JPH05317204A - 壁面昇降装置用倣い装置 - Google Patents

壁面昇降装置用倣い装置

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JPH05317204A
JPH05317204A JP13105292A JP13105292A JPH05317204A JP H05317204 A JPH05317204 A JP H05317204A JP 13105292 A JP13105292 A JP 13105292A JP 13105292 A JP13105292 A JP 13105292A JP H05317204 A JPH05317204 A JP H05317204A
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JP
Japan
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wall surface
cage
copying
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actuator
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JP13105292A
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Taizo Ito
泰三 伊藤
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁面とゲージとが離間する方向に距離が変化
する状態や壁面が凹凸である状態であっても、最適に壁
面の状態に追従する。 【構成】 アクチュエータ66に流体を供給しないとき
は、スプリング64の弾性力のみにより移動体58とホ
ルダー60とは離間方向に付勢されて伸縮装置70が収
縮し壁面接触部81が取付金具52側に接近し退避位置
になる。作業開始時に、アクチュエータ66に流体を供
給してアクチュエータ66が収縮するパンタグラフ運動
により、伸縮装置70は伸長し壁面接触部81が壁面W
側に接近して倣い位置へ至る。壁面接触部81の倣い位
置では、壁面接触部81の自重により、壁面接触部81
が壁面Wに接触するまで移動する。従って、ゲージの移
動のとき壁面Wが凸凹であっても壁面に壁面接触部81
は接触し、壁面Wに倣うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等の高層物の壁面
を上下に昇降する壁面昇降装置に用いて好適な壁面昇降
装置用倣い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビル等の高層建築物の周囲を
壁面に沿って移動しながら手動或いは自動で作業を行う
ことがある。例えば、ビル等の壁面は美観を維持するた
めに、埃等の汚れを除去するべく定期的に清掃が行われ
る。
【0003】一般に、この壁面の清掃作業は、ビルの屋
上に設置されたクレーン等から巻き出されたワイヤーに
よって吊り下げられ壁面に沿って昇降するケージに、作
業員が乗り込み人力によって壁面及び窓ガラスの汚れを
拭き取るか、またはケージに回転するブラシ等を取り付
け自動的に作業させることによって行っている。
【0004】ところで、壁面清掃作業を人力あるいは自
動的に行うにしても、作業を安全かつ正確に進めるため
には、壁面とケージとの間隔を一定に保ちながらケージ
を昇降させると共にケージの位置を検出する必要があ
る。
【0005】このため、近年建造された高層ビルには、
図9に示すように、壁面Wの上下方向に沿って予めガイ
ドレール200が設けられ、このガイドレール200へ
壁面清掃機を備えたケージ10に設けられたガイドロー
ラ202が挿入されるようになっている。これによっ
て、ガイドローラ202が、ガイドレール200に案内
保持されるので、ケージ10はガイドレール200の軌
道に沿って昇降し、かつ、壁面Wとケージ10との間隔
を一定に保つことができる(一般に「マリオン方式」と
呼ばれている)。このようなマリオン方式を用いれば、
この軌道上に検出部、例えば、単にリミットスイッチを
取り付けることや、ケージがリミットスイッチを有し軌
道上の所定位置の突起部等を検出するによって、窓ガラ
スに対するケージ10の位置を検出できる。
