JPH0531909U - サンデイングマシン - Google Patents

サンデイングマシン

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JPH0531909U
JPH0531909U JP089669U JP8966991U JPH0531909U JP H0531909 U JPH0531909 U JP H0531909U JP 089669 U JP089669 U JP 089669U JP 8966991 U JP8966991 U JP 8966991U JP H0531909 U JPH0531909 U JP H0531909U
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work
sanding
air
material feeding
feeding belt
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JP089669U
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Inventor
義光 鈴木
鑛 ▲高▼橋
Original Assignee
アミテツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークに付着した切粉を十分に除去できるよ
うにする。 【構成】 サンディング機構50のワーク排出側にクリ
ーニングヘッド59を配置する。このクリーニングヘッ
ド59には吐気口60と、その吐気口60の前後に位置
して前吸気口61及び後吸気口62とが設けられ、吐気
口60から吐出された圧力空気はワークで反射して各吸
気口61,62に吸引される。一方、加工テーブル13
のうち上記前吸気口61に対向する位置に給気口18が
形成され、これが圧力空気が供給される圧力室19に連
なっている。また、送材ベルト11には多数の通気孔1
7がほぼ全域に散在するように形成され、吸気口8から
の空気は送材ベルト11の通気孔17を貫通して流れ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はサンディング領域の後方側における切粉の集塵構造を改良したサンデ ィングマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
木工材、樹脂材などの研磨・研削加工に利用されるサンディングマシンとして 例えばワイドベルトサンダーがあり、その一般的構成は次のようである。
【0003】 メインフレームの下部に加工テーブルを設けると共に、その加工テーブル上を 移動するように無端の送材ベルトをロール間に掛け渡す。その送材ベルトはモー タによって低速で一方向に駆動され、これにてワークが搬送される。一方、メイ ンフレームの上部にはサンディング部材としての無端のサンディングベルトを送 材ベルトの上方でこれに沿う方向で掛け渡し、ワークの通過領域の上方にはサン ディングベルトの裏側に位置してパッド等の踏圧部材を設ける。サンディングベ ルトは、モータによってワークの搬送方向とは逆方向に走行され、その際にパッ ドによってワークに押し付けられてワークの表面を研磨・研削するのである。
【0004】 この種のベルトサンダーにおいて、サンディング加工に伴い発生する切粉を除 去するための集塵装置としては、例えば次の構成が公知である。これは、サンデ ィングベルトによるサンディング領域の前方側(ワークの進入側)に吸塵ダクト を設けると共に、サンディング領域の後方側(ワークの排出側)には集塵ホッパ を配置し、これら吸塵ダクト及び集塵ホッパを集塵ファン装置の吸引側に連結し てサンディング領域の前後両側で切粉を空気と共に吸引するのである。
【0005】 このようにすれば、サンディングベルトによる研磨・研削加工に伴い発生する 切粉の大部分はワークの周囲に飛散するから、これらを吸塵ダクトや集塵ホッパ に吸い込まれる空気流に乗じて除去することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、例えば図18に示すように、送材ベルト1によってワークWを矢印A 方向に搬送し、矢印B方向に走行するサンディングベルト2によってそのワーク Wを研削する場合には、ワークWの後端部に切粉が図のように付着して切粉の堆 積物Cを生じさせてしまうことがある。このような堆積物Cは、従来、吸塵ダク トや集塵ホッパに吸引させることができなかったため、作業員が逐一手作業で取 り除くしかなく、これが生産性を低下させる原因となっていた。また、ワークW の表面にも切粉がこびり着き易く、研削後のワークWからその切粉を除去する作 業にも手間取るという問題もあった。