによつて多
少落ちこんでいる。なお、34は側壁部31の一
部を上方に延設したつまみであり、指でつまめる
程度の大きさに形成してある。
第5図は本実施例における容器本体10の容積
V1と蒸気噴出緩衝室Rの容積V2の容積比を変
化させて実験した場合の、吹きこぼれの有無を表
にして示したものである。
V1と蒸気噴出緩衝室Rの容積V2の容積比を変
化させて実験した場合の、吹きこぼれの有無を表
にして示したものである。
同表の左側に表わした図はそれぞれ中蓋30の
部分縦断面図であり、側壁部31に設けた突起3
1aの形成高さhを変更することにより容積比を
変化させたことを示している。また、表中の数字
は、それぞれの突起31aの形成高さにおけるV
1,V2の容積(c.c.)とその容積比である。
部分縦断面図であり、側壁部31に設けた突起3
1aの形成高さhを変更することにより容積比を
変化させたことを示している。また、表中の数字
は、それぞれの突起31aの形成高さにおけるV
1,V2の容積(c.c.)とその容積比である。
このように、突起31aの形成高さを変更した
ものを容器本体10の段状の受け部13にそれぞ
れ載せれば、中蓋30の支持高さをそれぞれ変更
することができる。したがつて、中蓋30によつ
て仕切られる容器本体10の容積V1と蒸気噴出
緩衝室Rの容積V2との容積比を変更することが
できる。
ものを容器本体10の段状の受け部13にそれぞ
れ載せれば、中蓋30の支持高さをそれぞれ変更
することができる。したがつて、中蓋30によつ
て仕切られる容器本体10の容積V1と蒸気噴出
緩衝室Rの容積V2との容積比を変更することが
できる。
なお、容器全体の容積(V1+V2)は一定な
ものとし、また、容器本体10内へ入れる米は1
合、水はこの1合の米を炊飯するのに必要な量、
電子レンジの出力は600Wとする。
ものとし、また、容器本体10内へ入れる米は1
合、水はこの1合の米を炊飯するのに必要な量、
電子レンジの出力は600Wとする。
同表において、容器本体10の容積V1と蒸気
噴出緩衝室Rの容積V2との容積比が1.64及び
2.03の場合には吹きこぼれず、容積比が2.41及び
2.72の場合には吹きこぼれが生じている。
噴出緩衝室Rの容積V2との容積比が1.64及び
2.03の場合には吹きこぼれず、容積比が2.41及び
2.72の場合には吹きこぼれが生じている。
このような結果より、吹きこぼれを生じること
のない容器本体10の容積V1と蒸気噴出緩衝室
Rの容積V2との容積比は、同表の値に誤差があ
ることを考慮すると、約2.5以下の値とすること
が好ましいと考えられる。
のない容器本体10の容積V1と蒸気噴出緩衝室
Rの容積V2との容積比は、同表の値に誤差があ
ることを考慮すると、約2.5以下の値とすること
が好ましいと考えられる。
以上のような電子レンジ用炊飯器を用いてごは
んを炊くには、次のようにする。
んを炊くには、次のようにする。
容器本体10に米と水とを入れる。このと
き、水の量は目盛10cで調整することができ
る。
き、水の量は目盛10cで調整することができ
る。
中蓋30を容器本体10の段状の受け部13
に載せ、外蓋20を装着する。外蓋20は、そ
の一対のフツク部22a,22aを容器本体1
0のフランジ部11に掛けることにより装着す
ることができる。このとき、外蓋20の接合部
21は、容器本体10内に嵌入して容器本体1
0の上部と密に接合し、接合部21の下面21
aで中蓋30を保持する。
に載せ、外蓋20を装着する。外蓋20は、そ
の一対のフツク部22a,22aを容器本体1
0のフランジ部11に掛けることにより装着す
ることができる。このとき、外蓋20の接合部
21は、容器本体10内に嵌入して容器本体1
0の上部と密に接合し、接合部21の下面21
aで中蓋30を保持する。
なお、第6図に示すように、フランジ部11
の上面にリング状の凹溝11aを設けることに
よつて、容器本体10と外蓋20との接合を一
層密にすることができる。
の上面にリング状の凹溝11aを設けることに
よつて、容器本体10と外蓋20との接合を一
層密にすることができる。
炊飯器を電子レンジに入れて加熱する。ここ
で、ごはんを炊く場合の水温Aと水量Bと容器
本体の内圧Dと電子レンジの電源スイツチ
ON/OFF,Cとの関係の概略を表わすと、第
7図のようになり、炊飯ジヤー等の場合に比べ
て、容器本体10内の水の温度は第7図A線に
示すように速やかに上昇し、やがて沸騰する
(同図A線上のA1点)。
で、ごはんを炊く場合の水温Aと水量Bと容器
本体の内圧Dと電子レンジの電源スイツチ