【0006】しかしながら、このようなガイドレール2
00を壁面Wに設けることは、ビルの美観上好ましくな
く、かつビルの建造当初から清掃用のガイドレール20
0を含めた設計が要求される。更に、前面がガラス張り
のビル及び凹凸の壁面を有するビルや、ガイドレール2
00が設けられていない既存のビル等では、上記マリオ
ン方式を採用することができない。
【0007】そこで、主にケージをワイヤーによって吊
り下げただけの吊り下げ方式を用いることになるが、こ
の吊り下げ方式では、壁面Wとケージ10とが離間する
方向に揺れ易く、ケージにリミットスイッチを取り付け
たのみでは検知できないことがある。また、壁面が凹凸
である場合には、所定位置以外の部位を誤って検出する
ことや所定位置を検出できないことにより、最適な位置
を検出することができないことがある。この場合、壁面
Wとケージ10とが離間する方向に距離が変化した場合
でも検出できるような、検出部、例えば距離センサーを
用いればよいが、壁面の凹凸か壁面Wとケージ10とが
離間方向に移動したかを判別するために、複雑な構造及
び工程にしなければならず好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、壁面とケージとが離間する方向に距離が変化
する状態や壁面が凹凸である状態であっても、最適に壁
面の状態に追従することができる壁面昇降装置用倣い装
置を提供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、壁面を昇降可能なケージ
と、先端に回動可能な倣い部材が取り付けられ後端が前
記ケージに取り付けられかつ、伸縮可能な伸縮手段と、
前記伸縮手段を、前記倣い部材が前記壁面から離間した
位置の退避状態と、前記壁面に接触する位置の倣い状態
と、に切り換える切換手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の壁面昇降装置用倣い装置において、前記伸縮手段は、
自重によって後端から先端に向かう力を有することを特
徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の壁面昇降装置用倣い装置において、前記切換手段は、
給排する流体量に応じて伸縮可能な部材を含む弾性体の
伸縮により、前記退避状態と前記倣い状態とに切り換え
ることを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の壁面昇降装置用倣い装置は、ケージを
備えており、このケージは例えばビル等の屋上に配設さ
れたクレーン等に巻き出されたワイヤで昇降可能に吊下
される。また、ケージは、例えば、窓拭き作業等を人力
または自動的に行うための壁面作業空間を有することが
できる。
【0013】このケージには、伸縮可能な伸縮手段の後
端が取り付けられており、この伸縮手段の先端には回動
可能な倣い部材が取り付けられている。この伸縮手段
は、切換手段によって倣い部材が壁面から離間した位置
の退避状態と壁面に倣い部材が接触する位置の倣い状態
とに状態が切り換えられる。
【0014】この切換手段は、請求項3に記載の発明の
ように、給排する流体量に応じて伸縮可能な部材を含む
弾性体を有することができる。この弾性体を伸縮によっ
て、退避状態と倣い状態とに切り換えることによって、
各々の状態で弾性力を有することができる。
【0015】ここで、ワイヤに吊り下げられたケージは
略鉛直方向に昇降するが、壁面に凸凹等の起伏があると
き、壁面とケージとの距離は変化する。このケージの昇
降時は倣い部材が倣い状態にされ、壁面に倣い部材が接
触されて、伸縮手段の伸縮により倣い部材は壁面を追従
する。例えば、伸縮手段が請求項2に記載の発明のよう
に自重によって後端から先端に向かう力を有することに
よって、昇降する方向に凸部があるとき、凸部と壁面と
の段差によって倣い部材が接触しながら伸縮手段は収縮
し、凸部の上面から壁面へ至るときは収縮された伸縮手
段の戻りの力により倣い部材が接触しながら伸縮手段は
伸長することができる。この伸縮手段は、いわゆる、パ
ンタグラフ機構で形成することができる。また、壁面に
凹部があるときは自重により倣い部材が壁面に接触しな
がら伸縮手段が伸長する。ケージと壁面とが離間する方
向に離れた場合においても、壁面に凹部があるときと同
様に伸縮手段は伸長し倣い部材が接触しながら壁面を追