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、従って、ワークに付着した切粉の 除去作業を能率的に行うことができるサンディングマシンを提供することを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のサンディングマシンは、加工テーブルに接して送材ベルトを走行可能 に設け、その送材ベルトによってワークを搬送するワーク搬送機構と、サンディ ング部材をワークのサンディング面においてワークの搬送方向とは逆方向に走行 させてワークの研磨・研削を行うサンディング機構と、そのサンディング機構に よるサンディング領域のワーク排出側に位置して設けられワークのサンディング 面に向けて圧力空気を吐出する吐気口並びにその吐気口のワーク搬送方向の前後 に並ぶように形成された前吸気口及び後吸気口を備えたクリーニングヘッドとを 具備せるところに特徴を有する(請求項1の考案)。
【0009】 また、上記構成に加えて、加工テーブルのうち前記クリーニングヘッドの前吸 気口又は後吸気口に対向する位置に給気口を設け、前記送材ベルトのほぼ全域に 散在するように多数の通気孔を形成しても良い(請求項2の考案)。
【0010】
【作用】
請求項1の考案によれば、クリーニングヘッドの吐気口からはワークのサンデ ィング面に向けて圧力空気が吐出される。このため、吐出された空気流がワーク に当たってここに付着した切粉をワークから剥しながら二股状に分かれるように して反射し、吐出流とは逆向きに流れる。すると、クリーニングヘッドの吐気口 の前後には前吸気口及び後吸気口が形成されているから、二股状に分かれて流れ た反射流はそれらの吸気口に円滑に流れ込み、ワークから剥された切粉もそれら の吸気口に流れ込む空気流に乗じて除去される。
【0011】 また、請求項2の考案では、更に、加工テーブルには、クリーニングヘッドの 前吸気口又は後吸気口に対向する位置に給気口が形成され、且つ、送材ベルトの ほぼ全域に多数の通気孔が散在するように形成されている。このため、加工テー ブルの裏面側から給気口及び送材ベルトの通気孔を順に通り、更に、クリーニン グヘッドの前吸気口又は後吸気口に流れ込む空気流が生成されている。この空気 流は、ワークの通過領域を貫通する形となっている。従って、仮にワークの後端 部に切粉の堆積物が付着していたとしても、ワークの後端部が給気口の形成部分 を通過する際に、その堆積物には空気流の衝突によってクリーニングヘッド側に 向かって押されるような力を受ける。また、ワークの後端部がクリーニングヘッ ドの吐気口の形成部分を通過する際には、堆積物に吐気口からの圧力空気流が衝 突するため、今度はクリーニングヘッドから離れる方向に押すような力を受ける 。従って、結局、切粉の堆積物には交互に逆向きに押す力が作用して揺り動かさ れるようになるため、その堆積物はワークWから引き剥されて吹き飛ばされ、ク リーニングヘッドの前吸気口又は後吸気口に流れ込んで除去される。
【0012】
【考案の効果】
このように本考案のサンディングマシンによれば、研削・研磨されたワークの 表面にクリーニングヘッドから圧力空気が吹き付けられ、これがワークに当たっ て左右に分かれて反射して前後の吸気口に吸引されるから、ワーク表面に付着し た切粉を効率的に除去できる。
【0013】 更に、加工テーブルに給気口を形成してワークの通過領域を貫通する空気流を 生成させる構成としたものでは、ワークの後端部に付着した切粉の堆積物も効率 的に除去することができるという優れた効果を奏する。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例について図1ないし図4を参照して説明す る。
【0015】 全体的構成は図2に示すように、ワーク搬送機構10の上方にサンディング機 構50を設け、これらをハウジング100にて連結一体化してなる構成で、ワー ク搬送機構10には、送材ベルト11が図2中の左右方向に延びて設けられてい る。
【0016】 <サンディング機構> まず、サンディング機構50について述べる。
【0017】 ハウジング100の内部には、上部に駆動ロール51が設けられると共に、下 部に案内ロール52およびサンディングロール53が設けられ、これらの間にサ ンディング部材に相当する無端のサンディングベルト54が掛け渡されている。 前記駆動ロール51は図示しないモータによって駆動され、これにてサンディン グベルト54がワークのサンディング面において送材ベルト11の走行方向(図 中矢印A方向)とは逆向きの矢印B方向に走行することになり、これにて案内ロ ール52とサンディングロール53との間のサンディング領域でワークが研削( 研磨)される。
【0018】 サンディング機構50の下部に並ぶ案内ロール52およびサンディングロール 53の間にはエアークッション式の踏圧部材に相当する踏圧パッド55が設けら れている。これはサンディングベルト54の裏面側に位置し、サンディングベル ト54を下方(ワーク側)に付勢する機能を有する。
