JPH0531924A - 印字ヘツド装置の組立て方法 - Google Patents
印字ヘツド装置の組立て方法Info
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- JPH0531924A JPH0531924A JP18859391A JP18859391A JPH0531924A JP H0531924 A JPH0531924 A JP H0531924A JP 18859391 A JP18859391 A JP 18859391A JP 18859391 A JP18859391 A JP 18859391A JP H0531924 A JPH0531924 A JP H0531924A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電圧の印加による圧電素子5の変位で、印字
ワイヤ7を進退動させるとき、印字ワイヤ7の戻り時に
アーム8側のストッパー15と当接させる支持側ストッ
パー16との間に隙間を生じさせず、印字品質を向上さ
せる。 【構成】 支持フレーム6に圧電素子5を組み込んで、
メイン支柱部6aに第1板ばね体12を、可動子14に
第2板ばね体13を接合固定し、両板ばね体12,13
の連結部10にアーム8を接合する。支持側ストッパー
16を副支柱部6bに固定する前に、所定の印字ギャッ
プにした状態で圧電素子5を駆動し、その後、アーム8
が静止状態になって且つアーム8先端が最も上昇した状
態で、支持側ストッパー16を固定する。
ワイヤ7を進退動させるとき、印字ワイヤ7の戻り時に
アーム8側のストッパー15と当接させる支持側ストッ
パー16との間に隙間を生じさせず、印字品質を向上さ
せる。 【構成】 支持フレーム6に圧電素子5を組み込んで、
メイン支柱部6aに第1板ばね体12を、可動子14に
第2板ばね体13を接合固定し、両板ばね体12,13
の連結部10にアーム8を接合する。支持側ストッパー
16を副支柱部6bに固定する前に、所定の印字ギャッ
プにした状態で圧電素子5を駆動し、その後、アーム8
が静止状態になって且つアーム8先端が最も上昇した状
態で、支持側ストッパー16を固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧の印加により圧電
素子を伸縮させ、その伸縮運動を用紙等の印字媒体に向
かって打点する印字ワイヤに伝達するようにした、ドッ
トインパクト式印字ヘッド装置の組立方法に関するもの
である。
素子を伸縮させ、その伸縮運動を用紙等の印字媒体に向
かって打点する印字ワイヤに伝達するようにした、ドッ
トインパクト式印字ヘッド装置の組立方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に特願平3−10494
0号において、次のような構成を提案した。即ち、図1
に示すように、印字ヘッドを、正面視略円形状のヘッド
本体1と、その裏面を覆う円筒カバー2とで構成し、ヘ
ッド本体1の前面中央部にノーズ部3を突出させる。ヘ
ッド本体1内には複数の印字ユニット4を放射状に配設
する。各印字ユニット4は、圧電セラミックを積層状に
接着してなる前後長手の圧電素子5と、該圧電素子5の
前端に装着して当該圧電素子5の伸縮運動を拡大して印
字ワイヤに伝達するための印字機構9と、この印字機構
9及び圧電素子5を支持するため、ヘッド本体1の裏面
から後方に延びる支持フレーム6とからなる。支持フレ
ーム6は前記圧電素子5の長手方向の両側および後端部
を囲むように、メイン支柱部6aと副支柱部6bと後端
部6cとによりコ字型に一体的に形成されている。
0号において、次のような構成を提案した。即ち、図1
に示すように、印字ヘッドを、正面視略円形状のヘッド
本体1と、その裏面を覆う円筒カバー2とで構成し、ヘ
ッド本体1の前面中央部にノーズ部3を突出させる。ヘ
ッド本体1内には複数の印字ユニット4を放射状に配設
する。各印字ユニット4は、圧電セラミックを積層状に
接着してなる前後長手の圧電素子5と、該圧電素子5の
前端に装着して当該圧電素子5の伸縮運動を拡大して印
字ワイヤに伝達するための印字機構9と、この印字機構
9及び圧電素子5を支持するため、ヘッド本体1の裏面
から後方に延びる支持フレーム6とからなる。支持フレ
ーム6は前記圧電素子5の長手方向の両側および後端部
を囲むように、メイン支柱部6aと副支柱部6bと後端
部6cとによりコ字型に一体的に形成されている。
【0003】印字機構9は、圧電素子5の伸縮をアーム
8の揺動運動に変換し、該アーム8の先端部に取りつく
印字ワイヤ7の進退動量が拡大されるようにするもので
ある。このための印字機構9には、二枚の平行状の板ば
ね体からなるエデンばねを利用する。即ち、剛体からな
る連結部10に第1板ばね体12及び第2板ばね体13
の一端を一体的に連結し、側面視でいわゆるΠ(ギリシ
ャ文字のパイ)字状に連結する。第1板ばね体12の基
端を前記メイン支柱部6aの一側面にろう付け固着する
一方、第2板ばね体13の基端を圧電素子5の前端に取
りつく可動子14に同じくろう付け固着する。そして、
前記第1板ばね体12及び第2板ばね体13の延びる方
向を、前記印字ワイヤ7の延びる方向と平行であって、
反対向きに設定するものである。
8の揺動運動に変換し、該アーム8の先端部に取りつく
印字ワイヤ7の進退動量が拡大されるようにするもので
ある。このための印字機構9には、二枚の平行状の板ば
ね体からなるエデンばねを利用する。即ち、剛体からな
る連結部10に第1板ばね体12及び第2板ばね体13
の一端を一体的に連結し、側面視でいわゆるΠ(ギリシ
ャ文字のパイ)字状に連結する。第1板ばね体12の基
端を前記メイン支柱部6aの一側面にろう付け固着する
一方、第2板ばね体13の基端を圧電素子5の前端に取
りつく可動子14に同じくろう付け固着する。そして、