ON/OFF,Cとの関係の概略を表わすと、第
7図のようになり、炊飯ジヤー等の場合に比べ
て、容器本体10内の水の温度は第7図A線に
示すように速やかに上昇し、やがて沸騰する
(同図A線上のA1点)。
また、容器本体10の内圧は、同じくD線に
示すように急激に上昇する。
示すように急激に上昇する。
これにより、容器本体10内の水分は、容器
本体10内の圧力が大気圧に比べて高くなると
ともに蒸気となつて、蒸気噴出緩衝室Rへ、蒸
気通路Sを通つて噴出し、また蒸気と共に混濁
液も泡状になつて流出する。この場合、蒸気噴
出緩衝室Rの容積V2は、容器本体10の容積
V1に対して、容器本体10からの水分を容器
外部に漏らさずに貯溜することができる程度に
形成してあるので、容器本体10から噴出した
蒸気および混濁液は中蓋30の貯溜部30aに
貯溜される。
本体10内の圧力が大気圧に比べて高くなると
ともに蒸気となつて、蒸気噴出緩衝室Rへ、蒸
気通路Sを通つて噴出し、また蒸気と共に混濁
液も泡状になつて流出する。この場合、蒸気噴
出緩衝室Rの容積V2は、容器本体10の容積
V1に対して、容器本体10からの水分を容器
外部に漏らさずに貯溜することができる程度に
形成してあるので、容器本体10から噴出した
蒸気および混濁液は中蓋30の貯溜部30aに
貯溜される。
なお、流出する混濁液の泡は、蒸気通路Sを
通過する際に細かいものとなるため、吹きこぼ
れることがない。
通過する際に細かいものとなるため、吹きこぼ
れることがない。
蒸気噴出緩衝室Rの内圧は容器本体10の内
圧より低く、大気圧(容器外圧)よりは高い状
態となり、蒸気噴出緩衝室Rは蒸気の緩衝室と
しての役割を果たす。すなわち、容器本体10
から蒸気噴出緩衝室Rへ蒸気が噴出されると、
蒸気噴出緩衝室Rによつて蒸気から水分が分離
して中蓋30の貯溜部30aに溜まる。
圧より低く、大気圧(容器外圧)よりは高い状
態となり、蒸気噴出緩衝室Rは蒸気の緩衝室と
しての役割を果たす。すなわち、容器本体10
から蒸気噴出緩衝室Rへ蒸気が噴出されると、
蒸気噴出緩衝室Rによつて蒸気から水分が分離
して中蓋30の貯溜部30aに溜まる。
外蓋20の蒸気孔23bからは、蒸気噴出緩
衝室Rで緩衝された蒸気が放出されるが、本実
施例においては、外蓋20の中央部に凹状の受
け部23を設けてあるので、蒸気孔23bから
の混濁液の流出があつた場合でもその水分を一
時的に貯溜することができるようになつてい
る。また、受け部23に戻し穴23dが形成し
てあるので、受け部23に貯溜された水分は蒸
気噴出緩衝室Rへ戻されることとなる。
衝室Rで緩衝された蒸気が放出されるが、本実
施例においては、外蓋20の中央部に凹状の受
け部23を設けてあるので、蒸気孔23bから
の混濁液の流出があつた場合でもその水分を一
時的に貯溜することができるようになつてい
る。また、受け部23に戻し穴23dが形成し
てあるので、受け部23に貯溜された水分は蒸
気噴出緩衝室Rへ戻されることとなる。
流出した混濁液は、前述したように中蓋30
の水分戻し口32aが小さな長孔であり、か
つ、下方の容器本体10の内圧が高くなつてい
るので、中蓋30の貯溜部30aに溜まる。
の水分戻し口32aが小さな長孔であり、か
つ、下方の容器本体10の内圧が高くなつてい
るので、中蓋30の貯溜部30aに溜まる。
第8図は蒸気及び泡の発生量Eと中蓋に貯溜
される混濁液の量Fと混濁液の粘度Gとの関係
の概略を示す。
される混濁液の量Fと混濁液の粘度Gとの関係
の概略を示す。
同図において、E線で表わされる蒸気及び泡
の発生量が急増すると、第7図のD線に示す容
器本体10の内圧も急増する。また、中蓋30
に貯溜される混濁液の量も、F線で表わされる
ように急増する。
の発生量が急増すると、第7図のD線に示す容
器本体10の内圧も急増する。また、中蓋30
に貯溜される混濁液の量も、F線で表わされる
ように急増する。
このように、急激な増加をともなう沸騰期に
おいて、蒸気及び混濁液の発生量がピークを越
えた後、E線上におけるE1点まで減少してく
ると、第7図D線のD1に示すように、容器本
体10の内圧も多少低下する。ここで、中蓋3
0には圧力導入通路33が形成してあるので、
E線で表わされた蒸気及び混濁液の発生量がピ
ークを越えた後、早い時期(E1点)から容器
本体10の内圧と蒸気噴出緩衝室Rの内圧とが
バランスする。
おいて、蒸気及び混濁液の発生量がピークを越
えた後、E線上におけるE1点まで減少してく
ると、第7図D線のD1に示すように、容器本
体10の内圧も多少低下する。ここで、中蓋3