【0019】 案内ロール52およびサンディングロール53の左右両側には、複数本の押さ えロール56が設けられ、図示はしないが、その枢軸が上下動可能に支持されて おり、圧縮コイルスプリングによって下方に付勢されている。
【0020】 サンディング領域のワークの進入側(サンディングロール53の図2中右側) には図3に示すように吸塵ダクト57が上下に延びて配置され、その上部はハウ ジング100から上方に導出されて図示しない集塵ファンの吸引側に連結されて いる。また、吸塵ダクト57の下端には案内ダクト58が連結され、その先端が サンディングロール53とその隣の押さえロール56との間に挿入されてサンデ ィングロール53側に向かってその前上方において開口している。なお、この案 内ダクト58はサンディングベルト54の横幅よりも広い幅寸法を有して細いス リット状に開口している。
【0021】 一方、サンディング領域のワーク排出側(即ち、案内ロール52の後方側)に は、クリーニングヘッド59が配置されている。これは吐気口60と、その吐気 口60のワーク搬送方向の前後に並んで形成された前吸気口61及び後吸気口6 2とを備えて構成され、これらの吐気口60、前吸気口61及び後吸気口62は 共にサンディングベルト54の横幅よりも広い幅寸法のスリット状をなしている 。吐気口60には図示しないエアコンプレッサの吐出側が連結され、ここから圧 力空気をワークのサンディング面に向けてほぼ直角に吹き付けるようになってい る。また、両吸気口61,62には図示しない集塵ファン装置の吸引側が連結さ れている。なお、吐気口60の先端部は流路断面積を狭くして圧力空気の吹き付 け速度を高めるようにしている。また、前吸気口61のサンディング領域側の壁 部先端部はワークの搬送方向側に傾斜させており、もって万一ワークが衝突した 場合にクリーニングヘッド59が逃げ方向に弾性変形できるようにしている。
【0022】 なお、、ワークの排出側である図中左側には、回転ブラシ63およびゴムロー ル64が順に設けられている。回転ブラシ63は、図示しないモータによって駆 動されてワークの表面に付着した切粉を取り払う機能を有し、ゴムロール64は 表面が粘着性を有すると共にワークの表面に接して従動的に回転し、もってワー ク表面の切粉をゴムロール64側に付着させて除去する機能を有する。
【0023】 また、ハウジング100には、点検用扉65が開閉可能に取り付けられている 。
【0024】 <ワーク搬送装置> 次に、ワーク搬送装置10について述べる。これは床面に据え付けられる基台 12の上部に、加工テーブル13を昇降装置14によって上下動可能に設けた構 成である。加工テーブル13の両端部にはロール15がそれぞれ設けられ、前記 送材ベルト11はそのロール15間に掛け渡されて加工テーブル13上に接して 移動するようになっている。
【0025】 昇降装置14は、図示しない操作スイッチをオン操作するか、操作ハンドル1 6を回転操作することにより作動され、これにより加工テーブル13が上下動し て送材ベルト11とサンディングベルト54との隙間寸法を所望の値に設定する ことができるようになっている。
【0026】 また、前記送材ベルト11には、図3及び図5に示すように多数の通気孔17 が表裏を貫通してほぼ全域に散在するように形成されている。ちなみに、本実施 例では送材ベルト11の幅寸法は約70cmで、通気孔17の直径は約5mmとして いる。
【0027】 一方、前記加工テーブル13には、図3及び図4に示すように、クリーニング ヘッド59の前吸気口61に対応する位置にスリット状の給気口18が形成され ている。そして、加工テーブル13の裏面側には、上記各給気口18の形成位置 に、縦壁板13a、横壁板13bおよび底壁板13cから構成した圧力室19が 形成され、その圧力室19に上記給気口18が連なるようになっている。圧力室 19はダクト20を介して図示しないターボブロア装置に連結され、その例えば 出力1.5kwのモータによって生成される圧力空気を圧力室19に送り込み、こ れを給気口18から上方に噴出させるようになっている。
【0028】 次に本実施例の作用について述べる。
【0029】 まず、ワーク搬送装置10に設けた昇降装置14を作動させて加工テーブル1 3を所要の高さに移動させる。この高さは、ワークの厚さ寸法と必要な「削りし ろ」とを考慮して決定され、図示しない公知のゲージを見ながら設定することが できる。
【0030】 この後、ワーク搬送装置10並びに集塵ファンおよびターボブロア装置等の関 連装置を起動させ、研削すべきワークを送材ベルト11に載せてサンディング機 構50の下方に送り込む。すると、ワークは、送材ベルト11に載ってハウジン グ100のワーク挿入口から内部に進入し、サンディング機構50のサンディン グ領域に至る。すると、ワークの表面がサンディングベルト54に擦られる状態 になるため、ワークが研削される。