従する。
【0016】従って、倣い部材が壁面に接触する位置の
倣い状態にあるとき、ケージを昇降させることによって
倣い部材は壁面に接触しながら追従し壁面の形状及びケ
ージと壁面の間隔に拘わらず倣うことができる。
【0017】このように、倣い部材は壁面を倣うことが
できるので、この倣い部材に検出手段、例えばスイッチ
を備えることによって、未検出や誤検出なく、壁面の突
起、例えば窓枠等の段差を検出することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0019】本実施例は、壁面清掃時に用いられる壁面
昇降装置に本発明の壁面昇降装置用倣い装置を適用した
ものである。
【0020】この壁面昇降装置は、ワイヤ40に吊り下
げられた壁面作業用の空間を有しかつ倣い装置50を有
したケージ10を備えている(図6参照)。
【0021】図6に示すように、ワイヤ40は、ビルB
の屋上に設置されたクレーン部38で巻き上げまたは巻
き下げることによって、ケージ10が昇降するようにな
っている。このビルBは、各階毎に窓ガラスGが配設さ
れ、隣接した階の窓ガラスGの間に外壁材Pを有してお
り、窓ガラスGの周辺には外壁材Pより外方へ突出した
窓枠Fが設けられている。なお、このクレーン部38
は、ケージ10の昇降中は停止しケージ10がビルBの
屋上付近の所定位置に位置したときにのみビルBの壁面
に沿って移動するようになっている。また、このクレー
ン部38には、壁面清掃制御、ケージ10の昇降制御及
び窓位置検出等の制御を行う制御装置42が配設されて
いる。
【0022】図7に示すように、ケージ10は、箱型に
組まれたフレーム12とこのフレーム12を覆う図示し
ないパネルで構成されている。このケージ10の内部に
は、ケージ10の長手方向(図7紙面水平方向)にガイ
ドレール18が配設されている。このガイドレール18
には、図示しない駆動手段によってガイドレール18に
沿って移動(図7矢印B方向)する窓拭き用のスクレー
パー20を有したスクレーパー部22が設けられてい
る。
【0023】ケージ10の上部及び下部のフレーム12
には、皿型の固定吸盤26が、上下動及び押出引戻の機
能を有するブラケット24を介して、ビルBの壁面と対
面するように取り付けられている。なお、この固定吸盤
26がブラケット24によって壁面まで押し出されたと
き、図示しない吸引装置が作動することにより、固定吸
盤26と壁面との空間には負圧が生じ固定吸盤26を壁
面に吸着するようになっている。
【0024】また、ケージ10の上部及び下部のフレー
ム12の端部には、一対のガイドレール28が架設され
ている。ガイドレール28には、ブロック30が挿通さ
れている。ブロック30は押出引戻の機能を有してお
り、このブロック30にはガイド吸盤32がビルBの壁
面と対面するように設けられている。なお、このガイド
吸盤32がブロック30によって壁面まで押し出された
とき、図示しない吸引装置が作動することにより、ガイ
ド吸盤32と壁面との空間には負圧が生じガイド吸盤3
2を壁面に吸着するようになっている。
【0025】このケージ10の下部のフレーム12は延
長され、この延長された部位に図示しないボルト及びナ
ットを介して倣い装置50が取り付けられている。な
お、この倣い装置50は、フレーム12の延長された部
位に配設することなく、内部に配設するようにしてもよ
い。
【0026】次に、図1及び図2を参照し、本発明の本
実施例に係る倣い装置50について説明する。
【0027】倣い装置50は、固定部52Aと取付部5
2BとによりL字状に形成された固定金具52を備えて
いる。この固定金具52の固定部52Aがフレーム12
に水平に固定されることによって、固定金具52の取付
部52Bが壁面と略平行に配置される。
【0028】取付部52Bの固定部52Aと対向する端
部には、ガイドレール54が固定部52Aの長手方向に
沿って配設される。このガイドレール54にはガイド5
6がガイドレール54に沿って摺動できるように取り付
けられている。従って、ガイドレール54とガイド56
とは、いわゆるステージとして作動するように構成され
る。このガイド56の移動を検出するために、取付部5
2Bには、ガイドレール54の長手方向に沿う方向(図
1矢印A方向と平行な方向)でかつガイドレール54の
両端部付近に、センサー92A、92Bが配設されてい