前記第1板ばね体12及び第2板ばね体13の延びる方
向を、前記印字ワイヤ7の延びる方向と平行であって、
反対向きに設定するものである。
【0004】また、符号20は前記可動子14と副支柱
部6bとに跨がって設ける4節リンク機構部材で、該4
節リンク機構部材23は、ばね板等の弾性部材からな
り、その広幅側板部23a,23aは側面視H字状の切
欠き孔21を有し、この切欠き孔21を挟む各広幅側板
部23a,23aを可動子14と副支柱部6bとに各々
ろう付け固定し、圧電素子5の伸縮で両広幅側板部23
a,23aが側面視で平行四辺形状る弾性変形して位置
固定的な副支柱部6bの長手方向に対して可動子14が
平行状に移動できるように構成している。
部6bとに跨がって設ける4節リンク機構部材で、該4
節リンク機構部材23は、ばね板等の弾性部材からな
り、その広幅側板部23a,23aは側面視H字状の切
欠き孔21を有し、この切欠き孔21を挟む各広幅側板
部23a,23aを可動子14と副支柱部6bとに各々
ろう付け固定し、圧電素子5の伸縮で両広幅側板部23
a,23aが側面視で平行四辺形状る弾性変形して位置
固定的な副支柱部6bの長手方向に対して可動子14が
平行状に移動できるように構成している。
【0005】前記先行技術において、電圧の印加で圧電
素子5がその長手方向に伸長するとき、圧電素子5の基
端は支持フレーム6の後端部6cに固着されているか
ら、結果として可動子14を押し上げる。これにより、
メイン支柱6a側に取付く第1板ばね体12の上下中途
部箇所を回動中心とするように、前記両板ばね体12,
13先端の連結部10が矢印A方向に回動変位する。こ
の結果、アーム8の先端側の印字ワイヤ7はノーズ部3
前方のプラテン30表面方向に前進する。圧電素子5へ
の電圧印加を解除すると、圧電素子5が収縮してアーム
8の先端側は前記二枚の板ばね体12,13の弾性変形
の復元力により、ノーズ部3から後退する。
素子5がその長手方向に伸長するとき、圧電素子5の基
端は支持フレーム6の後端部6cに固着されているか
ら、結果として可動子14を押し上げる。これにより、
メイン支柱6a側に取付く第1板ばね体12の上下中途
部箇所を回動中心とするように、前記両板ばね体12,
13先端の連結部10が矢印A方向に回動変位する。こ
の結果、アーム8の先端側の印字ワイヤ7はノーズ部3
前方のプラテン30表面方向に前進する。圧電素子5へ
の電圧印加を解除すると、圧電素子5が収縮してアーム
8の先端側は前記二枚の板ばね体12,13の弾性変形
の復元力により、ノーズ部3から後退する。
【0006】そして、静止状態のアーム8の裏面にアー
ム側ストッパー15を設け、前記副支柱部6bの前端に
支持側ストッパー16を設けて、圧電素子5に電圧を印
加せずに静止状態となったアーム8の後退位置を規制す
るように、支持側ストッパー16を調節しながら固定す
るのであった。この場合、前記先行技術では、副支柱部
6bに取りつけるべき支持側ストッパー16の前面(当
接面)がアーム8の下面に取付くアーム側ストッパー1
5に接触するようにしながら押し込み、静止状態で且つ
後退位置にあるアーム8の先端側(印字ワイヤ7側)が
若干前進するようにして、支持側ストッパー16または
アーム側ストッパー15を接着剤で固定するのである。
これにより、圧電素子5に電圧印加した後のアーム8の
自由振動の減衰を促進し、印字品質を向上させるように
したのである。
ム側ストッパー15を設け、前記副支柱部6bの前端に
支持側ストッパー16を設けて、圧電素子5に電圧を印
加せずに静止状態となったアーム8の後退位置を規制す
るように、支持側ストッパー16を調節しながら固定す
るのであった。この場合、前記先行技術では、副支柱部
6bに取りつけるべき支持側ストッパー16の前面(当
接面)がアーム8の下面に取付くアーム側ストッパー1
5に接触するようにしながら押し込み、静止状態で且つ
後退位置にあるアーム8の先端側(印字ワイヤ7側)が
若干前進するようにして、支持側ストッパー16または
アーム側ストッパー15を接着剤で固定するのである。
これにより、圧電素子5に電圧印加した後のアーム8の
自由振動の減衰を促進し、印字品質を向上させるように
したのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記先行技
術においては電圧印加により充電すると、圧電素子5が
その長手方向に延びるもので、圧電セラミックを前記伸
長方向と直角な平面で多層に積層するものであるから、
逆に電圧印加にて放電すると、圧電素子がその長手方向
(積層方向と直角方向)に収縮する。この収縮により前
記積層部が剥がれないようにするため、可動子14と圧
電素子5とは固着(接着)せず、単に可動子14の下面
に固着したスペーサ(接触部)31と圧電素子5の上面
に固着したスペーサ(接触部)32とが互いに押圧状態
で当接するように介挿していた。
術においては電圧印加により充電すると、圧電素子5が
その長手方向に延びるもので、圧電セラミックを前記伸
長方向と直角な平面で多層に積層するものであるから、
逆に電圧印加にて放電すると、圧電素子がその長手方向
(積層方向と直角方向)に収縮する。この収縮により前
記積層部が剥がれないようにするため、可動子14と圧
電素子5とは固着(接着)せず、単に可動子14の下面
に固着したスペーサ(接触部)31と圧電素子5の上面
に固着したスペーサ(接触部)32とが互いに押圧状態
で当接するように介挿していた。
【0008】従って、前記先行技術のように、単に静止
状態で且つ後退位置にあるアーム8の先端側(印字ワイ
ヤ7側)が若干前進するようにして、支持側ストッパー
16とアーム側ストッパー15との位置決めをした後固
定するだけでは、次のような不具合が生じた。即ち、前
記両ストッパー15,16で単に静止状態のアーム8の
後退位置を規制したとき(前記アーム8先端の印字ワイ
ヤ7を若干前進させたとき)、アーム8の後退量が少な