【0031】 このような研削加工が行われると、サンディング領域の周囲には多量の切粉が 発生する。特に、サンディングベルト54がサンディング領域においては図1中 の右側に走行しているため、切粉はサンディングロール53の真下部分から右側 に向かって飛ばされ、サンディングロール53の右上方において開口している吸 塵ダクト57の案内ダクト58内に効率よく吸引されることになる。ところが、 ワークの表面にはサンディングベルト54が擦り付けられるから、ワークWの表 面に切粉がこびり着いた状態でワークが排出される。
【0032】 しかし、本実施例では、サンディング領域のワーク排出側に位置してクリーニ ングヘッド59が設けられ、その吐気口60から圧力空気がワークのサンディン グ面に向けて噴出している。このため、図1(A)に矢印で示すように圧力空気 がワークのサンディング面に衝突し、ここにこびり着いた切粉を剥しながら二股 状に分かれるように反射し、クリーニングヘッド59側に戻るように流れる。そ して、その空気流は、吐気口60の前後に設けられている前吸気口61及び後吸 気口62内に流れ込むから、ワークWから剥された切粉もそれらの吸気口61, 62に流れ込む空気流に乗じて除去される。
【0033】 一方、前述したようにワークWの後端部には切粉がひさし状に付着して堆積物 が形成されることがある。これは図1(B)に示すようにして除去される。即ち 、ワークWの研削が終了してサンディング領域から離脱する位置に至ると、ワー クWの後端部が加工テーブル13の給気口18の上方を通過し、これが開放状態 になる。このため、ワークWの後端部が給気口18を通過し切った瞬間に、給気 口18及び送材ベルト11の通気孔17を順に通り、同図に示すようにワークW の通過領域を貫通して前吸気口61内に流れ込む強い上向きの空気流が生成され る。この結果、ワークWの後端部に付着した堆積物Cはその空気流の衝突によっ て上方に吹き飛ばされるようにしてワークWから剥され、前吸気口61内に吸引 されてワークWから除去される。
【0034】 なお、堆積物CがワークWに強固に固着しているため給気口18からの空気流 によってはワークWから吹き飛ばされるに至らない場合、、または、ワークWの 厚さ寸法が大きいために堆積物Cに衝突する空気流の勢いが弱くなってその堆積 物Cを吹き飛ばすことができない場合には、次のような現象が生ずる。即ち、前 述したようにワークWの後端部が給気口18の形成部分を通過し切った直後に堆 積物Cは衝突する空気流によって上向きの力を受ける。そして、次にはワークW の後端部がクリーニングヘッド59の吐気口60の真下位置に至るため、そこか ら下向きに吹き出す圧力空気流の直撃を受けて、今度は、堆積物Cは先とは逆に 下向きに押されることになる。このため、堆積物Cは交互に逆向きの力が作用す ることになって揺り動かされるようになり、結局、ワークWから引き剥されて吹 き飛ばされ、クリーニングヘッド59の前吸気口61又は後吸気口62に空気流 と共に流れ込んで除去される。
【0035】 次に、ワークWが完全にクリーニングヘッド59の下方から離脱するようにな ると、クリーニングヘッド59の吐気口60からの圧力空気流は、今度は、図1 (C)に示すように送材ベルト11に直接に衝突するようになる。このため、送 材ベルト11に付着した切粉も空気流に乗じて剥され、最終的に前吸気口61又 は後吸気口62内に流れ込んで除去されることになる。
【0036】 なお、ワークWの表面に切粉が万一僅かに残ったとしても、これは回転ブラシ 63によって取り払われ、更に、粘着性のゴムロール64がワークWの表面を転 動することによって切粉がここに付着するから、ワークWの表面から完全に取り 除かれるようになる。
【0037】 このように本実施例によれば、クリーニングヘッド59の吐気口60から圧力 空気がワークWの表面に吹き付けられるから、ワークWのサンディング面に付着 した切粉を効率的に除去することができる。しかも、そのクリーニングヘッド5 9の吐気口60の前後には2つの吸気口61,62が設けられ、十分な量の空気 が吸引されているから、空気流を強い勢いとすることができて効率的な集塵が可 能である。
【0038】 また、加工テーブル13には、クリーニングヘッド59の前吸気口61に対向 する位置に給気口18が形成され、且つ、送材ベルト11のほぼ全域に多数の通 気孔17が散在するように形成されているから、加工テーブル13の裏面側から ワークの通過領域を貫通してクリーニングヘッド59の前吸気口61に向かう強 い空気流が生成される。このため、この種のサンディングマシンにて研削を行う とワークの後端部に切粉の堆積物が生成し易いという事情があっても、切粉の堆 積物を空気流によって吹き飛ばして除去することができ、切粉の掃除作業が簡単 になる。