る。このセンサ92A、92Bは制御装置42に接続さ
れている(図8参照)。
【0029】ガイド56のガイドレール54の対向側に
は移動体58が取り付けられている。移動対58には、
固定金具52の取付部52Bと平行な方向に、後述する
アクチュエータ66の流体給排の配管穴としての機能を
有する貫通孔が穿設されかつこのアクチュエータ66の
閉鎖部材114(図5参照)が固定される。
【0030】取付部52Bの固定部52A側の端部に
は、コ字状のホルダー60が取付られている。このホル
ダー60には、固定金具52の取付部52Bと平行な貫
通孔が穿設され、ホルダー60のコ字状の固定部52A
側にアクチュエータ66の閉鎖部材115(図5参照)
が取り付けられる。
【0031】ホルダー60のコ字状の取付部52Bの固
定部52Aと対向する面は、スプリング64の外径より
大きな直径の段差が設けられ、この段差部にスプリング
64の一方(図1下方)が固定されている。このスプリ
ング64の他方(図1上方)は円筒状のスプリングガイ
ド62に固定されており、スプリングガイド62は移動
体58に当接されている。従って、移動体58とホルダ
ー60とはスプリング64のバネ力によって離間する
(図3(1)矢印A方向及び反矢印A方向)。なお、こ
のスプリングガイド62と移動体58とは、固定するよ
うにしてもよい。また、スプリング64の内部にはアク
チュエータ66が挿入され、一端(図1下端)がホルダ
ー60に、他端(図1上端)がスプリングガイド62に
固定される。アクチュエータ66は、詳細は後述する
が、流体の供給排出によって閉鎖部材114、115の
間隔が変化すると共に弾性力が変化する。このスプリン
グ64とアクチュエータ66とによって弾性装置65を
形成する。
【0032】移動体58の先端部分58Aには、固定金
具52の取付部52Bと平行な方向でかつ固定部52A
と交差する方向(図2矢印C方向)を軸として回転可能
に、伸縮装置70を構成する長尺状のアーム68の一端
が取付られている。同様にホルダー60の先端付近60
Aには、図2矢印C方向を軸として回転可能に長尺状の
アーム68の一端が取付られている。
【0033】この伸縮装置70は、長尺状のアーム68
を複数(本実施例では6個)備えており、一対のアーム
68が各々の中腹部分で交差した位置で軸支されこの一
対のアーム68の先端部分を順次異なる一対のアーム6
8の先端部分で軸支させたパンタグラフ機構として形成
されている。従って、伸縮装置70の端部で一対のアー
ム68の先端部分の距離(図1矢印A方向)を変化させ
ることによって、この距離を変化させた方向と交差する
方向(図1矢印B方向)の距離が変化することになる。
【0034】移動体58とホルダー60とに取り付けら
れた伸縮装置70の固定金具52と離反する方向(図1
矢印B方向)のアーム68の一方の先端部は、移動ホル
ダー72によって上記と同様の方向(図2矢印C方向)
を軸として回転可能に軸支されている。
【0035】移動ホルダー72は移動プレート74の一
端に固定されており、移動プレート74の他端にはガイ
ドレール76が上記のガイドレール54の摺動方向と平
行(図1矢印A方向)に配設されている。このガイドレ
ール76にはガイド78がガイドレール76に沿って摺
動できるように取り付けられている。ガイド78のガイ
ドレール76の対向側には移動体80が取り付けられて
いる。移動対80の先端部分は、上記移動ホルダー72
と同様の形状で移動ホルダー72に軸支されたアーム6
8の他方のアーム68の先端部分が回転可能に取付られ
る。
【0036】移動プレート74には、コ字状のプレート
82を介してブロック84及びローラ86から構成され
る壁面接触部81が取付られている。このブロック84
は、ローラ86を取付部52Bと平行な方向でかつ固定
部52Aと交差する方向(図2矢印C方向)を軸85と
して回転可能に軸支している。また、ブロック84の側
面上方(図1矢印A方向)には、L字状のセンサー取付
板88Aが配設され、ブロック84の側面下方(図1反
矢印A方向)には、L字状のセンサー取付板88Bが配
設される。
【0037】センサー取付板88A、88Bの各々に
は、先端部が針状の検出部を有するセンサー94A、9
4Bが取り付けられており、センサー94A、94Bは
検出部が針の中心と交差する方向に力が作用し傾倒する
ことによりオンオフするスイッチで構成されている。こ