過ぎると、可動子14におけるスペーサ31と圧電素子
5におけるスペーサ32との押圧力が不足する。この状
態で圧電素子5を駆動させる(伸縮させる)と、圧電素
子5の伸長にて可動子14を押し上げるときはともか
く、圧電素子5が縮小するときには、圧電素子5の先端
は可動子14から離れ勝手となるのだから、前記両スペ
ーサ31,32の間に隙間ができる瞬間がある。
状態で且つ後退位置にあるアーム8の先端側(印字ワイ
ヤ7側)が若干前進するようにして、支持側ストッパー
16とアーム側ストッパー15との位置決めをした後固
定するだけでは、次のような不具合が生じた。即ち、前
記両ストッパー15,16で単に静止状態のアーム8の
後退位置を規制したとき(前記アーム8先端の印字ワイ
ヤ7を若干前進させたとき)、アーム8の後退量が少な
過ぎると、可動子14におけるスペーサ31と圧電素子
5におけるスペーサ32との押圧力が不足する。この状
態で圧電素子5を駆動させる(伸縮させる)と、圧電素
子5の伸長にて可動子14を押し上げるときはともか
く、圧電素子5が縮小するときには、圧電素子5の先端
は可動子14から離れ勝手となるのだから、前記両スペ
ーサ31,32の間に隙間ができる瞬間がある。
【0009】その瞬間にもアーム8が第1板ばね体12
の中途部箇所を回動中心とするように揺動しているのだ
から、この揺動するアーム8に連結したもう一方の第2
板ばね体13に取付く前記可動子14は、当該第2板ば
ね体13の撓み変形に応じて移動し易くなり、両スペー
サ31,32の相対位置が変動する。なお、前記圧電素
子5は、その基端(下端)のみで支持フレーム6の後端
部6cに固着された片持ち梁状であり、印字ヘッドの作
動、つまり圧電素子5への電圧印加と停止との繰り返し
で振動することもあり、当該圧電素子5の先端(自由
端)側が可動子14の下面に対して相対的に横移動する
(振れる)ことも考えられる結果、前記両スペーサ(接
触部)31,32の相対位置が変動する。
の中途部箇所を回動中心とするように揺動しているのだ
から、この揺動するアーム8に連結したもう一方の第2
板ばね体13に取付く前記可動子14は、当該第2板ば
ね体13の撓み変形に応じて移動し易くなり、両スペー
サ31,32の相対位置が変動する。なお、前記圧電素
子5は、その基端(下端)のみで支持フレーム6の後端
部6cに固着された片持ち梁状であり、印字ヘッドの作
動、つまり圧電素子5への電圧印加と停止との繰り返し
で振動することもあり、当該圧電素子5の先端(自由
端)側が可動子14の下面に対して相対的に横移動する
(振れる)ことも考えられる結果、前記両スペーサ(接
触部)31,32の相対位置が変動する。
【0010】このように相対位置の変動した状態のま
ま、次いで両スペーサ31,32が互いに押圧されたと
すると、アーム8の先端の後退位置が上下に変動し、前
記両ストッパー15,16の間に隙間ができる可能性が
あり、結果として印字ワイヤ7の進退量が変動して印字
ヘッドの印字品質の特性にばらつきが生じるのである。
本出願人は実験により、ヘッドギャップ、即ち印字ヘッ
ドと印字用紙との間隔が一定であれば、前記両スペーサ
(接触部)31,32の相対位置の変動の値は、固体差
があるものの、圧電素子の駆動回数に依らず、略一定に
なることを確認した。
ま、次いで両スペーサ31,32が互いに押圧されたと
すると、アーム8の先端の後退位置が上下に変動し、前
記両ストッパー15,16の間に隙間ができる可能性が
あり、結果として印字ワイヤ7の進退量が変動して印字
ヘッドの印字品質の特性にばらつきが生じるのである。
本出願人は実験により、ヘッドギャップ、即ち印字ヘッ
ドと印字用紙との間隔が一定であれば、前記両スペーサ
(接触部)31,32の相対位置の変動の値は、固体差
があるものの、圧電素子の駆動回数に依らず、略一定に
なることを確認した。
【0011】本発明は、前記従来の技術的課題を解決す
ることを目的とし、印字品質の特性が安定した印字ヘッ
ド装置を供給できるようにすることを目的するものであ
る。
ることを目的とし、印字品質の特性が安定した印字ヘッ
ド装置を供給できるようにすることを目的するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の印字ヘッド装置の組立て方法は、ヘッド本
体側に弾性的に支持され、且つ先端に印字ワイヤが取付
けられた印字機構を、電圧の印加による圧電素子の変位
によって前進させて印字し、印字機構の後退時には、ヘ
ッド本体側のストッパーに当接させるように構成した印
字装置において、圧電素子の基端をヘッド本体側に固着
し、該圧電素子の自由端に取付く接触部と印字機構に取
付く接触部とを対面させて当接するように配置し、印字
機構における圧電素子を駆動して停止した後、印字機構
またはヘッド本体側にストッパーを固着する方法を採用
するものである。
め、本発明の印字ヘッド装置の組立て方法は、ヘッド本
体側に弾性的に支持され、且つ先端に印字ワイヤが取付
けられた印字機構を、電圧の印加による圧電素子の変位
によって前進させて印字し、印字機構の後退時には、ヘ
ッド本体側のストッパーに当接させるように構成した印
字装置において、圧電素子の基端をヘッド本体側に固着
し、該圧電素子の自由端に取付く接触部と印字機構に取
付く接触部とを対面させて当接するように配置し、印字
機構における圧電素子を駆動して停止した後、印字機構
またはヘッド本体側にストッパーを固着する方法を採用
するものである。
【0013】
【実施例】次に本発明を具体化した実施例について説明
すると、印字ヘッド装置の基本的構成は、従来例を示す
図1と略同じである。即ち、符号1は正面視略円形状の
ヘッド本体を示し、カバー2は、略円板状の連結部2a
の外周縁からヘッド本体1の裏面側に向かって一体的に
延びる筒状部2bとにより構成し、ヘッド本体1及びカ
バー2はアルミニウム合金製である。
すると、印字ヘッド装置の基本的構成は、従来例を示す