0には圧力導入通路33が形成してあるので、
E線で表わされた蒸気及び混濁液の発生量がピ
ークを越えた後、早い時期(E1点)から容器
本体10の内圧と蒸気噴出緩衝室Rの内圧とが
バランスする。
このように、容器本体10と蒸気噴出緩衝室
Rとの内圧がバランスすると、中蓋30の貯溜
部30aに貯溜されている混濁液が自重によつ
て水分戻し口32aより少量づつ滴下される。
これにより、第8図F線に示すように中蓋30
に貯溜されている混濁液の量がF1点からしだ
いに減少してくる。このようにして、容器本体
10内に戻された混濁液は、米に吸収されると
ともに再び沸騰して蒸気となる。
Rとの内圧がバランスすると、中蓋30の貯溜
部30aに貯溜されている混濁液が自重によつ
て水分戻し口32aより少量づつ滴下される。
これにより、第8図F線に示すように中蓋30
に貯溜されている混濁液の量がF1点からしだ
いに減少してくる。このようにして、容器本体
10内に戻された混濁液は、米に吸収されると
ともに再び沸騰して蒸気となる。
上述したように、蒸気噴出緩衝室Rに噴出し
た水分が容器外部へ吹きこぼれて失われること
なく、しかも容器本体10内に戻されるので、
炊飯量が少ない場合でも米のα化が良好に行な
われ、ごはんが美味しく炊きあがる。
た水分が容器外部へ吹きこぼれて失われること
なく、しかも容器本体10内に戻されるので、
炊飯量が少ない場合でも米のα化が良好に行な
われ、ごはんが美味しく炊きあがる。
なお、沸騰期において、蒸気孔23bから泡
が発生することがあるが、この場合においても
その水分を受け部23に一時的に貯溜すること
ができ、また、戻し穴23dにより、貯溜部3
0aへ水分を戻すことができる。
が発生することがあるが、この場合においても
その水分を受け部23に一時的に貯溜すること
ができ、また、戻し穴23dにより、貯溜部3
0aへ水分を戻すことができる。
上記で述べた状態で加熱を続けると、炊飯
に必要な水分が蒸気となつて失われてしまうの
で、電子レンジをOFFにして加熱を停止する。
に必要な水分が蒸気となつて失われてしまうの
で、電子レンジをOFFにして加熱を停止する。
加熱が停止されて、容器本体10内の圧力が
急速に下り、大気圧より圧力が低下すると、中
蓋30の水分戻し口32aより吸引作用で、中
蓋30の貯溜部30aに溜まつていた混濁液
が、容器本体10内に戻る。
急速に下り、大気圧より圧力が低下すると、中
蓋30の水分戻し口32aより吸引作用で、中
蓋30の貯溜部30aに溜まつていた混濁液
が、容器本体10内に戻る。
このままの状態で所定時間待ち、蒸らすと、
ごはんが出来上がる。
ごはんが出来上がる。
以上本考案の一実施例について説明したが、本
考案は上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
あることは言うまでもない。
考案は上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
あることは言うまでもない。
例えば、本実施例は容器本体に二重構造のもの
を用いて説明したが、二重構造以外の容器を用い
ても同様の効果を得られる。
を用いて説明したが、二重構造以外の容器を用い
ても同様の効果を得られる。
第1図は本考案に係る電子レンジ用炊飯器の一
実施例を示す分解斜視図、第2図は組立てた状態
の拡大縦断面図、第3図は第2図の平面図(半分
だけ図示)、第4図は第3図から外蓋を取り除い
た状態を示す平面図、第5図は容器本体の容積
1と蒸気噴出緩衝室の容積2の容積比を変化さ
せて実験した場合の、吹きこぼれの有無を表わし
た表、第6図は中蓋を支持する部分の拡大縦断面
図、第7図はごはんを炊く場合の水温と水量と容
器本体の内圧と電子レンジの電源スイツチON/
OFFとの関係の概略を示す図、第8図は蒸気及
び泡の発生量と中蓋に貯溜される混濁液の量と混
濁液の粘度との関係の概略を示す図、第9図は従
来例の概略縦断面図である。 10……容器本体、20……外蓋、23b……
蒸気孔、30……中蓋、31a……突起、S……
蒸気通路、R……蒸気噴出緩衝室、1……容器
本体の容積、2……蒸気噴出緩衝室の容積。
実施例を示す分解斜視図、第2図は組立てた状態
の拡大縦断面図、第3図は第2図の平面図(半分
だけ図示)、第4図は第3図から外蓋を取り除い
た状態を示す平面図、第5図は容器本体の容積
1と蒸気噴出緩衝室の容積2の容積比を変化さ
せて実験した場合の、吹きこぼれの有無を表わし
た表、第6図は中蓋を支持する部分の拡大縦断面