のセンサー94A、94Bは制御装置42に接続されて
いる(図8参照)。
【0038】次に、アクチュエータ66について説明す
る。図5に示すように、アクチュエータ66は、内部が
中空の管状体110、管状体110の外周に設けられた
編組補強構造112、管状体110の内部空洞に挿通さ
れる閉鎖部材114、115、管状体110を閉鎖部材
114に封止合着するためのキャップ116、から構成
されている。閉鎖部材114は、管状で内部が中空とさ
れ管状体110の内部と連通される。この閉鎖部材11
4には、外部から流体の給排を行う取り出し口としての
フィッティング118が取り付けられている。
【0039】管状体110は、エアー不透過性を考慮し
て、ゴムまたはゴム状弾性材料等が用いられる。編組補
強構造112は、管状体110の内圧充填による最大膨
径時において、その編組角度θが、いわゆる静止角に至
るような編組構造をしており、誘起または無機質高張力
繊維類、例えば、芳香族ポリアミド繊維(ケブラー、商
品名)や、極細金属ワイヤーのようなフィラメントの撚
りまたは無撚りの束などが適合する。
【0040】このようなアクチュエータ66は、コンプ
レッサ等の正圧供給手段90(図8のみに記載)によっ
て制御圧を閉鎖部材114に取り付けたフィッティング
118を介して管状体110の内部に供給すると、編組
構造体112の編組角度が拡大して管状体110の膨径
とそれに由来した軸方向の収縮、いわゆるパンタグラフ
運動によって、閉鎖部材114、115の各々の間の距
離が縮小する。
【0041】次に、図3を参照し本実施例に係る倣い装
置の作用を説明する。
【0042】まず、作業を開始するにあたり、ケージ1
0をスタート位置へ移動する。このとき安全のために、
アクチュエータ66には、流体を供給しないようにす
る。これにより、弾性装置65はスプリング64の弾性
力のみによって作用する。従って、移動体58とホルダ
ー60とは離間する方向に付勢され、移動体58とホル
ダー60との各々に取り付けられた伸縮装置70の一対
のアーム68先端部の間の距離は大きくなることによっ
て、伸縮装置70は収縮し壁面接触部81が取付金具5
2側に接近して退避位置へ至る(図3(1)参照)。
【0043】なお、この退避位置では、ガイド56がガ
イドレール54に沿う方向(図3矢印A方向)の端部に
位置し、これをセンサー92Aが検知する。このセンサ
ー92Aの検知信号を読み取ることにより壁面接触部8
1が退避位置であり倣い装置50が退避状態であること
を容易に判断することができる。
【0044】次に、作業を開始し、ケージ10を移動し
ようとするときは、アクチュエータ66に流体を供給す
る。これにより、アクチュエータ66は、パンタグラフ
運動によって、閉鎖部材114、115の各々の間の距
離が短くなる。これにより、壁面接触部81が退避位置
からの移動を開始する。
【0045】すなわち、アクチュエータ66の収縮力に
よって、移動体58とスプリングガイド62とは離間す
るため、移動体58とスプリングガイド62とが当接す
ることによる移動体58とホルダー60との離間する方
向のバネ力は解除される(図4(1)参照)。従って、
壁面接触部81は退避位置(図3(1))から壁面W方
向(図3矢印B方向)へ向かう移動が可能となり、壁面
接触部81の自重による作用で伸縮装置70は伸長方向
に伸長し、壁面Wに接触するまで移動する。壁面接触部
81が壁面Wに接触した後にケージ10を昇降させた場
合、壁面Wが凸凹であっても壁面接触部81は、壁面方
向(図4矢印B方向)に力を有しているため、壁面Wに
倣うことができる。従って、アクチュエータ66を収縮
することによって、壁面接触部81が倣い位置に至り、
壁面接触部81の自重による作用で壁面接触部81は常
時壁面Wに接触することができる。
【0046】ここで、壁面接触部81が壁面Wから大き
く離間した場合においても、壁面接触部81の自重によ
る作用で伸縮装置70は伸長方向(図4矢印B方向)に
伸長を継続する。このため、移動体58とホルダー60
の間隔は狭くなるのに伴ってガイド56が下降(図4反
矢印A方向)して、ガイド56はセンサー92Bの検知
位置へ至る。従って、このセンサー92Bの検知信号を
読み取ることにより、壁面接触部81と壁面Wとの距離
が大きく、ケージ10壁面Wとが異常に離れた状態であ
ることを容易に判断することができる(図4(2)参
照)。