図1と略同じである。即ち、符号1は正面視略円形状の
ヘッド本体を示し、カバー2は、略円板状の連結部2a
の外周縁からヘッド本体1の裏面側に向かって一体的に
延びる筒状部2bとにより構成し、ヘッド本体1及びカ
バー2はアルミニウム合金製である。
【0014】符号4は印字ユニットで、複数(実施例で
は24個)の印字ユニット4をヘッド本体1の裏面側に
放射状に配設する。ヘッド本体1の前面には、各印字ユ
ニット4における印字ワイヤ7を移動案内するための所
定数の案内板22が内装された中空状のノーズ部3を突
設してある。印字ユニット4は、圧電セラミックを積層
状に接着してなる前後長手の圧電素子5と、該圧電素子
5の前端に装着して圧電素子5の伸縮運動を拡大して印
字ワイヤ7に伝達するための印字機構9と、この印字機
構9及び圧電素子5を支持するため、ヘッド本体1の裏
面から後方に延びる支持フレーム6とからなる。支持フ
レーム6は前記圧電素子5の長手方向両側および後端部
を囲むように、メイン支柱部6aと副支柱部6bと後端
部6cとによりコ字型に一体的に形成されている。な
お、副支柱部6bを後端部6cにろう付け固着しても良
い。
は24個)の印字ユニット4をヘッド本体1の裏面側に
放射状に配設する。ヘッド本体1の前面には、各印字ユ
ニット4における印字ワイヤ7を移動案内するための所
定数の案内板22が内装された中空状のノーズ部3を突
設してある。印字ユニット4は、圧電セラミックを積層
状に接着してなる前後長手の圧電素子5と、該圧電素子
5の前端に装着して圧電素子5の伸縮運動を拡大して印
字ワイヤ7に伝達するための印字機構9と、この印字機
構9及び圧電素子5を支持するため、ヘッド本体1の裏
面から後方に延びる支持フレーム6とからなる。支持フ
レーム6は前記圧電素子5の長手方向両側および後端部
を囲むように、メイン支柱部6aと副支柱部6bと後端
部6cとによりコ字型に一体的に形成されている。な
お、副支柱部6bを後端部6cにろう付け固着しても良
い。
【0015】電圧の印加により、充電すると圧電素子5
はその積層方向(長手方向)に伸長し、放電すると収縮
するものであって、温度上昇で圧電素子5は縮小するの
で、それを補正する正の温度膨張特性を持つ温度補償体
25は、支持フレーム6の後端部6cと圧電素子5の後
端との間に介挿し、接着剤にて固着する。印字機構9
は、先端に印字ワイヤ7の基部をろう付けしてなる側面
視略三角形状のアーム8と、前記メイン支柱部6aの長
手方向後向きに平行に延びる板状の第1板ばね体12
と、同じく板状の第2板ばね体13と、この両ばね体1
2,13の先端を連結する剛体の連結部10とからな
り、連結部10をアーム8の基端部にろう付け等により
嵌合固定する。第1板ばね体12の基端部を前記メイン
支柱部6aの側面にろう付け固着する一方、第2板ばね
体13の基端部は、圧電素子5の前端面に接触部として
のスペーサ31,32を介して押圧状態にある可動子1
4の側面に同じくろう付け等により固着する。
はその積層方向(長手方向)に伸長し、放電すると収縮
するものであって、温度上昇で圧電素子5は縮小するの
で、それを補正する正の温度膨張特性を持つ温度補償体
25は、支持フレーム6の後端部6cと圧電素子5の後
端との間に介挿し、接着剤にて固着する。印字機構9
は、先端に印字ワイヤ7の基部をろう付けしてなる側面
視略三角形状のアーム8と、前記メイン支柱部6aの長
手方向後向きに平行に延びる板状の第1板ばね体12
と、同じく板状の第2板ばね体13と、この両ばね体1
2,13の先端を連結する剛体の連結部10とからな
り、連結部10をアーム8の基端部にろう付け等により
嵌合固定する。第1板ばね体12の基端部を前記メイン
支柱部6aの側面にろう付け固着する一方、第2板ばね
体13の基端部は、圧電素子5の前端面に接触部として
のスペーサ31,32を介して押圧状態にある可動子1
4の側面に同じくろう付け等により固着する。
【0016】可動子14の下面にろう付け等にて接合固
定した接触部としてのスペーサ31と、圧電素子5の先
端(自由端)にろう付け等にて接合固定した接触部とし
てのスペーサ32とは、互いに対面して広い面積で当接
するよう配置する。なお、図2の III−III 矢視箇所の
断面図である図3に示す符号23は、前記可動子14の
他側部と副支柱部6bとに跨がって配設する4節リンク
機構部材で、該4節リンク機構部材23はばね板等の弾
性材から成り、その広幅側板部23a,23aには側面
視略H状等の切欠き孔24を穿設し、該切欠き孔24よ
り外径側で、左右両広幅側板部23a,23aを副支柱
部6bの表裏側面及び可動子14の表裏側面に各々スポ
ット溶接により固定し(ろう付けでも可能)、圧電素子
5が電圧印加にて伸縮するとき、4節リンク機構部材2
3における左右両広幅側板部23a,23aが側面視平
行四辺形状に弾性変形して位置固定的な副支柱部6bの
長手方向に沿って平行状に可動子14が移動できるよう
に構成したものである。なお、前記左右両広幅側板部2
3a,23aの下方に形成した左右両ガイド板部23
b,23bは、副支柱部6bとメイン支柱部6aとに固
着する一方、可動子14の左右側面に上下案内動自在に
当接するように配設したものである。
定した接触部としてのスペーサ31と、圧電素子5の先
端(自由端)にろう付け等にて接合固定した接触部とし
てのスペーサ32とは、互いに対面して広い面積で当接
するよう配置する。なお、図2の III−III 矢視箇所の
断面図である図3に示す符号23は、前記可動子14の
他側部と副支柱部6bとに跨がって配設する4節リンク
機構部材で、該4節リンク機構部材23はばね板等の弾
性材から成り、その広幅側板部23a,23aには側面
視略H状等の切欠き孔24を穿設し、該切欠き孔24よ
り外径側で、左右両広幅側板部23a,23aを副支柱
部6bの表裏側面及び可動子14の表裏側面に各々スポ