【0039】 しかも、その堆積物は前述したクリーニングヘッド59の吐気口60からの圧 力空気流にも晒されることになるから、堆積物は交互に逆向きの力を受けて揺り 動かされるようになり、ワークの厚さ寸法が大きい場合や堆積物の固着力が大き い場合でも、それを確実に除去することができるようになる。
【0040】 なお、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、例え ば次のような変形が可能である。
【0041】 (1)上記実施例では、サンディング機構のワーク排出側にクリーニングヘッ ド59を設け、更に、加工テーブル13に給気口18を形成すると共に送材ベル ト11に通気孔17を形成したが、これに限らず本実施例の構成のクリーニング ヘッドのみを設けるだけでもワークWの表面に付着した切粉の効率的除去という 目的は十分に達成することができる。
【0042】 (2)上記実施例では、無端のサンディングベルト54を走行させて研磨・研 削を行う構成としているが、これに限らず、例えばサンディングロールに研削紙 を巻き付けた構成のサンディング機構を備えたサンディングマシンにも適用でき る。
【0043】 (3)上記実施例のようにサンディング部材がワークの上面側から宛がわれる 構成に限らず、ワークの左右両側部を加工テーブルとサンディング部材との間に 挟んでサンディングを行う構成であってもよく、この場合には勿論クリーニング ヘッドはワークの側方からサンディング面に圧力空気を吹き付けるように配置さ れる。
【0044】 (4)上記実施例では、加工テーブル13の裏面に圧力室19を設け、ここに ブロアから空気を圧送する構成としたが、必ずしもブロアを設けずとも、クリー ニングヘッドの前吸気口又は後吸気口側の負圧を利用して、加工テーブルの給気 口から空気が自然に供給されるようにしてもよい。
【0045】 (5)上記実施例では、加工テーブル13の給気口18をクリーニングヘッド 59の前給気口61に対向する位置に設けたが、これは後給気口62に対向する 位置に設けても良いことは勿論である。
【0046】 (6)上記実施例では、クリーニングヘッド59の後方側に回転ブラシ63及 びゴムロール64を順に設けるようにしたが、これらは必ずしも必要ではない。
【0047】 (7)上記実施例では、送材ベルト11は図5に示すように単純な平坦面に多 数の通気孔を縦横に格子状に配置した構成であるが、これに限らず、図6ないし 図17に示した第1ないし第6変形例の構成とすることができる。
【0048】 図6及び図7に示した第1変形例は、送材ベルト70に形成した各通気孔71 に連ねてほぼ正方形の角孔72を形成した構成で、この結果、各通気孔71の開 口端を包囲するような格子状の突条73が形成された形となっている。この構成 では、各通気孔71から噴出した空気を広い範囲に広げて流すことができる。
【0049】 図8及び図9に示した第2変形例は、送材ベルト70の幅方向に並ぶ通気孔7 1列の間にやはり送材ベルト70の幅方向に直線的に延びる突条74を形成した 構成である。
【0050】 図10及び図11に示した第3変形例は、突条75が送材ベルト70を斜めに 横切るように形成され、その突条75間に通気孔71列が形成された構成である 。
【0051】 図12及び図13に示した第4変形例は、突条76が「く」字形をなし、その 突条76間に通気孔71列が形成された構成である。
【0052】 図14及び図15に示した第5変形例は、突条77が「S」字形をなすように 送材ベルト70の横幅間を曲線的に蛇行して形成され、その突条77間に通気孔 71列が形成された構成である。
【0053】 図16及び図17に示した第6変形例は、送材ベルト70の長手方向に並ぶ通 気孔71列の間にやはり送材ベルト70の長手方向に直線的に延びる突条78を 形成した構成である。なお、これらの突条78は図17に示すように断面が末広 がりの台形状をなすが、前述した第1ないし第5の各変形例においても各突条7 3〜77を同様な末広がり状に形成してもよいし、逆に、第1ないし第5の各変 形例の各突条73〜77を図17に示した突条78のように断面を長方形に形成 してもよい。
【0054】 上記した各変形例の送材ベルト70を使用する場合に、加工テーブルに形成さ れる望ましい給気口80の形状は各図に二点鎖線で示してある。
【0055】 第2ないし第5の各変形例のような送材ベルト70を使用すれば、送材ベルト 70の通気孔71を貫通した空気流が、突条間で横方向(ベルトの幅方向)に流 れるようになるから、ワークの通過領域を貫通して流れる空気流が複雑化するこ とになり、ワークに付着した切粉の除去に効果的になる。