【0047】なお、壁面接触部81の位置が倣い位置の
ときには、ガイド56はセンサー92Aとセンサー92
Bの中間部に位置し、何れのセンサー92A、92Bで
もガイド56を検知していない。これにより倣い装置5
0は、壁面接触部81が壁面Wを倣って昇降する倣い状
態であることを容易に判断することができる。
【0048】上記スプリングガイド62を移動体58に
固定して壁面接触部81を移動(図4矢印B及び反矢印
B方向)させることもできる。この場合、アクチュエー
タ66を収縮させることにより、移動体58とホルダー
60とは接近する方向に弾性力が増加する。従って、伸
縮装置70は伸長し壁面接触部81が壁面W側に接近し
て倣い位置へ至る(図3(2)参照)。この場合、アク
チュエータ66の収縮力が、スプリング64のバネ力を
打ち消すようにすることにより、壁面接触部81が倣い
位置で壁面接触部81が壁面Wと離間している場合に
も、壁面接触部81の自重による力によって、壁面接触
部81は壁面Wに接触するまで移動する。従って、壁面
Wが凸凹であっても壁面方向(図3矢印B方向)に壁面
接触部81は付勢され、壁面に倣うことができる。
【0049】次に、ケージ10をビルBの所定位置まで
移動、例えば降下(図6矢印D方向)させる。このと
き、壁面接触部81は壁面Wに接触しながら壁面Wに倣
ってローラ86が回転する。
【0050】ここで、壁面Wに突起、例えば窓枠Fが進
行方向(図6矢印D方向)に存在するときは、この窓枠
Fにセンサー88Bが接触し針部が傾倒される。このよ
うに、壁面接触部81が常時壁面に接触しているため、
このセンサー88Bの検知信号により、窓枠Fを容易に
検知することができる。
【0051】この場合、この検知した窓枠Fをカウンタ
等の計数回路でカウントすることによってケージ10の
現在位置、すなわち階数を判断することができる。従っ
て、ワイヤー40の繰り出し量を検出することなく、容
易に窓ガラスGに対するケージ10の位置を特定するこ
とができる。
【0052】更にケージ10が下降して窓枠Fまでロー
ラ86が至ると、ローラ86はこの窓枠Fを乗り上げ
る。これにより、窓枠Fへセンサー88Bの当接が継続
することによるセンサーの破壊を保護することができ
る。
【0053】窓枠Fを検知し、ケージ10が窓ガラスG
に至ったときに、スクレーパー部22が作動し、窓ガラ
スGを清掃する。なお、この清掃時には、固定吸盤26
によりケージ10と壁面との間隔は一定に保たれてい
る。
【0054】ここで、本実施例の上記ケージ10は、ワ
イヤ40で屋上から吊り下げられ、壁面に面して下降す
るものである(図6参照)。このケージ10は例えば、
最上階のマドガラスGの上縁部、すなわち外壁材Pの位
置で先ず固定吸盤26が外壁材Pに押しつけられ、固定
吸盤26が外壁材Pを吸着することによってケージ10
が壁面に固定される。次にガイド吸盤32が外壁材Pに
押しつけられ、外壁材Pを吸着する。その後、固定吸盤
26の吸着を解除しワイヤ40をくり出すことによって
ケージ10はガイドレール28を介してガイド吸盤32
に案内されて垂直に下降する。ガイド吸盤32がケージ
10の上限付近に位置すると固定吸盤26で窓ガラスG
の上下縁部の外壁材Pを吸着し、その後ガイド吸盤32
の吸着を解除する。このとき、スクレーパー20を伸長
し、窓ガラスGに当接し、ガイドレール18に沿ってス
クレーパー部22を左右方向に移動させることによって
窓拭き作業を行う(図7参照)。窓拭き作業が終了する
と、上記のように、上記ケージ10がガイド吸盤32及
び固定吸盤26を交互に作動することによってケージ1
0と壁面との間隔を一定に保持しつつ昇降する。
【0055】このように、上記ケージ10が壁面との間
隔を一定に保持しつつ移動(昇降)する場合には、本実
施例の倣い装置は好適である。すなわち、このように吸
盤による吸引を行い、ケージ10と壁面との間隔を一定
に保持するときにも、壁面に対して接近方向または離間
方向への変位、すなわち揺れが生じずることがあるが、
本実施例の倣い装置は、この揺れに拘わらず壁面を倣う
ことができる。従って、窓枠Fの検知は容易になり、ケ
ージ10のスクレーパー部22を窓ガラスGに対して最
適な位置への移動を可能とすることができる。
【0056】なお、本実施例の倣い装置は倣い部材が壁
面を追従することによって、ケージが異常に接近するこ
とや異常に離間することによるケージの揺れ時に早期に