ット溶接により固定し(ろう付けでも可能)、圧電素子
5が電圧印加にて伸縮するとき、4節リンク機構部材2
3における左右両広幅側板部23a,23aが側面視平
行四辺形状に弾性変形して位置固定的な副支柱部6bの
長手方向に沿って平行状に可動子14が移動できるよう
に構成したものである。なお、前記左右両広幅側板部2
3a,23aの下方に形成した左右両ガイド板部23
b,23bは、副支柱部6bとメイン支柱部6aとに固
着する一方、可動子14の左右側面に上下案内動自在に
当接するように配設したものである。
【0017】このように、可動子14を副支柱部6bの
長手方向に沿って平行状に、換言すれば圧電素子5の長
手方向に直線的に移動するように構成すれば、圧電セラ
ミックの積層接着面に曲げ力が作用せず、積層部や接着
面が不用意に剥がれることがない。本発明に従う印字機
構9の組立順序は、次のようにする。まず、前記Π型の
弾性体である一方の第2板ばね体13に可動子14を接
合し、他方の第1板ばね体12を支持フレーム6のメイ
ン支柱部6aに接合する。ついで、副支柱部6bに4節
リンク機構部材23の基部を接合し、その左右両広幅側
板部23a,23a間に可動子14を挟んだ状態で、そ
の左右両面に左右両広幅側板部23a,23aの自由端
側を接合固定する。左右両ガイド板部23b,23b
は、副支柱部6bとメイン支柱部6aとに固着する。
長手方向に沿って平行状に、換言すれば圧電素子5の長
手方向に直線的に移動するように構成すれば、圧電セラ
ミックの積層接着面に曲げ力が作用せず、積層部や接着
面が不用意に剥がれることがない。本発明に従う印字機
構9の組立順序は、次のようにする。まず、前記Π型の
弾性体である一方の第2板ばね体13に可動子14を接
合し、他方の第1板ばね体12を支持フレーム6のメイ
ン支柱部6aに接合する。ついで、副支柱部6bに4節
リンク機構部材23の基部を接合し、その左右両広幅側
板部23a,23a間に可動子14を挟んだ状態で、そ
の左右両面に左右両広幅側板部23a,23aの自由端
側を接合固定する。左右両ガイド板部23b,23b
は、副支柱部6bとメイン支柱部6aとに固着する。
【0018】次に、圧電素子5の基部を支持フレーム6
の後端部6cに接合し、次いで、可動子14の下面にス
ペーサ31を接合固着し、圧電素子5の自由端(上端
面)に他方のスペーサ32を接合固着して、2枚のスペ
ーサ31,32が互いに対面し当接するように組み立て
る。さらに、前記一対の板ばね体12,13の連結部1
0にアーム8の基端部を接合する。
の後端部6cに接合し、次いで、可動子14の下面にス
ペーサ31を接合固着し、圧電素子5の自由端(上端
面)に他方のスペーサ32を接合固着して、2枚のスペ
ーサ31,32が互いに対面し当接するように組み立て
る。さらに、前記一対の板ばね体12,13の連結部1
0にアーム8の基端部を接合する。
【0019】このように組立てた全ての印字ユニット4
に対して、所定の条件で圧電素子5に電圧を印加して試
験的に馴らし運転駆動した後、アーム8を静止させ、そ
の状態でアーム側ストッパー15と支持側ストッパー1
6との隙間が零になるようにして、アーム側ストッパー
15又は/及び支持側ストッパー16を固定するのであ
る。
に対して、所定の条件で圧電素子5に電圧を印加して試
験的に馴らし運転駆動した後、アーム8を静止させ、そ
の状態でアーム側ストッパー15と支持側ストッパー1
6との隙間が零になるようにして、アーム側ストッパー
15又は/及び支持側ストッパー16を固定するのであ
る。
【0020】ここで所定の条件とは、後退位置の印字ワ
イヤ7の先端とプラテン30表面との隙間寸法G(以下
印字ギャップという)を所定値に設定した状態で圧電素
子5を作動させるものであり、この印字ギャップGが有
る値より小さいときには、圧電素子5を駆動後にアーム
8を静止させると、その静止状態ではアーム8先端位置
Hもしくは、該アーム8に取付く印字ワイヤ7の先端位
置Hが、印字ギャップGが極めて大きい場合に比べて上
昇している状態となる。
イヤ7の先端とプラテン30表面との隙間寸法G(以下
印字ギャップという)を所定値に設定した状態で圧電素
子5を作動させるものであり、この印字ギャップGが有
る値より小さいときには、圧電素子5を駆動後にアーム
8を静止させると、その静止状態ではアーム8先端位置
Hもしくは、該アーム8に取付く印字ワイヤ7の先端位
置Hが、印字ギャップGが極めて大きい場合に比べて上
昇している状態となる。
【0021】本発明者の実験結果を図4に示す。図4の
横軸は印字ギャップG(単位:ミリメートル)、縦軸は
前記の各印字ギャップGの値に設定した状態で圧電素子
5を駆動後の、静止状態でのアーム8先端位置Hまたは
印字ワイヤ7の先端位置H(単位:マイクロメートル、
μm)である。実験は一つの印字ヘッド装置に関しての
2か所の印字ワイヤについて測定したもので、一つは白
丸、他の一つは黒丸で示す。
横軸は印字ギャップG(単位:ミリメートル)、縦軸は
前記の各印字ギャップGの値に設定した状態で圧電素子
5を駆動後の、静止状態でのアーム8先端位置Hまたは
印字ワイヤ7の先端位置H(単位:マイクロメートル、
μm)である。実験は一つの印字ヘッド装置に関しての
2か所の印字ワイヤについて測定したもので、一つは白
丸、他の一つは黒丸で示す。
【0022】この図で理解できるように、印字ギャップ
Gが0.55mmのときは、圧電素子5を駆動させて印字ワイ
ヤ7が最も前進した状態であっても、当該印字ワイヤ7
の先端がプラテン30の表面に衝突することがなく、印
字ギャップGが無限大と同じである。このときの前記先
端位置Hを基準値(零)にして、印字ギャップGを順次
小さい値に設定した状態で、圧電素子5を駆動後にアー
ム8を静止させると、その静止状態でのアーム8先端位
置Hまたは印字ワイヤ7の先端位置Hは上昇する。黒丸
の実験結果では、印字ギャップGが0.55mmから0.35mmま