【0056】 また、第6変形例のように突条78間の通路が送材ベルト70の長手方向に延 びる形態となっていると、加工テーブルの給気口80に対応している通気孔71 から流れ込んだ空気が突条78間の通路を通って送材ベルト70の前後に流れる ようになる。このため、ワークがどのような位置にあっても、研削中のワークの 前端部及び後端部から常に少量の空気がワークの通過領域を貫通する方向に流れ ることになるから、ワークの前端部及び後端部への切粉の付着が生じ難くなる。 また、ワークの前端部及び後端部が加工テーブルの給気口80に対応した時点で は、多量の空気がその部分に流れることになるから、たとえ切粉が付着していて も、その時点で切粉が吹き飛ばされるようになる。
【0057】 その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、要 旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るワイドベルトサンダ
ーによる研削時の集塵の様子を示す要部の部分縦断面図
【図2】全体の正面図
【図3】サンディング機構の要部を示す部分縦断面図
【図4】加工テーブルの平面図
【図5】送材ベルトの部分平面図
【図6】送材ベルトの第1変形例を示す部分平面図
【図7】図6のI1−I1線に沿う縦断面図
【図8】送材ベルトの第2変形例を示す部分平面図
【図9】図8のI2−I2線に沿う縦断面図
【図10】送材ベルトの第3変形例を示す部分平面図
【図11】図10のI3−I3線に沿う縦断面図
【図12】送材ベルトの第4変形例を示す部分平面図
【図13】図12のI4−I4線に沿う縦断面図
【図14】送材ベルトの第5変形例を示す部分平面図
【図15】図14のI5−I5線に沿う縦断面図
【図16】送材ベルトの第6変形例を示す部分平面図
【図17】図16のI6−I6線に沿う縦断面図
【図18】従来のワイドベルトサンダーにおける不具合
を説明するための部分縦断面図
【符号の説明】
10…ワーク搬送機構 11…送材ベルト 13…加工テーブル 17…通気孔 18…給気口 50…サンディング機構 54…サンディングベルト 59…クリーニングヘッド 60…吐気口 61…前吸気口 62…後吸気口 70…送材ベルト 71…通気孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工テーブルに接して送材ベルトを走行
    可能に設け、その送材ベルトによってワークを搬送する
    ワーク搬送機構と、 サンディング部材を前記ワークのサンディング面におい
    てワークの搬送方向とは逆方向に走行させてワークの研
    磨・研削を行うサンディング機構と、 前記サンディング機構によるサンディング領域のワーク
    排出側に位置して設けられ前記ワークのサンディング面
    に向けて圧力空気を吐出する吐気口並びにその吐気口の
    ワーク搬送方向の前後に並ぶように形成された前吸気口
    及び後吸気口を備えたクリーニングヘッドとを具備して
    なるサンディングマシン。
  2. 【請求項2】 加工テーブルに接して送材ベルトを走行
    可能に設け、その送材ベルトによってワークを搬送する
    ワーク搬送機構と、 サンディング部材を前記ワークのサンディング面におい
    てワークの搬送方向とは逆方向に走行させてワークの研
    磨・研削を行うサンディング機構と、 前記サンディング機構によるサンディング領域のワーク
    排出側に位置して設けられ前記ワークのサンディング面
    に向けて圧力空気を吐出する吐気口並びにその吐気口の
    ワーク搬送方向の前後に並ぶように形成された前吸気口
    及び後吸気口を備えたクリーニングヘッドと、 前記加工テーブルのうち前記クリーニングヘッドの前吸
    気口又は後吸気口に対向する位置に形成された給気口
    と、 前記送材ベルトのほぼ全域に散在するように形成された
    多数の通気孔とを具備してなるサンディングマシン。
JP089669U 1991-10-04 1991-10-04 サンデイングマシン Pending JPH0531909U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112847059A (zh) * 2021-02-26 2021-05-28 江苏飞鹤管业有限公司 一种无缝钢管加工用磨口机及其使用方法

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959255A (ja) * 1982-09-27 1984-04-05 ルコ−テヒニク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・フエルフア−レンステヒニツシエ・アンラ−ゲン 粉末乃至は粒状のおよび/又はか粒の或いはフロツク状の物質を含んでいる袋を裁断しかつ分離するための装置

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