図、第7図はごはんを炊く場合の水温と水量と容
器本体の内圧と電子レンジの電源スイツチON/
OFFとの関係の概略を示す図、第8図は蒸気及
び泡の発生量と中蓋に貯溜される混濁液の量と混
濁液の粘度との関係の概略を示す図、第9図は従
来例の概略縦断面図である。 10……容器本体、20……外蓋、23b……
蒸気孔、30……中蓋、31a……突起、S……
蒸気通路、R……蒸気噴出緩衝室、1……容器
本体の容積、2……蒸気噴出緩衝室の容積。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 米及び水を収容する容器本体と、この容器本
体を塞さぐ外蓋と、前記容器本体と外蓋とによ
り支持され、前記外蓋との間に蒸気噴出緩衝室
を形成する中蓋と、前記容器本体内と蒸気噴出
緩衝室内とを連通する蒸気通路と、前記蒸気噴
出緩衝室内と容器外部とを連通する蒸気孔とを
備えた電子レンジ用炊飯器であつて、前記容器
本体と前記蒸気噴出緩衝室との容積比を、前記
蒸気孔を通じて容器外部に水分が吹きこぼれな
い程度の容積比に設定したことを特徴とする電
子レンジ用炊飯器。 (2) 前記容器本体と前記蒸気噴出緩衝室との容積
比を2.5:1以下に設定した請求項(1)記載の電
子レンジ用炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989133698U JPH053167Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989133698U JPH053167Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0372819U JPH0372819U (ja) | 1991-07-23 |
| JPH053167Y2 true JPH053167Y2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=31681095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989133698U Expired - Lifetime JPH053167Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053167Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013022394A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Kazuyo Kimura | 鍋蓋 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4547399B2 (ja) * | 2007-06-04 | 2010-09-22 | 長谷製陶株式会社 | 電子レンジ用調理器 |
| JP2014140434A (ja) * | 2013-01-23 | 2014-08-07 | Nakatani Sangyo Co Ltd | 電子レンジ用容器 |
| JP6829647B2 (ja) * | 2017-04-26 | 2021-02-10 | サーモス株式会社 | 調理器 |
| JP2025127410A (ja) * | 2024-02-20 | 2025-09-01 | 隼 松村 | 油はねによる油汚れを軽減する電気ホットプレート用蓋 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0423451Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1992-06-01 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1989133698U patent/JPH053167Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013022394A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Kazuyo Kimura | 鍋蓋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0372819U (ja) | 1991-07-23 |
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