では前記先端位置Hは順次上昇するが、印字ギャップG
が0.35mm以下のときには、前記先端位置Hは約10数μ
m上昇した状態で安定する。白丸の実験結果によれば、
印字ギャップGが0.25mm以下のときには、前記先端位置
Hは約10μm上昇した状態で安定する。
Gが0.55mmのときは、圧電素子5を駆動させて印字ワイ
ヤ7が最も前進した状態であっても、当該印字ワイヤ7
の先端がプラテン30の表面に衝突することがなく、印
字ギャップGが無限大と同じである。このときの前記先
端位置Hを基準値(零)にして、印字ギャップGを順次
小さい値に設定した状態で、圧電素子5を駆動後にアー
ム8を静止させると、その静止状態でのアーム8先端位
置Hまたは印字ワイヤ7の先端位置Hは上昇する。黒丸
の実験結果では、印字ギャップGが0.55mmから0.35mmま
では前記先端位置Hは順次上昇するが、印字ギャップG
が0.35mm以下のときには、前記先端位置Hは約10数μ
m上昇した状態で安定する。白丸の実験結果によれば、
印字ギャップGが0.25mm以下のときには、前記先端位置
Hは約10μm上昇した状態で安定する。
【0023】この現象を前記黒丸の印字ワイヤの箇所で
観察すると、印字ギャップGが所定値(0.35mm)より大
きいときには、アーム8の後退時における可動子14に
おけるスペーサ31と圧電素子5におけるスペーサ32
との押圧力が不足する。この状態で圧電素子5を駆動さ
せる(伸縮させる)と、圧電素子5の伸長にて可動子1
4を押し上げるときはともかく、圧電素子5が収縮する
ときには、圧電素子5の先端は可動子14から離れ勝手
となるのだから、前記両スペーサ31,32の間に隙間
ができる瞬間がある。
観察すると、印字ギャップGが所定値(0.35mm)より大
きいときには、アーム8の後退時における可動子14に
おけるスペーサ31と圧電素子5におけるスペーサ32
との押圧力が不足する。この状態で圧電素子5を駆動さ
せる(伸縮させる)と、圧電素子5の伸長にて可動子1
4を押し上げるときはともかく、圧電素子5が収縮する
ときには、圧電素子5の先端は可動子14から離れ勝手
となるのだから、前記両スペーサ31,32の間に隙間
ができる瞬間がある。
【0024】その瞬間にもアーム8が第1板ばね体12
の中途部箇所を回動中心とするように揺動しているのだ
から、この揺動するアーム8に連結したもう一方の第2
板ばね体13に取付く前記可動子14は、当該第2板ば
ね体13の撓み変形に応じて移動し易くなり、両スペー
サ31,32の相対位置が変動する。なお、前記圧電素
子5は、その基端(下端)のみで支持フレーム6の後端
部6cに固着された片持ち梁状であり、印字ヘッドの作
動、つまり圧電素子5への電圧印加と停止との繰り返し
で振動することもあり、当該圧電素子5の先端(自由
端)側が可動子14の下面に対して相対的に横移動する
(振れる)ことも考えられる結果、前記両スペーサ3
1,32の相対位置が変動する。
の中途部箇所を回動中心とするように揺動しているのだ
から、この揺動するアーム8に連結したもう一方の第2
板ばね体13に取付く前記可動子14は、当該第2板ば
ね体13の撓み変形に応じて移動し易くなり、両スペー
サ31,32の相対位置が変動する。なお、前記圧電素
子5は、その基端(下端)のみで支持フレーム6の後端
部6cに固着された片持ち梁状であり、印字ヘッドの作
動、つまり圧電素子5への電圧印加と停止との繰り返し
で振動することもあり、当該圧電素子5の先端(自由
端)側が可動子14の下面に対して相対的に横移動する
(振れる)ことも考えられる結果、前記両スペーサ3
1,32の相対位置が変動する。
【0025】なお、スペーサ31,32の相対位置の変
動は圧電素子の駆動回数に影響されないことは実験によ
り確認されている。このように相対位置の変動した状態
のまま、次いで両スペーサ31,32が互いに押圧され
たとすると、アーム8の先端の後退位置が上下に変動
し、前記両ストッパー15,16の間に隙間ができる可
能性があり、結果として印字ワイヤ7の進退量が変動し
て印字ヘッドの印字品質の特性にばらつきが生じるので
ある。
動は圧電素子の駆動回数に影響されないことは実験によ
り確認されている。このように相対位置の変動した状態
のまま、次いで両スペーサ31,32が互いに押圧され
たとすると、アーム8の先端の後退位置が上下に変動
し、前記両ストッパー15,16の間に隙間ができる可
能性があり、結果として印字ワイヤ7の進退量が変動し
て印字ヘッドの印字品質の特性にばらつきが生じるので
ある。
【0026】他方、印字ギャップGが0.35mm以下のとき
には、圧電素子5が収縮したときにも可動子14下面の
スペーサ31と圧電素子5上面のスペーサ31が離れる
ことがなく、従って、アーム8先端位置Hも、圧電素子
5の駆動前と駆動後で変化せず、安定していると考えら
れる。なお、白丸の実験結果によれば、印字ギャップG
が0.25mm以下のとき前述の安定した状態が得られる。
には、圧電素子5が収縮したときにも可動子14下面の
スペーサ31と圧電素子5上面のスペーサ31が離れる
ことがなく、従って、アーム8先端位置Hも、圧電素子
5の駆動前と駆動後で変化せず、安定していると考えら
れる。なお、白丸の実験結果によれば、印字ギャップG
が0.25mm以下のとき前述の安定した状態が得られる。
【0027】このように、所定の印字ギャップに設定し
て一旦圧電素子5を駆動したのち、の静止状態のアーム
8側のストッパー15に対して当接するように、副支柱
部6bに支持側ストッパー16を固定すれば、後退位置
(静止位置)におけるアーム8の先端位置は最も上昇し
た位置にあるのだから、その後の圧電素子5の駆動によ
っても後退位置(静止位置)におけるアーム8の先端位
置に変動が生じず、従って、安定した印字品質を得るこ
とができるのである。
て一旦圧電素子5を駆動したのち、の静止状態のアーム
8側のストッパー15に対して当接するように、副支柱