対処することができる。例えば、ケージを所定位置へ早
期に昇降させるときや壁面作業が終了しケージ10を早
期にスタート位置へ戻すようなときにあっては、ケージ
の壁面への接近及び離間による異常状態を検知し、危険
な状態が継続しないように回避制御を行うことができ
る。この場合、ケージの昇降を中止してもよく、ガイド
吸盤や固定吸盤によってケージを壁面へ一時的に固定す
る等のケージの安定化を図ってもよい。
【0057】また、本実施例では、壁面から突出した窓
枠を接触式のセンサーによって検知する場合について説
明したが、本発明はこれに限定するものではなく、距離
を測定する非接触式のセンサ、例えば超音波センサや赤
外線センサを用いてもよい。また、検知の状態について
は、オンオフのみならずその状態、例えば凸凹部の大き
さや勾配を検出するようにしてもよい。
【0058】また、本実施例では、スクレーパー部22
で機械的に窓拭き作業を行うようにしたが、ケージ内に
作業員が搭乗して窓ガラスの汚れを拭き取るようにして
もよい。また、壁面昇降装置は壁面清掃用の昇降装置に
限定されるものでなく、壁面への塗装や他の壁面活動を
行うものにも容易に適応できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本記載した発明によ
れば、吊り下げ式の壁面昇降装置のように壁面から離間
するように揺れるものであっても、常に壁面に倣い部材
が接触して追従するので、確実に倣うことができる、と
いう効果がある。
【0060】従って、ケージの揺れに拘わらず、倣い装
置の先端付近ではその境界部分、例えば窓枠を検出する
ことができ、未検出や誤検出を生じることなく、正確な
位置検出を行うことができる検出装置が取り付け可能と
なる。
【0061】また、壁面に追従するための伸長力は倣い
部材を壁面に接触させるのみの微小な力で済むため、簡
単な機構でかつ壁面に無理なく接触することができ、壁
面に凸凹等があっても、壁面破壊の虞が少ない状態で壁
面に追従することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る倣い装置の構成を示す側
面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】(1)は、倣い装置が退避位置である状態を示
す側面図である。(2)は、倣い装置が壁面に接触した
他の状態を示す側面図である。
【図4】(1)は、倣い装置が壁面に接触した状態を示
す側面図である。(2)は、壁面と倣い装置とが大きく
離間した状態を示す側面図である。
【図5】アクチュエータの概略構造を示す一部断面図で
ある。
【図6】壁面昇降装置のケージの移動状態を示した側面
図である。
【図7】壁面昇降装置のケージの概略構造を示す平面図
である。
【図8】壁面昇降装置の制御装置の接続関係を示すブロ
ック図である。
【図9】従来の壁面昇降装置におけるケージと壁面との
関係を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ケージ 64 スプリング 65 弾性装置 66 アクチュエータ 70 伸縮装置 81 壁面接触部 86 ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面を昇降可能なケージと、 先端に回動可能な倣い部材が取り付けられ後端が前記ケ
    ージに取り付けられかつ、伸縮可能な伸縮手段と、 前記伸縮手段を、前記倣い部材が前記壁面から離間した
    位置の退避状態と、前記壁面に接触する位置の倣い状態
    と、に切り換える切換手段と、 を有する壁面昇降装置用倣い装置。
  2. 【請求項2】 前記伸縮手段は、自重によって後端から
    先端に向かう力を有することを特徴とする請求項1に記
    載の壁面昇降装置用倣い装置。
  3. 【請求項3】 前記切換手段は、給排する流体量に応じ
    て伸縮可能な部材を含む弾性体の伸縮により、前記退避
    状態と前記倣い状態とに切り換えることを特徴とする請
    求項1に記載の壁面昇降装置用倣い装置。
JP13105292A 1992-05-22 1992-05-22 壁面昇降装置用倣い装置 Pending JPH05317204A (ja)

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