部6bに支持側ストッパー16を固定すれば、後退位置
(静止位置)におけるアーム8の先端位置は最も上昇し
た位置にあるのだから、その後の圧電素子5の駆動によ
っても後退位置(静止位置)におけるアーム8の先端位
置に変動が生じず、従って、安定した印字品質を得るこ
とができるのである。
【0028】なお、ストッパー15,16の固定の実施
例を図2及び図5に示す。この実施例では、アーム8の
裏面に金属製、セラミック製、合成樹脂製等のアーム側
ストッパー15を予め接着剤等にて固定する。他方、副
支柱部6bの前端面をアーム8の長手方向に沿い、且つ
アーム8の基端側に行くに従って当該アーム8の裏面に
近づくような傾斜案内面17を形成する。この傾斜案内
面17に沿って移動させた後固定する支持側ストッパー
16は側面視略台形状、または三角形などの楔型に形成
するものである。
例を図2及び図5に示す。この実施例では、アーム8の
裏面に金属製、セラミック製、合成樹脂製等のアーム側
ストッパー15を予め接着剤等にて固定する。他方、副
支柱部6bの前端面をアーム8の長手方向に沿い、且つ
アーム8の基端側に行くに従って当該アーム8の裏面に
近づくような傾斜案内面17を形成する。この傾斜案内
面17に沿って移動させた後固定する支持側ストッパー
16は側面視略台形状、または三角形などの楔型に形成
するものである。
【0029】この傾斜案内面17又は/及び支持側スト
ッパー16の接当面に接着剤を予め塗布し、傾斜案内面
17沿って支持側ストッパー16を移動させ、該支持側
ストッパー16の前面と前記アーム側ストッパー15の
裏面とが当接(隙間零)した状態で固定する。この場
合、図5の(a)または(b)に示すように、副支柱部
6bの前端面に突条部18を形成し、この突条部18に
前記傾斜案内面17を形成する一方、支持側ストッパー
16の裏面には突条部18に摺動自在に嵌合する溝部1
9を形成する。このようにすれば、支持側ストッパー1
6の装着、移動作業が容易になると共に支持側ストッパ
ー16と副支柱部6bとの接着面積を増大させることが
できる。
ッパー16の接当面に接着剤を予め塗布し、傾斜案内面
17沿って支持側ストッパー16を移動させ、該支持側
ストッパー16の前面と前記アーム側ストッパー15の
裏面とが当接(隙間零)した状態で固定する。この場
合、図5の(a)または(b)に示すように、副支柱部
6bの前端面に突条部18を形成し、この突条部18に
前記傾斜案内面17を形成する一方、支持側ストッパー
16の裏面には突条部18に摺動自在に嵌合する溝部1
9を形成する。このようにすれば、支持側ストッパー1
6の装着、移動作業が容易になると共に支持側ストッパ
ー16と副支柱部6bとの接着面積を増大させることが
できる。
【0030】図6及び図7は、アーム側ストッパー15
を位置固定的な支持側ストッパー16に対して移動させ
て、互いに当接するようにした実施例を示す。アーム8
裏面には、その基端側に行くに従って支持側ストッパー
16に接近するような段付突条の傾斜案内面20を形成
する一方、アーム側ストッパー15の前面には、前記傾
斜案内面20に摺動自在に嵌合する溝部21を形成す
る。
を位置固定的な支持側ストッパー16に対して移動させ
て、互いに当接するようにした実施例を示す。アーム8
裏面には、その基端側に行くに従って支持側ストッパー
16に接近するような段付突条の傾斜案内面20を形成
する一方、アーム側ストッパー15の前面には、前記傾
斜案内面20に摺動自在に嵌合する溝部21を形成す
る。
【0031】なお、前記アーム8にアーム側ストッパー
15を一体的に形成したり、副支柱部6bなどヘッド本
体側に支持側ストッパー16を一体的に形成して設けて
も良い。また、アーム8におけるアーム側ストッパー1
5を設けるべき箇所に、一つまたは複数の貫通孔を穿設
する。そして、成形型における前記アーム側ストッパー
15の形状にくり抜いたキャビティ(空所)内に前記貫
通孔が位置するようにアーム8をセットし、該成形型内
に合成樹脂を注入することにより、貫通孔内にも合成樹
脂が入り込んだ状態で硬化するので、アーム側ストッパ
ー15の取付け強度を向上させることができる。
15を一体的に形成したり、副支柱部6bなどヘッド本
体側に支持側ストッパー16を一体的に形成して設けて
も良い。また、アーム8におけるアーム側ストッパー1
5を設けるべき箇所に、一つまたは複数の貫通孔を穿設
する。そして、成形型における前記アーム側ストッパー
15の形状にくり抜いたキャビティ(空所)内に前記貫
通孔が位置するようにアーム8をセットし、該成形型内
に合成樹脂を注入することにより、貫通孔内にも合成樹
脂が入り込んだ状態で硬化するので、アーム側ストッパ
ー15の取付け強度を向上させることができる。
【0032】なお、前記前記一対の板ばね体12,13
の連結部10にアーム8の基端部を接合する前に、各印
字ユニット4に対応する圧電素子5を駆動させても、前
述と略同じ作用効果を奏する。通常の印字作動時におい
ては、図2に示すように電圧印加で圧電素子5が矢印B
方向に伸長するとき、前記メイン支柱部6aに固着した
板ばね体12の長手方向略中途部を回動中心とするよう
に両板ばね体12,13の連結部10が矢印A方向に揺
動変位して、その変位量をアーム8で拡大し、印字ワイ
ヤ7をノーズ部3から突出するように駆動させるのであ
る。圧電素子5から充電電荷を急激に放電すると、両ば
ね体12,13の弾性力により、アーム8が逆方向に揺
動し、アーム側ストッパ15が支持側ストッパ16に当
接して振動を繰り返しつつ減衰して止まる。
の連結部10にアーム8の基端部を接合する前に、各印
字ユニット4に対応する圧電素子5を駆動させても、前
述と略同じ作用効果を奏する。通常の印字作動時におい
ては、図2に示すように電圧印加で圧電素子5が矢印B
方向に伸長するとき、前記メイン支柱部6aに固着した
板ばね体12の長手方向略中途部を回動中心とするよう
に両板ばね体12,13の連結部10が矢印A方向に揺
動変位して、その変位量をアーム8で拡大し、印字ワイ
ヤ7をノーズ部3から突出するように駆動させるのであ
る。圧電素子5から充電電荷を急激に放電すると、両ば
ね体12,13の弾性力により、アーム8が逆方向に揺
動し、アーム側ストッパ15が支持側ストッパ16に当
接して振動を繰り返しつつ減衰して止まる。
【0033】
【発明の作用及び効果】以上のように、本発明によれ
ば、ヘッド本体側に弾性的に支持され、且つ先端に印字
ワイヤが取付けられた印字機構を、電圧の印加による圧
電素子の変位によって前進させて印字し、印字機構の後
退時には、ヘッド本体側のストッパーに当接させるよう
に構成した印字装置において、圧電素子の基端をヘッド
本体側に固着し、該圧電素子の自由端に取付く接触部と
印字機構に取付く接触部とを対面させて当接するように
配置し、予め印字機構における圧電素子を駆動して後停
止させると、圧電素子側の接触部と印字機構側の接触部
との当接具合が安定し、印字機構における印字ワイヤの
前進状態が定まるから、その安定した状態になった後、
静止状態の印字機構に対してヘッド本体側のストッパー
が当接するように、印字機構またはヘッド本体側にスト
ッパーを固着すれば、印字機構の静止状態が安定し、そ
の後の圧電素子を作動による印字品質を向上させること
ができるという効果を奏する。
ば、ヘッド本体側に弾性的に支持され、且つ先端に印字
ワイヤが取付けられた印字機構を、電圧の印加による圧
電素子の変位によって前進させて印字し、印字機構の後
退時には、ヘッド本体側のストッパーに当接させるよう
に構成した印字装置において、圧電素子の基端をヘッド
本体側に固着し、該圧電素子の自由端に取付く接触部と
印字機構に取付く接触部とを対面させて当接するように
配置し、予め印字機構における圧電素子を駆動して後停
止させると、圧電素子側の接触部と印字機構側の接触部
との当接具合が安定し、印字機構における印字ワイヤの
前進状態が定まるから、その安定した状態になった後、
静止状態の印字機構に対してヘッド本体側のストッパー
が当接するように、印字機構またはヘッド本体側にスト
ッパーを固着すれば、印字機構の静止状態が安定し、そ
の後の圧電素子を作動による印字品質を向上させること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字ヘッドの側断面図である。
【図2】要部拡大側面図である。
【図3】図2の III−III 矢視断面図である。
【図4】印字キャップとアーム先端位置との関係を示す
図である。
図である。
【図5】(a)は図2のV−V矢視断面図で示す一実施
例であり、(b)は同じく図2のV−V矢視断面図で示
す他の実施例である。
例であり、(b)は同じく図2のV−V矢視断面図で示
す他の実施例である。
【図6】他の実施例を示す要部側面図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視で示す断面図である。
1 ヘッド本体 3 ノーズ部 5 圧電素子 6 支持フレーム 6b 副支柱部 7 印字ワイヤ 8 アーム 9 印字機構 12 第1板ばね体 13 第2板ばね体 14 可動子 15 アーム側ストッパー 16 支持側ストッパー 17,20 傾斜案内面 18 突条部 19,21 溝部 23 4節リンク機構部材 30 プラテン 31,32 スペーサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ヘッド本体側に弾性的に支持され、且つ
先端に印字ワイヤが取付けられた印字機構を、電圧の印
加による圧電素子の変位によって前進させて印字し、印
字機構の後退時には、ヘッド本体側のストッパーに当接
させるように構成した印字装置において、圧電素子の基
端をヘッド本体側に固着し、該圧電素子の自由端に取付
く接触部と印字機構に取付く接触部とを対面させて当接
するように配置し、印字機構における圧電素子を駆動し
て停止した後、印字機構またはヘッド本体側にストッパ
ーを固着したことを特徴とする印字へッド装置の組立て
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18859391A JPH0531924A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 印字ヘツド装置の組立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18859391A JPH0531924A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 印字ヘツド装置の組立て方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531924A true JPH0531924A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16226378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18859391A Pending JPH0531924A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 印字ヘツド装置の組立て方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0531924A (ja) |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP18859391A patent/JPH0531924A/ja active Pending
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